JP6711903B2 - 不正検出システムおよび方法 - Google Patents

不正検出システムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6711903B2
JP6711903B2 JP2018514280A JP2018514280A JP6711903B2 JP 6711903 B2 JP6711903 B2 JP 6711903B2 JP 2018514280 A JP2018514280 A JP 2018514280A JP 2018514280 A JP2018514280 A JP 2018514280A JP 6711903 B2 JP6711903 B2 JP 6711903B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
compressor
load
load sensor
expected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018514280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018530826A5 (ja
JP2018530826A (ja
Inventor
ゲイル・サテール
ローナルド・シーヴェルトセン
トム・ルンデ
ヨニー・ニョスタッド
Original Assignee
トムラ・システムズ・エイ・エス・エイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トムラ・システムズ・エイ・エス・エイ filed Critical トムラ・システムズ・エイ・エス・エイ
Publication of JP2018530826A publication Critical patent/JP2018530826A/ja
Publication of JP2018530826A5 publication Critical patent/JP2018530826A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6711903B2 publication Critical patent/JP6711903B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/018Certifying business or products
    • G06Q30/0185Product, service or business identity fraud
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0094Press load monitoring means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/14Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation using light without selection of wavelength, e.g. sensing reflected white light
    • G06K7/1404Methods for optical code recognition
    • G06K7/1408Methods for optical code recognition the method being specifically adapted for the type of code
    • G06K7/14131D bar codes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N20/00Machine learning
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/40Authorisation, e.g. identification of payer or payee, verification of customer or shop credentials; Review and approval of payers, e.g. check credit lines or negative lists
    • G06Q20/401Transaction verification
    • G06Q20/4016Transaction verification involving fraud or risk level assessment in transaction processing
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/06Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by returnable containers, i.e. reverse vending systems in which a user is rewarded for returning a container that serves as a token of value, e.g. bottles
    • G07F7/0609Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by returnable containers, i.e. reverse vending systems in which a user is rewarded for returning a container that serves as a token of value, e.g. bottles by fluid containers, e.g. bottles, cups, gas containers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Description

本発明は、飲料容器自動回収機(reverse vending machine)用の不正検出システムおよび方法に関する。本発明はまた、そのような不正検出システムを含む飲料容器自動回収機、およびコンピュータプログラム製品に関する。
金銭的な不正が飲料容器自動回収システム(RVS)を使用して行われる公知の例がある。この不正は主に、返金資格のある使用済み飲料容器(UBC)を、圧縮され価値が低下する前に誰かがシステムから取り出すか、またはUBCを圧縮前に価値のない物と取り換えることにより実行される。
本発明の目的は、上記の不正行為を阻止することのできる不正防止システムおよび方法を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、飲料容器自動回収機用の不正検出システムであって:飲料容器自動回収機に入った少なくとも1つの容器を検出するように適用された検出器と;動作中に飲料容器自動回収機の圧縮機の負荷を測定するように適用された圧縮機負荷センサであって、圧縮機は入った容器を前記検出器の下流で圧縮するように適用されている、圧縮機負荷センサと;圧縮機負荷センサにより測定された負荷に基づいて、検出された少なくとも1つの容器が予測通りに圧縮されているかどうかを判定するように構成された圧縮機負荷センサモニタリングデバイスとを含む不正検出システムが提供される。
本発明は、圧縮機負荷センサにより測定された負荷を使用して、1つまたはそれ以上の検出された容器が予想通りに圧縮されているかどうかを判定することができるという理解に基づく。容器が予想通りに圧縮されていない場合には、飲料容器自動回収機は不正の試み(fraud attempt)を受けている可能性がある。本システムを装置と解釈してもよい。
EP2447020A1が、測定された位相差から圧縮プロセスを判定するために設けられた評価デバイスを特に含む制御システムを開示していることに注目すべきである。しかしながら、EP2447020A1は、判定された圧縮プロセスを使用して、任意の検出された容器も圧縮されているかどうかを判定することを開示していない。
個々の容器が予想通りに圧縮されているか否かを判定するために、圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを、圧縮機の測定負荷を個々の容器についての(圧縮機の)予想負荷と比較するように構成してもよい。測定負荷と予想負荷との不一致は、例えば、容器が検出器により検出された後、圧縮される前に飲料容器自動回収機から取り出されたこと、または検出された容器が圧縮された容器または物品と異なることによって生じ得る。予想負荷は、例えば、閾値、圧縮機負荷の形跡(signature)、蓄積負荷などであってよい。さらに、予想負荷は、検出器による容器の検出後の所定の時間範囲内に生じるものと予想することができる。前記時間範囲の開始および/または持続時間は、例えば、飲料容器自動回収機の配置に応じて決まる。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを、飲料容器自動回収機のセッションについての圧縮された容器の総数を判定するように構成してもよい。圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを、前記セッションについての圧縮された容器の数および検出器により検出された容器の数に基づいて、不正率(fraud factor)の変化を計算するようにさらに構成してもよい。例えば、検出器により検出された容器の数が圧縮された容器の数よりも大きい場合には、不正率が増加し得る。このようにして、本システムは、個々の容器を確認できるだけでなく、経時的な不正を検出することもできる。不正率が閾値を超えた場合にトリガ信号を発してもよい。トリガ信号は、例えば飲料容器自動回収機のアラームもしくは運転停止をトリガし、または返金額の支払い(crediting)を阻止する。あるいはまたは補足的に、不正率の導関数(derivative)をモニタして不正を迅速に検出することができる。さらに、圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを、予想通りに圧縮されていない各容器について不正率を大きく増加させ、予想通りに圧縮されている各容器について不正率を小さく減少させるように構成してもよい。すなわち、予想通りに圧縮されていない容器ごとに、いくつかの容器を適切に圧縮してセッションにわたって不正率が増加しないようにしなければならない。これはまた、すべての容器が必ずしも反映されていない場合でさえ、不正率を平衡状態に維持することができることを意味する。これにより、圧縮機負荷センサによる誤読を補償することができる。
検出された複数の容器が予想通りに圧縮されているかどうかを判定するために、圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを、飲料容器自動回収機のセッションについて圧縮機負荷センサにより測定された負荷を蓄積するように構成してもよい。さらに、検出器は飲料容器自動回収機に入れられた容器が何であるかを検出することができ、様々な容器についての所定のまたは学習した圧縮機負荷に基づいて、予想蓄積負荷を判定することができる。その後、圧縮機負荷センサモニタリングデバイスは蓄積負荷を予想蓄積負荷と比較することができる。負荷が一致しない場合、不正の試みがあり得る。
前記検出器を、バーコードリーダ、セキュリティマークリーダ、形状センサ、および材料センサ、またはこれらの組合せ(例えば、システムはバーコードリーダとセキュリティマークリーダとの両方を含んでもよい)を含む群から選択してもよい。検出器を、飲料容器自動回収機の識別チャンバと共に配置してもよい。
システムは、前記検出器の下流および前記圧縮機負荷センサの上流に配置された輸送監視センサをさらに含むことができる。輸送監視センサを、飲料容器自動回収機のコンベヤまたは選別機ユニットと共に配置してもよい。
検出器、輸送監視センサ、および圧縮機負荷センサの各々が容器の適切な処理を示した場合にのみ、返金信号を発することができる。このようにして、容器は、「承認」前、すなわち返金が容器から支払われる前に少なくとも3つの「チェックポイント」を通過しなければならない。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを、圧縮機負荷センサにより測定された負荷の圧縮機負荷プロファイルを分析して、少なくとも1つの容器を分類するように構成することができる。各容器を、例えば、容器の種類(ペットボトル、アルミニウム缶、ガラスビンなど)に従って、かつ/または向き(底部が先、横向き、任意の向きなど)に従って分類することができる。分類されない容器は、前述した不正率を増加させ得る。さらに、圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを、様々な容器についての圧縮機負荷プロファイルを記録するように構成してもよく、システムは、記録された圧縮機負荷プロファイルに基づいてシステムを訓練するように構成された機械学習ソフトウェアをさらに含む。すなわち、機械学習ソフトウェアは、古い圧縮機負荷プロファイルを新しく記録されたプロファイルに置き換えることができる。このようにして、システムは、圧縮機の損耗により生じる圧縮機負荷プロファイルの変化に適応することができる。
検出器は、検出された少なくとも1つの容器についてのさらなる情報を圧縮機負荷センサモニタリングデバイスに送るように適用される。さらなる情報は、例えば、サイズ、重量、材料の種類などを含むことができる。これにより、何が圧縮されているかを判定するシステムの能力を高めることができる。
スリップ測定を使用して圧縮機負荷を測定するために、前記圧縮機負荷センサは、圧縮機のパワートレーン内に速度センサを含むことができる。そのようなセンサはそれ自体、比較的単純である。他の実施形態において、前記センサを、トルクトランスデューサ、圧縮機のパワートレーン内に取り付けられたロードセル、周波数インバータ、電力計、およびスリップセンサを含む群から選択することができる。
システムは、第2の圧縮機と、動作中に第2の圧縮機の負荷を測定するように適用された第2の圧縮機負荷センサとをさらに含むことができる。システムは、追加の圧縮機と圧縮機負荷センサとを含むことができる。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを、容器が検出器により検出された瞬間に基づいて、上記少なくとも1つの容器のうちのどれかの容器についての予想圧縮時間窓を判定するように構成してもよい。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを、少なくとも1つの容器についての予想圧縮時間窓、および圧縮機負荷センサにより測定された圧縮機の負荷を表す対応する負荷データを含む圧縮イベントを構築するように構成してもよい。
システムは、構築された圧縮イベントを遠隔デバイスへ送るように適用された通信手段をさらに含むことができる。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(検出された少なくとも1つの容器が予想通りに圧縮されているかどうかを判定するように構成される)を、予想圧縮時間窓の測定負荷が所定値を超えていない場合に容器が予想通りに圧縮されていないと判定するように構成することができる。これは、不正を検出する比較的「簡単な」方法であり、容器の自重を含むデータベースを利用できない場合に特に有用となり得る。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを、少なくとも1つの容器についての測定負荷を正規化し、前記少なくとも1つの容器についての正規化された測定負荷、および1つまたはそれ以上の前の容器についての正規化された測定負荷に基づいて移動平均を計算するように構成してもよい。測定負荷を正規化することにより、異なるサイズおよび/または種類の容器についての予想負荷を知る必要がなくなる。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(検出された少なくとも1つの容器が予想通りに圧縮されているかどうかを判定するように構成される)を、計算された移動平均が予想された所定の平均に一致する場合に容器が予想通りに圧縮されていることを判定するように構成してもよい。このようにして、検出器と圧縮機との間で容器が他の物品に置き換えられているかどうかを検出することができる。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイスは、少なくとも1つの容器についての測定負荷を、少なくとも1つの容器の自重で割ることにより正規化するように構成してもよい。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様による不正検出システムを含む飲料容器自動回収機が提供される。この態様は、前の態様と同一または同様の特徴および技術的効果を示すことができる。
本発明の第3の態様によれば、飲料容器自動回収機の不正検出方法であって:飲料容器自動回収機に入った少なくとも1つの容器を検出する工程と;入った容器を圧縮するように意図された圧縮機の負荷を測定する工程と;圧縮機負荷センサにより測定された負荷に基づいて、検出された少なくとも1つの容器が予想通りに圧縮されているかどうかを判定する工程とを含む不正検出方法が提供される。この態様は、前の態様と同一または同様の特徴および技術的効果を示すことができ、また逆も同様である。
本発明の第4の態様によれば、コンピュータプログラム製品であって、コンピュータデバイスで実行されたときに、圧縮機負荷センサにより測定された圧縮機の負荷に基づいて、検出器の下流に位置する圧縮機により、飲料容器自動回収機の検出器により検出された少なくとも1つの容器が予想通りに圧縮されているかどうかを判定する工程を実行するためのコードを含むコンピュータプログラム製品が提供される。この態様は、前の態様と同一または同様の特徴および技術的効果を示すことができ、また逆も同様である。コンピュータデバイスは、例えば、前述した圧縮機負荷センサモニタリングデバイスであってよい。
別の態様によれば、飲料容器自動回収機用の不正検出システムであって:飲料容器自動回収機に入った容器を検出するように適用された検出器と;容器が加工されているときに飲料容器自動回収機の一部の特性を測定するためのセンサと;容器の種類に基づいて、測定された特性を所定の特性値と比較するように構成されたデバイスとを含む不正検出システムが提供される。この態様は、飲料容器自動回収機の要素の動作特性を使用して、機械により加工されている容器の特定の種類に関連する特性プロファイルを作成し、かつ予想特性プロファイルと実際に測定された動作特性との不一致を使用して、考えられる不正および/または加工誤差を検出するという概念に基づく。測定される飲料容器自動回収機の一部は、入った容器を前記検出器の下流で圧縮するように適用された圧縮機であってよく、特性は、容器を圧縮する動作中の圧縮機の負荷であってよい。システムは、動作中に圧縮機の負荷を測定するように適用された圧縮機負荷センサと;圧縮機負荷センサにより測定された負荷を圧縮機の予想負荷と比較するように構成された圧縮機負荷センサモニタリングデバイスとを含むことができ、予想負荷は検出された容器に基づく。
以下で、本発明の現在好ましい実施形態を示す添付図面を参照しながら、本発明のこれらおよびその他の態様についてより詳細に説明する。
本発明の実施形態による不正検出システムを含む飲料容器自動回収機の概略図である。 アルミニウム缶についての圧縮機負荷プロファイルを示す図である。 本発明の実施形態による、個々の容器についての不正検出方法のフローチャートである。 本発明の実施形態による、セッションベースの不正検出方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態による、セッションベースの不正検出方法のフローチャートである。 本発明の別の実施形態による、不正検出システムを含む飲料容器自動回収機の概略図である。 本発明の1つまたはそれ以上の実施形態を示す図である。 本発明の1つまたはそれ以上の実施形態を示す図である。 本発明の1つまたはそれ以上の実施形態を示す図である。
図1は、飲料容器自動回収機12に組み込まれた不正検出システム10を示す。飲料容器自動回収機12は前端ユニットとバックルームユニットとを有してもよく、すべての機能が1つのユニットに統合された一体型機械であってもよい。飲料容器自動回収機12のすべての機能は、返却された使用済み飲料容器を、リサイクルまたは再利用のために自動で収集、選別、および処理することであり得る。
不正検出システム10は検出器14を含む。検出器14を、飲料容器自動回収機12の識別チャンバ16と共に配置することができる。検出器14は、飲料容器自動回収機12に入った容器18を検出するように適用される。検出器14は、従来のバーコードおよび/もしくはセキュリティマークリーダ、または形状もしくは材料センサであってよい。検出器は、サイズ、重量、材料の種類、予想圧縮機負荷などの容器18についての情報を送るようにさらに適用される。
システム10は、輸送監視センサ20をさらに含むことができる。輸送監視センサ20は、検出器14の下流に配置される。輸送監視センサ20を、飲料容器自動回収機12のコンベヤまたは選別機ユニット22と共に配置してもよい。コンベヤまたは選別機ユニット22は、一般に、容器18を飲料容器自動回収機12の圧縮機24へ輸送するように適用される。圧縮機24は、容器18を圧縮するように意図される。図1に示す実施形態において、飲料容器自動回収機12は、例えば(圧縮された)ペットボトルについて1つ、かつ(圧縮された)アルミニウム缶について1つの2つの行き先26a、26bを有する。コンベヤまたは選別機ユニット22は、容器18がその正しい行き先に向かって確実に輸送されるようにすることができる。図1の例では、容器18が行き先26bに向かって輸送される。
システム10は、圧縮機負荷センサ28をさらに含む。圧縮機負荷センサ28は、動作中に圧縮機24の負荷を測定するように適用される。圧縮機24の負荷は、ここでは例えば、動作中の圧縮機の消費電力および/またはトルクと解釈することができる。容器が圧縮されると、消費電力またはトルク、およびしたがって負荷が増加する。一実施形態において、圧縮機負荷センサ28は、圧縮機24のパワートレーンに配置された速度センサを含む。速度センサは、例えば、モータのロータの毎分回転数を測定することができる。速度センサを使用して、モータのスリップを測定することができ、スリップはモータのトルクを決定するため、圧縮機24の負荷を測定することができる。他の実施形態において、圧縮機負荷センサ28は、例えば、トルクトランスデューサ、圧縮機24のモータに取り付けられたロードセル、周波数インバータ、電力計、または別のスリップセンサであってよい。
システム10は、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30をさらに含む。圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は別個のデバイスであっても、飲料容器自動回収機12のメインコンピュータまたは制御システムと一体化されていてもよい。圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、接続31a、31bを介して少なくとも検出器14および圧縮機負荷センサ28に接続される。接続31a、31bは有線であっても無線であってもよい。圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、一般に、圧縮機負荷センサ28により測定された負荷に基づいて、検出された少なくとも1つの容器18が予想通りに圧縮されているかどうかを判定するように構成される。
個々の容器18について、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、圧縮機負荷センサ28により測定された負荷を容器18についての圧縮機24の予想負荷と比較することができる。予想負荷は、例えば、一般的な閾値、容器特有の閾値、圧縮機負荷の形跡(以下参照)、蓄積負荷などであってよい。予想負荷は、飲料容器自動回収機の配置に応じて、検出器14による容器の検出後のある時間に生じるものと予想される。飲料容器自動回収機12を通る輸送時間が容器によっていくらか異なることがあるため、予想負荷が生じると予想される時間は、例えば範囲として表すことができる。
さらに、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30を、圧縮機負荷センサ28により測定された負荷の圧縮機負荷プロファイルを分析するように構成してもよい。このようにして、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、分析された圧縮機負荷プロファイルに基づいて、圧縮された容器18を分類することができる。各容器18を、例えば、容器の種類(ペットボトル、アルミニウム缶、ガラスビンなど)に従って、かつ/または向き(底部が先、横向き、任意の向きなど)に従って分類することができる。アルミニウム缶の圧縮機負荷プロファイルまたは形跡の例が図2に示される。さらに、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30を、様々な容器についての圧縮機負荷プロファイルを記録するように構成してもよい。記録されたプロファイルを、例えばデータベース32に記憶させてもよい。データベース32は、予め記憶された圧縮機負荷プロファイルを含むこともできる。さらに、システム10は、記録された圧縮機負荷プロファイルに基づいてシステム10を訓練するように構成された機械学習ソフトウェア34を含むことができる。すなわち、機械学習ソフトウェア34は、(データベース32中の)古い圧縮機負荷プロファイルを新しく記録されたプロファイルに置き換えることができる。このようにして、システム10は、圧縮機24の経時的な損耗により生じる圧縮機負荷プロファイルの変化に適応することができる。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30を、不正率を計算するようにさらに構成してもよい。計算された不正率が閾値Xを超えた場合にトリガ信号を発することができる。トリガ信号は、例えば飲料容器自動回収機12のアラームもしくは運転停止をトリガすることができる。あるいはまたは補足的に、不正率の導関数を使用して不正を迅速に検出することができる。不正率を、最初に閾値X未満の値に設定することができる。
一実施形態において、不正率は容器の検出に基づいて変化する。検出器14により検出された各容器について、容器(UBC)が進行中であることを示す信号を圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30に送ってもよい。圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、データベース32に記憶された圧縮機負荷プロファイルのいずれかに一致する圧縮機負荷プロファイルを、圧縮機負荷センサ28により測定された負荷に見つけるよう試みる。一致するごとに、かつデータベース32のプロファイルに一致しない圧縮機負荷プロファイル(分類されない容器)が見つかるごとに、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30はカウンタを増分する。その後、不正率の変化を、カウンタ、および飲料容器自動回収機12のセッション(セッション:消費者が入れた最初の容器から最後の容器まで、またはこれらの容器のサブセット)について検出器14により検出された容器の数に基づいて、以下の例示式に従って計算することができる:
不正率の変化=(|(検出された容器の数−圧縮された容器の数)|*A)−(圧縮された容器の数*B)
ここで(A>B)
15個の容器が検出器により検出され、計12個の容器が圧縮されている(10個が分類され、2個が分類されない)場合には、不正率の変化は(15−12)A−(12)B=3A−12Bとなる。
検出された容器と圧縮された容器との差の絶対値を使用することにより、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30が、何らかの方法で(somehow)圧縮された容器の数が検出器14により検出された容器の数よりも大きいことを見つけた場合にも、不正率を増加させることができる。圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、例えば、検出された容器についての2つの圧縮機負荷の形跡を見つけることにより、カウンタを2度増分する。
別の実施形態において、不正率は、容器の分類に基づいてさらに変化する。ここで、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、データベース32の圧縮機負荷プロファイルに一致する、見つけられた圧縮機負荷プロファイルをカウントするだけであり、すなわち有効な容器として分類される、圧縮された容器をカウントする。その後、以下の例示式に従って不正率の変化を計算することができる:
不正率の変化=(|(検出された容器の数−分類された容器の数)|*A)−(分類された容器の数*B)
ここで(A>B)
検出された15個の容器および分類された10個の容器の上記の例を使用すると、不正率の変化は(15−10)A−(10)B=5A−12Bとなる。
図3は、個々の容器18の不正検出方法のフローチャートである。S1で、検出器14は、飲料容器自動回収機12の識別チャンバ16内の容器18を検出する。S2で、システム10は、容器18のバーコードが見つけられ承認されたかどうかを確認することができる。バーコードが見つけられず承認されなかった場合、容器18は、容器18を飲料容器自動回収機12に入れた消費者に返却される。バーコードが見つけられ承認された場合、システム10は、容器18のセキュリティマークが見つけられ承認されたかどうかをさらに確認することができる(S3)。セキュリティマークが見つけられず承認されなかった場合、容器18は消費者に返却される。セキュリティマークが見つけられ承認された場合、容器18は、コンベヤまたは選別機ユニット22によりその指定された行き先26aまたは26bに向けて輸送される(S4)。S5で、システム10は、輸送監視センサ20が予想通りにトリガされたかどうか、すなわち容器18がユニット22により適切に輸送または選別されたことを確認することができる。輸送監視センサ20が予想通りにトリガされなかった場合、容器18についての返金は記録されない。輸送監視センサ20が予想通りにトリガされた場合、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、例えば、容器18について圧縮機負荷センサ28により測定された負荷を予想負荷と比較することにより、容器18が予想通りに圧縮されているかどうかを判定する(S6)。容器18が予想通りに圧縮されている(測定負荷と予想負荷が一致する)場合には、容器18についての返金信号を発することができる。容器18が予想通りに圧縮されていない(測定負荷と予想負荷が一致しない)場合には、容器18についての返金は記録されない。全体として、容器18は、承認前、すなわち容器18について返金が支払われる前に4つのチェックポイント(S2、S3、S5、S6)を通過しなければならない。他の実施形態において、チェックポイントS2、S3、S5のいずれかを省略してもよい。
図4は、本発明の実施形態による、セッションベースの不正検出方法のフローチャートである。S10で、検出器14は、飲料容器自動回収機12の識別チャンバ16内の容器18を検出する。S11で、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、いずれかの容器が圧縮されているかどうかを判定する。容器が圧縮されている場合、カウンタをそれに応じて増分する(S12)。容器が圧縮されていない場合、カウンタを増分しない(S13)。その後、システム10はセッションが終了したかどうかを確認する(S14)。セッションが終了していない場合、別の容器18がS10で検出されるなどである。セッションが終了している場合、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、カウンタ、および検出器14により検出された容器18の数に基づいて不正率の変化を計算する(S15)。その後、システム10は不正率が閾値Xを超えているかどうかを確認する(S16)。不正率が閾値Xを超えている場合、トリガ信号を発する(S17)。不正率が閾値Xを超えていない場合、飲料容器自動回収機12の動作を通常通り継続する(S18)。
図5は、本発明の別の実施形態による、セッションベースの不正検出方法のフローチャートである。S20で、圧縮機負荷センサ28は、セッション中の圧縮機24の負荷を測定する。S20の右のグラフは、経時的な測定負荷を示す。S21で、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、圧縮機負荷センサ28により測定された負荷を蓄積する。S21の右のグラフは、経時的な蓄積負荷を示す。S22で、システム10はセッションについての予想蓄積負荷を判定する。すなわち、検出器14は、セッション中に飲料容器自動回収機12に入れられた容器が何であるかを検出し、様々な容器についての所定のまたは学習した圧縮機負荷に基づいて、予想蓄積負荷が判定される。その後、S23で、S21による蓄積負荷をS22による予想負荷と比較する。負荷が一致しない場合には、不正の試みの疑いがあることを示す(S24)。負荷が一致する場合には、飲料容器自動回収機12の動作を通常通り継続することができる。
図6は、本発明の別の実施形態による不正検出システム10を含む飲料容器自動回収機12を示す。図6の飲料容器自動回収機12は、2つの検出器14、14’および識別チャンバ16、16’と2つの輸送監視センサ20、20’およびコンベヤまたは選別機ユニット22、22’とを含むことを除いて、図1の飲料容器自動回収機12と同様である。システムは、少なくとも2つの圧縮機24、242−nと少なくとも2つの圧縮機負荷センサ28、282−nとをさらに含むことができる。共通の圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30を使用して、すべての圧縮機241−nを処理することができる。あるいは、システムは、圧縮機/圧縮機負荷センサごとに1つの圧縮機負荷センサモニタリングデバイスを含んでもよい。
本発明の1つまたはそれ以上の実施形態によれば、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30を、容器18が検出器14により検出された瞬間に基づいて、容器18についての予想圧縮時間窓36(図7b参照)を判定するように構成することができる。言い換えると、予想圧縮時間窓36は、容器18が検出器14により観察された時点に対して定義される。予想圧縮時間窓36は、所定の持続時間または長さを有する時間範囲であってよく、予想圧縮時間窓36は、飲料容器自動回収機12の配置に応じて、容器18が検出器14により検出された瞬間後の所定の時間に開始または発生することができる。
検出器14は、ここでは、選別機ユニット22(図7a参照)と共に、または2つ以上の選別機ユニットがある場合には圧縮機24の前の最後の選別機ユニットと共に、容器18を検出するように適用される。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30を、参照符号38で概略的に示すように、圧縮イベントを構築するようにさらに構成することができる。圧縮イベント38は、少なくとも1つの容器18についての予想圧縮時間窓36、および圧縮機負荷センサ28により測定された圧縮機24の負荷を表す対応する負荷データを含むことができる。負荷データは、測定負荷が所定値を超える時間40、測定負荷のピーク、およびその時間についての測定負荷の積分のうちの少なくとも1つを含むことができる。所定値は、容器が圧縮されていないときの圧縮機24のアイドル負荷にオフセットを加えたものであってよい。図7bでは、所定値が縦軸で50に設定されている。
圧縮された容器18のみについて、圧縮イベント38’は予想圧縮時間窓およびその容器についての負荷データを含む。概ね共に圧縮された、予想圧縮時間窓36が重なる容器18について、圧縮イベント38”は、これらのすべての容器についての予想圧縮時間窓および負荷データを含むことができる。
圧縮イベント38は、容器18の材料(ALU、FE、PET、ガラスなど)、自重(例えば、グラムで表す)、および体積(例えば、ミリリットルで表す)のうちの少なくとも1つのなどの追加の情報を含むことができる。そのような追加の情報を、例えばシステム10のバーコードリーダ46により読み取られる容器18のバーコードに基づいてデータベースで検索することができる。
システム10は、構築された圧縮イベント38を、例えばデータ視覚化および/またはオフライン分析のために遠隔デバイス44に送るように適用された通信手段42をさらに含むことができる。オフライン分析は、数日/数週間にわたる各機械12からの構築された圧縮イベントを分析して、挙動の大きな変化を探し、かつ/または同様の機械間の非常に長い時間差を探すことを含み得る。構築された圧縮イベント38を、例えば1日に1度、遠隔デバイス44に送ることができる。
圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30を、対応する予想圧縮時間窓36の測定負荷が所定値を超えていない場合、例えば、図7bの予想圧縮時間窓36”のように予想圧縮時間窓に測定負荷がない場合、検出された容器18が予想通りに圧縮されていないことを判定するようにさらに構成することができる。逆に、測定負荷が所定値を超えている予想圧縮時間窓36’では、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は物品、おそらく対応する容器18が圧縮されたことを判定することができる。このようにして、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30は、各構築された圧縮イベントについて、検出された容器18ごとに圧縮されていない容器(「逸れた(stray)物品」)の割合を判定することができる。予想圧縮時間窓36’では、この割合は0/1=0%である。予想圧縮時間窓36”では、割合は1/1=100%である。予想圧縮時間窓36’”(構築された圧縮イベント38”)では、割合は0/5=0%である。最後に検出された容器18の数(例えば50個)についての圧縮されていない容器の分(share)の移動平均を、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30により計算することができる。この移動平均を所定の最大値(圧縮されていない容器の量)と比較することができる。移動平均を使用して不正率を計算および/または更新することができる。移動平均は指数移動平均であってよい。
前記段落で説明した機能は予想圧縮時間窓で何かが圧縮されたことを判定することができるが、実際に圧縮された物品が、検出された同一の容器であったことは完全に確証できないことを理解されたい。このために、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30を、検出された少なくとも1つの容器18についての測定負荷を前述した追加の情報に示される少なくとも1つの容器18の自重で割ることにより、検出された少なくとも1つの容器18についての測定負荷を正規化するようにさらに構成してもよい。正規化された測定負荷を1グラム当たりの遅れとして表してもよく、「遅れ」は圧縮により生じた圧縮機28の遅延であり、したがって圧縮機28の負荷を表す。圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30を、少なくとも1つの容器18についての正規化された測定負荷、および1つまたはそれ以上の前の容器についての正規化された測定負荷に基づいて移動平均を計算するようにさらに構成することができる。移動平均は指数移動平均であってよく、1つまたはそれ以上の前の容器は、例えば10個、50個、または100個の前の容器であってよい。圧縮機負荷センサモニタリングデバイス30を、計算された移動平均が(所定の限度内で)予想された所定の平均に一致する場合に、容器18が概して予想通りに圧縮されていることを判定するようにさらに構成してもよい。計算された移動平均が予想された所定の平均に一致しない場合、容器18の一部は予想通りに圧縮されておらず(取り出された、または置き換えられた)、これにより、不正の試みが存在し得る。これを使用して、不正率を計算および/または更新することができる。
動作時(図7c)に、容器18についての予想圧縮時間窓36が工程S1で判定される。工程S2で、圧縮機24の負荷が測定される。工程S3で、容器の自重を含む前述した追加のデータが引き出される。
工程S4で、予想圧縮時間窓36、負荷、および追加のデータに基づいて圧縮イベント38が構築される。工程S5で、構築された圧縮イベント38を遠隔デバイス44に送ることができる。
工程S6で、予想圧縮時間窓の測定負荷が所定値を超えていない場合、容器が予想通りに圧縮されていないことが判定され、これにより、圧縮されていない、検出された容器18の分を判定することができる。工程S7で、圧縮されていない容器の分の移動平均が計算される。
工程S8で、1つまたはそれ以上の容器18についての測定負荷が正規化される。工程S9で、正規化された測定負荷の移動平均が計算される。工程S10で、計算された移動平均が所定の予想平均と比較される。
当業者は、本発明が前述した実施形態に決して限定されないことを理解するだろう。むしろ、添付の特許請求の範囲内で多くの修正および変更が可能である。

Claims (23)

  1. 飲料容器自動回収機(12)用の不正検出システム(10)であって:
    飲料容器自動回収機に入った少なくとも1つの容器(18)を検出するように適用された検出器(14)と;
    動作中に飲料容器自動回収機の圧縮機(24)の負荷を測定するように適用された圧縮機負荷センサ(28)であって、圧縮機は入った容器を前記検出器の下流で圧縮するように適用されている、圧縮機負荷センサと;
    圧縮機負荷センサにより測定された負荷に基づいて、検出された少なくとも1つの容器が予測通りに圧縮されているかどうかを判定するように構成された圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(30)と
    を含み、
    前記圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(30)は、容器(18)が検出器(14)により検出された瞬間に基づいて、上記少なくとも1つの容器のうちのどれかの容器(18)についての予想圧縮時間窓(36)を判定するように構成され、そして
    前記圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(30)は、予想圧縮時間窓(36)の測定負荷が所定値を超えていない場合に容器(18)が予想通りに圧縮されていないと判定するように構成される、
    前記不正検出システム。
  2. 圧縮機負荷センサモニタリングデバイスは、圧縮機負荷センサにより測定された負荷を検出された容器についての予想圧縮機負荷と比較することにより、検出された個々の容器(18)が予想通りに圧縮されているかどうかを判定するように構成される、請求項1に記載の不正検出システム。
  3. 予想負荷は、検出器による容器の検出後の所定の時間範囲内に生じるものと予想される、請求項2に記載の不正検出システム。
  4. 圧縮機負荷センサモニタリングデバイスは、飲料容器自動回収機のセッションについての圧縮された容器の数を判定し、前記セッションについての圧縮された容器の数および検出器により検出された容器の数に基づいて、不正率の変化を計算するように構成される、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の不正検出システム。
  5. 不正率が閾値を超えた場合にトリガ信号が発せられる、請求項4に記載の不正検出システム。
  6. 圧縮機負荷センサモニタリングデバイスは、予想通りに圧縮されていない各容器について不正率を第1の量Aで増加させ、予想通りに圧縮されている各容器について不正率を第2の量Bで減少させるように構成され、前記第1の量は前記第2の量より大きい、請求項4または5に記載の不正検出システム。
  7. 圧縮機負荷センサモニタリングデバイスは、飲料容器自動回収機のセッションについて圧縮機負荷センサにより測定された負荷を蓄積することにより、検出された複数の容器(18)が予想通りに圧縮されているかどうかを判定するように構成される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の不正検出システム。
  8. 前記検出器は、バーコードリーダ、セキュリティマークリーダ、形状センサ、および材料センサを含む群から選択される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の不正検出システム。
  9. 前記検出器の下流および前記圧縮機負荷センサの上流に配置された輸送監視センサ(20)をさらに含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の不正検出システム。
  10. 検出器、輸送監視センサ、および圧縮機負荷センサの各々が容器の適切な処理を示した場合にのみ、返金信号が発せられる、請求項8または9に記載の不正検出システム。
  11. 圧縮機負荷センサモニタリングデバイスは、圧縮機負荷センサにより測定された負荷の圧縮機負荷プロファイルを分析して少なくとも1つの容器を分類するように構成される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の不正検出システム。
  12. 圧縮機負荷センサモニタリングデバイスは、様々な容器についての圧縮機負荷プロファイルを記録するように構成され、システムは、記録された圧縮機負荷プロファイルに基づいてシステムを訓練するように構成された機械学習ソフトウェアをさらに含む、請求項11に記載の不正検出システム。
  13. 検出器は、検出された少なくとも1つの容器についてのさらなる情報を圧縮機負荷センサモニタリングデバイスに送るように適用される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の不正検出システム。
  14. 前記圧縮機負荷センサは、圧縮機のパワートレーン内に速度センサを含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の不正検出システム。
  15. 第2の圧縮機(242)と、動作中に第2の圧縮機の負荷を測定するように適用された第2の圧縮機負荷センサ(282)とをさらに含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の不正検出システム。
  16. 圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(30)は、少なくとも1つの容器(18)についての予想圧縮時間窓(36)、および圧縮機負荷センサ(28)により測定された圧縮機(24)の負荷を表す対応する負荷データを含む圧縮イベント(38)を構築するように構成される、請求項1に記載の不正検出システム。
  17. 構築された圧縮イベント(38)を遠隔デバイス(44)へ送るように適用された通信手段(42)をさらに含む、請求項16に記載の不正検出システム。
  18. 圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(30)は、少なくとも1つの容器(18)についての測定負荷を正規化し、前記少なくとも1つの容器(18)についての正規化された測定負荷、および1つまたはそれ以上の前の容器についての正規化された測定負荷に基づいて移動平均を計算するように構成される、請求項1に記載の不正検出システム。
  19. 圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(30)は、計算された移動平均が予想された所定の平均に一致する場合に容器(18)が予想通りに圧縮されていることを判定するように構成される、請求項18に記載の不正検出システム。
  20. 圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(30)は、少なくとも1つの容器(18)についての測定負荷を、少なくとも1つの容器(18)の自重で割ることにより正規化するように構成される、請求項18または19に記載の不正検出システム。
  21. 請求項1〜20のいずれか1項に記載の不正検出システム(10)を含む飲料容器自動回収機(12)。
  22. 飲料容器自動回収機(12)の不正検出方法であって:
    飲料容器自動回収機に入った少なくとも1つの容器(18)を検出器(14)が検出する工程と;
    容器(18)が検出器(14)によって検出された瞬間に基づいて、上記少なくとも1つの容器のうちのどれかの容器(18)についての予想圧縮時間窓(36)を、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(30)が判定する工程と
    入った容器を圧縮するように意図された圧縮機(24)の負荷を、圧縮機負荷センサ(28)が測定する工程と;
    圧縮機負荷センサにより測定された負荷に基づいて、検出された少なくとも1つの容器が予想通りに圧縮されているかどうかを判定する工程であって、前記予想圧縮時間窓(36)の測定負荷が所定値を超えていない場合に容器(18)が予想通りに圧縮されていないと、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(30)が判定する、前記工程と
    を含む、前記不正検出方法。
  23. 飲料容器自動回収機(12)用の不正検出の為のコンピュータプログラム製品であって、圧縮機負荷センサモニタリングデバイス(30)で実行されたときに:
    容器(18)が検出器(14)により検出された瞬間に基づいて、飲料容器自動回収機(12)の検出器(14)により検出された少なくとも1つの容器(18)についての予想圧縮時間窓(36)を判定する工程と
    該飲料容器自動回収機の該検出器によって検出された少なくとも1つの該容器が予想通りに圧縮されているかどうかを、該検出器の下流に設けられた圧縮機によって、圧縮機負荷センサにより測定された該圧縮機の負荷に基づいて、判定する工程であって、前記予想圧縮時間窓(36)の測定負荷が所定値を超えていない場合に容器(18)が予想通りに圧縮されていないと判定する、前記工程と
    を実行するためのコードを含む、前記コンピュータプログラム製品。
JP2018514280A 2015-10-06 2016-10-05 不正検出システムおよび方法 Active JP6711903B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP15188634.8 2015-10-06
EP15188634 2015-10-06
PCT/EP2016/073775 WO2017060288A1 (en) 2015-10-06 2016-10-05 Fraud detection system and method

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018530826A JP2018530826A (ja) 2018-10-18
JP2018530826A5 JP2018530826A5 (ja) 2019-11-14
JP6711903B2 true JP6711903B2 (ja) 2020-06-17

Family

ID=54266449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018514280A Active JP6711903B2 (ja) 2015-10-06 2016-10-05 不正検出システムおよび方法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US10902436B2 (ja)
EP (1) EP3360100B1 (ja)
JP (1) JP6711903B2 (ja)
CN (1) CN108140188A (ja)
AU (1) AU2016335016B2 (ja)
CA (1) CA3000892C (ja)
CY (1) CY1123492T1 (ja)
DK (1) DK3360100T3 (ja)
LT (1) LT3360100T (ja)
PL (1) PL3360100T3 (ja)
RS (1) RS60266B1 (ja)
SI (1) SI3360100T1 (ja)
WO (1) WO2017060288A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11972452B2 (en) 2015-10-06 2024-04-30 Tomra Systems Asa Fraud detection system and method
EP3474244A1 (de) * 2017-10-23 2019-04-24 Wincor Nixdorf International GmbH Kompaktoranordnung und verfahren zum betreiben einer kompaktoranordnung
EP3474245B1 (de) 2017-10-23 2021-12-08 Wincor Nixdorf International GmbH Kompaktoranordnung und verfahren zum betreiben einer kompaktoranordnung
DE102018103135A1 (de) * 2018-02-13 2019-08-14 Wincor Nixdorf International Gmbh System und Verfahren zum Authentifizieren einer individuellen Information
US11562613B2 (en) * 2019-10-28 2023-01-24 Nessie Solutions, LLC Container deposit return system
DE102021102865A1 (de) * 2021-02-08 2022-08-11 Wincor Nixdorf International Gmbh System und Verfahren zum Überwachen eines Betriebes einer Momentübertragungsvorrichtung
EP4361978A1 (de) * 2022-10-25 2024-05-01 RE DEPOSIT Solutions GmbH Leergutgebinde-rücknahmevorrichtung, ermittlungsvorrichtung für eine leergutgebinde-rücknahmevorrichtung und computerlesbares medium mit instruktionen für eine leergutgebinde-rücknahmevorrichtung
EP4379685A1 (de) * 2022-11-29 2024-06-05 RE DEPOSIT Solutions GmbH Leergutgebinde-rücknahmevorrichtung und computerlesbares medium mit instruktionen für eine leergutgebinde-rücknahmevorrichtung

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4463844A (en) * 1981-12-23 1984-08-07 Adolph Coors Company Apparatus and method for return of empty aluminum cans
US4579216A (en) * 1984-09-17 1986-04-01 Environmental Products Company Returnable container redemption method
NO308347B1 (no) * 1998-05-22 2000-09-04 Tomra Systems Asa Anordning for komprimering av gjenstander
US6186308B1 (en) 1999-04-21 2001-02-13 Can & Bottle Systems, Inc. Reverse vending machine
US6675947B2 (en) * 2001-03-30 2004-01-13 Can & Bottle Systems, Inc. Recycling machine with container compacting system
US20080296374A1 (en) 2005-02-07 2008-12-04 Recyclebank Llc Recycling kiosk system and method thereof
US20080041996A1 (en) * 2006-07-06 2008-02-21 Count & Crush, Llc Methods and apparatus for processing recyclable containers
DE102010050247A1 (de) 2010-11-02 2012-05-03 Envipco Holding N.V. Steuerungssystem für eine Kompaktiervorrichtung
US8851265B2 (en) * 2011-01-05 2014-10-07 RecycleTech Corporation Reverse vending machine
EP4053811A1 (en) * 2011-06-24 2022-09-07 Tomra Systems ASA Method and apparatus for detecting fraud attempts in reverse vending machines
US9694973B2 (en) * 2012-11-04 2017-07-04 Dratonx, Inc Electrical powered weight and fullness level system
US10152737B2 (en) * 2014-04-25 2018-12-11 Vivint, Inc. Automated waste management
CN104021621B (zh) * 2014-06-10 2017-05-10 北京盈创高科新技术发展有限公司 智能饮料瓶回收机及其防欺诈设备和方法

Also Published As

Publication number Publication date
LT3360100T (lt) 2020-05-25
PL3360100T3 (pl) 2020-11-16
EP3360100A1 (en) 2018-08-15
AU2016335016A1 (en) 2018-04-12
CN108140188A (zh) 2018-06-08
EP3360100B1 (en) 2020-03-04
WO2017060288A1 (en) 2017-04-13
DK3360100T3 (da) 2020-05-11
US10902436B2 (en) 2021-01-26
SI3360100T1 (sl) 2020-11-30
CY1123492T1 (el) 2022-03-24
US20180232745A1 (en) 2018-08-16
JP2018530826A (ja) 2018-10-18
CA3000892A1 (en) 2017-04-13
RS60266B1 (sr) 2020-06-30
AU2016335016B2 (en) 2020-10-15
CA3000892C (en) 2022-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6711903B2 (ja) 不正検出システムおよび方法
US8786442B2 (en) Systems and methods for indicating a quality of grouped items
US7014029B2 (en) Methods and systems for detecting coin fraud in coin-counting machines and other devices
CN105243732B (zh) 一种纸币检测中传感器信息的过滤方法及系统
CN102369149B (zh) 输送装置
JP2018530826A5 (ja)
US7487909B2 (en) System and method for processing value units
CN104380352B (zh) 纸币管理装置、纸币处理系统以及纸币处理方法
EP2711185B1 (en) Sheet reinspection apparatus, sheet inspection system, and sheet inspection method
WO2016063292A1 (en) Article collation system and method thereof
US20140262980A1 (en) Sheet processing method and sheet processing system
CN104167045A (zh) 一种纸币交易装置
US11972452B2 (en) Fraud detection system and method
CN112307828A (zh) 计数校验装置,计数系统和方法
CN102610031A (zh) 自助设备钞票回收系统及回收方法
US20080110722A1 (en) Using coin dimensions and coin storage bin volume to estimate when bin is full
JP2008204325A (ja) 現金処理機、および、現金処理プログラム
ES2792027T3 (es) Sistema y procedimiento de detección de fraude
CN104933803B (zh) 一种检测钞口纸币状态的方法及装置
CN104919505B (zh) 现金处理装置
KR102443470B1 (ko) 상품의 체적값 및 보정된 중량값 기반의 상품 분류 방법 및 시스템
JP2015046033A5 (ja)
JP2004094624A (ja) 紙葉類処理装置、および紙葉類処理方法
CN110599671B (zh) 钞券产品捆百条异常的检测方法、系统及清分机
NL2023192B1 (en) Method and assembly for estimating the active life of products

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191004

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191004

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20191004

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20191101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6711903

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250