JP6700394B2 - 改良された流体チャンバ、流体チャネル、流体出口孔、空気入口孔及び空気チャネル機能を有する口腔衛生装置のためのアタッチメントアセンブリ - Google Patents

改良された流体チャンバ、流体チャネル、流体出口孔、空気入口孔及び空気チャネル機能を有する口腔衛生装置のためのアタッチメントアセンブリ Download PDF

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Description

本開示は、一般に、口腔衛生装置のためのアタッチメントアセンブリ、特に、個人の舌又は他の口腔内表面をより効果的に洗浄するための改良された設計を有するアタッチメントアセンブリに関する。具体的に、本開示は、一般に、流体チャンバ、流体チャネル、流体出口孔、空気入口孔及びそのようなアタッチメントアセンブリのための空気チャネルに対する改良された設計に関する。
臭気性の揮発性有機物質、あるいは口臭又は悪臭呼気として知られる物質の存在は、今日の現代社会では個人にとってあまりにも一般的な問題である。ある時点で、大部分の人は、口臭を患っている個人を感じたか又は近くにいたことがある。不快な口臭は、個人の日常生活に大きな障害となる−それは、その個人の信頼レベル、他者とのコミュニケーション能力、他者との有意義な関係を確立する能力に影響を与える。しかしながら、このような口臭は、舌に生息する細菌のような大きな根本的な問題に根ざしている可能性がある。この細菌は、揮発性の硫黄化合物を生成する酵素を有しており、これは不快な臭い及び口臭に関連付けられる影響を生じる。
そのような細菌を取り除くことは、口臭を除去するための主な目標の1つである。舌の上、特に、舌上の乳頭突起の間に存在するバイオフィルム層が、そのような細菌の共通の住処である。しかしながら、これらの厚いバイオフィルムを除去することは、舌スクレーパ及びマウスウォッシュのような従来の技術では困難な作業である。これらの技術は更に、長く持続するフレッシュで心地よい息を個人に提供しない。
一般に、口臭には2つのタイプの治療の選択肢が存在する:すなわち(i)化学的な治療と(ii)機械的な治療がある。従来の化学的な治療は、典型的に、舌バイオフィルム上の細菌を殺し、かつ/又はその上の臭気を中和する技術に対応する。このような化学的処理は有効であるが、化学物質が、口臭を発生させる細菌の大部分がいるバイオフィルムの深層に浸透することができないので、通常数時間しか持続しない。従来の機械的な治療は、典型的には、舌から口臭を発生させる細菌を除去しようとする技術に対応する。このような従来の機械的な治療は、典型的には、舌の上の乳頭突起の間で増殖する細菌を取り除くのに効果的ではないので、最小限の量の臭気保護(例えば30分)しか提供しない。
1つの効果的な選択肢は、口臭をより良好に軽減するために、化学的な治療技術と機械的な治療技術の双方を組み合わせることである。口臭の化学的な治療と機械的な治療の双方を提供するいくつかの装置が存在するが、これらの装置には重要な問題が残っている。この併用治療を提供する1つの方法は、機械的に舌を洗浄することができるブラシを介して行われ、ブラシに結合されたポンプが、流体を舌へ注ぎ込んで治療の化学部分を提供する。しかしながら、流体リザーバ及びポンプをその中に含む口腔衛生装置のハンドル部分は大きい可能性がある。さらに、ポンプ自体が誤動作する可能性があり、これにより、併用治療プロセスを効果的でないものにすることがある。
一実施形態では、これらのデバイスは、ユーザの舌へマウスウォッシュ等の流体を排出するポンプを使用せずに化学的治療を提供する「ポンプフリー」デバイスとして知られている。これらのポンプフリー装置は、回転力を利用して、ブラシヘッドから接触パッド上に流体を押し出し、接触パッドが個体の舌と相互作用して洗浄する。しかしながら、ブラシヘッドを駆動する口腔衛生装置の負荷を最小限に抑えながらも、流体を接触パッドに効果的に輸送するブラシヘッドを作成することは困難な可能性がある。さらに、舌(例えば舌の上のバイオフィルム)からの汚染物質の漏れや再侵入を最小限にし、様々な使用角度で流体を効果的に提供するようにブラシヘッドを構成することは容易ではない。したがって、これらの装置がより効果的な方法で機能して動作するように、口臭を治療するためのブラシヘッドのための改良された設計があれば有益であろう。この潜在的な問題を克服する1つの方法は、アタッチメントアセンブリから流体を「ポンプ」アウトするために遠心力を利用する、ポンプフリーのアタッチメントアセンブリ又はブラシヘッドを含めることである。この改良された機能性は更に、ポンプフリーのアタッチメントアセンブリを使用しながら、多くの既存の電気口腔ヘルスケア装置が依然として使用されることを可能にする。
したがって、本開示の目的は、乳頭間の細菌(interpapillary bacteria)を効果的に減少させることができ、それによって個人の息を改善することができる口腔衛生装置のためのアタッチメントアセンブリを提供することである。この目的は、本発明によれば、口臭と戦うアタッチメントアセンブリに様々な改良を施すことによって達成される。特に、そのような改良は、改善された流体チャンバ、流体チャネル、流体出口孔、空気入口孔及び空気チャネル設計に関連する。
第1例示実施形態では、口腔衛生装置のためのアタッチメントアセンブリが説明される。アタッチメントアセンブリは、接続部材、主アタッチメント及び接触パッドを含む。接続部材は第1端と第2端を有し、接続部材の第1端は、口腔衛生装置のハンドル部分に結合されるように構成される。主アタッチメントは、接続部材に第2端で結合され、流体チャンバを含む。流体チャンバは、口腔衛生装置の長手方向軸に沿って実質的に細長く、主アタッチメント内に実質的に包含され、口腔衛生装置とともに使用するために内部に貯蔵される流体を有するように動作可能であり、流体チャンバ内に貯蔵される流体の量に関わらず口腔衛生装置の慣性モーメントが実質的に一定のままであるように長手方向軸に沿った断面は実質的に円形である。接触パッドは、口腔衛生装置の作動中に流体チャンバから流体を受け取り、表面を洗浄するように動作可能である。
第2例示実施形態では、ポンプを使用せずに、接触パッドへ流体を送達するように構成される口腔衛生装置とともに使用するためのアタッチメントアセンブリが説明される。アタッチメントアセンブリは、口腔衛生装置の作動中に接触パッドに送達されるべき流体を貯蔵するための流体チャンバを含む。アタッチメントアセンブリは、アタッチメントアセンブリの1つ以上の側壁のうちの第1部分に沿って伸びる1つ以上の流体チャネルも含む。1つ以上の流体チャネルの第1端は、アタッチメントアセンブリの第1端で流体チャンバと流体連通する。1つ以上の流体チャネルの第2端は、第1流体出口孔と流体連通する。さらに、第1流体出口孔は、1つ以上の流体チャネル及び接触パッドを流体的に接続する。
第3例示実施形態では、アタッチメントアセンブリに入る空気による漏れを最小にする口腔衛生装置とともに使用するためのアタッチメントアセンブリが説明される。アタッチメントアセンブリは、流体をその中に貯蔵するための流体チャンバを含む実質的に細長い主アタッチメントを含む。アタッチメントアセンブリは、流体チャンバと流体連通する1つ以上の流体出口孔も含む。1つ以上の流体出口孔は、実質的に細長い主アタッチメントの長手方向軸に沿った第1位置に、実質的に細長い主アタッチメントの第1側面に沿って配置される。アタッチメントアセンブリは、流体チャンバと流体連通する1つ以上の空気入口孔を更に含む。1つ以上の空気入口孔は、実質的に細長い主アタッチメントの長手方向軸に沿った第2位置に、実質的に細長い主アタッチメントの第2側面に沿って配置され、第1側面及び第2側面は、相互に実質的に反対側にある。
第4例示実施形態では、汚染物質の再侵入を最小にする口腔衛生装置のためのアタッチメントアセンブリが説明される。アタッチメントアセンブリは、主アタッチメント、接触パッド及び1つ以上の流体出口孔を含む。主アタッチメントは、その中に配置される流体チャンバを有する。接触パッドは、主アタッチメントの第1側面に配置される。1つ以上の流体出口孔は、接触パッド上に配置される。1つ以上の流体出口孔はまた、流体チャンバ内に貯蔵される流体と流体連通しており、口腔衛生装置の作動中に流体チャンバ内に貯蔵された流体の流出を調整するようにアタッチメントアセンブリが構成されるよう実質的に狭い直径を有する。
第5例示実施形態では、汚染物質の再侵入を最小にする別のアタッチメントアセンブリが説明される。アタッチメントアセンブリは、主アタッチメント、接触パッド及び1つ以上の流体出口孔を含む。主アタッチメントは、その中に配置される流体チャンバを有する。接触パッドは、主アタッチメントの第1側面に配置される。1つ以上の流体出口孔は、接触パッドの外側のエッジに配置される。1つ以上の流体出口孔は、これらが主アタッチメントの第1の面から洗浄されるべき表面へ向かって伸びるように、実質的に管状である。主アタッチメントは、第1方向及び第2方向に第1距離だけ振動するように構成される。さらに、実質的に管状の1つ以上の流体出口孔の長さは、第1距離の少なくとも2倍である。
第6例示実施形態では、汚染物質の再侵入を最小にする口腔衛生装置のためのまた別のアタッチメントアセンブリが説明される。アタッチメントアセンブリは、主アタッチメント、接触パッド、第1流体出口孔及び第2流体出口孔を含む。主アタッチメントは、その中に配置される流体チャンバを有する。接触パッドは、主アタッチメントの第1側面に配置される。第1流体出口孔は、主アタッチメントの第2側面に沿って接触パッドの第1エッジに沿って配置される。第2流体出口孔は、主アタッチメントの第2側面に沿って接触パッドの第2エッジに沿って配置される。
第7例示実施形態では、汚染物質の再侵入を最小にする更に別のアタッチメントアセンブリが説明される。アタッチメントアセンブリは、流体チャンバ、1つ以上のチャネル及び1つ以上の追加のチャネルを含む。流体チャンバは、口腔衛生装置の長手方向軸に沿って実質的に細長い。1つ以上のチャネルは、第1端及び第2端を有する。1つ以上のチャネルは、流体チャンバの第1側面に配置され、第1端で流体チャンバの下端と流体連通する。1つ以上の追加のチャネルは、流体チャンバの第1側面に配置される。1つ以上の追加のチャネルは、第2端部で1つ以上のチャネルと流体連通し、主流体チャンバの上端で流体チャンバと流体連通する。
本発明の上記及び他の特徴、その性質及び様々な利点は、添付図面と併せて以下の詳細な説明を検討することにより、より明らかになるであろう。
様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の斜視図である。 様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の斜視図である。
様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の例示的な図である。 様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の例示的な図である。
様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の図1Aの線F−Fに沿った断面図の例示的な図である。 様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の図1Aの線F−Fに沿った断面図の例示的な図である。
様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の図1Bの線A−Aに沿った断面図の例示的な図である。 様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の図1Bの線B−Bに沿った断面図の例示的な図である。 様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の図1Bの線C−Cに沿った断面図の例示的な図である。
様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100のための空気入口孔の配置の例示的な図である。
様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100のための流体出口孔の例示的な図である。
様々な実施形態による空気チャネル702、704を含むアタッチメントアセンブリ100の例示的な図である。
本発明は、様々な構成要素及び構成要素の配置、並びに様々な技術、方法又はステップの手順とステップの配置の形態をとることができる。参照される図面は、単に説明される実施形態の目的のためであり、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。以下に様々な発明的特徴を説明するが、これらの特徴を、相互に独立に使用することも他の特徴と組み合わせて使用することもできる。さらに、本明細書で使用されるとき、単数形の「a」、「an」及び「the」は、文脈上そうでないことが明確に指示されない限り、複数の参照を含む。本明細書で使用されるとき、2つ以上の部分又は構成要素が「結合される(combine)」という記載は、直接的に、あるいは間接的に、すなわちリンクが生じる限り1つ以上の中間部分又は構成要素を介して、これらの部分が接合(join)されるか一緒に動作することを意味するものとする。本明細書で使用されるとき、「直接的に結合される(directly coupled)」とは、2つの要素が直接、相互に接触していることを意味する。本明細書で使用されるとき、「固定的に結合される(fixedly coupled)」又は「固定される(fixed)」は、相互に対して一定の向きを維持しながら一体となって動くように、2つの構成要素が結合されることを意味する。
本明細書で使用されるとき、「ユニタリ」という用語は、構成要素が単一の部品又はユニットとして作成されることを意味する。本明細書で用いられるとき、2つ以上の部分又は構成要素が別のものに「係合する」という記載は、その部分が直接又は1つ以上の中間部分又は構成要素を介して、相互に対して力を及ぼすことを意味する。本明細書で用いられるとき、「数」という用語は、1又は1より大きい整数(例えば複数)を意味するものとする。
本明細書で使用されるとき、「実質的に液密シール(substantially fluid tight seal)」は、2つの面が、これらの2つの面の間の流体又は気体の通過を実質的に制限するように(例えばわずか5%の通過)、互いに密封係合することを意味する。さらに、本明細書で使用されるとき、「流体連通(fluid communication)」又は「流体的に連通する(fluidly communicating)」という用語は、2つ以上の部分の間の流体又は気体の漏れを実質的に制限するような方法で(例えばわずか5%の通過)、流体又は気体がこれらの2つ以上の部分の間を通過するように、2つ以上の部分が係合されることを意味する。
本明細書で使用されるとき、係合、アタッチメント又は結合の文脈における「密封的に(sealingly)」又は「密封される(sealed)」という用語は、2つの部分が実質的に液密シールで互いに結合されることを意味する。
これらに限定されないが、上、下、右、左、上方、下方、正面、後ろ、背面及びこれらの派生語を含め、本明細書で使用される方向を示すフレーズは、図面に示される要素の向きに関連するものであり、明示的に記載されない限り、特許請求の範囲を限定するものではない。
図1A、図1B、図2A及び図2Bは、様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の斜視図である。アタッチメントアセンブリ100は、例示的で非限定的な実施形態では、その中に配置される実質的に円形の流体チャンバを有するブラシヘッドである。アタッチメントアセンブリ100は、例えば個人の舌の洗浄を助ける電気口腔衛生装置に結合されるブラシヘッドに対応してよい。例えばアタッチメントアセンブリ100を使用して、口臭の影響を最小限にすることができる。
図2に見られるように、アタッチメントアセンブリ100は、例示的な実施形態において、接続部材110を含む。接続部材110は、アタッチメントアセンブリ100がその近位端で口腔衛生装置に接続することを可能にする。接続部材110の遠位端は、主アタッチメント108の近位端でアタッチメントアセンブリ100の主アタッチメント108に接続する。例示的な実施形態では、アタッチメントアセンブリ100の主アタッチメント108は、略円柱形であるか、アタッチメントアセンブリ100及びこれに結合される口腔衛生装置を通って伸びる図1Bに示されるような長手方向軸E−Eに沿った細長い円柱形(elongated cylindrical shape)である。アタッチメントアセンブリ100の主アタッチメント108の遠位端は、典型的には個人の口に入る部分である。
遠位端に近接するアタッチメントアセンブリ100の主アタッチメント108の第1側面に沿って配置されるものは、例示的な実施形態では、接触パッド102である。接触パッド102は、図1A、図2A及び図2Bに示されており、以下で更に詳細に説明される。接触パッド102は、個人の舌と相互作用するように働く毛(bristle)の複数の実例(instances)(例えば複数の毛)を含んでよい。1つの特定の例では、接触パッド102の様々な毛が、個人の舌の上の様々な乳頭突起と相互作用することができ、これは、流体(例えばマウスウォッシュ)との組合せで舌からのバイオフィルムの洗浄及び除去を助けることができる。一実施形態では、図2Aに図示(及び以下で詳細に説明)されるような1つ以上の流体出口孔104、106が、接触パッド102の一部に沿って、例えば接触パッド102のエッジに沿って配置されてもよい。したがって、流体出口孔104、106の一般的な位置は、図2Aに示されるように、接触パッド102の両側のエッジに沿って略中央に置かれる。流体出口孔104、106のこの一般的な配置は、アタッチメントアセンブリ100のための適切な慣性モーメントパラメータを維持する。しかしながら、流体出口孔を、特定のアタッチメントアセンブリ100のジオメトリ及びそれが取り付けられる装置の動作モードに応じて、他の位置に配置されることが可能であることが認識されよう。例えば流体出口孔は、図2Bの流体出口孔104a、104bのように中央に置かれて接触パッド102の上の部分又は下の部分に配置されるか、あるいは図2Bの流体出口孔106a、106bのように接触パッド102の両側に配置されることができる。
別の実施形態では、図1Bに図示(及び以下でより詳細に説明)されるような1つ以上の空気入口孔112が、遠位端に近接してアタッチメントアセンブリ100の第2側面に配置されてよい。第2側面は、接触パッド102を含む第1側面から主アタッチメント108の反対側にある。
図1A及び図1Bにおいて分かるように、アタッチメントアセンブリ100の主アタッチメント108は、概して円柱形である。近位端では、主アタッチメント108は、近位端における(例えば線C−Cに沿った)主アタッチメント108の断面直径が、主アタッチメント108の長さに沿って中間の(例えば線B−Bに沿った)断面直径よりも小さくなるように、わずかに先細りであってよい。さらに、主アタッチメント108は、遠位端における主アタッチメント108の断面直径が、主アタッチメント108の長さに沿って中間の(例えば線B−Bに沿った)断面直径よりも小さくなるように、わずかに先細りであってよい。当業者は、上述したような主アタッチメント108及びアタッチメントアセンブリ100の形状は一般に単なる例示であり、アタッチメントアセンブリ100がユーザの口内にフィットするように動作可能であり、吐き気等のような有害な身体作用を最小限にする限りにおいて、任意の他の適切な構成が使用されてよい。
図1Aは更に、アタッチメントアセンブリ100の例示的な構成を図示している。図示された実施形態では、長手方向軸F−Fが、アタッチメントアセンブリ100の接続部材110及び主アタッチメント108の実質的に中心部分を貫通している。図1Aに図示される実施形態では、軸F−Fは、軸F−Fが中心軸線からわずかに離れて配置されるように、アタッチメントアセンブリ100の第2側面とは反対の、接触パッド102を含むアタッチメントアセンブリ100の第1側面にわずかに近いが、当業者にはこれが単なる例示に過ぎないことが認識されよう。さらに、アタッチメントアセンブリ100の主アタッチメント108の二重テーパ状の構成が、図1Bに更に表示されている。例えば接触パッド102の中点(mid−point)に沿って(例えば線A−Aに沿って)、主アタッチメント108は、該主アタッチメント108の近位端又は遠位端よりも断面が大きいことがある。以下により詳細に述べるように、これは、個人の舌の洗浄を助けるために、アタッチメントアセンブリ100内に配置される流体チャンバ120から接触パッド102へ流体を運ぶのを助けるために起こることがある。
図1Bは、接触パッド102の反対側から見おろすときに見えるアタッチメントアセンブリ100を図示している。アタッチメントアセンブリ100の中心軸に沿った走行は軸E−Eであり、軸E−Eは、その長さに沿った主アタッチメント108の両側のエッジから実質的に等距離である。一実施形態では、主アタッチメント108の近位端は、軸C−Cに沿った主アタッチメント108の両端(either edge)から軸E−Eまでの距離が、軸A−A又は軸B−Bに沿った主アタッチメント108の両端から軸E−Eまでの距離よりも小さくなるように“より細い”。
図3Aは、一実施形態による、図1Aに図示されるアタッチメントアセンブリ100の線F−Fに沿った断面図の例示的な図である。図3Aにみられるように、アタッチメントアセンブリ100の主アタッチメント108は外壁302を含む。外壁302は、一般的には環状であるが、1つ以上の非円形部分を含んでもよい。壁302は実質的に、約数ミリメートル(又はそれ未満)の薄さであり、長手方向軸Eに関して対称である。壁302は、流体をその中に保持するための流体チャンバ120として機能するキャビティをアタッチメントアセンブリ100内に形成する。図3Aの例示の非限定的な実施形態では、壁302は、長手方向軸Eの両側に配置される2つの上側部分302−2、302−4を含む。2つの上側部分302−2、302−4の各々は、その上方端(例えば遠位端)で壁302の実質的に垂直な部分302−1に接続する。1つの例示的な実施形態では、上側部分302−2、302−4は、長手方向軸Eに対してわずかに傾斜されてよく、一方の側で壁302の垂直部分302−1に接続し、反対の端部で下側部分302−3、302−5にそれぞれ接続してよい。下側部分302−3、302−5も長手方向軸Eに対して傾斜されてよく、上側部分302−2、302−4とは異なる角度であってよい。主アタッチメント108は、その近位端で接続部材110に接続する。流体出口孔104、106は、典型的に、上側部分302−2、302−4及び下側部分302−3、302−5が交差するエリアに配置される。
例示的な実施形態では、上側部分302−2と302−4は、実質的に同じ角度と半径を有する。言い換えると、上側部分302−2と302−4の各々の長さは等しく、長手方向軸Eに対する上側部分302−2と302−4の双方の長手方向軸Eからの距離も等しい。さらに、上側部分302−2及び302−4は、長手方向軸Eの両側に実質的に一定の側部(substantially constant side portion)が形成されるよう、それぞれ下側部分302−3及び302−5に接続する。同様に、下側部分302−3及び302−5は、下側部分302−3及び302−5の各々の長さが等しく、かつ長手方向軸Eに対する下側部分302−3及び302−5の双方の長手方向軸Eからの距離も等しくなるように実質的に同じ角度及び半径を有する。
例示的な実施形態において、流体チャンバ120は1つ以上のチャネル122及び124を含み、これらのチャネル122及び124は、それぞれ、断面平面に沿って壁302の下側部分302−3及び302−5の長さに沿って延びるように構成される。チャネル122及び124は、一実施形態では、長手方向軸Eに対して壁302の下側部分302−3及び302−5と実質的に同じ角度を有する。図3Aに図示される実施形態のように、チャネル122及び124の各々は、実質的に真っ直ぐであり、流体チャンバ120の長さに沿って長手方向軸Eに対して実質的に一定の角度Φを有する。例示的な一実施形態では、角度Φは約7度であるが、当業者にはこれが単なる例示であることが認識されよう。チャネル122及び124は、アタッチメントアセンブリ100の主アタッチメント108の近位端で流体チャンバ120の一部と流体連通する。したがって、アタッチメントアセンブリ100が結合される口腔衛生装置が作動中であるとき、流体チャンバ120内の流体をチャネル122及び124へ伝達することができる。
壁302の上側部分302−2、302−4と下側部分302−3、302−5が交わる点に配置されているのは、一実施形態では、それぞれ、流体出口孔104及び106である。流体出口孔104、106は実質的に円形の形状であり、チャネル122及び124の端部に配置される。以下でより詳細に説明するように、作動中のとき、流体は、流体チャンバ120の下側(近位)部分から流体出口孔104、106に入る。流体チャンバ120の下側(近位)部分は、流体出口孔104、106が配置されているチャネル122及び124の反対の端部に配置される。一実施形態では、流体は、該流体が流体チャンバ120の下側部分から流体出口孔104、106に移動するのに十分な力を受けると、流体出口孔104、106を出るように動作可能である。したがって、流体チャネル122、124は、例示的な実施形態では、それぞれ流体出口孔104、106と流体連通する。
図3Bは、別の実施形態によるアタッチメントアセンブリ100の線F−Fに沿った断面図の例示的な図である。この実施形態は、図3Bに図示される実施形態が、各チャネルが長手方向軸Eに対して実質的に可変の角度を有するチャネル122及び124を含んでいることを除いて、図3Aに図示される実施形態と実質的に同様である。例示的な実施形態のチャネル122及び124は、より下方の(近位)端部に近接するチャネル122及び124の角度が、流体出口孔104、106に近接するチャネル122及び124の角度とは異なるように、長手方向軸Eに沿って可変の角度を有する。
1つの非限定的な実施形態では、チャネル122及び124は各々、より下方の(近位)端に隣接して第1角度Θ1を有し、流体出口孔104、106と流体チャンバ120の近位端との間の中間点において第2角度Θ2を有し、流体出口孔104、106の近くの点において第3角度Θ3を有し、ここで、第1角度Θ1、第2角度Θ2及び第3角度Θ3の各々は長手方向軸Eに対するものである。例えば長手方向軸Eに対して、第1角度Θ1は約10度であってよく、第2角度Θ2は約7度であってよく、第3角度Θ3は約4度であってよい。一実施形態において、チャネル122及び124は、その長さに沿って長手方向軸Eに対して約7度の平均角度を有する(例えば第1角度Θ1と第2角度Θ2と第3角度Θ3の平均は、約7度である)。
典型的な動作では、アタッチメントアセンブリ100は、約200〜300Hzの周波数で約10度のピーク間振幅(a peak to peak amplitude)で長手方向軸Eの周りを回転する。流体チャネル122及び124を含むことにより、アタッチメントアセンブリ100は、傾けられたときに、流体が出口孔104、106を通過するというトラブルを経験しない。流体チャンバ120の近位部分(すなわち、接続部材110の近く)に配置される流体は、流体を流体出口孔104、106から排出するために必要な遠心力を受けないためである。接線方向の流体の加速度は、流体が流体チャンバ120内の剛体として挙動する場合よりも低い。したがって、チャネル122及び124は、より容易かつより十分な容積で流体が流体出口孔104、106を通って流体チャンバ120を出ることを可能にする。チャネル122及び124は、例示的な実施形態では、チャネルの流体カラム設計(fluid column design)及び長手方向軸Eからの距離に比例するその中の流体に対する遠心力の影響の増大、並びにチャネル122と124の角度及びその中に配置される流体の角速度に起因して、流体をより効果的に運ぶことができる。流体輸送は、一般的に、チャネル122及び124の壁に対する遠心力によって駆動され、それにより、その中の流体の移動方向をそれぞれ流体出口孔104、106に向ける。流体チャンバ120の近位端に近接する遠心力は、長手方向軸Eに対するより小さい半径に起因して制限される。したがって、図3Bに図示される実施形態のように、その近位端における角度を大きくすることによって、出口孔104、106に向かう流体を駆動する遠心力の量が増加する。遠心力は出口孔104、106に近接するほど大きくなるので、流体チャネル122、124の全長にわたってバランス調整されたポンピング効果(balanced pumping effect)が存在するように、流体チャネル122及び124の角度を小さくすることができる。
チャネル122及び124について、図3Aのような一定の角度と図3Bのような可変の角度の双方を説明したが、チャネル122及び124の近位端でのより急な角度は、チャネル122及び124の近位端で流体によって感じられる遠心力を増加させる。これは、流体出口孔104、106により近い、より小さな角度(例えば第3角度Θ3)によって更に強調され、そのような小さな角度は、チャネル122及び124が部分的にしか流体で満たされていない場合であっても、流体が流体出口孔104、106から流出することを可能にする。
チャネル122及び124の幅は、例示的な一実施形態において、その中の流体の乱流及び渦運動が最小限に抑えられるように、十分に小さい。流体のこれらのタイプの運動を最小にすることによって、流体チャンバ120から流体チャネル122及び124を通って流体出口孔104、106から出る流体を駆動するための遠心力の最大限の使用が生成される。例示的な一実施形態では、流体チャネル122及び124は、約2ミリメートル以下の幅を有するが、当業者にはこれが単なる例示であることが認識されよう。
実質的に円形の流体チャンバを有するアタッチメントアセンブリ100の理論的な慣性モーメントは、空の流体チャンバ120の場合は約110mmであり、満杯(full)の流体チャンバ120の場合には約135mmである。実際には、円形の流体チャンバを有するアタッチメントアセンブリ100の実際の慣性モーメントは、流体チャンバ120が空であるか、半分(half-full)であるか、満杯であるかに関わらず、実質的に一定のままである。実質的に矩形の流体チャンバを有するアタッチメントアセンブリ100の理論的な慣性モーメントは、空の流体チャンバの場合は約110g・mmであり、満杯の流体チャンバの場合には約150g・mmである。したがって、実質的に矩形の流体チャンバを有するアタッチメントアセンブリの慣性モーメントは、流体チャンバ内の流体レベルに応じて実質的に増加する。
前述の実施形態は、実質的に円形である流体チャンバを説明しているが、上記の説明は、実質的に円形の流体チャンバと矩形又は非円形の流体チャンバの双方に当てはめることができることが当業者には認識されよう。さらに、一実施形態では、流体チャンバ120のような実質的に円形の流体チャンバを、それ自体(例えば主アタッチメント108)が必ずしも円形でないアタッチメントアセンブリ内で使用してもよい。当業者には、アタッチメントアセンブリの設計において異なる幾何学的形状が使用されてよく、本明細書で説明される図示された実施形態は単なる例示であることが認識されよう。
ポンプフリー設計の場合、例えばアタッチメントアセンブリ100の流体チャンバ120は、使用中に投与されるべきマウスウォッシュ等の液体を1〜8mLの間で保持するべきである。1つの特定の実施形態では、流体チャンバ120は、その中に2〜4mLの流体を貯蔵することができる。マウスウォッシュは、接触パッド102上の毛と組み合わせて使用されるとき(例えば化学的及び機械的な治療)、舌の乳頭突起の間からのバイオフィルムの除去だけでなく、バイオフィルム根絶の増加を助ける働きをする。しかしながら、流体は、アタッチメントアセンブリ100の周りで振動するとき、アタッチメントアセンブリ100の慣性モーメントに寄与する。典型的には、口腔衛生装置、例えばアタッチメントアセンブリ100を受け入れるように動作する口腔衛生装置は、実質的に一定の慣性モーメントを有するアタッチメントアセンブリを受け取ることを予期する。これは、口腔衛生装置が、アタッチメントアセンブリの限られた範囲の慣性モーメントで動作するように設計されているからである。アタッチメントアセンブリ100への流体の追加により、これはアタッチメントアセンブリ100の慣性モーメントに影響を及ぼし、したがって、口腔衛生装置の機能に潜在的に大きな影響を与える可能性がある。
使用中に、アタッチメントアセンブリ100内の流体チャンバ120から接触パッド102内の流体出口孔104、106に能動的に伝達される流体は、移動する必要があり、したがって遠心力を「感じる」又は遠心力による影響を受ける必要がある。アタッチメントアセンブリ100の流体チャネル122、124等の流体チャネルを使用することによって、流体チャネル122、124内に存在する流体は最大量の遠心力を受け、一方、流体チャンバ120内の流体は最小量の遠心力を受ける。
図1Bの軸E−Eに沿った様々な点は、線A−A、線B−B及び線C−Cによりラベル付けされる、軸F−F上の例示的な断面切断点であり、これらは、それぞれ図4A、図4B及び図4Cに関連して以下でより詳細に説明される。特に、図4A〜図4Cの様々な断面図は、マウスウォッシュ等の流体を内部に貯蔵するように動作可能な流体チャンバ120を図示している。断面図は流体チャネル122及び124も図示している。1つの例示的な実施形態では、線A−Aに沿った断面図は、流体チャンバ120の実質的に円形の構成を示す。実質的に円形の流体チャンバ120の直径は、線A−Aよりも線B−B及び線C−Cではより小さいにもかかわらず、アタッチメントアセンブリ100の主アタッチメント108は設計上、軸F−F及び軸E−Eに沿って先細りにされ得るので、流体チャンバ120は、断面線B−B及び線C−Cに沿って見るときも依然として実質的に円形である。
遠心力の影響を最小限にするために、流体チャンバ120をアタッチメントアセンブリ100の長さに沿って実質的に円形に構成することにより、流体チャンバ120内に貯蔵されるとき、流体の実質的に薄い層(例えば厚さが約0.2ミリメートル未満)は、作動時に口腔衛生装置の駆動周波数で動くことになる。したがって、実質的に円形であるような流体チャンバ120の構成は、流体チャンバ120から慣性モーメントへの流体の寄与を、非円形(例えば矩形)の流体チャンバと比較して50%未満にすることを可能にする。さらに、図4A〜図4Cに見られるような流体チャンバ120は、線A−Aにおける流体チャンバ120の断面が線B−Bにおける流体チャンバ120の断面よりも実質的に大きく、さらに線B−Bにおける流体チャンバ120の断面が線C−Cにおける流体チャンバ120の断面よりも実質的に大きくなるように、実質的に先細りの構造にされる。しかしながら、当業者には、流体チャンバ120が、アタッチメントアセンブリ100の主アタッチメント108の長さに沿った任意の点で必ずしも完全に円形である必要はなく、上記は単なる例示であることが認識されよう。
アタッチメントアセンブリ100の流体チャンバ120の実質的に円形の設計の更なる利点は、流体チャンバ120内で発生する泡の減少である。泡は典型的に、流体チャンバ120内の流体のスロッシングに起因して、流体チャンバ120内で発生する。そのようなスロッシングは、流体チャンバ120内で流体は移動することに起因して生じる。泡の生成はユーザによる流体チャンバ120の再充填を妨げる。これは、流体チャンバ120内の泡の量を減少させることにより、使用時に、アタッチメントアセンブリ100によって解放される流体の有効体積が増加するという点で更に有利である。
図4A〜図4Cの各断面図に見られるように、アタッチメントアセンブリ100の流体チャネル122及び124の外壁は、1つの非限定的な例示実施形態では、長手方向軸Eの交差点から外側に伸びる放射状線(radial line)に対して実質的に垂直である。例えば流体チャネル122及び124の外壁は、図4Aに図示されるように、放射状線402によって二分されてもよい。放射状線402は、例示的な実施形態では、断面線A−Aと線E−Eの交差点から伸びる。同様に、図4B及び図4Cに示される放射状線404及び406の各々は、それぞれ、断面線B−B及び断面線C−Cに沿って流体チャネル124(又は流体チャネル122)の外壁を二分してもよい。放射状線402、404、406にチャネル122、124の外壁を二分させることにより、外壁は、チャネル122、124の長さに沿ってアタッチメントアセンブリ100の回転軸に対して絶えず接するようになる。このようにすることにより、チャネル122及び124内の流体の内部攪拌(例えば流体の旋回)をもたらすことになる、生成された遠心力の全ての成分が最小にされる。
さらに、図4A〜図4Cに示されるように、流体チャネル122及び124の各々は、例示的な実施形態では、流体チャネル122及び124の外壁が、例えば流体チャネル122及び124の長さの方向に沿って放射状線402、404及び406に対して垂直な関係を維持するように構成される。またさらに、長手方向軸Eに沿った流体チャンバ120の実質的に円形の断面特性が維持され、それにより、アタッチメントアセンブリ100の慣性モーメントに対する流体チャンバ120内の流体の影響を最小にする。
アタッチメントアセンブリ100によって送達される流体の量とアタッチメントアセンブリ100の角度との間には関係がある。流体チャネル122及び124を含まない、以前に設計されたアタッチメントアセンブリの場合、重力に対するアタッチメントアセンブリ100の角度が増加するにつれて、安定して送達される流体の割合は減少する。これは、ユーザが口腔衛生装置に結合されるアタッチメントアセンブリ100の適用の角度を増加させるにつれて、提供される流体の量が減少することを意味する。例えばチャネルのないアタッチメントアセンブリでは、動作角が実質的に水平(例えば重力に対して0度)から実質的に垂直(例えば重力に対して90度)になると、送達される流体は、体積の割合として90%超から約60%に減少する。
流体チャネル122及び124の追加は、アタッチメントアセンブリ100が、動作角に関わらず、流体のより一貫した出力を提供することを可能にする。例えばアタッチメントアセンブリ100が重力に対して実質的に水平な角度で操作されるとき、アタッチメントアセンブリ100からの流体の出力の流れは、アタッチメントアセンブリ100が重力に対して実質的に垂直な角度(例えば90度)で操作されるときの流体の出力の流れと実質的に等しい。これは、個人が、装置の実質的に水平な向きを維持する必要なく、アタッチメントアセンブリ100を含む口腔衛生装置をより自由に使用することを可能にし、かつ、アタッチメントアセンブリ100からの流体の一貫した流れは依然として得ることを可能にする。
図5は、様々な実施形態によるアタッチメントアセンブリ100について空気入口孔112を位置決めする例示的な図である。空気入口孔112と流体出口孔104、106との間の圧力差により、アタッチメントアセンブリ100で空気漏れが生じる可能性がある。外部環境から空気入口孔を通って空気が侵入することによって生じる圧力の下で、例えば重力又は他の動きにより、流体チャンバ120内に閉じ込められる気泡又は空気が受ける加速度が存在する場合、これにより、流体が流体出口孔104、106から押し出される可能性がある。
図5の例示の非限定的な実施形態では、主アタッチメント108は、(図1Bに見られるように)主アタッチメント108のエッジから略等距離にあり、長手方向軸Eに沿って流体出口孔104、106と実質的に同じ位置にある空気入口孔112を含む。例示的な実施形態では、空気入口孔112は、アタッチメントアセンブリ100の、流体出口孔104及び106とは反対側に配置される。例えば流体出口孔104及び106が第1側面(例えば接触パッド102と同じ側面)に配置される場合、空気入口孔112は、主アタッチメント108の反対の側面に配置されるであろう。空気入口孔112を、長手方向軸Eに沿って流体出口孔104及び106と実質的に同様の位置に配置する。このようにすることにより、例えばアタッチメントアセンブリ100が垂直に向けられるときに、気泡504は空気入口孔112と連通しないので、新たな気泡は流体チャンバ120に導入されない。
図示されていない別の例示的な実施形態では、単一の空気入口孔112が使用される代わりに、複数の空気入口孔112が実装されてもよい。この特定のシナリオでは、空気入口孔112の様々な実例が、相互に実質的に近接して配置される。さらに、空気入口孔112の複数の実例は、これらが全て流体出口孔104及び106の全体的な面又は高さ内にあるように、相互に実質的に同じ高さに配置されてよい。
流体出口孔104、106のサイズは、各流体出口孔が実質的に、流体出口孔104、106を出る流体の流体抵抗を最小にするのに十分に大きいものとなるように構成される。例示的な一実施形態では、流体出口孔104、106のサイズは0.7ミリメートル未満、例えば0.5ミリメートル又は0.6ミリメートルである。別の例示的な実施形態では、流体出口孔104、106のサイズは、約0.5ミリメートルと約0.6ミリメートルとの間である。しかしながら、当業者には、流体出口孔104、106の正確な値は単なる例示であり、0.7ミリメートル未満の流体出口孔104、106の任意の直径が適切な流量挙動を示し得ることが認識されよう。0.7ミリメートル以上の直径を有する流体出口孔104、106の流量は、アタッチメントアセンブリ100が重力に対して約30度の角度にあるとき、約10秒の使用後は流量が実質的に高く始まる(例えば10mL/分)ようになる。しかしながら、流量は指数関数的に低下し、約30秒後には流速は実質的に低くなる(例えば1mL/分未満)。このシナリオでは、ユーザは、非常に短い時間の後に接触パッド102上の流体の重大な欠如を経験することになり、それによって洗浄プロセスを著しく妨げることになる。
流体出口孔104、106が約0.5ミリメートルの直径Dを有するように構成されるとき、流量は最初の30秒の動作にわたって実質的に一定のままである。例えば0〜30秒の動作の間に、出口孔104、106から出る流体の流量は、約2mL/分と4mL/分の間のままである。流体出口孔104、106のサイズ(例えば直径)を約0.5〜0.6mmの間に又は0.7mm未満に減少させることによって、流体出口孔104、106からの流体流量は、最初の30秒のブラッシング間隔(brushing interval)又は洗浄セッション(cleaning session)にわたって実質的に一定に維持される。
図6は、接触パッド102、特に流体出口孔104、106を含むアタッチメントアセンブリ100の上部の断面図である。前述したように、アタッチメントアセンブリは、内部に流体604を貯蔵する流体チャンバ120を含む。さらに、接触パッド102のエッジ又は側面に沿った様々な位置に1つ以上の流体出口孔104、106がある。作動中、アタッチメントアセンブリ100は、ピークからピークまで約1ミリメートル移動し、その結果、処理中に約1ミリメートルの長さの流体スラグ(slug of fluid)が流体出口孔104、106を出る。アタッチメントアセンブリが舌616の表面に向かって下方に移動すると、流体の一部が流体出口孔104、106に再び入ることがある。流体出口孔104、106に再び入る流体の正確な量は静的ではなく、これらに限定されないが出口孔104、106上の表面張力、湿潤性及び粘度を含む様々な要因に依存する。反対に、流体出口孔104、106を出る流体の量は、これらに限定されないが出口孔径、D、出口孔の数、そして流体出口孔104、106からの流体の流出速度を決定する口腔衛生装置からの駆動力を含む、他の要因に依存する。アタッチメントアセンブリ100の各ストロークに起因する流出速度は、流体出口孔の直径の二乗(例えばD)に比例するが、駆動力に起因する流出速度は流体抵抗で増大し、これは、4乗数(fourth power)に対する流体出口孔104、106 14の長さ及び流体出口孔の直径に比例する。流体が流体出口孔104、106に再び入る場合、個人の舌204からの何らかのバイオフィルムを含む可能性があり、これは、流体チャンバ120内に配置された滅菌流体(例えばマウスウォッシュ)と混ざる可能性がある。これは、流体チャンバ120内に貯蔵された流体を危険にさらし、流体出口孔104、106に沿った汚染物質の蓄積を招き、アタッチメントアセンブリ100の機能性及び性能を経時的に低下させる。
例示的な一実施形態において、流体チャネル122、124は、例示的な実施形態では構造が実質的に管状である。これは、例えば実質的に1ミリメートルよりも小さい内径、例えば0.5〜0.6ミリメートルの直径を有する流体チャネル124の出口における流体出口孔106をもたらす。さらに、流体出口孔の高さHは約2.5ミリメートルである。高さを約2.5ミリメートルにすることにより、流体チャンバ120に再び入るためには、舌204上のバイオフィルムが流体出口孔104、106を通って戻り、流体出口孔での流体チャネルの高さまで上がって、流体チャネル122の長さの中へ移動する必要がある距離は、大幅に増加する。例示的な実施形態では、流体チャネル124の高さHは、作動中のアタッチメントアセンブリ100の典型的な動きの長さよりも大きく、これは、流体チャンバ120に再び侵入する可能性があるバイオフィルムとマウスウォッシュの混合物の量を大いに減少させる。流体チャンバ120及び流体チャネル122及び124がほとんど空になるとき、この特定のシナリオでは流体チャネル122及び124が、部分的に空気で満たされるようになり、その結果、汚染物質を流体チャネル122及び124から流体チャンバ120内へ移送する部分的な量の内部混合が生じる可能性があるので、これは特に有利である。
アタッチメントアセンブリが、重力に対して有意な角度で傾けられるとき、流体が流体チャンバ120から接触パッド102へ適切に提供されないことがある。この問題は、より詳細には、図6に図示されるように、流体チャネル122及び124等の流体チャネルをアタッチメントアセンブリ内へ実装することにより対処される。しかしながら、アタッチメントアセンブリ100を含む口腔衛生装置がもはや操作されていないときに、流体がチャネル122及び124内に依然として存在している可能性がある。上述したように、個人の舌上のバイオフィルムからの汚染物質を、流体出口孔104、106及びチャネル122、124をそれぞれ通って流体チャンバ120に引き戻すことができる。さらに、流体チャネル122及び124自体が空気を閉じ込めることがあり、これは、流体チャンバ120を充填するユーザの能力のを阻害する可能性がある。またさらに、口腔衛生装置のハンドルがアタッチメントアセンブリ100の遠位端よりも高くなるように口腔衛生装置を操作する個人については、適切な流体送達が起こらない可能性がある。
通常の使用において、流体チャンバ(120)は、マウスウォッシュのような流体(604)で満たされる。口腔衛生装置は、不使用時に保管されるとき、典型的には、アタッチメントアセンブリ100が取り付けられた状態で、垂直又は水平に配置される。空気入口孔と流体出口孔との間に圧力差がある場合、口腔衛生装置が使用されていないときでも、流体チャンバから出口孔の外へ流体の漏れが起こる可能性がある。口腔衛生装置が作動していないとき(すなわち保管されているとき)、流体出口孔(104、106)からの流体漏れを低減するために、流体チャンバ内の流体が流体出口孔から出ることを防ぐように、流体出口孔の材料を十分に疎水性にすることができる。出口孔の毛管力はヤング・ラプラス方程式によって決まる:
Figure 0006700394
ここで、Δpはインタフェースにわたる圧力降下であり、γは表面張力であり、θは液体と壁材料との間の接触角であり、aは管の半径である。これを、平衡状態の開管内で流体が上昇する(又は接触角について>90度下降(fall)する)高さとして表すこともできる。
Figure 0006700394
ここで、hは液体の高さであり、ρは液体の密度であり、gは重力による加速度である。
典型的なマウスウォッシュでは、γ=0.032J/m2であり、密度は水の密度に近い。したがって、直径0.5mmの出口孔では、完全に疎水性(θ=180度)の場合、メニスカス圧力に打ち勝って流体が出口孔に入るようにするためには、〜26mmの流体の高さが必要であると計算することができる。あまり極端でない接触角の場合、θ=120度は、出口孔に入る抵抗に打ち勝つために依然として〜13mmの流体の高さを与える。これは、通常の取り扱い加速度による漏れを防ぐのに十分である。このような疎水性の出口孔の更なる利点は、装置を空気中に保管して乾燥させることができる場合、マウスウォッシュが乾燥して、出口孔にこれらを詰まらせる可能性がある残渣が残ることを防止することにある。
しかしながら、マウスウォッシュは典型的に、界面活性剤及び様々な他の化合物を含み、その結果、一般的には、同じ表面上において水で見られるよりもかなり低い接触角、>60度の接触角を達成することが難しい。この場合、漏れ防止は依然として生じるが、これは、同じ効果のわずかに異なる包含(slightly different implication)に起因する。ここで、関連するメニスカスは、表面が90度回転する出口孔の端部に形成され、流体は出口孔を出るために凸メニスカスを形成しなければならない。
接触角が<90度の場合、流体の流出に抵抗する感覚を有する同様の力が生じ、以下の式によって与えられる:
Figure 0006700394
以前と同じパラメータを使用して、30度の接触角について、これは流体の高さ〜13mmに等しい流体を放出する圧力を与え、60度の接触角についてこれは22.6mmまで増加する。この力は接触角>90度で負になり、これは、流体メニスカスがこの点に到達する(すなわち、流体が出口孔に入ることを防止する以前に与えられた力に打ち勝つ)場合、流出を引き起こす傾向のある力を受けて、流体表面がその曲率半径を減少させることを可能にする。
したがって、接触角が<90度の場合も、流体保持力は残っており、特に出口近くの露出表面上の出口孔材料をより疎水性にすることによって増加する。これらの力は、流体の漏出を有意に防止するのに十分であるが、作動中の出口孔における加速力は〜190gであり、疎水性力による抵抗に比べて大きいので、作動中の流体流出を妨げない。
例えば図6に図示されるように、流体出口孔104からの流体流出を制限する疎水性材料804のライナーが流体チャネル122に挿入される。口腔衛生装置が作動しており、アタッチメントアセンブリ100が軸の周りを動いているとき、アタッチメントアセンブリの動きは、疎水性保持材料に打ち勝つのに十分な流体圧力を生成することになるので、流体が流体出口孔を出る可能性がある。
漏れを防止するための更なるステップは、空気入口孔112も同様に疎水性材料から作製すること、あるいは図1Bに見られるように空気入口孔の直径を減少させることもできる疎水性材料112aのライナーを空気入口孔内に挿入することに由来し得る。空気孔材料をより疎水性にすることには更なる利点があるが、接触角が<90度の場合、小さすぎることはない(流体出口孔と同じ又は小さいサイズではない)。これは、空気出口孔と全く同じ方法で、空気入口孔を通る漏れを防止することを助けることができるだけでなく、空気入口孔を容易に使用することも助けることができる。この場合、空気入口孔は、孔の方向で強い加速度の場所には配置されないので、運動中に、運動力は空気が入ることを助けない。親水性材料の場合、空気が入ることを許容するためには、与えられた方程式によって計算されるメニスカス圧力に打ち勝つ必要がある。(流体の漏れを防止するのに役立つ)小さな空気入口孔の場合、これは、出口孔で流体流出力のバランスをとるために十分に大きい可能性があり、流れを停止させる可能性があって望ましくない。これは、望ましい最小の空気入口孔のサイズを決定する。空気入口孔及びその周囲の材料が疎水性であるとき、空気の流入に対する障壁はほとんどなく、漏れが防止されるだけでなく、作動中の正常な流体の流出が保証される。
図7は、空気チャネル702及び704も含む、別の実施形態による別のアタッチメントアセンブリ100の例示的な図である。空気チャネル702、704の各々は、それぞれ流体出口孔104、106から流体チャンバ120の遠位端まで伸びる。空気チャネル702、704をアタッチメントアセンブリ100に含めることによって、気泡は、アタッチメントアセンブリ100が充填されているときに、流体チャネル122及び124から容易に除去するために従うべき経路を有する。さらに、空気チャネル702、704は、アタッチメントアセンブリ100を含む口腔衛生装置が動作を停止したときに流体チャンバ120の遠位部分からの空気が流体チャネル122及び124に入ることを可能にし、これにより、流体チャネル122及び124内の流体は、流体バイオフィルム又は他の汚染物質内における出口孔104、106の引っ張り(pulling)又は吸い込み(sucking)なしに、流体チャネル122及び124に再び入る可能性がある。
一実施形態では、空気チャネル702、704が流体チャンバ120に接合する、アタッチメントアセンブリ100の長手方向軸からの空気チャネル702、704の半径は、流体チャネル122、124の半径以下である。これは、アタッチメントアセンブリ100を通って循環する流体を減少させることができ、それにより、アタッチメントアセンブリ100で発泡を生じ、作動中の流体の流出を妨げる。図7に図示されるように、空気チャネル702、704は、それぞれ出口孔104、106で流体チャネル122、124にそれぞれ接続される。したがって、空気チャネル702、704が流体チャンバ120に接合する流体チャンバ120の遠位端における空気チャネル702、704の半径は、流体チャネル122、124が、接続部材110に近接する流体チャンバ120の遠位端で流体チャンバ120に接合する流体チャネル122、124の半径以下である。1つの実施形態では、空気チャネル702、704は、流体出口孔104、104と流体連通するだけでなく又はそれに加えて、流体チャネル122、124と実質的に流体連通する。
上述したように、空気チャネル702、704は、例示的な実施形態では、それぞれ、流体出口孔104、106に近接する一方の端部で流体チャネル122、124と流体連通し、反対の端部で流体チャンバ120と流体連通する。さらに、流体チャネル122及び124は、流体チャンバ120と流体連通する。したがって、流体チャネル124と組み合わせた流体チャネル122と、空気チャネル704と組み合わせた空気チャネル702は、本質的に、両端部で流体チャンバ120と接続する2エンド構造になる。アタッチメントアセンブリ100が動作を停止している口腔衛生装置のとき、流体チャンバ120の遠位端からの空気は、空気チャネル702、704に入ることができ、それによって流体が流体チャネル122及び124へと下方に流れることを可能にし、出口孔104、106で起こり得る吸引を最小にする。
さらに、ユーザがアタッチメントアセンブリ100に流体を充填しようとするとき、空気チャネル702、704及び/又は流体チャネル122及び124内に位置する空気は、流体チャンバ120の上部に移動することができ、それによって、流体出口孔104、106によって閉じ込められている空気を最小にすることができる。さらに別の利点として、アタッチメントアセンブリ100は、角度をつけられるとき(例えばアタッチメントアセンブリ100が、口腔衛生装置に取り付けられたハンドルよりも低いとき)に性能が向上する。これは、ユーザが、頭部を上方に傾けて、口の異なる領域により良く届くようにすることを可能にする。この特徴は、一実施形態では流体チャネルとして機能する空気チャネル702、704、及び空気チャネルとして機能する流体チャネル122及び124によって達成される。
特許請求の範囲において、括弧内に置かれるいずれの参照符号も、請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。「備える(comprising)」又は「含む(including)」という単語は、請求項に列挙される要素又はステップ以外の要素又はステップの存在を除外しない。いくつかの手段を列挙する装置の請求項において、これらの手段のいくつかが、1つの同じのハードウェアアイテムによって具体化されてもよい。要素に先行する単語「a」又は「an」は、そのような複数の要素の存在を除外しない。いくつかの手段を列挙する任意の装置の請求項において、これらの手段のいくつかが、1つの同じのハードウェアアイテムによって具体化されてもよい。特定の要素が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これらの要素を組み合わせて使用することができないことを示すものではない。
本発明は、説明の目的のために、現在最も実用的かつ好ましい実施形態であると現在考えられているものに基づいて詳細に説明されているが、そのような詳細はその目的のためのみであり、本発明は開示される実施形態に限定されず、反対に、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内にある修正及び均等な構成を含むように意図されていることが理解されよう。例えば本発明は、可能な限り、任意の実施形態の1つ以上の特徴を任意の他の実施形態の1つ以上の特徴と組み合わせることができることを意図していることが理解されよう。

Claims (15)

  1. 口腔衛生装置の電動ポンプを使用せずに流体を送達するように構成される口腔衛生装置とともに使用するためのアタッチメントアセンブリであって:
    前記口腔衛生装置の遠位端に結合するように構成される近位端を有する接続部材と;
    前記接続部材の遠位端で前記接続部材に結合される実質的に細長い主アタッチメントと;
    を備え、前記主アタッチメントは、
    前記口腔衛生装置とともに使用するために流体をその中に貯蔵する流体チャンバと、
    前記主アタッチメントの遠位端で前記主アタッチメントの長手方向軸に沿った第1側面上にある接触パッドと、
    前記主アタッチメントの前記第1側面上にあり、前記流体チャンバと流体連通して、前記流体チャンバから流体を受け取り、該流体を前記接触パッドに送達するように動作可能な少なくとも1つの流体出口孔と、
    前記接触パッドが配置される前記主アタッチメントの前記第1側面と反対にある前記主アタッチメントの第2側面上に配置されて、前記流体チャンバと流体連通する空気入口孔と、
    を有し、前記流体チャンバ内の流体は、前記口腔衛生装置の作動中に前記少なくとも1つの流体出口孔を出る、
    アタッチメントアセンブリ。
  2. 前記少なくとも1つの流体出口孔は、第1及び第2流体出口孔を含み、当該アタッチメントアセンブリは、
    前記主アタッチメント内の前記流体チャンバの第1側面の少なくとも一部に沿って伸びる第1流体チャネルであって、前記流体チャンバと流体連通する第1端と前記第1流体出口孔と接続する第2端とを有する、前記第1流体チャネルと、
    前記流体チャンバの前記第1側面と反対の前記流体チャンバの第2側面の少なくとも一部分に沿って伸びる第2流体チャネルであって、前記流体チャンバと流体連通する第1端と、前記第2流体出口孔と接続する第2端とを有する前記第2流体チャネルと、
    を更に備え、前記第1流体チャネルと前記第2流体チャネルは前記接触パッドの反対側に配置される、請求項1に記載のアタッチメントアセンブリ。
  3. 前記第1流体チャネル及び前記第2流体チャネルの各々は、該流体チャネルの長さに沿って当該アタッチメントアセンブリの長手方向軸に対して実質的に一定の角度を有するように構成される、
    請求項2に記載のアタッチメントアセンブリ。
  4. 前記第1流体チャネル及び前記第2流体チャネルの各々は、当該アタッチメントアセンブリの長さに沿った位置に応じて、当該アタッチメントアセンブリの長手方向軸に対して実質的に可変の角度を有するように構成され、前記第1流体チャネル及び前記第2流体チャネルの各々は、流体チャネルの近位端に近接する第1位置で前記長手方向軸に対して第1角度を有し、流体チャネルの中間に近接する第2位置で前記長手方向軸に対して第2角度を有し、各々の第2端にある流体出口孔に近接する第3位置で前記長手方向軸に対して第3角度を有し、前記第1、第2及び第3角度は互いに異なる
    請求項2に記載のアタッチメントアセンブリ。
  5. 前記第1及び第2流体チャネルは各々それぞれ前記第1及び第2流体出口孔から前記接触パッドに投与される流体の量が、重力に対する当該アタッチメントアセンブリの角度とは独立して実質的に一定であるように構成される、
    請求項2に記載のアタッチメントアセンブリ。
  6. 前記流体チャンバと、前記第1及び第2流体チャネルは、前記流体チャンバ内に貯蔵された流体が、前記口腔衛生装置の作動中に前記流体チャンバ内に貯蔵された流体に及ぼされる遠心力に起因して、それぞれ前記第1及び第2流体出口孔から押し出されるように構成される、
    請求項2に記載のアタッチメントアセンブリ。
  7. 前記少なくとも1つの流体出口孔の位置及び前記空気入口孔の位置は、前記少なくとも1つの流体出口孔及び前記空気入口孔の各々が、前記主アタッチメントの長手方向軸に沿って、前記主アタッチメントのエッジから略中間の実質的に同じ位置に位置するように配置される、
    請求項1に記載のアタッチメントアセンブリ。
  8. 前記第1及び第2流体チャネルはそれぞれ、前記主アタッチメントの第1側面から、ある高さで前記第1及び第2流体出口孔に向かって伸びるように実質的に管状に形成され、
    前記主アタッチメントは、流体を前記第1及び第2流体チャネルからそれぞれ前記第1及び第2流体出口孔に送達するよう前記口腔衛生装置の作動中に第1距離を移動するように構成され、
    前記第1及び第2流体チャネルの実質的に管状に形成され部分の前記高さは、前記第1及び第2流体出口孔から出た流体の再侵入を防止するために、前記主アタッチメントによって移動される前記第1距離の少なくとも2倍である、
    請求項2に記載のアタッチメントアセンブリ。
  9. 前記接触パッドは、表面に接触するように構成される複数の細長い構造体を備える、
    請求項1に記載のアタッチメントアセンブリ。
  10. 前記口腔衛生装置が作動中でないときに前記少なくとも1つの流体出口孔から流体の漏れを減少させるように、前記流体出口孔の直径を小さくするために前記少なくとも1つの流体出口孔に挿入される疎水性材料のライナーを更に備える、
    請求項1に記載のアタッチメントアセンブリ。
  11. 前記口腔衛生装置が作動中でないときに前記空気入口孔から流体の漏れを減少させるように、前記空気入口孔に挿入される疎水性材料のライナーを更に備える、
    請求項1に記載のアタッチメントアセンブリ。
  12. 口腔衛生装置においてポンプを使用せずにユーザの口に流体を送達するように構成される口腔衛生装置のためのアタッチメントアセンブリであって:
    その近位端で前記口腔衛生装置の遠位端に接続するように構成される接続部材と;
    その近位端で前記接続部材の遠位端に結合される実質的に細長い主アタッチメントであって、該主アタッチメントは、当該アタッチメントアセンブリの長手方向軸に沿って実質的に細長い流体チャンバを有する、主アタッチメントと;
    前記主アタッチメントの遠位端で前記主アタッチメントの長手方向軸に沿った第1側面上にある接触パッドと;
    前記接触パッドが配置される前記主アタッチメントの前記第1側面とは反対の前記主アタッチメントの第2側面に配置されて、前記流体チャンバと流体連通する空気入口孔と;
    前記主アタッチメントの前記第1側面上の前記接触パッド上の第1流体出口孔、及び前記第1流体出口孔から前記接触パッドの反対側にある第2流体出口孔と;
    前記流体チャンバの第1側面に配置され、前記流体チャンバから流体を受け取るように動作可能な前記流体チャンバと流体接続する第1端と、前記第1流体出口孔と接続する第2端とを有する、第1流体チャネルと;
    前記第1流体チャネルから前記流体チャンバの反対側にある前記流体チャンバの第2側面に配置され、前記流体チャンバから流体を受け取るように動作可能な前記流体チャンバと流体接続する第1端と、前記第2流体出口孔と接続する第2端とを有する、第2流体チャネルと;
    前記流体チャンバの第1側面に配置され、前記流体チャンバの遠位端と流体接続する第1端と、気泡を前記第1流体チャネルから前記流体チャンバの遠位端へ除去するように動作可能な前記第1流体出口孔で前記第1流体チャネルと接続する第2端とを有する、少なくとも1つの第1空気チャネルと;
    前記流体チャンバの第2側面に配置され、前記流体チャンバの遠位端と流体接続する第1端と、気泡を前記第2流体チャネルから前記流体チャンバの遠位端へ除去するように動作可能な前記第2流体出口孔で前記第2流体チャネルと接続する第2端とを有する、少なくとも1つの第2空気チャネルと;
    を備え、前記口腔衛生装置の作動中、前記流体チャンバ内に貯蔵された流体は、前記第1流体出口孔から排出される、
    アタッチメントアセンブリ。
  13. 前記少なくとも1つの第1空気チャネル及び前記少なくとも1つの第2空気チャネルは流体チャネルとして機能し、
    前記第1流体チャネル及び前記第2流体チャネルは、空気チャネルとして機能する、
    請求項12に記載のアタッチメントアセンブリ。
  14. 前記第1及び第2流体チャネルは各々それぞれの前記第1端において、該流体チャネルが当該アタッチメントアセンブリの長手方向軸から第1距離にあり、それぞれの前記第2端において、該流体チャネルが前記長手方向軸から第2距離にあるように角度付けされ、前記第1距離は前記第2距離よりも小さい、
    請求項12に記載のアタッチメントアセンブリ。
  15. 前記第1及び第2流体チャネルは各々、前記長手方向軸と第1角度をなすように構成され、前記第1角度は、
    前記第1及び第2流体チャネルの各々の長さに沿って実質的に一定であるか、
    前記第1及び第2流体チャネルの各々の長さに沿って実質的に変化する、
    のいずれか一方である、
    請求項12に記載のアタッチメントアセンブリ。
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