JP6714245B2 - 電気錠装置、認証キーの認証システム、方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
このような電気錠装置は、従来の金属製の鍵をデジタル化することによって、鍵の受け渡しが極めて容易にし、家族や友人、宅配業者等に日時、期間等を定めた一時的な鍵を渡すことができる。
一方で、電気錠装置を他の設備から独立した装置とするためには、通信システムのみならず、駆動電源についても内蔵させるのが好適であるが、電気錠装置が管理サーバと頻繁に通信を行えば、駆動電源をすぐに消費し、すぐに駆動電源の取り換えを要することになるという不都合を生じる。
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係る電気錠装置1は建物の扉に取り付けられ、扉を施開錠する装置である。
この電気錠装置1は、タッチパネル等の情報入力手段により入力可能な英数字等、デジタルデータとして処理可能な認証キーに基づいて扉の施開錠を可能とする装置であり、必ずしも物理的な鍵を必要としないものである。
具体的な場面の一例について、図2を参照して説明する。住居の扉のマスターキーを持つ居住者等のユーザAは、一時的に住居に入室するユーザBに対してワンタイムキーを付与すべく、管理サーバ2にワンタイムキーの発行を要求する。これに応じて管理サーバ2はワンタイムキーを発行し、ユーザAにワンタイムキーを通知する。ワンタイムキーを受け取ったユーザAはこれをユーザBに通知し、これによりユーザBは、ワンタイムキーを用いて扉を施開錠する。
本発明の第一の実施形態に係る電気錠装置1について詳述する。
図2に示されるように、電気錠装置1は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの記憶装置により、認証情報記憶部11、判別処理部12、同期処理部13、認証処理部14、入出力制御部15、施開錠制御部16、及び通信処理部17からなる機能部を構成する。また、物理的な機構として、入出力部1A、施開錠機構1B、及び駆動電源1Cを備える。
ここで、電気錠装置1が管理サーバ2と通信を行うネットワークNWは、無線局を基地局とするLPWA(Low Power Wide Area)通信方式のネットワークNWである。
ここで、認証コードは施開錠の正当権限を認証するための情報であり、後述の通り、認証コードが認証キーそのものである場合(「マスターキー」の場合)もあれば、認証コードが認証キーの一部を構成する場合(「ワンタイムキー」の場合)もあるが、認証情報記憶部11に記憶される認証コードは必ずしも一つではなく、状況に応じて複数、記憶される。
一方、ワンタイムキーは、認証コードと、電気錠装置1に対して管理サーバ2との同期を指示する同期指示コードとによって構成されている。このワンタイムキーについては、同期指示コードを除いた認証コードが認証情報記憶部11に記憶される。
なお、マスターキーの認証コードと、ワンタイムキーの認証コードは通常、互いに異なるものである。
なお、同期処理においては、ワンタイムキーの認証コードのみを更新させるようにすることもできるし、電気錠装置1の認証情報記憶部11に記憶されている認証コードを全て更新させるようにすることもできる。また、同期指示コードを含むワンタイムキーが入力された場合に限らず、同期指示コードの単独入力や、別途設けた同期指示手段により、認証情報記憶部11の同期を図ることができるようになっていてもよい。
上述の通り、マスターキーは認証コードそのものであるため、認証キーがマスターキーである場合には、マスターキーたる認証コードが認証情報記憶部11に記憶されている認証コードと一致するか否かが判別される。
一方、ワンタイムキーは同期指示コードと認証コードとによって構成されるため、認証キーがワンタイムキーである場合には、同期処理部13による同期処理の実行後、ワンタイムキーのうちの認証コードの部分が認証情報記憶部11に記憶されている認証コードと一致するか否かが判別される。
なお、図1に示す本実施形態では、入出力部1Aをタッチパネル式ディスプレイによって実現した例を示したが、これに限らず、テンキーなどの入力処理部と液晶ディスプレイなどの出力処理部とによって実現することもできる。
この管理サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、ハードディスクドライブ(HDD)などの記憶装置により、認証情報記憶部21、発行処理部22、設定処理部23、判断処理部24、及び通信処理部25からなる機能部を構成する。
この認証情報記憶部21には図4に示されるように、電気錠装置1を識別する識別情報毎に、各電気錠装置1に対して発行された認証コード、各認証コードに設定されている失効条件が相互に関連付けて記憶されている。
この認証情報記憶部11には、各電気錠装置1を施開錠するのに正当な認証コードが全て記憶されており、電気錠装置1からの要求によって同期される際には、この認証情報記憶部11に記憶されている認証コードが全て、認証情報記憶部11に反映される。
この失効条件には例えば、有効期限や有効回数などがあり、失効条件が設定された認証コードは当該失効条件に則り、一定の期間を過ぎたり、一定の使用回数に達したりすると失効させられる。
なお、失効条件は例えば、ユーザからワンタイムキーの発行要求と共に受け付け、発行処理部22が発行したワンタイムキーを構成する認証コードに当該失効条件を設定する。
また、失効条件が使用回数である場合には、電気錠装置1からワンタイムキーの使用に係る情報を受信する都度、あるいは同期を受け付ける都度、使用回数をカウントし、所定の使用回数に達した時に、認証コードを失効させる。
また、認証コードの失効は、認証情報記憶部21から失効した認証コードを削除するものであってもよいし、失効した認証コードに失効の情報を関連付け、認証に用いることができないようにするものであってもよい。
これにより、電気錠装置1との同期を実行したり、ユーザ端末3との間でワンタイムキーの発行要求を受け付けたり、発行したワンタイムキーを通知したりすることができる。
ユーザはこのユーザ端末3により、管理サーバ2にワンタイムキーの発行を要求したり、管理サーバ2からワンタイムキーを受信したりする。
次に、本実施形態に係る電気錠装置1、管理サーバ2、及びユーザ端末3によって構成されたシステムにおいて実行される一連の処理の流れについて説明する。
まず、図5により、ワンタイムキーが発行される際の流れについて説明する。
ユーザは、ユーザ端末3により管理サーバ2にアクセスし、所定の電気錠装置1に使用するワンタイムキーの発行を要求する(S101)。
ワンタイムキーの発行要求においては、電気錠装置1を特定するための識別情報のほか、ワンタイムキーに任意に設定される失効条件を通知する。
この場合には、電気錠装置1の入出力部1Aからワンタイムキーの発行要求や失効条件が入力されると、これが電気錠装置1の識別情報と共に管理サーバ2に送信され、管理サーバ2において発行されたワンタイムキーが電気錠装置1に通知される。
電気錠装置1は、入出力部1Aにより、ユーザから扉の施開錠要求と共に認証キーの入力を受け付る(S201)。
この結果、同期指示コードが含まれていた場合には、同期処理部13により、管理サーバ2との同期が実行される(S203)。同期の実行においては、電気錠装置1から管理サーバ2に対し、電気錠装置1の識別情報と共に同期要求が送信され、これを受信した管理サーバ2は、認証情報記憶部21を参照して、対応する識別情報によって識別される電気錠装置1に関連付けられた認証コードを電気錠装置1に対して送信する(S204)。これにより、管理サーバ2から電気錠装置1に対して送信された認証コードに基づき、認証情報記憶部11の認証コードが更新される(S205)。
一方、認証に成功した場合には、施開錠制御部16により施開錠機構1Bを制御して、ユーザによって要求された扉の施開錠を行う(S208)。
判断処理部24は、記認証コードに設定された失効条件を参照して、失効条件の具備を判断する(S301)。失効条件の具備の判断は、随時実行されるものであってもよいし、電気錠装置1から同期を要求されたタイミングで実行されるものであってもよい。
認証コードの失効により、失効した認証コードに基づいた施開錠の要求があった場合には、これを正当でないものとして、施開錠を行わないようにすることができる。
また、このような各種のパターンの設定は例えば、予め設定させる、同期指示コードの種類によって指定させる、最初の同期時に管理サーバ2から次に入力された場合の動作を電気錠装置1側に登録させる、といった方法がある。
本例では、電気錠装置4側で、ワンタイムキーを構成する認証コードに設定された失効条件の具備を判断する。
このような例に係る電気錠装置4は図8に示されるように、第一の実施形態に係る電気錠装置1と同様に、認証情報記憶部11、判別処理部12、同期処理部13、認証処理部14、入出力制御部15、施開錠制御部16、及び通信処理部17からなる機能部と、入出力部1A、施開錠機構1B、及び駆動電源1Cからなる機構を備えるほか、設定処理部18と判断処理部19を備える。
なお、失効条件が使用回数である場合には、ワンタイムキーが使用される都度、使用回数をカウントし、所定の使用回数に達した時に認証コードを失効させる。
また、認証コードの失効は、認証情報記憶部11から、失効した認証コードを削除するものであってもよいし、失効した認証コードに失効の情報を関連付け、認証に用いることができないようにするものであってもよい。
本例では、ワンタイムキーが入力された場合、認証情報記憶部11を参照して、ワンタイムキーから同期指示コードを除いた認証コードが登録されており、且つ有効な状態であるか否かを判別し、有効な状態で登録されていた場合には、同期することなく、施開錠を行うようにする。他方、有効な状態で登録されていなかった場合には、通常通り同期処理を実行した上で、認証処理部14による認証処理を実行する。これにより、ワンタイムキーによる認証要求について、同期が必要なのときにのみ同期を実行するものとすることができる。
なお、本例については、上述した第二の実施形態に係る電気錠装置4の変形例として説明するものとし、特段の言及がない限り、本実施形態に係る電気錠装置5は、第二の実施形態に係る電気錠装置4と同様の機能部を備える。
電気錠装置1は、入出力部1Aにより、ユーザから扉の施開錠要求と共に認証キーの入力を受け付る(S401)。
この結果、認証に成功した場合には、施開錠制御部16が施開錠機構1Bを制御して、ユーザによって要求された扉の施開錠を行う(S410)。
この結果、同期指示コードが含まれていなかった場合には、S402において示された認証失敗という認証結果に基づき、施開錠操作を行うことなく、エラー情報を入出力部1Aによって表示させるなどして処理を終了する(S404)。
認証の結果、認証に失敗した場合には、施開錠操作を行うことなく、エラー情報を入出力部1Aによって表示させるなどして処理を終了する(S409)。
一方、認証に成功した場合には、施開錠制御部16が施開錠機構1Bを制御して、ユーザによって要求された扉の施開錠を行う(S410)。
扉を施開錠する電気錠装置であって、
上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードを発行する管理サーバと、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記扉を施開錠する施開錠機構と、
上記認証コードを記憶する認証情報記憶手段と、
上記管理サーバとの同期を指示する同期指示コードと、上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードとによって構成された認証キーの入力を受け付ける入力受付手段と、
上記入力を受け付けた認証キーを構成する認証コードの認証処理を実行する第一の認証処理手段と、
上記入力を受け付けた認証キーを構成する認証コードの認証処理に失敗した場合に、上記入力を受け付けた認証キーに含まれる上記同期指示コードを判別する判別処理手段と、
上記入力を受け付けた認証キーに上記同期指示コードが含まれていた場合に、上記管理サーバとの同期を実行し、上記認証情報記憶手段に記憶されている認証コードを更新する同期処理手段と、
上記同期処理を実行した後に、上記認証情報記憶手段を参照して、上記入力を受け付けた認証キーに含まれる認証コードの認証処理を実行する第二の認証処理手段と、
上記認証コードに基づく認証結果に応じて、上記施開錠機構を制御し、上記扉を施開錠させる施開錠制御手段と、を有する、
電気錠装置。
本例では、マスターキー及びワンタイムキーのいずれについても認証コードのみから構成され、認証キーに同期指示コードが含まれない。したがって、上述した実施形態とは異なり、ワンタイムキーは同期指示コードを備えておらず、管理サーバ2が発行される認証キーは全て、認証コードのみによって構成される。そして、同期については、電気錠装置6が所定の条件に基づいて行う。
なお、各機能部については、特段の言及がない限り、第二の実施形態に係る電気錠装置4の各機能部と同様の機能を奏する。
即ち、本例では、同期する前に一旦、認証を行い、失敗した場合には同期によって認証情報記憶部11を更新して改めて認証を行うことにより、認証キーが入力される都度、同期処理を行わないで済むようにしている。
電気錠装置6は、入出力部1Aにより、ユーザから扉の施開錠要求と共に認証キーの入力を受け付る(S501)。
この結果、認証に成功した場合には、施開錠制御部16が施開錠機構1Bを制御して、ユーザによって要求された扉の施開錠を行う(S508)。
認証の結果、認証に失敗した場合には、施開錠操作を行うことなく、エラー情報を入出力部1Aによって表示させるなどして処理を終了する(S507)。
一方、認証に成功した場合には、施開錠制御部16が施開錠機構1Bを制御して、ユーザによって要求された扉の施開錠を行う(S508)。
扉を施開錠する電気錠装置であって、
上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードを発行する管理サーバと、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記扉を施開錠する施開錠機構と、
上記認証コードを記憶する認証情報記憶手段と、
上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードによって構成された認証キーの入力を受け付ける入力受付手段と、
上記認証情報記憶手段を参照して、上記入力を受け付けた認証キーを構成する認証コードの認証処理を実行する第一の認証処理手段と、
上記認証コードの認証処理に失敗した場合に、上記管理サーバとの同期を実行し、上記認証情報記憶手段に記憶されている認証コードを更新する同期処理手段と、
上記同期を実行した後に、上記認証情報記憶手段を参照して、上記認証キーを構成する認証コードの認証処理を実行する第二の認証処理手段と、
上記認証コードに基づく認証結果に応じて、上記施開錠機構を制御し、上記扉を施開錠させる施開錠制御手段と、を有する、
電気錠装置。
本例では、管理サーバ8側で、ワンタイムキーの認証処理が実行される。
このような例に係る電気錠装置7は図10に示されるように、第一の実施形態に係る電気錠装置1と同様に、認証情報記憶部11、判別処理部12、認証処理部14、入出力制御部15、施開錠制御部16、及び通信処理部17からなる機能部と、入出力部1A、施開錠機構1B、及び駆動電源1Cからなる機構を備えるが、電気錠装置1が備えた同期処理部13は備えていない。
一方、管理サーバ8は、第一の実施形態における管理サーバ2と同様に、認証情報記憶部21、発行処理部22、設定処理部23、判断処理部24、通信処理部25を備えるほか、認証処理部26を備える。
なお、第一及び第二の実施形態においては、ワンタイムキーは同期指示コードと認証コードから構成されたが、本実施形態では、同期指示コードに代えて、管理サーバ2による認証を要求する認証要求コードが認証コードと共にワンタイムキーを構成する。このようなワンタイムキーの構成により、施開錠要求と共にワンタイムキーの入力を受け付けた電気錠装置7は、ワンタイムキーによる認証を管理サーバ8に要求する。
電気錠装置7は、入出力部1Aにより、ユーザから扉の施開錠要求と共に認証キーの入力を受け付る(S601)。
この結果、認証要求コードが含まれていた場合には、通信処理部17により、管理サーバ8に対し、認証要求と共に認証キーを送信する(S603)。
これに応じて、管理サーバ8は、認証処理部26により認証情報記憶部21を参照して、認証キーの認証処理を実行し(S604)、その結果を電気錠装置7に対して送信する(S605)。
認証の結果、認証に失敗した場合には、施開錠操作を行うことなく、エラー情報を入出力部1Aによって表示させるなどして処理を終了する(S609)。
一方、認証に成功した場合には、施開錠制御部16により施開錠機構1Bを制御して、ユーザによって要求された扉の施開錠を行う(S607)。
また、各実施形態における機能や構成は処理に矛盾を生じない限り、適宜の設計により、その一部あるいは全てを他の実施形態に適用することが可能である。
11 認証情報記憶部
12 判別処理部
13 同期処理部
14 認証処理部
15 入出力制御部
16 施開錠制御部
17 通信処理部
18 判断処理部
19 設定処理部
1A 入出力部
1B 施開錠機構
1C 駆動電源
2 管理サーバ
21 認証情報記憶部
22 発行処理部
23 設定処理部
24 判断処理部
25 通信処理部
26 認証処理部
3 ユーザ端末
4 電気錠装置
5 電気錠装置
6 電気錠装置
7 電気錠装置
8 管理サーバ
NW ネットワーク
Claims (11)
- 扉を施開錠する電気錠装置であって、
上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードを発行する管理サーバと、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記扉を施開錠する施開錠機構と、
上記認証コードを記憶する認証情報記憶手段と、
上記管理サーバとの同期を指示する同期指示コードと、上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードとによって構成された認証キーの入力を受け付ける入力受付手段と、
上記認証キーに含まれる上記同期指示コードを判別する判別処理手段と、
上記認証キーに上記同期指示コードが含まれていた場合に、上記管理サーバとの同期を実行し、上記認証情報記憶手段に記憶されている認証コードを更新する同期処理手段と、
上記認証情報記憶手段を参照して、上記認証キーに含まれる認証コードの認証処理を実行する認証処理手段と、
上記認証コードに基づく認証結果に応じて、上記施開錠機構を制御し、上記扉を施開錠させる施開錠制御手段と、を有する、
電気錠装置。 - 上記認証コードには、所定の失効条件が設定されており、
上記認証コードの失効条件の具備を判断する判断処理手段と、
上記認証コードが失効条件を具備したと判断された場合に、上記認証コードを失効させる設定手段と、をさらに有する、
請求項1記載の電気錠装置。 - 上記入力受付手段はさらに、上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードのみによって構成される上記認証キーの入力を受け付ける、
請求項1又は2記載の電気錠装置。 - バッテリーを内蔵し、無線通信により上記管理サーバと情報の送受信を実行する、
請求項1乃至3いずれかの項に記載の電気錠装置。 - 上記無線通信は、LPWA(Low Power Wide Area)ネットワークを介して実行される、
請求項4記載の電気錠装置。 - 扉を施開錠する施開錠機構と、扉を施開錠する権限を認証する認証コードを記憶する認証情報記憶手段と、を有する電気錠装置と、
上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードを発行する管理サーバと、がネットワークを介して通信可能に構成されたシステムにより、
認証コードを発行する処理と、
上記電気錠装置と上記管理サーバとの同期を指示する同期指示コードと、上記認証コードとによって構成された認証キーの入力を受け付ける受付処理と、
上記認証キーに含まれる上記同期指示コードを判別する判別処理と、
上記認証キーに上記同期指示コードが含まれていた場合に、上記電気錠装置と上記管理サーバとの同期を実行し、上記認証情報記憶手段に記憶されている認証コードを更新する同期処理と、
上記認証情報記憶手段を参照して、上記認証キーに含まれる認証コードの認証処理を実行する認証処理と、
上記認証コードに基づく認証結果に応じて、上記施開錠機構を制御し、上記扉を施開錠させる施開錠制御処理と、を実行する、
認証キーの認証システム。 - 扉を施開錠する電気錠装置であって、
上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードを発行する管理サーバと、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記扉を施開錠する施開錠機構と、
上記認証コードを記憶する認証情報記憶手段と、
上記管理サーバによる認証を要求する認証要求コードと、上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードとによって構成された認証キーの入力を受け付ける入力受付手段と、
上記認証キーに含まれる上記認証要求コードを判別する判別処理手段と、
上記認証キーに上記認証要求コードが含まれていた場合に、上記管理サーバに対し、認証要求と共に上記認証キーを送信する認証要求送信手段と、
上記管理サーバから、上記認証キーの認証結果を受信する認証結果受信手段と、
上記認証情報記憶手段を参照して、上記認証キーに含まれる認証コードの認証処理を実行する認証処理手段と、
上記認証処理手段による認証結果又は上記管理サーバから受信した認証結果に応じて、上記施開錠機構を制御し、上記扉を施開錠させる施開錠制御手段と、を有する、
電気錠装置。 - 扉を施開錠する権限を認証する認証コードを発行する管理サーバと、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記扉を施開錠する施開錠機構と、
上記認証コードを記憶する認証情報記憶手段と、を有する電気錠装置によって実行される方法であって、
上記電気錠装置が、
上記管理サーバとの同期を指示する同期指示コードと、上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードとによって構成された認証キーの入力を受け付ける入力受付処理と、
上記認証キーに含まれる上記同期指示コードを判別する判別処理と、
上記認証キーに上記同期指示コードが含まれていた場合に、上記管理サーバとの同期を実行し、上記認証情報記憶手段に記憶されている認証コードを更新する同期処理と、
上記認証情報記憶手段を参照して、上記認証キーに含まれる認証コードの認証処理を実行する認証処理と、
上記認証コードに基づく認証結果に応じて、上記施開錠機構を制御し、上記扉を施開錠させる施開錠制御処理と、を実行する、
認証キーの認証方法。 - 扉を施開錠する権限を認証する認証コードを発行する管理サーバと、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記扉を施開錠する施開錠機構と、
上記認証コードを記憶する認証情報記憶手段と、を有する電気錠装置において実行されるコンピュータプログラムであって、
上記電気錠装置に対し、
上記管理サーバとの同期を指示する同期指示コードと、上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードとによって構成された認証キーの入力を受け付ける入力受付処理と、
上記認証キーに含まれる上記同期指示コードを判別する判別処理と、
上記認証キーに上記同期指示コードが含まれていた場合に、上記管理サーバとの同期を実行し、上記認証情報記憶手段に記憶されている認証コードを更新する同期処理と、
上記認証情報記憶手段を参照して、上記認証キーに含まれる認証コードの認証処理を実行する認証処理と、
上記認証コードに基づく認証結果に応じて、上記施開錠機構を制御し、上記扉を施開錠させる施開錠制御処理と、を実行させる、
コンピュータプログラム。 - 扉を施開錠する権限を認証する認証コードを発行する管理サーバと、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記扉を施開錠する施開錠機構と、
上記認証コードを記憶する認証情報記憶手段と、を有する電気錠装置によって実行される方法であって、
上記電気錠装置が、
上記管理サーバによる認証を要求する認証要求コードと、上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードとによって構成された認証キーの入力を受け付ける入力受付処理と、
上記認証キーに含まれる上記認証要求コードを判別する判別処理と、
上記認証キーに上記認証要求コードが含まれていた場合に、上記管理サーバに対し、認証要求と共に上記認証キーを送信する認証要求送信処理と、
上記管理サーバから、上記認証キーの認証結果を受信する認証結果受信処理と、
上記認証情報記憶手段を参照して、上記認証キーに含まれる認証コードの認証処理を実行する認証処理と、
上記認証処理による認証結果又は上記管理サーバから受信した認証結果に応じて、上記施開錠機構を制御し、上記扉を施開錠させる施開錠制御処理と、を実行する、
認証キーの認証方法。 - 扉を施開錠する権限を認証する認証コードを発行する管理サーバと、ネットワークを介して通信可能に構成され、
上記扉を施開錠する施開錠機構と、
上記認証コードを記憶する認証情報記憶手段と、を有する電気錠装置において実行されるコンピュータプログラムであって、
上記電気錠装置に対し、
上記管理サーバによる認証を要求する認証要求コードと、上記扉を施開錠する権限を認証する認証コードとによって構成された認証キーの入力を受け付ける入力受付処理と、
上記認証キーに含まれる上記認証要求コードを判別する判別処理と、
上記認証キーに上記認証要求コードが含まれていた場合に、上記管理サーバに対し、認証要求と共に上記認証キーを送信する認証要求送信処理と、
上記管理サーバから、上記認証キーの認証結果を受信する認証結果受信処理と、
上記認証情報記憶手段を参照して、上記認証キーに含まれる認証コードの認証処理を実行する認証処理と、
上記認証処理による認証結果又は上記管理サーバから受信した認証結果に応じて、上記施開錠機構を制御し、上記扉を施開錠させる施開錠制御処理と、を実行させる、
コンピュータプログラム。
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