JP6709978B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、表示装置に関する。
各種表示装置のうち、例えば液晶表示装置は、画素電極と共通電極との間に発生する電界を、一対の基板に挟持される液晶層に印加して液晶を駆動させることにより、画素電極と共通電極との間の領域を透過する光の量を調整して画像表示を行う。
従来、例えば液晶表示装置において、画素の表示輝度が所望の輝度よりも高くなる、所謂、輝点欠陥(画素欠陥ともいう。)の問題が知られている。輝点欠陥は、例えば、液晶表示装置の製造工程において一対の基板間に異物が混入し、この異物によって、液晶の配向が乱されたり、画素電極と共通電極とが短絡したりすることにより生じる。
前記輝点欠陥を修正する方法が、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1の方法では、レーザ光、紫外線、X線、又はガンマ線等の高エネルギービームをガラス基板の所望の位置に焦点を合わせて照射することで、ガラス内部を着色し、光の透過量を減少させる減光部を形成している。
特開2015−175857号公報
しかしながら、X線及びガンマ線は集光性が悪く、特に高精細化した表示装置の所望の位置への照射が困難であるため、所望の位置を着色することが困難であった。また、レーザ光を集光し、ガラス内部に焦点を合わせ、焦点部を変質させて着色させる場合、数100μm以上ある輝点欠陥部又はセル全体を覆うような着色層を形成するのは困難であった。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示品位を維持しながら、輝点欠陥に起因した表示品位の低下を抑えることができる表示装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の1つの態様は、
第1ガラス基板と、
前記第1ガラス基板と対向して画素を有する第2ガラス基板と、を備える表示装置であって、
記第2ガラス基板の内部において、平面視で前記画素内の輝点欠陥部を覆う第1減光部を有し、
前記第1減光部は、前記第1ガラス基板又は前記第2ガラス基板の光の透過率より光の透過率が低い複数のラインで構成され、
前記複数のラインは、前記画素に表示される光の波長以下のピッチで配列されているとともに、
前記第1ガラス基板と前記第2ガラス基板との間に配置された液晶層と、
前記第2ガラス基板の表面側に配置さる偏光板と、を更に備え、
前記複数のラインは、前記偏光板の偏光方向に対して各ラインの長手方向が交差する角度を有しかつ互いに平行に配列されており、
前記第1減光部の光軸上に配置され、かつ、前記偏光板の前記偏光方向に対して各ラインの長手方向が交差する角度を有しかつ互いに平行な複数のラインで構成される第2減光部を更に備え、
前記第2減光部の前記複数のラインのそれぞれは、前記第1減光部の前記複数のラインのそれぞれとは交差する向きに配列される
本発明の前記態様は、複数のラインで構成される減光部を表示装置内に形成することで、表示品位を維持しながら、輝点欠陥に起因した表示品位の低下を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の全体構成を示す図 図1の液晶表示装置の表示パネルの一部の構成を示す平面図 図2のA1−A2線で切断した切断部の端面図 図1の液晶表示装置の光の量の調整方法を説明する図 図1の液晶表示装置での輝点欠陥の一例を模式的に示す断面図 図1の液晶表示装置において、256階調時の液晶表示装置の各構成部材を通過する光の偏光方向を説明する図 図1の液晶表示装置において、128階調時の液晶表示装置の各構成部材を通過する光の偏光方向を説明する図 図1の液晶表示装置において、輝点欠陥がある液晶表示装置の128階調時に各構成部材を通過する光の偏光方向を説明する図 図1の液晶表示装置において、0階調時の液晶表示装置の各構成部材を通過する光の偏光方向を説明する図 図1の液晶表示装置において、輝点欠陥がある液晶表示装置の0階調時に各構成部材を通過する光の偏光方向を説明する図 図1の液晶表示装置における減光部を有する画素の他の構成を示す断面図 図1の液晶表示装置における減光部を表示画面側から見た図 図1の液晶表示装置における減光部と第2偏光板の偏光方向との角度(α)を説明する為の表示画面側から見た図(理解しやすくするため、減光部のみを透過した状態で表示) 図1の液晶表示装置において、減光部形成時の、輝点欠陥がある液晶表示装置の0階調時に各構成部材を通過する光の偏光方向を説明する図 図1の液晶表示装置における減光部の構成と透過する光を示す拡大模式図 図1の液晶表示装置における減光部と偏光板との角度(90°)を説明する為の表示画面側から見た図(理解しやすくするため、減光部のみを透過した状態で表示) 図1の液晶表示装置における図16の減光部の構成を示す拡大模式図 図1の液晶表示装置において、減光部形成時の、輝点欠陥がある液晶表示装置の0階調時に各構成部材を通過する光の偏光方向を説明する図 図1の液晶表示装置における図18の減光部の構成を示す拡大模式図 図1の液晶表示装置における減光部と偏光板との角度(α及びβ)を説明する為の表示画面側から見た図(理解しやすくするため、減光部のみを透過した状態で表示) 図1の液晶表示装置における図20の減光部の構成と透過する光を示す拡大模式図 図1の液晶表示装置における減光部を形成する方法を示す図 ガラスの波長に対する光の透過量を説明する一般的な図 超短パルスレーザでガラス内部に加工した場合のパルスエネルギーにより内部の改質が変化する様子を示した図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
以下の実施形態では、液晶表示装置を例に挙げるが、本発明の実施形態に係る表示装置は、液晶表示装置に限定されるものではなく、例えば、有機EL表示装置等であってもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る液晶表示装置LCDの全体構成を示す平面図である。
液晶表示装置LCDは、画像を表示する表示パネルDPと、表示パネルDPを駆動する表示パネル用駆動回路(データ線駆動回路30、ゲート線駆動回路31)と、表示パネル用駆動回路を制御する制御回路(図示せず)と、表示パネルDPに背面側からバックライト光を照射するバックライト134とを含んでいる。
図2は、表示パネルDPの一部の構成を示す平面図である。図3は、図2のA1−A2線で切断した切断部の端面図である。なお、図2及び図3では、1つの画素Pを示している。
表示パネルDPは、背面側に配置される薄膜トランジスタ基板SUB1(以下、TFT基板SUB1という。)と、表示面側に配置され、TFT基板SUB1に対向するカラーフィルタ基板SUB2(以下、CF基板SUB2という。)と、TFT基板SUB1及びCF基板SUB2の間に挟持される液晶層LCと、を含んでいる。TFT基板SUB1は第1基板であり、CF基板SUB2は第2基板である。
TFT基板SUB1には、列方向に延在する複数のデータ線DLと、行方向に延在する複数のゲート線GLとが形成され、複数のデータ線DLと複数のゲート線GLとのそれぞれの交差部近傍に薄膜トランジスタTFTが形成されている。また、隣り合う2本のデータ線DLと隣り合う2本のゲート線GLとにより囲まれる矩形領域が、1つの画素Pとして規定される。画素Pは、TFT基板SUB1において、マトリクス状に複数配置されている。
画素Pには、スズ添加酸化インジウム(ITO)等の透光性導電膜からなる画素電極PIT(表示用電極)が形成されている。図2に示すように、画素電極PITは、開口部32(例えばスリット)を有し、ストライプ状に形成されている。薄膜トランジスタTFTは、ゲート絶縁膜GSN(図3参照)上に、非晶質シリコン(aSi)からなる半導体層SEMが形成され、半導体層SEM上にドレイン電極DM及びソース電極SMが形成されている(図2参照)。ドレイン電極DMは、データ線DLに電気的に接続されている。ソース電極SMと画素電極PITとは、コンタクトホールCONTを介して互いに電気的に接続されている。
画素Pを構成する各部の積層構造は、図3の構成に限定されるものではなく、周知の構成を適用することができる。例えば図3に示す構成では、TFT基板SUB1において、第1ガラス基板GB1上にゲート線GL(図2参照)が形成され、ゲート線GLを覆うようにゲート絶縁膜GSNが形成されている。また、ゲート絶縁膜GSN上にデータ線DLが形成され、データ線DLを覆うように絶縁膜PASが形成されている。また、絶縁膜PAS上に共通電極CIT(表示用電極)が形成され、共通電極CITを覆うように上層絶縁膜UPASが形成されている。さらに、上層絶縁膜UPAS上に画素電極PITが形成され、画素電極PITを覆うように配向膜AFが形成されている。第1ガラス基板GB1の背面側には、偏光板POL1(第1偏光板)が形成されている。
また、CF基板SUB2において、第2ガラス基板GB2上(図3の第2ガラス基板GB2の下面側)にブラックマトリクスBM(遮光部)及びカラーフィルタCF(例えば、赤色部、緑色部、青色部)(光透過部)が形成され、これらを覆うようにオーバコート層OCが形成されている。第2ガラス基板GB2の表示面側(図3の上面側)には、偏光板POL2(第2偏光板)が形成されている。よって、第2ガラス基板GB2は、第1ガラス基板GB1と対向して表示面側に位置しているとともに、液晶層LCは、第1ガラス基板GB1と第2ガラス基板GB2との間に配置されている。
図3に示す構成によれば、液晶表示装置LCDは、いわゆるIPS(In Plane Switching)方式の構成を有しているが、前記実施形態に係る液晶表示装置LCDはこれに限定されない。
次に、液晶表示装置LCDの映像の表示方法を図4により簡単に説明する。液晶層LC内の液晶分子LCMを、平行な細い溝を刻んだ薄い板(第1及び第2配向膜AF1とAF2)に接触させると、溝に沿って分子LCMが規則正しく並ぶ。溝の向きを互いに直交させるように対向して配置した第1及び第2配向膜AF1とAF2とで液晶分子LCMを挟むと、液晶分子LCMは、第1及び第2配向膜AF1とAF2との間の液晶層LC内で少しずつ向きを変えながら、90度ねじれた状態になる。さらにこれを、2枚の直交させた第1及び第2偏光板POL1とPOL2とで外側から挟むと、第1及び第2偏光板POL1とPOL2とは、それぞれ、特定の方向の光の波だけを通す板であるので、第1及び第2偏光板POL1とPOL2との間に何も挟まない状態では、第1偏光板POL1を通過した光は、第1偏光板POL1に対して直交した第2偏光板POL2を光が通過することはできないが、第1配向膜AF1と第1偏光板POL1との向きを合わせるとともに、第2配向膜AF2と第2偏光板POL2との向きを合わせておけば、斜めにねじれた液晶分子LCMの隙間が光の通り道となるので、光が通り抜けられる(図4の(a)を参照)。
ここに、電源EPから電圧をかけると、ねじれた状態に配置されていた液晶分子LCMの向きが変化して、電界の方向に沿って並ぶ。すなわち、光の通り道になっていたねじれが解けてしまうので、第2偏光板POL2に遮られて、光は通らない(図4の(b)を参照)。つまり、電圧をかけたりやめたりすることで、光を遮断したり通したりすることができる。また、電圧の強さを変えることで、光の量も調節できる。このような仕組みをたくさん並べて、後ろからバックライト134でバックライト光を当てると、映像が表示できる。
次に、液晶表示装置LCDの駆動方法を簡単に説明する。ゲート線駆動回路31から出力された走査用のゲート電圧がゲート線GLに供給され、データ線駆動回路30から出力された映像用のデータ電圧がデータ線DLに供給される。ゲート線GLにゲートオン電圧が供給されると、薄膜トランジスタTFTの半導体層SEMが低抵抗となり、データ線DLに供給されたデータ電圧が、ソース電極SMを介して画素電極PITに供給される。また、共通電極駆動回路(図示せず)から出力された共通電圧が、共通電極CITに供給される。これにより、画素電極PITと共通電極CITとの間に電界(駆動用電界)が発生し、該電界により液晶層LCが駆動され、画像が表示される。
ここで、液晶表示装置LCDは、その製造工程において、画素の表示輝度が所望の輝度よりも高くなる輝点欠陥(画素欠陥)が生じる場合がある。図5には、画素Pが輝点欠陥部133となる場合の一例を示している。図5では、液晶表示装置LCDの製造工程において、TFT基板SUB1とCF基板SUB2との間に有機物又は金属等の異物33が混入した場合を例示している。図5に示す画素Pでは、異物(混入物)33によって液晶の配向が乱されることにより、バックライト光34の光漏れが生じて輝点欠陥がある輝点欠陥部133となる。
ここで、異物異物(混入物)33によって液晶の配向が乱されることにより、輝点欠陥となる原因について図6〜図10を用いて説明する。
テレビの色の明るさの濃淡の階段数は階調で表され、例えば256段階で表せば、256階調が最も明るく、0階調が黒となる。
図6は、256階調時の通常セルLCC1のバックライト光34の透過を説明する図を示す。なお、図中のX、Y軸は、光の偏光方向を表す軸とする。バックライト光34は、光の偏光方向に規則性は無いが(偏光状態1)、前記図4を用いて説明したとおり、第1偏光板POL1を通過することで、直線偏光成分の光(偏光状態2)が第1ガラス基板GB1を経て、第1配向膜AF1に到達する。液晶層LC間に電圧をかけていない状態では、光の偏光方向が90度ねじれた状態(偏光状態3)であるため、第1配向膜AF1に到達したバックライト光34は、液晶層LCから第2配向膜AF2を通過して第2ガラス基板GB2を経て、第2偏光板POL2まで到達する。このときの光の偏光方向は、第2偏光板POL2と位相が揃っている為、すべて通過し(偏光状態4)、光の階調として最も明るい常態となる。
図7は、128階調時の通常のセルLCC2を説明する為の図を示し、図8は、異物33が混入した場合のセルLCC3のバックライト光34の透過を説明する為の図を示す。
図7では、バックライト光34は、前記256階調時と同様に、第1配向膜AF1まで通過するが、ある一定の電圧で調整された液晶分子LCMを通過することで、偏光方向が前記256階調時に対して、45°(π/4)捻じ曲げられた状態(偏光状態3A)で、第2配向膜AF2と第2ガラス基板GB2を通過し、第2偏光板POL2の偏光方向にあった偏光成分のみの光だけが通過(変更状態4)することで、光の強度が調整される。
一方、図8の異物33が混入したセルLCC3では、液晶分子LCMの配向が制御できない為、光の偏光方向が制御できず(偏光状態3B)、通常のセルLCC2のときの128階調よりも明るい状態で光が透過する(偏光状態4B)為、輝点になる。
図9は、0階調時の通常のセルLCC4を説明する為の図を示し、図10は、異物33が混入した場合のセルLCC5のバックライト光34の透過を説明する為の図を示す。
図9では、バックライト光34は、第1配向膜AF1まで通過するが、前記256階調時及び128階調時とは異なり、前記とは異なる一定の電圧で調整されてねじれが解けた液晶分子LCMを通過することで、偏光方向が前記256階調時及び128階調時に対して、180°捻じ曲げられた状態(偏光状態3Cとなり、第2配向膜AF2と第2ガラス基板GB2を通過するが、第2偏光板POL2の偏光方向と90度異なるため遮られてしまい(変更状態4C)、光が通過できない。
図10では、前記図8を用いて説明した、128階調時と同様に、異物33が混入したセルLCC5では、液晶分子LCMの配向が制御できない為(偏光状態3D)、光の偏光方向が制御できず、通常のセルLCC4のときの0階調よりも明るい状態で光が透過する(偏光状態4D)為、輝点になると考えられる。
以上の現象を、以下数式を用いて表す。
図6において、バックライト光34を、第1及び第2配向膜AF1とAF2との間、すなわち液晶分子LCM通過時に、偏光軸を右回りにθ回転させた場合の演算子をT_θとすると、以下(式1)のように表せる。
Figure 0006709978
・・・(式1)
次に、位相をε進める演算子をT_εとすると、以下(式2)のように表せる。
Figure 0006709978
・・・(式2)
偏光軸をθ回転させ、振動させる波の位相をε進む時、この偏光変換を表す行列式は、以下(式3)のように表すことができる。なお、eは自然対数Expの略字である。
Figure 0006709978
・・・(式3)
このとき、第2ガラス基板GB2通過時の光の強度は、第1配向膜AF1を通過後の光の強度をP=1とすると、(式3)を用いて、以下(式4)のように表すことができる。
Figure 0006709978
・・・(式4)
この光が第2偏光板POL2を通過した後の光は、偏光軸のY軸成分のみが通過、すなわちθ_POL2=90°(π/2)の成分のみが通過するため、第2偏光板POL2通過後の光の強度は、式1(ただし、θ⇒θ_POL2と置き換える。)と式4とを用いて、以下のように表すことができる。
Figure 0006709978
・・・(式5)
図6の256階調時の液晶表示装置LCD側へ出る光の強度は、式5においてθ=90°(π/2)とすると、
Figure 0006709978
・・・(式6)
図7の128階調時の液晶表示装置LCD側へ出る光の強度は、式5においてθ=45°(π/4)とすると、
Figure 0006709978
・・・(式7)
図9の0階調時の液晶表示装置LCD側へ出る光の強度は、式5においてθ=0°(0)とすると、
Figure 0006709978
・・・(式8)
となる。
なお、図8と図10とに示すようにセル内に異物33がある場合、異物(混入物)33によって液晶分子LCMの配向が乱されることにより、式5で表される光の強度が液晶表示装置LCD側(第2偏光板POL2側)へ出て、輝点欠陥となる。
前記実施形態に係る液晶表示装置LCDでは、前記輝点欠陥を抑えるための構成を有している。すなわち、第1ガラス基板GB1及び第2ガラス基板GB2の少なくとも一方の内部において、表示面側から見て輝点欠陥部133を覆う減光部10を配置している。具体的には、図11に示すように、CF基板SUB2の第2ガラス基板GB2の内部に、バックライト光34が透過する透過量を、減光部10以外の部分において第2ガラス基板GB2をバックライト光34が透過する透過量よりも透過量が減少するライン状の減光領域20を、複数個、間隔をあけて平面的に配列させて構成した減光部10を形成する。
減光領域20は、減光領域20が形成された第2ガラス基板GB2の、減光領域20以外の領域の光の透過率より光の透過率を減少させたラインで構成された細い領域であり、複数の減光領域20が集まって減光部10を形成する。減光領域20は、第2ガラス基板GB2が着色されたり又は相変換されることにより、減光領域20の周囲の部分の第2ガラス基板GB2の光の透過率より光の透過率が低減されるように配列又は配置されている。減光領域20の平面的な長さは、少なくとも、配列する位置での異物33の長さ以上の長さを持つのが好ましい。
次に、減光領域20のピッチと形成領域の特徴について図12を用いて説明する。
図12は、輝点欠陥部133上に形成された減光部10を液晶表示面側から見た上視模式図である。減光部10は、輝点欠陥部133の長方形の画素GAを覆うように形成しても良いし、又は、異物33の輝点欠陥部133を覆うように、異物33の輝点欠陥部133自体の形状に沿った形状であっても良いし、又は、輝点欠陥部133の形状を拡大した形状であってもよい。つまり、減光部10は、全体として、平面視で異物33の輝点欠陥部133を含む画素GAの形状及び大きさと同じ形状及び大きさとするように配置してもよいし、又は、輝点欠陥部133自体の形状及び大きさに一致して輝点欠陥部133を覆うように配置しても良いし、又は、平面視で異物33の輝点欠陥部133の形状よりも大きくかつ相似形の形状として配置してもよいし、又は、輝点欠陥部133の形状よりもはみ出して覆うように配置しても良い(例えば、輝点欠陥形状が円形の場合、この円形を完全に覆う矩形形状でも良いように、相似形でなくとも、輝点欠陥を完全に覆う程度に大きい形状に配置しても良い)。
図12では、一例として、減光部10は、複数の細長い長方形のライン状の減光領域20を一定間隔をあけて互いに平行に並列配列されて構成されている。各減光領域20は、同一形状及び大きさとしている。減光部10の形成方法については後述する。
なお、減光領域20のそれぞれのピッチAは、人が認識できる光の波長以下、例えば400nm以下であればよい。ただし、図12の前記カラーフィルタCFは、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のそれぞれの波長に対応した光のみを透過する為、前記ピッチAは、表示される光(例えばバックライト134から照射されるバックライト光34)の波長以下のピッチ、例えば、輝点欠陥部133を有するセルの前記カラーフィルタCFの波長以下であればよい。また、カラーフィルタは、G(グリーン約530nm付近)、B(ブルー380nm付近)、R(レッド780nm付近)の3色で構成され、Bの輝点の抑制が最小となるため、約380nmのピッチが下限となり、ピッチAは380nm以上であればよい。また、減光部10において、平面的に配列された減光部10の全体の大きさより小さな複数の減光領域20は、当該減光部10と隣接する別の減光領域20と互いに重なりあってもよい。
例えば、本構成においては、表示装置として液晶表示装置LCDに限られず、PDP又はOLEDなどの自発光型の表示装置においても、輝点欠陥部133に対して、減光部10を形成することで、表示品位を維持しながら、輝点欠陥に起因した表示品位の低下を抑えることができ、より高品質な表示装置を実現できる。
次に、他の例に係る輝点欠陥部133の画素GAにおける減光領域20の形成方法の特徴について、図13〜図15を用いて説明する。図13は、前記実施形態にかかる液晶表示装置LCDにおける減光部10と第2偏光板POL2の偏光方向との角度αを説明する為の表示画面側から見た図である。図14は、減光部10の形成時の、輝点欠陥がある液晶表示装置LCDの0階調時に各構成部材を通過する光の偏光方向を説明する図である。図15は、図14において減光部10の構成と透過する光とを示す拡大模式図である。
まず、図13及び図14において、第2ガラス基板GB2に形成させる減光部10の各減光領域20の形成方向(各減光領域20の長手方向)は、第2偏光板POL2の偏光方向に対して交差する、ある角度α(ただし、α≠0°)だけ傾けて形成することにより、減光部10に偏光板の働きを発揮させることを特徴とする。第2ガラス基板GB2に形成された減光部10が、偏光板の働きをすることで、液晶表示装置LCD側(第2偏光板POL2側)へ透過する光の強度を減衰することができる。これは、以下の(式9)で表すことができる。
Figure 0006709978
・・・(式9)
この(式9)で示すように、(式5)に比べて、光の強度は小さくなる。
一例として、角度α=45°のときでかつ0階調時に、各構成部材を通過する光の偏光方向を図14及び図15を基に説明する。異物33が混入したセルLCC5では、液晶分子LCMの配向が制御できない(偏光状態3D)が、減光部10が偏光板の働きをすることにより(偏光状態3E)、減光部10が無い状態でかつ異物33が混入したセルLCC5での0階調の明るい状態よりも暗い状態(光の強度が小さくなった状態)で光が透過する(偏光状態4E)為、輝点が解消されると考えられる。
また、別の例について説明する。図16は、前記実施形態にかかる液晶表示装置LCDにおける減光部10と第2偏光板POL2の偏光方向との角度α(α=90°)を説明する為の表示画面側から見た図である。図17は、図16の減光部10の構成を示す拡大模式図である。図18は、減光部形成時の、輝点欠陥がある液晶表示装置LCDの0階調時に各構成部材を通過する光の偏光方向を説明する図である。図19は、図18の減光部の構成を示す拡大模式図である。
まず、図16及び図17において、第2ガラス基板GB2に形成させる減光部10の各減光領域20の形成方向(各減光領域20の長手方向)は、第2偏光板POL2の偏光方向に対して、角度α(α=90°)だけ傾けて形成することにより、減光部10に偏光板の働きを発揮させることを特徴とする。第2ガラス基板GB2に形成された減光部10が、偏光板の働きをすることで、液晶表示装置LCD側(第2偏光板POL2側)へ透過する光の強度を最も大きく減衰させてゼロとすることができる。すなわち、角度α=90°のときでかつ0階調時に、各構成部材を通過する光の偏光方向を図18及び図19を基に説明する。異物33が混入したセルLCC5では、液晶分子LCMの配向が制御できない(偏光状態3D)が、減光部10が偏光板の働きをすることにより(偏光状態3F)、減光部10が無い状態でかつ異物33が混入したセルLCC5での0階調の明るい状態よりも最も暗い状態(光の強度がゼロになった状態)で光が透過しない(偏光状態4F)為、輝点が解消されると考えられる。すなわち、図16〜図19に示すように、角度α=90°(π/2)の時、光の強度はゼロとなり、輝点欠陥不良を最も減衰できる。
本構成のように、第2ガラス基板GB2内に減光部10を形成することで、液晶層LC内に異物33が混入すること等で生じた輝点欠陥部133に対して、表示品位を維持しながら、輝点欠陥に起因した表示品位の低下をより高精度に抑えることができる。
次に、更なる他の例に係る輝点欠陥部133の画素GAにおける減光領域の形成方法の特徴について、図20及び図21を用いて説明する。ここでは、第2ガラス基板GB2の内部の光軸上にかつ基板の厚み方向に複数の減光部が重ねて積層配置されている。
第2ガラス基板GB2の内部の減光部10の光軸上に配置され、かつ、減光部10の減光領域20すなわち第1減光領域20に対して、減光領域20と同一面内又は減光領域20が形成された面とは異なった平行な面内に、減光領域20に対して、長手方向を角度αとは異なる角度β(ただし、β≠0°でかつ(α+β)が第2偏光板POL2の偏光方向と一致しない角度)だけ傾けた第2減光領域21を形成して、別の偏光板の働きを発揮させることを特徴とする。図20及び図21では、一例として、第1減光部10の複数のライン20と第2減光部11の複数のライン21とは、それぞれの長手方向が互いに交差する(例えば直交する[β=90°])向きに配列されている。
このように構成すれば、図21に示すように、第2ガラス基板GB2に形成された第1減光部10と第2減光部11とが、それぞれ異なる偏光板の働きをすることで、液晶表示装置LCD側(第2偏光板POL2側)へ透過する光の強度を、第1減光領域20のみの場合と比較して、より減衰することができ、輝点欠陥不良もより解消することができる。これは、後述する(式10)で表すことができる。
この時、第1減光部10と第2減光部11とは、第2ガラス基板GB2の内部であれば、同一面上に重ねて配置するように形成してもよい。
さらに、具体的には図示しないが、第2減光領域21に対して、長手方向を角度α及び角度βとはそれぞれ異なる角度γ(ただし、γ≠0°でかつ(α+β+γ)が第2偏光板POL2の偏光方向と一致しない角度)だけ傾けた第3減光領域を形成することで、液晶表示装置LCD側(第2偏光板POL2側)へ透過する光の強度をより減衰させることが可能である。
このように、一つ前の減光部に対して、次の減光部の形成角度を傾けて、徐々に形成することで、液晶表示装置LCD側(第2偏光板POL2側)へ透過する光の強度を徐々に減衰させることが可能となる。これにより、液晶表示装置LCDにおいて、表示品位の低下をより高精度に抑えることができる。
Figure 0006709978
Figure 0006709978
・・・(式10)
次に、本発明の前記実施形態の減光領域20の具体的な形成方法の特長について図22〜図24を用いて説明する。
まず、バックライト134を点灯させて、表示パネルDPの点灯検査を行い、輝点欠陥部133を検出する。このとき、輝点欠陥部133の位置及び大きさを検出する(検出工程)。より詳細には、表示パネルDPをカメラで撮影することによる明度検出を実施し、所定のしきい値の範囲外を明度異常(輝点欠陥)としてその部分の位置(アドレス)、大きさを検出することで、検出工程が実施される。
次に、検出された輝点欠陥部133の位置及び大きさの情報を基に、輝点欠陥部133を覆うように減光領域20を第2ガラス基板GB2の内部に形成する。減光領域20は、図22に示すように、パルス幅が10ピコ秒以下でかつ10フェムト秒以上の超短パルスレーザ光101を高い集光性を有する集光レンズ103で、10μm以下でかつ1μm以上のスポット径に集光し、第2ガラス基板GB2の内部を変質することで形成する。
前記超短パルスレーザ光101は、第2ガラス基板GB2の表面に吸収されるのを防ぐ為、図23に示すように、第2ガラス基板GB2に対して高い透過率を有するレーザ波長(400nm〜2000nm)を用いる。また、前記超短パルスレーザ光101を前記高い集光性を有する集光レンズ103を用いて集光密度を高めると、レーザ光101の集光点で、多数個の光子が物質に同時に吸収される現象が発生する。これは多光子吸収と呼ばれ、光強度のべき乗に比例して発生することから(非線形吸収)、ピコ秒や又はフェムト秒レーザの尖頭値が高いレーザを用いることで、前記第2ガラス基板GB2に対して、高い透過率を有するレーザ波長でも、第2ガラス基板GB2の内部の集光点において所望の加工を施すことが可能となる。
第2ガラス基板GB2への内部加工現象は、図24に示すように、前記超短パルスレーザ光101のパルスエネルギーに応じて変化し、前記減光領域20は、図24の第2ガラス基板GB2減光領域20の内部の着色又は屈折率変化の変質を用いて形成する。
また、前記超短パルスレーザ光101のパルスエネルギーを大きくすると、図22に示すカラーフィルタCF又はブラックマトリクスBMにダメージを与える恐れがある為、ガラス減光領域20の形成には、パルスエネルギーの適切な調整が必要となる。そこで、例えばNA(開口数)が0.5以上の高い集光性を有する前記集光レンズ103を使用することで、前記カラーフィルタCF又はブラックマトリクスBMに到達するパルスエネルギーを拡散することができ、カラーフィルタCF又はブラックマトリクスBMに損傷を与えないエネルギーの裕度(言い換えれば、エネルギーばらつき又は加工焦点の位置決め精度の裕度を上げることができる。また、これが、前記減光領域20の具体的な形成方法による利点となる。
なお、前記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせ又は実施例同士の組み合わせ又は実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態又は実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明にかかる表示装置は、特に表示装置を内蔵する液晶ディスプレイ又は有機ELフラットパネルディスプレイに有用であり、高輝度・高精細・画質均一性が要求されるディスプレイの表示装置に用いるのに最適であり、ディスプレイを有する電気機器又は装置に幅広く利用することができる。

AF 配向膜
AF1 第1ガラス基板側の第1配向膜
AF2 第2ガラス基板側の第2配向膜
BM ブラックマトリクス
CF カラーフィルタ
CIT 共通電極
CONT コンタクトホール
DL データ線
DM ドレイン電極
DP 表示パネル
EP 電源
GA 輝点欠陥部の画素
GB1 第1ガラス基板
GB2 第2ガラス基板
GL ゲート線
GSN 絶縁膜
LC 液晶層
LCC1 256階調時の通常セル
LCC2 128階調時の通常のセル
LCC3 異物が混入したセル
LCC4 0階調時の通常のセル
LCC5 異物が混入したセル
LCD 液晶表示装置
LCM 液晶分子
OC オーバコート層
P 画素
PAS 絶縁膜
PIT 画素電極
POL1,POL2 第1及び第2偏光板
SEM 半導体層
SM ソース電極
SUB1 TFT基板
SUB2 CF基板
TFT 薄型トランジスタ
UPAS 絶縁膜
10 減光部
11 減光部
20 減光領域
21 減光領域
30 データ線駆動回路
31 ゲート線駆動回路
32 開口部
33 異物
34 バックライト光
101 高エネルギービーム発信器
103 集光レンズ
133 輝点欠陥部
134 バックライト

Claims (5)

  1. 第1ガラス基板と、
    前記第1ガラス基板と対向して表示面側に位置する第2ガラス基板と、を備える表示装置であって、
    記第2ガラス基板の内部において、前記表示面側から見て輝点欠陥部を覆う第1減光部を有し、
    前記第1減光部は、前記第1ガラス基板又は前記第2ガラス基板の光の透過率より光の透過率が低い複数のラインで構成され、
    前記複数のラインは、表示される光の波長以下のピッチで配列されているとともに、
    前記第1ガラス基板と前記第2ガラス基板との間に配置された液晶層と、
    前記第2ガラス基板の表面側に配置さる偏光板と、を更に備え、
    前記複数のラインは、前記偏光板の偏光方向に対して各ラインの長手方向が交差する角度を有しかつ互いに平行に配列されており、
    前記第1減光部の光軸上に配置され、かつ、前記偏光板の前記偏光方向に対して各ラインの長手方向が交差する角度を有しかつ互いに平行な複数のラインで構成される第2減光部を更に備え、
    前記第2減光部の前記複数のラインのそれぞれは、前記第1減光部の前記複数のラインのそれぞれとは交差する向きに配列される、
    表示装置。
  2. 第1ガラス基板側から前記第2ガラス基板に向けて光を照射するバックライトを更に備え、
    前記複数のラインは、前記バックライトから照射されて表示される前記光の波長以下のピッチで配列される請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1減光部と前記第2減光部とは、前記第2ガラス基板の厚み方向に積層される請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記第1減光部と前記第2減光部とは、同一平面上で重ねて配置される請求項1又は2に記載の表示装置。
  5. 前記第1減光部の前記複数のラインと前記第2減光部の前記複数のラインとは、それぞれの長手方向が互いに直交する向きに配列される、請求項1ないし4の何れか1項に記載の表示装置。
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