JP6698473B2 - 受け金物及びそれを用いた床断熱工法 - Google Patents
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Description
前記受け金物の位置決めストッパーを、大引の下面にあてがった状態で、その先鋭突起を前記大引の側面に食い込ませることにより、所望数の前記受け金物を前記大引の側面に適宜間隔置きに仮留めする工程と、
仮留めした前記受け金物の基板を前記大引の側面に本留めする工程と、
本留めした前記受け金物の受け部に長尺の受け材を嵌め込んで前記受け材を吊持させる工程と、
前記受け材上に、前記大引と直交するように多数のバラ板を差し渡して下地を施工する工程と、
前記大引と前記下地を構成する前記バラ板との間に、下層断熱材を敷き詰める工程と、
前記大引間並びに前記大引と土台間の前記下層断熱材上に、前記大引及び前記土台の上面と面一となるように上層断熱材を嵌装する工程と、
前記大引上に直接床板を打ち付けて床を仕上げる工程とから成る床断熱工法である。
この工程は、受け金物1を、複数並設される大引15及び金物固定材14の各側面に仮留めする工程である。そのために先ず、受け金物1の取り付け位置において位置決めストッパー5を大引15の下面にあてがった後、基板2を大引15の側面に押し付け、先鋭突起6を食い込ませる(図4拡大部参照)。また、同様にして、位置決めストッパー5を金物固定材14の下面にあてがった後、基板2を金物固定材14の側面に押し付けて先鋭突起6を食い込ませる。このようにして大引15及び金物固定材14の側面に、所望数の受け金物1を、適宜間隔置きに仮留め配置する。
この工程は、仮留めした受け金物1を、大引15及び金物固定材14の側面に本留めする工程である。受け金物1の本留めは、そのビス穴8にビス9を打ち込むことによって行う(図5参照)。
この工程は、本留めした各受け金物1に対し、長尺の受け材16を、受け部3に当たるまで押し込み、複数の受け金物1に掛け渡して吊持させる工程である(図6参照)。その際、押止部4の上端部が外方に傾けられていると、受け金物1に対する受け材16の嵌め込みを、容易且つスムーズに行うことが可能となる。また、押止部4が基板2側に傾けられているときは、嵌め込まれた受け材16が、基板2と押止板4との間に確固と挟持されることになる。
この工程は、受け材16上に、大引15と直交するように多数のバラ板を差し渡し固定して、下地を施工する工程である(図7参照)。
この工程は、多数のバラ板17で構成される下地と大引15との間に、下層断熱材18を敷き詰めていく工程である(図8参照)。その際、下層断熱材18の継ぎ目はバラ板17上にくるようにし(図7の拡大部参照)、また、大引15を支持する鋼製束24に当たる部分には、カッターで切り込み19を入れて、鋼製束24を逃がすようにする(図8参照)。かくして、各大引15の下面に下層断熱材18が当接することになるので、大引15が熱橋となって断熱効果が損なわれるおそれはない。
この工程は、大引15と大引15との間並びに大引15と土台13との間の下層断熱材18上に、大引15及び土台13の上面と面一となるように、下層断熱材18よりも厚手となる上層断熱材20(例えば、100〜105mm)を密に充填する工程である(図9参照)。その場合、大引15間に押え板21を渡して、上層断熱材20を押え止めるようにしてもよい。
この工程は、大引15上に、根太を介することなく直接床板を打ち付けて、床を仕上げる工程である。
2 基板
3 受け部
4 押止部
5 位置決めストッパー
6 先鋭突起
7 補強部
8 ビス穴
9 ビス
11 べた基礎
12 布基礎
13 土台
14 金物固定材
15 大引
16 受け材
16a 補助受け材
17 バラ板
18 下層断熱材
19 切り込み
20 上層断熱材
21 押え板
22 スペーサ
23 通気空間
24 鋼製束
Claims (9)
- 基板と、前記基板の下部を水平に折曲して成る受け部と、前記受け部の端部を上方に折曲して成る押止部とから成り、前記基板の両側面の中間部に前記基板の背面方向に突出する位置決めストッパーが形成されると共に、前記基板の背面の上端部に先鋭突起が設けられていることを特徴とする受け金物。
- 前記基板の両側面の下部から中間部までが若干背面方向に延長されて補強部とされ、前記補強部の上端部に前記位置決めストッパーが形成されている請求項1に記載の受け金物。
- 前記押止部の上端部は外方に傾けられている、請求項1又は2に記載の受け金物。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の受け金物を用いて行う床断熱工法であって、
前記受け金物の位置決めストッパーを、大引の下面にあてがった状態で、その先鋭突起を前記大引の側面に食い込ませることにより、所望数の前記受け金物を前記大引の側面に適宜間隔置きに仮留めする工程と、
仮留めした前記受け金物の基板を前記大引の側面に本留めする工程と、
本留めした前記受け金物の受け部に長尺の受け材を嵌め込んで前記受け材を吊持させる工程と、
前記受け材上に、前記大引と直交するように多数のバラ板を差し渡して下地を施工する工程と、
前記大引と前記下地を構成する前記バラ板との間に、下層断熱材を敷き詰める工程と、
前記大引間並びに前記大引と土台間の前記下層断熱材上に、前記大引及び前記土台の上面と面一となるように上層断熱材を嵌装する工程と、
前記大引上に直接床板を打ち付けて床を仕上げる工程とから成る床断熱工法。 - 前記下層断熱材の継ぎ目が前記バラ板上にくるようにする、請求項4に記載の床断熱工法。
- 前記下層断熱材の前記大引を支持する鋼製束に当たる部分に切り込みを入れる、請求項4又は5に記載の床断熱工法。
- 更に、前記受け金物を、その位置決めストッパーを土台の内側面に設置した金物固定材の下面にあてがった状態で、その先鋭突起を前記金物固定材の側面に食い込ませることにより、所望数の前記受け金物を前記金物固定材の側面に適宜間隔置きに仮留めする工程と、仮留めした前記受け金物の基板を前記金物固定材の側面に本留めする工程とを含む、請求項4乃至6のいずれかに記載の床断熱工法。
- 布基礎の内側面に前記バラ板の先端部を受ける補助受け材を、その上面が前記受け材の上面と一致するようにして設置する、請求項4乃至6のいずれかに記載の床断熱工法。
- 布基礎と前記土台との間に適宜間隔置きにスペーサを挟入し、前記下層断熱材の端面が前記布基礎の側面から離れるように設置することで、前記下層断熱材の端面と前記布基礎の側面との間に通気空間を確保し、以て前記下層断熱材の下側の空間部を、前記通気空間及び前記スペーサ間の間隙を介して大気に連通可能にする、請求項4乃至8のいずれかに記載の床断熱工法。
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