JP6711823B2 - 農産物の分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばチェリー、チェリートマトの小さい房など、のように、果柄(petioles, stems, stalks)などのような関係する結合付属体によって互いに結合される農産物又は植物生産物の分離用改良装置に関し、これら農産物又は植物生産物は、あらかじめ摘まれており、通常は小さな房に結合されて到達し、或いは、特にチェリーの場合には、関係する果柄により互いに依然として連結される。
特に、本発明は、同一出願人による優先権2012年7月9日特許(出願)PCT/IB2013/054267に以前記載された装置の特別の改良に関する。
以下に記載の装置の説明及び簡潔さ及び明瞭さのために、関連発明の理由に関して、我々は、前記特許出願PCT/IB2013/054267を直接参照する。
ここに記載の装置は、効率的であり、その意図する目的に完全に適していることを証明しているけれども、実際の操作では、以前には予見できない作業状態が相当しばしば持ち上がり、この予見できない作業状態は、チェリーがよく熟しているからか、或いはチェリーが束の大きさ及び密度などに関する特別の特性を有しているからかのいずれのために、所定の荷のチェリーを処理する、すなわち、機械的でなく、手で選別及び分離することが必要であると、いう事実にある。
これらの特別なチェリーは、前の特許に記載されている装置のような装置で有利に処理することはできないので、チェリーは、完全に在来の方法で、手で選別、分離しなければならない。
しかしながら、大量に配送されるべき新たに収穫されたチェリーの大型の処理プラントでは、収穫中に通常起こる実際の状況は、単一の荷が広範囲に異なる特性を有する種類のチェリーから成る場合、大変しばしば、同じ処理プラントに到着することである。
特に、プラントに到着する荷のチェリーは、上記の発明による装置で処理され、同じタイプの装置で処理することができず、手で処理することを必要とする他の荷のチェリーと交互に処理される。
どんな場合にも、チェリーの品質及び特性に関係なく、荷のチェリーはすべて、水の入った大きなビンに無頓着に入れられ、ここから、一般的には、コンベアベルトを使用してチェリーを可動テーブルに運び込む。可動テーブルは、上記特許において参照されるように、上記面「S」を占める。
評価がなされ、各荷のチェリーの選別及び処理を機械ですべきか手ですべきかの決定に最終的に達するのは唯一この段階である。
第1の場合には、処理の停止が、上記の特許の装置を使用して実行される。
他方、第2の場合には、状況は、例えチェリーが既に前記可動テーブル上に位置しているとしても、チェリーを手で処理しなければならない状況である。
この環境では、上記の発明の装置でチェリーを処理することを回避することが必要であり、ところが、その荷又は特別の荷のチェリーは、他の処理ステーション/装置へ搬送されなければならない。この種の作業は、時間及び資源の点で明らかに不経済である。目的のため人及び設備の展開を要求するばかりでなく、人を、ある期間休ませておく必要を時たま伴ない、さもなければ人は、完全に、継続して、従ってもっと効率的に使用されるだろう。
これらの操作を行なう高度に競争状況を考えると、これらの操作を非常に高いレベルの効率及び速度に維持しなければならないので、上記の可動テーブル上に既に置かれたチェリーの荷は、関係するチェリーを機械でてはなく手で処理すべきであるとしても、可動テーブル上に留まるべきであることが有利である。
しかしながら、上記の装置を使用すると、これは不可能である。何故ならば、装置は作動し続け、すなわち、関係する可動テーブルは、果柄を切断する箇所にチェリーを移送し続けるからであり、どんな場合にも果柄が関係するランプによって妨害され、しかる後回転刃で切断されるからである。
その上、回転軸,それぞれのランプ,それぞれの回転刃,及び連結要素から成るブラントの部分をテーブルから、特にその上の領域から取り外すことができるならば、可動テーブルそれ自体を、チェリーを移送する手段として、且つ作業員が在来の方法で彼らの仕事を行なうことができる手段として依然として有利に使用することができる。
実際には、行なわれるべき処理のタイプを最後の瞬間にだけ決定することができるとはいえ 行なわれるべき操作のタイプに関係なく、すなわち機械的か手動かに関係なく、前記回転軸,それぞれのランプ,それぞれの回転刃及び連結要素と一緒に又は一緒でなく同じ可動テーブルを常に使用することができ、且つチェリーを手動の処理を必要とする他の場所に移送する必要なしに常に同じ可動テーブル上で行なうことができる、
しかしながら、代案は、上記の装置によって妨げられない環境に明らかに関係しかつ依存しており、従って、手動処理が安全且つ容易に行なわれるように、上記の装置を取り除いて、チェリーの束の通り道の外に、すなわち前記可動テーブルより上に位置している領域とちょうど対応する領域の外に、できるだけ迅速に、完全にそして容易に移さなければならない。
従って、束に結合される農産物の果柄を切断するのに適し、処理されるべき異なるタイプの生産物に関して多機能であるタイプの装置、すなわち前記果柄が互いに結合されている箇所で、前記果柄を機械的方法又は完全に自動的方法で切断することができ、或いは荷卸し及び移送テーブルを手動選別用作業面としても使用し、かつ在来の方法により、指定された作業員によって処理することができる装置を製造することが望ましくかつ本発明の主な目的である。
この目的は、添付の請求の範囲に従って作られかつ操作する装置によって達成される。本発明の特徴及び利点は、添付図面を参照して、限定ではなく例示として与えられる以下の説明から明らかであろう。
本発明による装置の斜め位置からの外部斜視図を示す。 本発明による装置の個々の切断モジュールの作動装置の、図1と同様の概略拡大図を示す。 図2に対応する、本発明による装置の一部分の側面図を示す。 本発明による装置の個々の切断モジュールの作動装置の、図1と同様の概略拡大図を示す。 図3に対応する、本発明による装置の一部分の側面図を示す。 本発明による装置の個々の切断モジュールの作動装置の、図1と同様の概略拡大図を示す。 図4に対応する、本発明による装置の一部分の側面図を示す。 回転刃の回転軸線の前の箇所から見た、図1に示す装置の一部分の上からの簡略斜視図を示す。 回転刃の回転軸線に近い観点からの、単一の拡大部分の、図5と同様の図を示す。 回転刃の回転軸線の後の観点からそしてその上からの斜め斜視で見た、図5の一部分の図を示す。 図7の装置の一部分の横部の拡大図を示す。 図5−7Aの装置の一部分の上からの平面図を示す。 図5−7Aの装置の正面図を示す。 図5−7Aの装置の詳細側面図である。 本発明の操作方法の基本的な概略ダイヤグラムを示す。 横から見た、本発明の基本的な操作方法の簡略概略ダイヤグラムを示す。 本発明の改良操作方法の最初の簡略概略ダイヤグラムを示す。 改良操作モードを達成した後の、図13の簡略概略ダイヤグラムを示す。 図13及び14に示す概略ダイヤグラムによる操作装置の構成部品の斜視図を示す。 下から斜視図で見た、操作状態に組み立てた後の図15に示す構成部品の簡略概略ダイヤグラムを示す。 上から斜視図で見た、操作状態に組み立てた後の図15に示す構成部品の簡略概略ダイヤグラムを示す。 図13−17に示す改良部を具備した装置の一部分の側及び底からの斜視図を示す。 ランプが依然として正常な操作位置で斜めに配置され手いる、図4Aと基本的に同様の図を示す。 図19に相当する図を示すが、ランプがその以前の傾斜から持ち上げられかつ多少水平に達するまで回転されている図を示す。 図19に示す状態に一般的に相当する装置の一部分の斜視図を示す。 図20に示す状態に一般的に相当する装置の一部分の斜視図を示す。
図を参照すると、植物性産物、特にチェリーの房の果柄を切断するための装置は、一般的には、フレームと、間に典型的には矩形の、実質的に平らな面「S」を構成する2つの水平側部材1A,1Bとを有する支持構造体(前記平らな面「S」は、純粋に幾何学的定義であり、いかなる材料手段をも特定せず、説明の中で明らかになる)と、
互いに実質的に等しく、各々、共通の回転軸32A,32B,32C.32Dを具備した、複数の切断モジュール2A,2B,2C,2D,2E・・・と、を含み、回転軸は、互いに平行で、前記平らな面より上に配置された、したがって、その下に位置するテーブルによって運ばれた農産物の房の事実上すべてを妨げることができるように連続している。
前記切断モジュールは等しく、したがって、簡単のために、それらのうちの1つだけ、例えば、切断モジュール2C(図2を参照)を説明する。関係する説明は、切断モジュールすべてに及ぶことは理解されよう。
説明と製造の簡単のために、前記装置は、前記回転軸32A,32B,32C.・・・と直交し、前記対の固定対向測部材1A,1Bについて前記平坦面「S」の中間線を通る垂直平面P(図8、対象的に図3も参照)に関して、基本的に対象である。
一般には、説明及びクレームは、ときとして単一要素を指し、またときとして多数の同様の要素を参照する。前記切断モジュールは実質的に同様であるから、また各切断モジュールは、複数の回転刃及び関係する関連要素、特に、位置を変更するのに適し、同様又は等しい関係するランプ及び手段を含み、係るモジュールの単一の1つ又は前記手段又は回転刃の単一の1つの言及は、図に明瞭に示されているように他の切断モジュール及び他の手段又は回転刃のすべてに、引き続いてかつ明らかに及ぶことも同様に理解されよう。
前記回転軸は、前記平らな面「S」を覆う搬送手段より上に配置されており、搬送手段は、搬送手段の上に置かれた農産物を前記回転軸に向かって運ぶのに適している。
前記切断モジュール2Cは、その長さに沿う固定位置に配置された複数の回転刃11、12、13、14と、
各々が、それぞれの回転刃に対応する位置に配置された複数の位置決めランプ11−1,12−1,13−1,14−1と、を含み、ランプは、搬送手段の移動方向に、細長い形状を有し、目立つ程に平らにされ、かつ垂直方向に向けられている。そのそれぞれの上縁は、上縁の高さが、前記搬送手段より上に配置されたそれぞれの回転刃の方向に増すような傾斜で、前記搬送手段に向かって下方に向けられている。その結果 搬送手段上に置かれた農産物の房は、前記ランプに向かって運ばれ、鋭角に、それぞれ11−2,12−2,13−2に設定されたランプの上縁は、関係する回転刃によって妨害される各房の果柄の交差点を決定する。
図10に関して、この図10は、垂直及び横平面の表示であり、前記上縁12−2,13−2・・は、これらが、第1の縁で覆われ、したがって隠されると言う明白な理由のためにはっきりと示されていない。
正確であるために、各ランプは、それぞれの刃と整合し、刃の下領域に配置され、ランプに生産物の房をそれぞれの刃に向かって運ばせるために、前記ランプは、その上部に、関係する刃11,12,13,14・・を収容するのに適した大きさのそれぞれの凹部11−3,12−3,13−3,14−3を具備している。このようにして、植物性産物の房は、前記ランプに向かって運ばれ、その各々は、一度に単一の房を妨害し、関係する果柄を持ち上げ、果柄は、ランプを跨ぎ、かくして、その移動に続いて、関係する刃によって妨害され、そして、それぞれの縁上の対応する点で切断される。
また、本発明の機能の本質的な要素として、前記搬送手段の輸送及び移動は次のごとく達成される。
図9を参照すると、前記搬送手段は、水平に配置され、前記回転軸と実質的に交差する複数の平行な溝20,21,22,23,24,25・・によって形成されたテーブルを含む。
前記溝は、それぞれの隆起部分20−A,21−A,22−A・・によって相互に分離され、前記溝と関係する隆起部分の組は、典型的には、連続的に移動する搬送ベルトによって形成される。
これは、前記溝20,21,22,23,24,25及び関係する隆起部分と平行な方向に移動し、かくして、前記回転軸と直交して移動する。加えて、各ランプは、それぞれの溝に重なり、溝に関して傾けられかつ整合し、その結果、関係する溝に関して前記ランプの各々の投影は同じ溝と整合し、特に、前記ランプの先端11−P,12−P,13−P,14−P(図2参照)の位置は、図10に示すように、それぞれの溝の上面から最適な高さH1に設定される。
事実、植物性産物、特に1つの房に結合されたチェリーの殆どは、同じ溝の内側にあるようになるから、果柄を切断する操作は、切断刃、したがって関係するランプがそれぞれの溝内で心出しされかつ整合されるならば、もっと効果的かつ生産的であることは明らかである。事実、実質的に全ての果柄の切断を行なう仕事は、1つの切断モジュールばかりでなく、関係する隆起部分と交互の溝によって形成されたテーブルの移動方向に関して互いに連続して配置された複数の切断モジュール2A,2B,2Cを有する事実に依存する。
ここに記載の装置の操作は次のとおりであり、種々の房が、周知の手段及び方法で、種々の溝20,21,22,23,24,25・・及び関係する隆起部分20−A,20−B,20−C,20−Dによって形成された前記テーブルの上に降ろされそして分配される。前記コンベヤのランプ及び回転刃に向かう移動で、生産物は、前記ランプの位置に達し、前記果柄が受けるのろのろした移動により、果柄は、それぞれのランプによって妨害され、かくして、のろのろした移動の作用で、自然に捕捉されかつ果柄が関係する回転刃に達するまで、持ち上げられ、回転刃は、ちょうど、関係するランプの上縁で果柄を切断する。
かくして、種々の房を自然に損傷させるような振動、震えなどを房が受けることなく、種々の房を切断ステーションに運ぶことからなる本発明の第1の目的が達成される。
しかしながら、既に述べたように、上記の状況は、果物の大きさをも考えると、果柄の節が、ランプの上縁の高さにちょうど又は殆どちょうど位置するように、ランプの上縁の、隣接した溝の底からの距離が果柄の高さ、もっと正確には、果柄の長さと実質的に同様である場合にのみ最適な効果を得る。
事実、この状態が起こらなければ、また、例えば、果柄がより長ければ、ランプは、節を捕捉及び持ち上げに失敗することが起こるかもしれない。何故ならば、節がそれ自体でランプ自体の上に自然に位置し、この状況では、回転刃は果柄に達し、かくして、果柄を、決定的に役立たず望ましくない、節から離れた位置で切断する。
既に市場に存在しかつ作動している同様の機械に見られる他の重大な欠点は、各々、原理が本発明の切断モジュール2A,2B,2C,2D,2Eと殆ど同様である複数の切断モジュールで作られているが、これらの機械は、ランプの高さ又は傾斜を変更する事が必要であるとき、前記切断モジュールの各々の高さ、すなわち前記テーブル上のそれぞれの回転軸の高さを調整する機構/装置を1つずつ操作することが必要であるばかりでなく、それぞれの切断モジュールの各回転軸に対するランプの傾斜を変更する装置を調整することも必要であると言う事実を要求する。
この操作は、簡単かつ容易ではあるが、農産物の処理を中断しかつ各切断モジュールに手で次々に介入することを要するので、生産性の観点から依然として極めて時間浪費である。
経済的な観点から、この状況は、新鮮でおいしくて素晴らしい生産物を大変短い時間で処理することが必要であるとき、耐えられない合計数時間となる機械の停止を余儀なくされるのと、保守の重責及び個々の切断モジュールの位置を1つずつ調整するのに費やさなければならない操作時間のために、受け入れられない。
これらの重大な欠点を解消するために、以下の改良がテーブル(溝及び隆起部分)の上のランプの高さを望み通りに調整することを可能にし、同時に関係する回転軸の高さをも調整することを可能にするような手段の実行を教える。その結果、回転軸、従って関係する回転刃と関係するランプとの関係は、全ての回転モジュールの高さを自動的にかつ単一の操作で、すべて同時に調整することを可能にするような手順と手段で実質的に一定又は殆ど一定であり、その結果、全ての切断モジュールは、新たな操作状態に調整される。
このような手段及び関係する操作手順は、機械を調整するのに以前必要とされていた時間の劇的な減少をもたらす、このことは、あきらかであるから、更に明細には述べない。その目的のために、図を参照すると、可動構造が設けられる。
可動構造には、実質的に、前記支持構造1A,1Bの結合構造と同様の、そして2つの平行な水平側部材5−A,5−Bを含む結合構造が形成され(図1,2,3を参照)、
前記支持構造の上に位置し、
前記可動構造は、複数の可動アーム、理想的には、たった4つのアーム6,7,8,9 (図1)を介して前記固定構造に連結される,
アームの各々は、その一端6Aが前記側部材1Aの位置に連結され(図2A)、他端6Bが前記可動構造に属する側部材5−Aの位置に連結され、特別のアーム6に関係する前記端6A,6Bは異なる垂直直線r,t上に配置される。
かくして、このような形態が、可動構造と前記固定構造の両方の両側部材について等しい寸法で繰り返されるならば、図1に示す形態が得られる。
実際には、固定構造の各下側部材は2つの同様の対の別々のアーム6,及び8,9を介してその上に位置する側部材に連結される。
かくして、平行四辺形タイプの構造が設けられ、その結果前記可動構造は、「回転路」をたどる「並進運動」として以下に定義される移動によって前記固定構造に関して移動するのに適することになる。
事実、可動構造は、それが前記アーム6,7,8,9に枢着されていることにより、また実質的に、一対の固定側部材1Aと可動側部材5−Aとの間の同じ垂直平面に位置した2つのアーム6,7によって、かつ側部材1Aに置かれた枢着点6A,7A間に及び同様に、側部材5−Aに対する枢着点6B,7B間に(これらを図11に示す)含まれる同じ側部材の部分によって形成される「菱形」構造により、固定構造の予め定めた点を中心に効果的に回転する。
しかしながら、図11は、側部材1A,5−Aだけを参照して上記した幾何学状況を明瞭に示している。
我々は、同じ支持構造の他の側に位置した側部材1B,5−Bに関して全く同じ方法で処理する。
既に上記したように、説明及び製造の簡単のために、前記回転軸32A,32B,32C・・・と直交し、かつ前記対の対向する固定側部材1A,1Bに関して前記面「S」の中間線を通る垂直平面(図8及び概略的に図3参照)に関して基本的に対象である。
側部材5−A及び5−Bを含む上構造が(本発明に含まれない周知の手段により)持ち上げられるならば、図11に概略示すように、前記同じ上側部材5A及び5Bは、該側部材5A及び5Bが常に互いに平行であるから、並進運動で、また可動アームが固定下構造上のそれぞれの枢着点でヒンジ連結されているから、回転運動で変移される。かくして我々は、上で定められた「回転路」をたどる並進運動の意味を説明した。その上、これは、平行四辺形の形状の構造の代表的な動きである。
要するに、ここに示す形態を考慮すれば、それは、可動構造を固定構造に関して、特に側部材5−A,5−Bを、回転路をたどる並進運動で持ち上げることが可能になる。その上、前記ランプは、上可動構造の2つの上側部材5−A,5−Bに連結されているので、その持ち上げはまた、同じ点の水平位置を変更することが起こるかもしれないけれども、下に位置する溝からの垂直距離を増減させるそれぞれの点の位置を有することなく、関係するランプの若干の持ち上げを自動的に生じさせる。
この連結の方法を以下に説明する。
自然に、ランプの上げ下げは、ランプ自体と干渉させてはならないそれぞれの回転刃についていかなる問題も引き起こさないこと、どんな場合にも、ランプ及びそれぞれの回転刃の相互の距離及び結合構造を重んじなければならない。その結果、回転軸の軸線「X」も、ちょうど説明した同じ方法で前記側部材と一体に作られなければならない。
この目的のために、図2A,3A,及び4Aを参照すると、前記軸32A,32B,32C,32D,32E・・・は、軸32Cについて2つのブラケット40,41によって、ここで表されている(図6,7,7A)普通の連結具を介して2つの上側部材5−A,及び5−Bに取り付けられている。
何がこの切断モジュールに対してまた前記軸に対してランプに関係するかについて、切断モジュール毎に、一端が前記支持構造の固定位置に、事実上、下側部材1Aに枢着され、他端52が補助軸55に固着された第1の機械的リンク要素53に枢着された連結ポール50からなる機械的連結手段が設けられ、補助軸55は、以下に説明する方法でそれぞれの回転軸32−Cに連結された1つ以上の第2のリンク要素54(特に図7及び7A)を参照)に固着されている。
以下でもっと詳細に説明するように、前記端51が固着される前記支持構造の位置は固定でも可動でもよいが、これらの異なるタイプの構成及びいずれかのための理由は以下で更に詳細に説明する。
特に、図2B,2C,7Aを参照すると、前記補助軸55は、それぞれの回転軸32Cと平行に配置され、一端55Aが第1の機械的連結体53と係合された非回転軸である。
第2の機械的リンク要素54は、その一端54Aが前記補助軸55と係合され、他端54Bが以下に説明する方法で、回転軸32Cと係合される。加えて、同じ補助軸55には、複数のアーム56A,56B,56C,56D・・・が補助軸と一体に固定され、これらアームはすべて、それらの下端でそれぞれのランプ11−1,12−1,13−1,14−1・・を支持する。
前記補助軸55を前記機械的リンク要素53,54に、また前記アーム56A,56B,56C,56D・・・に連結する上記連結装置は、軸55が前記リンク要素及びランプに関してそれ自体の軸線を中心に回転することができないようにするものであり、結局、前記タイプの連結装置は、前記リンク要素53,54及びアーム56A,56B,56C,56D・・・に配置された貫通穴の中へ移動し、貫通穴は、リンク要素及びアームに関して回転することのできない前記同じ補助軸55によって横切られる、ことを直ちに明らかにされるべきである。
最後に、前記第2のリンク要素54の前記端54Bと回転軸32Cとのこのタイプの連結体は、自然に、前記軸32Cが前記第2のリンク要素54の前記端54Bの適当な貫通穴の中を横切り、それ自身の軸線を中心に回転できるように、回転連結体であり、かくして、前記端54Bの前記貫通穴は、リンク要素54自体と軸32Cの回転軸線との間に、しかし明らかに、同じリンク要素54と軸32Cとの間にではなく、明確な幾何学位置だけを維持する手段として働く。
かくして、前記第2のリンク要素54は、後で説明するように、そのそれぞれの軸32Cの周りに僅かだけ回転するのに適している。
含まれる要素及び連結装置の形態とすれば、そして上側部材5−Aを最小距離と最大距離の2つの極端な位置で、及び中間位置で示す3つの図2A,3A,4Aと一緒に比較すると、上側部材5−A及び5−Bが持ち上げられるならば、それぞれの回転軸32A,32B,32Cも自動的に持ち上げられ、そしてこれら回転軸はまた、第2の連結要素54を上方に引っ張り、第2の連結要素はそれぞれの補助軸55を引き上げ、補助軸は、関係するアーム56A,56B,56C・・を上方に引っ張り、最後に、関係するアームは、関係するランプを引っ張り上げる。
しかしながら、前記軸55は、自由ではなく、その端55Aが前記連結ポール50に連結された第1のリンク要素53に連結され、連結ポールは枢着点51で下部側部材に連結されていることにより、前記機械的リンク要素、したがって前記ランプは持ち上げられるばかりでなく,回転をもする。
むしろ複雑で本質的ではない幾何学的説明に入ることなく、前記ランプ、前記機械的リンク要素、前記可動アーム、それぞれの構造へのそれらの適用点,前記結合されたアームは、寸法決めされ、位置決めされ、互いに結合され、前記固定構造に関して、上側部材5−A及び5−Bによって例示された前記可動構造の持ち上げは、並進−回転運動を引き起し、この運動は、自然に、それぞれの回転軸の軸線に等しい移動をもたらす、何故ならば、回転軸、前記側部材5−A及び5−Bを含む前記上可動構造に前記ブラケット40,41によって連結されているからである。
前記回転軸32Cの並進−回転運動は、それぞれの第2のリンク要素54の持ち上げを引き起し、リンク要素54は、前記補助軸55及びアーム56A,56B,56C・・を引っ張るから、前記アームに連結されるそれぞれのランプの先端は、それぞれの溝上に実質的に同じ高さの分離H1を維持し、その代わり、前記ランプの傾斜は、回転路をたどる並進移動で変化する(図11参照)。
当業者は、必要な寸法形状を完全に想像しかつ明確にすることができ、もっと明らかにするためにのみ、図12は、含まれる装置の極めて簡単化した概略図を示しており、係る装置は、2つの構造、すなわち固定構造と可動構造の側部材間の最小距離と最大距離の2つの状態で説明されている。
前記概略図には特に、
2つの前記位置の上側部材5−A,
2つの対応する位置の回転軸の軸線「X」,
上記の最大距離の位置がそれぞれ53,53A及び54,54Aで特定される2つの対応する位置の機械的連結体53,54,
2つの対応する位置50及び50Aの連結ポール50,
最後に、ここでは、より便宜上、2つの対応する位置71及び72で特定される、関係するランプが示されている。ランプ71−72の先端11Pは、下に位置する溝に関して、一定かつ明確な高さH1を維持するから、先端は、含まれる装置を、各状態を達成するように寸法決めするのに十分である。
上記の改良装置の操作は次ぎのとおりであり、ランプの高さを変えようとする時には、上可動構造を在来のタイプの周知手段によって固定構造から持ち上げられる。このような持ち上げを行なうことによって、前記可動構造を、上で説明したように、「平行四辺形」タイプの移動で上方に移動させる。上構造の前記移動は、前記ブラケット40,41を介して、対応する回転軸32Cを同伴し、回転軸は、相互に連結された機械的リンク要素54,53及び補助軸55を同伴する。
第1のリンク要素53は、ピン52を介して連結ポール50に連結され、連結ポールは他端51が下固定構造に枢着されているから、上構造(側部材5−A及び5−B)の持ち上げと組み合わされた上記の機械的連結体の作用はポール50の持ち上げを引き起こす。
図2A及び4Aが上可動構造によって到達される2つの端位置a示す、図2A,3A,4Aで分かるように上記の装置の位置の比較検討は、上可動構造の持ち上げが連結ポール50の持ち上げを引き起し、これは、ピン51に連結されているから、関係する端52の前記持ち上げは、ポール自体50の時計周りの回転を引き起し、かくして、前記連結体53,54及び軸55を介してアーム46A,46B,46C・・及びそれゾさのランプ11−1の回転をも引き起こす。
しかしながら、前記ランプ11−1の移動は、上可動構造の平行四辺形タイプの移動と、及び上可動構造に連結される、軸32−Cの周りの機械的連結体53,54の及び補助軸55の回転移動の組み合わせから生ずる複雑な移動であるから、ランプ11−1に働く最終的な作用は、含まれる装置の適当な寸法決めで、図12に関して、一方の位置71から他方の位置72にランプの傾斜の増大を生じさせることができる、時計回りの回転である。
3つの回転軸32A,32B,32Cを含む3の切断モジュールだけを示しているけれども、図3A及び4Aは、これらの図に示されていないあらゆる他の切断モジュールに適用することは明らかである、と言うのは、切断モジュールはすべて、前記上構造に関して、それらの位置から自然に離れて、前記上構造の切断モジュールと等しい方法で取り付けられるからである。
したがって、含まれる前記装置のすべては、確実に、幾何学タイプの容易な適用で、前記ランプ、特にその上縁を、より大きな高さになるように傾けることができ、かくして、
ランプと関係する回転軸、かくして関係する回転刃との間の相互の位置決めについて、
妨害され、持ち上げられ、最後に関係する刃によって切断されるべくそこに持ってこられる生産物の房が跨ぐそれぞれの隆起部分上の、ランプ自体の先端の高さについても、負の結果をもたらすことなく、異なる長さの果柄を有するチェリーを処理することを可能にする。
かくして、本発明の基本的な目的は、全ての切断モジュールが2つの側部材5−A及び5−Bによって連結されかつ支持されるから、事実、上に示した手段及び方法で、関係する回転刃と、かつまた関係するランプと連結された全ての切断モジュールを単一の簡単な操作で調整することが可能である。事実、可動構造、かくして本発明によれば、可動構造の一部である2つの側部材5−A及び5−Bの位置を単一の操作で上げ下げし、単一の操作で、前記可動構造で支持された全ての切断モジュールの全てのランプの傾斜ばかりでなく、全ての回転軸及び関係する回転刃を調整することのできることの本発明の基本的な目的を達成すれば十分である。
装置及び上げ下げ方法並びに前記可動構造の関係する制御は、完全に、当業者の専門領域内の方法であることは当業者にとってあきらかであり、従って、それらは更に明記しない。
最後に、図7A及び10を参照すると、前記ランプ11−1,12−1,13−1・・の各々は、それぞれの上縁11−2,12−2,13−2・・に、それぞれの回転刃1,12,13・・の下刃を収容するに適したそれぞれの溝11−3,12−3,13−3・・を有する。
事実、この特徴は、回転刃自体とそれぞれのランプのそれぞれの上縁との間に、対応する鋭角があり、この範囲内に、切断されるべき果柄が自動的に差し込まれかつ押され、その結果、前記果柄は、刃の下から滑り落ちることによって逃げることができず、(図10参照),回転軸の軸線「X」を結ぶ半径「R」と、回転1の切断周と対応するランプ11−1のそれぞれの上縁11−2の輪郭との間の事実上の干渉点「C」との間の切断角度「t」は十分に大きく、いずれにしても、90°よりも大きい。
本特許の前文に記載した課題、すなわち可動テーブルの表面からあらゆる障害物を除去する必要性を解消するために、上記装置が前記可動テーブルによってその並進移動で移送されるチェリーの移動を妨げないようにするために適用された解決策は、前記ランプと関係する回転刃の両方を若干持ち上げることにあり、その結果、ランプと回転刃は、回転テーブルから離れ、可動テーブルから上の高さに位置するから、ランプと回転刃は、もはや、目的物、特に、前記可動テーブルによって移送されるチェリーの房の障害物を構成しない。
特に、図13,14,及び15並びに19乃至20を参照すると、ある機械的な操縦手段が設けられ、基本的な装置に連結され、そしてそれを変更しかつ改良するような方法で関節連結され、それらの作用及び操作は、前記補助軸55を軸線「X」に相当する回転中心の周りに回転させるようなものであり、それぞれのランプ11−1,12−1,13−1,14−1・・の前記上縁11−2,12−2,13−2・・及びそれぞれの先端11−P.12−P.13−P,14−P・・は、前記ランプの回転的持ち上げを引き起こすよう予め決定された角度「△」だけ、回転される。
当然のこととして、前記テーブルは、そのもとの特徴を保持する。何故ならば、本発明は、周知技術に関して純粋に増分の改善をもたらし、従って前記テーブルは依然として前記回転軸32A,32B,32C,・・と基本的に直交する複数の平行な溝20,21,22,23・・を有し、前記溝は、それぞれの隆起部分20−A,21−A,22−A,23−Aによって繰り返し分離されており、前記テーブルは、前記溝と平行な方向に、従って、前記回転軸32A,32B,32C・・と垂直に移動し、前記ランプは、前記それぞれの溝と対応するように配置され、前記溝の1つに関して前記ランプの各々の投影は同じ溝と整列される。
この解決策を実質的に生じさせるために、特に図13及び14を参照すると、本発明がどのように操作するかの幾何学的で概略な概要を示しているが、前記図が純粋に概略的であるとしても、前記図は、完全に正しく、本発明の操作の論理及び方法を説明するのに十分である。本発明の装置は、図12のために用いられた図と等しい垂直及び側面図で図13に示されている。したがって、固定水平側部材1Aを示す。関節穴50が固定水平側部材に取り付けられ、ボールの下端51は、すでに上で説明したように、前記側部材1Aに枢着される。
通常の操作状態のもとで、すなわち、上で詳述したように、ランプがテーブル100の上に通常持ち上げられると、前記関節ポール50にその下端52を介して枢着され、前記補助軸55にその下端を介して枢着された第1の機械的連結体53の位置を観察し、前記補助軸55は、第2の機械的連結体54の内側の適当なハウジング内で回転するようになっており、第2の機械的連結体は、反対の端で、本説明で考慮される回転軸32Cを支持する。
本発明の基本的な側面は、
第1の機械的連結体53の下端52及び前記関節ポールの対応する端の関節は、自由に回転する枢着連結にあり、これにより、前記弟1の機械的連結体53を前記関節ポール50に関して回転させる、事実である。今図14をよく見ると、図14は、前の図13に示すちょうど同じ像を表す、ただし、この同じ第1の像に加えて、第2の像が、第1の像に対応して、重ね合わされていることを除けばである。しかしながら、前記端51の位置は新しい位置51Aに右に、したがって前記テーブル100の方向と反対方向に移動されている。
この移動の結果は下記のとおりである。
前記関節ポール50は新しい位置50Aに移動する、
前記第1の機械的連結体53は、新しい位置53Aに移動し、これは、第1の機械的連結体がその幾何学的軸線「Y」の周りに回転しなければならない事実によるが、図13と14の比較によって、また図19と20の比較によって、広く説明されるように、第1の機械的連結体は軸線「X」の周りに回転しなければならず、他方その空間位置は一定のままである(図13及び14を参照)。
基本的には、前記第1の機械的連結体は、前記補助軸55かち突出するスポークとしてのみ移動することができる。
第1の機械的連結体53Aの下端52は、新しい位置52Aに移動し、この位置は、円の2つの弧の交差によって特定され、その第1の半径は、55に固定枢着を有する第1の機械的連結体53Aによって与えられ、第2の半径は、51Aに新しい枢着を有する関節ポール50Aによって与えられる。
第1の機械的連結体53Aと第2の機械的連結体54Aとの間のリンクは剛性であり、かつ両方とも、同じ補助軸に係合され、図14を参照すると、前記関節ポールが左に移動すれば、前記第1の機械的連結体53A前記端52A、角度「△」だけ反時計周りに回転され、したがって、前記第2の機械的連結体54Aも同じ反時計回りに回転され、これは、回転軸32−C及びそれぞれの回転刃とランプを両方とも同じ方向に、同じ角度「△」だけ引っ張る作用を有し、11−1として前に特定されたランプによって取られた新しい位置11−1(B)が同じ角度「△」だけ論理的に回転され、連結体53Aの新しい位置は、初期位置53に関して角度「△」だけ回転されていることが図14に明白に図示されている。
明らかな、最後の望ましい作用は、前記回転軸及び関係する刃とランプは両方ともテーブルから持ち上げられることである。
本発明の達成後、したがって、ランプの回転的持ち上げ後、補助軸55が回転する「Y」として最初に特定された軸線が対応する位置「Y1」に移動することが、特に、図14を参照して観察されるべきである。
全体の動作を「案内」する端52Aの新しい位置を決定するために、これが、半径がそれぞれ50,53である2つの円周の交差であり、2つの半径は、2つの物質的なアームであるから、半径の直線寸法は明らかに一定のままである,ことを勿論心に留めなければならない。
勿論、組み立て体53,54,軸32、それぞれの刃及びランプの回転角度「△」は、大きさが、前記ランプ及び関係する回転刃を、チェリーの房の通過に対するあらゆる障害を除去するのに十分な高さに持ち上げるのに適する、どんな角度でもよい。しかしながら、最適な解は、勿論、上縁11−2,12−2,13−2等及び対応するランプ11−1,12−1,13−1,14−1・・の先端11−P,12−P,13−P,14−Pとして、テーブル100からのそれらの距離を最大にするように水平に位置決めされるような程度だけ前記補助軸55を軸線「X」に相当する回転中心の周りに回転させることであり、ランプが水平テーブルとして上で記載されたテーブル100と平行になるから、ランプ11−1の位置及び方向が、新しい位置11−1(B)に、すなわち基本的に水平位置に移動していることが、簡単化の目的で、図14に示されている。
構造の観点かち、本発明は、次のように作られる:
図15を参照すると、水平なスライド又はポール60が配置され、側部材1Aと整合された軸「Z」に沿って水平に滑り、続く説明では、側部材1Aに関して詳述するものは、前記側部材に関して中間で、テーブル100の移動と平行な垂直平面に関して装置の基本的な対象を考えると、平行な側部材1Bの構造及び組み立てに等しく及ぶ。
前記スライド60は、上面に、複数の付加物61、62,63,64・・を備え、これら 付加物は、上方に延び、それらの上突起にそれぞれの穴61A,62A,65A,64Aを備えている。
図16を参照すると、前記スライド60は、側部材の隣に置かれた専用構造に設定された溝90の内側を走るように作られ、前記スライドがテーブル100の運動と基本的に水平かつ平行な軸線「Z」で、したがって記載の設計では、回転軸32C,32A,32B・・と基本的に直交する平面(図示せず)に配置された前記溝の内側を走ることができるような方法で、側部材と並んで延びる。基本的には、前記側部材1Aは、「U」形をなし、前記スライド60は、関係する中央溝90内に配置される。
図15,16及び17を参照すると、下アーム73が前記スライド60の的確な位置に配置され、そして前記側部材1Aの底側に見られる貫通開口部80から下方に突出している。前記下アーム73の下端に、アクチエータ、好ましくは、空気シリンダのピストンの端85が取り付けられ、空気シリンダの本体は、関係する側部材1Aの一部分に係合されている。図に示すように、前記スライド60及び関係する付加物並びにアームからなる組み立て体を側部材1Aに装着した後、それぞれの関節ポール50の各下端51を回転自在に係合させ、すなわち対応する穴61A,62A, 63A, 64Åに枢着する。
図14を参照すると、前記アクチエータ82が作動されると、アクチエータは、これが取り付けられている側部材1Aに力を及ぼして前記下アーム73、したがって全体のスライド60を、どんな場合にも、依然として前記軸線「Z」に沿って、一方向に又は前記付加物61,62,63・・と反対方向に、押す。
関係する関節ポールの前記下端51が枢着されるそれぞれの上穴62Aを有する、図の付加物62は、新しい位置62−Nに移動する。前記新しい位置では、明らかに、関節ポール50は同じ付加物62の上穴に枢着されたままであり、したがってその下端は、新しい位置51Aに引かれ、ついには、関節ポールをすでに上で説明した新しい位置50Aに移動させる。その上、図19及び21は、平らな投影と斜視図の両方で、ランプを傾斜させる操作状態を明瞭に図示しており、これは、図13に相当する、全体に同様な方法で、図30及び22は、平らな投影と斜視図の両方で、ランプを水平又は「休止」位置に回転させる操作状態を明瞭に図示しており、これは図14に相当する。
前記の構成によって、かつ上述の操縦を行なうことによって、容易かつ瞬時に、前記アクチエータ82を作動し、その結果、下端51をそれぞれの側部材1Aに沿って水平及び長手方向に、かつ軸線が前記軸線「X」で指示されている、それぞれの回転軸32と反対方向に移動させ、前に説明した作用で、前記関節ポール50の移動ばかりでなく回転をも生じさせ、連結した補助軸55、及び関係するランプと回転刃を、それらがテーブル100から持ち上げられるように回転させ、かくして、テーブルの上に置かれた製品の通過及び手動処理のための道をあける。

Claims (7)

  1. チェリーのような植物生産物の分離装置であって、
    実質的に平らな、矩形の面(S)を構成するフレーム及び2つの平行な水平バー(1A,1B)を有する固定支持構造と、
    前記植物生産物を受けかつ線形運動で搬送するのに適した、前記面(S)の内側に配置された搬送手段と、
    前記矩形の面(S)の上に配置され、各々、回転軸であって、その長さに沿う固定位置に配置された複数の回転刃(11,12,13,14・・)を有し、平行で、前記搬送手段の上に置かれた生産物を前記回転刃に向かって搬送することのできる前記搬送手段の上に配置されたそれぞれの回転軸(32A,32B,32C・・)を具備した複数の切断モジュール(2A,2B,C,2D,・・)と、
    それぞれの回転刃に対応して設けられ、前記搬送手段の搬送方向に細長い形状を有し、前記搬送方向に対して垂直な方向に互いに間隔を空けて配置された複数の位置決めランプ(11−1,12−1,13−1,14−1・・)と、を含み、前記それぞれのランプの上縁は、同一平面上にあり、前記矩形の面(S)からの前記上縁の高さが前記搬送方向増すよう傾斜
    前記固定支持構造(1A,1B)の同じ幾何学形状で形成された2つの実質的に平行なバー(5−A,5−B)を含み、前記固定支持構造の上に位置し、複数の可動アーム(6,7,8,9)を介して前記固定支持構造に連結された可動フレームが配置され、前記可動アームの各々は、端(6A)が前記固定支持構造の位置に、反対の端(6B)が前記可動フレームのそれぞれの位置に連結され、同じアーム(6)に関係した前記端(6A,6B)は、異なる垂直直線(r,t)に配置され、前記可動フレームは、回転路にしたがう並進運動を介して前記固定支持構造に関して移動させることができるようになり、
    前記可動フレームは、前記可動フレームに、回転路に従う1つの単独の並進運動を加えることによって、前記固定支持構造に関して、前記切断モジュールの位置、したがってそれぞれの回転軸(32A,32B,32C・・)の位置及びそれぞれのランプの位置を同時に引き上げることができ、
    前記回転軸(32A,32B,32C・・)の軸線(X)は、適当な連結及び支持手段(40,41)を介して前記可動フレームにしっかりと取り付けられ、
    前記搬送手段は、その上に置かれた房を前記ランプ(11−1,12−1,13,1,14−1・・)に向かって搬送することができ、
    各切断モジュール(2A,2B,2C,2D・・)について、端(52)が第1の機械的連結体(53)に枢着された関節ポール(50)を含む機械的結合手段が配置され、前記第1の機械的連結体(53)は、補助軸(55)に取り付けられ、第2の機械的連結体(54)が補助軸(55)に取付けられ、第2の機械的連結体の一端(54B)は、貫通穴を具備し、それぞれの回転軸は、貫通穴内で回転するようになっており、それぞれの回転軸と関連したランプは、それぞれのアーム(56A)を介して、それぞれの補助軸(55)に取り付けられ、
    前記ランプ(11−1,12−1,13−1・・)の各々は、それぞれの上縁(11−2,12−2,13−2・・)に、それぞれのき回転刃(11,12,13・・)の下刃を入れることのできるそれぞれの溝(11−3,12−3,13−3・・)を有する前記装置において、
    前記装置は、それぞれの前記ランプ(11−1,12−1,13−1,14−1・・)の上縁(11−2,12−2,13−2・・)及びそれぞれの先端(11−P,12−P,13−P,14−P・・)が、前記ランプを回転する方法で所定の角度(△)持ち上げるように回転されるように、前記補助軸(55)をそれぞれの回転軸(32A32B,32C・・)の前記軸線(X)に相当する回転中心の周りに回転させることのできる命令及び操作手段を含み、前記命令及び操作手段は、前記関節ポール(50)の端(51)を、前記補助軸(55)から遠ざかる方向で前記水平バーに沿う異なる位置(51A)に並進させることができ、前記命令及び操作手段は、前記固定支持構造(1A,1B)と関連し、かつ、前記固定支持構造のそれぞれの前記バー(1A)に関して摺動できるスライド(60)と、
    スライド(60)に固定であり、それぞれの関節ポール(50)の前記それぞれの端(51)に取付けられるようになった複数の連結点(61A,62A,63A・・)と、を含む、前記装置。
  2. 前記所定角度(△)はランプ(11−1・・)の位置とランプの新しい位置11−1(B)との間の角度であって、前記上縁(11−2,12−2,13−2・・)がそれぞれの前記先端(11−P,12−P,13−P・・)とともに水平になるような大きさである、請求項1による装置。
  3. 前記搬送手段は、前記回転軸(32A,32B,32C・・)と実質的に直交する複数の平行な溝(20,21,22,23・・)によって形成された水平部材100を含み、前記溝は、それぞれの隆起部分(20A,21−A,22−A,23−A・・)によって繰り返し隔てられ、
    前記水平部材は前記溝(20,21,22,23・・)と平行にしたがって、前記回転軸(32A,32B,32C・・)と直交して移動し、前記ランプは、それぞれの前記溝と対応して配置され、前記溝の各々に関して前記ランプの投影は、それぞれの前記溝と整合される、請求項1又は2による装置。
  4. 前記ランプ,前記機械的連結体,前記関節ポール,前記補助軸,前記支持手段は、前記固定構造に関し前記可動フレームの遠ざけ/近づけは、並進−回転移動を引き起こすように互いに寸法決め、位置決め、配置され、前記並進−回転移動は、回転軸の軸線に同じ運動をさせ、同じ回転軸(32C)に関係したランプは、それぞれの回転軸と実質的に直交する平面上で、それぞれの溝上でのランプの傾斜の変化を含む運動と共に、移動することができることを決定する、請求項3による装置。
  5. 前記スライド(60)は、複数の上付加物(61,62,63,64・・)を具備し、
    前記連結点(61A,62A,63A・・)はそれぞれの上記上付加物(61,62,63,64・・)に配置される、請求項1による装置。
  6. 前記スライド(60)は、水平直線運動で、スライドを基本的に前記バー(1A,1B)に沿って移動させることのできる移動手段に連結される、請求項1による装置。
  7. 前記バー(1A)の底側に、貫通開口部(80)が配置され、
    前記そりは、その底側に、貫通開口部(80)を横切るようになった下アーム(73)を具備し、
    前記移動手段は、一端が前記バー(1A)の固定点に連結され、反対側の端(85)が前記下アーム(73)の端に連結された油圧又は空気シリンダのようなアクチェータ(82)からなる、請求項6による装置。
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