JP6700604B2 - ガラス板製造装置及びガラス板の製造方法 - Google Patents
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Description
熱交換器の一種である多管式熱交換器は、比較的小型であっても、熱交換器内の伝熱面積を広く確保することができるため、省スペースで効率的な熱交換を行うことが可能となる。従って、例えば、既存のガラス板製造設備に温度調整部を増設することが容易となる。
熱交換器の一種であるプレート式熱交換器は、例えば、より省スペースで効率的な熱交換を行うことが可能となるため、既存のガラス板製造設備に温度調整部を増設することがさらに容易となる。
上記ガラス板製造装置において、前記温度調整部は、前記供給流路を流通する冷却液の温度に基づいて前記第2熱交換流路に流入させる前記排出液の流入量を制御する制御部を備えることが好ましい。
上記ガラス板製造装置において、前記成形用ロールは、前記溶融ガラスを挟み込んで圧延する第1成形用ロール及び第2成形用ロールから構成され、前記温度調整部は、前記第1成形用ロールに供給される冷却液の温度を調整する第1温度調整部と、前記第2成形用ロールに供給される冷却液の温度を調整する第2温度調整部とから構成されることが好ましい。
上記ガラス板製造装置は、前記第1成形用ロールと第2成形用ロールとの間で成形された帯状ガラスを前記第1成形用ロール側に湾曲させて搬送する搬送部を備えてもよい。
図1に示すように、ガラス板製造装置11は、成形用ロール12と温度調整部13とを備えている。成形用ロール12は、冷却液を流通する冷却流路14を有するとともに溶融ガラスMGを圧延する。温度調整部13は、成形用ロール12に供給される冷却液の温度を調整する。
ガラス板製造装置11の第1温度調整部19は、熱交換器21の第1熱交換流路21aを流通した冷却液を第1成形用ロール15に供給する供給流路22と、第1成形用ロール15の冷却流路14を流通した冷却液を排出液として流通する排出流路23とを備えている。第1温度調整部19の排出流路23は、排出液の少なくとも一部を第2熱交換流路21bに流入させる構成を有している。
(1)本実施形態のガラス板製造装置11は、冷却液を流通する冷却流路14を有するとともに溶融ガラスMGを圧延する成形用ロール12と、成形用ロール12に供給される冷却液の温度を調整する温度調整部13とを備えている。ガラス板製造装置11の温度調整部13は、第1熱交換流路21a及び第2熱交換流路21bを有するとともに第1熱交換流路21aと第2熱交換流路21bとの間で熱交換する熱交換器21を備えている。また、温度調整部13は、熱交換器21の第1熱交換流路21aを流通した冷却液を成形用ロール12に供給する供給流路22と、成形用ロール12の冷却流路14を流通した冷却液を排出液として流通する排出流路23とをさらに備えている。温度調整部13の排出流路23は、排出液の少なくとも一部を熱交換器21の第2熱交換流路21bに流入させる構成を有している。
また、供給流路22を流通する冷却液の温度は、成形用ロール12の冷却流路14に供給される冷却液の温度に極めて近く、供給流路22を流通する冷却液の温度により成形用ロール12の表面温度を比較的精度よく推定することが可能である。従って、成形用ロール12の表面温度を直接測定することなく、成形用ロール12の表面温度を管理することが可能となる。
上記実施形態を次のように変更して構成してもよい。
・ガラス板製造装置11の第1温度調整部19及び第2温度調整部20のいずれか一方を省略してもよい。すなわち、第1成形用ロール15及び第2成形用ロール16のうち、冷却液の過剰な冷却による影響を受け易い成形用ロールのみに対応して温度調整部13を設けてもよい。
Claims (8)
- 冷却液を流通する冷却流路を有するとともに溶融ガラスを圧延する成形用ロールと、前記成形用ロールに供給される冷却液の温度を調整する温度調整部と、を備えるガラス板製造装置であって、
前記温度調整部は、第1熱交換流路及び第2熱交換流路を有するとともに前記第1熱交換流路と前記第2熱交換流路との間で熱交換する熱交換器と、
前記第1熱交換流路を流通した冷却液を前記成形用ロールに供給する供給流路と、
前記成形用ロールの前記冷却流路を流通した冷却液を排出液として流通する排出流路と、を備え、
前記排出流路は、前記排出液の少なくとも一部を前記第2熱交換流路に流入させる構成を有することを特徴とするガラス板製造装置。 - 前記熱交換器は、多管式熱交換器であることを特徴とする請求項1に記載のガラス板製造装置。
- 前記熱交換器は、プレート式熱交換器であることを特徴とする請求項1に記載のガラス板製造装置。
- 前記温度調整部は、前記熱交換器の前記第1熱交換流路に供給される冷却液、及び前記供給流路を流通する冷却液の少なくとも一方を電気又は燃料ガスを用いて加熱する加熱器をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガラス板製造装置。
- 前記温度調整部は、前記供給流路を流通する冷却液の温度に基づいて前記第2熱交換流路に流入させる前記排出液の流入量を制御する制御部を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガラス板製造装置。
- 前記成形用ロールは、前記溶融ガラスを挟み込んで圧延する第1成形用ロール及び第2成形用ロールから構成され、
前記温度調整部は、前記第1成形用ロールに供給される冷却液の温度を調整する第1温度調整部と、前記第2成形用ロールに供給される冷却液の温度を調整する第2温度調整部とから構成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガラス板製造装置。 - 前記第1成形用ロールと第2成形用ロールとの間で成形された帯状ガラスを前記第1成形用ロール側に湾曲させて搬送する搬送部を備えることを特徴とする請求項6に記載のガラス板製造装置。
- 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のガラス板製造装置を用いてガラス板を製造することを特徴とするガラス板の製造方法。
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JP2016209865A JP6700604B2 (ja) | 2016-10-26 | 2016-10-26 | ガラス板製造装置及びガラス板の製造方法 |
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