JP6707152B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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    • F28F1/38Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and being staggered to form tortuous fluid passages

Description

本発明は、空気調和装置に関し、特に凝縮器の構造に関するものである。
自然循環式の空気調和装置に用いられる凝縮器において、伝熱管が複数折り返されて冷媒の流路が形成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
実公昭61−33428号公報
従来、設置スペースが広くない場所に凝縮器を設置したいような場合、凝縮器を鉛直方向に対して傾けて設置することが考えられる。しかし、特許文献1に記載の凝縮器を鉛直方向に対して傾けて設置すると伝熱管の折り返された部分がトラップとなり、伝熱管によって形成された流路を液冷媒が流れにくくなって、液冷媒が凝縮器に滞留してしまうという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、凝縮器を鉛直方向に対して傾けて設置しても、液冷媒が凝縮器に滞留するのを抑制することができる空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明に係る空気調和装置は、凝縮器と蒸発器とが配管で接続され、前記凝縮器と前記蒸発器との間を冷媒が循環する冷媒回路を備え、前記凝縮器は、千鳥配置された4列以上の伝熱管を有し、複数の前記伝熱管と、隣接する前記伝熱管の端部同士を連結する第1U字管とで形成されており、液冷媒を一方の外側の列に配置された前記伝熱管から他方の外側の列へ配置された前記伝熱管へ導く第1流路と、前記一方の外側の列に配置された前記伝熱管の端部と前記他方の外側の列に配置された前記伝熱管の端部とを連結する第2U字管とで形成されており、液冷媒を前記他方の外側の列に配置された前記伝熱管から前記一方の外側の列に配置された前記伝熱管へ導く第2流路とで構成される冷媒の流路を有し、前記流路は、上段の前記伝熱管に形成された流入口から下段の前記伝熱管に形成された流出口に至るまで、前記第1流路と前記第2流路とが交互に形成されているものであり、前記第1流路および前記第2流路は、上流側から下流側に向かって下方に傾いているものである。
本発明に係る空気調和装置によれば、凝縮器は、千鳥配置された複数の伝熱管を有し、液冷媒を一方の外側の列に配置された伝熱管から他方の外側の列へ配置された伝熱管へ導く第1流路と、液冷媒を他方の外側の列に配置された伝熱管から一方の列に配置された伝熱管へ導く第2流路とで構成される冷媒の流路を有し、その流路は、上段の伝熱管に形成された流入口から下段の伝熱管に形成された流出口に至るまで、第1流路と第2流路とが交互に形成されているものであり、第1流路および第2流路は、上流側から下流側に向かって下方に傾いている。そのため、凝縮器を鉛直方向に対して傾けて設置しても、液冷媒が凝縮器に滞留するのを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の冷媒回路を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室外機の構造を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の凝縮器を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の冷媒回路を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の室外機の構造を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の凝縮器を説明する図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和装置の冷媒回路を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の冷媒回路を示す図である。なお、図1中の矢印は冷媒の流れを示している。
本実施の形態1に係る空気調和装置は、自然循環式であり、図1に示すように、屋外に設置される凝縮器1と、屋内に設置される蒸発器3とを備えている。また、本実施の形態1に係る空気調和装置は、凝縮器1と蒸発器3とが液管2およびガス管4で接続され、凝縮器1と蒸発器3との間を冷媒が循環する冷媒回路を備えている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室外機10の構造を示す模式図である。なお、図2中の矢印は空気の流れを示している。
図2に示すように、本実施の形態1に係る凝縮器1は、室外機10の内部に設けられており、蒸発器3は、室内機(図示せず)の内部に設けられている。室外機10は、外郭を構成し、上部には吹き出し口13が形成され、下部には吸い込み口12が形成された筐体11と、筐体11の内部に鉛直方向に対して傾いて設置された凝縮器1と、凝縮器1と吹き出し口13との間の2次風路側に設置された送風機14と、を備えている。
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の凝縮器1を説明する図である。なお、図3の右側は、凝縮器1の一部を拡大した図である。また、その拡大した図中の矢印は冷媒の流れを示している。
図3に示すように、凝縮器1は、フィンチューブ型であり、後述するヘアピン管16aの直線部分が4列に千鳥配置されている。この凝縮器1は、同じ方向に複数積層された板状フィン15と、板状フィン15の貫通穴(図示せず)に挿通されるヘアピン管16aと、板状フィン15の外側において隣接するヘアピン管16aの端部同士を連結する第1U字管16bと、一方の外側の列である第1列(図3の紙面左側)に配置されたヘアピン管16aの端部と他方の外側の列である第4列(図3の紙面右側)に配置されたヘアピン管16aの端部とを連結する第2U字管16cとで構成されている。
なお、ヘアピン管16aの直線部分は、本発明の「伝熱管」に相当する。また、本実施の形態1では、凝縮器1の構成要素としてヘアピン管16aを用いたが、ヘアピン管16aを直線形状の伝熱管と第1U字管16bとで構成し、それを用いてもよい。
第2U字管16cは、上記の通り、第1列に配置されたヘアピン管16aの端部と第4列に配置されたヘアピン管16aの端部とを連結するが、第1列に配置されたヘアピン管16aの端部の方が第4列に配置されたヘアピン管16aの端部よりも3段下に配置されている。つまり、第2U字管16cは、第4列に配置されたヘアピン管16aの端部と、第1列に配置されたヘアピン管16aの端部のうち第4列に配置されたヘアピン管16aの端部よりも3段下の端部とを連結する。
凝縮器1内を流れる冷媒の流路は、ヘアピン管16aおよび第1U字管16bにより形成され、液冷媒を第1列から第4列へ導く第1流路と、第2U字管16cにより形成され、液冷媒を第4列から第1列へ導く第2流路とで構成されている。そして、その冷媒の流路は、第1列の上段に形成された流入口(図示せず)から第4列の下段に形成された流出口(図示せず)に至るまで、第1流路と第2流路とが交互に形成されている。
第1流路の上流側である第1列に配置されたヘアピン管16aの端部は、第1流路の下流側である第4列に配置されたヘアピン管16aの端部よりも上側に配置されている。また、第2流路の上流側である第4列に配置されたヘアピン管16aの端部は、第2流路の下流側である第1列に配置されたヘアピン管16aの端部よりも上側に配置されている。そのため、第1流路および第2流路は、上流側から下流側に向かって下方に傾いており、冷媒の流路は、液冷媒が流れやすい構造となっている。
また、冷媒の流路は3つ並列に形成されており、1つ目の冷媒の流路は第1+3x段目の第1流路を流れ、2つ目の冷媒の流路は第2+3x段目の第1流路を流れ、3つ目の冷媒の流路は第3+3x段目の第1流路を流れる。なお、x=0、1、2、3・・・である。
つまり、例えば、第1段目の第1流路を流れる液冷媒は、ヘアピン管16aおよび第1U字管16bを通過して第1列の第1段から第4列の第1段目に到達した後、第2U字管16cを通過して第1列の前記第1段目よりも3段下の第4段目に到達する。その後、第4段目の第1流路を流れる液冷媒は、ヘアピン管16aおよび第1U字管16bを通過して第1列の第4段目から第4列の第4段目に到達した後、第2U字管16cを通過して第1列の前記第4段目よりも3段下の第7段目に到達する。以後、液冷媒は、流出口に至るまでこの流れを繰り返す。
図3に示す角度αは、第2U字管16cと水平方向との角度、つまり第2流路と水平方向との角度であり、図3に示す角度βは、ヘアピン管16aおよび第1U字管16bと水平方向との角度、つまり第1流路と水平方向との角度である。
凝縮器1は、室外機10の筐体11の内部において、鉛直方向に対する傾きLが0≦L<αまたはβ<L≦0、つまりβ<L<αとなるように設置されている。ここで、凝縮器1は、段ピッチDp=20.4mm、列ピッチLp=17.7mmの千鳥配列を有しており、α=30°、β=−30°である。
凝縮器1が、室外機10の筐体11の内部において、β<L<αとなるように設置されることで、第1流路および第2流路が水平方向とならず、第1流路および第2流路を下方に傾けることができる。そのため、凝縮器1を鉛直方向に対して傾けて設置しても、液冷媒が流れにくくなって凝縮器1に滞留するのを抑制することができる。
次に、凝縮器1の動作について説明する。
屋外温度<屋内温度である条件において、凝縮器1は、蒸発器3でガス化し、ガス管4を通過したガス冷媒を、凝縮して液冷媒にする。この凝縮器1は、室外機10の筐体11の内部において鉛直方向に対して傾いて設置されているため、冷媒の流路にトラップが形成されず、液冷媒が凝縮器1に滞留されることなく、凝縮器1の流出口側に接続された液管2に導かれるようになっており、自然循環が実現される。
以上、本実施の形態1に係る空気調和装置は、凝縮器1と蒸発器3とが配管で接続され、凝縮器1と蒸発器3との間を冷媒が循環する冷媒回路を備え、凝縮器1は、千鳥配置された複数の伝熱管を有し、液冷媒を一方の外側の列に配置された伝熱管から他方の外側の列へ配置された伝熱管へ導く第1流路と、液冷媒を他方の外側の列に配置された伝熱管から一方の列に配置された伝熱管へ導く第2流路とで構成される冷媒の流路を有し、その流路は、上段の伝熱管に形成された流入口から下段の伝熱管に形成された流出口に至るまで、第1流路と第2流路とが交互に形成されているものであり、第1流路および第2流路は、上流側から下流側に向かって下方に傾いているものである。
本実施の形態1に係る空気調和装置によれば、凝縮器1は、千鳥配置された複数の伝熱管を有し、液冷媒を一方の外側の列に配置された伝熱管から他方の外側の列へ配置された伝熱管へ導く第1流路と、液冷媒を他方の外側の列に配置された伝熱管から一方の列に配置された伝熱管へ導く第2流路とで構成される冷媒の流路を有し、その流路は、上段の伝熱管に形成された流入口から下段の伝熱管に形成された流出口に至るまで、第1流路と第2流路とが交互に形成されているものであり、第1流路および第2流路は、上流側から下流側に向かって下方に傾いている。そのため、凝縮器1を鉛直方向に対して傾けて設置しても、液冷媒が凝縮器1に滞留するのを抑制することができる。
また、自然循環において、凝縮器1に滞留するのを抑制することができるため、冷媒回路内の液冷媒の分布を制御することができる。
また、本実施の形態1に係る凝縮器1は、パス抜き配管を設ける必要がないため、高効率熱交換を実現することができる。
なお、本実施の形態1では、凝縮器1の段ピッチDp=20.4mm、列ピッチLp=17.7mmとしたが、それに限定されず、他の段ピッチおよび列ピッチでもよい。また、凝縮器1の列数を4列としたが、それに限定されず、他の列数でもよい。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図4は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の冷媒回路を示す図である。なお、図4中の矢印は冷媒の流れを示している。
本実施の形態2に係る空気調和装置は、液ポンプ5による循環式であり、図4に示すように、実施の形態1に係る冷媒回路に対して、液管2に冷媒を循環させる液ポンプ5が設けられている。具体的には、液ポンプ5の吸入側と凝縮器1、および、液ポンプ5の吐出側と蒸発器3とが、それぞれ液管2で接続されている。
図5は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の室外機10aの構造を示す模式図である。なお、図5中の矢印は空気の流れを示している。
図5に示すように、本実施の形態2に係る凝縮器1は、室外機10aの内部に設けられており、蒸発器3は、室内機(図示せず)の内部に設けられている。室外機10aは、外郭を構成し、上部には吹き出し口13が形成され、下部には吸い込み口12が形成された筐体11と、筐体11の内部に鉛直方向に対して傾いて設置された凝縮器1と、凝縮器1と吹き出し口13との間の2次風路側に設置された送風機14と、吸い込み口12と凝縮器1との間の1次風路側に設置された液ポンプ5と、を備えている。
図6は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の凝縮器1を説明する図である。なお、図6の右側は、凝縮器1の一部を拡大した図である。また、その拡大した図中の矢印は冷媒の流れを示している。
図6に示すように、凝縮器1は、フィンチューブ型であり、後述するヘアピン管16aの直線部分が6列に千鳥配置されている。この凝縮器1は、同じ方向に複数積層された板状フィン15と、板状フィン15の貫通穴(図示せず)に挿通されるヘアピン管16aと、板状フィン15の外側において隣接するヘアピン管16aの端部同士を連結する第1U字管16bと、一方の外側の列である第1列(図6の紙面左側)に配置されたヘアピン管16aの端部と他方の外側の列である第6列(図6の紙面右側)に配置されたヘアピン管16aの端部とを連結する第2U字管16cとで構成されている。
第2U字管16cは、上記の通り、第1列に配置されたヘアピン管16aの端部と第6列に配置されたヘアピン管16aの端部とを連結するが、第1列に配置されたヘアピン管16aの端部の方が第6列に配置されたヘアピン管16aの端部よりも5段下に配置されている。つまり、第2U字管16cは、第6列に配置されたヘアピン管16aの端部と、第1列に配置されたヘアピン管16aの端部のうち第6列に配置されたヘアピン管16aの端部よりも5段下の端部とを連結する。
凝縮器1内を流れる冷媒の流路は、ヘアピン管16aおよび第1U字管16bにより形成され、液冷媒を第1列から第6列へ導く第1流路と、第2U字管16cにより形成され、液冷媒を第6列から第1列へ導く第2流路とで構成されている。そして、その冷媒の流路は、第1列の上段に形成された流入口(図示せず)から第6列の下段に形成された流出口(図示せず)に至るまで、第1流路と第2流路とが交互に形成されている。
第1流路の上流側である第1列に配置されたヘアピン管16aの端部は、第1流路の下流側である第6列に配置されたヘアピン管16aの端部よりも上側に配置されている。また、第2流路の上流側である第6列に配置されたヘアピン管16aの端部は、第2流路の下流側である第1列に配置されたヘアピン管16aの端部よりも上側に配置されている。そのため、第1流路および第2流路は、上流側から下流側に向かって下方に傾いており、冷媒の流路は、液冷媒が流れやすい構造となっている。
また、冷媒の流路は5つ並列に形成されており、1つ目の冷媒の流路は第1+5x段目の第1流路を流れ、2つ目の冷媒の流路は第2+5x段目の第1流路を流れ、3つ目の冷媒の流路は第3+5x段目の第1流路を流れ、4つ目の冷媒の流路は第4+5x段目の第1流路を流れ、5つ目の冷媒の流路は第5+5x段目の第1流路を流れる。なお、x=0、1、2、3・・・である。
つまり、例えば、第1段目の第1流路を流れる液冷媒は、ヘアピン管16aおよび第1U字管16bを通過して第1列の第1段から第4列の第1段目に到達した後、第2U字管16cを通過して第1列の前記第1段目よりも5段下の第6段目に到達する。その後、第6段目の第1流路を流れる液冷媒は、ヘアピン管16aおよび第1U字管16bを通過して第1列の第6段目から第4列の第6段目に到達した後、第2U字管16cを通過して第1列の前記第6段目よりも5段下の第11段目に到達する。以後、液冷媒は、流出口に至るまでこの流れを繰り返す。
図6に示す角度αは、第2U字管16cと水平方向との角度、つまり第2流路と水平方向との角度であり、図6に示す角度βは、ヘアピン管16aおよび第1U字管16bと水平方向との角度、つまり第1流路と水平方向との角度である。
凝縮器1は、室外機10aの筐体11の内部において、鉛直方向に対する傾きLが0≦L<αまたはβ<L≦0、つまりβ<L<αとなるように設置されている。ここで、凝縮器1は、段ピッチDp=20.4mm、列ピッチLp=17.7mmの千鳥配列を有しており、α=30°、β=−30°である。
凝縮器1が、室外機10aの筐体11の内部において、β<L<αとなるように設置されることで、第1流路および第2流路が水平方向とならず、第1流路および第2流路を下方に傾けることができる。そのため、凝縮器1を鉛直方向に対して傾けて設置しても、液冷媒が流れにくくなって凝縮器1に滞留するのを抑制することができる。
次に、凝縮器1の動作について説明する。
屋外温度<屋内温度である条件において、凝縮器1は、蒸発器3でガス化し、ガス管4を通過したガス冷媒を、凝縮して液冷媒にする。この凝縮器1は、室外機10aの筐体11の内部において鉛直方向に対して傾いて設置されているため、冷媒の流路にトラップが形成されず、液冷媒が凝縮器1に滞留されることなく、凝縮器1の流出口側に接続された液管2に設けられた液ポンプ5に導かれるようになっており、液ポンプ5による循環が実現される。
以上、本実施の形態2に係る空気調和装置の冷媒回路は、液ポンプ5を備え、液ポンプ5の吸入側と凝縮器1とが配管で接続され、液ポンプ5の吐出側と蒸発器3とが配管で接続されているものである。そのため、本実施の形態2に係る空気調和装置によれば、冷媒回路において、液冷媒が凝縮器1に滞留されることなく、液ポンプ5による冷媒の循環を実現することができる。
なお、本実施の形態2では、凝縮器1の段ピッチDp=20.4mm、列ピッチLp=17.7mmとしたが、それに限定されず、他の段ピッチおよび列ピッチでもよい。また、凝縮器1の列数を6列としたが、それに限定されず、他の列数でもよい。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3について説明するが、実施の形態1および2と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1および2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図7は、本発明の実施の形態3に係る空気調和装置の冷媒回路を示す図である。なお、図7中の矢印は冷媒の流れを示している。
本実施の形態3に係る空気調和装置は、液ポンプ5および圧縮機6による複合循環式であり、図6に示すように、実施の形態2に係る冷媒回路に対して、ガス管4に冷媒を圧縮する圧縮機6が設けられており、液ポンプ5の吐出側と蒸発器3との間に冷媒を減圧させる絞り装置7が設けられている。また、凝縮器1と液ポンプ5の吸入側との間に液冷媒を溜めるレシーバ9が設けられており、そのレシーバ9と液ポンプ5の吸入側との間に冷媒を過冷却する過冷却熱交換器17が設けられている。さらに、液ポンプ5と並列に液冷媒の逆流を防止する第1逆止弁8aが設けられており、圧縮機6と並列に液冷媒の逆流を防止する第2逆止弁8bが設けられている。
次に、凝縮器1の動作について説明する。
屋外温度<屋内温度である条件において、凝縮器1は、蒸発器3でガス化し、ガス管4を通過したガス冷媒を、凝縮して液冷媒にする。この凝縮器1は、室外機10aの筐体11の内部において鉛直方向に対して傾いて設置されているため、冷媒の流路にトラップが形成されず、液冷媒が凝縮器1に滞留されることなく、凝縮器1の流出口側に接続された液管2に設けられたレシーバ9に導かれるようになっており、液ポンプ5および圧縮機6による複合循環が実現される。
以上、本実施の形態3に係る空気調和装置の冷媒回路は、圧縮機6と絞り装置7とを備え、圧縮機6の吸入側と蒸発器3とが配管で接続され、圧縮機6の吐出側と凝縮器1とが配管で接続されており、液ポンプ5と蒸発器3との間に絞り装置7が設けられているものである。そのため、本発明の実施の形態3に係る空気調和装置によれば、冷媒回路において、液冷媒が凝縮器1に滞留されることなく、液ポンプ5および圧縮機6による複合循環を実現することができる。
1 凝縮器、2 液管、3 蒸発器、4 ガス管、5 液ポンプ、6 圧縮機、7 絞り装置、8a 第1逆止弁、8b 第2逆止弁、9 レシーバ、10 室外機、10a 室外機、11 筐体、12 吸い込み口、13 吹き出し口、14 送風機、15 板状フィン、16a ヘアピン管、16b 第1U字管、16c 第2U字管、17 過冷却熱交換器。

Claims (4)

  1. 凝縮器と蒸発器とが配管で接続され、前記凝縮器と前記蒸発器との間を冷媒が循環する冷媒回路を備え、
    前記凝縮器は、
    千鳥配置された4列以上の伝熱管を有し、
    複数の前記伝熱管と、隣接する前記伝熱管の端部同士を連結する第1U字管とで形成されており、液冷媒を一方の外側の列に配置された前記伝熱管から他方の外側の列へ配置された前記伝熱管へ導く第1流路と、前記一方の外側の列に配置された前記伝熱管の端部と前記他方の外側の列に配置された前記伝熱管の端部とを連結する第2U字管とで形成されており、液冷媒を前記他方の外側の列に配置された前記伝熱管から前記一方の外側の列に配置された前記伝熱管へ導く第2流路とで構成される冷媒の流路を有し、前記流路は、上段の前記伝熱管に形成された流入口から下段の前記伝熱管に形成された流出口に至るまで、前記第1流路と前記第2流路とが交互に形成されているものであり、
    前記第1流路および前記第2流路は、上流側から下流側に向かって下方に傾いているものである
    空気調和装置。
  2. 前記第2流路と水平方向との角度をαとし、
    前記第1流路と水平方向との角度をβとした場合、
    前記凝縮器は、鉛直方向に対する傾きLがβ<L<αとなるように設置されている
    請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記冷媒回路は、
    液ポンプを備え、
    前記液ポンプの吸入側と前記凝縮器とが配管で接続され、前記液ポンプの吐出側と前記蒸発器とが配管で接続されている
    請求項1または2に記載の空気調和装置。
  4. 前記冷媒回路は、
    圧縮機と絞り装置とを備え、
    前記圧縮機の吸入側と前記蒸発器とが配管で接続され、前記圧縮機の吐出側と前記凝縮器とが配管で接続されており、
    前記液ポンプと前記蒸発器との間に前記絞り装置が設けられている
    請求項3に記載の空気調和装置。
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