JP6712319B2 - 縫合器具、特に、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具 - Google Patents

縫合器具、特に、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具 Download PDF

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Description

本発明は、縫合器具、特に、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具に関する。
従って、本発明は、医療分野およびバイオメディカル分野において、特に、関節鏡内視鏡手術の器械の設計および製造における特定の用途を見出す。
実際に、整形外科レベルで最も一般的な手技の1つは、半月板の裂傷、特に、裂傷が深くなることにより半月板の一部がはずれることを防ぐために適時に縫合する必要があるような、半月板の側面に発生した裂傷を修復することである。
従来技術において、関節鏡を用いることによって半月板の裂傷を修復するための器械が知られており、中には、このような裂傷を短時間できわめて正確に縫合することができるものもある。
これらの手技を行うために最も良く知られているシステムの1つは、Smith & Nephew(登録商標)から上市されており、カニューレの中にスライド可能に挿入された溝付き針の使用を伴い、これに縫合糸と2つの部材またはリテーナ体が付随している。
特に、第1の部材と第2の部材は、上述の針に沿って連続して配列しており、針に対してスライド可能に接続したそれぞれの金属プレートによって規定されており、これらのプレートは、両方とも縫合糸に付随している。
操作上、外科医は、適切な操縦手段によって、患者の膝に所定の角度でカニューレを挿入し、半月板の裂傷の(横断方向または長手方向の)2つの対向する部位に位置する2つの場所に穴を開けるために針を動かす。
それぞれ穴を開けた後、裂傷に沿って縫合糸に張力を加えるアバットメントを規定するように、上述の部材の片方を半月板の外側に放出し(常に操縦手段によって行われる)、それによって縫合する。
この理由のために、縫合糸は、上述の2つの部材の間にある種の滑る結節部を有する、少なくともループ状になった部分または結節部が付いた部分を有しており、その結果、両部材が半月板の外側に配置された後、糸の遊離端を引っ張り、この輪状の部分に対して「滑車」効果を生じさせることによって、フラップ状物を一緒に引っ張ることによって裂傷を閉じることができる。
なお、上述のプレートは、実質的に長方形状であり、針の中に(カニューレの中に)端の方に収容されており、そのため、プレートが置かれている面は、カニューレの進行方向と平行である。
従って、各プレートの「短い」側は、鞘の中に収容するのに適した大きさを有し、「長い」側は、裂傷に近い点に過剰な圧力を加えることなく半月板に対して効果を分散させるのに十分なほど長い。
従って、上述の放出の後、このようなプレートは、その平らな表面が半月板に隣接するように表面に接しつつ回転する傾向がある。
不都合なことに、この解決策には、プレートの構造と糸の配置に関連して、いくつかの欠点がある。
第1に、プレートの平らな形状によって、その周囲に沿って高い応力が発生するため、半月板のさらなる裂傷が起こることがある。
さらに、可能性は低いものの、プレートが完全に平らではない構成で半月板に接し得るという可能性があり、縫合器具を組み立てるのに繊細さが必要になる。
さらに、プレートを直線的に動かす必要性から、プレート自体のガイド/レールとして作用する溝付き針の使用を実質的に製造業者に義務づけてしまい、カニューレは、上述の部材と糸を外部環境から隔離した状態に維持するために、強制的に挿入されなければならない。
さらに、針がカニューレ内の空間のほとんどを占めるため、任意の他の目的に使用することができないという事実は、使用可能な針の直径を大きく制限し、典型的には、USPスケールで2−0以下である。
不都合なことに、このような細い縫合糸の使用は、力が一段と集中し、結果として、引っ張るときの切断する影響を引き起こしやすい。
このことは、「滑車効果」が考慮される場合には特に当てはまり、糸が引っ張られた後、ループと「滑る」結節部の存在によって起こり、糸の長さ方向の多くの部分が、組織に沿って移動し、組織を損傷させかねない。
半月板の裂傷を縫合するためのさらなる器具は、AU2015202757号公報から公知であり、ここで、上述の部材は、縫合糸によって、特に、結節部が作られている糸の伸長によって規定されており、引っ張った結果として、糸の球が作られ、アバットメントを規定することができる。
この解決策は、理論的には興味深いものであるが、器具の実現を複雑化し、不正確な瞬間に引っ張る動作または押しこむ操作によって糸の圧縮または間違った結節部の形成が起こり得るため、その操縦を困難なものにするという欠点がある。
従って、本発明の目的は、従来技術での上述の欠点を克服することができる縫合器具、特に、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具を提供することである。
特に、本発明の目的は、高性能であり、実現が容易な縫合器具を提供することである。
さらに、本発明のさらなる目的は、信頼性が高く、安全な縫合器具を提供することである。
上述の目的は、添付の1つ以上の請求項の特徴を有する縫合器具、特に、長手方向の空洞部が設けられた針と、前記空洞部にスライド可能に挿入され、連続して配置された少なくとも1つの第1の部材および第2の部材と、前記空洞部にスライド可能に挿入され、前記第1の部材および前記第2の部材に接続された縫合糸とを備える、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具によって達せられる。
本発明の第1の態様によれば、第1の部材および第2の部材は、それぞれ、接合要素によって互いに接続された少なくとも一対の物体を備えている。
好ましくは、これらの物体は、実質的に球であるか、または実質的に球状の物体である。
従って、各部材は、接合要素によって他の部材と接続する一対の球を有している。
有利には、この様式で、それぞれの一対の球が放出されると、半月板の外側に接触し、アバットメントを規定するが、最大の力が小さく抑えられる。
さらに、好ましくは、それぞれの球は、上述の空洞部の内径に実質的に対応する直径を有する。
従って、有利には、球の使用によって、針の大きさを最小化し、部材の大きさを最大化することができる。
この観点で、第1の部材および第2の部材(すなわち、全て球)が、針の空洞部に全体的に含まれるという事実を注記しておくべきである。特に、それぞれの一対の球は、前記空洞部に沿って互いに隣接して配置された第1の球状部と第2の球状部を含む。
さらに、糸も、針の中に、上述の部材に付随する部分に少なくとも配置されるため、カニューレの中に封じ込める存在が不必要となり、その大きさを最小化しつつ、もっと重要な器具を実現することができる。
好ましくは、より良く握ることができるように、各部材の物体(すなわち、球)の間の接合要素は、可撓性である。
本発明のさらなる目的は、上述のように、縫合糸と部材との間の接続が、引っ張る/縫合の際に従来技術で多くが繊細な態様であったことにある。
本発明のこの(任意要素であり、単独の)態様によれば、実際に、縫合糸が第2の部材にスライド可能に付随し、外科医が引っ張ることによって、上述の2つの部材に挟まれた糸部分が短くなり、裂傷を縫合する。
好ましくは、縫合糸は、糸の滑りを維持する結節部または巻付部によって、それぞれの接合要素と一緒に部材に拘束される。
従って、結節部または巻付部は、第2の部材と一緒に留まり、引っ張った後でさえその場所に留まり、一方、縫合糸は、さらなる結節部の付いた部分がなくても、上述の2つの部材の間を直線的に進む。
有利には、第2の部材の上にこのように配置されて留まる結節部または巻付部も、外科医の一部分で引っ張った結果としてのものであるため、結節部を移動またはスライドさせることに起因する従来技術で起こる組織への損傷リスクがなくなる。
なお、別の用途において、本発明の器具は、骨固定具としての部材を用いる用途を見出し得る。
有利には、実際に、骨空洞部(適切な工具/粉砕カッターによって実現される)の内側に連続して2つの物体を配置することによって、次いで、これを引っ張ることによって、この2つの物体(すなわち、2つの球)の大きさ全体が、物体が空洞部から滑り出るのを防ぎ、縫合の持続を確実にする。
これらの特徴および対応する技術的な利点は、添付の図面に記載されるように、縫合器具、特に、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具の以下の例示的であり、従って好ましい、従って排他的ではない実施形態の非限定的な記載からさらに明らかになるだろう。
本発明の縫合器具、特に、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具の模式図。 図1の器具の一部の模式的な断面図。 使用中の縫合器具、特に、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具の斜視図。 図4a〜4dは、図3の縫合器具を用いることによって行われる模式的な一連の手術工程を示す図である。 本発明の特殊な縫合器具、特に、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具を示す図。 別の用途での本発明の縫合器具を模式的に示す図。
添付の図面を参照しつつ、番号1は、本発明の縫合器具、特に、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具を示す。
従って、器具1は、主に、整形外科部門で使用され、好ましくは、半月板を修復するために関節鏡内視鏡手術または半開口型技術を使用するときに使用される。
従って、このような器具は、自身の主方向「A」に沿って延び、長手方向の空洞部3が設けられた少なくとも1つの針2を備えている。
針2は、第1の尖った操作末端部分2aと、第2の末端部分2bとを有しており、好ましくは、器具1のハンドルに接続している。
なお、第1の末端部分2aは、針の残りの部分と整列する直線方向を向いていてもよく、または外科医の針と縫合に必要な裂傷領域に従って変動する角度を有し、曲がった方を向いていてもよい。
好ましくは、針2は、実質的に管状体であり、長手方向の空洞部3は、貫通型の空洞部であり、これも第1の末端部分2aに配置された第1の開口部と、第2の末端部分2bに配置された第2の開口部との間を主方向「A」に沿って延びている。
従って、空洞部3は、針壁によって側面方向に閉じられた管であり、開口部から利用可能である。
第1の部材4および第2の部材5と、縫合糸6は、針2の内側に、特に、空洞部の内側に収容される(または収容することができる)。
部材4、5は、糸を引っ張っている間、半月板の外側壁に接するようにアバットメントを規定するような形状の物体である。
好ましくは、これらの第1の部材4および第2の部材5は、針2の長手方向の空洞部3にスライド可能に挿入される。
より好ましくは、第1の部材4および第2の部材5は、針2の空洞部3に完全に入っている。
さらに、このような部材4、5は、主方向「A」に沿って連続して配置される。
このような部材4、5は、縫合糸6によっても相互に接続しており、これも空洞部3にスライド可能に挿入される(本明細書で以下にさらに説明されるように)。
本発明の一態様によれば、第1の部材4および第2の部材5は、それぞれ、接合要素9、12によって互いに接続した少なくとも一対の物体7、8、10、11を備えている。
好ましくは、物体は、それぞれ、球7、8、10、11または実質的に球状の物体によって規定されている。
なお、本発明の精神において、「球」との用語を用いることによって、部材を構成する要素の構造を完全に球状の物体に制限することを意図したものではなく、楕円形または卵形の形状を有する「実質的に球状の」要素も、本発明の仕様を十分に満たし得るため包含される。
言い換えると、その最も一般的な意味で、球との用語は、本明細書では「丸い形、好ましくは球体」を単に規定するために使用される。
従って、第1の部材4は、特殊な接合要素9によって互いに接続する第1の球7および第2の球8(または第1の物体および第2の物体)を有している。
同じ様式で、第2の部材5は、特殊な接合要素12によって互いに接続する第1の球10および第2の球11(または第1の物体および第2の物体)を有している。
好ましくは、このような球7、8、10、11は、空洞部3の内径に実質的に対応する直径(またはもっと一般的には、横断方向の大きさ)を有する。
言い換えると、球7、8、10、11は、実質的に空洞部3に合った形状である。
従って、これらの球7、8、10、11は、空洞部3に合うように実質的に挿入される。
本発明の好ましい実施形態では、球(または物体)7、8、10、11は、ポリマー材料、より好ましくは、ポリ−エーテル−エーテル−ケトン(PEEK)またはポリ−L−ラクチド−コ−D,L−ラクチド(PLDLLA)から作られる。
接合要素9、12は、各部材4、5の2つの球7、8、10、11(または2つの物体)を接続する架橋部である。
特定の実施形態では、このような接合要素9、12は、各部材4、5の球(または物体)7、8、10、11の間の相対的な移動を可能にするように可撓性である。
例えば、このような接合要素9、12は、縫合糸、好ましくは、マルチフィラメント縫合糸の一部分から作られてもよい。
または、示されていない実施形態では、接合要素は、それぞれの球に対してそれぞれ固定された2つの末端の間を延びる剛性ピンを備えている。
この実施形態では、接合要素は、個々の部材の2つの球の間のスペーサとして作用する。
好ましくは、縫合糸6は、前記第2の部材5に、より好ましくは(しかし必須ではないが)この部材の接合要素12にスライド可能に付随する。
好ましい実施形態では、実際に、縫合糸6は、糸6の滑りを維持する結節部または巻付部によって、それぞれの接合要素12と一緒に第2の部材5に付随する。
従って、糸6は、第1の部材4と第2の部材5に挟まれた糸部分6aの長さを変えることによって糸に沿ってスライドするように接合要素12にスライド可能に拘束され、これによって裂傷が縫合される。
言い換えると、糸は、第2の部材5(または接合要素12)上の所定の位置に実質的に留まる結節部または巻付部を規定するが、結節部または巻付部を規定する糸部分6が、外科医が引っ張ると変化するような様式でスライド可能である。
従って、結節部または巻付部は、移動せず、一方、これを規定する糸6がスライド可能である。
好ましい実施形態では、このスライドする結節部または巻付部は、二重になった糸部分などである。
有利には、結節部が組織に沿って移動せず、糸6が直線的にのみ移動するような様式では、摩擦と糸の摩耗作用が大きく減少する。
従って、縫合糸6は、第1の部材4に拘束される第1の末端部分6aと、使用時に針先端2の反対側の末端に外側に突出するか、または第2の末端部分2bの外側に突出する第2の末端部分6bとの間を延びている。
さらに詳細には、糸6は、第1の部材4と第2の部材5に挟まれた、変動可能な長さを有する第1の縫合部分13と、第2の部材5と第2の末端部分6bとの間を進む第2の引っ張り部分14とを有している。
好ましくは、第2の末端部分6bは、外科医によって保持され、糸6bを引っ張ることができるため、第2の部材5に対してこれらをスライドし、裂傷を縫合するために第1の部分13の長さを小さくすることができる。
なお、2つの部材4、5の間の接合部である第1の部分は、実質的に直線状に、すなわち、2つの部材4、5の間に結節部または巻付部が存在することなく進む。
実際に、糸6の唯一の機能的な結節部または巻付部は、第2の部材5、特に接合要素12に配置されている。
「機能的な結節部または巻付部」との表現を用いるとき、2つの要素を一緒に保持する機能以外のさらなる機能、例えば、要素(糸6)を他の要素(接合要素12)に対してスライドさせる機能を発揮することができる結節部または巻付部であることを意味する。
示されている実施形態では、実際に、糸は、同じ糸6を第1の部材4の接合部分9に移動不可能に拘束するために、第1の末端部分6aに固定用結節部も有している。
なお、第1の部材4の第2の球8と第2の部材5の球10、11は少なくとも、針2の大きさを最小化するために縫合糸6を収容するための周囲溝部15を有する。
特に、溝部15は、針2の主方向「A」に沿って延びており、これらの部材が針2の内側にあるときに、糸6を収容するように周囲方向から利用可能であり、これによって、遠くに向かってスライドした後に放出することができる。好ましくは、全ての球には、このような溝部15が設けられている。
有利には、このような様式で、針2(または空洞部3)の大きさを最小化し、同時に縫合糸6の大きさを最大化することができる(実質的に、この値を球の半径に近づけることができる)。
好ましくは、実際に、縫合糸6は、USPスケールで2−0から0のゲージを有するか、または好ましくは、USPスケールで0に等しいゲージを有する(約0.350〜0.399mm)。
針2の第2の末端部分2bに付随し、針2の空洞部3内に収容される休止位置から、針2の先端に近接するか、または針2の先端に外側に突出する操作位置まで、各部材4、5を移動するように構成された、第1の部材4および第2の部材5の移動手段16が想定される。
従って、移動手段16は、前記針2の先端(または第1の末端部分2a)から遠位にあり、ユーザによって操作可能な少なくとも1つの駆動部材16aを備えている。
従って、移動手段16は、針2の第2の末端部分2bから突出しており、ハンドル16bと、上述の駆動部材16aとを備えている。
好ましくは、駆動部材は、針2(または空洞部)にスライド可能に挿入され、部材4、5を保持し、これらを休止位置から操作位置へと動かす押出要素(図示せず)を少なくとも備えている。
さらに、このような駆動部材も、ハンドルに対して近位に、押出要素を操縦するためにユーザ(すなわち外科医)によって使用可能な制御部分と共に設けられる。
なお、押出要素は、少なくとも3つの構成(すなわち、両部材が休止位置にある第1の構成、第1の部材が操作位置にあり、第2の部材が休止位置にある(またはこれら2つの中間的な位置にある)第2の構成、両部材が操作位置にある第3の構成)に移動可能である。
図6を参照しつつ、器具1’の別の用途を本発明に従って示す。
この用途では、部材4’は、骨固定具として、例えば、腱などの組織を接続するために用いられる。
操作上、手技または接合手技は、これまでに記載したものと同等であり、唯一の違いは、骨の有機成分「SB」(すなわち、骨の軟組織)への接近口を与える穴を骨の皮質組織「CB」に予備的にドリルで開ける必要性に関するものである。
さらに正確には、この実施形態では、この方法は、皮質組織「CB」と骨の有機成分「SB」の間のアンダーカット「UC」を実現することができるツールによって、骨にドリルで穴を開けることを包含する。
従って、ドリルで穴をあけた後、皮質組織「CB」は、直径d1の貫通穴「H1」を有し、一方、骨の有機成分「SB」は、穴「H1」に実質的に同心であり、直径d1より大きな直径d2を有する空洞部「H2」を有する。
または、骨に貫通穴をドリルで開けるために、例えば、直径d1の貫通穴「H1」だけを有するような同様の手技を与えてもよい。このような代替例では、部材4’は、例えば、骨折事象において、骨を新しく固定するための固定具を規定するように、骨の空洞部の内側には配置されず、外側に配置される。
従って、この実施形態では、操作原理と器具の構造を実質的に変えることなく、骨(骨の新しい固定のための固定具)を完全に貫通して通過するように、または空洞部「H2」(組織固定のための固定具)に接近するために、器具が穴「H1」に挿入される。
この理由のために、以下、図6(組織の固定)で示される1つの実施形態だけを明確に参照し、この実施形態では、骨にドリルで穴を開けた後、器具1’(特に針)が空洞部「H2」に挿入される。
なお、この用途では、器具1’によって直接的に穴を開けることなく、針をテーパー部分のない管状(または半管状)体によって同等に置き換えることができ、唯一の目的は、その内側で部材をスライドさせることである。
さらに、構造的に、器具1’のこの実施形態は、空洞部「H2」に挿入可能な単一部材4’(2つの物体7’、8’によって作られる)を備えていてもよい。
好ましくは、単一部材4’は、接合要素9’によって互いに接続する2つの物体7’および8’によって少なくとも作られる。
縫合糸6’は、前記接合要素9’に固定され、好ましくは、この要素の中央部分に固定される。
この様式では、この管状体を介して空洞部「H2」に2つの物体7’、8’を次々と挿入した後、縫合糸6’を同じ空洞部「H2」の外側に向かって引っ張ると、空洞部「H2」内の2つの物体7’および8’がこれ対応して回転し、その結果、互いに隣接して配置され、これらは穴「H1」を通過することができない。
この観点で、実際に、2つの物体7’、8’は、それぞれ、空洞部「H2」に入り込むことができるように、穴の直径「H1」よりも小さな横断方向の大きさを有するが、他の物体の大きさに加えられた後は、例えば、骨に腱を接続するために外科医によって使用される固定具を規定することができるように、穴「H1」の直径よりも長くなる。
好ましくは、既に記載されたものによれば、2つの物体7’、8’は、球である。
接合要素9’は、好ましくは、単純な回転を可能にし、挿入を妨害しないように可撓性/弾性体である。
好ましくは、各物体7’、8’は、貫通穴を有し、その中に接合要素9’の末端が挿入される。
より好ましくは、接合要素9’は、対応する貫通穴の縁部と干渉することによって、物体7’、8’がスライドするのを防ぐように、その末端に大きくなった部分を有する。
好ましい実施形態では、接合要素は、実質的に「V」字形状になっている。すなわち、2つの遊離端と、共通の頂部との間を伸びる2つの角度の付いた部分とを有する。
特に、2つの遊離「V」字端は、それぞれ、それぞれの物体7’、8’に接続する。
好ましくは、頂部は、縫合糸6’に接続する。
好ましい実施形態では、縫合糸6’と接合要素9’は、1つの部品で作られる。これにより、糸6’を接合要素9’に対して正確に位置決めすることができ、従って、空洞部「H2」内での回転を容易にすることを保証する。
しかし、これに代えて、糸6’は、ある種の他の様式で、接合要素9’に対して結節部で固定されていてもよく、または(さらにスライド可能に)固定されていてもよい。
従って、構造的に、骨固定具として使用される本発明の器具1’は、本発明の精神から逸脱することなく、単純化することができ(針および部材は減らしていない)、従って、このような用途は完全に一部分に含まれる。
従って、この観点で、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具に関連して既に記載し、本明細書に記載した骨固定具の用途に適合する全てのものも、構造的かつ操作的に適用可能である。
本発明は、意図した目的を達成し、重要な利点を与える。
実際に、接合要素によって一緒に接続される球の対を含む部材の使用は、(少なくとも部分的に)一方で裂傷を縫合した後の組織に対する力を最小化し、他方で針の大きさを最小化することを可能にする。
さらに、両部材と糸を針(管状であり、溝付き針ではない)に完全に挿入することができることによって、内部に封じ込める管を有する器具を与える必要がなく、より小型で単純な器具が可能になる。
さらに、十分な溝を有する球を与えることによって、縫合糸の大きさを各球の半径の大きさまで実質的に大きくすることができるため、そのゲージまたはもっと大きなゲージまで達することができる。
ここでも、2つの部材の間に結節部がなく、結節部と第2の部材の間に円形の巻付部が実質的に存在しないことで、組織に対する糸の摩擦が大きく減少するため、引っ張る段階と、裂傷を縫合することの危険性がほとんどなく、侵襲性が低くなる。
豪州特許出願公開第2015202757号明細書(AU2015202757)

Claims (13)

  1. 縫合器具、特に、半月板の裂傷を縫合するための縫合器具であって、
    −主方向(A)に沿って延びる長手方向の空洞部(3)が設けられた針(2)と、
    −前記空洞部(3)にスライド可能に挿入され、前記主方向(A)に沿って連続して配置された少なくとも1つの第1の部材(4)および第2の部材(5)と、
    −前記空洞部(3)にスライド可能に挿入され、前記第1の部材(4)および前記第2の部材(5)に接続された縫合糸(6)と、
    を備え、
    前記第1の部材(4)および前記第2の部材(5)が、それぞれ、接合要素(9、12)によって互いに接続された少なくとも一対の物体(7、8、10、11)を有し、
    前記縫合糸(6)が、前記第2の部材(5)の前記接合要素(12)にスライド可能に拘束されることを特徴とする、縫合器具。
  2. 前記第1の部材(4)および前記第2の部材(5)の前記物体(7、8、10、11)が、接合要素(9、12)によって互いに接続されている球であることを特徴とする、
    請求項1に記載の縫合器具。
  3. 前記針(2)が管状であり、
    前記空洞部(3)が、貫通型の空洞部であり、
    それぞれの前記部材(4、5)の前記球(7、8、10、11)が、前記空洞部(3)の内径に対応する直径を有することを特徴とする、
    請求項2に記載の縫合器具。
  4. 前記第1の部材(4)および前記第2の部材(5)の全体が、前記針(2)の前記空洞部内に位置することを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の縫合器具。
  5. 前記物体(7、8、10、11)のそれぞれの対が、前記空洞部(3)に沿って連続して配列された第1の球(7、10)と第2の球(8、11)を有することを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の縫合器具。
  6. 前記第1の部材(4)の前記第2の球(8)と、前記第2の部材(5)の前記球(10、11)は、少なくとも、前記針(2)の大きさを最小限にするために、前記縫合糸(6)を収容するための周囲溝部(15)を有することを特徴とする、
    請求項5に記載の縫合器具。
  7. それぞれの前記部材(4、5)の前記物体(7、8、10、11)の間の前記接合要素(9、12)が可撓性であることを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の縫合器具。
  8. 前記縫合糸(6)は、前記接合要素(12)に対してスライド可能な結節部または巻付部によって、それぞれの前記接合要素(12)において前記第2の部材(5)に拘束されることを特徴とする、
    請求項6に記載の縫合器具。
  9. 前記糸(6)が、第1の末端部分(6a)と第2の末端部分(6b)との間に延びており、
    −前記第1の末端部分(6a)から、前記第1の部材(4)と前記第2の部材(5)との間にある位置まで延びている、第1の縫合部分(13)と、
    −前記第2の部材(5)と前記第2の末端部分(6b)との間を進む、第2の引っ張り部分(14)とを備え、
    前記第1の縫合部分(13)と前記第2の引っ張り部分(14)との両部分が、前記第2の末端部分(6b)で起こる引っ張り操作に対応して変動可能な長さを有することを特徴とする、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の縫合器具。
  10. 前記糸(6)の前記第1の部分(13)は、直線であり、結節部のない状態で進行するか、または前記第1の部材(4)の前記接合要素(9)に固定するための1個の結節部を有することを特徴とする、
    請求項に記載の縫合器具。
  11. 前記第1の部材(4)または前記第2の部材(5)がそれぞれ前記針(2)の前記空洞部(3)内に収容される休止位置から、前記第1の部材(4)または前記第2の部材(5)がそれぞれ前記針(2)の先端に近接するか、または前記針(2)の先端から外側に突出する操作位置まで、各部材(4、5)を移動するように構成された、前記第1の部材(4)および前記第2の部材(5)のための移動手段(16)を備えることを特徴とする、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の縫合器具。
  12. 前記移動手段(16)は、前記針(2)の先端に対して反対の位置に配置され、ユーザによって操作可能な少なくとも1つの駆動部材(16a)を備えていることを特徴とする、
    請求項11に記載の縫合器具。
  13. 前記縫合糸(6)が、USPスケールに従って0ゲージを有することを特徴とする、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の縫合器具。
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