JP6708742B2 - 楔止め溝を有するパイプ要素 - Google Patents
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Description
本出願は、2016年1月26日に出願された米国仮出願第62/287,015号に基づき、およびそれに対して優先権を主張する。上記文献は、参照することによって本明細書において援用される。
本発明は、機械的カップリングによって継合されるパイプ要素のための改良された溝形状と、改良された溝形状と互換性があるカップリング楔形状とに関する。
図1に示されるように、パイプ要素12および14を端間に継合するための1つのタイプの先行技術の機械的カップリング10は、パイプ要素内の円周方向溝18に機械的に係合する楔16として知られる、弧状突起に依拠する。これらのカップリングは、非常に効果的かつ効率的であることが証明されているが、先行技術の構成は、ある限定を被る。例えば、そのような継合部が、荷重、特に、内圧誘発端部荷重、軸方向引張力、および屈曲から生じる荷重を受けると、継合部は、あるタイプのパイプの完全引張強度までそのような荷重に耐えることが不可能である場合がある。パイプ要素の潜在的強度のさらなるパーセンテージを実現し、それによって、継合部の圧力容量を増加させるために、溝を含有する外部リングが、パイプ要素に溶接され、材料を除去すること(機械加工された溝)によってまたは側壁を変形させること(ロール状溝)によって、パイプ要素の側壁を改変しない構成において、カップリングの楔との機械的係合を提供し得る。
本発明は、第1および第2の反対に配置される端部を有する、パイプ要素に関する。一例示的実施形態では、パイプ要素は、縦軸を囲繞し、かつボアを画定する、側壁を備える。側壁は、外側表面を有する。第1の溝は、外側表面内に位置付けられる。第1の溝は、ボアの周囲に円周方向に延在し、第1の端部に近接して位置付けられる。第1の溝は、
縦軸に対してある角度で配向され、第1の端部から外方に向く、第1のサブ表面と、
縦軸に対してある角度で配向される、第2のサブ表面であって、第2のサブ表面は、第1のサブ表面から離間関係にあり、かつそれに向かって面する、第2のサブ表面と、
第1のサブ表面と連続する、第3のサブ表面であって、第3のサブ表面は、縦軸に対してある角度で配向され、第2のサブ表面に向かって傾斜する、第3のサブ表面と、
第3および第2のサブ表面と連続する、第4のサブ表面であって、第4のサブ表面は、縦軸に対してある角度で配向される、第4のサブ表面と
を含む、外側表面の第1の複数のサブ表面によって画定される。
縦軸に対してある角度で配向され、第2の端部から外方に向く、第5のサブ表面と、
縦軸に対してある角度で配向される、第6のサブ表面であって、第6のサブ表面は、第5のサブ表面から離間関係にあり、かつそれに向かって面する、第6のサブ表面と、
第5のサブ表面と連続する、第7のサブ表面であって、第7のサブ表面は、縦軸に対してある角度で配向され、第6のサブ表面に向かって傾斜する、第7のサブ表面と、
第7および第6のサブ表面と連続する、第8のサブ表面であって、第8のサブ表面は、縦軸に対してある角度で配向される、第8のサブ表面と
を含む、外側表面の第2の複数のサブ表面によって画定される。
縦軸に対してある角度で配向され、第1のサブ表面と対面関係にある、第1の噛合表面と、
縦軸に対してある角度で配向され、第2のサブ表面と対面関係にある、第2の噛合表面と、
縦軸に対してある角度で配向され、第3のサブ表面に接触する、第3の噛合表面と、
第4のサブ表面と対面関係にある、第4の噛合表面と
を含む、複数の噛合表面を備える。
縦軸と垂直に配向され、第1のサブ表面と対面関係にある、第1の噛合表面と、
縦軸と垂直に配向され、第2のサブ表面と対面関係にある、第2の噛合表面と、
縦軸に対してある角度で配向され、第3のサブ表面に接触する、第3の噛合表面と、
第4のサブ表面と対面関係にある、第4の噛合表面と
を含む、複数の噛合表面を備える。
区画と同軸方向に中心空間を通して延在する縦軸に対してある角度で配向される、第1の噛合表面と、
第1の噛合表面から離間関係にあり、縦軸に対してある角度で配向される、第2の噛合表面と、
第1の噛合表面と連続し、縦軸に対してある角度で配向される、第3の噛合表面と、
第3の噛合表面と第2の噛合表面との間にあり、縦軸に対してある角度で配向される、第4の噛合表面と
を含む、複数の噛合表面を備える。
縦軸に対してある角度で配向される、第5の噛合表面と、
第5の噛合表面から離間関係にあり、縦軸に対してある角度で配向される、第6の噛合表面と、
第5の噛合表面と連続し、縦軸に対してある角度で配向される、第7の噛合表面と、
第6の噛合表面と第7の噛合表面との間にあり、縦軸に対してある角度で配向される、第8の噛合表面と
を含む、複数の噛合表面を備える。
縦軸に対してある角度で配向され、第1の噛合表面と対面関係にある、第1のサブ表面と、
縦軸に対してある角度で配向され、第2の噛合表面と対面関係にある、第2のサブ表面と、
縦軸に対してある角度で配向され、第3の噛合表面に接触する、第3のサブ表面と、
第4の噛合表面と対面関係にある、第4のサブ表面と
を含む、外側表面の第1の複数のサブ表面によって画定される。
縦軸を囲繞し、ボアを画定する、側壁であって、前記側壁は、外側表面を有する、側壁と、
外側表面内に位置付けられる、第1の溝であって、第1の溝は、ボアの周囲に円周方向に延在し、第1の端部に近接して位置付けられ、第1の溝は、
縦軸と垂直に配向され、第1の噛合表面と対面関係にある、第1のサブ表面と、
縦軸と垂直に配向され、第2の噛合表面と対面関係にある、第2のサブ表面と、
縦軸に対してある角度で配向され、第3の噛合表面に接触する、第3のサブ表面と、
第4の噛合表面と対面関係にある、第4のサブ表面と
を含む、外側表面の第1の複数のサブ表面によって画定される、第1の溝と
を備える。
溝の第3のサブ表面を弧状突起の一部と接触させることと、
溝の第2のサブ表面を弧状突起の別の一部と接触させることと
を含む。
引張力をパイプ要素とカップリングとの間に印加し、それによって、弧状突起の一部を第1のサブ表面に係合させ、弧状突起の別の一部を第3のサブ表面に係合させることを含む。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
第1および第2の反対に配置された端部を有するパイプ要素であって、前記パイプ要素は、
縦軸を囲繞し、ボアを画定する、側壁であって、前記側壁は、外側表面を有する、側壁と、
前記外側表面内に位置付けられた第1の溝であって、前記第1の溝は、前記ボアの周囲に円周方向に延在し、前記第1の端部に近接して位置付けられ、前記第1の溝は、前記外側表面の第1の複数のサブ表面によって画定され、前記第1の複数のサブ表面は、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第1の端部から外方に向く、第1のサブ表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向された第2のサブ表面であって、前記第2のサブ表面は、前記第1のサブ表面から離間関係にあり、かつそれに向かって面している、第2のサブ表面と、
前記第1のサブ表面と連続する第3のサブ表面であって、前記第3のサブ表面は、前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第2のサブ表面に向かって傾斜している、第3のサブ表面と、
前記第3および第2のサブ表面と連続する第4のサブ表面であって、前記第4のサブ表面は、前記縦軸に対してある角度で配向されている、第4のサブ表面と
を含む、第1の溝と
を備える、パイプ要素。
(項目2)
前記第1のサブ表面は、前記縦軸に対して80°〜90°の配向角度を有する、項目1に記載のパイプ要素。
(項目3)
前記第1のサブ表面は、前記縦軸に対して89°の配向角度を有する、項目1に記載のパイプ要素。
(項目4)
前記第3のサブ表面は、前記縦軸に対して1°〜25°の配向角度を有する、項目1に記載のパイプ要素。
(項目5)
前記第3のサブ表面は、前記縦軸に対して10°の配向角度を有する、項目1に記載のパイプ要素。
(項目6)
前記第2のサブ表面は、前記縦軸に対して90°の配向角度を有する、項目1に記載のパイプ要素。
(項目7)
前記第2のサブ表面は、前記縦軸に対して40°〜70°の配向角度を有する、項目1に記載のパイプ要素。
(項目8)
前記第2のサブ表面は、前記縦軸に対して50°の配向角度を有する、項目1に記載のパイプ要素。
(項目9)
前記第4のサブ表面は、前記縦軸に対して+5°〜−5°の配向角度を有する、項目1に記載のパイプ要素。
(項目10)
前記パイプ要素は、前記外側表面内に位置付けられた第2の溝をさらに備え、
前記第2の溝は、前記ボアの周囲に円周方向に延在し、前記第2の端部に近接して位置付けられ、前記第2の溝は、前記外側表面の第2の複数のサブ表面によって画定され、前記第2の複数のサブ表面は、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第2の端部から外方に向く、第5のサブ表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向された第6のサブ表面であって、前記第6のサブ表面は、前記第5のサブ表面から離間関係にあり、かつそれに向かって面している、第6のサブ表面と、
前記第5のサブ表面と連続する第7のサブ表面であって、前記第7のサブ表面は、前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第6のサブ表面に向かって傾斜している、第7のサブ表面と、
前記第7および第6のサブ表面と連続する第8のサブ表面であって、前記第8のサブ表面は、前記縦軸に対してある角度で配向されている、第8のサブ表面と
を含む、項目1に記載のパイプ要素。
(項目11)
前記第1および第5のサブ表面は、前記縦軸に対して80°〜90°の配向角度を有する、項目10に記載のパイプ要素。
(項目12)
前記第1および第5のサブ表面は、前記縦軸に対して89°の配向角度を有する、項目10に記載のパイプ要素。
(項目13)
前記第3および第7のサブ表面は、前記縦軸に対して1°〜25°の配向角度を有する、項目10に記載のパイプ要素。
(項目14)
前記第3および第7のサブ表面は、前記縦軸に対して10°の配向角度を有する、項目10に記載のパイプ要素。
(項目15)
前記第2および第6のサブ表面は、前記縦軸に対して90°の配向角度を有する、項目10に記載のパイプ要素。
(項目16)
前記第2および第6のサブ表面は、前記縦軸に対して40°〜70°の配向角度を有する、項目10に記載のパイプ要素。
(項目17)
前記第2および第6のサブ表面は、前記縦軸に対して50°の配向角度を有する、項目10に記載のパイプ要素。
(項目18)
前記第4および第8のサブ表面は、前記縦軸に対して+5°〜−5°の配向角度を有する、項目10に記載のパイプ要素。
(項目19)
組み合わせにおいて、項目1に記載のパイプ要素およびカップリングであって、前記カップリングは、
相互の端間に取り付けられ、前記パイプ要素の前記第1の端部を囲繞する、複数の区画と、
前記区画を相互に取り付けるために前記区画の各端部に位置付けられた調節可能取付部材と、
前記区画のそれぞれの片側に位置付けられ、前記第1の溝と係合されている、少なくとも1つの弧状突起であって、前記少なくとも1つの弧状突起は、複数の噛合表面を備え、前記複数の噛合表面は、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第1のサブ表面と対面関係にある、第1の噛合表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第2のサブ表面と対面関係にある、第2の噛合表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第3のサブ表面に接触している、第3の噛合表面と、
前記第4のサブ表面と対面関係にある第4の噛合表面と
を含む、少なくとも1つの弧状突起と
を備える、組み合わせ。
(項目20)
間隙は、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間に位置付けられている、項目19に記載の組み合わせ。
(項目21)
前記少なくとも1つの弧状突起は、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間の前記間隙を形成する陥凹をその中に備える、項目20に記載の組み合わせ。
(項目22)
組み合わせにおいて、項目1に記載のパイプ要素およびカップリングであって、前記カップリングは、
相互の端間に取り付けられ、前記パイプ要素の前記第1の端部を囲繞する、複数の区画と、
前記区画を相互に取り付けるために前記区画の各端部に位置付けられた調節可能取付部材と、
前記区画のそれぞれの片側に位置付けられ、前記第1の溝と係合されている、少なくとも1つの弧状突起であって、前記少なくとも1つの弧状突起は、複数の噛合表面を備え、前記複数の噛合表面は、
前記縦軸と垂直に配向され、前記第1のサブ表面と対面関係にある、第1の噛合表面と、
前記縦軸と垂直に配向され、前記第2のサブ表面と対面関係にある、第2の噛合表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第3のサブ表面に接触している、第3の噛合表面と、
前記第4のサブ表面と対面関係にある第4の噛合表面と
を含む、少なくとも1つの弧状突起と
を備える、組み合わせ。
(項目23)
間隙は、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間に位置付けられている、項目22に記載の組み合わせ。
(項目24)
前記少なくとも1つの弧状突起は、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間の前記間隙を形成する陥凹をその中に備える、項目23に記載の組み合わせ。
(項目25)
前記カップリングは、わずか2つの前記区画を備える、項目19に記載の組み合わせ。
(項目26)
前記カップリングは、わずか2つの前記区画を備える、項目22に記載の組み合わせ。
(項目27)
パイプ要素を継合するためのカップリングであって、前記カップリングは、
相互の端間に取り付けられ、前記パイプ要素を受容するための中心空間を囲繞する、複数の区画と、
前記区画を相互に取り付けるために前記区画の各端部に位置付けられた調節可能取付部材と、
前記区画のそれぞれの第1の側に位置付けられた少なくとも第1の弧状突起であって、前記少なくとも第1の弧状突起は、複数の噛合表面を備え、前記複数の噛合表面は、
前記区画と同軸方向に前記中心空間を通して延在する縦軸に対してある角度で配向された第1の噛合表面と、
前記第1の噛合表面から離間関係にあり、前記縦軸に対してある角度で配向されている、第2の噛合表面と、
前記第1の噛合表面と連続し、前記縦軸に対してある角度で配向されている、第3の噛合表面と、
前記第3の噛合表面と前記第2の噛合表面との間にあり、前記縦軸に対してある角度で配向されている、第4の噛合表面と
を含む、第1の弧状突起と
を備える、カップリング。
(項目28)
前記パイプ要素は、前記区画のそれぞれの第2の側に位置付けられた第2の弧状突起をさらに備え、
前記第2の弧状突起は、複数の噛合表面を備え、前記複数の噛合表面は、
前記縦軸に対してある角度で配向された第5の噛合表面と、
前記第5の噛合表面から離間関係にあり、前記縦軸に対してある角度で配向されている、第6の噛合表面と、
前記第5の噛合表面と連続し、前記縦軸に対してある角度で配向されている、第7の噛合表面と、
前記第6の噛合表面と前記第7の噛合表面との間にあり、前記縦軸に対してある角度で配向されている、第8の噛合表面と
を含む、項目27に記載のカップリング。
(項目29)
前記第1の噛合表面は、前記縦軸に対して80°〜90°の配向角度を有する、項目27に記載のカップリング。
(項目30)
前記第1の噛合表面は、前記縦軸に対して89°の配向角度を有する、項目27に記載のカップリング。
(項目31)
前記第3の噛合表面は、前記縦軸に対して1°〜25°の配向角度を有する、項目27に記載のカップリング。
(項目32)
前記第3の噛合表面は、前記縦軸に対して10°の配向角度を有する、項目27に記載のカップリング。
(項目33)
前記第2の噛合表面は、前記縦軸に対して90°の配向角度を有する、項目27に記載のカップリング。
(項目34)
前記第2の噛合表面は、前記縦軸に対して40°〜70°の配向角度を有する、項目27に記載のカップリング。
(項目35)
前記第2の噛合表面は、前記縦軸に対して50°の配向角度を有する、項目27に記載のカップリング。
(項目36)
前記第4の噛合表面は、前記縦軸に対して+5°〜−5°の配向角度を有する、項目27に記載のカップリング。
(項目37)
前記第1および第5の噛合表面は、前記縦軸に対して80°〜90°の配向角度を有する、項目28に記載のカップリング。
(項目38)
前記第1および第5の噛合表面は、前記縦軸に対して89°の配向角度を有する、項目28に記載のカップリング。
(項目39)
前記第3および第7の噛合表面は、前記縦軸に対して1°〜25°の配向角度を有する、項目28に記載のカップリング。
(項目40)
前記第3および第7の噛合表面は、前記縦軸に対して10°の配向角度を有する、項目28に記載のカップリング。
(項目41)
前記第2および第6の噛合表面は、前記縦軸に対して90°の配向角度を有する、項目28に記載のカップリング。
(項目42)
前記第2および第6の噛合表面は、前記縦軸に対して40°〜70°の配向角度を有する、項目28に記載のカップリング。
(項目43)
前記第2および第6の噛合表面は、前記縦軸に対して50°の配向角度を有する、項目28に記載のカップリング。
(項目44)
前記第4および第8の噛合表面は、前記縦軸に対して+5°〜−5°の配向角度を有する、項目28に記載のカップリング。
(項目45)
組み合わせにおおいて、項目27に記載のカップリングおよびパイプ要素であって、前記パイプ要素は、
前記縦軸を囲繞し、ボアを画定する、側壁であって、前記側壁は、外側表面を有する、側壁と、
前記外側表面内に位置付けられた第1の溝であって、前記第1の溝は、前記ボアの周囲に円周方向に延在し、前記第1の端部に近接して位置付けられ、前記第1の溝は、前記外側表面の第1の複数のサブ表面によって画定され、前記第1の複数のサブ表面は、
前記縦軸に対してある角度で配向され、第1の噛合表面と対面関係にある、第1のサブ表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第2の噛合表面と対面関係にある、第2のサブ表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第3の噛合表面に接触している、第3のサブ表面と、
前記第4の噛合表面と対面関係にある第4のサブ表面と
を含む、第1の溝と
を備える、組み合わせ。
(項目46)
間隙は、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間に位置付けられている、項目45に記載の組み合わせ。
(項目47)
前記第1の弧状突起は、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間の前記間隙を形成する陥凹をその中に備える、項目46に記載の組み合わせ。
(項目48)
組み合わせにおいて、項目27に記載のカップリングおよびパイプ要素であって、前記パイプ要素は、
前記縦軸を囲繞し、ボアを画定する、側壁であって、前記側壁は、外側表面を有する、側壁と、
前記外側表面内に位置付けられた第1の溝であって、前記第1の溝は、前記ボアの周囲に円周方向に延在し、前記第1の端部に近接して位置付けられ、前記第1の溝は、前記外側表面の第1の複数のサブ表面によって画定され、前記第1の複数のサブ表面は、
前記縦軸と垂直に配向され、前記第1の噛合表面と対面関係にある、第1のサブ表面と、
前記縦軸と垂直に配向され、前記第2の噛合表面と対面関係にある、第2のサブ表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第3の噛合表面に接触している、第3のサブ表面と、
前記第4の噛合表面と対面関係にある第4のサブ表面と
を含む、第1の溝と
を備える、組み合わせ。
(項目49)
間隙は、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間に位置付けられている、項目48に記載の組み合わせ。
(項目50)
前記第1の弧状突起は、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間の前記間隙を形成する陥凹をその中に備える、項目48に記載の組み合わせ。
(項目51)
前記カップリングは、わずか2つの前記区画を備える、項目27に記載のカップリング。
(項目52)
前記カップリングは、わずか2つの前記区画を備える、項目28に記載のカップリング。
(項目53)
項目1に記載のパイプ要素を伴う弧状突起を有するカップリングを組み立てる方法であって、前記方法は、
前記溝の前記第3のサブ表面を前記弧状突起の一部と接触させることと、
前記溝の前記第2のサブ表面を前記弧状突起の別の一部と接触させることと
を含む、方法。
(項目54)
項目1に記載のパイプ要素の溝と係合された弧状突起を有するカップリングを使用する方法であって、前記方法は、
引張力を前記パイプ要素と前記カップリングとの間に印加し、それによって、前記弧状突起の一部を前記第1のサブ表面に係合させ、前記弧状突起の別の一部を前記第3のサブ表面に係合させることを含む、方法。
図2は、本発明による、例示的パイプ要素22および24を継合する、本発明による、例示的機械的パイプカップリング20を示す。カップリング20は、端間に取り付けられ、パイプ要素22および24を受容する中心空間30を囲繞する、区画26および28を備える。相互への区画の取付は、本実施例では、それぞれ、各区画26および28の反対端部から突出する、つまみ36および38を備える、調節可能取付部材32および34によってもたらされる。本実施例のつまみ36および38は、補強ガセット40と、締結具44、本実施例では、スタッド46およびナット48を受容する、開口部42とを有する。
Claims (44)
- 第1および第2の反対に配置された端部を有するパイプ要素およびカップリングの組み合わせにおいて、
前記パイプ要素は、
縦軸を囲繞し、ボアを画定する側壁であって、外側表面を有する、側壁と、
前記外側表面内に位置付けられた第1の溝であって、前記第1の溝は、前記ボアの周囲に円周方向に延在し、前記第1の端部に近接して位置付けられ、前記第1の溝は、前記外側表面の第1の複数のサブ表面によって画定され、前記第1の複数のサブ表面は、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第1の端部から外方に向く第1のサブ表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向された第2のサブ表面であって、前記第2のサブ表面は、前記第1のサブ表面から離間関係にあり、かつ前記第1のサブ表面に向かって面している、第2のサブ表面と、
前記第1のサブ表面と連続する第3のサブ表面であって、前記第3のサブ表面は、前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第2のサブ表面に向かって傾斜している、第3のサブ表面と、
前記第3および第2のサブ表面と連続する第4のサブ表面であって、前記縦軸に対してある角度で配向されている、第4のサブ表面と
を含む、第1の溝と
を備え、
前記カップリングは、
複数の区画であって、相互に端と端とを取り付けられ、前記パイプ要素の前記第1の端部を囲繞する複数の区画と、
前記区画を相互に取り付けるために前記区画の各端部に位置付けられた調節可能取付部材と、
前記区画のそれぞれの片側に位置付けられ、前記第1の溝と係合されている少なくとも1つの弧状突起であって、前記少なくとも1つの弧状突起は、複数の噛合表面を備え、前記複数の噛合表面は、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第1のサブ表面と対面関係にある第1の噛合表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第2のサブ表面と対面関係にある第2の噛合表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第3のサブ表面に接触している、第3の噛合表面と、
前記第4のサブ表面と対面関係にある第4の噛合表面と
を含む、少なくとも1つの弧状突起と
を備え、
間隙が、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間に位置付けられており、前記少なくとも1つの弧状突起は、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間の前記間隙を形成する陥凹をその中に備える、組み合わせ。 - 前記第1のサブ表面は、前記縦軸に対して80°〜90°の配向角度を有する、請求項1に記載の組み合わせ。
- 前記第1のサブ表面は、前記縦軸に対して89°の配向角度を有する、請求項1に記載の組み合わせ。
- 前記第3のサブ表面は、前記縦軸に対して1°〜25°の配向角度を有する、請求項1に記載の組み合わせ。
- 前記第3のサブ表面は、前記縦軸に対して10°の配向角度を有する、請求項1に記載の組み合わせ。
- 前記第2のサブ表面は、前記縦軸に対して90°の配向角度を有する、請求項1に記載の組み合わせ。
- 前記第2のサブ表面は、前記縦軸に対して40°〜70°の配向角度を有する、請求項1に記載の組み合わせ。
- 前記第2のサブ表面は、前記縦軸に対して50°の配向角度を有する、請求項1に記載の組み合わせ。
- 前記第4のサブ表面は、前記縦軸に対して+5°〜−5°の配向角度を有する、請求項1に記載の組み合わせ。
- 前記パイプ要素は、前記外側表面内に位置付けられた第2の溝をさらに備え、
前記第2の溝は、前記ボアの周囲に円周方向に延在し、前記第2の端部に近接して位置付けられ、前記第2の溝は、前記外側表面の第2の複数のサブ表面によって画定され、前記第2の複数のサブ表面は、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第2の端部から外方に向く、第5のサブ表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向された第6のサブ表面であって、前記第5のサブ表面から離間関係にあり、かつ前記第5のサブ表面に向かって面している、第6のサブ表面と、
前記第5のサブ表面と連続する第7のサブ表面であって、前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第6のサブ表面に向かって傾斜している、第7のサブ表面と、
前記第7および第6のサブ表面と連続する第8のサブ表面であって、前記縦軸に対してある角度で配向されている、第8のサブ表面と
を含む、請求項1に記載の組み合わせ。 - 前記第1および第5のサブ表面は、前記縦軸に対して80°〜90°の配向角度を有する、請求項10に記載の組み合わせ。
- 前記第1および第5のサブ表面は、前記縦軸に対して89°の配向角度を有する、請求項10に記載の組み合わせ。
- 前記第3および第7のサブ表面は、前記縦軸に対して1°〜25°の配向角度を有する、請求項10に記載の組み合わせ。
- 前記第3および第7のサブ表面は、前記縦軸に対して10°の配向角度を有する、請求項10に記載の組み合わせ。
- 前記第2および第6のサブ表面は、前記縦軸に対して90°の配向角度を有する、請求項10に記載の組み合わせ。
- 前記第2および第6のサブ表面は、前記縦軸に対して40°〜70°の配向角度を有する、請求項10に記載の組み合わせ。
- 前記第2および第6のサブ表面は、前記縦軸に対して50°の配向角度を有する、請求項10に記載の組み合わせ。
- 前記第4および第8のサブ表面は、前記縦軸に対して+5°〜−5°の配向角度を有する、請求項10に記載の組み合わせ。
- 前記第1の噛合表面は、前記縦軸と垂直に配向され、
前記第2の噛合表面は、前記縦軸と垂直に配向される、請求項1に記載の組み合わせ。 - 前記カップリングは、わずか2つの前記区画を備える、請求項1に記載の組み合わせ。
- 前記カップリングは、わずか2つの前記区画を備える、請求項19に記載の組み合わせ。
- パイプ要素を継合するためのカップリングおよびパイプ要素の組み合わせにおいて、
前記カップリングは、
複数の区画であって、相互に端と端とを取り付けられ、前記パイプ要素を受容するための中心空間を囲繞する複数の区画と、
前記区画を相互に取り付けるために前記区画の各端部に位置付けられた調節可能取付部材と、
前記区画のそれぞれの第1の側に位置付けられた少なくとも第1の弧状突起であって、前記少なくとも第1の弧状突起は、複数の噛合表面を備え、前記複数の噛合表面は、
前記区画と同軸方向に前記中心空間を通して延在する縦軸に対してある角度で配向された第1の噛合表面と、
前記第1の噛合表面から離間関係にあり、前記縦軸に対してある角度で配向されている第2の噛合表面と、
前記第1の噛合表面と連続し、前記縦軸に対してある角度で配向されている第3の噛合表面と、
前記第3の噛合表面と前記第2の噛合表面との間にあり、前記縦軸に対してある角度で配向されている第4の噛合表面と
を含む、第1の弧状突起と
を備え、
前記パイプ要素は、
前記縦軸を囲繞し、ボアを画定する側壁であって、前記側壁は、外側表面を有する、側壁と、
前記外側表面内に位置付けられた第1の溝であって、前記第1の溝は、前記ボアの周囲に円周方向に延在し、前記パイプ要素の第1の端部に近接して位置付けられ、前記第1の溝は、前記外側表面の第1の複数のサブ表面によって画定され、前記第1の複数のサブ表面は、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第1の噛合表面と対面関係にある第1のサブ表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第2の噛合表面と対面関係にある第2のサブ表面と、
前記縦軸に対してある角度で配向され、前記第3の噛合表面に接触している第3のサブ表面と、
前記第4の噛合表面と対面関係にある第4のサブ表面と
を含む、第1の溝と
を備え、
間隙が、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間に位置付けられており、前記第1の弧状突起は、前記第4の噛合表面と前記第4のサブ表面との間の前記間隙を形成する陥凹をその中に備える、組み合わせ。 - 前記カップリングは、前記区画のそれぞれの第2の側に位置付けられた第2の弧状突起をさらに備え、
前記第2の弧状突起は、複数の噛合表面を備え、前記複数の噛合表面は、
前記縦軸に対してある角度で配向された第5の噛合表面と、
前記第5の噛合表面から離間関係にあり、前記縦軸に対してある角度で配向されている第6の噛合表面と、
前記第5の噛合表面と連続し、前記縦軸に対してある角度で配向されている第7の噛合表面と、
前記第6の噛合表面と前記第7の噛合表面との間にあり、前記縦軸に対してある角度で配向されている第8の噛合表面と
を含む、請求項22に記載の組み合わせ。 - 前記第1の噛合表面は、前記縦軸に対して80°〜90°の配向角度を有する、請求項22に記載の組み合わせ。
- 前記第1の噛合表面は、前記縦軸に対して89°の配向角度を有する、請求項22に記載の組み合わせ。
- 前記第3の噛合表面は、前記縦軸に対して1°〜25°の配向角度を有する、請求項22に記載の組み合わせ。
- 前記第3の噛合表面は、前記縦軸に対して10°の配向角度を有する、請求項22に記載の組み合わせ。
- 前記第2の噛合表面は、前記縦軸に対して90°の配向角度を有する、請求項22に記載の組み合わせ。
- 前記第2の噛合表面は、前記縦軸に対して40°〜70°の配向角度を有する、請求項22に記載の組み合わせ。
- 前記第2の噛合表面は、前記縦軸に対して50°の配向角度を有する、請求項22に記載の組み合わせ。
- 前記第4の噛合表面は、前記縦軸に対して+5°〜−5°の配向角度を有する、請求項22に記載の組み合わせ。
- 前記第1および第5の噛合表面は、前記縦軸に対して80°〜90°の配向角度を有する、請求項23に記載の組み合わせ。
- 前記第1および第5の噛合表面は、前記縦軸に対して89°の配向角度を有する、請求項23に記載の組み合わせ。
- 前記第3および第7の噛合表面は、前記縦軸に対して1°〜25°の配向角度を有する、請求項23に記載の組み合わせ。
- 前記第3および第7の噛合表面は、前記縦軸に対して10°の配向角度を有する、請求項23に記載の組み合わせ。
- 前記第2および第6の噛合表面は、前記縦軸に対して90°の配向角度を有する、請求項23に記載の組み合わせ。
- 前記第2および第6の噛合表面は、前記縦軸に対して40°〜70°の配向角度を有する、請求項23に記載の組み合わせ。
- 前記第2および第6の噛合表面は、前記縦軸に対して50°の配向角度を有する、請求項23に記載の組み合わせ。
- 前記第4および第8の噛合表面は、前記縦軸に対して+5°〜−5°の配向角度を有する、請求項23に記載の組み合わせ。
- 前記第1のサブ表面は、前記縦軸と垂直に配向され、
前記第2のサブ表面は、前記縦軸と垂直に配向される、請求項22に記載の組み合わせ。 - 前記カップリングは、わずか2つの前記区画を備える、請求項22に記載の組み合わせ。
- 前記カップリングは、わずか2つの前記区画を備える、請求項23に記載の組み合わせ。
- 請求項1に記載の組み合わせを組み立てる方法であって、前記方法は、
前記第1の溝の前記第3のサブ表面を前記少なくとも1つの弧状突起の一部と接触させることと、
前記第1の溝の前記第2のサブ表面を前記少なくとも1つの弧状突起の別の一部と接触させることと、
前記少なくとも1つの弧状突起の前記陥凹が、前記第1の溝の前記第4のサブ表面と前記少なくとも1つの弧状突起の前記第4の噛合表面との間の接触を妨げることと
を含む、方法。 - 請求項1に記載の組み合わせを使用する方法であって、前記方法は、
引張力を前記パイプ要素と前記カップリングとの間に印加し、それによって、前記少なくとも1つの弧状突起の一部を前記第1のサブ表面に係合させ、前記少なくとも1つの弧状突起の別の一部を前記第3のサブ表面に係合させることを含む、方法。
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