JP6707803B2 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、端末及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、端末及び情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、端末及び情報処理システムに関する。
商品又はサービス代金の支払い等の取引において、送金人が送金先口座、送金金額等の情報をATM(Automated Teller machine、現金自動取引装置)又はインターネットバンキング等に入力して口座間送金を行う場合がある。これに対し、送金手続を簡便化する技術(例えば、非特許文献1及び特許文献1を参照)、誤送金を抑制する技術(例えば、特許文献2を参照)等が提案されている。
"かんたん振込(メルマネ)",[online],楽天銀行株式会社[平成29年5月23日検索],インターネット<URL:https://www.rakuten-bank.co.jp/transfer/mailmoney/>
特開2003−263566号公報 特開2014−194646号公報
送金人からの送金手続が簡便化されたり、誤送金が抑制されたりしても、商品又はサービスの注文を受け付けてから送金人に代金を請求するまでの手続きにおいて、受取人側で誤りが生じる場合がある。例えば、受取人は、同じ商品等の注文を複数受け付けた場合に、請求先を誤ったり、金額等の取引情報の入力を誤ったりすることが考えられる。
そこで、本発明は、受取人による振込情報の入力手続を容易にすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、情報処理装置は、送金元口座と紐づけられた送金用アドレス宛に登録依頼メールを受信すると、振込情報の入力を受け付ける入力フォームを受取人の端末に送信し、入力された振込情報を記憶部に登録することにした。
詳細には、本発明は、情報処理装置であって、送金人からの送金の支払元となる送金元口座と紐づけられた送金用アドレス宛に、送金を受け取る受取人から、送金の送金先情報を含む振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを受信する登録依頼受付手段と、振込情報の入力を受け付ける入力フォームを、受取人の端末に送信する入力フォーム送信手段と、入力フォームに入力された振込情報を端末から受信し、振込情報を記憶部に登録する振込情報登録手段と、を備える。
上記の情報処理装置は、受取人から、送金人の送金元口座と紐づけられた送金用アドレス宛に、振込情報の登録依頼メールを受信すると、当該送金人に対する振込情報の入力を受け付ける入力フォームを受取人の端末に送信する。入力フォームは、例えば、情報処理装置が登録依頼メールの送信元に送信したメールに記載されたURL(Uniform
Resource Locator)をクリックすることで表示される入力画面である。また、入力フォームは、情報処理装置が登録依頼メールの送信元に送信したメールに対し、受取人が振込情報を入力して返信するメールであってもよい。受取人は、登録依頼メールを送信するという簡易な手続きによって、送金人に対する振込情報の入力フォームを受取人の端末に表示させることができる。このため、受取人による振込情報の入力手続は容易になる。また、送金用アドレスは送金人の送金元口座と紐づけられており、当該送金人対する振込情報を入力するための入力フォームが受取人の端末に表示されるため、受取人は、誤った送金人に対して振込情報を登録することを抑制することができる。
また、振込情報は、送金に関する取引情報を含むものであってもよい。取引情報は、例えば、送金人から受取人に対する商品等の注文に関する情報である。受取人は、振込情報に含まれる取引情報を確認して、送金先情報を入力することができるため、誤った送金人に対して振込情報を登録することを抑制することができる。
また、振込情報登録手段は、記憶部に格納した振込情報を送金人に通知するものであってもよい。上記の振込情報登録手段であれば、振込情報が登録されたことを送金人に通知することで、送金人は振込手続の実行が可能となったことを認識することができる。
また、振込情報登録手段は、送金人が送金元口座に対する手続を開始する際に、記憶部に登録された振込情報を、手続が実行される送金用端末に表示させるものであってもよい。上記の振込情報登録手段であれば、送金人は、送金用端末において送金元口座に対する手続を開始する際に、情報処理装置に登録された振込情報を確認することができる。なお、送金用端末は、例えば、インターネットバンキングが利用可能な端末又はATMである。情報処理装置は、送金人が承認した振込情報に基づく振込手続を実行するようにしてもよい。
また、本発明は、方法の側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、コンピュータが、送金人からの送金の支払元となる送金元口座と紐づけられた送金用アドレス宛に、送金を受け取る受取人から、送金の送金先情報を含む振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを受信する登録依頼受付ステップと、振込情報の入力を受け付ける入力フォームを、受取人の端末に送信する入力フォーム送信ステップと、入力フォームに入力された振込情報を端末から受信し、前記振込情報を記憶部に登録する振込情報登録ステップと、を実行する、情報処理方法であってもよい。
また、本発明は、コンピュータプログラムの側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、コンピュータに、送金人からの送金の支払元となる送金元口座と紐づけられた送金用アドレス宛に、送金を受け取る受取人から、送金の送金先情報を含む振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを受信する登録依頼受付ステップと、振込情報の入力を受け付ける入力フォームを、受取人の端末に送信する入力フォーム送信ステップと、入力フォームに入力された振込情報を端末から受信し、前記振込情報を記憶部に登録する振込情報登録ステップと、を実行させる、情報処理プログラムであってもよい。
また、本発明は、端末の側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、送金人からの送金の支払元となる送金元口座と紐づけられた送金用アドレスの通知を受け付ける送金受付手段と、送金用アドレス宛に、送金の送金先情報を含む振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを送信する登録依頼手段と、振込情報の入力を受け付ける入力フォームを、サーバから受信する入力フォーム受信手段と、入力フォームに入力された振込情報を、サーバに送信する振込情報送信手段と、を備える、端末であってもよい。
また、本発明は、システムの側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、サーバ
と、送金人からの送金を受け取る受取人の端末と、を含む情報処理システムであって、サーバは、送金の支払元となる送金元口座と紐づけられた送金用アドレス宛に、受取人から、送金の送金先情報を含む振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを受信する登録依頼受付手段と、振込情報の入力を受け付ける入力フォームを、端末に送信する入力フォーム送信手段と、入力フォームに入力された振込情報を端末から受信し、振込情報を記憶部に登録する振込情報登録手段と、を備え、端末は、送金用アドレスの通知を受け付ける送金受付手段と、送金用アドレス宛に、登録依頼メールを送信する登録依頼手段と、入力フォームをサーバから受信する入力フォーム受信手段と、入力フォームに入力された振込情報を、サーバに送信する振込情報送信手段と、を備える、情報処理システムであってもよい。
本発明によれば、受取人による振込情報の入力手続を容易にすることができる。
図1は、情報処理システムの構成を例示する図である。 図2は、サーバのハードウェア構成を例示する図である。 図3は、端末のハードウェア構成を例示する図である。 図4は、サーバの機能構成を例示する図である。 図5は、送金用アドレステーブルの一例を示す図である。 図6は、振込情報テーブルの一例を示す図である。 図7は、端末の機能構成を例示する図である。 図8は、実施形態に係る情報処理システムの全体的な処理の流れを例示する図である。 図9は、振込情報の登録依頼画面を例示する図である。 図10は、振込情報の登録依頼メールを例示する図である。 図11は、入力フォーム送信メールを例示する図である。 図12は、送金先情報の入力フォームを例示する図である。 図13は、サーバにおける振込情報の登録処理の流れを例示するフローチャートである。 図14は、受取人の端末における振込情報の登録処理の流れを例示するフローチャートである。 図15は、振込情報登録受付メールを例示する図である。 図16は、振込情報登録メールを例示する図である。
以下、実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、単なる例示であり、本開示の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
<システム構成>
図1は、情報処理システムの構成を例示する図である。情報処理システム10は、サーバ1と端末2とを備え、公衆パケット通信網であるインターネット等の通信網であるネットワークNによって相互に接続される。また、情報処理システム10はネットワークNを介して、送金人からの送金手続を受け付ける送金用端末3に接続される。
サーバ1は、送金人から受取人に対する振込情報を管理するコンピュータであり、例えば、銀行が所有する勘定系システム等に接続されるコンピュータが例示される。サーバ1は、「情報処理装置」の一例である。端末2は、商品又はサービスを提供し、購入者である送金人から代金を受け取る受取人が、送金人に振込を依頼する振込情報を登録するために用いられるコンピュータ端末であり、例えば、受取人が所有する注文受付用のコンピュ
ータが例示される。
送金用端末3は、送金人が商品等の代金を振込むための送金元の口座に対して、取引を実行するためのコンピュータ端末であり、例えば、インターネットバンキングが利用可能な送金人が所有するコンピュータ又はATMが例示される。ここでの取引は、引出し、預入れ、振込、振替等の手続きを含む。
<ハードウェア構成>
図2は、サーバのハードウェア構成を例示する図である。サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、補助記憶装置14、通信インタフェース(通信IF)15、入力部16及び出力部17を備えるコンピュータである。なお、サーバ1は、CPU11等の汎用プロセッサの代わりに、専用プロセッサや専用回路等により実現されてもよい。
CPU11は、中央演算処理装置であり、RAM12等に展開された各種プログラムの命令及びデータを処理することで、RAM12、補助記憶装置14等を制御する。RAM12は、主記憶装置であり、CPU11によって制御され、各種命令やデータが書き込まれ、読み出される。ROM13は、読出し専用であり、主記憶装置としてBIOS(Basic Input/Output System)やファームウェアを記憶する。補助記憶装置14は、不揮発性の記憶装置であり、RAM12にロードされる各種プログラム等、永続性が求められる情報が書き込まれ、読み出される。補助記憶装置14は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等である。補助記憶装置14は、送金人から受取人への振込に関する振込情報を記憶する。振込情報は、送金人の送金元口座、送金元口座に紐づけられた送金用メールアドレス、受取人の送金先口座等の送金に関する情報を含む。また、振込情報は、送金人が購入した商品等の名称、数量、単価等の取引情報も含む。
通信IF15は、ゲートウェイ等を介して世界規模の公衆パケット通信網であるインターネット、その他の通信網に接続するためのインタフェースである。通信IF15は、例えばLocal Area Network(LAN)カードである。入力部16は、例えば、タッチパッド、マウス、タッチパネル等のポインティングデバイス、キーボード、操作ボタン等であり、操作入力を受け付ける。出力部17は、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等の表示装置である。
図3は、端末のハードウェア構成を例示する図である。端末2は、CPU21、RAM22、ROM23、補助記憶装置24、通信IF25、入力部26及び出力部27を備えるコンピュータである。端末2が備える各構成要素は、それぞれサーバ1が備えるCPU11、RAM12、ROM13、補助記憶装置14、通信IF15、入力部16及び出力部17と同様であるため説明を省略する。
図1の送金用端末3は、サーバ1及び端末2と同様のハードウェア構成を有する。サーバ1は、補助記憶装置14に記憶される振込情報のうち、送金用端末3で手続を実行する送金人の送金元口座に紐づけられる振込情報を、送金用端末3の出力部(図示せず)に表示させることができる。
<機能構成>
図4は、サーバの機能構成を例示する図である。サーバ1は、補助記憶装置14に記憶
されているプログラムが、RAM12に読み出され、CPU11によって実行されることで、振込情報データベースD11、登録依頼受付部F11、入力フォーム送信部F12及び振込情報登録部F13を備えるコンピュータとして機能する。
なお、本実施形態において、サーバ1の備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU11によって実行されるが、これらの機能の一部又は全部は、1又は複数の専用プロセッサ、ハードウェアの演算回路等によって実行されてもよい。ここで、ハードウェアの演算回路とは、例えば、論理ゲートを組み合わせた加算回路、乗算回路、フリップフロップ等をいう。また、これらの機能の一部又は全部は、別途のコンピュータにおいて実行されてもよい。
振込情報データベースD11は、送金元口座と送金用アドレスとの紐づけの情報、送金人が注文した商品等の名称、数量、単価等の取引情報、送金額、受取人によって登録される送金先口座の情報等を含む振込情報を格納するためのデータベースである。振込情報データベースD11は、「記憶部」の一例である。
振込情報データベースD11は、CPU11によって実行されるデータベース管理システム(DBMS)のプログラムが、補助記憶装置14に記憶されるデータを管理することで構築される。振込情報データベースD11は、例えば、リレーショナルデータベースである。振込情報データベースD11は、送金用アドレステーブル及び振込情報テーブルを有する。
図5は、送金用アドレステーブルの一例を示す図である。振込情報データベースD11の送金用アドレステーブルは、送金用アドレスと送金元口座との紐づけを定義するために用いられる。図5において、送金用アドレステーブルに格納されるレコード1件は、送金用アドレスに紐づけられた送金元口座の情報を格納する。
送金用アドレステーブルのレコードは、送金用アドレス、送金元口座番号及び送金人氏名のフィールドを有する。送金用アドレスは、送金人からの送金の支払元となる送金元口座に紐づけられた電子メール等のアドレスである。送金元口座番号は、送金人が商品等の購入代金の支払元として指定する口座の口座番号である。送金人氏名は、商品等の購入代金を支払う送金人の氏名であり、取引情報の注文者氏名として使用されてもよい。送金人氏名は、送金元口座の口座名義人が設定されてもよい。送金元口座の口座名義人は、例えば、サーバ1に接続される勘定系システムから取得することが可能である。
図6は、振込情報テーブルの一例を示す図である。振込情報データベースD11の振込情報テーブルは、受取人からサーバ1に通知される振込情報を管理する。振込情報は、顧客である送金人からの商品等の注文に関する情報、及び送金を受け付ける送金先口座の情報等を含む。振込情報テーブルに格納されるレコード1件は、送金人から受取人への1件の振込に対する情報を格納する。
振込情報テーブルのレコードは、図6の例では、振込番号、送金用アドレス、取引情報、送金額、送金先口座番号及び受取人氏名のフィールドを有する。なお、振込情報テーブルのレコードが有するフィールドは、送金人と受取人との間で相互に通知される情報に応じて、適宜追加、変更、削除が可能である。送金人と受取人との間で相互に通知される情報は、例えば、通信文、送金期限である。
振込番号は、振込情報を識別する識別子である。振込番号は、例えば、受取人が送金人から商品等の注文を受けた場合に、当該注文に対して割り当てられる番号である。送金用アドレスは、送金人の送金元口座番号に紐づけられたアドレスである。送金用アドレスは
、例えば、サーバ1によって口座番号に基づいて生成されたり、送金人が予め設定したりすることができる。送金用アドレスは、送金人から受取人に通知される。受取人は、通知された送金用アドレスにメールを送信することで、振込情報の登録手続を進めることができる。このため、受取人が送金人に振込を依頼する手続は簡便化される。
取引情報は、取引に応じて異なる情報を含んでもよく、例えば、送金人が受取人に対して商品等を注文した場合の商品名、数量、単価、請求金額等の情報を含む。取引情報は、例えば、販売業者である受取人が運営する販売管理システムから取得することができる。また、取引情報は、送金人からメール又は注文書等によって受付けた注文の内容が、受取人によって端末2に入力されたものであってもよい。端末2で取得され、又は入力された取引情報は、振込情報の登録処理の流れにおいて、端末2からサーバ1に通知されてもよい。
送金額は、送金人から受取人に振り込まれる金額である。送金額は、例えば、取引情報に含まれる商品等の請求金額である。送金先口座番号は、受取人が送金人からの送金を受け取るための口座の番号である。受取人氏名は、送金人からの送金を受け取る受取人の氏名である。
図4に示すサーバ1のデータベース以外の機能について説明する。登録依頼受付部F11は、受取人の端末2から振込情報の登録依頼を受け付ける。具体的には、登録依頼受付部F11は、受取人から、送金用アドレス宛に振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを受信する。登録依頼メールには、送金人から受取人への商品等の注文に関する取引情報が含まれるようにしてもよい。登録依頼受付部F11は、「登録依頼受付手段」の一例である。
入力フォーム送信部F12は、登録依頼受付部F11によって、受取人から振込情報の登録依頼を受け付けると、受取人の端末2に対し、送金人からの送金を受け取るための送金先情報を登録するための入力フォームを送信する。入力フォーム送信部F12は、例えば、入力フォームにアクセスするためのURLを含むメールを、登録依頼メールの送信元のアドレス宛に送信する。受取人は、入力フォーム送信部F12からのメールを受信し、URLをクリックすることで、受取人の端末2に入力フォームを表示させることができる。入力フォーム送信部F12は、「入力フォーム送信手段」の一例である。
振込情報登録部F13は、入力フォーム送信部F12が受取人の端末2に送信した入力フォームに入力された振込情報を受信する。振込情報登録部F13は、受信した振込情報を、振込情報データベースD11の振込情報テーブルに登録する。振込情報登録部F13は、「振込情報登録手段」の一例である。
図7は、端末の機能構成を例示する図である。端末2は、補助記憶装置24に記憶されているプログラムが、RAM22に読み出され、CPU21によって実行されることで、送金受付部F21、登録依頼部F22、入力フォーム受信部F23及び振込情報送信部F24を備えるコンピュータとして機能する。端末2の備える各機能の一部又は全部は、1又は複数の専用プロセッサ、ハードウェアの演算回路等によって実行されてもよい。
送金受付部F21は、送金人が支払元として指定する送金元口座と紐づけられた送金用アドレスの通知を受け付ける。送金受付部F21は、例えば、送金人が受取人送信用アドレスを通知する電子メールのデータから送金用アドレスを抽出してもよい。また、送金受付部F21は、販売業者である受取人が運営する販売管理システムが導入されたコンピュータを介して、送金人の送金用アドレスを受け付けるようにすることも可能である。送金受付部F21は、「送金受付手段」の一例である。
登録依頼部F22は、送金受付部F21が通知を受け付けた送金用アドレス宛に、送金人に対する振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを送信する。登録依頼メールは、送金人から受取人への商品等の注文に関する取引情報を含んでもよい。なお、サーバ1は、登録依頼部F22から登録依頼メールを受信すると、受取人の端末2に対し、送金先情報を登録するための入力フォームを送信する。例えば、サーバ1の入力フォーム送信部F12は、登録依頼メールの送信元である受取人に対し、入力フォームにアクセスするためのURLを含むメールを送信するようにしてもよい。登録依頼部F22は、「登録依頼手段」の一例である。
入力フォーム受信部F23は、サーバ1の入力フォーム送信部F12が送信する入力フォームを受信する。入力フォーム受信部F23は、例えば、サーバ1の入力フォーム送信部F12から、入力フォームにアクセスするためのURLを含むメールを受信する。受取人は、入力フォームにアクセスするためのURLをクリックすることで、受取人の端末2に入力フォームを表示させることができる。受取人は、端末2の画面に表示された入力フォームの所定欄に振込情報を入力して登録することができる。また、入力フォーム受信部F23は、URLに代えて、スマートフォン等のアプリの特定の画面に遷移させることのできるディープリンクを含むメールを受信するようにしてもよい。受取人は、ディープリンクをクリックした場合の遷移先であるアプリケーションの特定の画面において、送金先口座及び送金金額等の振込情報を、チャット形式で順次照会又は入力して登録することができる。入力フォーム受信部F23は、「入力フォーム受信手段」の一例である。
振込情報送信部F24は、入力フォーム受信部F23が受信した入力フォームに対し、受取人が入力した振込情報を、サーバ1に送信する。振込情報送信部F24は、入力フォーム受信部F23が受信したメールへの返信メールにおいて、受取人が入力した送金先口座情報や送金金額等の振込情報を、サーバ1に送信するようにしてもよい。この場合、入力フォーム受信部F23が受信したメールの本文中に、「送金金額:」等のラベルを含め、受取人がラベルに対応する項目の情報を入力することで、サーバ1は、受取人が入力した振込情報を項目ごとに取得することができる。振込情報は、受取人が送金人からの送金を受け取るための送金先口座番号、口座名義人等の送金先情報を含む。振込情報は、さらに、送金人から受取人への商品等の注文に関する取引情報を含んでもよい。振込情報送信部F24は、「振込情報送信手段」の一例である。
<処理の流れ>
図8は、実施形態に係る情報処理システムの全体的な処理の流れを例示する図である。この処理の流れは、例えば、顧客である送金人が、販売業者である受取人が運営する販売管理システムを介して、商品等の注文処理を実行したことを契機に開始される。
まず、ステップP01では、送金人は、受取人が販売する商品等の注文処理を実行する。送金人は、注文者氏名、注文した商品等の名称、数量、単価等の取引情報の他、送金用アドレスを受取人に通知する。送金用アドレス及び取引情報は、受取人が運営する販売管理システムに入力されることにより、受取人の端末2に送信されるようにしてもよい。
ステップP02では、受取人は、送金人から商品等の注文を受け付け、サーバ1に対して振込情報の登録を依頼する。具体的には、受取人の端末2は、送金用アドレス及び取引情報を受信し、受取人の指示により、送金用アドレス宛に振込情報の登録依頼メールを送信する。図9及び図10は、受取人の端末2から登録依頼メールを送信するための画面を例示し説明するための図である。
図9は、振込情報の登録依頼画面を例示する図である。登録依頼画面は、送金人から商
品等の注文を受けた場合に、受取人の端末2に表示される。登録依頼画面には、取引情報の表示欄SC11、「はい」ボタンSC12及び「いいえ」ボタンSC13が示される。
取引情報の表示欄SC11は、送金人から受取人への商品等の注文に関する取引情報を表示するための欄である。図9の例では、振込情報を個々に識別するための振込番号、送金人が購入した購入品情報(商品名及び金額)、請求金額及び注文者氏名が、取引情報として表示されている。取引情報の表示欄SC11に表示される情報は、送金人が商品等を注文する際に入力した情報、受取人の販売管理システムによって管理される販売情報、又は受取人の端末2の補助記憶装置24等に記憶された商品等の情報から取得可能である。
「はい」ボタンSC12は、登録依頼メールの確認画面に遷移するためのボタンである。「はい」ボタンSC12を押下することで、サーバ1に振込情報の登録を依頼する登録依頼メールの画面が表示される。「いいえ」ボタンSC13は、登録依頼メールの送信を中止するためのボタンである。
図10は、振込情報の登録依頼メールを例示する図である。登録依頼メールの画面は、図9に示す登録依頼画面において「はい」ボタンSC12が押下された場合に、受取人の端末2に表示される。登録依頼メールは、送金人から受取人への振込情報の登録を、サーバ1に依頼するためのメールである。登録依頼メールには、ヘッダ情報の表示欄SC21、取引情報の表示欄SC11及び「送信」ボタンSC22が示される。取引情報の表示欄SC11は、図9と同様であるため説明は省略する。
ヘッダ情報の表示欄SC21は、登録依頼メールの宛先、送信元、件名等の情報を表示するための欄である。図10の例では、宛先(TO:)には、送金人の送金元口座と紐づけられた送金用アドレスが設定されている。送信元(FROM:)には、受取人のメールアドレスが設定されている。件名には、“振込情報登録依頼”の文字が設定されている。サーバ1は、受信したメールのヘッダ情報の内容に基づいて、振込情報の登録依頼のメールであるか否かを判定することができる。
「送信」ボタンSC22は、登録依頼メールを送信するためのボタンである。「送信」ボタンSC22を押下することで、表示された内容の登録依頼メールがサーバ1に送信される。
図8のステップP03では、サーバ1は、まず、受取人の端末2から振込情報の登録依頼メールを受信したか否かを判定する。サーバ1は、例えば、受信したメールの宛先が図5に示す送金用アドレステーブルに登録されている否か、又は件名に“振込情報登録依頼”の文字が含まれるか否か、等によって受信したメールが登録依頼メールであるか否かを判定することができる。
サーバ1は、振込情報の登録依頼メールを受信した場合には、受取人の端末2に対し、入力フォームを送信する。図11及び図12は、受取人の端末2に入力フォームを送信するための画面を例示し説明するための図である。
図11は、入力フォーム送信メールを例示する図である。入力フォーム送信メールは、入力フォームへのURLを受取人に通知するために、サーバ1から登録依頼メールの送信元に対して返信されるメールである。入力フォーム送信メールには、ヘッダ情報の表示欄SC31、取引情報の表示欄SC11及び入力フォームへのリンクSC32が示される。取引情報の表示欄SC11は、図9と同様であるため説明は省略する。
ヘッダ情報の表示欄SC31は、入力フォーム送信メールの宛先、送信元、件名等の情
報を表示するための欄である。図11の例では、宛先(TO:)には、図10の登録依頼メールの送信元である受取人のメールアドレスが設定されている。送信元(FROM:)には、送金人の送金元口座と紐づけられた送金用アドレスが設定されている。件名には、“入力フォーム送信”の文字が設定されている。
入力フォームへのリンクSC32は、入力フォームの画面に遷移するためのボタンである。入力フォームへのリンクSC32をクリックすることで、表示された取引情報に対する送金先情報を入力するための入力フォームの画面に遷移する。
図12は、送金先情報の入力フォームを例示する図である。入力フォームの画面は、図11に示す入力フォーム送信メールにおいて、入力フォームへのリンクSC32がクリックされた場合に、受取人の端末2に表示される。入力フォームには、取引情報の表示欄SC11、送金先口座番号の入力欄SC41、受取人氏名の入力欄SC42、送金金額の入力欄SC43及び「登録」ボタンSC44が示される。取引情報の表示欄SC11は、図9と同様であるため説明は省略する。
送金先口座番号の入力欄SC41は、送金人からの送金を受け取るための口座番号を入力する欄である。入力欄SC41には、初期値として、受取人が所有する口座の口座番号が表示されるようにしてもよい。
受取人氏名の入力欄SC42は、は、送金人からの送金を受け取る受取人の氏名を入力する欄である。入力欄SC42には、初期値として、入力欄SC41に入力された送金先口座の口座名義人が表示されるようにしてもよい。なお、入力欄SC41及び入力欄SC42に初期値として表示される口座番号及び口座名義人は、予め受取人の端末2の補助記憶装置24等に記憶させておくことで、各欄の初期値として表示させることができる。
送金金額の入力欄SC43は、送金人に送金を依頼する金額を入力する欄である。入力欄SC43には、初期値として、取引情報の表示欄SC11に表示される請求金額が表示されるようにしてもよい。
「登録」ボタンSC44は、入力フォームに入力された送金先口座番号及び受取人氏名を含む送金先情報、並びに表示欄SC11に表示された取引情報を、振込情報としてサーバ1に登録するためのボタンである。
図8のステップP04では、受取人は、図12に示す入力フォームにおいて、「登録」ボタンSC44を押下することにより、送金先情報及び取引情報を含む振込情報を、サーバ1に送信し登録させる。
ステップP05では、サーバ1は、受取人の端末2から受信した振込情報を、振込情報データベースD11の振込情報テーブルに登録する。
ステップP06では、サーバ1は、振込情報テーブルに登録した振込情報を、送金人に通知する。サーバ1は、例えば、送金人のメールアドレスを、予め送金用アドレステーブルに記憶させておくことで、当該送金人のメールアドレス宛に、振込情報を送信することができる。
サーバ1は、振込情報の通知を受けた送金人が、送金人の端末でインターネットバンキングにログインをしたり、ATMで送金元口座に対する手続きを開始したりした場合に、当該送金元口座を支払元とする振込情報を、送金人の端末又はATMが備える出力部に表示させてもよい。また、サーバ1は、表示された振込情報を送金人が承認することによっ
て、振込を実行するようにしてもよい。送金人が振込情報の内容を確認してから振込が実行されるため、誤振込は抑制される。
サーバ1は、送金元口座に対して複数の振込情報が登録されていた場合、送金人の端末又はATMの出力部に複数の振込情報を表示させてもよい。この場合、送金人は、任意の振込情報を選択して承認し、サーバ1は、承認された振込処理を実行するようにしてもよい。また、送金人は、出力部に表示された振込情報のうち、複数の振込情報を選択して一括承認し、サーバ1は、承認された複数の振込処理をそれぞれ実行するようにしてもよい。
図13は、サーバにおける振込情報の登録処理の流れを例示するフローチャートである。図13は、図8に示す処理の流れにおけるサーバ1での処理フローを例示する。この処理の流れは、例えば、サーバ1が受取人の端末2から電子メールを受信したことを契機に開始する。
まず、ステップS1では、登録依頼受付部F11は、受信したメールが振込情報の登録依頼メールであるか否かを判定する。登録依頼受付部F11は、受信したメールのヘッダ情報に基づいて、受信したメールが登録依頼メールであるか否かを判定することができる。例えば、登録依頼受付部F11は、宛先に指定されている送金用アドレスが送金用アドレステーブルに登録されている否か、又は件名に“振込情報登録依頼”等の所定の文字が含まれるか否か、等によって受信したメールが登録依頼メールであるか否かを判定することができる。受信したメールが振込情報の登録依頼メールである場合(S1:YES)、処理はステップS2へ進む。受信したメールが振込情報の登録依頼メールでない場合(S1:NO)、処理はステップS1に戻り、振込情報の登録依頼メールが受信されるまで、所定の間隔で、ステップS1の処理を繰り返す。
ステップS2では、登録依頼受付部F11は、送金用アドレスに対して送金元口座が登録済か(紐づけられているか)否かを判定する。登録依頼受付部F11は、例えば、送金用アドレステーブルを参照し、登録依頼メールの宛先である送金用アドレスに対して送金元口座が登録されているか否かを判定すればよい。送金用アドレスに対して送金元口座が登録済である場合(S2:YES)、処理はステップS3へ進む。送金用アドレスに対して送金元口座が登録済でない場合(S2:NO)、図13に示される振込情報の登録処理は終了する。
ステップS3では、入力フォーム送信部F12は、受取人の端末2に入力フォームを送信する。入力フォームの送信処理は、図8のステップP03の処理と同様である。
ステップS4では、振込情報登録部F13は、受取人の端末2から振込情報を受信する。振込情報は、ステップS3で受取人の端末2に送信した入力フォームに対し、受取人が入力した送金先情報を含む。また、振込情報は、送金人が受取人から購入した商品等に関する取引情報を含んでも良い。ステップS5では、振込情報登録部F13は、ステップS4で受信した振込情報を、振込情報データベースD11の振込情報テーブルに登録する。ステップS6では、振込情報登録部F13は、振込情報テーブルに登録した振込情報を送金人に通知し、図13に示される振込情報の登録処理は終了する。
図14は、受取人の端末における振込情報の登録処理の流れを例示するフローチャートである。図14は、図8に示す処理の流れにおける端末2での処理フローを例示する。この処理の流れは、例えば、受取人の端末2が送金人からの取引情報を受信したことを契機に開始する。
まず、ステップS11では、送金受付部F21は、送金用アドレスの通知を受け付けたか否かを判定する。送金受付部F21は、例えば、取引情報とともに送金用アドレスが記載された電子メールを送金人から受信することで、送金用アドレスの通知を受け付ける。また、送金受付部F21は、注文書に記入された送金用アドレスを、受取人が端末2に入力することで、送金用アドレスの通知を受け付けてもよい。送金用アドレスの通知を受け付けた場合(S11:YES)、処理はステップS12へ進む。送金用アドレスの通知を受け付けていない場合(S11:NO)、処理はステップS11に戻る。
ステップS12では、登録依頼部F22は、ステップS11で通知を受け付けた送金用アドレス宛に登録依頼メールを送信し、サーバ1に振込情報の登録を依頼する。ステップS13では、入力フォーム受信部F23は、サーバ1から入力フォームを受信し、受取人の端末2に表示させる。受取人は、端末2に表示された入力フォームに、送金人からの送金を受け取る送金先口座等の送金先情報を入力する。ステップS14では、振込情報送信部F24は、入力フォームに入力された送金先情報を含む振込情報を、サーバ1に送信する。振込情報送信部F24は、送金先情報の他、取引情報、送金人への通信文等を振込情報の一部として、サーバ1に送信してもよい。振込情報がサーバに送信されると、図14に示される振込情報の登録処理は終了する。
<作用効果>
以上説明した本実施形態では、サーバ1は、送金用アドレス宛のメールを受信すると、送金人に対する振込情報の入力を受け付ける入力フォームを受取人の端末2に送信する。受取人は、受信した入力フォームに送金先の情報を入力することで、送金人に対する振込情報を登録することができるため、受取人による振込情報の入力手続は容易になる。また、受取人は、誤った送金人に対して振込情報を登録することを抑制することができる。
また、振込情報に送金に関する取引情報が含まれる場合、受取人は、振込情報に含まれる取引情報を確認して、送金先情報を入力することができるため、誤った送金人に対して振込情報を登録することを抑制することができる。
また、振込情報登録部F13は、受取人の端末2から受信した振込情報を、サーバ1の振込情報データベースD11の振込情報テーブルに登録する。振込情報登録部F13は、振込情報テーブルに登録した振込情報を、送金人に通知する。また、振込情報テーブルに登録された振込情報は、送金人が送金用端末3から送金用口座に対する手続を開始する際、送金用端末3に表示されてもよい。このため、送金人は、受取人によって振込情報がサーバ1に登録された旨の通知を適時に受けることができるとともに、振込情報の内容を確認した上で振込手続の実行を指示することができる。
<変形例>
上述の実施形態では、サーバ1の入力フォーム送信部F12は、受取人からの振込情報の登録依頼メールに対し、登録依頼メールの送信元のアドレス宛に、入力フォームにアクセスするためのURLを含むメールを送信する。受取人は、URLにアクセスすることで受取人の端末2に入力フォームを表示させ、振込情報を入力する。
これに対し、本変形例では、入力フォーム送信部F12は、受取人に振込情報の各項目を入力させるための記入欄を含むメールを、登録依頼メールの送信元のアドレス宛に送信する。この場合、受取人は、入力フォーム送信部F12から送信されたメールに対する返信メールにおいて、振込情報を各項目の記入欄に入力して返信する。サーバ1は、受取人から受信した返信メールの内容から、振込情報の各項目の情報を取得することが可能である。以下、サーバ1が、受取人から受信した返信メールの内容から、振込情報の各項目の情報を取得する場合の変形例について、上述の実施形態との相違点を中心に説明する。
図13のステップS3、即ち、図8のステップP03において、上述の実施形態では、入力フォーム送信部F12は、図11に例示される入力フォーム送信メールを、登録依頼メールの送信元に送信し、振込情報の入力フォームへのリンクを受取人に通知する。これに対し、本変形例では、入力フォーム送信部F12は、図15に例示する振込情報登録受付メールを送信する。
図15は、振込情報登録受付メールを例示する図である。振込情報登録受付メールは、受取人から振込情報の情報を取得するために、サーバ1から登録依頼メールの送信元に対して返信されるメールである。振込情報登録受付メールには、ヘッダ情報の表示欄SC51、取引情報の表示欄SC11及び振込情報の項目表示欄SC52が示される。取引情報の表示欄SC11は、図9と同様であるため説明は省略する。
ヘッダ情報の表示欄SC51は、振込情報登録受付メールの宛先、送信元、件名等の情報を表示するための欄である。図15の例では、宛先(TO:)には、図10の登録依頼メールの送信元である受取人のメールアドレスが設定されている。送信元(FROM:)には、送金人の送金元口座と紐づけられた送金用アドレスが設定されている。件名には、“振込情報登録受付”の文字が設定されている。
振込情報の項目表示欄SC52は、振込情報登録受付メールの受取人が、振込情報登録受付メールに返信する際に、振込情報として入力する送金先口座番号、受取人氏名、送金金額等の各項目のラベルを表示する。
図13のステップS4、即ち、図8のステップP04において、上述の実施形態では、振込情報登録部F13は、図12に例示される入力フォームに入力された振込情報を受信する。これに対し、本変形例では、振込情報登録部F13は、受取人から図16に例示する振込情報登録メールを受信する。振込情報登録メールは受取人が入力した振込情報を含み、振込情報登録部F13は、振込情報登録メールの内容から、送金先口座番号、受取人氏名、送金金額等の振込情報を取得する。
図16は、振込情報登録メールを例示する図である。振込情報登録メールは、図15に示す振込情報登録受付メールに対する返信メールである。振込情報登録メールには、ヘッダ情報の表示欄SC61、返信元の振込情報登録受付メールの内容、及び受取人が入力した振込情報の入力欄SC62が示される。返信元の振込情報登録受付メールの内容は、図15と同様であるため説明は省略する。
ヘッダ情報の表示欄SC61は、振込情報登録メールの宛先、送信元、件名等の情報を表示するための欄である。図16の例では、宛先(TO:)には、振込情報登録受付メールの送信元である送金人の送金元口座と紐づけられた送金用アドレスが設定されている。送信元(FROM:)には、振込情報登録受付メールの宛先である受取人のメールアドレスが設定されている。件名には、“Re:振込情報登録受付”の文字が設定されている。
振込情報の入力欄SC62は、受取人が、送金先口座番号、受取人氏名、送金金額等の振込情報を入力する欄である。振込情報の入力欄SC62は、図12の送金先情報の入力フォームにおける、送金先口座番号の入力欄SC41、受取人氏名の入力欄SC42、送金金額の入力欄SC43と同様に、各項目に対応する初期値が表示されるようにしてもよい。
このような変形例では、受取人が振込情報登録受付メールへの返信メール(振込情報登録メール)に振込情報を入力して送信することで、サーバ1は、振込情報を、振込情報登
録メールから取得し、振込情報テーブルに登録することができる。
10・・情報処理システム:1・・サーバ、情報処理装置:2・・端末:11,21・・CPU:12,22・・RAM:13,23・・ROM:14,24・・補助記憶装置:15,25・・通信インタフェース:16,26・・入力部:17,27・・出力部:N・・ネットワーク

Claims (8)

  1. 送金人からの送金の支払元となる送金元口座と紐づけられた送金用アドレス宛に、前記送金を受け取る受取人から、前記送金の送金先情報を含む振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを受信する登録依頼受付手段と、
    前記振込情報の入力を受け付ける入力フォームを、前記受取人の端末に送信する入力フォーム送信手段と、
    前記入力フォームに入力された前記振込情報を前記端末から受信し、前記振込情報を記憶部に登録する振込情報登録手段と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記振込情報は、前記送金に関する取引情報を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記振込情報登録手段は、前記記憶部に格納した前記振込情報を前記送金人に通知する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記振込情報登録手段は、前記送金人が前記送金元口座に対する手続を開始する際に、前記記憶部に登録された前記振込情報を、前記手続が実行される送金用端末に表示させる、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータが、
    送金人からの送金の支払元となる送金元口座と紐づけられた送金用アドレス宛に、前記送金を受け取る受取人から、前記送金の送金先情報を含む振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを受信する登録依頼受付ステップと、
    前記振込情報の入力を受け付ける入力フォームを、前記受取人の端末に送信する入力フォーム送信ステップと、
    前記入力フォームに入力された前記振込情報を前記端末から受信し、前記振込情報を記憶部に登録する振込情報登録ステップと、を実行する、
    情報処理方法。
  6. コンピュータに、
    送金人からの送金の支払元となる送金元口座と紐づけられた送金用アドレス宛に、前記送金を受け取る受取人から、前記送金の送金先情報を含む振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを受信する登録依頼受付ステップと、
    前記振込情報の入力を受け付ける入力フォームを、前記受取人の端末に送信する入力フォーム送信ステップと、
    前記入力フォームに入力された前記振込情報を前記端末から受信し、前記振込情報を記憶部に登録する振込情報登録ステップと、を実行させる、
    情報処理プログラム。
  7. 送金人からの送金の支払元となる送金元口座と紐づけられた送金用アドレスの通知を受け付ける送金受付手段と、
    前記送金用アドレス宛に、前記送金の送金先情報を含む振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを送信する登録依頼手段と、
    前記振込情報の入力を受け付ける入力フォームを、サーバから受信する入力フォーム受信手段と、
    前記入力フォームに入力された前記振込情報を、前記サーバに送信する振込情報送信手
    段と、を備える、
    端末。
  8. サーバと、送金人からの送金を受け取る受取人の端末と、を含む情報処理システムであって、
    前記サーバは、
    前記送金の支払元となる送金元口座と紐づけられた送金用アドレス宛に、前記受取人から、前記送金の送金先情報を含む振込情報の登録を依頼する登録依頼メールを受信する登録依頼受付手段と、
    前記振込情報の入力を受け付ける入力フォームを、前記端末に送信する入力フォーム送信手段と、
    前記入力フォームに入力された前記振込情報を前記端末から受信し、前記振込情報を記憶部に登録する振込情報登録手段と、を備え、
    前記端末は、
    前記送金用アドレスの通知を受け付ける送金受付手段と、
    前記送金用アドレス宛に、前記登録依頼メールを送信する登録依頼手段と、
    前記入力フォームを前記サーバから受信する入力フォーム受信手段と、
    前記入力フォームに入力された前記振込情報を、前記サーバに送信する振込情報送信手段と、を備える、
    情報処理システム。
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