JP6703066B2 - テーブルゲームのカード廃棄装置 - Google Patents
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Description
所定の枚数分確実に廃棄されたか否かの検出を行う機能を備えたテーブルゲームのカード
廃棄装置に関し、特に廃棄されるべきカードを確実に廃棄カードストッカに収納できるよ
うにする装置に関する。
正が行われることが考えられるが、この種の不正の防止装置の一つは、国際公開2013
/172038に開示されている。同文献では、テーブルゲームに登場したカードと毎回
のゲームに使用されたカードの枚数が一致しているか否かを判定するとともに、テーブル
ゲームに登場したカードを排出口に投入するようにし、使用されたカードにボイド穴もし
くは切欠きを付すとともに、ボイドしたカードを廃棄カードカートンに受け入れ廃棄する
ものであった(特許文献1)。
したカードを個別の廃棄カードカートンに受け入れ廃棄する場合には、前記カートンの入
れ替えや、カートン毎の廃棄に手間がかかり、カートン毎の廃棄が確実に行われるように
管理する手間がかかるという問題が存在していた。
ームテーブルに配られたカードを、ゲーム使用後に廃棄するカード廃棄装置であって、
廃棄するカードを受け入れる排出口と、
前記排出口より受け入れたカードの枚数をカウントし記憶する枚数カウンタと、
前記排出口に投入されたカードを受け入れる廃棄カードストッカと、
前記排出口に投入された全てのカードが所定のデック数分の枚数だけ揃っているか否か
を判定するデック検査手段と、を備え、
前記廃棄カードストッカは、複数のパーティションにより区分された複数のポケットを
備えており、前記各ポケットは、前記ディーリングシューから配布されゲームに使用され
回収されたカードを順次受け入れるとともに、前記ディーリングシュー内に使用されずに
残ったカードを全て受入れ可能な構造であり、
前記カードデック検査手段は、前記枚数カウンタによりカウントされた各回のゲームに
使用されたカードの枚数と、前記ディーリングシュー内に使用されずに残ったカードの枚
数とを総合計数し、廃棄されたカードが所定のデック数分の枚数だけ揃っているか否かを
判定するものであり、
前記廃棄カードストッカの複数のポケットは、装置の本体に対して相対的移動が可能で、
異なるカードのセットがそれぞれ受け入れ可能な構造であり、さらに装置の本体に対して
着脱可能な構造を有するものである。
された複数のポケットにより個別カートンの管理が不要で、廃棄すべきカードの完全な廃
棄作業を実現するカード廃棄装置を提供する。また枚数チェックした後でカードが再使用
できないように廃棄カードストッカにはロック装置を備えることでカードの不正な再使用
を完全に封じることができる。
本発明の実施の形態1について図面を参照しながら説明する。図1において、本発明の実施の形態1におけるテーブルゲームのカード廃棄装置のカード廃棄装置1は、ゲームテーブル2上に設置されるかもしくはゲームテーブル2の側面に配置される。図1に示すゲームテーブル2は簡略化した図で示されており、通常のバカラゲーム用のものであり、周知のように、バカラゲームにおいては、プレーヤとバンカーによりプレーされる。ゲームテーブル2には、ディーリングシュー200が設けられている。ディーリングシュー200は、カード3の提供源であり、ディーリングシュー200から繰り出されたカード3がプレーヤに配られる。そして、ゲームの終了後に、カード3はカード廃棄装置1により廃棄処理される。本実施の形態1は、ゲームテーブル2上に載せられたディーリングシュー200に収納されゲームテーブル2上にディーラー等により手動で配られるカード3を、ゲーム使用後に廃棄するカード廃棄装置であって、ディーリングシュー200に収納される複数デックのカード3のセット(通常は6、8もしくは12デック)と、回収したカード3aを廃棄するカード廃棄装置1とを基本構成として有するカード廃棄装置である。
れる前にカットカード3cが挿入されている。カットカード3cは、カード3のセット3
sをゲームに使用する際、カード3のセット3sの後半部分(残りが4分の1あるいは5
分の1程度)に挿入されるもので、ゲーム中に配布された各カードのランクがプレーヤに
よりカウントされ、残り少ないカードのランクが予測されるのを防止するため約20枚か
ら40枚カード3をディーリングシュー200に残した状態でそのゲームテーブル2のゲ
ームを終了するために使用される(図13参照)。カットカード3cの平面図を図2に示
す。
とともに、ディーリングシュー200からカットカード3cが出てきた時以降に所定のタ
イミング(カットカード3cが引き出された後の次ゲームまたは2−3ゲームの後でゲー
ムが中止された時に、ディーリングシュー200内に使用されずに残ったカード3rを全
て受入れ可能な構造をとなっている。カード廃棄装置1は、後述するカードデック検査手
段により、各回のゲームに使用された後のカード3aの枚数と、ディーリングシュー20
0からカットカード3cが出てきた時以降のディーリングシュー200内に使用されずに
残ったカード3rの枚数とを総合計数し、廃棄されたカードの全てが所定のデック数分の
枚数だけ揃っているか否かを判定する。
、各回のゲームのためにゲームテーブル2上に配布され、後にゲーム後のカード3aを廃
棄するための排出口4を備えている。カード廃棄装置1は、排出口4から廃棄対象のカー
ド3aを受け入れる廃棄カード受け台5と、排出口4に投入されたカード3aから数(ラ
ンク)と種類(スート)の情報を取得する廃棄カード情報取得手段6と、廃棄するカード
3aより組情報を取得する組情報取得手段7と、排出口4に投入され廃棄するカード3a
の枚数をカウントする枚数計測手段としてのカードの枚数カウンタ8と、組情報取得手段
7より得たカードの組情報を所定の組情報と比較し、カードの組情報が所定の組情報と一
致するか否かを判定する真偽判定手段9と、判定手段の判定結果を出力する出力手段10
とを備えた構成を有する。廃棄カード情報取得手段6より得た情報と、枚数カウンタ8の
情報を統合してカード3の少なくとも数(ランク)毎にそれらの枚数を計測して、排出口
4に投入されたカード3の数が所定の枚数だけ揃っているか否かを判定するデック検査手
段13を備える。カード廃棄装置1は、全体の動作を制御する制御装置14を備えており
、上記の各手段も制御装置14に配置され、各動作を制御する。制御装置14は、マイク
ロコンピュータおよびメモリ等を含む電子回路で構成され、CPU、ROM、RAM等の
通常のコンピュータの構成を有する。制御装置14は、ROM他のメモリに記憶したプロ
グラムを実行することで、装置の全体を制御し、必要な処理を行う。
4に挿入されて廃棄される。廃棄対象のカード3を受け入れる廃棄カード受け台5の上部
にはウエイト56が配置されている。このウエイト56は、廃棄対象のカード3がゲーム
中に折曲げられたりしていた場合においても、カード3を廃棄カード受け台5に押し付け
て確実にカード3を繰出しローラ15に向けて繰り出されることを補助するために設けら
れ、ウエイトローラ57,58によりカード3の前後を下方に押さえ付けるように構成し
ている。ウエイト56は、図5(a)に示すようにカード3を矢印Pに示す方向から排出
口4に受け入れるが、カード3が束の状態でも受け入れられるように上方に移動できる(
図5(b)と(c)にこの状態示す)構造になっている。
3を一枚ずつ繰出すため繰出しローラ15が設けられている。繰出しローラ15は駆動モ
ータ16により回転駆動される。この駆動モータ16はステッピングモータを使用してい
る。廃棄カード受け台5上にカード3が載せられると、カードセンサ17がこれを検出し
て、制御装置14は駆動モータ16を制御して、繰出しローラ15が回転する。このよう
にして、繰出しローラ15により廃棄カード受け台5にあるカード3が繰出される。繰出
しローラ15から繰出したカード3は、さらに一対の送出しローラ18により廃棄カード
ストッカ19の方向(矢印D)に向けて送出される。前記送出しローラ18は送出モータ
16fにより駆動制御され、繰出しローラ15より送出されるカード3の速度より早い速
度でカード3を送出すよう、駆動速度が設定されているので、カード3は送出しローラ1
8により引っ張られるようにして、確実に廃棄カードストッカ19の方(矢印D)へ送ら
れる。送出されるカード3は、送り出しの途中で組情報取得センサ20と2つのカード情
報取得センサ21を通過し、ここでカード3の情報が検出取得される。
ている。また、カード情報取得センサ21はカード3より数(ランク)の情報を取得する
廃棄カード情報取得手段6に接続され、数(ランク)の情報が取得される。廃棄カードス
トッカ19へ送られるカード3はカードセンサ17に接続された枚数カウンタ8で検出さ
れ、通過するカード3の枚数がカウントされる。組情報取得センサ20の信号は、組情報
取得手段7に伝えられ、組情報取得手段7により得られたカード3の組情報は、真偽判定
手段9により予め記憶された所定の組情報と比較され、カード3の組情報が所定の組情報
と一致するか否かが判定される。真偽判定手段9によりカード3の組情報が所定の組情報
と一致しないときは偽カードであると判定し、制御装置14は判定結果を出力する出力手
段10を介して表示ランプ22を点灯し、カジノ等の管理部門等400に偽カードの存在
を通信回線406を介して送信する。
ボイド手段36にその情報が伝えられるカード3に不良であることを示す特殊なボイド穴
Hまたはボイド穴Hが2個穿孔される。真偽判定手段9により判定の済んだカード3は開
口19Mを介して廃棄カードストッカ19へと送られる。カード3は廃棄カードストッカ
19の廃棄カード用のポケット19cに至るまでの間で、カードの取出しが出来ないよう
に閉じた廃棄カード通路構造を有する。また、廃棄されるカード3hは他に流用されない
ようにボイド穴Hが穿孔され、ボイド屑とともに廃棄カード用のポケット19c内に落ち
る。
組情報取得センサ20とによりそれぞれ情報が取得され、真正なカード3であると判定さ
れた後に、カード3を今後使用出来ないようにするボイド穴Hがボイド手段26によりカ
ード3に開けられる。このため廃棄カードストッカ19の方へ送られるカード3はボイド
手段26を通過する。ボイド手段26は、カード3に穴あけ手段(ポンチとダイなど)等
によりボイド穴Hを開ける。ボイド穴Hを開けられたカード3hは、廃棄カードストッカ
19の廃棄カード用のポケット19c内に落ちる。本実施例では、ボイド手段26により
ボイド穴Hを開ける構成であるが、カード3の角に切り欠きを設けるか、公知のスタンプ
やレーザを用いた印字手段によるボイドマークを付与する構成としてもよい。これにより
廃棄処理およびチェックした後でカードを再使用できないようにカードにボイド穴もしく
はボイドマークを設けて、カードの不正な再使用を完全に封じている。
fが設けられている。蓋19fには廃棄カードロック手段27が設けられており、廃棄カ
ードストッカ19の移動中に不正に廃棄カード3hを取り出すことを防いでいる。また、
廃棄カードストッカ19をカード廃棄装置1本体から取り外す場合には、カード廃棄装置
1の上部に設けた取出し用のカバー28を開けて行う。カバー28の操作を制限する不正
防止装置25がカバー28に設けられており、職権のある作業者のみが鍵等を用いてカバ
ー28を開けることができるように制御装置14が不正防止装置25を制御している。廃
棄カードロック手段27は、蓋19fの開閉をロック制御しており、職権のある作業者の
みが鍵等を用いて蓋19fを開けることができ、廃棄カード3hの廃棄カードストッカ1
9からの不正な取出しを防止している。廃棄カードストッカ19の本他側と蓋19fの間
には、送出しローラ18により送り出されるカード3hを受け入れてポケット19cに入
れることができるように隙間Rが生じるように蓋19fの形状が設計されている。
終了し、上述のようにすべてポケット19cにすべて保管される。この後、ポケット19
cに入っているカードのセット3sを特定するため、カードのセット3sを包んでいたパ
ッケージ404に付けられたバーコード403がポケット19cに挿入される。この場合
バーコード403だけでなく、パッケージ404もポケット19cに挿入されてもよい。
パッケージ404とバーコード403が同じポケット19cに挿入されるとカジノのテー
ブル周りにごみが発生せず整理面で利点がある。パッケージ404とバーコード403は
、取出し用のカバー28に形成したスリット28sと蓋19fに設けたスリット19sを
通ってポケット19cに入る。取出し用のカバー28は鍵を開けて上に開く構造とし、パ
ッケージ404とバーコード403をスリット19sを介してポケット19cに入れても
よい。このようにして、ディーリングシュー200内に入っていたカードのセット(例え
ば8デック)は使用が終了し、ポケット19cにすべて保管され、カードのセット3sが
特定のために使われたバーコード403も同じポケット19cに入れられることになる。
がポケット19cに保管され、バーコード403が入れられると、ディーラーが回転装置
28(ステッピングモータ等)をスイッチ(図示しない)等で作動させ、廃棄カードスト
ッカ19は回転軸19rを中心に40度回転(矢印W)される。廃棄カードストッカ19
には9個のポケット19cが区画されて設けられており、40度回転(矢印W)されると
隣の空のポケット19c(図6参照)が次の廃棄されるカードのセット3sの受け入れを
可能な位置に位置決めされる。
9cを備えており、前記各ポケット19cは、前記ディーリングシューから配布されゲー
ムに使用され回収されたカード3h(例えば416枚)を順次受け入れることができる大
きさになっている。そして、所定のタイミングでゲームが中止された時に、ディーリング
シュー200内のカードのセット3sのすべてとバーコード403が入れられる、廃棄カ
ードストッカ19は回転軸28rを中心にして回転され、隣の空いたポケット19cが廃
棄カード3hを受け入れる位置(図4の状態)に着く。順次ポケット19cが廃棄される
カードのセット3sを受け入れ、9セットまで受け入れ可能な構造となっている。廃棄カ
ードストッカ19の中央には、回転軸28rを受け入れる軸穴19hが設けられており、
軸穴19hをガイドにして、廃棄カードストッカ19は回転する。
置1の上部に設けた取出し用のカバー28を開けて軸穴19hをガイドにして廃棄カード
ストッカ19を上方に取り出す。カバー28の操作を制限する不正防止装置25がカバー
28に設けられているので、職権のある作業者のみが取出しを行うことができる。カード
廃棄装置1本体から取り外したカードストッカ19は、蓋19f(図7(b))で上部の
解放部分19xが覆われているので廃棄されるカード3hは取り出せない。廃棄カードロ
ック手段27が、蓋19fをカードストッカ19にロックしており、職権のある作業者の
みが鍵等を用いて蓋19fを開けることができ、廃棄カード3hの廃棄が可能となる。
より説明する。カード3には、カード3の数がコード化され通常では目に見えないマーク
Mで構成されるコード102が、カード3の上辺と、下辺に点対称に設けられている。こ
のコード102は、昼光下で目に見えない赤外線反応インク、もしくは紫外線反応インク
で印刷された複数のマークMの数および配置の組合せて構成されている。また、カード3
にはカードの真偽を表す情報をコード化して通常では目に見えない状態(例えば紫外線反
応インク)で印刷等により配置された真偽判定コードとして使われる組コード情報103
が設けられている。コード102と組コード情報103とは、少なくともカード3の2か
所に配置され、カード3の中心に関して点対称の位置に配置される。
1により読み取られる。カード情報取得センサ21はマークMを検出すると出力信号を出
すように構成されている(公知の紫外線反応光センサ等が使用されている)。2つのUV
センサのオン信号の出力と(マークMで構成されるコード102を読み取った時の電気信
号出力)とマークMの関係を図8に示す。マークMで構成されるコード102に対する2
つのUVセンサのオン信号の出力の相対変化の比較結果に基づいて、マークMの所定の組
み合わせが特定できる。結果としては、図8に示す実施例では、上下2列のマークMの組
み合わせとして4種、これを4列印刷すると、4種の4乗で256種のコードが構成可能
となる。トランプカードの52種のカードを256種のコードのどれかにそれぞれ割り当
てて、これを対照表としてメモリあるいはプログラムで記憶おき廃棄カード情報取得手段
6は、各コード102を特定することで、あらかじめ定めた対照表(図示せず)から少な
くともカード3の数(ランク)を特定することができる構成としている。コード102は
、紫外光を受けることにより可視化される塗料で印刷され、カード3の種類表記301や
インデックス302と重ならない位置に印刷されていることが望ましい。またコード10
2と組コード情報103コードとカード3の端との間に空白部303が設けられている。
また、組コード情報103は、コード102の中に組コード情報を表すインクで一緒に同
じ所に印刷してもよい。
て説明する。真偽検査の対象であるカード3には、上述のように、カード3の真偽を表す
情報をコード化して通常では目に見えない状態(例えば紫外線反応インク)で構成される
組情報としての組コード情報103が設けられている。組コード情報103は、コードと
して異なる波長の光に対して異なる波長スペクトルの光を発光する物質もしくは材料その
もの(例えばインクや塗料など)で構成されている。真偽判定手段9では、組情報取得セ
ンサ20が組コード情報103に異なる波長の目に見えない波長の光を照射し、組コード
情報103より発光する光の少なくとも2つの異なる波長における光を受けて、これら光
の強度の比が同じか否かを真偽判定手段9が判定してカード3の真偽判定を行う機能を備
えている。異なる波長スペクトルの光を受けてより複雑な2つ以上の波長の光を分析して
もよい。
カード3上に印刷された組コード情報103に照射し、組コード情報103が発光する異
なる波長スペクトルの光を組情報取得センサ20が受光する。真偽判定手段9を含む制御
装置14は、マイクロコンピュータおよびメモリ等を含む電子回路で構成され、CPU、
ROM、RAM等の通常のコンピュータの構成を有し、組コード情報103の真偽を判定
する処理を行う。
1)各回のゲームに使用するためにゲームテーブル上に配られた数枚のカードセットのそ
れぞれのカードの少なくとも数(ランク)と枚数の情報を得る手段(ディーリングシュー
)を備え、カード廃棄装置とディーリングシューとは通信装置で接続される点。
2)カード配布装置(ディーリングシュー)より得たカードセットの各カードのランク情
報とカード廃棄装置が読んだ廃棄カードの各カードの情報とを比較し、前記両情報が一致
するか否かを検査することにより廃棄カードにおける各ゲーム毎の異常を検査する不正検
査技術。
3)ゲームテーブル上に載せられた後各回のゲームに使用されずに残ったカードから前記
廃棄カード情報取得手段により数(ランク)の情報を取得し、各回のゲームに使用された
各カードセットの既に得られたカードの数(ランク)の情報と合わせて、カードの数(ラ
ンク)毎にカード枚数を計測し、前記排出口に投入された全てのカードが数(ランク)毎
に所定のデック数分の枚数だけ揃っているか否かを判定するデック検査手段、
で当業者により変形可能なことはもちろんである。例えば、本発明により、バカラ以外の
ゲームにおける不正が検出されてもよい。このとき、適用されるゲームでの必要に応じて
、本実施の形態の装置が適当に変形されてよい。
Claims (5)
- ディーリングシューによりゲームテーブルに配られたカードを、ゲーム使用後に廃棄するカード廃棄装置であって、
廃棄するカードを受け入れる排出口と、
前記排出口より受け入れたカードの枚数をカウントし記憶する枚数カウンタと、
前記排出口に投入されたカードを受け入れる廃棄カードストッカと、
前記排出口に投入された全てのカードが所定のデック数分の枚数だけ揃っているか否かを判定するデック検査手段と、
を備え、
前記廃棄カードストッカは、前記ディーリングシューから配布されゲームに使用され回収されたカードを順次受け入れるとともに、前記ディーリングシュー内に使用されずに残ったカードを全て受入れ可能な1または複数のポケットを備えた構造であり、
前記デック検査手段は、前記枚数カウンタによりカウントされた各回のゲームに使用されたカードの枚数と、前記ディーリングシュー内に使用されずに残ったカードの枚数とを総合計し、廃棄されたカードが所定のデック数分の枚数だけ揃っているか否かを判定するものであり、
前記廃棄カードストッカのポケットは、所定数のカードのセットを受け入れ可能で、装置の本体に対して着脱可能な構造を有するものである、カード廃棄装置。 - シャッフルされた複数デックのカードが包装されたパッケージの状態で提供され、前記包装にはそれぞれに異なるバーコードが設けられ、前記バーコードから個別のカードのセットを特定するID情報を読み取る読取り装置をさらに備えた、請求項1に記載のカード廃棄装置。
- 前記廃棄カードストッカのポケットは、前記バーコードも前記ポケットに収納可能である、請求項2に記載のカード廃棄装置。
- 前記廃棄カードストッカは、廃棄されるべきカードの取出しを防止するロック装置を更に備える、請求項1から3のいずれかに記載のカード廃棄装置。
- 前記排出口に投入されたカードにボイド穴もしくはボイドマークを付すボイド手段を更に備えた、請求項1から4のいずれかに記載のカード廃棄装置。
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