JP6702505B2 - 電動車両の制御装置および電動車両の制御方法 - Google Patents
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Description
また、この従来技術では、停車時に、無段変速機の変速比を、次の発進時に用いる発進用変速比まで低下させるロー戻し制御を実行するようにしている。
このようにコースト回生トルクを大きく設定した場合、ロー戻し制御を行う際の伝達トルクも大きくなるため、ロー戻し制御の実行に必要な油量およびベルト挟持に必要な油量が多くなる。
しかしながら、無段変速機に油を供給するオイルポンプを、走行用のモータにより駆動させた場合、車速低下に伴ってモータ回転数が低下してオイルポンプの吐出油量が低下するため、ロー戻し制御時に油量不足が生じるおそれがあった。
まず、構成を説明する。
実施例1の電動車両の制御装置および電動車両の制御方法は、1モータ・2クラッチと呼ばれるパラレルハイブリッド駆動系を備えるFFハイブリッド車両に適用したものである。以下、実施例1の制御方法が適用されたFFハイブリッド車両の構成を、「駆動系の詳細構成」、[運転モードの詳細構成]、[制御系の詳細構成]、[ロー戻し制御]、[モータ回生トルク制御]に分けて説明する。
FFハイブリッド車両の駆動系は、図1に示すように、エンジンEngと、第1クラッチCL1と、モータジェネレータMGと、第2クラッチCL2と、無段変速機CVTと、ファイナルギヤFGと、左駆動輪LTと、右駆動輪RTと、を備えている。さらに、このFFハイブリッド車両には、ブレーキ液圧アクチュエータBAが設けられている。
なお、プライマリプーリPrPは、変速機入力軸inputに接続されている。セカンダリプーリSePは、変速機出力軸outputに接続されている。プーリベルトBEは、プライマリプーリPrPとセカンダリプーリSePとに架け渡されている。
実施例1のFFハイブリッド車両は、上述の駆動系により、運転モードとして、電気走行モード(以下、「EVモード」という。)と、ハイブリッド走行モード(以下、「HEVモード」という。)などを有する。
つまり、モータジェネレータMGを力行側に制御するときは、図2に示す目標駆動力ゼロ軸よりも上側に設定された力行制御領域上に目標駆動力に応じた動作点Pが設定される。そして、この動作点Pが、EV領域内にあるときに「EVモード」が選択され、HEV領域内にあるときに「HEVモード」が選択される。
FFハイブリッド車両の制御系は、図1に示すように、統合コントローラ14と、変速機コントローラ15と、クラッチコントローラ16と、エンジンコントローラ17と、モータコントローラ18と、バッテリコントローラ19と、ブレーキコントローラ20と、を備えている。そして、センサ類として、モータ回転数センサ6と、変速機入力回転数センサ7と、アクセル開度センサ10と、エンジン回転数センサ11と、油温センサ12と、変速機出力回転数センサ13と、を備えている。さらに、ブレーキセンサ21と、レバー位置検出センサ22と、車速センサ23と、自動走行設定スイッチセンサ24と、回生モード切替スイッチ29とを備えている。
さらに、実施例1では、モータコントローラ18は、エンジンEngの非駆動状態での停車中も、オイルポンプOPが必要な油量を吐出可能なように、モータジェネレータMGの回転数を制御する。なお、このとき、クラッチコントローラ16は、モータジェネレータMGが回転していても、停車状態を維持可能なように第2クラッチCL2をスリップさせる制御を行う。
また、運転者が自動走行スイッチをOFF操作しなくとも、ブレーキペダルBPを踏むなどの運転者による所定の操作に応じ、自動走行設定スイッチセンサ24によって自動走行解除指令が統合コントローラ14へ送信され、自動走行モードの設定が解除されてマニュアル走行モードに切り替わる。
この実施例1では、変速機コントローラ15は、車両減速時に、停車前に無段変速機CVTの変速比を、予め設定された発進用変速比に戻す、ロー戻し制御を実行する。本実施例1では、発進用変速比としては、最ロー(最大変速比)を用いる。なお、走行路が、発進時に高い駆動トルクを必要としない平坦路、降坂路などには、発進用変速比として、最ローよりも変速比が小さな(高速段側の)変速比を用いるようにしてもよい。
ステップS11では、車両が減速状態(車両G<0)かつ車速(V)が閾値未満(V<Vlim)であるか否か判定する。そして、G<0かつV<Vlimの場合はステップS12に進み、それ以外では、ロー戻し制御の1回の処理を終了する。
なお、前述のように、ロー戻し制御では、発進用変速比として最ローに戻す例を示しているが、条件によって、最ローの変速比よりも高変速段側(小変速比)としてもよい。
すなわち、ロー戻し制御では、車両が停止するまでに無段変速機CVTの変速比を最ローに移行させる。
次に、本実施例1においてモータコントローラ18が実行するモータ回生トルク制御について説明する。
ここで、本実施例1では、モータ回生トルクとして、惰性走行(以下、コースト走行と称する)時に、モータジェネレータMGにより所定のコースト回生トルクを生じさせるコースト回生制御を実行する。
さらに、このコースト回生制御の実行時において、ロー戻し制御の実行された場合に、モータ回生トルクカット処理を実行する。
前述したように、コースト回生制御は、車両の減速時に、モータ回生トルクによる減速力を生じさせる制御である。
このコースト回生制御において、本実施例1では、回生モード切替スイッチ29により弱コースト回生モードと強コースト回生モードとを選択可能としている。
モータ回生トルクカット処理は、ロー戻し制御が実行されるとモータコントローラ18において実行を開始する処理であり、所定条件でコースト回生トルクを含むモータ回生トルクを低減させるもので、この処理の流れを図7のフローチャートにより説明する。なお、本実施例1では、モータ回生トルクカット処理は、ロー戻し制御の開始に応答して実行を開始するが、モータ回生トルクカット処理の開始は、これに限定さるものではない。要は、ロー戻し制御の実行時にモータ回生トルクカット処理を行えばよいものであり、例えば、コースト回生時かつ減速時に開始してもよい。
ここで、車速は、無段変速機CVTの出力回転数とファイナルギヤ比とタイヤ径とから演算する。そして、減速度は、求めた車速の変化速度から演算する。
ここで、第1の変化速度Kv1は、このモータ回生トルク変化により車両に生じる減速度変化が乗員に違和感を与えない範囲で予め設定された値である。具体的には、車両減速度が0,1〜0,2G/sの範囲内程度となるようにモータ回生トルクを低減する。
また、このモータ回生トルクの低下では、モータコントローラ18は、まず、協調回生トルク分の回生トルクを減少させる指令をブレーキコントローラ20に出力する。そして、モータコントローラ18は、協調回生トルクが0になった後に、コースト回生トルク分の回生トルクを減少させる。
また、本実施例1では、このトルク段差許容閾値Tlimは、エンジンブレーキ相当の値として設定した弱コーストトルクTLoと同程度の値に設定されている。
次に、実施例1の作用を説明する。
この実施例1の作用を説明するのにあたり、まず、モータ回生トルクカット処理を実行しない場合の課題を、図8の比較例を参照しつつ説明する。
このタイムチャートにおいて、t00の時点では、アクセル開度APOが0degとなっており、モータコントローラ18は、モータ回生トルクとして、強コースト回生モードによる強コーストトルクTHiを発生し、これにより車速が低下している。
また、車速の低下により、モータ回転数は低下させるが、このt02の時点から停車するt05までの間、モータ回転数は、オイルポンプOPを駆動させるために必要な最低回転数に維持させる。
このタイムチャートでは、t02の時点で、強コーストトルクTHiと、協調回生トルク(Tko)とのモータ回生トルクが発生しているため、無段変速機CVTでは、例えば、弱コーストトルクTLoのみの発生の場合と比較して、多くの油量が必要となる。
このため、無段変速機CVTにおいて、上述の最ローへの変速およびモータ回生トルクの伝達に必要な油量が不足するおそれがある。そして、このような油量不足が生じた場合には、無段変速機CVTでは、最ローまでの変速が終了せずに停車してしまい、次の発進時にスムーズな発進を行うことができないおそれがある。
このように、図8に示す比較例の動作では、ロー戻し制御時の油量不足発生の抑制と、車両減速度変化の抑制とを両立させるのが難しい。
次に、実施例1の電動車両の制御装置および電動車両の制御方法の場合の動作例を図9のタイムチャートにより説明する。
この図9の動作例も、図8の比較例と同様に、EVモードかつ強コースト回生モードでの走行時に、制動操作を行って停車する場合の動作を示している。すなわち、t10の時点で、運転者は、アクセル開度APOを0degとし、t11の時点で、ブレーキペダルBPによる制動操作を行った後、t14の時点で、停車した場合の動作を示す。
このため、t13時点からt14時点のモータ回生トルクは、乗員に違和感を与えることはない。
このように、車両が停車する前に、確実に、無段変速機CVTにおける伝達トルクを0まで低下させるため、ロー戻し制御による発進用変速比である最ローへの変速動作を、停車までに確実に実行することができる。
以上のように、本実施例1では、ロー戻し制御時の油量不足発生を抑制して確実にロー戻し制御を実行することができるとともに、乗員に車両減速度変化により違和感を与えることを抑えることができる。
実施例1では、上記の強コースト回生モードに限らず、弱コースト回生モードにあっても、ロー戻し制御による変速を確実に実行可能であり、以下、図10のタイムチャートに基づいて説明する。
また、このt21の時点で、CVT入力回転数が、CVT入力回転数閾値を下回り(S102)、モータ回生トルクカット処理を開始する。
したがって、車両の減速度変化を抑え、モータ回生トルクカット処理の実行による減速度変化が乗員に違和感を与えるのを抑制することができる。
以下に、実施例1の電動車両の制御装置および電動車両の制御方法の効果を列挙する。
1)実施例1の電動車両の制御装置は、
車両の走行用のモータジェネレータMGと左右駆動輪LT,RTとの間に配置された無段変速機CVTと、モータジェネレータMGにより駆動され、回転数に応じて無段変速機CVTに油を供給するオイルポンプOPと、を備える電動車両の制御装置であって、
モータジェネレータMGの駆動を制御し、運転者により操作されるアクセルの解放方向操時に、モータジェネレータMGにコースト回生トルクを発生させるモータトルク制御部としてのモータコントローラ18と、
車速低減に伴い、無段変速機CVTを所定のロー側の発進用変速比(最ロー)に向けて変速するロー戻し制御を行う変速制御部としての変速機コントローラ15と、
モータコントローラ18に含まれ、ロー戻し制御を行っているとき、モータジェネレータMGによるコースト回生トルクを含むモータ回生トルクを、車両減速度の変化が許容値以下となる第1の変化速度Kv1で減少させるモータ回生トルクカット部(ステップS101〜S103の処理を実行する部分)と、を備える電動車両の制御装置とした。
したがって、ロー戻し制御時において、モータ回生トルクの減少を行わない場合と比較して、無段変速機CVTの油量不足を抑制して、変速を確実に行うことができる。加えて、モータ回生トルクの減少を第1の変化速度Kv1よりも急速に行う場合と比較して、無段変速機CVTにおける伝達トルクの急変による車両減速度の急変を抑制し、乗員に違和感を与えることを抑制できる。
モータ回生トルクカット部は、モータ回生トルクがトルク段差許容閾値未満になると、第1の変化速度Kv1より大きい第2の変化速度Kv2でモータ回生トルクを減少させる電動車両の制御装置とした。
したがって、車両減速時に、停車前に確実にロー戻し制御により発進用変速比(最ロー)まで変速させることができ、次回の発進を円滑に行うことができる。
モータコントローラ18は、運転者の制動操作に応じて、コースト回生トルクに加算して協調回生トルクを付与するモータ制動トルク制御部をさらに備え、
モータ回生トルクカット部は、モータ回生トルクを減少させる際に、まず、協調回生トルク分の回生トルクを減少させ、協調回生トルクが0になった後に、コースト回生トルク分の回生トルクを減少させる電動車両の制御装置とした。
したがって、ロー戻し制御の実行時に、コースト回生トルクに加え、協調回生トルクが加算されている場合でも、ロー戻し制御時の油量不足を抑制できるとともに、車両減速度の急変を抑制できる。これにより、ロー戻し制御による発進用変速比(最ロー)への変速を確実に実行しつつ、乗員に違和感を与える車両減速度変化を抑制できる。
車両の走行用のモータジェネレータMGと左右駆動輪RT,LTとの間に配置された無段変速機CVTと、モータジェネレータMGにより駆動され、回転数に応じて無段変速機CVTに油を供給するオイルポンプと、を備える電動車両の制御方法において、
運転者により操作されるアクセルの解放方向操時に、モータジェネレータMGにコースト回生トルクを発生させ、
車速低減に伴い、無段変速機CVTを所定のロー側の発進用変速比(最ロー)に向けて変速するロー戻し制御を行い、
ロー戻し制御を行っているとき、モータジェネレータMGのコースト回生トルクを含むモータ回生トルクを、車両減速度の変化が許容値以下となる第1の変化速度Kv1で減少させる(ステップS103)電動車両の制御方法とした。
したがって、ロー戻し制御時において、モータ回生トルクの減少を行わない場合と比較して、無段変速機CVTにおける油量不足を抑制して、変速を確実に行うことができる。加えて、モータ回生トルクの減少を第1の変化速度Kv1よりも急速に行う場合と比較して、無段変速機CVTにおける伝達トルクの急変による車両減速度の急変を抑制し、乗員に違和感を与えることを抑制できる。
さらに、パラレルハイブリッド車両であっても、実施の形態において示した1モータ・2クラッチ式のものに限定されない。
Claims (3)
- 車両の走行用のモータと駆動輪との間に配置された無段変速機と、前記モータにより駆動され、回転数に応じて前記無段変速機に油を供給するオイルポンプと、を備える電動車両の制御装置であって、
前記モータの駆動を制御し、運転者により操作されるアクセルの解放方向操時に、前記モータにコースト回生トルクを発生させるモータトルク制御部と、
車速低減に伴い、前記無段変速機を所定のロー側の発進用変速比に向けて変速するロー戻し制御を行う変速制御部と、
前記モータトルク制御部に含まれ、前記ロー戻し制御を行っているとき、前記モータの前記コースト回生トルクを含むモータ回生トルクを、車両減速度の変化が許容値以下となる第1の変化速度で減少させ、さらに、前記モータ回生トルクが所定値未満になると、前記第1の変化速度よりも大きい第2の変化速度で前記モータ回生トルクを減少させるモータ回生トルクカット部と、を備える
電動車両の制御装置。 - 請求項1に記載の電動車両の制御装置において、
前記モータトルク制御部は、運転者の制動操作に応じて、前記コースト回生トルクに加算して協調回生トルクを付与するモータ制動トルク制御部をさらに備え、
前記モータ回生トルクカット部は、前記モータ回生トルクを減少させる際に、まず、前記協調回生トルク分の回生トルクを減少させ、前記協調回生トルクが0になった後に、前記コースト回生トルク分の回生トルクを減少させる
電動車両の制御装置。 - 車両の走行用のモータと駆動輪との間に配置された無段変速機と、前記モータにより駆動され、回転数に応じて前記無段変速機に油を供給するオイルポンプと、を備える電動車両の制御方法において、
運転者により操作されるアクセルの解放方向操時に、前記モータにコースト回生トルクを発生させ、
車速低減に伴い、前記無段変速機を所定のロー側の発進用変速比に向けて変速するロー戻し制御を行い、
前記ロー戻し制御を行っているとき、前記モータの前記コースト回生トルクを含むモータ回生トルクを、車両減速度の変化が許容値以下となる第1の変化速度で減少させ、さらに、前記モータ回生トルクが所定値未満になると、前記第1の変化速度よりも大きい第2の変化速度で前記モータ回生トルクを減少させる
電動車両の制御方法。
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