JP6711275B2 - 画像表示制御装置、送信装置、および画像表示制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像表示制御装置、送信装置、および画像表示制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本開示は、画像表示制御装置、送信装置、および画像表示制御方法、並びにプログラムに関する。さらに詳細には、例えばテレビ等の視聴環境における明るさや環境光の色に応じて、番組単位、あるいはシーン単位に出力画像の明るさや色を制御する画像表示制御装置、送信装置、および画像表示制御方法、並びにプログラムに関する。
テレビに備えられた光センサや照度センサにより、テレビの視聴環境の明るさを検出し、検出値に応じてテレビの出力画像の輝度を変更する構成は従来から知られている。例えば、特許文献1(特開2005−236520号公報)は、センサ検出値に応じて出力画像の輝度制御を行う構成を開示している。
しかし、これまでの従来技術に開示された構成は、テレビに表示される全てのコンテンツ(番組)に対して一律の輝度制御を行うものに過ぎなかった。
具体的には、視聴環境が明るければ、テレビの出力画像の輝度を高めに設定し、視聴環境が暗い場合は、出力画像の輝度を低めに設定するといった一律の制御を行うものであった。
特開2005−236520号公報
上述したように、従来のテレビ等の表示装置に対する画像出力制御は、視聴環境に応じて一律に表示装置の出力画像を画一的に制御してしまう。
例えば、番組単位や、シーン単位の出力制御を行う構成ではない。
テレビ番組や、番組を構成するシーンには様々な画像が含まれ、同じ明るさや同じ色の光源下でテレビを見る場合でも、番組やシーンに応じて異なる表示制御を行うことで、最適な画像出力を行うことが可能となる。
例えば、深海の濃い青を強調した画像を出力するためには、青を強調した画像を出力する青色強調用の制御アルゴリズムを適用して出力信号を調整することが有効である。
一方、夕日が沈む画像を表示する場合に赤い色を強調するためには、やはり視聴環境に応じて決定した赤色強調用の制御アルゴリズムに従って出力色を制御することが必要である。
画像制御アルゴリズムは、視聴環境における環境光の明るさや環境光色のみならず、表示シーンに応じて異なるアルゴリズムとすることで、表示シーンに最適な調整画像を生成することが可能である。
すなわち、表示画像に応じて制御態様を変更することで、出力画像のシーンに応じた最適な制御が可能となる。
本開示は、テレビ等の表示装置の視聴環境に応じた出力信号の制御態様を番組単位、あるいはシーン単位で変更することを可能とした画像表示制御装置、送信装置、および画像表示制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1の側面は、
表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
記表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を受信し、
前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する画像表示制御装置にある。
本開示の第2の側面は、
画像表示制御装置において実行する画像表示制御方法であり、
前記画像表示制御装置は、表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
記表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を受信し、
前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する画像表示制御方法にある。
本開示の第3の側面は、
画像表示制御装置において出力画像信号生成処理を実行させるプログラムであり、
前記画像表示制御装置は、表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、
前記プログラムは、前記データ処理部に、
記表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を受信させ、
前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する処理を実行させるプログラムにある。
なお、本開示のプログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な情報処理装置やコンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体によって提供可能なプログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、情報処理装置やコンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本開示のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本開示の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本開示の一実施例の構成によれば、コンテンツ単位、またはシーン、あるいはフレーム単位で環境光に応じて信号変換処理を実行して出力画像を生成する装置、および方法が実現される。
具体的には、表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、データ処理部は、表示部に表示するコンテンツ対応の表示制御アプリケーションを実行して、出力画像信号を生成する。データ処理部は、表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を入力し、センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する。
本構成により、コンテンツ単位、またはシーン、あるいはフレーム単位で環境光に応じて信号変換処理を実行して出力画像を生成する装置、および方法が実現される。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。
本開示の処理を実行する通信システムの一構成例について説明する図である。 画像表示制御装置の実行する処理の一例について説明する図である。 画像表示制御装置の実行する処理のシーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツ対応メタデータに基づく画像制御アプリーションの選択処理例について説明する図である。 画像制御アプリーションの構成例について説明する図である。 画像制御アプリーションを用いた画像制御処理のシーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 画像制御アプリーションに規定されたシーン対応の信号変換アルゴリズムと、アルゴリズムに適用するパラメータの例について説明する図である。 画像制御アプリーションの構成例について説明する図である。 信号変換アルゴリズムの例について説明する図である。 信号変換アルゴリズムの例について説明する図である。 信号変換アルゴリズムの例について説明する図である。 信号変換アルゴリズムの例について説明する図である。 信号変換アルゴリズムの例について説明する図である。 信号変換アルゴリズムの例について説明する図である。 画像制御アプリーションの構成例について説明する図である。 画像制御アプリーションの構成例について説明する図である。 画像制御アプリーションの構成例について説明する図である。 サーバおよび画像表示制御装置の構成例について説明する図である。 画像表示制御装置のハードウェア構成例について説明する図である。
以下、図面を参照しながら本開示の画像表示制御装置、送信装置、および画像表示制御方法、並びにプログラムの詳細について説明する。なお、説明は以下の項目に従って行なう。
1.本開示の画像表示制御装置の実行する処理の概要について
2.本開示の画像表示制御装置の実行する処理のシーケンスについて
3.本開示の画像表示制御装置の適用する画像制御アプリケーションの例について
4.その他の画像制御アプリケーションの例について
5.装置の構成例について
6.本開示の構成のまとめ
[1.本開示の画像表示制御装置の実行する処理の概要について]
まず、図1以下を参照して本開示の画像表示制御装置の実行する処理の概要について説明する。
図1は、画像表示制御装置の一例であるテレビ30と、テレビ30にコンテンツ(番組)を送信する送信装置である放送局11、コンテンツサーバ12、さらに、テレビ30において実行可能なアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと呼ぶ)を提供する送信装置であるアプリケーションサーバ20を示している。
放送局11や、コンテンツサーバ12は、テレビ30に出力する放送番組等のコンテンツを提供する。
放送局11は、放送波を介したコンテンツのブロードキャスト送信を行う。コンテンツサーバ12は、インターネット等のネットワークを介して、コンテンツのユニキャスト配信、あるいはマルチキャスト配信等を行う。
なお、これらのコンテンツ配信に適用する通信プロトコルとしては、例えばFLUTE(File Delivery over Uni−directional Transport)が適用可能である。
FLUTEは、主に非同期型のファイル転送に利用するために開発されたが、ブロードキャストストリーミングにも適用するための拡張が行われ、放送波を介したブロードキャスト型のデータ配信にも適用可能な構成を持つプロトコルである。
FLUTEプロトコルを利用したデータ配信により、放送局11や、コンテンツサーバ12は、放送番組等のコンテンツの送信のみならず、様々なメタデータや、アプリケーションファイルをテレビ30に対して送信することができる。
なお、アプリケーションサーバ20も、インターネットを介してテレビ30において実行するアプリケーションを提供する。
図1に示すように、テレビ30は、テレビ30において実行するアプリケーションを、放送局11、コンテンツサーバ12、アプリケーションサーバ20のいずれからでも取得することができる。
なお、テレビ30が放送局11、またはコンテンツサーバ12、またはアプリケーションサーバ20から取得し、テレビ30において実行するアプリケーションの1つに、コンテンツ(番組)対応の画像制御処理を行なうための画像制御アプリケーション(プログラム)が含まれる。
テレビ30は、例えばOS(Operation System)としてAndroid(登録商標)を搭載しており、Android(登録商標)OS上で動作する様々なアプリケーションを実行することができる。
放送局11、またはコンテンツサーバ12、またはアプリケーションサーバ20から受信する画像制御アプリケーションは、Android(登録商標)OS上で動作するアプリケーションである。
テレビ30は、環境光センサ31を有している。環境光センサ31は、テレビ30の視聴環境における明るさや、環境光の色情報(色相)を取得する光学センサである。
以下に説明する実施例では、環境光センサ31が取得する検出値は、以下の各値を含むものとする。
輝度情報(Y)
色差情報(U,V)
これらの値が、環境光センサ31によって取得される。
輝度(Y)は、いわゆる明るさであり、テレビ30の視聴環境の明るさを示す値である。環境光センサ31の検出する輝度(Y)の値が大きいほど、視聴環境が明るく、検出輝度(Y)の値が小さいほど、視聴環境が暗いことを示す。
色差(U)は、青色(Blue)系の色強度を示す指標値の1つである。環境光センサ31の検出する色差(U)の値が大きいほど、視聴環境における環境光色の青色強度が強く、検出色差(U)の値が小さいほど、環境光色の青色強度が弱いことを示す。
色差(V)は、赤色(Red)系の色強度を示す指標値の1つである。環境光センサ31の検出する色差(V)の値が大きいほど、視聴環境における環境光色の赤色強度が強く、検出色差(V)の値が小さいほど、環境光色の赤色強度が弱いことを示す。
なお、以下に説明する実施例では、YUV信号を用いた処理例、すなわち、環境光センサ31がYUVの各値を検出値として取得し、テレビ30において実行する画像制御アプリケーションによって、テレビ30に対する出力信号のYUVの各値を制御する実施例について説明する。
ただし、この実施例は一例であり、本開示の処理は、YUV信号に限らず、例えばYCbCr信号や、RGB信号等、様々な信号系を用いて処理を行なうことが可能である。
すなわち、環境光センサ31が環境光に対応するYCbCrの各値、またはRGBの各値を検出値として取得し、テレビ30において実行する画像制御アプリケーションによって、テレビ30に対する出力信号のYCbCr各値、またはRGBの各値を制御する構成も実現可能である。
また、環境光センサ31の検出値の信号系と、出力信号の信号系が異なる場合、例えば、環境光センサ31の検出値がYUVであり、テレビ30に対する出力信号がRGB等、それぞれの処理する信号系が異なる場合は、既知の信号変換式を適用して信号変換処理を実行して制御を行うことが可能である。
次に、本開示の画像表示制御装置、例えば図1に示すテレビ30が実行する画像表示制御の具体例について図2を参照して説明する。
図2は、環境光センサ31の検出値を取得したテレビ30が、画像制御アプリケーションを実行して生成した出力画像信号を表示部に表示した画像表示例を示す図である。
図2には2つの異なる環境光の下での画像表示例を示している。
(a)は環境光が暗く、環境光の色が青色系である場合の出力画像例である。上述したYUV値で説明すると、
輝度(Y)=低
色差(U)=高
色差(V)=低、
環境光がこれらのYUV設定である場合の画像表示例である。
一方、(b)は環境光が明るく、環境光の色が赤色系である場合の出力画像例である。上記のYUV値で説明すると、
輝度(Y)=高
色差(U)=低
色差(V)=高、
環境光がこれらのYUV設定である場合の画像表示例である。
図2(a),(b)は、これらの異なるセンサ検出値が環境光センサ31から得られた場合の画像表示例である。
テレビ30に表示された画像は水中の画像を示すシーンであり、環境光とシーンに応じてテレビ30に対する出力信号が調整される。
図2(a),(b)の2つの異なる環境において、それぞれのテレビに表示される画像は、その明るさや色相が異なる設定に調整される。
この出力信号の調整処理は、テレビ30において実行される画像制御アプリケーションに従って行われる。
画像制御アプリケーションは、例えばコンテンツ(番組)に対応して設定される。すなわち、各コンテンツ(番組)固有の画像制御アプリケーションに従った出力制御が実行される。
コンテンツ固有の画像制御アプリケーションを適用することで、各コンテンツ(番組)の制作者(オーサー)の意図を反映した出力信号制御が可能となる。
コンテンツ固有の画像制御アプリケーションには、コンテンツに含まれるシーン単位、あるいはフレーム単位で、環境光に応じて輝度や色相制御を実行するプログラムが含まれる。
例えば図2に示すように水中の画像シーンに対しては、例えば水中の青い色を強調するような出力信号の調整を、環境光に応じて実行する。
具体的には、環境光センサ31の検出した環境光の検出値(YUV)に応じて、出力画像信号の青色が強調されるようにオリジナルの画像信号を変換して出力信号を生成する。
なお、以下の説明においては、
放送局11や、コンテンツサーバ12から送信されるコンテンツ(番組)に予め設定されたオリジナルの画像信号を、
入力画像信号=(YUV)inと記載する。
また、環境光センサ31の検出した環境光の検出値を、
センサ検出信号=(YUV)snsと記載する。
さらに、コンテンツ対応の画像制御アプリケーションを適用して生成された調整後の画像信号、すなわちテレビ30に出力する画像の画像信号を、
出力画像信号=(YUV)outと記載する。
なお、YUV個別の信号については、
入力画像信号=Yin,Uin,Vin、
センサ検出信号=Ysns,Usns,Vsns、
出力画像信号=Yout,Uout,Vout、
以上の記載とする。
[2.本開示の画像表示制御装置の実行する処理のシーケンスについて]
次に、本開示の画像表示制御装置の実行する処理のシーケンスについて説明する。
本開示の画像表示制御装置、例えば図1に示すテレビ30は、図1に示す放送局11、またはコンテンツサーバ12から放送番組等のコンテンツを受信する。
さらに、図1に示す放送局11、またはコンテンツサーバ12、またはアプリケーションサーバ20のいずれかから、コンテンツ対応の画像制御アプリケーションを受信し、受信した画像制御アプリケーションを適用してコンテンツの表示制御、具体的には輝度制御や色相制御を実行する。
コンテンツ対応の画像制御アプリケーションを実行することで、図2を参照して説明したように、環境光およびコンテンツ内のシーン等に応じた出力信号の制御を実行する。
図3に示すフローチャートは、本開示の画像表示制御装置、例えば図1に示すテレビ30の実行する処理シーケンスを説明するフローチャートである。
画像表示制御装置は、プログラム実行機能を有するプロセッサ(CPU等)を有するデータ処理部において、記憶部に格納した画像制御アプリケーションやその他のプログラムに従って図3に示すフローに従った処理を実行する。
以下、図3に示すフローの各ステップの処理について順次、説明する。
なお、画像表示制御装置(例えばテレビ30)は、図3に示すフローの開始前に、予めコンテンツ(番組)対応の画像制御アプリケーションを受信し、記憶部に格納しているものとする。
(ステップS101)
画像表示制御装置のデータ処理部は、まず、ステップS101において、図1に示す放送局11、あるいはコンテンツサーバ12から受信する放送番組等のコンテンツの付属データであるコンテンツ対応メタデータを取得する。
さらに、取得したメタデータに記録されたアプリ指定情報に基づいて、コンテンツ対応の画像制御アプリケーションを選択して起動する。
前述したように、画像制御アプリケーションは、各番組等、各コンテンツ単位に設定される。
画像表示制御装置(例えばテレビ30)は、各コンテンツに対応する画像制御アプリケーションを、予め放送局11、あるいはコンテンツサーバ12、またはアプリケーションサーバ20から取得し、記憶部に格納する。
すなわち、画像表示制御装置(例えばテレビ30)の記憶部には、複数のコンテンツに対応する複数の画像制御アプリケーションが格納されている。
従って、放送局11、あるいはコンテンツサーバ12から受信するコンテンツに対応した画像制御アプリケーションを選択する処理が必要となる。
この選択処理のために、放送局11、あるいはコンテンツサーバ12から受信するコンテンツに併せて、あるいは先行して送信されるメタデータの記録情報を利用する。
コンテンツ対応のメタデータの例を図4に示す。
図4に示すようにコンテンツ対応のメタデータには、コンテンツに対応する画像制御アプリケーションの識別子(ID)が記録されている。
画像表示制御装置(例えばテレビ30)のデータ処理部は、メタデータに記録された画像制御アプリケーションの識別子(ID)に基づいて、記憶部に格納済みの複数の画像制御アプリケーションから、表示予定のコンテンツに対応する画像制御アプリケーションを選択する。
記憶部に格納された画像制御アプリケーションの各々にはIDが設定されており、コンテンツ対応のメタデータに設定された画像制御アプリケーションの識別子(ID)と同一のIDを持つアプリケーションを選択して起動する。
(ステップS102)
次に、画像表示制御装置のデータ処理部は、ステップS102において環境光センサ31のセンサ検出信号(環境光情報)を入力する。
前述したように、環境光センサ31が取得する検出信号(環境光情報)は、例えば以下の各値によって構成される。
輝度情報(Y)
色差情報(U,V)
これらの値が、環境光センサ31によって取得されデータ処理部に入力される。
(ステップS103)
次に、画像表示制御装置のデータ処理部は、ステップS103において、ステップS101で選択したコンテンツ対応の画像制御アプリケーションを適用して、センサ検出信号(環境光情報)に応じて出力画像信号を算出する。
例えばコンテンツ(番組)単位、あるいはシーン単位、フレーム単位等、画像制御アプリケーションに規定された単位で設定された調整処理態様(信号変換アルゴリズム)に応じて調整された出力信号(Yout,Uout,Vout)を算出する。
放送局11、あるいはコンテンツサーバ12から受信するコンテンツには、オリジナルの画像信号、すなわち、
入力画像信号=(YUV)in
が記録されている。
画像表示制御装置のデータ処理部は、この入力画像信号=(YUV)inを、、画像制御アプリケーションに規定された信号変換アルゴリズムに従って変換して、
出力画像信号=(YUV)out
を生成する。
この変換処理に際して、環境光センサ31の検出した検出値、すなわち、
センサ検出信号=(YUV)sns
このセンサ検出信号を考慮し、センサ検出値を利用した処理を実行する。
なお、画像制御アプリケーションの具体例と具体的な処理例については後述する。
(ステップS104)
次に、画像表示制御装置のデータ処理部は、ステップS104において、ステップS103で生成した出力画像信号を表示部に出力する。
これらの処理により、例えば先に図2を参照して説明したように、コンテンツ単位、またはシーン単位、あるいはフレーム単位で環境光に応じた出力信号調整処理が施され、調整後の画像信号が表示されることになる。
[3.本開示の画像表示制御装置の適用する画像制御アプリケーションの例について]
次に、画像表示制御装置が実行する画像制御アプリケーションの具体例について説明する。
前述したように、画像制御アプリケーションは、個々の番組等、各コンテンツ単位に設定されるアプリケーションプログラムである。
画像表示制御装置(例えばテレビ30)は、各コンテンツに対応する画像制御アプリケーションを予め放送局11、あるいはコンテンツサーバ12、またはアプリケーションサーバ20から取得し、記憶部に格納している。
図5を参照して、画像表示制御装置が実行する画像制御アプリケーションの1つの構成例について説明する。
図5には、
シーン識別子、
再生時間、
適用する信号変換アルゴリズムID(識別子)
これらの3つのデータの対応関係を示している。
コンテンツ対応の画像制御アプリケーションは、例えばこの図5に示すように、コンテンツに含まれる各シーンについて、そのシーンの再生時間情報と、そのシーンに適用する信号変換アルゴリズムを記録している。なお、図には、アルゴリズムの代わりにアルゴリズムIDを示している。
コンテンツ対応の画像制御アプリケーションは、例えば、
(シーン1)=水中のシーン、
(シーン2)=夕日が沈むシーン、
このようなシーンの区分に応じて、これらのシーンの再生時間と適用する信号変換アルゴリズムを記録している。
再生時間は、シーンの始まる時間情報(begin)と終了する時間情報(end)の規定情報である。
なお、再生時間の代わりに画像フレーム識別子を記録する構成としてもよい。
各シーンに適用する信号変換アルゴリズムは、
入力画像信号(YUV)inから、
出力画像信号(YUV)out、
を算出するために適用する信号変換アルゴリズムである。
なお、この信号変換アルゴリズムは、センサ検出信号(YUV)snsを考慮して出力画像信号(YUV)outを算出するアルゴリズムである。
信号変換アルゴリズムの具体例については後述する。
図6に示すフローチャートは、画像表示制御装置(テレビ30)において画像制御アプリケーションを適用して出力画像信号(YUV)outを算出する処理の1つのシーケンス例を説明するフローチャートである。
先に説明した図3のフローのステップS102〜S103において実行する処理の詳細シーケンスに相当する。
図6に示すフローの各ステップの処理の詳細について説明する。
なお、図6に示すフローの開始時点では、図3のフローのステップS101の処理、すなわちコンテンツ対応の画像制御アプリケーションの選択と、起動が実行済みであるとする。
(ステップS201)
まず、画像表示制御装置(テレビ30)のデータ処理部は、ステップS201において、起動したコンテンツ対応の画像制御アプリケーションから、表示予定のシーンに対応して規定された信号変換アルゴリズムを選択する。
図5に示す設定の画像制御アプリケーションを適用する場合について説明する。
(シーン1)を表示する場合、(シーン1)対応のID=001の信号変換アルゴリズムを選択する。
(ステップS202)
ステップS202において、画像表示制御装置(テレビ30)のデータ処理部は、環境光センサ31から、センサの検出したセンサ検出信号(YUV)snsを入力する。
(ステップS203)
次に、画像表示制御装置(テレビ30)のデータ処理部は、ステップS203において、選択したシーン対応の信号変換アルゴリズムに適用するパラメータを、ステップS202で取得したセンサ検出信号(YUV)snsに基づいて決定する。
なお、このパラメータ決定処理のアルゴリズム(例えば関数F)は、画像制御アプリケーションに信号変換アルゴリズムとともに記録されている。
具体例については後述する。
(ステップS204)
次に、画像表示制御装置(テレビ30)のデータ処理部は、ステップS204において、ステップS201で選択したシーン対応の信号変換アルゴリズムに、ステップS203で決定した変換パラメータを設定して、入力画像信号(YUV)inから、出力画像信号(YUV)outを算出する。
シーンに対応する信号変換アルゴリズムの具体例と、信号変換アルゴリズムに適用するパラメータの例について図7を参照して説明する。
図7には、
シーン識別子、
シーン対応の信号変換アルゴリズム、
センサ検出信号(YUV)snsに基づいて決定するパラメータ
これらの3つのデータの対応例を示している。
(シーン1)に適用する信号変換アルゴリズム、すなわち、受信コンテンツの画像データのオリジナルの入力画像信号(YUV)inを変換して、テレビ30の表示部に出力する出力画像信号(YUV)outを算出する信号変換アルゴリズムは以下のアルゴリズムである。
Yout=a×(Yin)+b
Uout=c×(Uin)+d
Vout=e×(Vin)+f
上記アルゴリズム中のa〜fは、センサ検出信号(YUV)snsに基づいて決定するパラメータである。
図7の表の右端部のエントリには、「センサ検出信号(YUV)snsに基づいて決定するパラメータ」を示している。
これらのパラメータは、センサ検出信号(YUV)snsに所定のアルゴリズム、例えば関数を適用して算出される。
具体的には、例えば、以下の関数適用処理によってパラメータa〜fを算出する。
a=F11(Ysns)
b=F12(Ysns)
c=F13(Usns)
d=F14(Usns)
e=F15(Vsns)
f=F16(Vsns)
なお、これらの関数F11〜F16は、画像制御アプリケーションに信号変換アルゴリズムとともに記録されている。
画像表示制御装置(テレビ30)のデータ処理部は、先に説明した図7のフローにおけるステップS203において、上記の関数F11〜F16を適用してパラメータa〜fを算出する。
さらに、ステップS204において、算出したパラメータa〜fを、信号変換アルゴリズムに設定して出力画像信号(YUV)outを算出する。
すなわち、
Yout=a×(Yin)+b
Uout=c×(Uin)+d
Vout=e×(Vin)+f
上記信号変換アルゴリズムにパラメータa〜fと、入力画像信号(YUV)inを設定して出力画像信号(YUV)outを算出する。
なお、信号変換アルゴリズムは、例えば、シーン単位、あるいはフレーム単位、あるいはコンテンツ単位で変更される。
図7には、もう1つの(シーン2)に対応する信号変換アルゴリズムと、パラメータのエントリを示している。
(シーン2)に適用する信号変換アルゴリズム、すなわち、受信コンテンツの画像データのオリジナルの入力画像信号(YUV)inを変換して、テレビ30の表示部に出力する出力画像信号(YUV)outを算出する信号変換アルゴリズムは以下のアルゴリズムである。
Yout=a×(Yin)+b
Uout=c×(Uin)+d(Vin)
Vout=e×(Vin)+f(Uin)
上記アルゴリズム中のa〜fは、センサ検出信号(YUV)snsに基づいて決定するパラメータである。
図7の表の右端部のエントリに示すように、これらのパラメータは、以下の関数適用処理によって算出する。
a=F21(Ysns)
b=F22(Ysns)
c=F23(Usns)
d=F24(Vsns)
e=F25(Vsns)
f=F26(Usns)
なお、これらの関数F21〜F26は、画像制御アプリケーションに信号変換アルゴリズムとともに記録されている。
画像表示制御装置(テレビ30)のデータ処理部は、(シーン2)の画像表示を行う場合、先に説明した図7のフローにおけるステップS203において、上記の関数F21〜F26を適用してパラメータa〜fを算出する。
さらに、ステップS204において、算出したパラメータa〜fを、信号変換アルゴリズムに設定して出力画像信号(YUV)outを算出する。
すなわち、
Yout=a×(Yin)+b
Uout=c×(Uin)+d(Vin)
Vout=e×(Vin)+f(Uin)
上記信号変換アルゴリズムにパラメータa〜fと、入力画像信号(YUV)inを設定して出力画像信号(YUV)outを算出する。
このように、コンテンツ対応の画像制御アプリケーションには、コンテンツに含まれるシーン毎に適用する信号変換アルゴリズムと、センサ検出値に応じて決定するパラメータが記録されている。
画像表示制御装置は、シーン毎に適用する信号変換アルゴリズムとパラメータを逐次、変更して出力画像信号(YUV)outを算出する。
このような処理によって、シーン、および環境光に応じて調整された画像信号が出力される。
なお、図を参照して説明した例では、信号変換アルゴリズムとパラメータを変更する単位をシーン単位として設定して説明したが、これらの変換単位は、フレーム単位、コンテンツ(番組)単位等、様々な単位とすることが可能である。
[4.その他の画像制御アプリケーションの例について]
図5〜図7を参照して、1つの画像制御アプリケーションの構成とその適用例について説明した。
しかし、画像制御アプリケーションは、図5〜図7を参照して説明した構成に限らず、様々な構成が可能である。
以下、複数の画像制御アプリケーションの例について説明する。
図8には、画像制御アプリケーション構成例(2)を示している。
図8には、
シーン識別子、
再生時間、
適用する信号変換アルゴリズムID(識別子)
これらの3つのデータの対応関係を示している。
図8に示す例は、先に説明した図5に示す例と異なり、
[適用する信号変換アルゴリズムID(識別子)]を、
Y,U,Vの各信号対応のアルゴリズムを設定可能な構成としている。
YUV、それぞれの信号に応じて異なる信号変換アルゴリズムを選択適用する設定である。
図9以下を参照して、YUV各信号に適用する信号変換アルゴリズムの例について説明する。
図9、および図10には、Y信号に適用する信号変換アルゴリズムの4つの例を示している。
図9(a)アルゴリズム1(アルゴリズムID=001)に示すグラフは、横軸が、コンテンツのオリジナルの画像信号、すなわち入力画像信号(YUV)in中の輝度信号Yinを示し、縦軸に信号変換処理によって生成する出力画像信号Youtを示している。
グラフ中の実線は、
入力輝度信号Yin=出力輝度信号Yout
すなわち、信号変換アルゴリズムの適用によって生成される出力輝度信号Youtが入力輝度信号Yinに一致する設定であり、受信コンテンツに予め設定された画素値(入力値)が変更されずにそのまま出力される場合の例である。
環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な輝度値である場合の設定に相当する。
環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsがコンテンツ製作者の想定する標準的な輝度値よりも高い場合、すなわち、環境光が明るい場合は、信号変換アルゴリズム1を適用した信号変換処理によって、入出力値の対応関係は、図9(a)に示す実線から、上方向の点線側に移動する。
すなわち、入力画像信号の輝度信号Yinは、入力値よりも高い輝度値を持つ出力輝度信号Youtに変換される。
輝度値の変化量は、入力輝度値が低い値であるほど、大きく設定される。
なお、図に示す点線は、環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが標準輝度値より高いある1つの輝度値が計測された場合の入力輝度値と出力輝度値の対応関係を示す線である。
環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが、さらに高い場合は、入力輝度値と出力輝度値の対応関係を示す点線は、さらに上側に移動し、低い場合は下側に移動する。
一方、環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsがコンテンツ製作者の想定する標準的な輝度値よりも低い場合、すなわち、環境光が暗い場合は、信号変換アルゴリズム1を適用した信号変換処理によって、入出力値の対応関係は、図9(a)に示す実線から、下方向の一点鎖線側に移動する。
すなわち、入力画像信号の輝度信号Yinは、入力値よりも低い輝度値を持つ出力輝度信号Youtに変換される。
輝度値の変化量は、入力輝度値が高い値であるほど、大きく設定される。
なお、図に示す一転鎖線は、環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが標準輝度値より低いある1つの輝度値が計測された場合の入力輝度値と出力輝度値の対応関係を示す線である。
環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが、さらに低い場合は、入力輝度値と出力輝度値の対応関係を示す一転鎖線は、さらに下側に移動し、高い場合は上側に移動する。
図9(b)アルゴリズム2(アルゴリズムID=002)に示すグラフも、横軸が、コンテンツのオリジナルの画像信号、すなわち入力画像信号(YUV)in中の輝度信号Yinを示し、縦軸に信号変換処理によって生成する出力画像信号Youtを示している。
グラフ中の実線は、
入力輝度信号Yin=出力輝度信号Yout
すなわち、信号変換アルゴリズムの適用によって生成される出力輝度信号Youtが入力輝度信号Yinに一致する設定であり、受信コンテンツに予め設定された画素値(入力値)が変更されずにそのまま出力される場合の例である。
環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な輝度値である場合の設定に相当する。
環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsがコンテンツ製作者の想定する標準的な輝度値よりも高い場合、すなわち、環境光が明るい場合は、信号変換アルゴリズム2を適用した信号変換処理によって、入出力値の対応関係は、図9(b)に示す実線から、上方向の湾曲形状の点線側に移動する。
すなわち、入力画像信号の輝度信号Yinは、入力値よりも高い輝度値を持つ出力輝度信号Youtに変換される。
輝度値の変化量は、入力輝度値が低い値であるほど、大きく設定される。
なお、図に示す湾曲形状の点線は、環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが標準輝度値より高いある1つの輝度値が計測された場合の入力輝度値と出力輝度値の対応関係を示す線である。
環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが、さらに高い場合は、入力輝度値と出力輝度値の対応関係を示す点線は、さらに上側に移動し、低い場合は下側に移動する。
一方、環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsがコンテンツ製作者の想定する標準的な輝度値よりも低い場合、すなわち、環境光が暗い場合は、信号変換アルゴリズム2を適用した信号変換処理によって、入出力値の対応関係は、図9(b)に示す実線から、下方向の湾曲形状の一点鎖線側に移動する。
すなわち、入力画像信号の輝度信号Yinは、入力値よりも低い輝度値を持つ出力輝度信号Youtに変換される。
輝度値の変化量は、入力輝度値が高い値であるほど、大きく設定される。
なお、図に示す湾曲形状の一転鎖線は、環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが標準輝度値より低いある1つの輝度値が計測された場合の入力輝度値と出力輝度値の対応関係を示す線である。
環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが、さらに低い場合は、入力輝度値と出力輝度値の対応関係を示す一転鎖線は、さらに下側に移動し、高い場合は上側に移動する。
図10には、
(c)アルゴリズム3(アルゴリズムID=003)
(d)アルゴリズム4(アルゴリズムID=004)
による輝度信号変換例を示している。
それぞれのグラフにおいて実線、湾曲形状の点線、湾曲形状の一点鎖線は、それぞれ以下の設定における入力輝度値Yinと、出力輝度値Youtの対応関係を示している。
実線=環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な輝度値である場合の設定、
湾曲形状の点線=環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な輝度値より高い(明るい)場合の設定、
湾曲形状の一点鎖線=環境光センサ31によって検出される輝度Ysnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な輝度値より低い(暗い)場合の設定、
画像表示制御装置(テレビ30)は、例えば、コンテンツを構成するシーンに応じて、図9、図10に示す4つの信号変換アルゴリズのいずれかを適用して信号変換処理を実行し、出力画像信号の輝度値(Yout)を算出する。
なお、図9、図10には4つの輝度信号変換アルゴリズムの設定例を示したが、これらは信号変換アルゴリズムの一部の例であり、この他にも様々な変換処理が適用可能である。
図9、図10は、輝度信号(Y)についての変換アルゴリズムの例であるが、
色差信号(U,V)についても、各信号対応の変換アルゴリズムが画像制御プログラムに規定され適用される。
図11、図12には、色差信号Uに対して適用する信号変換アルゴリズムの例を示している。
図11、図12には、
(a)アルゴリズム1(アルゴリズムID=001)
(b)アルゴリズム2(アルゴリズムID=002)
(c)アルゴリズム3(アルゴリズムID=003)
(d)アルゴリズム4(アルゴリズムID=004)
による色差信号Uの変換例を示している。
それぞれのグラフにおいて実線、湾曲形状の点線、湾曲形状の一点鎖線は、それぞれ以下の設定における入力色差信号値Uinと、出力色差信号値Uoutの対応関係を示している。
実線=環境光センサ31によって検出される色差信号値Usnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な色差信号値である場合の設定、
湾曲形状の点線=環境光センサ31によって検出される色差信号値Usnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な色差信号値より高い場合の設定、
湾曲形状の一点鎖線=環境光センサ31によって検出される色差信号値Usnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な色差信号値より低い場合の設定、
画像表示制御装置(テレビ30)は、例えば、コンテンツを構成するシーンに応じて、図11、図12に示す4つの信号変換アルゴリズのいずれかを適用して信号変換処理を実行し、出力画像信号の色差信号値(Uout)を算出する。
なお、図11、図12には4つの輝度信号変換アルゴリズムの設定例を示したが、これらは信号変換アルゴリズムの一部の例であり、この他にも様々な変換処理が適用可能である。
図13、図14には、色差信号Vに対して適用する信号変換アルゴリズムの例を示している。
図13、図14には、
(a)アルゴリズム1(アルゴリズムID=001)
(b)アルゴリズム2(アルゴリズムID=002)
(c)アルゴリズム3(アルゴリズムID=003)
(d)アルゴリズム4(アルゴリズムID=004)
による色差信号Uの変換例を示している。
それぞれのグラフにおいて実線、湾曲形状の点線、湾曲形状の一点鎖線は、それぞれ以下の設定における入力色差信号値Vinと、出力色差信号値Voutの対応関係を示している。
実線=環境光センサ31によって検出される色差信号値Vsnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な色差信号値である場合の設定、
湾曲形状の点線=環境光センサ31によって検出される色差信号値Vsnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な色差信号値より高い場合の設定、
湾曲形状の一点鎖線=環境光センサ31によって検出される色差信号値Vsnsが、コンテンツ製作者の想定する標準的な色差信号値より低い場合の設定、
画像表示制御装置(テレビ30)は、例えば、コンテンツを構成するシーンに応じて、図13、図14に示す4つの信号変換アルゴリズのいずれかを適用して信号変換処理を実行し、出力画像信号の色差信号値(Vout)を算出する。
なお、図13、図14には4つの輝度信号変換アルゴリズムの設定例を示したが、これらは信号変換アルゴリズムの一部の例であり、この他にも様々な変換処理が適用可能である。
さらに、その他の画像制御アプリケーションの構成例について、図15、図16、図17を参照して説明する。
上述した実施例では、出力画像信号のYUVの各値を、直接制御する構成としていたが、このような出力信号の制御に限らず、例えば、以下のような出力信号調整処理を行なう構成としてもよい。
(a)シーンおよび環境光に応じて異なるホワイトバランス調整処理を実行する。
(b)シーンおよび環境光に応じて異なるガンマ補正処理を実行する。
(c)シーンおよび環境光に応じて異なる色温度調整処理を実行する。
図15に示す画像制御アプリケーションは、
「(a)シーンおよび環境光に応じて異なるホワイトバランス調整処理を実行する」アプリケーションの構成例を示している。
図15には、
シーン識別子、
再生時間、
適用する信号変換アルゴリズムID(識別子)
これらの3つのデータの対応関係を示している。
これにらの対応関係は先に図5を参照して説明した画像制御アプリケーション(1)と同様である。
ただし、図15に示す画像制御アプリケーション(3)に示すエントリ、
「適用する信号変換アルゴリズムID(識別子)」
は、ホワイトバランス(WB)調整処理アルゴリズム指定情報として設定されている。
すなわち、画像制御アプリケーションは、シーンの区分に応じて、これらのシーンの再生時間と適用する信号変換アルゴリズムとしてホワイトバランス(WB)調整処理アルゴリズム、またはその指定情報を記録した構成を有する。
再生時間は、シーンの始まる時間情報(begin)と終了する時間情報(end)を規定している。
なお、再生時間の代わりに画像フレーム識別子を記録する構成としてもよい。
本例において、各シーンに適用する信号変換アルゴリズムは、ホワイトバランス調整処理アルゴリズムである。
このホワイトバランス調整処理アルゴリズムがシーンに応じて異なる設定になる。
また、ホワイトバランス調整処理アルゴリズムに適用するパラメータは、環境光センサ31の取得したセンサ検出値に応じて決定する。
シーン対応のホワイトバランス調整処理アルゴリズムと、各ホワイトバランス調整処理アルゴリズムに適用するパラメータの決定アルゴリズム(例えば関数F)が、コンテンツ対応の画像制御アプリケーションに記録されている。
画像表示制御装置(テレビ30)は、各シーンの表示処理を実行する際に、シーン対応のホワイトバランス調整処理アルゴリズムを選択し、選択したシーン対応のホワイトバランス調整処理アルゴリズムに適用するパラメータを、センサ検出値に基づいて算出する。
さらに、算出したパラメータをシーン対応のホワイトバランス調整処理アルゴリズムに適用して出力画像のホワイトバランス調整を実行して出力画像を生成して表示する。
このような処理を行なうことで、シーン、および環境光に応じて異なるホワイトバランス調整が実行され、コンテンツ製作者の意図に添ったホワイトバランス調整のなされた画像を表示することが可能となる。
次に、図16を参照して、「(b)シーンおよび環境光に応じて異なるガンマ補正処理を実行する」画像制御アプリケーションについて説明する。
図16に示す画像制御アプリケーションは、
「(b)シーンおよび環境光に応じて異なるガンマ補正処理を実行する」アプリケーションの構成例を示している。
図16には、
シーン識別子、
再生時間、
適用する信号変換アルゴリズムID(識別子)
これらの3つのデータの対応関係を示している。
これにらの対応関係は先に図5を参照して説明した画像制御アプリケーション(1)と同様である。
ただし、図16に示す画像制御アプリケーション(3)に示すエントリ、
「適用する信号変換アルゴリズムID(識別子)」
は、ガンマ補正処理アルゴリズム指定情報として設定されている。
すなわち、画像制御アプリケーションは、シーンの区分に応じて、これらのシーンの再生時間と適用する信号変換アルゴリズムとしてガンマ補正処理アルゴリズム、またはその指定情報を記録した構成を有する。
再生時間は、シーンの始まる時間情報(begin)と終了する時間情報(end)を規定している。
なお、再生時間の代わりに画像フレーム識別子を記録する構成としてもよい。
本例において、各シーンに適用する信号変換アルゴリズムは、ガンマ補正処理アルゴリズムである。
このガンマ補正処理アルゴリズムがシーンに応じて異なる設定になる。
また、ガンマ補正処理アルゴリズムに適用するパラメータは、環境光センサ31の取得したセンサ検出値に応じて決定する。
シーン対応のガンマ補正処理アルゴリズムと、各ガンマ補正処理アルゴリズムに適用するパラメータの決定アルゴリズム(例えば関数F)が、コンテンツ対応の画像制御アプリケーションに記録されている。
画像表示制御装置(テレビ30)は、各シーンの表示処理を実行する際に、シーン対応のガンマ補正処理アルゴリズムを選択し、選択したシーン対応のガンマ補正処理アルゴリズムに適用するパラメータを、センサ検出値に基づいて算出する。
さらに、算出したパラメータをシーン対応のガンマ補正処理アルゴリズムに適用して出力画像のガンマ補正処理を実行して出力画像を生成して表示処理を実行する。
このような処理を行なうことで、シーン、および環境光に応じて異なるガンマ補正処理が実行され、コンテンツ製作者の意図に添ったガンマ補正処理のなされた画像を表示することが可能となる。
次に、図17を参照して、「(c)シーンおよび環境光に応じて異なる色温度調整処理を実行する」画像制御アプリケーションについて説明する。
図16に示す画像制御アプリケーションは、
「(b)シーンおよび環境光に応じて異なる色温度調整処理を実行する」アプリケーションの構成例を示している。
図17には、
シーン識別子、
再生時間、
適用する信号変換アルゴリズムID(識別子)
これらの3つのデータの対応関係を示している。
これにらの対応関係は先に図5を参照して説明した画像制御アプリケーション(1)と同様である。
ただし、図17に示す画像制御アプリケーション(3)に示すエントリ、
「適用する信号変換アルゴリズムID(識別子)」
は、色温度調整処理アルゴリズム指定情報として設定されている。
すなわち、画像制御アプリケーションは、シーンの区分に応じて、これらのシーンの再生時間と適用する信号変換アルゴリズムとして色温度調整処理アルゴリズム、またはその指定情報を記録した構成を有する。
再生時間は、シーンの始まる時間情報(begin)と終了する時間情報(end)を規定している。
なお、再生時間の代わりに画像フレーム識別子を記録する構成としてもよい。
本例において、各シーンに適用する信号変換アルゴリズムは、色温度調整処理アルゴリズムである。
この色温度調整処理アルゴリズムがシーンに応じて異なる設定になる。
また、色温度調整処理アルゴリズムに適用するパラメータは、環境光センサ31の取得したセンサ検出値に応じて決定する。
シーン対応の色温度調整処理アルゴリズムと、各色温度調整処理アルゴリズムに適用するパラメータの決定アルゴリズム(例えば関数F)が、コンテンツ対応の画像制御アプリケーションに記録されている。
画像表示制御装置(テレビ30)は、各シーンの表示処理を実行する際に、シーン対応の色温度調整処理アルゴリズムを選択し、選択したシーン対応の色温度調整処理アルゴリズムに適用するパラメータを、センサ検出値に基づいて算出する。
さらに、算出したパラメータをシーン対応の色温度調整処理アルゴリズムに適用して出力画像の色温度調整処理を実行して出力画像を生成して表示処理を実行する。
このような処理を行なうことで、シーン、および環境光に応じて異なる色温度調整処理が実行され、コンテンツ製作者の意図に添った色温度調整処理のなされた画像を表示することが可能となる。
なお、画像制御アプリケーションの例について複数説明したが、上述の様々なアプリケーションを組み合わせた構成を持つアプリケーションを設定して適用する構成も可能である。
[5.装置の構成例について]
次に、図1に示すコンテンツサーバ12、あるいはアプリケーションサーバ20等の送信装置、および図1に示すテレビ30等の画像表示制御装置の装置構成例について、図18、図19を参照して説明する。
図18には、コンテンツサーバ12、あるいはアプリケーションサーバ20等の送信装置であるサーバ150と、画像表示制御装置170の構成例を示している。
サーバ150は、データ処理部151、通信部152、記憶部153を有する。
画像表示制御装置170は、データ処理部171、通信部172、記憶部173、入力部174、出力部175、センサ176を有する。
サーバ150のデータ処理部151は、番組等のコンテンツ、あるいはコンテンツ対応の画像制御アプリケーションの生成や送信のための各種のデータ処理を実行する。例えばコンテンツ構成データの生成、コンテンツ対応のメタデータの生成、コンテンツ対応の画像制御アプリケーションファイルの生成、さらに、これら生成データの送信制御を行う。
通信部152は、データ処理部151の生成したコンテンツ、メタデータ、画像制御アプリケーションの送信処理などを行う。
記憶部153は送信対象とするコンテンツ、メタデータ、画像制御アプリケーションなどを格納する。さらに、記憶部153は、データ処理部151の実行するデータ処理のワークエリアとして利用され、また各種パラメータの記憶領域としても利用される。
一方、画像表示制御装置170は、データ処理部171、通信部172、記憶部173、入力部174、出力部175、センサ176を有する。
通信部172は、放送局やサーバから送信されるデータ、例えば番組等のコンテンツ、メタデータ、画像制御アプリケーション等を受信する。
データ処理部171は、受信コンテンツの出力制御等を実行する。
具体的には、画像制御アプリケーションを実行して、センサ176の検出した環境光情報に基づいて出力画像の制御を実行する。
ユーザの指示コマンド、例えばコンテンツ指定コマンド等は入力部174を介して入力される。
コンテンツは表示部やスピーカ等の出力部175に出力される。
記憶部173には、受信コンテンツやメタデータ、画像制御アプリケーションファイルなどが格納される。
さらに、記憶部173は、データ処理部171の実行するデータ処理のワークエリアとして利用され、また各種パラメータの記憶領域としても利用される。
センサ176は、環境光の輝度や色相情報、例えば環境光のYUVの各値を検出する。
図19は、画像表示制御装置170として適用可能な通信装置のハードウェア構成例を示している。
画像表示制御装置は、図1に示すようにテレビ30によって構成可能である。だし、アプリケーションプログラムを実行可能なCPU等を備えたデータ処理部を有することが必要である。
なお、画像表示制御装置はテレビ等の表示部を備えない構成としてもよい。例えば接続表示装置に対して画像信号を出力可能な装置、具体的には、例えばディスク再生装置や、サーバ装置、PC等の情報処理装置によって構成することも可能である。
図19に示す構成は、上述した実施例を実行するための機能を備えた画像表示制御装置の1つのハードウェア構成例を示している。
図19に示す構成について説明する。
CPU(Central Processing Unit)201は、ROM(Read Only Memory)202、または記憶部208に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行するデータ処理部として機能する。例えば、上述した実施例において説明したシーケンスに従った処理を実行する。RAM(Random Access Memory)203には、CPU201が実行するプログラムやデータなどが記憶される。これらのCPU201、ROM202、およびRAM203は、バス204により相互に接続されている。
CPU201はバス204を介して入出力インタフェース205に接続され、入出力インタフェース205には、各種スイッチ、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207が接続されている。CPU201は、入力部206から入力される指令に対応して各種の処理を実行し、処理結果を例えば出力部207に出力する。
入出力インタフェース205に接続されている記憶部208は、例えばハードディスク等からなり、CPU201が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部209は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介したデータ通信の送受信部、さらに放送波の送受信部として機能し、外部の装置と通信する。
センサ210は、図1に示すテレビ30に備えられた環境光センサ31に対応する。環境光の案軽さや色相、例えばYUVの各値を取得する。
入出力インタフェース205に接続されているドライブ221は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいはメモリカード等の半導体メモリなどのリムーバブルメディア222を駆動し、データの記録あるいは読み取りを実行する。
[6.本開示の構成のまとめ]
以上、特定の実施例を参照しながら、本開示の実施例について詳解してきた。しかしながら、本開示の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本開示の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
なお、本明細書において開示した技術は、以下のような構成をとることができる。
(1) 表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
記表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を受信し、
前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する画像表示制御装置。
(2) 前記データ処理部は、
前記コンテンツオリジナルの入力画像信号に含まれる輝度信号および色差信号の少なくともいずれかの信号に対して、
コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位で、異なる信号変換処理を実行して出力画像信号を構成する輝度信号または色差信号を生成する(1)に記載の画像表示制御装置。
(3) 前記データ処理部は、
前記コンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、
コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位で、異なるホワイトバランス調整処理、またはガンマ補正処理、または色温度調整処理の少なくともいずれかの処理を実行して出力画像信号を生成する(1)〜(2)いずれかに記載の画像表示制御装置。
(4) 前記信号変換アルゴリズムは、前記センサ検出信号に応じて変換態様が変更されるアルゴリズムであり、
前記データ処理部は、
前記センサ検出信号に応じた異なる信号変換処理によって、環境光に応じて異なる出力画像信号を生成する(1)〜(3)いずれかに記載の画像表示制御装置。
(5) 前記データ処理部は、
前記センサ検出信号に基づくパラメータを算出し、
算出したパラメータを前記信号変換アルゴリズムに適用して、環境光に応じて異なる出力画像信号を生成する(1)〜(4)いずれかに記載の画像表示制御装置。
(6) 前記センサ検出信号は、輝度信号と色差信号を含み、
前記データ処理部は、
前記センサ検出信号に含まれる輝度信号と色差信号に基づくパラメータを算出し、
算出したパラメータを前記信号変換アルゴリズムに適用して、環境光に応じて異なる出力画像信号を生成する(1)〜(5)いずれかに記載の画像表示制御装置。
(7) 前記データ処理部は、
前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する(1)〜(6)いずれかに記載の画像表示制御装置。
(8) 画像表示制御装置において実行する画像表示制御方法であり、
前記画像表示制御装置は、表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
記表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を受信し、
前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する画像表示制御方法。
(9) 前記データ処理部は、
前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する(8)に記載の画像表示制御方法。
(10) 画像表示制御装置において出力画像信号生成処理を実行させるプログラムであり、
前記画像表示制御装置は、表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、
前記プログラムは、前記データ処理部に、
記表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を受信させ、
前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する処理を実行させるプログラム。
(11) 前記プログラムは、前記データ処理部に、
前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する処理を実行させる(10)に記載のプログラム。
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。例えば、プログラムは記録媒体に予め記録しておくことができる。記録媒体からコンピュータにインストールする他、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介してプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本開示の一実施例の構成によれば、コンテンツ単位、またはシーン、あるいはフレーム単位で環境光に応じて信号変換処理を実行して出力画像を生成する装置、および方法が実現される。
具体的には、表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、データ処理部は、表示部に表示するコンテンツ対応の表示制御アプリケーションを実行して、出力画像信号を生成する。データ処理部は、表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を入力し、センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する。
本構成により、コンテンツ単位、またはシーン、あるいはフレーム単位で環境光に応じて信号変換処理を実行して出力画像を生成する装置、および方法が実現される。
11 放送局
12 コンテンツサーバ
20 アプリケーションサーバ
30 テレビ
31 環境光センサ
150 サーバ
151 データ処理部
152 通信部
153 記憶部
170 画像表示制御装置
171 データ処理部
172 通信部
173 記憶部
174 入力部
175 出力部
176 センサ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 バス
205 入出力インタフェース
206 入力部
207 出力部
208 記憶部
209 通信部
210 センサ
210 ドライブ
211 リムーバブルメディア

Claims (11)

  1. 表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、
    前記データ処理部は、
    前記表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を受信し、
    前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する構成であり、
    前記データ処理部は、
    コンテンツの再生時間情報と各再生時間の画像信号に適用すべき信号変換アルゴリズムを規定した再生時間対応アルゴリズム規定情報に従って、コンテンツ再生時間に応じて画像信号に適用する信号変換アルゴリズムを切り替えて出力画像信号を生成する画像表示制御装置。
  2. 前記データ処理部は、
    前記コンテンツオリジナルの入力画像信号に含まれる輝度信号および色差信号の少なくともいずれかの信号に対して、
    コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位で、異なる信号変換処理を実行して出力画像信号を構成する輝度信号または色差信号を生成する請求項1に記載の画像表示制御装置。
  3. 前記データ処理部は、
    前記コンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、
    コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位で、異なるホワイトバランス調整処理、またはガンマ補正処理、または色温度調整処理の少なくともいずれかの処理を実行して出力画像信号を生成する請求項1に記載の画像表示制御装置。
  4. 前記信号変換アルゴリズムは、前記センサ検出信号に応じて変換態様が変更されるアルゴリズムであり、
    前記データ処理部は、
    前記センサ検出信号に応じた異なる信号変換処理によって、環境光に応じて異なる出力画像信号を生成する請求項1に記載の画像表示制御装置。
  5. 前記データ処理部は、
    前記センサ検出信号に基づくパラメータを算出し、
    算出したパラメータを前記信号変換アルゴリズムに適用して、環境光に応じて異なる出力画像信号を生成する請求項1に記載の画像表示制御装置。
  6. 前記センサ検出信号は、輝度信号と色差信号を含み、
    前記データ処理部は、
    前記センサ検出信号に含まれる輝度信号と色差信号に基づくパラメータを算出し、
    算出したパラメータを前記信号変換アルゴリズムに適用して、環境光に応じて異なる出力画像信号を生成する請求項1に記載の画像表示制御装置。
  7. 前記データ処理部は、
    前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する請求項1乃至6いずれかに記載の画像表示制御装置。
  8. 画像表示制御装置において実行する画像表示制御方法であり、
    前記画像表示制御装置は、表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、
    前記データ処理部は、
    前記表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を受信し、
    前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成し、
    前記データ処理部は、
    コンテンツの再生時間情報と各再生時間の画像信号に適用すべき信号変換アルゴリズムを規定した再生時間対応アルゴリズム規定情報に従って、コンテンツ再生時間に応じて画像信号に適用する信号変換アルゴリズムを切り替えて出力画像信号を生成する画像表示制御方法。
  9. 前記データ処理部は、
    前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する請求項8に記載の画像表示制御方法。
  10. 画像表示制御装置において出力画像信号生成処理を実行させるプログラムであり、
    前記画像表示制御装置は、表示部に出力する画像信号の制御を実行するデータ処理部を有し、
    前記プログラムは、前記データ処理部に、
    前記表示部の周囲の環境光情報を取得するセンサからセンサ検出信号を受信させ、
    前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツ単位、またはコンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する処理を実行させるとともに、
    前記データ処理部に、
    コンテンツの再生時間情報と各再生時間の画像信号に適用すべき信号変換アルゴリズムを規定した再生時間対応アルゴリズム規定情報に従って、コンテンツ再生時間に応じて画像信号に適用する信号変換アルゴリズムを切り替えて出力画像信号を生成させるプログラム。
  11. 前記プログラムは、前記データ処理部に、
    前記センサ検出信号を適用してコンテンツオリジナルの入力画像信号に対して、コンテンツを構成するシーン、あるいはフレーム単位の異なる信号変換アルゴリズムを適用した信号変換処理により出力画像信号を生成する処理を実行させる請求項10に記載のプログラム。
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