JP6718012B1 - 資金移動管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】金融機関のユーザーが種々の出来事の情報の通知に起因して貯金しようとする動機を促進し、また、ユーザーが抱く心理的要素が付加された貯金箱(資金振替)に関するデータを取得する資金移動管理装置を提供する。【解決手段】一のイベントが発生したことに起因して第1の口座から第2の口座へ資金を移動させる資金移動指示であって、第1の口座から第2の口座への振替金額、資金移動指示を行うときのユーザーのメンタル上の肯定的評価又は否定的評価を区別する心理的プラス・マイナス情報及びユーザーのメンタル上の損得度を定量評価する定量的評価情報を含む資金移動指示を受け付ける手段と、資金移動指示に基づいて、振替金額について、第1の口座から出金して第2の口座へ入金する指示を行う手段と、資金移動指示に基づいて、第2口座情報として、心理的プラス・マイナス情報、振替金額及び定量的評価情報を関連付けて登録する手段と、を有する。【選択図】図2

Description

種々の出来事の発生に関連して行った口座間の資金移動に関する情報と、種々の出来事に対してユーザーが抱く思いに関する情報と、を関連付けて取得し、貯金を促進し管理する技術に関する。
従来、銀行等の金融機関は決済情報などの膨大なパーソナルデータを保有しているところ、このようなビックデータを活用して新たなサービスの創造が期待される。ただし、このようなビックデータに、新サービスを創造する上で重要と思われる利用者の心理情報に関しては含まれていない。
一方日本では、社会の低成長や低金利環境を背景に、預貯金に頼らない資産形成の重要性が叫ばれているところではあるが、資産運用教育の不十分さもあり、投資行動の普及はなかなか進んでいないのが実情である。そのような中、日本では古くから、中・長期的な資産形成活動の一環として目的・目標の達成のために、何時でも貯金が出来る貯金箱が用いられることが有る。
他方、貯金箱に関するアイデアが種々提案されており、例えば、特許文献1では、利用者に対して貯蓄を効率良く行わせることを目的として、貯蓄支援装置なるものが提案されている。
特開2018−106416号公報
しかしながら、上記の従来技術においては、ユーザーが貯金しようとする動機を促進する事が考慮されておらず、また、所謂ビックデータを利用した新サービス創出の素となり得る心理的情報を取り扱うことができないという問題点があった。
そこで本発明では、上記問題点に鑑み、預貯金・デジタルマネー・仮想通貨等を取り扱う金融機関のユーザーが種々の出来事の情報の通知に起因して貯金しようとする動機を促進し、また、ユーザーが抱く心理的要素が付加された貯金箱(資金振替)に関するデータを取得する資金移動管理装置を提供することを目的とする。
開示する資金移動管理装置の一形態は、第1の口座に関する情報である第1口座情報と、第2の口座に関する情報である第2口座情報と、を記憶する口座情報記憶手段と、一のイベントが発生したことに起因して前記第1の口座から前記第2の口座へ資金を移動させる資金移動指示であって、前記第1の口座から前記第2の口座へ移動させる金額である振替金額、前記資金移動指示を行うときのユーザーのメンタル上の肯定的評価又は否定的評価を区別する指標である心理的プラス・マイナス情報及び前記ユーザーのメンタル上の損得度を定量評価する指標である定量的評価情報を含む前記資金移動指示を受け付ける資金移動指示受付手段と、前記第1口座情報、前記第2口座情報及び前記資金移動指示に基づいて、前記振替金額について、前記第1の口座から出金して前記第2の口座へ入金する指示を行う振替指示手段と、前記資金移動指示に基づいて、前記第2口座情報として、前記心理的プラス・マイナス情報、前記振替金額及び前記定量的評価情報を関連付けて登録する振替情報登録手段と、を有することを特徴とする。
開示する資金移動管理装置は、預貯金・デジタルマネー・仮想通貨等を取り扱う金融機関のユーザーが種々の出来事の情報の通知に起因して貯金しようとする動機を促進し、また、ユーザーが抱く心理的要素が付加された貯金箱(資金振替)に関するデータを取得することができる。
本実施の形態に係る資金移動管理装置の概要を説明する図である。 本実施の形態に係る資金移動管理装置の機能ブロック図である。 本実施の形態に係る口座情報記憶手段を説明する図である。 本実施の形態に係る資金移動管理装置のハードウエア構成例を示す図である。 本実施の形態に係る資金移動管理装置による処理の流れを示すフローチャートである。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る資金移動管理装置の動作原理)
図1を用いて、本実施の形態に係る資金移動管理装置(以下、単に「本装置」という。)の動作原理について説明する。図1は、本装置100と他装置との接続関係を示す図である。
図1で示すように、本装置100は、通信ネットワーク340を介して、金融機関が管理するサーバー装置310、ユーザー320が操作するユーザー端末330と接続される。ここで、通信ネットワーク340は、有線方式の形態であっても良く、無線方式の形態であっても良い。ユーザー端末330は、スマートホンのような携帯情報端末であっても良く、デスクトップ型・ノート型のようなパーソナルコンピューターであっても良い。
本装置100は、ある事象の発生に伴ってユーザー320が貯金行為を行いたいと欲するとき、サーバー装置310に対し、決済用口座210から貯金用口座230へ資金振替の指示を行い、サーバー装置310は、本装置100による指示に従って口座間の資金移動を行う。また、本装置100は、ユーザー320による資金振替の指示と共に、その貯金行為の原因となった事象や貯金行為を行うに際しての気分・気持ちを表す情報も受け取り、受け取った情報を関連付けて記憶する。なお、本装置100とサーバー装置310とが同一である形態であっても良く、異なる形態であっても良い。
本装置100が記憶する上記情報は、新サービス創出の素となり得る心理的情報を含む所謂ビックデータであり、このようなビックデータを活用して新たなサービスの創造が期待される。このように本装置100は、預貯金・デジタルマネー・仮想通貨等を取り扱う金融機関310の利用者320が抱く心理的要素が付加された貯金箱(資金振替)に関するデータを取得することが可能である。
図2は、本装置100の機能ブロック図である。図2で示すように、本装置100は、口座情報記憶手段110、イベント通知受信手段120、資金移動指示受付手段130、振替指示手段140、振替情報登録手段150を有する。
口座情報記憶手段110は、第1の口座210に関する情報である第1口座情報220と、第2の口座230に関する情報である第2口座情報240と、を記憶する。ここでいう口座とは、預貯金・デジタルマネー・仮想通貨等を取り扱う金融機関に開設される口座のことをいう。第1の口座210は、所謂決済用の口座である。第2の口座230は、所謂貯金用の口座である。
図3で示すように、第1口座情報220は、例えば、金融機関識別情報、支店識別情報、第1の口座210を識別する口座識別情報(当座・普通等の別、口座番号等)、残高情報、取引情報(日付含む)等が関連付けられた情報である。なお、金融機関識別情報とは、銀行等の金融機関を識別するための情報であって、例えば、銀行名等が該当する。
図3で示すように、第2口座情報240は、例えば、金融機関識別情報、支店識別情報、第2の口座230を識別する口座識別情報、紐付けられる第1の口座210を識別する口座識別情報、残高情報、取引情報(日付含む)、心理的プラス・マイナス情報290、定量的評価情報300、備考情報等が関連付けられた情報である。
心理的プラス・マイナス情報290とは、本装置100による処理によって貯金を行うときのユーザー320のメンタル上の肯定的評価又は否定的評価を区別する指標であり、例えば、メンタル上の肯定的評価を表す「+」やメンタル上の否定的評価を表す「−」などの情報である。定量的評価情報300は、本装置100による処理によって貯金を行うときのユーザー320のメンタル上の損得度を定量評価する指標であり、例えば、「10」や「5」の段階評価の結果などの情報である。心理的プラス・マイナス情報290は、振替金額280と組み合わせて貯金行為の金銭的評価を表すが、定量的評価情報300は、ユーザー320の資産額によって左右されずに貯金行為の評価を表すものである。
第2口座情報240における備考情報とは、例えば、貯金行為を行う原因となった取引内容、具体的な商品・サービスの名称、店舗の名称、ユーザー320の感想、レシートデータ、写真などの画像データ等、ユーザー320が貯金行為に紐付けて備忘録的に書き留める情報が想定される。
イベント通知受信手段120は、イベント250が発生したことを知らせる通知を受信する。イベント250は、発生する種々の事象のことであり、例えば、デビットカードによる決済など第1の口座210に関連付けて記帳される取引、ユーザーの関心のある事項の情報である。イベント通知受信手段120へイベント250が発生したことを知らせる通知主体は、第1の口座210を管理する金融機関310、SNS(Social Networking Service)、ニュース発信サイト等、特に限定されるものではない。
資金移動指示受付手段130は、イベント250が発生したことに起因して第1の口座210から第2の口座230へ資金を移動させる資金移動指示270を受け付ける。なお、第1の口座210から第2の口座230へ資金を移動させる行為を貯金行為という。資金移動指示270は、第1の口座210から第2の口座230へ移動させる金額である振替金額280、心理的プラス・マイナス情報290及び定量的評価情報300を含む。また、資金移動指示270は、イベント通知受信手段120によって受信され、イベント250が発生したことを知らせる通知を特定する通知特定情報260を含む。
振替指示手段140は、第1口座情報220、第2口座情報240及び資金移動指示270に基づいて、振替金額280について、第1の口座210から出金して第2の口座230へ入金する指示を行う。振替指示手段140は、第1の口座210、第2の口座230を管理する金融機関310へ指示を行う形態としても良いし、本装置100が備える第1の口座210、第2の口座230を管理するシステムに対し指示を行う形態としても良い。振替指示手段140は、口座情報記憶手段110が備える第1口座情報220及び第2口座情報240を利用することによって、出金すべき第1の口座210、入金すべき第2の口座230を特定する。
振替情報登録手段150は、資金移動指示270に基づいて、第2口座情報240として、心理的プラス・マイナス情報290、振替金額280、定量的評価情報300、通知特定情報260、その他ユーザー320の操作に基づき受け付ける情報を関連付けて口座情報記憶手段110に登録する。振替情報登録手段150は、第2口座情報240として、貯金行為を行う原因となった取引内容、具体的な商品・サービスの名称、店舗の名称、ユーザー320の感想、レシートデータ、写真などの画像データ等、ユーザー320が貯金行為に紐付けて備忘録的に書き留める情報などを備忘情報として口座情報記憶手段110に登録する形態としても良い。
本装置100は、上記した動作原理に基づいて、預貯金・デジタルマネー・仮想通貨等を取り扱う金融機関310の利用者320が抱く心理的要素が付加された貯金箱(資金振替)に関するデータを取得することができる。本装置100が記憶する情報は、新サービス創出の素となり得る心理的情報を含む所謂ビックデータであり、このようなビックデータを活用して新たなサービスの創造が期待される。
ユーザー320は、イベント250の発生の通知に起因して貯金をしようとする動機が促進されることが期待される。また、第2口座情報240は、ユーザー320の性格に合った資産形成活動の有用な情報として活用できると想定される。
(本実施の形態に係る資金移動管理装置のハードウエア構成)
図4を用いて、本装置100のハードウエア構成例について説明する。図4は、本装置100のハードウエア構成の一例を示す図である。図4で示すように、本装置100は、CPU(Central Processing Unit)410、ROM(Read-Only Memory)420、RAM(Random Access Memory)430、補助記憶装置440、通信I/F450、入力装置460、表示装置470、記憶媒体I/F480を有する。
CPU410は、ROM420に記憶されたプログラムを実行する装置であり、RAM430に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、本装置100全体を制御する。ROM420は、CPU410が実行するプログラムやデータを記憶している。RAM430は、CPU410でROM420に記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時的に保持する。
補助記憶装置440は、基本ソフトウエアであるOS(Operating System)や本実施の形態に係るアプリケーションプログラムなどを、関連するデータとともに記憶する装置である。補助記憶装置440は、記憶手段110を含むと考えても良く、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどである。
通信I/F450は、有線・無線LAN(Local Area Network)、インターネットなどの通信ネットワーク340に接続し、通信機能を提供する他装置310、330などとデータの授受を行うためのインターフェースである。
入力装置460は、キーボードなど本装置100にデータ入力を行うための装置である。表示装置(出力装置)470は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される装置であり、本装置100が有する機能をユーザーが利用する際や各種設定を行う際のユーザーインターフェースとして機能する装置である。記憶媒体I/F480は、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリなどの記憶媒体490とデータの送受信を行うためのインターフェースである。
本装置100が有する各手段は、CPU410が、ROM420又は補助記憶装置440に記憶された各手段に対応するプログラムを実行することにより実現される形態としても良い。また、本装置100が有する各手段は、当該各手段に関する処理をハードウエアとして実現される形態としても良い。また、通信I/F450を介して外部サーバー装置から本発明に係るプログラムを読み込ませたり、記憶媒体I/F480を介して記憶媒体490から本発明に係るプログラムを読み込ませたりして、本装置100に当該プログラムを実行させる形態としても良い。
(本実施の形態に係る資金移動管理装置による処理例)
図5を用いて、本装置100による処理例について説明する。図5は、本装置100により処理の一例の流れを示すフローチャートである。
S10でイベント通知受信手段120が、イベント250が発生したことを知らせる通知を受信する場合(S10でYes)、処理はS20へ移行する。S10でイベント通知受信手段120が、イベント250が発生したことを知らせる通知を受信しない場合(S10でNo)、処理はS60へ移行する。
S10でYesの場合、イベント通知受信手段120は、例えば、デビットカードによる決済など第1の口座210に関連付けて記帳される取引、ユーザーの関心のある事項の情報のような発生する種々の事象250が発生したことを知らせる通知を受信する。なお、通知主体は、第1の口座210を管理する金融機関310、SNS(Social Networking Service)、ニュース発信サイト等、特に限定されるものではない。
S20で資金移動指示受付手段130が、S10において通知されたようなイベント250が発生したことに起因して第1の口座210から第2の口座230へ資金を移動させる資金移動指示270を受け付ける場合(S20でYes)、処理はS30へ移行する。一方、S20で資金移動指示受付手段130が、S10において通知されたようなイベント250が発生したことに起因して第1の口座210から第2の口座230へ資金を移動させる資金移動指示270を受け付けない場合(S20でNo)、本装置100による処理は終了する。
S30で資金移動指示受付手段130が、イベント250が発生したことに起因して第1の口座210から第2の口座230へ資金を移動させる資金移動指示270を受け付ける。資金移動指示270は、第1の口座210から第2の口座230へ移動させる金額である振替金額280、心理的プラス・マイナス情報290及び定量的評価情報300を含む。また、資金移動指示270は、イベント通知受信手段120によって受信され、イベント250が発生したことを知らせる通知を特定する通知特定情報260を含む。
S40で振替指示手段140が、第1口座情報220、第2口座情報240及びS30において受け付けた資金移動指示270に基づいて、振替金額280について、第1の口座210から出金して第2の口座230へ入金する指示を行う。
振替指示手段140は、第1の口座210、第2の口座230を管理する金融機関310へ指示を行う形態としても良いし、本装置100が備える第1の口座210、第2の口座230を管理するシステムに対し指示を行う形態としても良い。振替指示手段140は、口座情報記憶手段110が備える第1口座情報220及び第2口座情報240を利用することによって、出金すべき第1の口座210、入金すべき第2の口座230を特定する。
S50で振替情報登録手段150が、S30において受け付けた資金移動指示270に基づいて、第2口座情報240として、心理的プラス・マイナス情報290、振替金額280、定量的評価情報300、通知特定情報260、その他ユーザー320の操作に基づき受け付ける情報を関連付けて口座情報記憶手段110に登録する。
振替情報登録手段150は、第2口座情報240として、貯金行為を行う原因となった取引内容、具体的な商品・サービスの名称、店舗の名称、ユーザー320の感想、レシートデータ、写真などの画像データ等、ユーザー320が貯金行為に紐付けて備忘録的に書き留める情報などを備忘情報として口座情報記憶手段110に登録する形態としても良い。
S60で資金移動指示受付手段130が、何かしらの事象250が発生したことに起因して第1の口座210から第2の口座230へ資金を移動させる資金移動指示270を受け付ける場合(S60でYes)、処理はS70へ移行する。一方、S60で資金移動指示受付手段130が、資金移動指示270を受け付けない場合(S60でNo)、本装置100による処理は終了する。
S70で資金移動指示受付手段130が、何らかの事象250が発生したことに起因して第1の口座210から第2の口座230へ資金を移動させる資金移動指示270を受け付ける。資金移動指示270は、第1の口座210から第2の口座230へ移動させる金額である振替金額280、心理的プラス・マイナス情報290及び定量的評価情報300を含む。
S80で振替指示手段140が、第1口座情報220、第2口座情報240及びS70において受け付けた資金移動指示270に基づいて、振替金額280について、第1の口座210から出金して第2の口座230へ入金する指示を行う。
振替指示手段140は、第1の口座210、第2の口座230を管理する金融機関310へ指示を行う形態としても良いし、本装置100が備える第1の口座210、第2の口座230を管理するシステムに対し指示を行う形態としても良い。振替指示手段140は、口座情報記憶手段110が備える第1口座情報220及び第2口座情報240を利用することによって、出金すべき第1の口座210、入金すべき第2の口座230を特定する。
S90で振替情報登録手段150が、S70において受け付けた資金移動指示270に基づいて、第2口座情報240として、心理的プラス・マイナス情報290、振替金額280、定量的評価情報300、その他ユーザー320の操作に基づき受け付ける情報を関連付けて口座情報記憶手段110に登録する。
振替情報登録手段150は、第2口座情報240として、貯金行為を行う原因となった取引内容、具体的な商品・サービスの名称、店舗の名称、ユーザー320の感想、レシートデータ、写真などの画像データ等、ユーザー320が貯金行為に紐付けて備忘録的に書き留める情報などを備忘情報として口座情報記憶手段110に登録する形態としても良い。
上記のような処理によって、本装置100は、預貯金・デジタルマネー・仮想通貨等を取り扱う金融機関310の利用者320が抱く心理的要素が付加された貯金箱(資金振替)に関するデータを取得することができる。本装置100が記憶する情報は、新サービス創出の素となり得る心理的情報を含む所謂ビックデータであり、このようなビックデータを活用して新たなサービスの創造が期待される。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
100 資金移動管理装置
110 口座情報記憶手段
120 イベント通知受信手段
130 資金移動指示受付手段
140 振替指示手段
150 振替情報登録手段
210 第1の口座
220 第1口座情報
230 第2の口座
240 第2口座情報
250 イベント
260 通知特定情報
270 資金移動指示
280 振替金額
290 心理的プラス・マイナス情報
300 定量的評価情報
310 金融機関(が管理するサーバー装置)
320 ユーザー
330 ユーザー端末
340 通信ネットワーク
410 CPU
420 ROM
430 RAM
440 補助記憶装置
450 通信インターフェース
460 入力装置
470 出力装置
480 記憶媒体インターフェース
490 記憶媒体

Claims (11)

  1. 第1の口座に関する情報である第1口座情報と、第2の口座に関する情報である第2口座情報と、を記憶する口座情報記憶手段と、
    一のイベントが発生したことに起因して前記第1の口座から前記第2の口座へ資金を移動させる資金移動指示であって、前記第1の口座から前記第2の口座へ移動させる金額である振替金額、前記資金移動指示を行うときのユーザーのメンタル上の肯定的評価又は否定的評価を区別する指標である心理的プラス・マイナス情報及び前記ユーザーのメンタル上の損得度を定量評価する指標である定量的評価情報を含む前記資金移動指示を受け付ける資金移動指示受付手段と、
    前記第1口座情報、前記第2口座情報及び前記資金移動指示に基づいて、前記振替金額について、前記第1の口座から出金して前記第2の口座へ入金する指示を行う振替指示手段と、
    前記資金移動指示に基づいて、前記第2口座情報として、前記心理的プラス・マイナス情報、前記振替金額及び前記定量的評価情報を関連付けて登録する振替情報登録手段と、を有することを特徴とする資金移動管理装置。
  2. 前記一のイベントが発生したことを知らせる通知を受信するイベント通知受信手段を有し、
    前記資金移動指示が、前記通知を特定する通知特定情報を含み、
    前記振替情報登録手段が、前記第2口座情報として、前記通知特定情報を前記資金移動指示に含まれる他の情報に関連付けて登録することを特徴とする請求項1に記載の資金移動管理装置。
  3. 前記通知特定情報が、前記第1の口座に関連付けて記帳される取引が発生したことを知らせる、前記第1の口座を管理する金融機関からの通知であることを特徴とする請求項2に記載の資金移動管理装置。
  4. 前記一のイベントが、ユーザーの関心のある事項の情報であることを特徴とする請求項2又は3に記載の資金移動管理装置。
  5. 前記振替情報登録手段が、前記第2口座情報として、ユーザー操作に基づき受け付ける情報を前記資金移動指示に含まれる情報に関連付けて登録することを特徴とする1乃至4の何れか一に記載の資金移動管理装置。
  6. 第1の口座に関する情報である第1口座情報と、第2の口座に関する情報である第2口座情報と、を記憶する口座情報記憶手段を有するコンピューターにおいて行われる資金移動管理方法であって、
    資金移動指示受付手段が、一のイベントが発生したことに起因して前記第1の口座から前記第2の口座へ資金を移動させる資金移動指示であって、前記第1の口座から前記第2の口座へ移動させる金額である振替金額、前記資金移動指示を行うときのユーザーのメンタル上の肯定的評価又は否定的評価を区別する指標である心理的プラス・マイナス情報及び前記ユーザーのメンタル上の損得度を定量評価する指標である定量的評価情報を含む前記資金移動指示を受け付けるステップと、
    振替指示手段が、前記第1口座情報、前記第2口座情報及び前記資金移動指示に基づいて、前記振替金額について、前記第1の口座から出金して前記第2の口座へ入金する指示を行うステップと、
    振替情報登録手段が、前記資金移動指示に基づいて、前記第2口座情報として、前記心理的プラス・マイナス情報、前記振替金額及び前記定量的評価情報を関連付けて登録するステップと、を含む資金移動管理方法。
  7. イベント通知受信手段が、前記一のイベントが発生したことを知らせる通知を受信するステップをさらに含み、
    前記資金移動指示が、前記通知を特定する通知特定情報を含み、
    前記振替情報登録手段が、前記第2口座情報として、前記通知特定情報を前記資金移動指示に含まれる他の情報に関連付けて登録することを特徴とする請求項6に記載の資金移動管理方法。
  8. 前記通知特定情報が、前記第1の口座に関連付けて記帳される取引が発生したことを知らせる、前記第1の口座を管理する金融機関からの通知であることを特徴とする請求項7に記載の資金移動管理方法。
  9. 前記一のイベントが、ユーザーの関心のある事項の情報であることを特徴とする請求項7又は8に記載の資金移動管理方法。
  10. 前記振替情報登録手段が、前記第2口座情報として、ユーザー操作に基づき受け付ける情報を前記資金移動指示に含まれる情報に関連付けて登録することを特徴とする6乃至9の何れか一に記載の資金移動管理方法。
  11. コンピューターに、請求項6乃至10の何れか一に記載の方法を実行させるための資金移動管理プログラム。
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