JP6710998B2 - サーバ装置、プログラム、操作画面データの提供方法、情報処理システム及びwebコンテンツサーバ装置 - Google Patents

サーバ装置、プログラム、操作画面データの提供方法、情報処理システム及びwebコンテンツサーバ装置 Download PDF

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Description

この発明は、サーバ装置、プログラム、操作画面データの提供方法、情報処理システム及びWEBコンテンツサーバ装置に関する。
デジタル複合機(MFP)のような情報処理装置上に表示されている画面を他の端末で共有する技術が知られている。このような技術については、例えば特許文献1に記載がある。
しかしながら、外部のサーバ装置上のウェブアプリケーション等により提供される画面を、ブラウザ等を用いて情報処理装置上で表示している場合、画面データ自体はサーバ装置が持っているうえ、テキスト等の入力画面を表示しているときの入力は、情報処理装置に対してではなくサーバ装置に対して行う必要がある。そのため、サーバ装置により提供される画面を表示している情報処理装置に対して、端末装置からアクセスしてその表示画面を貰うだけでは、サーバ装置上のウェブアプリケーション等を操作することができない。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、サーバ装置により提供される画面上での操作を、情報処理装置と携帯端末装置とで共有できるようにすることを目的とする。
この発明のサーバ装置は、上記の目的を達成するため、複数の情報処理装置それぞれからのアクセスに応じ、それぞれの情報処理装置に表示させる操作画面データを提供するサーバ装置において、上記複数の情報処理装置のうちの一の情報処理装置から上記操作画面データの取得要求を受信すると、その一の情報処理装置と上記サーバ装置との間の通信を識別する通信識別情報を生成する生成手段と、上記生成手段で生成された通信識別情報を記憶部に記憶する第1の登録手段と、上記生成手段で生成された通信識別情報を含めた操作画面データを、上記一の情報処理装置に送信する第1の画面データ送信手段と、通信を識別する通信識別情報を少なくとも含む画面取得要求を受信する第1の受信手段と、上記第1の受信手段で受信した上記通信識別情報が上記記憶部に記憶されていると判断したときに、その通信識別情報により識別される通信の通信先である上記一の情報処理装置に送信した上記操作画面データに対応する携帯端末装置用の操作画面データを、上記画面取得要求の送信元に送信する第2の画面データ送信手段とを有し、上記第1の画面データ送信手段は、上記第1の受信手段で受信した上記通信識別情報が上記記憶部に記憶されていないと判断したときに、上記情報処理装置用の操作画面用データを送信するものである。
上記構成によれば、サーバ装置により提供される画面上での操作を、情報処理装置と携帯端末装置とで共有することができる。
この発明の第1実施形態である情報処理システムの概略構成を示す図である。 図1に示したサーバ装置のハードウェア構成を示す図である。 図1に示した情報処理システムを構成する各装置が備える機能の構成を示す図である。 ユーザが携帯端末装置を用いてユーザから画像処理装置への情報入力を支援する機能を利用する場合における、図3に示した各部の機能による各装置の動作の一例を示すシーケンス図である。 図4の続きの動作を示すシーケンス図である。 図5の続きの動作を示すシーケンス図である。 画像処理装置が表示する入力画面の例を示す図である。 携帯端末装置が表示する入力画面の例を示す図である。 携帯端末装置が表示するポップアップ画面の例を示す図である。 携帯端末装置が表示する別のポップアップ画面の例を示す図である。 セッション管理テーブルの例を示す図である。 入力情報テーブルの例を示す図である。 図1に示したサーバ装置のCPUがGET要求を受信した場合に実行する処理のフローチャートである。 図13の続きを示すフローチャートである。 図1に示したサーバ装置のCPUがPOST要求を受信した場合に実行する処理のフローチャートである。 第2実施形態における情報処理システムの機能構成を示す、図3と対応する機能ブロック図である。 第2実施形態における図6と対応する各装置の動作を示すシーケンス図である。 第2実施形態において画像処理装置が表示するポップアップ画面の例を示す図である。 第2実施形態において画像処理装置が表示する別のポップアップ画面の例を示す図である。 第3実施形態における図6と対応する各装置の動作を示すシーケンス図である。 第3実施形態において画像処理装置が表示する入力画面の例を示す図である。 第4実施形態において画像処理装置が表示する入力画面の例を示す図である。 第4実施形態における各装置の動作を示すシーケンス図である。 第4実施形態において画像処理装置が表示するポップアップ画面の例を示す図である。 第4実施形態において画像処理装置が表示する別のポップアップ画面の例を示す図である。 第4実施形態において携帯端末装置が表示する入力画面の例を示す図である。 第4実施形態における各装置の動作を示すシーケンス図である。 第5実施形態における情報処理システムの機能構成を示す、図3と対応する機能ブロック図である。 第5実施形態における図27と対応する各装置の動作を示すシーケンス図である。 第5実施形態において携帯端末装置が表示するポップアップ画面の例を示す図である。 図14の処理の変形例を示す図である。
以下、この発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
〔第1実施形態:図1乃至図15〕
まず、この発明の第1実施形態である情報処理システムについて説明する。
図1は、その情報処理システムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、この発明の情報処理システムの第1実施形態である情報処理システム1は、サーバ装置100と、複数の画像処理装置200a,200bと、携帯端末装置300とを、ネットワークNで接続して構成したものである。
これらのうちサーバ装置100は、この発明のサーバ装置の実施形態であり、画像処理装置200a,200b及び携帯端末装置300からのアクセスに基づき、携帯端末装置300を用いてユーザから画像処理装置200a,200bへの情報入力を支援する機能を提供する。この機能がこの実施形態に特徴的な点の一つであり、この点については後に詳述する。なお、サーバ装置100は、画像処理装置200a,200bからのアクセスを別々に処理し、基本的には、ある画像処理装置からのアクセスが別の画像処理装置の動作に影響を与えることはないので、以後、「画像処理装置200」の符号を用い、1台の画像処理装置に注目してその機能や動作を説明する。
画像処理装置200は、情報処理装置の一例であり、スキャン、プリント、コピー、ファクシミリ通信、画像蓄積など、画像及び画像データの処理に関する種々の機能を備えたデジタル複合機(MFP)である。
携帯端末装置300は、ユーザが持ち運び可能な情報処理装置であり、例えばスマートフォンやタブレット型コンピュータとして構成することができる。なお、携帯端末装置300は、サーバ装置100へアクセスするための通信手段(例えばネットワークインタフェースと汎用ウェブブラウザ)を備えたものであれば、特段画像処理装置200との対応関係を意識することなく使用することができる。ユーザによって、あるいは時と場合によって異なる装置であってもよい。
ネットワークNは、有線無線を問わず、任意のプロトコルにより、サーバ装置100と、サーバ装置100から見た外部装置である画像処理装置200及び携帯端末装置300との間での通信を媒介するものである。なお、画像処理装置200と携帯端末装置300との間は、必ずしも通信可能である必要はない。
次に、図2に、サーバ装置100のハードウェア構成を示す。
図2に示すように、サーバ装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD(ハードディスクドライブ)104、通信I/F(インタフェース)105、操作部106、表示部107を備え、これらをシステムバス110により接続した構成としている。
そして、CPU101が、RAM103をワークエリアとしてROM102あるいはHDD104に記憶されたプログラムを実行することにより、サーバ装置100全体を制御し、図3を用いて後述するものをはじめとする種々の機能を実現する。
ROM102及びHDD104は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU101が実行する各種プログラムや後述する各種データを格納している。
通信I/F105は、画像処理装置200や携帯端末装置300等の外部装置と通信するためのインタフェースである。使用する通信経路の規格に応じた物を設ければよい。
操作部106は、ユーザからの操作を受け付けるための操作手段であり、キーボード及びマウス等のポインティングデバイスにより構成することができる。
表示部107は、サーバ装置100の動作状態や設定内容、メッセージ等をユーザに提示するための提示手段であり、液晶ディスプレイ等を備える。
なお、操作部106及び表示部107は外付けであってもよい。また、サーバ装置100がユーザからの操作を直接受ける必要がない(通信I/F105を介して接続された外部装置により操作を受け付けたり情報の提示を行ったりすればよい)場合には、操作部106や表示部107を設けなくてよい。
なお、携帯端末装置300も、具体的な性能は異なってよいが、図2に示したものと同趣旨のハードウェア構成を有する。画像処理装置200も、制御部について、同趣旨のハードウェア構成を有する。画像処理装置200は、これに加えて、画像形成、画像読取等の機能を実現するためのエンジン部を備える。
次に、図3に、情報処理システム1を構成する各装置が備える機能の構成を示す。なお、図3には主に、上述の、携帯端末装置300を用いてユーザから画像処理装置200への情報入力を支援する機能に関連する機能を示している。これらの各部の機能は、各装置のCPUが所要のプログラムを実行して所要のハードウェアを制御することにより実現されるものである。
図3に示すように、サーバ装置100は、ウェブ管理部111、機器判定部112、セッション発行部113、セッション管理部114、コード画像生成部115、情報登録部116、画面生成部117を備える。
これらのうちウェブ管理部111は、ウェブ(WEB)コンテンツサーバとしての機能を備え、画像処理装置200や携帯端末装置300から送信されるリクエストに応じた動作を実行するか、又は他の機能部に渡して実行させる。その詳細については、シーケンス図及びフローチャートを用いて後述する。なお、ウェブ管理部111を備えるサーバ装置100は、ウェブコンテンツサーバ装置であると捉えることができる。
機器判定部112は、ウェブ管理部111から渡される、受信したリクエストに含まれるセッション識別子及び装置識別子(含まれない場合にはその旨の情報)の情報と、セッション管理部114が管理する発行済みセッションの情報とに基づき、リクエストの送信元の機器がどのような特性あるいは状態の機器であるかを判定する機能を備える。例えば、送信元の機器が画像処理装置200のように情報入力の支援を受けるための所定の機能を備えた情報処理装置であるか、送信元機器に対してセッションを発行済みか、送信元機器を入力情報の送信元として登録済みか、といった判定を行う機能を備える。機器判定部112は、その判定結果をウェブ管理部111に返す。
セッション発行部113は、ウェブ管理部111からの要求に基づき、新規セッションを発行する発行手段の機能を備える。より具体的には、リクエストの送信元装置に渡して以後当該リクエストに続く一連のアクセスを識別できるようにするためのセッションID等のセッション識別子を発行する。セッション発行部113は、この発行したセッション識別子をセッション管理部114に渡し、登録させる。
セッション管理部114は、ウェブ管理部111からの要求に基づき、セッション発行部113が発行したセッション識別子を、そのセッション識別子を用いて通信を行う相手方の装置を識別する装置識別子と対応付けて管理するセッション管理手段の機能を備える。
この管理は、図11に示すセッション管理テーブルを用いて行うことができる。
セッション管理テーブルは、セッション識別子と、第1装置識別子と、第2装置識別子と、URL(Uniform Resource Locator)とを対応付けて管理するためのものである。
これらのうちセッション識別子は、セッション発行部113が発行したセッション識別子である。
第1装置識別子は、そのセッション識別子を用いて通信を行う画像処理装置200を識別するための識別子である。第2装置識別子は、そのセッション識別子を用いて通信を行う携帯端末装置300を識別するための識別子である携帯端末識別情報である。これらの装置識別子としては、各装置の機番を用いることが考えられる。また、これらは、第1装置識別子により特定される画像処理装置200に対する情報の入力を、第2装置識別子により特定される携帯端末装置300を用いて支援する、という関係にある。
URLは、どのURLに対するリクエストに応じてセッション識別子を発行したかを示す。URLは、外部装置がサーバ装置100へアクセスする際に用いるアドレス情報であり、各セッション識別子は、特定のURLへのリクエストを処理するために用いる。また、URLは、情報の入力に用いる画面の種類毎に用意される。
図3の説明に戻ると、コード画像生成部115は、ウェブ管理部111からの要求に基づき、セッション識別子と、そのセッション識別子を用いてアクセスすべきURLとをコード化したコード記号の画像を生成する機能を備える。このコード記号としては、例えばQRコード(登録商標)を用いることができるが、任意の規格のものを採用可能である。
情報登録部116は、ウェブ管理部111からの要求に基づき、外部装置(第1実施形態では携帯端末装置300であるが、後の実施形態ではこれに限られない場合もある)からリクエストと共に送信された入力情報を、その送信に用いられたセッション識別子と対応付けて登録する情報登録手段の機能を備える。
情報の登録は、図12に示す入力情報テーブルを用いて行うことができる。
入力情報テーブルは、セッション識別子と対応付けて、任意の数の入力情報を、Item(0)〜Item(n)(nは0以上の整数)により特定される項目毎に登録することができる。Item(n)を、「n+1番目の項目」と呼ぶことにする。例えばItem(0)は、「1番目の項目」である。
上述のように、セッション識別子と対応するURLによって、情報の入力を受け付けるための画面が異なる。そして、それに応じて受け付ける入力情報の内容や項目数が異なる。従って、入力情報テーブルにおいても、セッション識別子毎に、登録する入力情報の数やデータ形式が異なる。何番目の入力情報が画面上のどの項目に対応するかは、情報の入力を受け付けるための画面の構成を示す画面データにおいて規定される。
再度図3の説明に戻ると、画面生成部117は、ウェブ管理部111からの要求に基づき、アクセス元の外部装置に渡すための画面のデータを生成する画面データ生成手段の機能を備える。この画面は、ユーザから情報の入力を受け付けるための画面であり、上記の画面データに基づき生成することができる。この画面は、コード画像生成部115が生成したコード記号の画像が含まれるものであったり、情報登録部116が登録した入力情報が入力された状態のものであったり、入力情報が未入力のものであったりする。どのような場合にどのような状態の画面のデータを生成するかについては後述する。また、画面のデータは、例えばHTML(HyperText Markup Language)データによるウェブコンテンツデータとして生成することができる。
また、画面の種類毎にURLが用意されることは上述の通りであるが、画面のデータは、1種類につき、画像処理装置200用のものと携帯端末装置300用のものとが用意される。同じ種類の画面は、同じ項目の情報の入力を受け付けるものであるが、画面を表示するディスプレイのサイズ等を考慮して、画像処理装置200用のものと携帯端末装置300用のものとで、サイズを変えるようにしている。
また、この実施形態では、携帯端末装置300は、画像処理装置200に対する情報の入力を支援するという位置づけである。従って、画像処理装置200用の画面においては、画像処理装置200に対して、入力した情報を用いた(入力の支援を受けるためのもの以外の)動作の実行を指示するための操作部(例えば図7の登録ボタン402)が用意されるのに対し、携帯端末装置300用の画面においては、このような操作部は用意されない(例えば図8の登録ボタン502は無効化されている)。
次に、画像処理装置200は、通信部211、表示部212及び操作受付部213を備える。
これらのうち通信部211は、操作受付部213が受け付けたユーザの操作に応じて、サーバ装置100に対してリクエストを送信してアクセスする機能を備える。また、そのリクエストに応じてサーバ装置100から送信される種々のレスポンスに応じて、表示部212に画面の表示を行わせる機能を備える。リクエストやレスポンスの内容については後に詳述する。
表示部212は、ディスプレイ等の表示手段により、ユーザに対して画面を表示する機能を備える。
操作受付部213は、タッチパネルやボタン等の操作手段により、表示部212が表示する画面に対する操作を受け付ける機能を備える。この操作には、情報の入力や、情報入力用画面の取得指示、入力した情報を用いた動作の実行指示等が含まれる。
次に、携帯端末装置300は、通信部311、表示部312、操作受付部313、画像読取部314及びデコード部315を備える。
これらのうち通信部311は、操作受付部313が受け付けたユーザの操作あるいはデコード部315から提供されるデコード結果に応じて、サーバ装置100に対してリクエストを送信してアクセスする機能を備える。また、そのリクエストに応じてサーバ装置100から送信される種々のレスポンスに応じて、表示部312に画面の表示を行わせる機能を備える。リクエストやレスポンスの内容については後に詳述する。
表示部312は、ディスプレイ等の表示手段により、ユーザに対して画面を表示する機能を備える。
操作受付部313は、タッチパネルやボタン等の操作手段により、表示部312が表示する画面に対する操作を受け付ける機能を備える。この操作には、情報の入力や、入力情報の登録指示等が含まれる。
画像読取部314は、カメラ等の撮像手段により、携帯端末装置300の外部の画像を読み取る機能を備える。ここでは、主として画像処理装置200の表示部212が表示する画面中のコード記号の画像を読み取るために用いる。
デコード部315は、画像読取部314が読み取った画像中のコード記号をデコードし、そのデコード結果を通信部311に提供する機能を備える。
次に、ユーザが携帯端末装置300を用いてユーザから画像処理装置200への情報入力を支援する機能を利用する場合における、図3に示した各部の機能による各装置の動作について説明する。以下に説明する動作は、この発明の操作画面データの提供方法の実施形態に係る動作である。
図4乃至図6に、その一連の動作のシーケンスを示す。
画像処理装置200のユーザは、画像処理装置200の機能を利用しようとする場合、図4に示すように、画像処理装置200に対し、その機能の利用に必要な情報を入力するための操作画面である入力画面の表示を指示する入力画面取得指示を行う(S101)。
この指示を受けた画像処理装置200は、現在画像処理装置200が、今回要求しようとする画面に関してサーバ装置100との通信に用いるセッション識別子を記憶していないことを確認すると(S102)、サーバ装置100に対し、画像処理装置200を識別するための識別子である第1装置識別子を含む入力画面取得要求をサーバ装置100へ送信する(S103)。この要求の送信が、第1装置識別子を特定した第1アクセスに該当し、操作画面データの取得要求である。
なお、ステップS102の確認において、画像処理装置200は、要求しようとする画面を直近に表示していた場合以外は、該当のセッション識別子を記憶していないことが通常である。もし記憶していた場合には、画像処理装置200において、今回の入力画面取得指示は、図6のステップS141における入力画面取得指示であると取り扱い。図6の動作を進めることになる。
また、ステップS103の要求は、ここでは、画像処理装置200が備えるウェブブラウザの機能によるウェブサーバに対するGET要求として送信するものとし、第1装置識別子は変数としてアクセス先のURLに付すことができる。また、アクセス先とするURLは、要求しようとする画面の種別と対応付けて画像処理装置200に予め記憶させておく。またサーバ装置100側でも、提供する画面毎に、アクセスを受けるためのURLを定めて記憶しておく。
以上のステップS102及びS103は、通信部211の機能と対応する動作である。
一方、ステップS103の要求を受けたサーバ装置100は、その要求の内容から、送信元が、情報入力支援を受けるための所定の機能を備えた画像処理装置であることを確認する(S104)。例えば、第1装置識別子のフォーマット、アクセスに使用したブラウザのバージョン情報、その他アクセスに含めて送信する識別コード等が予め登録した所定の条件に合致することをもって、この確認を行うことができる。サーバ装置100は、この確認ができた場合に、情報入力支援に関する機能を提供すべく、ステップS105以下の動作を実行する。
サーバ装置100は次に、今回の要求に含まれる第1装置識別子と対応する登録済みのセッションがないことを確認する(S105)。この確認は、図12のセッション管理テーブルを参照して行うことができる。なお、対応するセッションがある場合、今回アクセスされたURL以外のURLに関するセッションであれば、そのセッションを廃棄してステップS106以下に進む。また、今回アクセスされたURLに関するセッションであれば、既にセッションを発行済みであることを画像処理装置200に対してレスポンスとして通知する。
以上のステップS104及びS105は、機器判定部112の機能と対応する動作である。
ステップS105の確認ができると、サーバ装置100は次に、新規セッションを発行し(S106)、その発行したセッションのセッション識別子と、今回の要求に含まれる第1装置識別子とを対応付けてセッション管理テーブルに登録する(S107)。このとき、今回の要求でアクセスされたURLも、セッション管理テーブルに登録する。
以上のステップS106及びS107は、セッション発行部113及びセッション管理部114の機能と対応する動作である。ステップS106の動作が生成手順に、ステップS107の動作が第1の登録手順にそれぞれ該当する。また、セッション識別子は、画像処理装置200とサーバ装置100との間の通信を識別する通信識別情報である。このセッション識別子を生成する機能は、生成手段の機能である。
その後、サーバ装置100は、入力情報テーブルに、ステップS106で発行したセッションのセッション識別子と対応する記憶領域を作成する(S108)。これは、情報登録部116の機能と対応する第1の登録手順の動作であり、第1の登録手段の機能に該当する。
また、サーバ装置100は、今回の要求でアクセスされたURL(入力支援機能を利用する場合には次回以降もアクセスさせるべきURL)と、ステップS106で発行したセッションのセッション識別子とを示すコード記号の画像を生成する(S109)。これは、コード画像生成部115の機能と対応する動作である。
次に、サーバ装置100は、生成したコード記号の画像を含む、画像処理装置200用の入力画面のデータを、予め用意された画面データに基づき生成する(S110)。この画面は、情報が入力されていない状態の画面でよい。また、セッション識別子のデータも画面データに含めるとよい。ステップS110は、画面生成部117の機能と対応する動作である。なお、ステップS110では、上記コード記号の画像が埋め込まれた入力画面のデータを生成すればよいが、画面データ内に通信識別情報を含ませる方法はこれに限られない。
その後、サーバ装置100は、生成した画面のデータ(操作画面データ)を、ステップS103で受けたリクエストに対するレスポンス(応答)として画像処理装置200に返す(S111)。これは、ウェブ管理部111の機能と対応する第1の画面データ送信手順の動作である。このことにより、サーバ装置100は、コード記号の画像に含める形で、ステップS106で発行したセッションのセッション識別子と、以後サーバ装置100へのアクセスに用いるべきURLとを、アクセス元に通知することができる。この動作において、サーバ装置100のCPU101は通知手段あるいは第1の画面データ送信手段として機能する。
一方、ステップS111のレスポンスを受け取った画像処理装置200は、そこに含まれる画面データに基づき、コード記号を含む入力画面を表示する(S112)。このことにより、サーバ装置100から通知されたセッション識別子を、携帯端末装置300に対し、撮像可能なコード記号という形で提供することができる。この動作は、通信部211及び表示部212の機能と対応するものである。また、図4に示した動作において、画像処理装置200のCPUは提供手段として機能する。
また、画像処理装置200は、サーバ装置100から通知されたセッション識別子を、現在の画面と対応するセッション識別子として記憶する(S113)。
なお、ステップS112で表示される画面は、例えば図7に示すものである。
図7に示す入力画面400は、情報入力部401、登録ボタン402、更新ボタン403、およびコード記号404を含む。
情報入力部401は、ユーザからの情報の入力を受け付ける領域である。ユーザは、携帯端末装置300による入力支援を利用せずに、画像処理装置200の操作部を用いてこの情報入力部401に対して情報を入力することも可能である。
登録ボタン402は、情報入力部401に入力した情報を用いて、画像処理装置200の機能に係る特定の動作の実行を指示するためのボタンである。ここでは、入力画面400は画像処理装置200のアドレス帳に対する送信先情報の登録を受け付けるための画面であるとし、登録ボタン402は、入力した情報の登録を指示するためのボタンである。
更新ボタン403は、携帯端末装置300から入力された情報を用いて入力画面400を更新することを指示するためのボタンである。この点については後述する。
コード記号404は、サーバ装置100がステップS109で生成したコード記号である。
ユーザは、携帯端末装置300の画像読取部314にこのコード記号を読み取らせることにより、携帯端末装置300に、入力支援機能に係る動作を開始させることができる。
この動作が、図5に示すものである。
ユーザが携帯端末装置300に対しカメラを起動する等の所定の操作を行ったコード記号の読み取り指示を行うと(S121)、携帯端末装置300は、コード記号404を読み取ってデコードする(S122)。そして、そのデコード結果から、アクセス先とするURLと、そのアクセスに用いるセッション識別子とを取得する(S123)。この動作は、デコード部315の機能と対応するものである。
携帯端末装置300は、このデコード結果を取得すると、取得したセッション識別子と、携帯端末装置300を識別するための識別子である第2装置識別子とを含む入力画面取得要求をサーバ装置100へ送信する(S124)。その送信先は、デコード結果として取得したアクセス先URLである。また、この要求の送信が、第2装置識別子とセッション識別子とを特定した第4アクセスに該当する。また、ステップS124の要求は、通信を識別する通信識別情報を少なくとも含む画面取得要求である。
なお、ステップS124の要求は、ここでは、携帯端末装置300が備えるウェブブラウザの機能によるウェブサーバに対するGET要求として送信するものとし、第2装置識別子及びセッション識別子は変数としてアクセス先のURLに付すことができる。このステップS124は、通信部211の機能と対応する第1の受信手順の動作である。
一方、ステップS124の要求を受けたサーバ装置100は、要求に含まれるセッション識別子がセッション管理テーブルに登録済みでかつ対応する第2装置識別子の登録がないことを確認する(S125)。この動作は、機器判定部112の機能と対応する動作である。
なお、セッション識別子が登録済みでない場合、あるいは入力画面取得要求に含まれる第2装置識別子と別の第2装置識別子が登録済みである場合、画面を利用できない旨を携帯端末装置300に対してレスポンスとして通知する。後者の場合も利用できないようにするのは、複数台の携帯端末装置300から入力情報を登録され、混乱が生じるのを防ぐためである。従って、複数台からの登録を許容する場合には、既に第2装置識別子の登録がある場合でも、追加して登録できるようにすることも考えられる。
ここでは、ステップS125での確認ができたものとすると、サーバ装置100は、要求に含まれるセッション識別子と第2装置識別子とを対応付けてセッション管理テーブルに登録する(S126)。セッション識別子は既に登録済みのはずなので、第2装置識別子を新たに登録することになる。この動作は、セッション管理部114の機能と対応する動作であり、第2の登録手段の機能に該当する。
次に、サーバ装置100は、アクセスされたURLと対応する、携帯端末装置300用の入力画面のデータを、予め用意された画面データに基づき生成する(S127)。この画面は、情報が入力されていない状態の画面でよい。この動作は、画面生成部117の機能と対応する動作である。
その後、サーバ装置100は、生成した画面のデータ(操作画面データ)を、ステップS124で受けたリクエストに対するレスポンスとして携帯端末装置300に返す(S128)。これは、ウェブ管理部111の機能と対応する動作である。この動作において、サーバ装置100のCPU101は画面データ送信手段として機能する。また、ステップS125乃至S128の動作は、第2の画面データ送信手段の機能に該当し、第2の画面データ送信手順の動作である。
一方、ステップS128のレスポンスを受け取った携帯端末装置300は、そこに含まれる画面データに基づき、入力画面を表示する(S129)。この動作は、通信部311及び表示部312の機能と対応するものである。
なお、ステップS129で表示される画面は、例えば図8に示すものである。
図8に示す入力画面500は、図7に示した画像処理装置200側の入力画面400と対応するものであり、携帯端末装置300のディスプレイ301に表示される。なお、302はボタン、303はカメラである。そして、この入力画面500は、情報入力部501、登録ボタン502、および送信ボタン503を含む。
情報入力部501は、ユーザからの情報の入力を受け付ける領域である。受け付ける項目は、画像処理装置200側における情報入力部401と同じである。しかし、ユーザは、携帯端末装置300が備える入力機能を利用して、情報入力部501に情報を入力することができる。携帯端末装置300として汎用の情報処理装置を用いる場合、予測変換やコピーアンドペースト機能など、簡単な操作で情報を入力できるようにする機能を種々備えていることが想定される。
登録ボタン502は、画像処理装置200側の登録ボタン402と同じものであるが、ここでは無効化され、使用できないようになっている。表示を行うのは、画像処理装置200側の画面とデータをなるべく共通化するためであるので、登録ボタンの部分のデータが異なってもよいのであれば、登録ボタン502を全く表示しないようにしてもよい。
送信ボタン503は、情報入力部501に入力された情報をサーバ装置100に送信して登録することを指示するためのボタンである。
図5の説明に戻ると、ステップS129で入力画面500を表示した携帯端末装置300は、その入力画面500により、ユーザから、画像処理装置200の入力画面400に入力すべき情報の入力を受け付ける(S130)。この動作において、携帯端末装置300のCPUは受付手段として機能する。
ユーザが必要な情報を入力した後、送信ボタン503を操作して入力済み情報の送信指示を行うと(S131)、携帯端末装置300は、サーバ装置100に対し、ステップS124の場合と同じセッション識別子と、第2装置識別子とを含む情報登録要求をサーバ装置100へ送信する(S132)。この情報登録要求には、入力情報も含めて送信するとよいが、一旦情報の登録ができることが確認できてから別途入力情報を送信して登録させることも妨げられない。いずれにせよ、情報登録要求において、サーバ装置100に登録させるべき入力情報を指定する。
また、情報登録要求の送信先は、ステップS124の場合と同じアクセス先URLである。ただし、ステップS132の要求はここでは、携帯端末装置300が備えるウェブブラウザの機能によるウェブサーバに対するPOST要求として送信するものとし、このことによりサーバ装置100がステップS124の要求と区別できるようにしている。この要求の送信が、第2装置識別子とセッション識別子とを特定した第2アクセスに該当する。
一方、ステップS132の要求を受けたサーバ装置100は、要求に含まれるセッション識別子がセッション管理テーブルに登録済みでかつ要求に含まれる第2装置識別子と対応付けられていることを確認する(S133)。この動作は、機器判定部112の機能と対応する動作である。
なお、セッション識別子が登録済みでないか又は第2装置識別子と対応付けられていない場合、情報を登録できない旨を携帯端末装置300に対してレスポンスとして通知する。これらの場合、セッションが有効でないか又は携帯端末装置300がそのセッションについて情報を登録する権限を持っていないと考えられるためである。
ここでは、ステップS133での確認ができたものとすると、サーバ装置100は、情報登録要求と共に送信された入力情報を、要求に含まれるセッション識別子と対応付けて入力情報テーブルに登録する(S134)。この動作は、情報登録部116の機能と対応する動作である。
次に、サーバ装置100は、登録結果(図5の例では登録成功)を、ステップS132で受けたリクエストに対するレスポンス(応答)として携帯端末装置300に返す(S135)。これを受けた携帯端末装置300は、例えば図9に示すポップアップ画面510を表示する等して、ユーザに対して登録結果を通知する。なお、図10に示すポップアップ画面520は、登録失敗の場合の通知例である。
以上により、ユーザは、携帯端末装置300を操作して、画像処理装置200における入力画面400に入力すべき情報を、サーバ装置100に登録することができる。
次に、動作は図6に示す部分に進み、ユーザは、入力画面400の更新ボタン403を操作して、画像処理装置200に対して入力画面取得指示を行う(S141)。
この指示を受けた画像処理装置200は、今回要求しようとする画面に関してサーバ装置100との通信に用いるセッション識別子(図4のステップS113で記憶するもの)を記憶していることを確認する(S142)。そして、これが確認できると、サーバ装置100に対し、そのセッション識別子と、画像処理装置200を識別するための識別子である第1装置識別子とを含む入力画面取得要求を送信する(S143)。この要求の送信が、セッション識別子及び第1装置識別子を特定した第3アクセスに該当する。
なお、ステップS142の確認において、画像処理装置200は、該当のセッション識別子を記憶していることが通常である。また、ステップS143の要求は、ここでは、画像処理装置200が備えるウェブブラウザの機能によるウェブサーバに対するGET要求として送信するものとし、セッション識別子及び第1装置識別子は、変数としてアクセス先のURLに付すことができる。サーバ装置は、要求にセッション識別子が付されているか否かにより、ステップS103の第1アクセスとステップS143の第3アクセスを区別することができる。また、アクセス先とするURLは、要求しようとする画面の種別と対応付けて画像処理装置200に予め記憶させておく。
一方、ステップS143の要求を受けたサーバ装置100は、セッション管理テーブルを参照し、要求に含まれるセッション識別子と第1装置識別子とが対応付けられていることを確認する(S144)。この動作は、セッション管理部114の機能と対応する動作である。
この確認ができると、サーバ装置100は、入力情報テーブルからそのセッション識別子と対応付けて登録されている入力情報を取得する(S145)。この動作は、情報登録部116の機能と対応する動作である。
次に、サーバ装置100は、取得した情報を入力した状態の、画像処理装置200用の入力画面のデータを、予め用意された画面データに基づき生成する(S146)。この画面は、ステップS110で生成したデータに、ステップS145で取得した入力情報を入力した状態のものである。ステップS146は、画面生成部117の機能と対応する動作である。
その後、サーバ装置100は、生成した画面のデータを、ステップS143で受けたリクエストに対するレスポンスとして画像処理装置200に返す(S147)。これは、ウェブ管理部111の機能と対応する動作である。
一方、ステップS147のレスポンスを受け取った画像処理装置200は、そこに含まれる画面データに基づき、入力情報が入力された状態の入力画面を表示する(S148)。この動作は、通信部211及び表示部212の機能と対応するものである。また、図6に示したここまでの動作において、画像処理装置200のCPUは表示手段として機能する。
ユーザは、ステップS148で表示された画面において登録ボタン402を操作することにより、その画面に入力されている入力情報を用いて画像処理装置200の機能に係る特定の動作(例えば送信先情報の登録)の実行を指示することができる(S149)。画像処理装置200は、その指示に応じて、入力されている入力情報を用いて当該特定の動作を実行する(S150)。
以上の動作により、サーバ装置100は、携帯端末装置300に入力され、サーバ装置100に送信されて登録された入力情報を、入力画面に入力された状態で、画像処理装置200に送信することができる。また、ユーザは、その入力情報を用いて画像処理装置200に動作を実行させることができる。
従って、ユーザは、実質的に、携帯端末装置300のユーザインタフェースを用いて、画像処理装置200に情報を入力することができる。このことにより、携帯端末装置300の、文字等の情報の入力に適したユーザインタフェースを活用した、効率的な情報入力が可能となる。
また、携帯端末装置300は、サーバ装置100にアクセスするための汎用的なウェブブラウザやネットワークI/F、および画像処理装置200が表示するコード記号を読み取る手段を備えていれば、特に使用する機器に制約はないので、ユーザは容易に以上説明した入力支援機能を利用することができる。
なお、画像処理装置200が携帯端末装置300に対してアクセス先URLとセッション識別子を伝える仕組みは、画像データに合成されて埋め込まれているコードには限定されない。これでの情報を、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)ブルートゥース、音声、赤外線等で出力することもできる。
この場合、画像処理装置200に、上記のようなインタフェースで情報を出力するAPI(Application Programming Interface)を用意しておき、サーバ装置100が、そのAPIを用いて必要な情報を出力させるスクリプトを画面データに埋め込むようにするとよい。このようにすれば、画像処理装置200のブラウザがスクリプトを実行してAPIを呼び出して、上記の種々の形態で情報(アクセス先URLとセッション識別子)を出力することができる。
次に、以上説明した入力支援機能を実現するためにサーバ装置100のCPU101が実行する処理の流れについて説明する。
まず、図13及び図14に、GET要求を受信した場合の処理の例を示す。このGET要求は、図4のステップS103、図5のステップS124、および図6のステップS143などで送信されるものである。
サーバ装置100のCPU101は、いずれかの入力画面と対応づけられているURLにてウェブ管理部111の機能により外部装置からGET要求を受信したことを検出した場合、図13のフローチャートに示す処理を開始する。
図13の処理において、CPU101は、まず検出したGET要求が、セッション情報テーブルに登録済みのセッション識別子を含むか否か判断する(S11)。含む場合、CPU101は次に、検出したGET要求が、そのGET要求に含まれるセッション識別子とセッション管理テーブルにおいて対応付けられた第1装置識別子を含むか否か判断する(S12)。
ステップS12で含む場合、CPU101は、検出したGET要求は、図6のステップS141の状況で送信される第3アクセスに係るものであると判断する。そこで、図6のステップS144乃至S146と対応する処理(S13乃至S15)により、入力情報テーブルに登録されている入力情報が入力された状態の画像処理装置用入力画面のデータを生成して、アクセス元(GET要求の送信元)に送信し、処理を終了する。
一方、ステップS12でNoの場合、CPU101は、検出したGET要求に含まれるセッション識別子と対応する第2装置識別子が既にセッション管理テーブルに登録されているか否か判断する(S17)。ステップS17で登録されていない場合、CPU101は、検出したGET要求は、図5のステップS124の状況で送信される第4アクセスに係るものであると判断する。そこで、図5のステップS125乃至S127と対応する処理(S18乃至S20)により、アクセス元の携帯端末装置300を登録し、入力情報未入力の携帯端末装置用入力画面のデータを生成して、アクセス元(GET要求の送信元)に送信し、処理を終了する。
すなわち、サーバ装置100は、検出したGET要求が、そのGET要求に含まれるセッション識別子とセッション管理テーブルにおいて対応付けられた第1装置識別子を含まず、かつ、その第1識別子と関連付けて記憶されている第2識別子がないときに、携帯端末装置用入力画面のデータをアクセス元へ送信する。
なお、ここではGET要求に含まれる装置識別子の内容を特に確認していない。第2装置識別子がまだ対応付けられていないセッション識別子を特定した要求を送信できるのは、セッション識別子を直前に送付した画像処理装置200の近くにいるユーザが持つ装置だけであると考えられる。従って、今回のGET要求の送信元がどんな装置であるかを特段気にしなくても、大きな不都合はないと考えられる。
また、ステップS17で第2装置識別子の登録がある場合、重複しての登録は許可しないため、アクセス元にエラー画面のデータを送信して(S21)、処理を終了する。
また、ステップS11でNoの場合、処理は図14に示す部分に進み、CPU101は、GET要求の送信元が情報入力支援を受けるための所定の機能を備えた画像処理装置であるか否か判断する(S31)。その基準は、図4のステップS104の説明で述べた通りである。
これがYesであれば、CPU101は、検出したGET要求は、図4のステップS103の状況で送信される第1アクセスに係るものであると判断する。そして次に、検出したGET要求に含まれる装置識別子が、今回の要求を受けたURL以外のURLと対応付けてセッション管理テーブルに登録されているか否か判断する(S32)。これがYesであれば、要求元の画像処理装置200は、今回生成しようとするもの以外の入力画面を使用中であることがわかるので、セッション管理テーブルからその画面に関する登録を削除してから(S33)、今回の要求に係る登録及び画面生成の処理に進む。ステップS32でNoであれば、ステップS33はスキップする。
その後、CPU101は、図4のステップS106乃至S110対応する処理(S34乃至S40)により、新規セッションの発行、第1装置識別子のセッション管理テーブルへの登録、コード記号を含む画像処理装置用入力画面データの生成及びアクセス元への送信等を行い、処理を終了する。
また、ステップS31でNoの場合には、CPU101は新規セッションは発行せずに、エラー画面のデータをアクセス元に送信して(S41)、処理を終了する。情報入力支援を受けるための所定の機能を備えた画像処理装置以外に対しては、情報入力支援を受ける装置としての取り扱いをする必要がないためである。
次に、図15に、POST要求を受信した場合の処理の例を示す。このPOST要求は、図5のステップS132などで送信されるものである。
サーバ装置100のCPU101は、いずれかの入力画面と対応づけられているURLにてウェブ管理部111の機能により外部装置からPOST要求を受信したことを検出した場合、図15のフローチャートに示す処理を開始する。
図15の処理において、CPU101は、まず検出したPOST要求が、セッション情報テーブルに登録済みのセッション識別子を含むか否か判断する(S51)。含む場合、CPU101は次に、検出したPOST要求が、そのPOST要求に含まれるセッション識別子とセッション管理テーブルにおいて対応付けられた第2装置識別子を含むか否か判断する(S52)。
ステップS52で含む場合、CPU101は、検出したPOST要求は、図15のステップS132の状況で送信される第2アクセスに係るものであると判断する。そこで、図5のステップS133及びS134と対応する処理(S53乃至S54)により、POST要求と共に送信された入力情報を入力情報テーブルに登録し、その結果をアクセス元(POST要求の送信元)に通知して、処理を終了する。
また、ステップS51又はS52でNoの場合、CPU101は、検出したPOST要求は、登録された携帯端末装置300からのものではなく、入力支援機能に沿ったものではないと判断する。そして、エラー画面のデータをアクセス元に送信して(S54)、処理を終了する。
以上の図13乃至図15の処理により、図4乃至図6を用いて説明したサーバ装置100の動作が実現される。
〔第2実施形態:図16乃至図19〕
次に、この発明の情報処理システムの第2実施形態について説明する。
この第2実施形態は、サーバ装置100が入力情報を画像処理装置200に送信する際に、入力情報を入力済みの画面としてでなく、入力情報自体を送信し、画像処理装置200側でその入力情報を入力画面に反映させるようにした点が第1実施形態と異なる。これ以外の点では上述した第1実施形態と共通であるので、この相違点に関連する事項についてのみ説明する。また、第1実施形態と共通の又は対応する構成については、第1実施形態で用いたものと同じ符号を用いる。この点については、以降の実施形態についても同様である。
図16は、第2実施形態における情報処理システム1の機能構成を示す、図3と対応する機能ブロック図である。
図16に示すように、第2実施形態における画像処理装置200は、図3に示した構成に加え、受信データ反映部214を備える。この受信データ反映部214は、携帯端末装置300を用いた情報入力の支援機能を利用する際、通信部211がサーバ装置100から入力情報を受信した場合に、その入力情報を、表示部212に表示中に入力画面に反映させる機能を備える。また、その際に必要に応じて反映の可否をユーザに問い合わせる機能も備える。
また、これに対応して、サーバ装置100の画面生成部117は、入力情報が入力された状態の画像処理装置200用の入力画面の生成は行わない。
その他の点では、各装置が備える機能は、第1実施形態で説明したものと同様である。
次に、図17に、第2実施形態における図6と対応する各装置の動作のシーケンスを示す。
図17の動作は、ステップS145までは、図6に示したものと共通である。しかし、サーバ装置100は、ステップS145で取得した入力情報をそのまま、ステップS143で受けたリクエストに対するレスポンスとして画像処理装置200に返す(S151)。
そして、画像処理装置200は、サーバ装置100から取得した入力情報が、表示中の入力画面において入力済みの入力情報と競合するか否か判断する(S152)。この判断は、例えば、情報が入力済みの項目について、その情報と異なる、null以外の情報を取得した場合に、情報が競合するものとして行うことができる。情報が未入力の項目については、サーバ装置100から取得した入力情報の内容によらず、競合が起こらないものとするとよい。
ステップS152で競合すると判断した場合、画像処理装置200は、取得した入力情報を入力画面に反映させるかをユーザに問い合わせる(S153)。この問い合わせは、例えば、図18に示すようなポップアップ画面410をディスプレイに表示して行うことができる。このポップアップ画面については、競合が生じた箇所について、入力済みの入力情報と、サーバ装置100から取得した入力情報とを比較できるように提示している。
そして、ユーザによる反映可否の指示(S154)に従い、反映可の場合には(S155のYes)、画像処理装置200は、ステップS151で取得した入力情報が反映された入力画面を表示して(S156)、図17の動作を修了する。また、反映不可の場合には、画像処理装置200はステップS156をスキップし、入力画面の内容を変更せずに処理を終了する。
また、ステップS152で競合が生じていなければ、画像処理装置200は、ステップS153乃至S155をスキップして、ステップS151で取得した入力情報が反映された入力画面を表示する(S156)。
第2実施形態においては、以上の動作により、画像処理装置200が、ユーザの意向を確認した上で、携帯端末装置300から入力してサーバ装置100に登録した入力情報を、画像処理装置200に反映させることができる。従って、ユーザが画像処理装置200側で入力した情報も、無駄なく利用することができる。
なお、サーバ装置100に、図4のステップS107でセッション識別子を登録した後、一定時間以内にそのセッション識別子を用いたアクセスがない場合には、登録をする機能を設けることもできる。利用されないセッション識別子が溜まってしまうことを防ぐためである。
この場合、図17のステップS144にて、既にセッション識別子が削除済みで、対応付けの確認ができない場合がある。この場合には、サーバ装置100から、ステップS151にてその旨のエラーが通知され、画像処理装置200は、これに応じて図19に示すような、エラー通知のポップアップ画面420を表示する。
この場合、ユーザは、入力支援機能を利用したければ、図4の操作から再度やり直す必要がある。
〔第3実施形態:図20、図21〕
次に、この発明の情報処理システムの第3実施形態について説明する。
この第3実施形態は、図4のステップS112で入力画面を表示した画像処理装置200が、ユーザの指示を待たずに予め定められたタイミングで定期的にサーバ装置100へアクセスして入力情報の取得を試みるようにした点が第1実施形態と異なる。これ以外の点では上述した第1実施形態と共通であるので、この相違点に関連する事項についてのみ説明する。
図20に、第3実施形態における図6と対応する各装置の動作のシーケンスを示す。
図20に示す動作は、ステップS141及びS142に代えてステップSAの動作を行う点が図6と異なる。すなわち、画像処理装置200は、セッション識別子の記憶がある状態で前回の入力画面取得要求の送信から所定時間経過したことを検出した場合に、自動的にステップS143の入力画面取得要求の送信を行う。図20には一回分の動作しか記載していないが、この自動送信は、繰り返し行う。ただし、送信タイミングは、必ずしも所定時間毎には限らず、時間間隔がまちまちであってもよい。
このことにより、画像処理装置200において、入力画面を表示させた後は、ユーザが特段の操作を行わなくても、携帯端末装置300に入力し、サーバ装置100に送信して登録した入力情報を、画像処理装置200に反映させることができる。
このため、第3実施形態における入力画面400′には、図21に示すように、図7の場合と異なり、更新ボタン403を設ける必要はない。
〔第4実施形態:図22乃至図27〕
次に、この発明の情報処理システムの第4実施形態について説明する。
この第4実施形態は、携帯端末装置300だけでなく、画像処理装置200も、入力画面に入力された情報をサーバ装置100へ登録できるようにした点と、画像処理装置200だけでなく携帯端末装置300も、サーバ装置100から登録されている入力情報を取得できるようにした点が、第1実施形態と異なる。これ以外の点では上述した第1実施形態と共通であるので、この相違点に関連する事項についてのみ説明する。
図22は、第4実施形態において、図4のステップS112と対応する動作で画像処理装置200に表示させる、図7と対応する画面の例である。
この入力画面400″には、図7の入力画面400と比べ、送信ボタン405を追加して設けている。送信ボタン405は、図8に示した携帯端末装置300用の入力画面500における送信ボタン503と同様、情報入力部401に入力された情報をサーバ装置100に送信して登録することを指示するためのボタンである。
図23に、ユーザがこの送信ボタン503を操作する場合の各装置の動作のシーケンスを示す。
ユーザは、図4と同様な動作により、画像処理装置200に入力画面400″を表示させた後(S112)、情報入力部401に情報を入力する(S161)。この入力受付に際し、画像処理装置200のCPUが第2受付手段として機能する。
その後、ユーザは、送信ボタン405を操作することにより、画像処理装置200に対して入力済情報の送信指示を行う(S162)。
この指示を受けた画像処理装置200は、図5のステップS132における携帯端末装置300の場合と同様に、サーバ装置100に対し、図4のステップS113で記憶したセッション識別子と、第1装置識別子とを含む情報登録要求をサーバ装置100へ送信する(S163)。この要求の送信が、第1装置識別子とセッション識別子とを特定した第2アクセスに該当する。また、この要求の送信に際し、画像処理装置200のCPUが第2登録要求手段として機能する。
一方、ステップS163の要求を受けたサーバ装置100は、要求に含まれるセッション識別子がセッション管理テーブルに登録済みでかつ要求に含まれる第1装置識別子と対応付けられていることを確認する(S164)。この動作は、機器判定部112の機能と対応する動作である。
ここでは、ステップS164での確認ができたものとすると、サーバ装置100は、情報登録要求と共に送信された入力情報を、要求に含まれるセッション識別子と対応付けて入力情報テーブルに登録する(S165)。ここでの登録は、以前の登録内容を上書するものでよい。この動作は、情報登録部116の機能と対応する動作である。
次に、サーバ装置100は、登録結果(図23の例では登録成功)を、ステップS163で受けたリクエストに対するレスポンスとして画像処理装置200に返す(S166)。これを受けた画像処理装置200は、例えば図24に示すポップアップ画面430を表示する等して、ユーザに対して登録結果を通知する。なお、図25に示すポップアップ画面440は、登録失敗の場合の通知例である。
以上により、ユーザは、画像処理装置200を操作して、入力画面400に入力した情報を、サーバ装置100に登録することができる。
なお、以上の動作を行うため、サーバ装置100は、図15のステップS52の判断において、検出したPOST要求が、そのPOST要求に含まれるセッション識別子とセッション管理テーブルにおいて対応付けられた第1装置識別子を含む場合にも、ステップS53に進む。また、ステップS54においては、ステップS52で第1装置識別子を含むと判断したか、第2装置識別子を含むと判断したかに応じて、画像処理装置200用の画面データを生成するか、携帯端末装置300用の画面データを生成するかを切り替える。
また、図26は、第4実施形態において、図5のステップS129と対応する動作で携帯端末装置300に表示させる、図8と対応する画面の例である。
この入力画面500′には、図8の入力画面500と比べ、更新ボタン504を追加して設けている。更新ボタン504は、図7に示した画像処理装置200用の入力画面400における更新ボタン403と同様、サーバ装置100に登録されている入力情報を用いて入力画面500′を更新することを指示するためのボタンである。
図27に、ユーザがこの更新ボタン403を操作する場合の各装置の動作のシーケンスを示す。
ユーザは、図5と同様な動作により、携帯端末装置300に入力画面500′を表示させた後(S129)、適当なタイミングで更新ボタン504を操作することにより、携帯端末装置300に対して入力画面取得指示を行う(S171)。
この指示を受けた携帯端末装置300は、ステップS123で取得したセッション識別子を記憶していることを確認する(S172)。そして、これが確認できると、図6のステップS143の場合と同様、サーバ装置100に対し、そのセッション識別子と、第2装置識別子とを含む入力画面取得要求を送信する(S173)。アクセス先とするURLは、図5のステップS123で取得したものである。この要求の送信が、セッション識別子及び第2装置識別子を特定した第3アクセスに該当する。
一方、ステップS173の要求を受けたサーバ装置100は、セッション管理テーブルを参照し、要求に含まれるセッション識別子と第2装置識別子とが対応付けられていることを確認する(S174)。この動作は、セッション管理部114の機能と対応する動作である。
この確認ができると、サーバ装置100は、入力情報テーブルからそのセッション識別子と対応付けて登録されている入力情報を取得する(S175)。この動作は、情報登録部116の機能と対応する動作である。
次に、サーバ装置100は、取得した情報を入力した状態の、携帯端末装置300用の入力画面のデータを、予め用意された画面データに基づき生成する(S176)。この画面は、ステップS127で生成したデータに、ステップS175で取得した入力情報を入力した状態のものである。ステップS176は、画面生成部117の機能と対応する動作である。
その後、サーバ装置100は、生成した画面のデータを、ステップS173で受けたリクエストに対するレスポンスとして携帯端末装置300に返す(S177)。これは、ウェブ管理部111の機能と対応する動作である。
一方、ステップS177のレスポンスを受け取った携帯端末装置300は、そこに含まれる画面データに基づき、入力情報が入力された状態の入力画面を表示する(S178)。この動作は、通信部211及び表示部212の機能と対応するものである。
ユーザは、ステップS178で表示された入力画面において、入力情報を追加入力あるいは修正したり、その後の入力情報を、図5のステップS131以下と同様にサーバ装置100に登録したりすることもできる。
以上により、ユーザは、携帯端末装置300を操作して、サーバ装置100に登録されている入力情報を取得し、入力画面500に反映させることができる。また、以上の図27の動作において、携帯端末装置300のCPUが表示手段として機能する。
なお、以上の動作を行うため、サーバ装置100は、図13のステップS12の判断において、検出したGET要求が、そのGET要求に含まれるセッション識別子とセッション管理テーブルにおいて対応付けられた第2装置識別子を含む場合にも、ステップS13に進む。また、ステップS14においては、ステップS12で第1装置識別子を含むと判断したか、第2装置識別子を含むと判断したかに応じて、画像処理装置200用の画面データを生成するか、携帯端末装置300用の画面データを生成するかを切り替える。
以上説明してきた第4実施形態によれば、ユーザは、画像処理装置200と携帯端末装置300との間で、任意に入力情報を受け渡しすることができる。従って、画像処理装置200と携帯端末装置300の双方のユーザインタフェースを任意に使い分けて情報を入力することが可能であり、入力する情報の内容に合った効率のよい入力を行うことができる。
〔第5実施形態:図28及び図29〕
次に、この発明の情報処理システムの第5実施形態について説明する。
この第5実施形態は、サーバ装置100が入力情報を携帯端末装置300に送信する際に、入力情報を入力済みの画面としてでなく、入力情報自体を送信し、携帯端末装置300側でその入力情報を入力画面に反映させるようにした点が第4実施形態と異なる。これ以外の点では上述した第4実施形態と共通であるので、この相違点に関連する事項についてのみ説明する。
図28は、第5実施形態における情報処理システム1の機能構成を示す、図3と対応する機能ブロック図である。
図28に示すように、第5実施形態における携帯端末装置300は、図3に示した構成に加え、受信データ反映部316を備える。この受信データ反映部316は、通信部311がサーバ装置100から入力情報を受信した場合に、その入力情報を、表示部312に表示中に入力画面に反映させる機能を備える。また、その際に必要に応じて反映の可否をユーザに問い合わせる機能も備える。
また、これに対応して、サーバ装置100の画面生成部117は、入力情報が入力された状態の携帯端末装置300用の入力画面の生成は行わない。
さらに、第5実施形態における画像処理装置200は、第2実施形態の場合と同様、図3に示した構成に加え、受信データ反映部214を備える。この受信データ反映部214は、携帯端末装置300を用いた情報入力の支援機能を利用する際、通信部211がサーバ装置100から入力情報を受信した場合に、その入力情報を、表示部212に表示中に入力画面に反映させる機能を備える。また、その際に必要に応じて反映の可否をユーザに問い合わせる機能も備える。
また、これに対応して、サーバ装置100の画面生成部117は、入力情報が入力された状態の画像処理装置200用の入力画面の生成は行わない。
その他の点では、各装置が備える機能は、第1実施形態及び第4実施形態で説明したものと同様である。
次に、図29に、第5実施形態における図27と対応する各装置の動作のシーケンスを示す。
図29の動作は、ステップS175までは、図27に示したものと共通である。しかし、サーバ装置100は、ステップS175で取得した入力情報をそのまま、ステップS173で受けたリクエストに対するレスポンスとして携帯端末装置300に返す(S181)。
そして、携帯端末装置300は、入力情報の受信に応じて、図17のステップS152乃至S156と同様な動作を行う。
すなわち、まず、サーバ装置100から取得した入力情報が、表示中の入力画面において入力済みの入力情報と競合するか否か判断する(S182)。ステップS182で競合すると判断した場合、携帯端末装置300は、取得した入力情報を入力画面に反映させるかをユーザに問い合わせる(S183)。この問い合わせは、例えば、図30に示すようなポップアップ画面530をディスプレイに表示して行うことができる。
そして、ユーザによる反映可否の指示(S184)に従い、反映可の場合には(S185のYes)、携帯端末装置300は、ステップS181で取得した入力情報が反映された入力画面を表示して(S186)、図29の動作を修了する。また、反映不可の場合には、画像処理装置200はステップS186をスキップし、入力画面の内容を変更せずに処理を終了する。
また、ステップS182で競合が生じていなければ、携帯端末装置300は、ステップS183乃至S185をスキップして、ステップS181で取得した入力情報が反映された入力画面を表示する(S186)。
第5実施形態においては、以上の動作により、携帯端末装置300が、ユーザの意向を確認した上で、サーバ装置100に登録されている入力情報を、携帯端末装置300に反映させることができる。
なお、第5実施形態においても、第2実施形態と同様、図6と対応する各装置の動作は、図17に示したものになる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、装置の具体的な構成、具体的な処理の手順、データの構成、画面の表示内容等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、画像処理装置200において、携帯端末装置300を用いた入力支援機能を利用するか否かを設定できるようにしてもよい。この場合、画像処理装置200は、図4のステップS103の入力画面取得要求を送信する際に、クエリパラメータとしてその設定値をサーバ装置100に送信するとよい。
また、サーバ装置100は、図14の処理において、ステップS31とS32の間で、図31に示すステップSXの処理を追加して行うようにするとよい。
すなわち、送信元の画像処理装置200において入力支援機能を使用する設定がなされているか否かを判断し、使用する場合にはステップS32以下に進み、使用しない場合にはステップS39及びS40を実行する、というものである。
ステップS39では、CPU101は、QRコード(登録商標)を含まない画像処理装置200用の入力画面のデータを生成し、ステップS40でその画面データをアクセス元に送信する。この場合には、画像処理装置200に対しては単に画面のデータを提供すればよく、その後の動作にサーバ装置100が関与する必要はないので、セッションの発行や管理も不要である。
このようにすれば、入力支援機能が不要な場合にはサーバ装置100におけるセッションの発行や管理のためのリソースを節約することができる。
また、上述した実施形態では、画像処理装置200から携帯端末装置300へのセッション識別子及びURLの提供を、コード記号の表示により行うようにしたが、これに限られることはない。近距離無線通信(Near Field Communication)や、ピアツーピアの無線通信など、適当な通信手段を用いた通信により伝達してよいことは、もちろんである。セッション識別子として、人手での入力がさほど困難でない形式の情報を用いる場合、文字や音声によりユーザに提示し、それをユーザが携帯端末装置300に入力する態様とすることも考えられる。
また、上述した実施形態では、情報処理装置の一例として画像処理装置(MFP)200を用いる例について説明したが、情報処理装置はこれには限られない。プロジェクタ、IWB(インタラクティブウェブホワイトボード)、テレビ会議システム、デジタルカメラ、テレビ受像器、レコーダ等を、上述した各実施形態における画像処理装置200と同様に機能させることが考えられる。もちろん、ここに具体的に挙げた装置以外でも、何らか画面を表示する機能を備える装置であれば、同様に本発明を適用可能である。
いずれの装置を用いる場合であっても、例えば、その装置にウェブブラウザを搭載し、ユーザの入力画面取得指示(図4のS101)に応じてサーバ装置100にアクセスし、コード記号を含む入力画面のウェブコンテンツデータを取得して、そのデータに基づきウェブブラウザの機能により、コード記号を含む入力画面を表示することができる。ウェブブラウザ以外の手段を用いて同様なアクセスと表示を行うような構成ももちろん可能である。
入力画面の表示は、例えば、プロジェクタであればスクリーンへの投影により、IWBやテレビ会議システム、テレビ受像器であれば表示機器として使用している機器の画面への表示により、デジタルカメラやレコーダであれば操作部のタッチパネルへの表示により行うことが考えられる。
また、いずれの場合も、ユーザは、表示された入力画面中のコード記号を携帯端末装置300によって撮影して読み取り、コード記号に含まれるセッション識別子と、携帯端末装置300を識別するための第2装置識別子とを含む入力画面取得要求を、サーバ装置100に送信することができる(図5のS124)。そして、携帯端末装置300は、その入力画面取得要求に応じてサーバ装置100から送信される入力画面のウェブコンテンツデータを取得して、入力画面を表示し、ユーザからの情報入力を受け付けることができる。もちろん、情報登録要求(図5のS132)も、上述した実施形態の場合と同様に行うことができる。
これらの場合において、サーバ装置100は、入力画面取得要求の送信元がどのような種類の装置であるかを必ずしも把握している必要はない。すなわち、上述の実施形態における画像処理装置200に当たる機能を持つ装置か、携帯端末装置300に当たる機能を持つ装置かを区別できれば、送信元の装置が、どのような表示手段を用いて入力画面を表示するかは、特段把握している必要はない。従って、例えばプロジェクタとIWBのような複数の種類の装置がサーバ装置100を共用することもできるし、複数の種類の装置が同じURLに対して入力画面取得要求を送信し、同じ画面を(入力内容は装置毎に管理された状態で)利用することもできる。
また、上記の他、サーバ装置100の機能を、複数の装置に分散して設け、それらの装置を協働させてサーバ装置100と同様なサーバとしての機能を備える情報処理システムとして機能させることも妨げられない。また、サーバ装置100の機能の全部又は一部を、図1に示した画像処理装置200あるいは携帯端末装置300に設けることも妨げられない。
また、この発明において、入力支援機能を利用する装置が画像処理機能を備えることは必須ではない。画像処理機能を備えない任意の情報処理装置を、上述した実施形態における画像処理装置200のように、入力支援機能を利用する装置として機能させることも考えられる。
また、この発明のプログラムの実施形態は、コンピュータに所要のハードウェアを制御させて上述した実施形態におけるサーバ装置100あるいはその他の装置の機能を実現させるためのプログラムである。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMや他の不揮発性記憶媒体(フラッシュメモリ,EEPROM等)などに格納しておいてもよい。しかし、メモリカード、CD、DVD、ブルーレイディスク等の任意の不揮発性記録媒体に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータにインストールして実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部装置あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部装置からダウンロードし、コンピュータにインストールして実行させることも可能である。
また、以上説明してきた各実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
1:情報処理システム、100:サーバ装置、101:CPU、102:ROM、103:RAM、104:HDD、105:通信I/F、106:操作部、107:表示部、110:システムバス、111:ウェブ管理部、112:機器判定部、113::操作受付部、セッション発行部、114:セッション管理部、115:コード画像生成部、116:情報登録部、117:画面生成部、200:画像処理装置、211:通信部、212:表示部、213、300:携帯端末装置、311:通信部、312:表示部、313:操作受付部、314:画像読取部、315:デコード部、316:受信データ反映部、400,500:入力画面、401,501:情報入力部、402、502:登録ボタン、403:更新ボタン、404:コード記号、410、420,430,440,510,520,530:ポップアップ画面、503:送信ボタン
特開2007−115039号公報

Claims (10)

  1. 複数の情報処理装置それぞれからのアクセスに応じ、それぞれの情報処理装置に表示させる操作画面データを提供するサーバ装置であって、
    前記複数の情報処理装置のうちの一の情報処理装置から前記操作画面データの取得要求を受信すると、該一の情報処理装置と前記サーバ装置との間の通信を識別する通信識別情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された通信識別情報を記憶部に記憶する第1の登録手段と、
    前記生成手段で生成された通信識別情報を含めた操作画面データを、前記一の情報処理装置に送信する第1の画面データ送信手段と、
    通信を識別する通信識別情報を少なくとも含む画面取得要求を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段で受信した前記通信識別情報が前記記憶部に記憶されていると判断したときに、該通信識別情報により識別される通信の通信先である前記一の情報処理装置に送信した前記操作画面データに対応する携帯端末装置用の操作画面データを、前記画面取得要求の送信元に送信する第2の画面データ送信手段と
    を有し、
    前記第1の画面データ送信手段は、前記第1の受信手段で受信した前記通信識別情報が前記記憶部に記憶されていないと判断したときに、前記情報処理装置用の操作画面用データを送信する
    ことを特徴とするサーバ装置。
  2. 請求項1に記載のサーバ装置であって、
    前記生成手段は、前記操作画面データの取得要求の要求元の前記一の情報処理装置が、特定の機能を備える情報処理装置であると判断した場合に、前記通信識別情報の生成を行うことを特徴とするサーバ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のサーバ装置であって、
    前記第1の受信手段で受信した前記画面取得要求の送信元の装置を識別する携帯端末識別情報を、前記記憶部に記憶されている前記通信識別情報に関連付けて記憶する第2の登録手段をさらに有し、
    前記第2の画面データ送信手段は、前記第1の受信手段で受信した前記通信識別情報が前記記憶部に記憶されているときであって、該通信識別情報に関連付けて記憶されている前記携帯端末識別情報がないときに、前記携帯端末装置用の操作画面データを前記画面取得要求の送信元に送信することを特徴とするサーバ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、
    前記第1の画面データ送信手段は、前記通信識別情報を画像として埋め込んだ前記操作画面データを前記一の情報処理装置に送信することを特徴とするサーバ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサーバ装置であって、
    前記生成手段で生成された通信識別情報を含めた前記操作画面データを生成する画面データ生成手段をさらに有し、
    第1の画面データ送信手段は、前記画面データ生成手段で生成された前記操作画面データを、前記一の情報処理装置に送信することを特徴とするサーバ装置。
  6. 請求項5に記載のサーバ装置であって、
    前記画面データ生成手段は、前記操作画面データをHTMLデータとして生成し、
    前記第1の画面データ送信手段は、前記HTMLデータを前記取得要求の応答として前記一の情報処理装置に送信することを特徴とするサーバ装置。
  7. コンピュータに、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のサーバ装置の機能を実現させるためのプログラム。
  8. 複数の情報処理装置それぞれからのアクセスに応じ、サーバ装置がそれぞれの情報処理装置に表示させる操作画面データを提供する操作画面データの提供方法であって、
    前記サーバ装置が、
    前記複数の情報処理装置のうちの一の情報処理装置から前記操作画面データの取得要求を受信すると、該一の情報処理装置と前記サーバ装置との間の通信を識別する通信識別情報を生成する生成手順と、
    前記生成手順で生成された通信識別情報を記憶部に記憶する第1の登録手順と、
    前記生成手順で生成された通信識別情報を含めた操作画面データを、前記一の情報処理装置に送信する第1の画面データ送信手順と、
    通信を識別する通信識別情報を少なくとも含む画面取得要求を受信する第1の受信手順と、
    前記第1の受信手順で受信した前記通信識別情報が前記記憶部に記憶されていると判断したときに、該通信識別情報により識別される通信の通信先である前記一の情報処理装置に送信した前記操作画面データに対応する携帯端末装置用の操作画面データを、前記画面取得要求の送信元に送信する第2の画面データ送信手順と
    を実行し、
    前記第1の画面データ送信手順では、前記第1の受信手順で受信した前記通信識別情報が前記記憶部に記憶されていないと判断したときに、前記情報処理装置用の操作画面用データを送信する
    ことを特徴とする操作画面データの提供方法。
  9. 複数の情報処理装置と、前記複数の情報処理装置それぞれからのアクセスに応じ、それぞれの情報処理装置に表示させる操作画面データを提供するサーバ装置とを備える情報処理システムであって、
    前記サーバ装置が、
    前記複数の情報処理装置のうちの一の情報処理装置から前記操作画面データの取得要求を受信すると、該一の情報処理装置と前記サーバ装置との間の通信を識別する通信識別情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された通信識別情報を記憶部に記憶する第1の登録手段と、
    前記生成手段で生成された通信識別情報を含めた操作画面データを、前記一の情報処理装置に送信する第1の画面データ送信手段と、
    通信を識別する通信識別情報を少なくとも含む画面取得要求を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段で受信した前記通信識別情報が前記記憶部に記憶されていると判断したときに、該通信識別情報により識別される通信の通信先である前記一の情報処理装置に送信した前記操作画面データに対応する携帯端末装置用の操作画面データを、前記画面取得要求の送信元に送信する第2の画面データ送信手段とを有し、
    前記第1の画面データ送信手段は、前記第1の受信手段で受信した前記通信識別情報が前記記憶部に記憶されていないと判断したときに、前記情報処理装置用の操作画面用データを送信し、
    前記各情報処理装置が、
    前記サーバ装置に対して前記操作画面データの取得要求を行い、その取得要求に応じて取得した操作画面データに含まれる通信識別情報を携帯端末装置に提供する提供手段を有することを特徴とする情報処理システム。
  10. WEBブラウザを有する情報処理装置情報処理装置からの前記WEBブラウザを介したリクエストの受信に応じ、WEBコンテンツデータを送信するWEBコンテンツサーバ装置であって、
    前記情報処理装置からの前記WEBブラウザを介したリクエストの受信に応じ、前記情報処理装置と前記WEBコンテンツサーバ装置との間の通信を識別する通信識別情報を記憶部に記憶する第1の登録手段と、
    前記通信識別情報を含めた操作画面であるWEBコンテンツデータを生成するWEBコンテンツデータ生成手段と、
    前記操作画面であるWEBコンテンツデータを、前記リクエストの応答として前記情報処理装置に送信するWEBコンテンツデータ送信手段と、
    携帯端末装置から、通信を識別する通信識別情報を少なくとも含む画面取得要求を受信すると、受信した該画面取得要求に含まれる前記通信識別情報が、前記記憶部に記憶されていると判断したときに、該通信識別情報により識別される通信の通信先である前記情報処理装置に送信した前記WEBコンテンツデータに対応する携帯端末装置用の操作画面データを、前記画面取得要求の送信元に送信し、受信した前記画面取得要求に含まれる前記通信識別情報が前記記憶部に記憶されていないと判断したときに、前記情報処理装置用の操作画面データを前記画面取得要求の送信元に送信する操作画面データ送信手段と
    を有することを特徴とするWEBコンテンツサーバ装置。
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