JP6706451B2 - 電子署名を確認するための装置、方法及びそのためのプログラム - Google Patents

電子署名を確認するための装置、方法及びそのためのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子署名を確認するための装置、方法及びそのためのプログラムに関し、より詳細には、主に紙の書類に対する電子署名を確認するための装置、方法及びそのためのプログラムに関する。
社内決裁のための稟議書のように、なんらかの書類が作成され、承認権限を有する者がそれに承認を与えるという行為が日々無数に行われている。
しかしながら、書類としては紙媒体が依然として多く、電子化による効率化が望まれており、本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電子署名の利用を容易にすることにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、紙の書類に対する電子署名を行うための方法であって、前記書類を電子化した書類画像を含む署名対象データに対して秘密鍵により署名を行うステップと、前記署名対象データ及び前記署名を送信するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記署名対象データは、署名の日付又は日時を含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記署名対象データは、署名者による承認又は却下に関する入力を含むことを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれかの態様において、前記署名対象データは、署名者IDを含むことを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、第1の態様において、前記送信は、前記書類画像内のいずれかの領域を所定の色で塗りつぶした画像を前記署名対象データとして、前記署名を表す二次元コードを前記領域内に配置した画像の送信であることを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記所定の色は、0xFFFFFF又は0xFBFBFBであることを特徴とする。
また、本発明の第7の態様は、第5又は第6の態様において、前記二次元コードは、前記署名に加えて署名者IDを表すことを特徴とする。
また、本発明の第8の態様は、第5から第7のいずれかの態様において、前記署名対象データは、前記書類画像内のいずれかの位置に配置された署名の日付又は日時を含むことを特徴とする。
また、本発明の第9の態様は、第5から第7のいずれかの態様において、前記署名対象データは、前記書類画像内のいずれかの位置に配置された署名者による承認又は却下に関する入力を含むことを特徴とする。
また、本発明の第10の態様は、コンピュータに、紙の書類に対する電子署名を行うための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、前記書類を電子化した書類画像を含む署名対象データに対して秘密鍵により署名を行うステップと、前記署名対象データ及び前記署名を送信するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第11の態様は、紙の書類に対する電子署名を行うための装置であって、前記書類を電子化した書類画像を含む署名対象データに対して秘密鍵により署名を行い、前記署名対象データ及び前記署名を送信することを特徴とする。
また、本発明の第12の態様は、紙の書類に対する電子署名を確認するための方法であって、前記書類を電子化した書類画像を含む署名対象データ及び前記署名対象データに対する秘密鍵による署名を受信するステップと、前記署名を公開鍵により検証するステップと、前記検証に成功した場合、前記書類画像に視覚的要素をオーバーレイして表示するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第13の態様は、第12の態様において、前記視覚的要素は、前記公開鍵の所有者に関連づけられていることを特徴とする。
また、本発明の第14の態様は、第13の態様において、前記視覚的要素は、前記公開鍵の所有者に関連づけられた印影であることを特徴とする。
また、本発明の第15の態様は、第12の態様において、前記署名対象データは、署名者による承認又は却下に関する入力を含み、前記視覚的要素は、前記入力に応じて異なることを特徴とする。
また、本発明の第16の態様は、第12の態様において、前記署名対象データは、署名者によるコメントの入力を含み、前記検証に成功した場合、前記書類画像にオーバーレイして前記コメントを表示又は表示可能にするステップを含むことを特徴とする。
また、本発明の第17の態様は、第12から第16のいずれかの態様において、前記署名対象データは、署名者IDを含むことを特徴とする。
また、本発明の第18の態様は、第12の態様において、前記受信は、前記書類画像内のいずれかの領域を所定の色で塗りつぶした画像を前記署名対象データとして、前記署名を表す二次元コードを前記領域内に配置した画像の受信であることを特徴とする。
また、本発明の第19の態様は、第18の態様において、前記二次元コードは、前記署名に加えて署名者IDを表すことを特徴とする。
また、本発明の第20の態様は、第17又は第19の態様において、前記署名者IDは、前記公開鍵であることを特徴とする。
また、本発明の第21の態様は、第20の態様において、前記公開鍵に基づいて、公開鍵と署名者となり得る者との対応づけを参照して受信した前記公開鍵の正当性を確認するステップをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の第22の態様は、第17又は第19の態様において、前記署名者IDは、前記公開鍵ではなく、前記公開鍵は、前記署名者IDに基づいて、署名者になり得る者と公開鍵との対応づけを参照して取得することを特徴とする。
また、本発明の第23の態様は、第20又は第22の態様において、取得した前記公開鍵の保有者の本人確認要求を送信するステップをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の第24の態様は、第12から第23のいずれかの態様において、前記署名対象データは、日付又は日時を含み、前記検証に成功し、かつ、前記日付又は日時が検証規則を満たす場合、前記書類画像に肯定的な視覚的要素をオーバーレイして表示するステップをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の第25の態様は、電子署名を確認するための方法であって、映像を含む署名対象データ及び前記署名対データに対する秘密鍵による署名を受信するステップと、前記署名を公開鍵により検証するステップと、前記検証に成功した場合、前記映像に視覚的要素をオーバーレイして表示するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第26の態様は、コンピュータに、紙の書類に対する電子署名を確認するための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、前記書類を電子化した書類画像を含む署名対象データ及び前記署名対データに対する秘密鍵による署名を受信するステップと、前記署名を公開鍵により検証するステップと、前記検証に成功した場合、前記書類画像に視覚的要素をオーバーレイして表示するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第27の態様は、紙の書類に対する電子署名を確認するための機器であって、前記書類を電子化した書類画像を含む署名対象データ及び前記署名対データに対する秘密鍵による署名を受信し、前記署名を公開鍵により検証し、前記検証に成功した場合、前記書類画像に視覚的要素をオーバーレイして前記機器の表示画面に表示することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、電子署名を確認するための方法において、文書画像を含む署名対象データと共に受信した署名の公開鍵による検証に成功した場合に当該文書画像に視覚的要素をオーバーレイして表示することによって、電子署名の利用を容易にすることができる。
本発明の一実施形態にかかる電子署名装置を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる署名対象データを模式的に示す図である。 本発明の一実施形態にかかる電子署名方法の流れを示す図である。 本発明の一実施形態にかかる署名に二次元コードを用いた例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる電子署名の確認方法の流れを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態にかかる電子署名装置を示す。電子署名装置100は、撮像素子等の撮像部101を有し、装置100を利用する承認者の承認対象となる書類110を画像201として電子化する。たとえば、画像は一般的なJPEG形式等とすることができる。そして、必要に応じて承認日などの日付202、署名時の入力203等を含めて署名対象データ200として(図2参照)、電子署名が行われる。日付202は、日時とすることもできるが、以下では簡単のため、日付として説明する。
電子署名装置100は、撮像部101の他に、通信インターフェースなどの通信部102と、プロセッサ、CPU等の処理部103と、メモリ、ハードディスク等の記憶装置又は記憶媒体を含む記憶部104とを備えるコンピュータであり、所定のプログラムを実行することによって、本明細書で説明する各処理を実現することができる。当該プログラムは、1又は複数のプログラムを含むことがあり、また、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録して非一過性のプログラムプロダクトとすることができる。電子署名装置100は、スマートフォン、タブレット等の撮像可能な携帯端末とすることができる。
機器120は、コンピュータ・ネットワークを介して電子署名装置100と直接的又は間接的に通信して署名済みの書類画像を受信可能であり、図示はしないものの、同様のハードウェアの構成を有することができ、また、撮像部は有しないものとすることができる。
図3に、本発明の第1の実施形態にかかる電子署名方法の流れを示す。まず、電子署名装置100が、署名対象の書類110を撮像して画像201として電子化する(S301)。書類画像201に日付202、コメント203等を必要に応じて加えて署名対象データ200として、電子署名装置100又は電子署名装置100からアクセス可能な記憶媒体又は記憶装置に記憶された秘密鍵により署名する(S302)。そして、電子署名装置100は、署名対象データ200に署名を付加して機器120に送信する(S303)。署名、更には送信まで、書類の撮像又は撮像結果の保存を契機として自動的に行うようにしてもよい。署名対象データ200及びこれに付加された署名をまとめて「検証対象データ」と呼ぶことがある。
署名済みの署名対象データ200を受信した機器120において署名の検証を行うためには、署名に用いられた秘密鍵に対応する公開鍵が必要となるところ、承認者を識別するための承認者IDを署名対象データ200の一部として送信したり、署名対象データ200に加えて署名対象データ200と同時又はその前後に送信したりすることができる。ここで、一例においては、公開鍵そのものを承認者IDとする。また、署名対象データ200に対する署名は、署名対象データ200のハッシュ値に対する署名を含むものとする。
たとえば、書類110が稟議書の場合、起案者が用いる機器120に署名が付加された署名対象データ200を送信することが考えられる。起案者等に直接的に送信するのではなく、社内等、一定の範囲の機器ないしは一定の条件を満たす機器からアクセス可能なデータベース又はブロックチェーンに署名対象データ及びこれに対する署名を記憶しておき、機器120は、当該データベース又はブロックチェーンにアクセスしてこれらのデータを入手するようにしてもよい。当該データベース又はブロックチェーンへのアクセスを社内などに限定しないことも考えられる。
一例として、署名対象データ200に対する署名の付加は、画像201内又はその近傍のいずれかの位置に当該署名を表すQRコード(登録商標)等の二次元コードを配置することによって行うことができる。二次元コードの配置位置は、右上、左上、左下、右下等、予め定めておくことができるが、書類110が撮像された後に二次元コードの配置位置を決定するための画面を電子署名装置100の表示画面に表示して、承認者が指定するようにすることもできる。日付202、入力203等についても、画像201内又はその近傍のいずれかの位置を同様に定めて、配置することができる。より具体的には、画像201の内側の右上、左上、左下又は右下のいずれかの領域のピクセルを白又は黒でクリアにし、この領域に黒又は白で日付202、入力203等を表示し、さらに署名を表す二次元コードを表示することが考えられる。日付202等を第1の白又は黒の領域に表示し、二次元コードは第1の領域以外の第2の白又は黒の領域に表示してもよい。クリアする領域の色としては、0xFFFFFFを用いる場合の他に0xFBFBFB等を用いてもよい。
日付202、入力203等の画像201以外の要素が存在しない場合には、二次元コードが配置された画像を一般的なJPEG形式等の画像として新たに生成することによって、検証対象データを一般的な形式の画像とすることができ、図2に示す独自のデータ構造を採用するよりも取り扱いが容易になる。日付202が存在する場合には、二次元コードに加えて日付202が配置された画像を新たに画像として生成すればよく、入力203が存在する場合にも同様である。この場合、二次元コードにより表される署名の署名対象データ200は、画像201に日付202が配置された画像となる。入力203が存在する場合にこれも画像201の上に配置するならば、画像201に日付202及び入力203が配置された画像が署名対象データ200となる。
承認者IDについては、承認者ID及び署名を二次元コードで表すようにしたり、画像のファイル名を承認者IDとしたりすることができ、また、公開鍵暗号方式の種類によっては、署名から公開鍵を承認者IDとして逆算することができる。たとえば、ECDSAの場合である。
図4に、署名に二次元コードを用いた例を示す。署名対象データ400は、書類110を撮像した画像内の右下の領域401を二次元コードの表示領域として0xFBFBFBなどの所定の色で置換した画像である。領域401は、境界線を必ずしも有するものではないため、破線によって示している。領域401の形状は矩形の例を示しているが、円形、楕円形等の形状としてもよい。署名対象データ400は、署名の日付402を含み、より詳細には、書類110を撮影した画像の上に日付402を配置した画像であり、日付402を含めて秘密鍵による署名対象となる。署名対象データ400に対する署名を表す二次元コード403を領域401に配置して新たに画像を生成することによって、電子署名処置100から送信されるデータを一般的な形式の画像とすることができる。日付402は、領域401内に配置することもでき、署名者による承認又は却下に関する入力を領域401内又は外に配置することもできる。
署名者が複数いる場合には、同様の領域を複数設ければよく、他の署名者による署名の二次元コードを含む画像を次の署名者による署名の署名対象データとすることも考えられる。
図5に、本発明の第1の実施形態にかかる電子署名の確認方法の流れを示す。まず、機器120は、検証対象データ、すなわち、署名対象データ及び署名を取得する(S501)。次いで、機器120は、公開鍵により当該署名が公開鍵の保有者によって与えられたものか否かを判定して、当該署名を検証する(S502)。署名の検証は、機器120からアクセス可能な検証装置(図示せず)において行い、検証結果を機器120に返すようにしてもよい。
一例として、署名を表す二次元コードを画像201内又はその近傍に配置した新たな画像を検証対象データとした場合、当該二次元コードを当該二次元コードが配置された領域の色で置換した画像のハッシュ値に対する署名であるか否かを判定することによって、検証を行うことができる。
署名の検証に成功した場合、機器120は、予め定められた印影を書類画像201にオーバーレイして機器120の表示画面に表示する(S503)。機器120の利用者は、このようにして電子署名が承認権限を有するものによって付されたことを視覚的に確認することができる。印影に限らず、承認者又は承認者IDに関連づけて記憶された視覚的要素を表示するようにしてもよい。
視覚的要素のオーバーレイは、受信した署名対象データ200が署名を表す二次元コードが配置された画像である場合、当該二次元コードの配置位置に表示することが好ましい。このようにすることで、機器120の利用者は、署名の検証が成功したことをより直感的に確認することが可能となる。この場合、当該視覚的要素は不透明に表示して視認性を高めるようにしてもよい。
視覚的要素のオーバーレイは、二次元コードにより署名を用いない場合においても、署名時に画像201上のオーバーレイの位置を承認者が指定可能とし、指定された位置に表示するようにしてもよい。また、大きさを指定可能としてもよい。
一実施形態において、署名対象データ200が日付202を含む場合、署名は正当な署名者によりなされたものであることの検証に成功しても、一定の条件を満たす場合に署名を無効として処理することがある。この場合、印影のオーバーレイは行わない。一例として、署名対象データ200が入力203として署名の有効期限又は有効期間を含むことが考えられる。また、機器120に署名の有効期限又は有効期間を含む日付202の検証規則を記憶させておき、署名の検証と同時に又はその前後に日付202の検証を実行させることが考えられる。
機器120は、署名の検証及び印影の表示を行うためのプログラムを実行可能であり、好ましくは、アプリケーションとして機器120にインストールしておくことができる。機器120は、署名の検証のために署名に用いられた秘密鍵に対応する公開鍵にアクセス可能であるところ、署名者となり得る者の公開鍵のリストを機器120又は機器120からアクセス可能な記憶媒体又は記憶装置に記憶しておくことができる。
たとえば、書類110が稟議書の場合、社内で決裁者となり得る者の公開鍵を起案者となり得るものに正式に配布しておき、各起案者の機器120に記憶しておくことで、円滑に電子署名の確認を実行可能とすることができる。この際、公開鍵と決裁者とを関連づけておくことで、起案者は、電子署名が公開鍵の保有者によってなされたことを確認するとともに、当該保有者が社内で正当な決裁者ないし承認者として位置付けられていることを確認することができる。公開鍵と承認者又は承認者IDとの対応づけは、社内等、一定の範囲内の機器又は一定の条件を満たす機器がアクセス可能なデータベース又はブロックチェーンに記憶しておいてもよく、当該データベース又はブロックチェーンへのアクセスを社内などに限定しないことも考えられる。
機器120が電子署名装置100からその公開鍵を承認者IDとして受信する場合、機器120は、機器120又は機器120からアクセス可能な記憶媒体若しくは記憶装置又はブロックチェーンに記憶された1又は複数の公開鍵又はそのハッシュ値のいずれかと当該公開鍵又はそのハッシュ値が一致するか否かの判定を行うことによって、承認者の正当性を確認することができる。
機器120が電子署名装置100からその公開鍵以外のデータを承認者IDとして受信する場合、機器120又は機器120からアクセス可能な記憶媒体若しくは記憶装置又はブロックチェーンに記憶された承認者IDと公開鍵との対応づけを参照して当該承認者又は承認者IDに関連づけられた公開鍵を取得して署名の検証を行うことによって、承認者の正当性を確認することができる。代替的には、機器120が直接的又は間接的に取得した公開鍵の保有者の本人確認要求を機器120又は機器120からアクセス可能なサーバ又はブロックチェーンネットワーク若しくは当該ブロックチェーンネットワークを構成するノードに送信して、本人確認を外部の本人確認サービスに問い合わせることで行うことも考えられる。
また、上述の説明では、電子署名装置100が紙の書類を撮像して、電子化された書類画像を生成したが、他の機器によって生成された書類画像を電子署名装置100が受信して、署名を行うようにすることも可能である。更には、電子文書を電子署名装置100において生成又は受信して署名を行う際にも本発明の精神は適用可能である。また、動画等、書類画像以外の映像を署名対象データとして署名を行う際にも本発明の精神は適用可能である。
また、上述の説明では、署名は承認者によりなされるものとしているが、第2の実施形態でも説明するように、署名は承認を行う場合に限らず却下する場合等にも行われ得ることから、承認者を署名者、承認者IDを署名者IDと読み替えることが出来ることを付言する。
なお、「××のみに基づいて」、「××のみに応じて」、「××のみの場合」というように「のみ」との記載がなければ、本明細書においては、付加的な情報も考慮し得ることが想定されていることに留意されたい。また、一例として、「aの場合にbする」という記載は、「aの場合に常にbする」ことを必ずしも意味しないことに留意されたい。
また、念のため、なんらかの方法、プログラム、端末、装置、サーバ又はシステム(以下「方法等」)において、本明細書で記述された動作と異なる動作を行う側面があるとしても、本発明の各態様は、本明細書で記述された動作のいずれかと同一の動作を対象とするものであり、本明細書で記述された動作と異なる動作が存在することは、当該方法等を本発明の各態様の範囲外とするものではないことを付言する。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、署名等の検証に成功したら、印影等の承認者に関連づけられた視覚的要素を書類画像201にオーバーレイするものとしたが、第2の実施形態では、署名対象データに承認者による入力203を含むものとし、署名の検証した後に当該入力の内容に応じた処理を行う。
具体的には、書類が稟議書の場合、承認又は却下の入力を選択肢の選択又は入力欄への記入により可能とし、承認又は却下に応じた視覚的要素を表示するようにすることができる。承認の場合には、署名者の印影を視覚的要素として表示し、却下の場合には、「却下」という文字を視覚的要素として表示することが考えられる。より一般的には、承認の場合には肯定的な視覚的要素、却下の場合には否定的な視覚的要素を表示することが考えられる。
また、当該入力がコメントである場合には、視覚的要素に加えて又は代替して、当該コメントを書類画像201にオーバーレイして表示又は表示可能とすることができる。一例として、当該コメントに関連づけられた要素を表示し、当該要素をタップすることで当該コメントの詳細を表示することで当該コメントを表示可能とすることが考えられる。
100 電子署名装置
101 撮像部
102 通信部
103 処理部
104 記憶部
110 書類
120 機器
200 署名対象データ
201 画像
202 日付
203 入力

Claims (5)

  1. 書類に対する電子署名を確認するための方法であって、
    コンピュータが、前記書類を電子化した書類画像内のいずれかの領域が所定の色で塗りつぶされた画像である署名対象データに前記署名対象データに対する秘密鍵による署名を二次元コードにより表して前記領域内に配置した画像を受信するステップであって、前記二次元コードは前記署名に加えて公開鍵を表すステップと、
    前記コンピュータが、前記署名を前記公開鍵により検証するステップと、
    前記コンピュータが、前記検証に成功した場合、前記領域に前記検証に成功したことを確認するための視覚的要素をオーバーレイして表示するステップと、
    前記コンピュータが、前記コンピュータがアクセス可能なブロックチェーンに記憶された、前記公開鍵に基づいて公開鍵と署名者となり得る者との対応づけを参照し、前記公開鍵の正当性を確認するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記視覚的要素は、前記公開鍵の所有者に関連づけられた印影であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記所定の色は、0xFFFFFF又は0xFBFBFBであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. コンピュータに、書類に対する電子署名を確認するための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、
    前記書類を電子化した書類画像内のいずれかの領域が所定の色で塗りつぶされた画像である署名対象データに前記署名対データに対する秘密鍵による署名を二次元コードにより表して前記領域内に配置した画像を受信するステップであって、前記二次元コードは前記署名に加えて公開鍵を表すステップと、
    前記署名を前記公開鍵により検証するステップと、
    前記検証に成功した場合、前記領域に前記検証に成功したことを確認するための視覚的要素をオーバーレイして表示するステップと、
    前記コンピュータが、前記コンピュータがアクセス可能なブロックチェーンに記憶された、前記公開鍵に基づいて公開鍵と署名者となり得る者との対応づけを参照し、前記公開鍵の正当性を確認するステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  5. 書類に対する電子署名を確認するための機器であって、
    前記書類を電子化した書類画像内のいずれかの領域が所定の色で塗りつぶされた画像である署名対象データに前記署名対データに対する秘密鍵による署名を二次元コードにより表して前記領域内に配置した画像を受信し、ここで、前記二次元コードは前記署名に加えて公開鍵を表し、
    前記署名を前記公開鍵により検証し、
    前記検証に成功した場合、前記領域に前記検証に成功したことを確認するための視覚的要素をオーバーレイして前記機器の表示画面に表示し、
    前記機器がアクセス可能なブロックチェーンに記憶された、前記公開鍵に基づいて公開鍵と署名者となり得る者との対応づけを参照し、前記公開鍵の正当性を確認することを特徴とする機器。
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