JP6700579B2 - 可変スペックル発生装置 - Google Patents

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本発明は、スペックルコントラストを変化させる可変スペックル発生装置に関する。
例えば、特許文献1に開示されているように、コヒーレント光源を用いたプロジェクターが広く利用に供されている。コヒーレント光として、典型的には、レーザー光源から発振されるレーザー光が用いられる。プロジェクターからの画像光がコヒーレント光によって形成される場合、画像光が照射されるスクリーン上にスペックルが観察されるようになる。スペックルは、斑点模様として認識され、表示画質を劣化させる。
特許文献1では、スペックルを低減する目的から、プリズムを回動させることによってスクリーン上の各位置に入射する画像光の入射角度が、経時的に変化するようになっている。この結果、スクリーン上で相関の無い散乱パターンが発生し、観察面上で重畳されることにより、スペックルを低減することができる。
特開2013−152385号公報
Tatsuo Fukui, Koji Suzuki, Shigeo Kubota, "Speckle Contrast Measurement in Arbitrary Observation Distance", Proc. IDW13, PRJ4-1 (2013) Kazuo Kuroda, Tomoharu Ishikawa, Miyoshi Ayama, Shigeo Kubota, "Color Speckle ", OPTICAL REVIEW , Vol.21,No.1,2014,P83-P89
しかしながら、従来、映像に対するスペックルの影響を評価するために、所望のスペックルコントラストとなるような出力光を投射する装置は、考えられていなかった。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであって、波長を変化させることなくスペックルコントラストを変化させることが可能な可変スペックル発生装置を提供することを目的とする。
本発明に係る可変スペックル発生装置は、

コヒーレント光を出射する光源と、
前記光源から出射された前記コヒーレント光のビーム径を変更可能なズーム光学系からなるビーム径可変部と、
電気的に回折条件を変更することで、前記光源から出射された前記コヒーレント光の出射方向を変化させる非可動の光走査部と、
前記光走査部で走査された光を拡散させる複数の要素レンズからなる光拡散部と、
前記光拡散部から拡散された光によって像が形成される光変調部と、
前記光変調部で形成された前記像を投射する投射部と、
を備える
ことを特徴とする。
本発明に係る可変スペックル発生装置は、
前記光拡散部から拡散された光によって像が形成される光変調部を備え、
前記光変調部で形成された前記像を前記投射部から投射する
ことを特徴とする。
本発明に係る可変スペックル発生装置は、
前記投射部から投射された光を映すスクリーンと、
前記スクリーンに映された光の開口数におけるスペックルパターンを測定する測定部と、
前記測定部が測定した前記開口数におけるスペックルパターンから前記光のスペックルコントラストを演算する演算部と、
を備える
ことを特徴とする。
本発明に係る可変スペックル発生装置では、
前記光源が、赤、緑、及び、青に対応する波長のコヒーレント光をそれぞれ出射し、
前記ビーム径可変部が、前記光源から出射した前記複数の波長のコヒーレント光のビーム径をそれぞれ変更して、
前記測定部が、前記スクリーンに映された前記複数の波長のコヒーレント光に対応したそれぞれの前記開口数におけるスペックルパターンを測定した後、
前記演算部が、予め求めた赤、緑、及び、青のそれぞれに対応するスペックルコントラスト及び強度と、前記測定部が測定した前記コヒーレント光のそれぞれの前記開口数におけるスペックルパターンと、に基づいて前記スクリーンに映された光のカラースペックルの色度図上の分散を演算する
ことを特徴とする。
本発明の可変スペックル発生装置によれば、波長を変化させることなくスペックルコントラストを変化させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る可変スペックル発生装置を示す。 本発明の一実施形態に係る可変スペックル発生装置の第1ビーム径の光が中心軸に入射した状態を示す。 図2の状態の可変スペックル発生装置のスペックルコントラストを測定する状態を示す。 本発明の一実施形態に係る可変スペックル発生装置の第2ビーム径の光が中心軸に入射した状態を示す。 図4の状態の可変スペックル発生装置のスペックルコントラストを測定する状態を示す。 本発明の一実施形態に係る可変スペックル発生装置のビーム径の変更に対するスクリーン入射光のNAを示す。
本発明の実施形態に係る可変スペックル発生装置について図面を参照しつつ説明を行う。
図1は、本発明の一実施形態に係る可変スペックル発生装置の構成を示す図である。なお、以下に説明する図面は、模式的に示した図であって、実際の形状、寸法、配置とは異なる場合もある。
本実施形態の可変スペックル発生装置1は、照明部2と、映像を形成してスクリーン4に投射する投射部3と、を備えている。
なお、図では、映像が投射されるスクリーン4には、スクリーン4で反射された映像を観察する反射型スクリーン、あるいは、スクリーン4を透過した映像を観察する透過型スクリーンどちらを使用してもよい。
本実施形態の照明部2は、光源21と、ビーム径可変部22と、光走査部23と、光拡散部24と、照明光学系25と、を有する。
光源21は、コヒーレント光L1としてのレーザー光を出射する半導体レーザー装置など各種レーザー装置が使用される。光源21は、所定の波長のコヒーレント光L1を出射可能である。また、光源21は、例えば、カラー等の複数の波長のコヒーレント光L1をそれぞれ出射できる構成であってもよい。
ビーム径可変部22は、光源21から入射したコヒーレント光L1のビーム径を変更して変更コヒーレント光L2とする。光源21が複数の波長のコヒーレント光L1をそれぞれ出射できる構成の場合、ビーム径可変部22も複数の波長のコヒーレント光L1のビーム径を変更できる構成とする。ビーム径可変部22によるビーム径の変更は、アフォーカル光学系又はズーム光学系を使用すればよい。
ビーム径可変部22でビーム径が変更された変更コヒーレント光L2は、光走査部23に入射する。なお、光走査部23の後段にビーム径可変部22を設置してもよい。
また、光源21から出射されるコヒーレント光L1に対して、その断面方向の強度分布の均一化を図るビーム成型手段を設けておくことが好ましい。設計例として、光走査部23近傍の面で均一化されるようにビーム成型手段を設けるとともに、その面と光変調素子面を共役に設定することにより、被照明領域を均一な強度とすることが可能となる。
光走査部23は、変更コヒーレント光L2の方向を時間的に変化させる光学素子である。本実施形態では、回動中心を中心として反射面を回動させることのできるガルバノミラーが用いられている。この他、可動ミラーを機械的に回動させる可動式ミラーデバイスとしては、ポリゴンミラー、MEMSスキャナを用いることも考えられる。また、可動式ミラーデバイスに限らず、電気的に回折条件を変更することで、出射方向を変化させる可変回折型素子、あるいは、位相変調素子を用いることとしてもよい。このような素子では、可動式ミラーデバイスと異なり、可動部を有さないため、製造時あるいはメンテナンス時などの工程負担を軽減することが可能となる。
本実施形態の光走査部23は、コヒーレント光をスクリーン上で1次元的又は2次元的に走査する。何れの場合においても光拡散部24の入射面を走査し、結果として被照明領域を十分に照明できることが必要とされる。
変更コヒーレント光L2は、この光走査部23にて時間的に方向が変化する走査光L3となり、光拡散部24に入射する。本実施形態では、光拡散部24として、レンズアレイ等を用いる。
光拡散部24は、複数の要素レンズが、光走査部23による光の走査位置に配列された光学素子であって、各要素レンズに入射する走査光L3を拡散光L4に変換する。光拡散部24を構成する要素レンズの大きさ、形状は、必要に応じて適宜に設定することが可能であって、例えば、要素レンズの形状としてシリンドリカルレンズを用いたシリンドリカルレンズアレイを用いることや、極小さい大きさの要素レンズで構成されたマイクロレンズアレイを用いることとしてもよい。
さらに光拡散部24は、各要素レンズが光軸方向に複数段(2段)配列された構成としてもよい。光源21から出射されるコヒーレント光L1は、必ずしも平行光として出射されるとは限らず、平行な状態から幾分かずれた散乱成分を含む場合がある。本実施形態では、要素レンズを光軸方向に複数段配置することで、この散乱成分の抑制が図られる。光軸方向に配列される要素レンズは、同等の径を有するとともにその中心軸が光の進行方向に揃えられて配列される。なお、光拡散部24としてのレンズアレイは、各要素レンズが光軸方向に1段で構成された形態のものを使用してもよい。また、光拡散部24の後段に照明光学系25を設置し、光路を調整してもよい。
次に、投射部3について説明する。投射部3は、光拡散部24から出射された拡散光L4が入射する光路変換部31と、スクリーンに光を投射する投射光学系32と、を有する。
光路変換部31は、光拡散部24から出射される拡散光L4にて、被照明領域としての像形成領域を照明する部分である。光走査部23によって光走査され光拡散部24の各点から出射される拡散光L4は、この光路変換部31を経て、経時的に重なるように被照明領域を照明する。
この光路変換部31は、光拡散部24から出射される拡散光L4が、被照明領域としての光変調素子31bの像形成領域を照明する集光機能を持つ集光部31aを有することが好ましい。
光拡散部24にて発散された拡散光L4の拡散角度を抑え、像形成領域に集光させることで、光の利用効率の向上が図られる。さらに、光路変換部31は、拡散光L4が平行光あるいは略平行光となるように変換することが好ましい。平行光あるいは略平行光として像形成領域を照明することで、像形成領域の各領域を略同条件にて照明することが可能となり、例えば、像形成領域全体を均一に照明することが可能となる。
なお、光路変換部31としては、拡散角度を抑える機能を有すればよく、レンズや凹面鏡、ミラーやプリズムの組み合わせなどが用いられる。同等の機能を有するホログラム素子や回折素子などで実現してもよい。また、これらの組み合わせにより実現してもよい。
また、光路変換部31から出射される変調光L5は、各時点において、像形成領域の少なくとも一部を照明し、光走査部23の走査によって像形成領域全体を照明することで足りるものであるが、変調光L5が各時点において像形成領域全体を照明することが好ましい。このような構成によれば、像形成領域における輝度分布の均一化を図ることが可能となる。
光変調素子31bは、映像信号に基づいて像が形成される像形成領域を有するディスプレイであって、本実施形態では透過型の液晶表示素子が用いられている。光変調素子31bとしては、このような透過型のもの以外に、MEMSなどの反射型のものを利用することも可能である。光路変換部31aからの光は、時間の経過に伴い入射角度を変化させつつ光変調素子31bに入射し、像形成領域に表示される像に基づいて変調光L5に変換される。
投射光学系32は、光変調素子31bからの変調光L5を投射光L6に拡大変換してスクリーン4に投射する。本実施形態では、この投射光学系32の前段に絞り33が設けられている。この絞り33と、レンズアレイの各要素レンズの焦点面とは、略共役に保たれることが好ましい。この構成により、すべての要素レンズからの光束に対し、結像の光学特性を、光変調素子の面内で均一にすることが可能となる。なお、絞り33は、投射光学系32の後段に設けてもよい。
このような可変スペックル発生装置を用いることによって、光源21から出射されるコヒーレント光の波長を変化させることなく、スクリーン4のスペックルコントラストを変更することが可能となる。
図2は、本発明の一実施形態に係る可変スペックル発生装置の変更コヒーレント光L2が第1ビーム径Aである状態を示す。図3は、図2の状態の可変スペックル発生装置のスペックルコントラストを測定する状態を示す。
図1に示したように光走査部23が走査している光には、図2に示すように、スクリーン4の中心軸Cに入射する光がある。本実施形態では、図3に示すように、この光のスペックルコントラストを測定する。
測定部5は、スクリーン4に投射された光のスペックルパターンを測定する。スペックルパターンとは、測定部5のセンサ面上のスペックルの照度分布で定義される。測定部5は、CCDカメラ51、図示しない光学系および偏光フィルタ等を内蔵する。測定部5の中心線5cと投射部3の中心線Cは、スクリーン4上で交差する。スペックルコントラストは、測定部5の中心線5cと投射部3の中心線Cとの角度θ、測定部5の絞り52からスクリーン4までの距離L、投射部3からスクリーン4に入射した光の開口数NAにおけるスペックルパターン、によって求められる(非特許文献1参照)。
投射部3からスクリーン4に入射した光の開口数NAにおけるスペックルパターンは、ビーム径可変部22によって変更されるビーム径と対応する。したがって、測定部5の中心線5cと投射部3の中心線3cとの角度θ、及び、測定部5の絞り52からスクリーン4までの距離Lを固定値にすれば、ビーム径可変部22によって変更されるビーム径とスペックルコントラスト値は、1対1に対応することになり、演算部6で演算することができる。
次に、この可変スペックル発生装置1において、スペックルを測定するための方法について説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る可変スペックル発生装置の変更コヒーレント光L2が第2ビーム径Bである状態を示す。図5は、図4の状態の可変スペックル発生装置のスペックルコントラストを測定する状態を示す。図6は、本発明の一実施形態に係る可変スペックル発生装置のビーム径の変更に対するスクリーン入射光のNAを示す。
まず、図3に示されるように、光源21から出射されたコヒーレント光L1をビーム径可変部22で第1ビーム径Aに変更する。第1ビーム径Aに変更された光は、照明部2及び投射部3を経て、スクリーン4に投射される。スクリーン4に投射される光は、図6に示した光のうち、第1開口数NA1で投射される。この第1開口数NA1の状態で発生するスペックルパターンを測定部5が測定し、演算部6がスペックルコントラストを演算する。
次に、図5に示されるように、光源21から出射されたコヒーレント光L1をビーム径可変部22で第2ビーム径Bに変更する。第2ビーム径Bに変更された光は、照明部2及び投射部3を経て、スクリーン4に投射される。スクリーン4に投射される光は、図6に示した光のうち、第2開口数NA2で投射される。この第2開口数NA2の状態で発生するスペックルパターンを測定部5が測定し、演算部6がスペックルコントラストを演算する。
このような可変スペックル発生装置を用いることによって、異なるビーム径において、あらかじめ複数の水準のスペックルコントラスト値を測定しておけば、それと比較することで、再現性良く定量的なスペックルコントラストを発生させることが可能となる。
また、観察者がスクリーン4を観察しながらビーム径可変部22を調整してスペックルコントラストを変更することで、スペックルコントラストの値が観察者に与える影響を評価することが可能となる。
次に、複数の波長の光を出射する光源21に対応した可変スペックル発生装置1の使用方法について説明する。
例えば、可変スペックル発生装置1は、赤R、緑G、及び、青Bのような基準となる色を用いて、演算によって、スクリーン4に映された色の光に対するスペックルコントラストを求めることができる(非特許文献2参照)。
光源21には、赤R、緑G、及び、青Bに対応する半導体レーザー等を用いる。そして、それぞれの光源21に対応する3つのビーム径可変部22を用いる。予め定めた色を再現するためには、予めその色に対応する赤R、緑G、及び、青Bの強度の割合を求めておく。
赤R、緑G、及び、青Bのそれぞれに対応するスペックルコントラストは、予め求めておく。カラースペックルの色度図上の分散は、予め定めた色を再現するための赤R、緑G、及び、青Bの割合に対応して計算によって求めることが可能である。
すなわち、可変スペックル発生装置1では、光源21が、赤、緑、及び、青に対応する波長のコヒーレント光L1をそれぞれ出射し、ビーム径可変部22が、光源21から出射した複数の波長のコヒーレント光のビーム径をそれぞれ変更して、測定部5が、スクリーン4に映された複数の波長のコヒーレント光に対応したそれぞれの光の開口数NAにおけるスペックルパターンを測定した後、演算部6が、予め求めた赤、緑、及び、青のそれぞれに対応するスペックルコントラストと、コヒーレント光のそれぞれの開口数NAにおけるスペックルパターン及び強度に基づいてスクリーン4に映された光のカラースペックルの色度図上の分散を演算する。
以上、本実施形態の可変スペックル発生装置1によれば、コヒーレント光を出射する光源21と、光源21から出射されたコヒーレント光L1のビーム径を変更可能なビーム径可変部22と、光源21から出射されたコヒーレント光を走査する光走査部23と、前記光走査部23で走査された光を拡散させる光拡散部24と、光拡散部24から拡散された光を投射する投射部3と、を備えるので、波長を変化させることなくスペックルコントラストを変化させることが可能となる。
本実施形態の可変スペックル発生装置1によれば、光拡散部24から拡散された光によって像が形成される光変調部31を備え、光変調部31で形成された像を投射部3から投射するので、輝度分布が均一化された像を投射することが可能となる。
本実施形態の可変スペックル発生装置1によれば、投射部3から投射された光を映すスクリーン4と、スクリーン4に映された光の開口数NAにおけるスペックルパターンを測定する測定部5と、測定部5が測定した開口数NAにおけるスペックルパターンから前記光のスペックルコントラストを演算する演算部と、を備えるので、異なるビーム径において、あらかじめ複数の水準のスペックルコントラスト値を求めておけば、それと比較することで、再現性良く定量的なスペックルコントラストを発生させることが可能となる。
また、観察者がスクリーン4を観察しながらビーム径可変部22を調整してスペックルコントラストを変更することで、スペックルコントラストの値が観察者に与える影響を評価することが可能となる。
本実施形態の可変スペックル発生装置1によれば、光源21が、赤、緑、及び、青に対応する波長のコヒーレント光L1をそれぞれ出射し、ビーム径可変部22が、光源21から出射した複数の波長のコヒーレント光のビーム径をそれぞれ変更して、測定部5が、スクリーン4に映された複数の波長のコヒーレント光に対応したそれぞれの光の開口数NAにおけるスペックルパターンを測定した後、演算部6が、予め求めた赤、緑、及び、青のそれぞれに対応するスペックルコントラスト及び強度と、コヒーレント光のそれぞれの開口数NAにおけるスペックルパターンと、に基づいてスクリーン4に映された光のカラースペックルの色度図上の分散を演算するので、スクリーン4に映された色の光に対するカラースペックルの色度図上の分散を求めることが可能となる。
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…可変スペックル発生装置
2…照明部
21…光源
22…ビーム径可変部
23…光走査部
24…光拡散部
3…投射部
31…光変調部
31a…集光部
31b…光変調素子
32…投射光学系
4…スクリーン
5…測定部
6…演算部

Claims (3)

  1. コヒーレント光を出射する光源と、
    前記光源から出射された前記コヒーレント光のビーム径を変更可能なズーム光学系からなるビーム径可変部と、
    電気的に回折条件を変更することで、前記光源から出射された前記コヒーレント光の出射方向を変化させる非可動の光走査部と、
    前記光走査部で走査された光を拡散させる複数の要素レンズからなる光拡散部と、
    前記光拡散部から拡散された光によって像が形成される光変調部と、
    前記光変調部で形成された前記像を投射する投射部と、
    を備える
    ことを特徴とする可変スペックル発生装置。
  2. 前記投射部から投射された光を映すスクリーンと、
    前記スクリーンに映された光の開口数におけるスペックルパターンを測定する測定部と、
    前記測定部が測定した前記開口数におけるスペックルパターンから前記光のスペックルコントラストを演算する演算部と、
    を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の可変スペックル発生装置。
  3. 前記光源が、赤、緑、及び、青に対応する波長のコヒーレント光をそれぞれの強度で出射し、
    前記ビーム径可変部が、前記光源から出射した前記コヒーレント光のビーム径をそれぞれ変更して、
    前記測定部が、前記スクリーンに映された前記コヒーレント光に対応したそれぞれの前記開口数におけるスペックルパターンを測定した後、
    前記演算部が、予め求めた赤、緑、及び、青のそれぞれに対応するスペックルコントラスト及び強度と、前記測定部が測定した前記コヒーレント光のそれぞれの前記開口数におけるスペックルパターンと、に基づいて前記スクリーンに映された光のカラースペックルの色度図上の分散を演算する
    ことを特徴とする請求項に記載の可変スペックル発生装置。
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