JP6710749B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は内燃機関に関する。
特許文献1は直噴式ディーゼル内燃機関を開示する。内燃機関はシリンダーヘッドに取り付けられるインジェクターを備える。インジェクターの噴射口は燃焼室に臨む。
日本特開2005−307775号公報
インジェクターは、シリンダーヘッドに包まれることから、シリンダーヘッドの熱の影響を受けやすい。シリンダーヘッドは水冷式で冷却されることから、構造が複雑であって、部品点数が増加してしまう。
本発明は、部品点数の減少に貢献しつつも熱の影響をできるだけ抑制することができる内燃機関を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、ピストンのスライド移動を案内するシリンダーボアを区画するシリンダーブロックと、前記シリンダーブロックに結合されて前記シリンダーボアを塞ぎ、前記ピストンとの間に燃焼室を区画するシリンダーヘッドと、前記燃焼室に臨んで燃料を噴射する噴射口を有するノズルを備える燃料噴射装置と、先部が前記シリンダーヘッドの取り付け孔に差し込まれ、前記燃料噴射装置を受け入れる貫通孔を区画し、前記シリンダーヘッドの熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する低熱伝導材ガイドと、前記低熱伝導材ガイドの先端に設けられた、前記低熱伝導材ガイド及び前記燃焼室を仕切る金属製の遮壁とを備え、前記遮壁は、径方向の内端部が前記ノズル外周壁の前記燃焼室に向けて筒状に延びる部分接触しており、前記ノズル外周壁の前記筒状に延びる部分の先端は、前記遮壁及び前記低熱伝導材ガイドの接続面よりも燃焼室側に突出している内燃機関が提供される。
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記低熱伝導材ガイドは樹脂体である。
第3側面によれば、第1または第2側面の構成に加えて、内燃機関は空冷式である。
第4側面によれば、第1〜第3側面のいずれかの構成に加えて、前記ノズルを囲みつつ前記シリンダーヘッドの外面に区画された座面に向き合わされるようにして前記燃料噴射装置に形成された段差面と、前記燃料噴射装置を前記シリンダーヘッドに取り付けるためのインジェクターホルダーとを備え、前記燃料噴射装置は、前記段差面と前記座面とに挟まれた前記低熱伝導材ガイドに前記インジェクターホルダーによって押し当てられるようにして、該インジェクターホルダーと前記低熱伝導材ガイドとにより前記シリンダーヘッドに固定される。
第5側面によれば、第4側面の構成に加えて、前記低熱伝導材ガイドは、前記座面と、前記段差面との間に挟まれる大径部を備える。
第6側面によれば、第1〜第5側面のいずれかの構成に加えて、前記燃料噴射装置は、円柱空間を区画する前記取り付け孔内に位置する円柱形状の前記ノズルと、該ノズルの外面から突き出て周方向に連続する環状のシール部とを有する。
第7側面によれば、第1〜第6側面のいずれかの構成に加えて、前記低熱伝導材ガイドの上端は、前記取り付け孔の外端より前記シリンダーヘッドの外面から離間する向きに延びて形成される。
第1側面によれば、低熱伝導材ガイドは、隣接するシリンダーヘッドの熱伝導率より低い熱伝導率を有する部材から構成されることから、燃料噴射装置に伝わる熱は低減される。シリンダーヘッドと燃料噴射装置との間に低熱伝導材ガイドが介在するので、シリンダーヘッドから燃料噴射装置に向かって熱伝達が緩和される。したがって、燃料噴射装置の高温化は抑制される。また、低熱伝導材ガイドは金属製の遮壁によって燃焼室から仕切られるので、燃焼室で発生する熱から低熱伝導材ガイドは保護されることができる。また更に、シリンダーヘッドに遮壁を形成することと比べて、低熱伝導材ガイドの先端に遮壁が固定されることから、遮壁は低熱伝導材ガイドの差し込み具合に応じて自由に変位することができる。したがって、遮壁の位置精度は緩和されることができる。そのため加工コストを低減できる。
第2側面によれば、低熱伝導材ガイドは樹脂材から形成されるので、簡単に形成されることができる。
第3側面によれば、空冷式の内燃機関であっても、シリンダーヘッドから燃料噴射装置に向かって熱伝達が緩和される。
第5側面によれば、燃料噴射装置が取り付け孔に差し込まれると、シリンダーヘッドの外面と燃料噴射装置との間に大径部は挟まれ、シリンダーヘッドに大径部が押し当てられることで低熱伝導材ガイドはシリンダーヘッドに固定されることができる。低熱伝導材ガイドはそれ固有の固定手段で固定されなくて済む。低熱伝導材ガイドの固定は簡易化される。
第6面によれば、ノズルが取り付け孔内に差し込まれると、シール部でノズルの外面と取り付け孔の内面との間隔は狭まる。したがって、特にシール部で低熱伝導材ガイドはノズルの外面および取り付け孔の内面に密着する。こうしてシール部はオイルシールの機能を実現する。低熱伝導材ガイドは、シール部に対してシリンダーヘッドから伝わる熱を低減することができる。
図1は内燃機関の構造を概略的に示す断面図である。(第1の実施の形態) 図2は点火プラグおよび燃料噴射装置の構成を概略的に示す拡大一部断面図である。(第1の実施の形態)
11…内燃機関
15…シリンダーブロック
16…シリンダーヘッド
18…ピストン
19…シリンダーボア
22…燃焼室
38…燃料噴射装置(インジェクター)
44…ノズル
45…噴射口
46…段差面
47…インジェクターホルダー
54…取り付け孔
55…座面
56…低熱伝導材ガイド(樹脂キャップ)
57…貫通孔
58…遮壁
59…大径部
61…シール部
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
第1の実施の形態
図1は本発明の一実施形態に係る内燃機関11の全体像を示す。内燃機関11の機関本体12は、回転軸線Xis回りで回転自在にクランクシャフト13を支持するクランクケース14と、クランクケース14に結合されるシリンダーブロック15と、シリンダーブロック15に結合されるシリンダーヘッド16と、シリンダーヘッド16に結合されるヘッドカバー17とを備える。シリンダーブロック15にはピストン18のスライド移動を案内するシリンダーボア19が区画される。ピストン18にはコネクティングロッド21でクランクシャフト13が連結される。ピストン18の軸方向移動はクランクシャフト13の回転動作に変換される。シリンダーヘッド16は、シリンダーボア19を塞ぎ、ピストン18との間に燃焼室22を区画する。例えば内燃機関11が自動二輪車といった鞍乗り型車両に搭載される場合には、クランクシャフト13の回転軸線Xisは後輪の車軸に平行に配置される。
内燃機関11は空冷式に構成される。シリンダーブロック15は、その外面から外側に広がる複数の放熱フィン23を有する。シリンダーブロック15に伝わる熱は放熱フィン23から大気中に放熱される。シリンダーブロック15やシリンダーヘッド16は例えばアルミニウム合金から成型される。
シリンダーヘッド16には吸気ポート24および排気ポート25が区画される。吸気ポート24および排気ポート25は燃焼室22で開口する。シリンダーヘッド16には吸気ポート25を開閉する吸気弁26が支持される。同様にシリンダーヘッド16には排気ポート25を開閉する排気弁27が支持される。吸気弁26および排気弁27にはそれぞれ吸気ポート24および排気ポート25を閉じる向きにばねから弾性力が加わる。
シリンダーヘッド16およびヘッドカバー17の間には吸気弁26および排気弁27に連結される動弁機構28が収容される。動弁機構28は、個々にロッカーシャフト29a、29bに揺動自在に支持される吸気側ロッカーアーム31および排気側ロッカーアーム32を備える。吸気側ロッカーアーム31は一端で吸気弁26の弁軸に押し当てられ他端で吸気用カム33に接触する。排気側ロッカーアーム32は一端で排気弁27の弁軸に押し当てられ他端で排気用カム34に接触する。吸気用カム33および排気用カム34はロッカーシャフト29a、29bの軸心に平行な軸心を有するカムシャフト35上に形成される。カムシャフト35の軸心はクランクシャフト13の回転軸線に平行に配置される。図示されない伝動機構を介してクランクシャフト13の回転力はカムシャフト35に伝達される。カムシャフト35の回転動作に応じて吸気弁26および排気弁27の開閉動作は制御される。
図2に示されるように、シリンダーヘッド16には点火プラグ37および燃料噴射装置としてのインジェクター38が取り付けられる。点火プラグ37はシリンダーヘッド16のプラグ孔39に嵌め込まれる。点火プラグ37の先端は燃焼室22に臨む。点火プラグ37は燃焼室22内で圧縮された混合気に点火する。
インジェクター38は、接続管41およびカプラー42を支持するインジェクター本体43と、インジェクター本体43から延びてインジェクター本体43よりも小径のノズル44とを備える。インジェクター38は、ノズル44の先端に配置されて、燃焼室22に臨んで燃料を噴射する噴射口45を有する。インジェクター本体43には、ノズル44を囲みながらシリンダーヘッド16の外面に向き合わせられる段差面46が区画される。
接続管41にはインジェクターホルダー47が結合される。接続管41は例えばOリング48を介して供給ポート49に嵌め込まれる。こうしてインジェクター38はインジェクターホルダー47に取り付けられる。インジェクターホルダー47は、シリンダーヘッド16の外面に形成されるボス51に重ねられる取り付け片52を備える。インジェクターホルダー47は取り付け片52でシリンダーヘッド16にボルト留めされる。こうしてインジェクターホルダー47はシリンダーヘッド16に固定される。
インジェクターホルダー47には燃料ポンプに繋がる燃料管(図示されず)が接続される。燃料ポンプからインジェクター38に規定の圧力で燃料は供給される。カプラー42には電子制御装置(図示されず)から制御線が接続される。電子制御装置はインジェクター38の動作を特定する制御信号をインジェクター38に供給する。
シリンダーヘッド16には取り付け孔54が形成される。取り付け孔54はシリンダーヘッド16を貫通する。取り付け孔54の先端は燃焼室22で開口する。取り付け孔54は円柱空間を区画する。シリンダーヘッド16の外面には、取り付け孔54の周囲で取り付け孔54を囲んで取り付け孔54の中心軸線に直交する平面で区画される座面55が形成される。座面55に段差面46は向き合わせられる。
取り付け孔54には低熱伝導材ガイドとしての樹脂キャップ56が差し込まれる。樹脂キャップ56はインジェクター38を受け入れる貫通孔57を区画する。取り付け孔54内で貫通孔57にノズル44は差し込まれる。ノズル44の中心軸線周りで全周にわたってノズル44とシリンダーヘッド16との間には樹脂キャップ56が介在する。樹脂キャップ56は、隣接するシリンダーヘッド16の熱伝導率より低い熱伝導率を有する部材として構成されることから、インジェクター38に伝わる熱は低減される。
樹脂キャップ56は樹脂以外であってもシリンダーヘッド16の材料よりも低熱伝導率を有する材料から形成されればよい。本実施形態では、シリンダーヘッド16は鉄に比べて比重の軽いアルミニウムで構成され、この場合には、低熱伝導材ガイドは、アルミニウムよりも低い熱伝導率を有する樹脂材やセラミックスなどに加えて、焼結体であるモリブデンやコバルトなどで形成されてもよい。
樹脂キャップ56の先端には遮壁58が固定される。遮壁58は金属その他の耐熱性を有する材料から形成される。遮壁58は樹脂キャップ56と燃焼室22とを仕切る。
樹脂キャップ56はシリンダーヘッド16の座面55とインジェクター38の段差面46との間に挟まれる大径部59を備える。シリンダーヘッド16に大径部59が押し当てられる。インジェクターホルダー47の働きで大径部59の押し当ては保持される。
インジェクター38は、遮壁58から軸線方向に離れた位置で、ノズル44の外面から突き出て周方向に連続する環状のシール部61を有する。シール部61でノズル44の外面と取り付け孔54の内面との間隔は狭まる。特にシール部61で樹脂キャップ56はノズル44の外面および取り付け孔54の内面に密着する。
内燃機関11では、樹脂キャップ56がシリンダーヘッド16の取り付け孔54に差し込まれ、樹脂キャップ56の貫通孔57にインジェクター38のノズル44が受け入れられる。シリンダーヘッド16とノズル44との間に樹脂キャップ56が介在するので、シリンダーヘッド16からノズル44に向かって熱伝達が緩和される。したがって、ノズル44の高温化は抑制される。
内燃機関11は空冷式に構成される。シリンダーブロック15には放熱フィン23が形成される。こうした空冷式の内燃機関11であっても、シリンダーヘッド16からノズル44に向かって熱伝達が緩和される。
本実施形態では、遮壁58は樹脂キャップ56と燃焼室22とを仕切る。燃焼室22で発生する熱から樹脂キャップ56は保護されることができる。特に、遮壁58は樹脂キャップ56の先端に固定されることから、遮壁58は樹脂キャップ56の差し込み具合に応じて自由に変位することができる。したがって、遮壁58の位置精度は緩和されることができる。その一方で、仮にシリンダーヘッド16に遮壁58が形成されると、遮壁58の位置に応じて樹脂キャップ56の差し込み具合が決定されてしまうので、遮壁58に高い位置精度が要求される。加工の難易度が上がり、加工コストが上昇してしまう。
樹脂キャップ56の大径部59は、シリンダーヘッド16の外面に区画される座面55と、インジェクター38に形成される段差面46との間に挟まれる。インジェクター38が取り付け孔54に差し込まれると、シリンダーヘッド16の外面とインジェクター38との間に大径部59は挟まれ、シリンダーヘッド16に大径部59が押し当てられることで樹脂キャップ56はシリンダーヘッド16に固定される。樹脂キャップ56はそれ固有の固定手段で固定されなくて済む。樹脂キャップ56の固定は簡易化される。
ノズル44が取り付け孔54内に差し込まれると、シール部61でノズル44の外面と取り付け孔54の内面との間隔は狭まる。したがって、特にシール部61で樹脂キャップ56はノズル44の外面および取り付け孔54の内面に密着する。こうしてシール部61周りで樹脂キャップ56はオイルシールの機能を実現する。樹脂キャップ56は、シール部61に対してシリンダーヘッド16から伝わる熱を低減することができる。

Claims (7)

  1. ピストン(18)のスライド移動を案内するシリンダーボア(19)を区画するシリンダーブロック(15)と、
    前記シリンダーブロック(15)に結合されて前記シリンダーボア(19)を塞ぎ、前記ピストン(18)との間に燃焼室(22)を区画するシリンダーヘッド(16)と、
    前記燃焼室(22)に臨んで燃料を噴射する噴射口(45)を有するノズル(44)を備える燃料噴射装置(38)と、
    先部が前記シリンダーヘッド(16)の取り付け孔(54)に差し込まれ、前記燃料噴射装置(38)から延びる前記ノズル(44)を受け入れる貫通孔(57)を区画し、前記シリンダーヘッド(16)の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する低熱伝導材ガイド(56)と、
    前記低熱伝導材ガイド(56)の先端に設けられた、前記低熱伝導材ガイド(56)及び前記燃焼室(22)を仕切る金属製の遮壁(58)とを備え、
    前記遮壁(58)は、径方向の内端部が前記ノズル(44)外周壁の前記燃焼室(22)に向けて筒状に延びる部分接触しており、前記ノズル(44)外周壁の前記筒状に延びる部分の先端は、前記遮壁(58)及び前記低熱伝導材ガイド(56)の接続面よりも燃焼室側に突出していることを特徴とする内燃機関。
  2. 請求項1に記載の内燃機関において、前記低熱伝導材ガイド(56)は樹脂体であることを特徴とする内燃機関。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関において、空冷式であることを特徴とする内燃機関。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関において、前記ノズル(44)を囲みつつ前記シリンダーヘッド(16)の外面に区画された座面(55)に向き合わされるようにして前記燃料噴射装置(38)に形成された段差面(46)と、前記燃料噴射装置(38)を前記シリンダーヘッド(16)に取り付けるためのインジェクターホルダー(47)とを備え、前記燃料噴射装置(38)は、前記段差面(46)と前記座面(55)とに挟まれた前記低熱伝導材ガイド(56)に前記インジェクターホルダー(47)によって押し当てられるようにして、該インジェクターホルダー(47)と前記低熱伝導材ガイド(56)とにより前記シリンダーヘッド(16)に固定されることを特徴とする内燃機関。
  5. 請求項に記載の内燃機関において、前記低熱伝導材ガイド(56)は、前記座面(55)と、前記段差面(46)との間に挟まれる大径部(59)を備えることを特徴とする内燃機関。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の内燃機関において、前記燃料噴射装置(38)は、円柱空間を区画する前記取り付け孔(54)内に位置する円柱形状の前記ノズル(44)と、該ノズル(44)の外面から突き出て周方向に連続する環状のシール部(61)とを有することを特徴とする内燃機関。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の内燃機関において、前記低熱伝導材ガイド(56)の上端は、前記取り付け孔(54)の外端より前記シリンダーヘッド(16)の外面から離間する向きに延びて形成されることを特徴とする内燃機関。
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