JP6707694B2 - 製品基板をコーティングするための方法と装置 - Google Patents

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本発明は、製品基板をコーティングするための、請求項1に記載されている方法と、請求項8に記載されている装置と、に関する。
半導体産業においては、非常に薄い層、特にマイクロメートルの範囲の、又はそれどころかナノメートルの範囲の平均厚さを有している層を表面に設けるための種々の方法が存在している。表面に材料を堆積させる直接的なコーティング方法が頻繁に用いられている。このような直接的なコーティング方法として、例えば、化学的気相成長法、物理的気相成長法及び浸漬法等が挙げられる。これらの直接的なコーティング方法では、一般的に、常に表面全体がコーティングされる。
もっとも、半導体産業においては、そのように表面全体がコーティングされてはならない方法も多く存在している。コーティングされるべきではない領域のコーティングを阻止するために、従来技術においては、マスク技術、例えば、フォトリソグラフィ又はインプリントリソグラフィを使用することが依然として頻繁に行われている。もっとも、フォトプロセスにおいては、先ずウェハの表面全体をコーティングし、続いてパターニングを行うことが一般的である。従って、このプロセスもまた、多くの用途において許容されない、表面の完全なコーティングが前提条件となっている。多くの用途では、いかなる時点においても、コーティング材料との接触が生じてはならない。確かに、別の用途においては、コーティング材料との短時間の接触が許容される場合もあるが、コーティングされるべきではない箇所からのコーティング材料の除去は大きな問題となる。つまり、例えば、高さ対幅の比率が大きいパターニングでは、非常に強い毛細管効果が生じる可能性があり、これによって、パターニング部からのコーティング材料の除去が不可能になる。更に、いずれの種類のマスク技術も非常にコストが掛かりまた煩雑である。これは、特に、比較的多くの数の処理ステップを実施しなければならないことが原因である。処理ステップの数が多くなることによって、コストが上昇するだけでなく、エラー発生率も高くなる。
半導体産業における別のアプローチは、いわゆるマイクロコンタクトプリンティング(μCP)である。技術的な問題は、コーティングすべき製品ウェハのパターニング部への材料の転写に、μCPスタンプを適合させなければならないということである。新たな種類の製品ウェハ毎に、新たなスタンプを製作しなければならない。更に、最初の処理ステップにおいて、μCPスタンプを転写すべき材料に浸さなければならないか、又は、スタンプの裏側から材料を含ませなければならない。それに続いて、製品ウェハの隆起したパターニング部に対して相対的な、μCPスタンプの正確なアライメントが行われる。後続の第3の処理ステップにおいては、μCPスタンプから、製品ウェハのコーティングすべき領域への材料の転写が行われる。
従って、本発明の課題は、製品基板の部分的なコーティングを、可能な限り少数の、とりわけ簡単な処理ステップでもって、廉価に実行することができる、方法と装置を提供することである。この方法及び装置は、可能な限り普遍的に使用することができるべきである、及び/又は、可能な限り高いスループットを有するべきである。
この課題は、特に、請求項1及び請求項8の特徴部分に記載の構成によって解決される。本発明の有利な発展形態は、従属請求項に記載されている。本発明の枠内には、明細書、特許請求の範囲及び/又は図面に示した特徴のうちの少なくとも2つの特徴からなるあらゆる組み合わせも含まれる。本明細書において記載されている値の範囲において、そこに挙げられた境界内の値も限界値として開示されているとみなされるべきであり、また任意の組み合わせについても権利を主張できるとみなされる。
本発明が基礎とする着想は、冒頭で述べたような装置乃至冒頭で述べたような方法を発展させ、支持体基板に設けられたコーティング材料を、特に製品基板と接触させることによって、製品基板に部分的にしか転写されないようにし、特にコーティングされるべき領域にだけ転写されるようにするということである。このことは、特に、支持体基板を分離する際に、コーティング材料の一部が製品基板に残り、しかも、特にコーティングすべき領域にだけ残ることによって解決される。
特に本発明では、支持体基板が、特に支持体フィルムが、任意のコーティング材料でもって、特にポリマーでもって、更に好適にはBCB(ベンゾシクロブテン)でもってコーティングされ、隆起部を備えている製品基板が、特に製品ウェハがスタンプとして使用され、またそれと同時に最終製品として使用される。このために、支持体基板と製品基板とが相互に接触され、別の処理ステップによって、特にローラによる力伝達によって、コーティング材料が、支持体基板から製品基板の隆起したパターニング部に転写される。つまり製品基板は、この処理ステップにおいて、いわばスタンプとして機能するが、しかしながらそれと同時に、コーティングすべき製品基板乃至本発明による最終製品でもある。
本発明は、特に、トポグラフィックな製品基板(即ち、隆起したパターニング部を有している基板)をコーティングすることができる方法と装置に関する。この場合、本発明が特に基礎とする着想は、コーティング(又はコーティング材料)を、隆起したパターニング部の隆起部表面に層転写処理によって転写させることである。層は事前に支持体基板に、特に支持体フィルムに設けられ、また支持体フィルムは力が加えられることによって、特に可動のローラによってもたらされる力が加えられることによって、支持体基板から、特に少なくとも大部分、隆起部表面に転写され、とりわけ隆起部表面にのみ転写される。
コーティング材料は、とりわけポリマー、特にBCBである。ポリマーは、特にBCBは、とりわけパターニングされた表面を第2の物体に、とりわけ第2のウェハに、又はカプセル化ユニットにボンディングするために必要になる。
本発明による装置及び本発明による方法の決定的な利点は、特に、従来技術においては必要とされる幾つかの処理ステップを中止乃至省略することができるということである。
本発明によれば、特に、以下に挙げる処理ステップのうちの1つ又は複数を省略することができる。
−スタンプへの、特に製品基板とは異なるスタンプへの材料の収容、
−アライメント処理、特に500μmよりも高い、とりわけ100μmよりも高い、更に好適には1μmよりも高い、特に好適には50nmよりも高い、最も好適には1nmよりも高い精度でのアライメント処理、
−スタンプから製品基板への転写処理。
本発明によればこの代わりに、材料層の作製が、好適には支持体基板において、特に支持体フィルムにおいて行われ、また、特にスピンコーティング装置を用いて簡単に実現することができる。本来の層転写処理は、この場合、直接的にこの支持体フィルムと製品基板との間で行われ、しかも特にアライメントステップを全く要することなく行われる。
製品基板
本発明による方法は、その表面をコーティングする必要がある隆起部を有している、あらゆる種類の基板に適している。本発明によれば、隆起部表面のコーティング又は被覆は、特に、層転写処理によって行われる。層転写処理は、特に、隆起部に対応する凹部の表面のコーティング又は被覆を阻止する。本発明による方法が特に適している、2つの異なる製品基板がコーティングされる。
第1の実施の形態においては、パターニングされた製品基板が、平均厚さt1及び複数の隆起部を有しており、それらの隆起部は、機能ユニットを、特にマイクロシステムを、例えばMEMS(マイクロエレクトロメカニカルシステム)を包囲している。隆起部は、キャビティ壁として使用され、それらの隆起部表面が、特に面一に乃至平坦に延在する隆起部表面が、本発明による処理によってコーティングされるべきである。製品基板のこの第1の実施の形態においては、キャビティ壁が異なる処理によって、特にリソグラフィ処理によって、製品基板の表面に形成される。
第2の実施の形態においては、パターニングされた製品基板が、平均厚さt1’及び複数の凹部を有しており、それらの凹部には、機能ユニットが、特にマイクロシステムが、例えばMEMSが嵌め込まれている。凹部は、好適には、製品基板が直接的にエッチングされることによって形成される。エッチングにより凹部を形成することによって、それと同時に、凹部を包囲するキャビティ壁も形成される。
支持体基板
支持体基板の形状は任意であり、周囲輪郭は特に矩形又は正方形である。この種の矩形の支持体基板の辺長は、特に10mmよりも長く、とりわけ50mmよりも長く、更に好適には200mmよりも長く、特に好適には300mmよりも長い。特に、辺長は基板の特徴的な幾何学サイズよりも常に大きい。支持体基板の周囲輪郭は円形であってもよい。この種の円形の支持体基板の直径は、特に工業規格化されている。従って、支持体基板は、とりわけ1ツォル、2ツォル、3ツォル、4ツォル、5ツォル、6ツォル、8ツォル、12ツォル及び18ツォルの直径を有している。特別な実施の形態においては、支持体基板がフィルムであり、特に巻き取られたフィルムであり、このフィルムを積層化装置に緊張させることができる。この場合、フィルムはいわば「連続フィルム」である。
本発明による第1の実施の形態においては、支持体基板が支持体フィルムである。支持体フィルムの特徴的な特性はその柔軟性にある。柔軟性は、最も有利には、(軸線方向の)抵抗係数によって表される。幅b及び厚さt2を有する矩形の断面を想定すると、抵抗係数は、厚さt2の2乗に依存する。即ち、厚さt2が薄くなるほど、抵抗係数は小さくなり、また、(幾何学的な)抵抗も低くなる。本発明による支持体基板は、特に、1,000μm未満、とりわけ500μm未満、更に好適には100μm未満、特に好適には50μm未満、最も好適には10μm未満の厚さt2を有している。支持体フィルムを、平坦な台に、特に材料の堆積も行われる試料ホルダに固定することができるか又は平坦に載置することができる。支持体フィルムをフレームに張ることも考えられる。
本発明による第2の実施の形態においては、支持体基板が、支持体ウェハであり、特にケイ素又はガラスから成る支持体ウェハである。支持体ウェハは、とりわけ、厚さt2まで薄くされており、この厚さにおいて支持体ウェハを湾曲及び変形することができる。本発明による支持体ウェハは、とりわけ、1,000μm未満、とりわけ500μm未満、更に好適には250μm未満、特に好適には100μm未満、更に好適には50μm未満の厚さt2を有している。この種の支持体基板は、支持体フィルムと同じ可撓性は有していないが、しかしながら弾性であり、またそれによって、より良好に原形に戻すことができる。
本発明によれば、支持体基板は、特に、転写すべきコーティング材料によるコーティング又は被覆の前に、層転写処理の後に残った材料を可能な限り容易に再び支持体基板から除去でき、それによって支持体基板を新たなコーティング処理に供することができるように準備される。特に、支持体基板の表面は、材料と支持体基板表面との間の接着が最小になるように修正される。接着は、とりわけ、相互に接続された2つの表面を相互に分離させるために必要とされる、単位面積あたりのエネルギによって規定される。ここで、エネルギは、J/mで表される。支持体基板とコーティング材料との間の単位面積あたりのエネルギは、特に2.5J/m未満、有利には2.0J/m未満、比較的有利には1.5J/m未満、特に有利には1.0J/m未満、とりわけ有利には0.5J/m未満、最も有利には0.1J/m未満である。
1つの好適な本発明による実施の形態によれば、コーティング材料と支持体基板との間の接着は、コーティング材料が、自身の固有の凝集によって再び平滑化され(自己回復乃至自己平滑)、その結果、複数の製品基板においてコーティング材料の複数の除去が実現される程度に弱い。これによって、支持体基板を少なくとも毎回クリーニングする必要はなくなり、また新たにコーティングする必要もなくなる。このことを、特に、分離後のコーティング材料の熱的及び/又は電気的及び/又は磁気的な応力によって支援することができる。このために、特に、粘性が低下され、それによって、十分に高い凝集において、適切な温度での材料の自己平滑が行われる。温度は、特に500℃未満、とりわけ250℃未満、更に好適には100℃未満、特に好適には50℃未満が選択され、更に好適には、自己平滑が室温で行われる。温度は特に15℃を上回る。
処理(方法)
本発明による第1の処理ステップにおいては、上記において説明したように形成された支持体基板が、コーティング又は被覆のために準備される。支持体基板は、試料ホルダに固定される。試料ホルダは、固定手段を有している。固定手段は、特に真空ストリップであるか、多孔性の、特にセラミックから作製された、真空を印加可能であって負圧を生じさせる部材であるか、機械的なクランプであるか、静電性の部材であるか、磁気性の部材であるか、又は、特に交換可能な接着性の部材である。
真空試料ホルダが使用される場合、この真空試料ホルダは好適には、構造化された試料ホルダによる支持体基板の強固な固定を保証するために、十分に負圧を形成することができるように形成されている。真空試料ホルダ内の絶対圧力は、特に1bar未満、とりわけ7.5×10-1mbar未満、更に好適には5.0×10-1mbar未満、特に好適には2.5×10-1mbar未満、最も好適には1×10-1mbar未満である。試料ホルダを、とりわけ加熱及び/又は冷却することができ、特に25℃を上回る温度、とりわけ50℃を上回る温度、更に好適には100℃を上回る温度、特に好適には250℃を上回る温度、最も好適には500℃を上回る温度で加熱及び/又は冷却することができる。試料ホルダを冷却可能に形成することができるか、又は、試料ホルダは冷却手段を有することができる。試料ホルダを、特に25℃を下回る温度、とりわけ0℃を下回る温度、更に好適には−25℃を下回る温度、特に好適には−75℃を下回る温度、最も好適には−125℃を下回る温度に冷却することができる。相応の冷却は、特に、転写すべきコーティング材料が低温脆化によって支持体基板からより剥がしやすくなる場合に適している。PCT/EP 2014/063687には、この種の脆化メカニズムが開示された方法が記載されており、その限りにおいて、この刊行物は参照により本願に取り入れられる。試料ホルダの冷却装置を、加熱された試料ホルダの高まった温度の、より効率的で、より高速で、また特により正確に制御された低下のためにも使用することができる。試料ホルダを、支持体基板及び/又は構造化された試料ホルダの固定のために使用することができる。
支持体基板を、特に何度も使用することができ、特に新たな被覆又はコーティングの前にクリーニングすることによって何度も使用することができる。クリーニングはとりわけ、クリーニングに適したクリーニング用化学製品を用いて行われる。クリーニング用化学製品は、とりわけ、支持体基板が化学的に浸食されることなく、転写すべき材料の残りを完全に除去する化学的な特性を有するべきである。クリーニング用化学製品として、特に、以下に挙げるもののうちの1つ又は複数が選択される:
・水、特に蒸留水、及び/又は、
・溶剤、特にリモネン含有溶剤及び/又はアセトン及び/又はPGMEA及び/又はイソプロパノール及び/又はメシチレン、及び/又は、
・酸、及び/又は、
・アルカリ液。
支持体基板を、特に、付加的に、物理的に、圧縮空気又は特別なクリーニングガスによってクリーニングすることができ、それによって粒子が除去される。
支持体基板の表面が相応に準備され、材料と支持体基板との間の接着が最小になると、クリーニングは一層簡単になる。とりわけ、その場合には既に、材料及び汚染物質を洗い流すにために、蒸留水を使用するだけで十分である。とりわけ、表面を浸食しないクリーニング用化学製品が選択される。
本発明による第2の処理ステップにおいては、支持体基板のコーティング又は被覆が行われる。支持体基板のコーティング又は被覆は、とりわけ、スピンコーティング処理によって行われる。スプレーコーティング処理、積層化処理及び/又は浸漬処理も考えられる。特に支持体基板が一度しか使用されていない場合の、非常に特別な本発明による実施の形態においては、支持体基板を既に、転写すべき材料でコーティングすることができる。これは特にフィルムの場合である。フィルムのコーティングは、この場合、スプレーコーティング、スピンコーティング、押出成形又は浸漬コーティングによって行うことができる。
コーティング後の層厚均一性は、特にコーティング材料のTTV(英語:Total Thickness Variation)値は、特に10μm未満、とりわけ1μm未満、更に好適には100nm未満、特に好適には10nm未満、最も好適には1nm未満である。転写すべき材料の層厚均一性は、TTV値によって表される。これは、測定すべき面(コーティング面)において測定された最も大きい層厚と最も小さい層厚の差であると解される。
本発明によれば、コーティング又は被覆のために、あらゆる種類のコーティング材料を使用することができる。1つの好適な実施の形態においては、永続的なボンディング接着剤、特にBCBが使用される。本発明によるその他の考えられるコーティング材料として以下のものが挙げられる:
・ポリマー、特にボンディング接着剤、とりわけ
□一時的なボンディング接着剤、更に好適にはHT10.10、及び/又は、
□永続的なボンディング接着剤、特にベンゾシクロブテン(BCB)及び/又はJSR WPR 5100及び/又はSU−8及び/又は光学接着剤及び/又はポリイミドベースの接着剤、及び/又は、
・金属、特にAu、Ag、Cu、Al、Fe、Ge、As、Sn、Zn、Pt及び/又はW。
本発明によれば、好適には、永続的なボンディング接着剤が使用される。永続的なボンディング接着剤とは、永続的なボンディングのために使用されるポリマーであると解される。永続的なボンディングは、ボンディング接着剤を、特に熱及び/又は電磁放射、特にUV光によって架橋させることによって行われる。
設けられるコーティング材料は、支持体基板をコーティング又は被覆した後に処理され、とりわけ熱的に処理され、それによって溶剤が放出される。溶剤を放出するための温度は、特に25℃よりも高く、とりわけ50℃よりも高く、更に好適には75℃よりも高く、特に好適には100℃よりも高く、最も好適には125℃よりも高く、及び/又は、500℃よりも低く、とりわけ250℃よりも低い。
本発明による第3の処理ステップにおいては、製品基板に対して相対的な支持体フィルムの粗い位置調整が行われる。アライメント装置の使用又は精密な位置調整を完全に省略できるということは、本発明の決定的な利点である。転写すべき材料は、支持体基板の全面にわたり存在している。パターニングされた製品基板のコーティングすべき隆起部は、支持体基板に接近させると、従ってコーティング材料に接近させると、コーティング材料でコーティングされた、支持体基板表面の領域と常に接触する。これによって、パターニングされた製品基板は、隆起部が設けられているスタンプになる。
粗い位置調整とアライメント又は精密な位置調整との違いは、使用される位置調整装置の最大アライメント精度にある。この最大アライメント精度は、本発明によれば特に最大で1μmであり、とりわけ最大で100μmであり、更に好適には最大で500μmであり、更に好適には最大で1mm μmであり、最も好適には最大で2mmである。即ち本発明による処理によって、とりわけ、光学系又はソフトウェアのような複雑な技術的な補助手段を使用する必要なく、支持体基板に対して相対的な製品基板のアライメントを、ロボットを用いて行うことができるか、又は手動で処理される場合には目視で行うことができる。
本発明による第4の処理ステップにおいては、コーティング材料とコーティングすべき隆起部表面との、特に均一且つ即時性の接触が、接触手段によって、特に積層化装置によって行われる。
本発明による第1の実施の形態によれば、材料転写が専ら、コーティング材料に表面が接触することによって行われる。
1つの別の本発明による実施の形態においては、材料転写が、力によって、特に支持体基板/製品基板全体にわたり加えられる面積力、支持体基板/製品基板の小さい面積に集中する面積力、直線力又は点力によって行われるか、又は少なくとも加速される。加えられる力は、特に10kN未満であり、とりわけ1,000N未満であり、更に好適には100N未満であり、特に好適には10N未満であり、最も好適には1N未満である。加えられる圧力の計算は、相応に、力を面積又は線で除算することによって行われる。相応に、表面圧力及び線圧力が存在する。約200mmの直径の、放射相称の、即ち円形の製品基板の全面に負荷が掛けられる場合、全面に加えられる負荷力が10kNであれば、約31.8kN/m2乃至約3.18barの圧力が生じ、全面に加えられる負荷力が1Nであれば、約31.8N/m2乃至約0.318mbarの圧力が生じる。従って、加えられる圧力は、とりわけ4barから0.3mbarの間である。
本発明の1つの別の実施の形態によれば、力は、(特に、接触側とは反対側の面に設けられている)支持体基板面及び/又は製品基板面を介して、特に線形運動する力伝達手段によって、特にローラによって加えられる。力伝達手段は、特に100mm/s未満の、とりわけ50mm/s未満の、更に好適には20mm/s未満の、特に好適には10mm/s未満の、最も好適には1.0mm/s未満の送り速度vで移動される。この際、押圧力は、特に10kN未満であり、とりわけ1,000N未満であり、更に好適には100N未満であり、特に好適には10未満であり、最も好適には1N未満である。押圧力は、特に、送り運動を横断する方向に延びる接触線Lに沿って作用する。押圧力をN/mmで表すことができる。200mmの支持体基板直径及び製品基板直径を想定した場合、上述の力では、2つの基板の中心の位置において、50kN/m未満の、とりわけ5,000N/m未満の、更に好適には500N/m未満の、特に好適には50N/m未満の、最も好適には5N/m未満の押圧直線圧力が生じる。本発明による処理を実施することに適していると考えられる装置は、刊行物、国際公開第2014/037044号(WO2014/037044A1)に開示されており、その限りにおいて、この刊行物は参照により本願に取り入れられる。
力が作用している間の温度は、500℃未満であり、とりわけ300℃未満であり、更に好適には150℃未満であり、特に好適には50℃未満であり、最も好適には、特に加熱又は冷却が行われない、室温である。本発明によりポリマーでコーティングが行われる場合、力が作用している間の温度は、とりわけポリマーのガラス遷移温度を上回る。
加えられるべき力又は加えられるべき圧力は、とりわけ、支持体基板が殆ど湾曲せず、また、コーティング材料が凹部に堆積されずに、隆起部表面にのみ堆積されるように選択される。
接触時間は、特に60sよりも短く、とりわけ30sよりも短く、更に好適には25sよりも短く、特に好適には10sよりも短く、最も好適には2sよりも短い。小さい面積に集中する面積力、直線力又は点力を用いる場合、接触時間とは、力伝達手段が、小さい面積、線又は点に留まる時間であると解される。
本発明による更なる処理ステップにおいては、パターニングされた製品基板が、分離手段によって、特に剥離装置によって支持体基板から分離される。
第1のヴァリエーションによれば、パターニングされた製品基板からの支持体基板の剥がし又は剥離による分離が行われる。剥がしによる剥離は、特に、支持体基板が支持体フィルムであって、その支持体フィルムが力の作用によって、パターニングされた製品基板の隆起部の表面に過度に強く固着される場合に実現され、また有意義である。これによって、パターニングされた製品基板からの、より正確には隆起部の表面からの、支持体フィルムの部分的で段階的な分離が実現される。
分離方法の第2のヴァリエーションによれば、パターニングされた製品基板からの支持体基板の(又は支持体基板からのパターニングされた製品基板の)簡単で相対的な(特に変形を伴わない)除去によって分離が行われる。この種の除去のために、垂直力が、特に垂直面積力が加えられ、この力はとりわけ、支持体基板もパターニングされた製品基板も引き上げる際に変形しないように加えられる。従って、2つの基板はとりわけ全面にわたり、相応の試料ホルダに、特に真空試料ホルダに固定される。
分離中の温度は、特に500℃未満であり、とりわけ300℃未満であり、更に好適には150℃未満であり、特に好適には50℃未満であり、最も好適には、特に加熱又は冷却が行われない、室温である。本発明によりポリマーでコーティングが行われる場合、分離中の温度は、とりわけポリマーのガラス遷移温度を下回る。
分離後には、コーティング材料は少なくとも部分的に、とりわけ大部分が製品基板の表面隆起部に残存する。
続いて、本発明による更なる処理ステップにおいては、カプセル化を行うことができる。カバーが、特に別の基板(特にウェハ)が、相応の装置によって、特にウェハボンダ又はチップ・ツー・ウェハボンダによって、コーティング材料に押し付けられる。ボンディング過程後には、更に、コーティング材料の硬化処理を実施することができる。硬化処理は、とりわけ、熱的及び/又は電磁的な硬化処理である。熱的な硬化が行われる場合、温度は、特に50℃を上回り、とりわけ100℃を上回り、更に好適には150℃を上回り、特に好適には200℃を上回り、最も好適には250℃を上回る。電磁放射により、特にUV光により硬化が行われる場合、電磁放射は、特に、10nmから2,000nmの間、有利には10nmから1,500nmの間、より有利には10nmから1,000nmの間、特に有利には10nmから500nmの間、最も有利には10nmから400nmの間の波長を有している。
ユニット(装置)
本発明による第1の実施の形態においては、本発明による装置が、少なくとも、
−支持体基板をパターニングされた製品基板に接触させるための、特にローラによって支持体基板に応力を加えるための別の装置又は別のモジュールと、更に好適にはフィルムを積層化するための積層化装置と、
−パターニングされた製品基板から支持体基板を除去するための装置又はモジュールと、特に剥離装置と、
から構成されている。
オプションとして、本発明による実施の形態のために、更に、支持体基板をコーティング又は被覆するための装置又はモジュールが、特にスピンコーティング装置が設けられている。もっとも、本発明によるこの実施の形態においては、支持体基板が事前に、別の装置又はユニットによってコーティングされる場合には、その種のモジュールを省略することができる。
上述の3つの装置は、個々のモジュールの一部又は相互に互換性がある別個のモジュールであってよく、以下では、個別に又はクラスタの一部として使用することができる。上述の3つの各装置をそれぞれ別個のモジュールに設けることも考えられ、また本発明による処理を、モジュールのプロセスチェーンに沿って実施することができる。
本発明の更なる利点、特徴及び詳細は、好適な実施例についての下記の説明並びに図面より明らかになる。
本発明に従いパターニングされた製品基板の第1の実施の形態の、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 パターニングされた製品基板の第2の実施の形態の、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 本発明による方法の1つの実施の形態の処理ステップの、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 本発明による方法の1つの実施の形態の処理ステップの、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 本発明による方法の1つの実施の形態の処理ステップの、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 本発明による方法の1つの実施の形態の処理ステップの、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 本発明による方法の1つの実施の形態の処理ステップの、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 本発明による方法の1つの実施の形態の処理ステップの、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 本発明による方法の1つの実施の形態の処理ステップの、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 第1の最終製品(機能ユニットのパッケージング)の、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 第2の最終製品(機能ユニットのパッケージング)の、縮尺通りではない概略的な側面図を示す。 本発明による装置の1つの実施の形態の概略図を示す。
図中、同一の構成部材及び同一の機能を有する構成部材又は異なる処理状態にある構成部材には同一の参照番号が付されている。
図1aには、製品基板3の、縮尺通りではない概略的な側面図が示されており、この製品基板3は、
−複数の隆起部5が形成されているウェハ4と、
−隆起部5間に配置されている、カプセル化されるべき機能ユニット6と、
から形成されている。
ウェハ4は、平均厚さt1を有している。パターニングされた製品基板3の総厚は、相応に、t1よりも大きい。
図1bには、パターニングされた製品基板3’の、縮尺通りではない概略的な側面図が示されており、この製品基板3’は、
−エッチングによって凹部7を形成することにより生じている複数の隆起部5を備えている、特にエッチングによって形成されたウェハ4’と、
−隆起部5間に配置されている、即ち凹部7に配置されている、カプセル化されるべき機能ユニット6と、
から形成されている。
ウェハ4’は、平均厚さt1’を有している。この実施の形態において、パターニングされた製品基板3’の総厚は、特に厚さt1’に等しい。
図2aにおいては、支持体基板準備の本発明による第1の処理ステップが示されている。この第1の処理ステップでは、支持体基板1が、支持体基板表面1oとは反対側の面を用いて、試料ホルダ10に載置又は固定される。固定は、固定手段11によって、特に真空を印加することができる真空ストリップによって行われる。静電気式、電気式、接着式、磁気式又は機械式の固定も考えられ、それらの方式の固定によって、支持体基板1が試料ホルダ10に対して相対的に固定されて、固定状態に維持される。
ここでは、支持体基板1が支持体フィルムである。第1の処理ステップにおいて、支持体基板表面1oのクリーニングを行うことができる。このことは、特に、支持体基板表面1oが既に先行の処理ステップにおいてコーティング材料2でコーティングされたものであって、この段階で再利用されるべき場合に必要となる。
図2bには、本発明による第2の処理ステップが示されており、この第2の処理ステップにおいては、コーティング材料2が支持体基板表面1oに堆積される。堆積は、とりわけ、スピンコーティング装置において、択一的にスプレーコーティング装置において行われる。材料層厚t3を非常に正確に調整することができ、とりわけ、材料層厚t3は、マイクロメートルの範囲にあるか、更に好適にはナノメートルの範囲にある。
図2cに示した本発明による第3の処理ステップにおいては、パターニングされた製品基板3の粗い位置調整が行われる。製品基板3は、コーティング材料2が準備されている支持体基板1との関係において複数の隆起部5を備えているウェハ4から形成されている。パターニングされた製品基板3もまた、試料ホルダ10’によって固定手段11’を介して固定される。支持体基板1に関するパターニングされた製品基板3の正確な位置調整は不要である。何故ならば、隆起部5の隆起部表面5oは、どの位置においても、コーティング材料2の部分の上方に位置しており、後に接触させた際に、コーティング材料2と接触するからである。
後続の図面においては、本発明による処理の実施に際し、パターニングされた製品基板3の上に支持体基板1を、特に支持体フィルムを載置乃至積層化することが好ましいにもかかわらず、試料ホルダ10における支持体基板1を常に下側に図示する。更に、支持体基板1を固定する試料ホルダ10が、特に積層化装置の固定装置であることが開示され、この固定装置は、支持体基板1を、特に支持体フィルムを固定し、特に緊張させ、その結果、支持体フィルムを、コーティングすべきパターニングされた製品基板3に積層化することができる。従って、支持体基板1は全面では支持されない。
図2dに示した本発明による第4の処理ステップにおいては、隆起部表面5oがコーティング材料2に接触される。この処理ステップにおいては、パターニングされた製品基板3を、一種のスタンプとみなすことができる。隆起部表面5oへのコーティング材料2の転写は、とりわけ力によって、特に面積力Fによって、支援又は強化されるか、それどころか、そのような力によって漸く実現される。
図2eに示した、特別な、特に代替的又は付加的な本発明による処理ステップにおいては、より最適な材料転写が、可動の力伝達手段12を使用して、特にローラを使用して行われる。その場合、力伝達手段12は、力Fを、特に直線力を支持体基板1の裏側に、特に支持体フィルムの裏側に加え、それによって、支持体基板1から隆起部表面5oへの材料転写を支援する。力伝達手段12の力伝達を実現するために、支持体基板1を固定する試料ホルダ10が十分に弾性である限りにおいて、図2eに示した本発明による処理ステップを、図2dに示した本発明による処理ステップと組み合わせることができる。
図2fに示した本発明による第1の分離ステップにおいては、支持体基板1が、特に支持体フィルムが、隆起部表面5oから剥がされる。この剥がしは、特に周縁にある1つ又は複数の箇所から開始される。従って、剥がしは特に全面ではない。
図2gに示した、択一的な本発明による第2の分離ステップにおいては、支持体基板1及びパターニングされた製品基板3が、垂直力によって、特に面積力によって相互に離される。
図3a及び図3bには、パターニングされた製品基板3、3’を最終製品9、9’(機能ユニットのパッケージング)にカプセル化するための2つの実現手段が示されている。
図3aに示した実施の形態においては、カプセル化が、ウェハの形態のカバー8を、本発明に従い転写されたコーティング材料2’にボンディングすることによって行われる。
図3bに示した実施の形態では、個別のカバー8’によってカプセル化が行われる最終製品9’が示されている。個別のカバー8’を、例えばチップ・ツー・ウェハボンダ(Chip−to−Wafer Bonder)によって位置決めしてボンディングすることができる。
図4には、コーティング装置13、積層化装置14(接触手段)及び剥離装置15(分離手段)から形成されている、本発明による装置16の概略図が示されている。この関係において、積層化装置14とは、支持体基板1から隆起部表面5oへのコーティング材料2、2’の本発明による層転写を実施することができる装置であると解される。特に、従来の積層化装置であると解される。もっとも、支持体基板1を近付けることによってパターニングされた製品基板3に接近させるボンダ、特にウェハボンダの使用も考えられる。
この関係において、剥離装置15とは、パターニングされた製品基板3から、特に隆起部表面5oから支持体基板1を本発明に従い離すことができる装置であると解される。特に、従来の剥離装置であると解される。
積層化装置14のなかには、剥離装置15としても同時に使用できるものもある。
必要とされる基板の取り扱い、操作又は積み降ろしのために必要になる、ロボットシステム、ウェハカセット、特にFOUP又はその他の必要とされる全ての構成部材は図示していない。
1 支持体基板
2、2’ コーティング材料
3、3’ 製品基板
4、4’ ウェハ
5、5’ 隆起部
5o、5o’ 隆起部表面
6 機能ユニット
7 凹部
8、8’ カバー
9 最終製品
10、10’ 試料ホルダ
11、11’ 固定手段
12 力伝達手段
13 コーティング装置
14 積層化装置
15 剥離装置
16 装置

Claims (6)

  1. 少なくとも部分的に、凹部(7)に配置されている機能ユニット(6)を有している製品基板(3、3’)の隆起部(5、5’)の隆起部表面(5o、5o’)をコーティングするための方法であって、
    前記方法は、
    −前記隆起部表面(5o、5o’)を、支持体基板(1)に設けられているコーティング材料(2、2’)と接触させるステップと、
    −前記コーティング材料(2、2’)が前記製品基板(3、3’)に部分的に残るように、前記支持体基板(1)を前記隆起部表面(5o、5o’)から分離させるステップであって、前記支持体基板(1)を、部分的に且つ段階的に、前記隆起部表面(5o、5o’)から分離させるステップと、
    を、記載の順序で備えている方法において、
    前記接触後及び/又は前記接触中に力を加えて、前記隆起部表面(5o、5o’)に前記コーティング材料(2、2’)を固定し、前記力を、移動する力伝達手段(12)によって、前記支持体基板(1)の、前記接触が行われる側とは反対側の面を介して加え、
    前記コーティング材料(2、2’)は、ポリマーからなり、
    前記力が作用している間の温度は、前記ポリマーのガラス遷移温度を上回
    前記機能ユニットは、マイクロシステムである、
    ことを特徴とする、方法。
  2. 前記製品基板(3、3’)に残る前記コーティング材料(2、2’)は、少なくとも大部分、前記隆起部表面(5o、5o’)に残る、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記機能ユニット(6)の、少なくとも前記凹部に位置する部分には、前記コーティング材料(2、2’)を設けない、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 支持体基板(1)として、支持体フィルムを使用する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記力を加えることを、第1の力F1と、前記第1の力F1に対抗する第2の力F2/F2’と、を用いて行う、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記分離後に、前記コーティング材料(2、2’)を介して、前記隆起部表面(5o、5o’)に少なくとも1つのカバー(8、8’)をボンディングすることによって、前記機能ユニット(6)をカプセル化する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
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