JP6714108B2 - スイッチギヤ - Google Patents

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Description

この発明は、金属閉鎖形スイッチギヤに関し、特に、内部アーク事故等による圧力上昇に耐え得るような扉構造に関するものである。
従来のスイッチギヤにおいて、小動物の侵入、過電圧、誤操作等により発生する内部アーク事故は、その発生により装置内部の圧力を上昇させたり局所的な過熱を発生させたりし、装置に機械的又は、熱的に大きなストレスを与える。
このような現象に耐え得るように工夫した従来の技術として、例えば、箱体の内部が、主回路機器室、制御機器室、母線室等に区画されて構成されたスイッチギヤにおいて、各室から、箱体の天井部へ放圧できる通路を確保し、天井部に放圧板を備えたスイッチギヤが開示されている。(例えば特許文献1参照)
また、箱体正面部の扉にスライドプレートとロックボルトを設け、ハンドルを閉位置にあるときはロックボルトが固定されて扉の締め付けを強固にしたスイッチギヤの扉ロック構造が開示されている。(例えば特許文献2参照)
特許第3664845号公報(第2頁、図1) 特開2009−280995号公報(第1頁、図3)
上述した従来のスイッチギヤにおいては、スイッチギヤの内部が異常に圧力上昇したときは、内部圧力を積極的に放圧させると共に、扉が開放した場合に人体に接触する可能性のある前面扉部及び後面カバー部は防爆構造にするような対策がとられている。
このうちの扉の構造に関して、上述した従来の構造では、扉のヒンジ部が変形するため、板厚を厚くし、扉の変形を抑制する必要があったが、扉の重量が重くなり、組立作業時の荷扱いが難しくなるといった問題点や、スイッチギヤ全体の重量増加となるといった問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、内部圧力に対する扉の変形を抑えることができるスイッチギヤを提供するものである。
この発明に係わるスイッチギヤは、筐体の前面にハンドルの操作により開閉可能に取り付けられた扉と、前記扉の少なくとも上端側と下端側に設けられ、前記扉を回動自在に構成されたヒンジ機構とを有し、前記筐体の内部において発生する内部圧力に対し、前記扉の前記ハンドル側の上下方向に複数個所および前記扉の上端側中央部分と下端側中央部分をボルトにより前記扉を前記筐体に固定したスイッチギヤであって、前記扉の背面部のヒンジ機構側のみに上下方向に配置された変形抑制体とを備えたものである。
この発明に係るスイッチギヤによれば、扉の背面部のヒンジ機構側端部の近傍に上下方向に配置された変形抑制体を備えたことにより、扉のヒンジ機構側の変形を抑制することができるスイッチギヤを得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤを示し、(a)は正面図、(b)は側断面図である。 この発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す左側面図である。 この発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面図である。 この発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す図8のA−A線における断面斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す要部拡大斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す左側面図である。 この発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面図である。 この発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉の斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す図16のB−B線における断面斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す要部拡大斜視図である。 この発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す正面図である。 この発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す左側面図である。 この発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面図である。 この発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉の斜視図である。 この発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。 この発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。 この発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す図19のC−C線における断面図である。 この発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す要部拡大斜視図である。 この発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態4に係わるスイッチギヤにおける変形抑制体を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5に係わるスイッチギヤにおける変形抑制体を示す斜視図である。 この発明の実施の形態6に係わるスイッチギヤにおける変形抑制体を示す斜視図である。 この発明の実施の形態に係わるスイッチギヤにおけるヒンジ機構側端面変位を示す特性図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図10、図31に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤを示し、(a)は正面図、(b)は側断面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す正面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す平面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す左側面図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面図である。図6はこの発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉の斜視図である。図7はこの発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。図8はこの発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。図9はこの発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す図8のA−A線における断面斜視図である。図10はこの発明の実施の形態1に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す要部拡大斜視図である。図31はこの発明の実施の形態に係わるスイッチギヤにおけるヒンジ機構側端面変位を示す特性図である。
まず、図1によりスイッチギヤの全体構成について説明する。金属閉鎖形スイッチギヤは、全体が金属製の筐体1で覆われており、前面側には図1(a)のように、上段扉2、中段扉3、下段扉4がそれぞれヒンジ機構5により開閉可能に設けられている。また、上段扉2、中段扉3、下段扉4にはそれぞれハンドル貫挿穴6aが設けられ、各ハンドル貫挿穴6aに開閉用のハンドル6がそれぞれ設けられている。
上段扉2と下段扉4にはヒンジ機構5が上端側と下端側にそれぞれ2箇所設けられ、中段扉3にはヒンジ機構5が上端側と下端側に加え中央部側に2箇所の合計4個設けられている場合を示している。
ヒンジ機構5は、各扉に設けられたヒンジ体5aが筐体1に設けられた基体5bを上下方向から挟むように配置し、ヒンジ体5aと基体5bに枢軸5cを貫挿させ、枢軸5cとヒンジ体5aとを固定し、枢軸5cとヒンジ体5aとが基体5bに対して回動自在に構成されている。
スイッチギヤ内部は複数のコンパートメントに区画されており、上段扉2の内側は制御室7、中段扉3の内側は遮断器室8、下段扉4の内側はケーブル室9、また、遮断器室8の背面側の上方は主母線室10となっている。
制御室7には制御機器(図示せず)が収納されている。遮断器室8には、引出形の遮断器11が収納され、前面側へ引き出し可能となっている。遮断器室8の後壁には、上下に所定の間隔を隔てて、内部に断路部を内蔵した母線側ブッシング12、及び同様に構成されたケーブル側ブッシング13が固設されており、遮断器11がブッシング部で着脱可能となっている。
主母線室10には、3相の主母線導体14が支持碍子15に支持されて収納されており、分岐母線によって母線側ブッシング12に接続されている。 ケーブル室9は、主回路ケーブル16が接続される区画であり、主回路ケーブル16は分岐導体によって、ケーブル側ブッシング13に接続されている。
なお、この図1に示すスイッチギヤの内部構成は一般的な構成の一例を示したものであ
り、これに限定するものではない。
次に、図1を用いて内部アーク事故の現象を説明する。小動物の侵入、過電圧、誤操作等により内部アーク事故が発生する可能性のある部位として、遮断器室8、ケーブル室9、主母線室10が想定される。内部アーク事故発生時には、装置内部の圧力が急上昇し、図中に矢印で示すように、スイッチギヤの外装面(上段扉2、中段扉3,下段扉4等)に過大の圧力を加える。この内部圧力の上昇を低減させる手段として、筐体1の天井部に放圧板17を設けている。
上段扉2、中段扉3、下段扉4にそれぞれ加わる内部圧力に対し、図示はしないが、上段扉2、中段扉3、下段扉4のハンドル側の上下方向にそれぞれ数か所と、上段扉2、中段扉3、下段扉4の上端側中央部分と下端側中央部分にそれぞれ1か所にボルトにより上段扉2、中段扉3、下段扉4を筐体1に固定している。これにより、内部圧力によって上段扉2、中段扉3、下段扉4が開かないようにしている。
このように、上段扉2、中段扉3、下段扉4を筐体1に固定しているので強度的に問題ないが、ヒンジ機構5側においてはボルトにより筐体1に固定していないので、上段扉2、中段扉3、下段扉4のヒンジ機構5側が内部圧力に対して強度が低いことを見出した。そして、図31に示す従来の特性のように、扉の変位が大きく、上端側および下端側に比べ中央部側がさらにその変位が大きいものとなることを見出した。
この発明の実施の形態1においては、上段扉2、中段扉3、下段扉4にそれぞれ加わる内部圧力に対し、上段扉2、中段扉3、下段扉4が変形するのを抑制するため、上段扉2、中段扉3、下段扉4のヒンジ機構5側にそれぞれ変形抑制体18を設けた点に特徴を有するものである。
以下、例えば、中段扉3を対象として説明するが、上段扉2および下段扉4についても同様に適用できるものであり、上段扉2および下段扉4についての説明は省略する。
中段扉3は、前面部3aと、背面部3bと、ハンドル側端部3cと、ヒンジ機構側端部3dと、上端部3eと、下端部3fとを有し、ハンドル側端部3cと、ヒンジ機構側端部3dと、上端部3eと、下端部3fはいずれも断面U字状に構成されている。
中段扉3の背面部3bのヒンジ機構5側に上下方向に変形抑制体18aが配置され、変形抑制体18aの上端面18a1が最上端のヒンジ機構5の下端より中央部側に位置し、変形抑制体18aの下端面18a2が最下端のヒンジ機構5の上端より中央部側に位置した場合を示している。変形抑制体18aは断面U字状に構成され、U字状の先端部が中段扉3の背面部3bに例えば溶接などにより固定されている。
このように、中段扉3の背面部3bのヒンジ機構5側に、上端面18a1が最上端のヒンジ機構5の下端より中央部側に位置し、下端面18a2が最下端のヒンジ機構5の上端より中央部側に位置する変形抑制体18aを設けたことにより、図31に示す実施の形態1の特性のように、中段扉3のヒンジ機構5側の上端側および下端側の変位が少し大きくなるが、中央部側の変位を小さく抑制することができる。そして、中段扉3のヒンジ機構5側の上端側、下端側、中央部側の変位量を均等化することができる。
したがって、扉全体の板厚を増加することなく、中段扉3のヒンジ機構5側の変形量を小さく抑えることができ、扉の薄肉化・軽量化を図ることができるので、初期の目的を達成することができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図11〜図18に基づいて説明するが、図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図11はこの発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す正面図である。図12はこの発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す左側面図である。図13はこの発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面図である。図14はこの発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉の斜視図である。図15はこの発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。図16はこの発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。図17はこの発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す図16のB−B線における断面斜視図である。図18はこの発明の実施の形態2に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す要部拡大斜視図である。
上述した実施の形態1においては、変形抑制体18aの上端面18a1が最上端のヒンジ機構5の下端より中央部側に位置し、変形抑制体18aの下端面18a2が最下端のヒンジ機構5の上端より中央部側に位置した場合について述べたが、この発明の実施の形態2においては、変形抑制体18bが、上端面18b1が最上端のヒンジ機構5の間に位置し、下端面18b2が最下端のヒンジ機構5の間に位置するようにしたものである。
そして、実施の形態2においては、その範疇において、中段扉3の背面部3bのヒンジ機構5側に上下方向に変形抑制体18bが配置され、変形抑制体18bの上端面18b1が最上端のヒンジ機構5の上端と同じ位置とし、変形抑制体18bの下端面18b2が最下端のヒンジ機構5の下端と同じ位置とした場合を示している。変形抑制体18bは断面U字状に構成され、U字状の先端部が中段扉3の背面部3bに例えば溶接などにより固定されている。
このように、中段扉3の背面部3bのヒンジ機構5側に、上端面18b1が最上端のヒンジ機構5の上端と同じ位置とし、下端面18b2が最下端のヒンジ機構5の下端と同じ位置とした変形抑制体18bを設けたことにより、図31に示す実施の形態2の特性のように、中段扉3のヒンジ機構5側の上端側、下端側、中央部側の変位を上述した従来のもの及び実施の形態1のものに比べ、極めて小さく抑制することができる。
したがって、扉全体の板厚を増加することなく、中段扉3のヒンジ機構5側の変形量を極めて小さく抑えることができ、扉の薄肉化・軽量化を図ることができるので、上述した実施の形態1よりも効果の高いスイッチギヤを得ることができる。
なお、変形抑制体18bの上端面18b1が最上端のヒンジ機構5の上端と同じ位置とし、変形抑制体18bの下端面18b2が最下端のヒンジ機構5の下端と同じ位置とした場合について述べたが、これに限定されるものではなく、変形抑制体18bの上端面18b1が最上端のヒンジ機構5の間に位置し、変形抑制体18bの下端面18b2が最下端のヒンジ機構5の間に位置しておればよく、同様の効果を奏する。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3を図19〜図27に基づいて説明するが、図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図19はこの発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す正面図である。図20はこの発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す左側面図である。図21はこの発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面図である。図22はこの発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉の斜視図である。図23はこの発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。図24はこの発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す背面斜視図である。図25はこの発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す図19のC−C線における断面図である。図26はこの発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す要部拡大斜視図である。図27はこの発明の実施の形態3に係わるスイッチギヤにおける中段扉を示す要部拡大断面図である。
上述した実施の形態2においては、変形抑制体18bが、上端面18b1が最上端のヒンジ機構5の間に位置し、下端面18b2が最下端のヒンジ機構5の間に位置するようにした場合について述べたが、この発明の実施の形態3においては、変形抑制体18cが、上端面18c1が最上端のヒンジ機構5と中段扉3の上端部3eとの間に位置し、下端面18c2が最下端のヒンジ機構5と中段扉3の下端部3fとの間に位置するようにしたものである。
そして、実施の形態3においては、その範疇において、中段扉3の背面部3bのヒンジ機構5側に上下方向に変形抑制体18cが配置され、変形抑制体18cの上端面18c1が中段扉3の上端部3eに位置し、変形抑制体18cの下端面18c2が中段扉3の下端部3fに位置する構成とした場合を示している。変形抑制体18cは断面U字状に構成され、U字状の先端部が中段扉3の背面部3bに例えば溶接などにより固定されている。
このように、中段扉3の背面部3bのヒンジ機構5側に、上端面18c1が中段扉3の上端部3eに位置し、下端面18c2が中段扉3の下端部3fに位置する変形抑制体18cを設けたことにより、図31に示す実施の形態3の特性のように、中段扉3のヒンジ機構5側の上端側、下端側、中央部側の変位を上述した実施の形態2のものよりさらに小さく抑制することができる。
したがって、扉全体の板厚を増加することなく、中段扉3のヒンジ機構5側の変形量をさらに小さく抑えることができ、扉の薄肉化・軽量化を図ることができるので、上述した実施の形態2よりも効果の高いスイッチギヤを得ることができる。
なお、変形抑制体18cの上端面18c1が中段扉3の上端部3eに位置し、変形抑制体18cの下端面18c2が中段扉3の下端部3fに位置する構成とした場合について述べたが、これに限定されるものではなく、変形抑制体18cの上端面18c1が最上端のヒンジ機構5と中段扉3の上端部3eとの間に位置し、変形抑制体18cの下端面18c2が最下端のヒンジ機構5と中段扉3の下端部3fとの間に位置しておればよく、同様の効果を奏する。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4を図28に基づいて説明する。図28はこの発明の実施の形態4に係わるスイッチギヤにおける変形抑制体18dを示す斜視図である。上述した実施の形態1〜3においては、変形抑制体18a,18b,18cが断面U字状に構成された場合について述べたが、この実施の形態4においては、変形抑制体18dが断面円弧状に構成された場合を示し、上述した各実施の形態と同様の効果を奏する。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5を図29に基づいて説明する。図29はこの発明の実施の形態5に係わるスイッチギヤにおける変形抑制体18eを示す斜視図である。上述した実施の形態1〜3においては、変形抑制体18a,18b,18cが断面U字状に構成された場合について述べたが、この実施の形態5においては、変形抑制体18eが断面三角形状に構成された場合を示し、上述した各実施の形態と同様の効果を奏する。
実施の形態6.
この発明の実施の形態6を図30に基づいて説明する。図30はこの発明の実施の形態6に係わるスイッチギヤにおける変形抑制体18fを示す斜視図である。上述した実施の形態1〜3においては、変形抑制体18a,18b,18cが断面U字状に構成された場合について述べたが、この実施の形態6においては、変形抑制体18fが断面多角形状に構成された場合を示し、上述した各実施の形態と同様の効果を奏する。
さらに、変形抑制体としては、上述した各実施の形態の構成に限定されるものではなく、図示はしないが、丸筒状、あるいは四角筒状などの多角筒状とすることもでき、上述した各実施の形態と同様の効果を奏する。
上述した各実施の形態においては、中段扉3について述べたが、これに限定されるものではなく、上段扉2あるいは下段扉4についても同様に適用することができ、同様の効果を奏する。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は、内部圧力に対する扉の変形を抑えることができるスイッチギヤの実現に好適である。
1 筐体、2 上段扉、3 中段扉、3b 背面部、3d ヒンジ機構側端部、3e 上端部、3f 下端部、4 下段扉、5 ヒンジ機構、6 ハンドル、18 変形抑制体、18a 変形抑制体、18a1 上端面、18a2 下端面、18b 変形抑制体、18b1 上端面、18b2 下端面、18c 変形抑制体、18c1 上端面、18c2 下端面、18d 変形抑制体、18e 変形抑制体、18f 変形抑制体。

Claims (10)

  1. 筐体の前面にハンドルの操作により開閉可能に取り付けられた扉と、前記扉の少なくとも上端側と下端側に設けられ、前記扉を回動自在に構成されたヒンジ機構とを有し、前記筐体の内部において発生する内部圧力に対し、前記扉の前記ハンドル側の上下方向に複数個所および前記扉の上端側中央部分と下端側中央部分をボルトにより前記扉を前記筐体に固定したスイッチギヤであって、前記扉の背面部のヒンジ機構側のみに上下方向に配置された変形抑制体とを備えたことを特徴とするスイッチギヤ。
  2. 前記変形抑制体は、断面U字状に構成されたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチギヤ。
  3. 前記変形抑制体は、断面円弧状に構成されたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチギヤ。
  4. 前記変形抑制体は、断面三角形状に構成されたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチギヤ。
  5. 前記変形抑制体は、断面多角形状に構成されたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチギヤ。
  6. 前記変形抑制体は、上端面が最上端のヒンジ機構の下端より中央部側に位置し、下端面が最下端のヒンジ機構の上端より中央部側に位置することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のスイッチギヤ。
  7. 前記変形抑制体は、上端面が最上端のヒンジ機構の間に位置し、下端面が最下端のヒンジ機構の間に位置することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のスイッチギヤ。
  8. 前記変形抑制体は、上端面が最上端のヒンジ機構の上端と同じ位置とし、下端面が最下端のヒンジ機構の下端と同じ位置としたことを特徴とする請求項7に記載のスイッチギヤ。
  9. 前記変形抑制体は、上端面が最上端のヒンジ機構と前記扉の上端部との間に位置し、下端面が最下端のヒンジ機構と前記扉の下端部との間に位置することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のスイッチギヤ。
  10. 前記変形抑制体は、上端面が前記扉の上端部に位置し、下端面が前記扉の下端部に位置することを特徴とする請求項9に記載のスイッチギヤ。
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