JP6697281B2 - 物体検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、探査波の送信及び反射波の受信を行う複数の測距センサの検出結果に基づいて物体を検知する物体検知装置に関するものである。
従来、超音波を探査波として送信し、物体により反射された反射波を受信してその物体の位置を検知する物体検知システムが実現されている。このような技術として、例えば特許文献1に記載の技術では、2個の測距センサから得られた距離情報に基づいて三角測量により障害物の位置を算出し、その障害物の位置の軌跡から自車両に対する障害物の衝突角度を演算することとしている。三角測量は、既知の2点と検知対象点とからなる三角形を想定し、その既知の2点間の距離、及び、既知の2点のそれぞれと検知対象点との距離により、検知対象点の座標を算出するものである。
特開平10−59120号公報
しかしながら、既存の技術では、検知対象の物体の大きさや向きにかかわらず、検知対象点が1点で求められる。そのため、物体が何であるか、又はどのように存在しているかといった実環境に即した情報が得られず、例えば物体の検知情報を用いて衝突回避のための各種制御を実施することを考えると、改善の余地があると考えられる。例えば、周辺監視カメラ等の俯瞰画像上に超音波センサの検知点を表示した際には、その検知点は物体の位置を示しているものの、点表示ゆえに物体の向き等を推定できず、ユーザにわかりやすく注意喚起するのが難しいといった不都合が生じ得る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、実環境に即した物体検知を適切に実施することができる物体検知装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について説明する。
本発明は、
探査波を送信するとともに前記探査波の反射波を受信する複数の測距センサ(10)を備える検知システムに適用され、周囲に存在する物体を検知する物体検知装置(20)であって、
前記複数の測距センサのうち、前記探査波を送信するとともに前記反射波を直接波として受信するセンサを第1センサ、前記探査波の送信を行わない状態で前記反射波を間接波として受信するセンサを第2センサとし、
前記第1センサと前記直接波の反射点である直接反射点とを通る直線と、前記第2センサと前記間接波の反射点である間接反射点とを通る直線との交点を算出する交点算出部と、
前記交点に基づいて前記直接反射点を算出する直接反射点算出部と、
前記直接反射点を通り、かつその直接反射点と前記第1センサとを結ぶ直線に所定角度で交差する向きに延びる交差直線を、前記物体の反射面情報として取得する取得部と、
前記反射面情報に基づいて、前記物体を検知する検知部と、
を備えることを特徴とする。
複数の測距センサにより物体からの直接波と間接波とを受信する場合には、物体における直接反射点と間接反射点とが異なることが考えられる。この場合、直接反射点と間接反射点とがいずれも同一平面上に存在していると想定すると、それら各反射点を繋ぐことにより、物体表面の平面成分の向きの取得が可能となる。上記構成では、物体表面の平面成分の向きを示す交差直線を、物体の反射面情報として取得し、その反射面情報に基づいて物体検知を実施することを特徴としている。その概要を図4を参照しつつ説明する。
図4において、物体30の表面には直接反射点Pと間接反射点Qとが存在しており、第1センサ10aと直接反射点Pとを通る直線と、第2センサ10bと間接反射点Qとを通る直線との交点がXである。この交点Xは、直接波による計測距離L1と、間接波による計測距離L2とにより求めることができる。直接反射点Pは、第1センサ10aと交点Xとの中点として求めることができる。また、間接反射点Qは、直接反射点Pを通り、かつその直接反射点Pと第1センサ10aとを結ぶ直線に所定角度で交差する向きに延びる交差直線上に存在する。この場合、物体表面の平面成分の向きを示す交差直線を物体30の反射面情報として取得することで、物体30の向きの把握が可能となる。こうして物体30の向きを求めることができるため、物体30がどうように存在しているかの実環境の把握が可能となる。その結果、実環境に即した物体検知を適切に実施することができる。
超音波センサを含む物体検知システムの構成図。 車両における複数の超音波センサの配置と、超音波センサ及びECUの接続の形態を示す略図。 物体における反射点の位置を算出する一般的手法を説明する図。 本実施形態における三角測量の計算モデルを説明する図。 超音波センサの組み合わせの変更手順を示すタイムチャート。 物体の反射面線分を求める具体的態様を示す説明図。 物体検知の処理手順を示すフローチャート。 線分結合の処理手順を示すフローチャート。 2つの反射面線分を示す図。 複数の反射面線分の結合を説明する図。 2つの反射面線分を示す図。
本実施形態に係る物体検知システムは、移動体としての車両に搭載されるものである。物体検知システムは、測距センサとしての超音波センサを含み、所定の制御周期ごとに超音波を送信し、車両の周囲に存在する物体から反射された反射波を受信するとともに、その送信から受信までの時間を測定することにより、車両と物体との距離を求めることとしている。検知対象としての物体には、他車両や道路上構造物、壁等が含まれる。
図1は、本実施形態に係る物体検知システムの構成図である。超音波センサ10は、車両が備える各種機能を制御するECU20と通信可能に接続されており、ECU20からの制御指令に基づいて物体検知のための制御を行い、物体情報をECU20へと送信する。本実施形態では、超音波センサ10は、車両の前部及び後部にそれぞれ複数設けられており、その複数の超音波センサ10により車両前方及び車両後方に存在する物体30が認識される。ECU20は、CPU、各種メモリ等から構成されたマイコンを主体として構成され、超音波センサ10からの物体情報に基づいて、車両周辺の物体30の有無を検知する。
図2は、車両40における複数の超音波センサ10の配置と、超音波センサ10及びECU20の接続の形態を示す略図である。図2(a)は、超音波センサ10及びECU20をデイジーチェーン方式で信号線21により接続した構成を示し、(b)は、超音波センサ10及びECU20をスター結線方式で信号線21により接続した構成を示している。
図2では、車両40の前部及び後部に、それぞれ4つずつの超音波センサ10が車幅方向に並べて所定間隔で取り付けられている。各超音波センサ10の間隔は10cm以上であるとよい。各超音波センサ10は例えば車両前部及び後部のバンパ部に取り付けられている。以下の説明では、例えば車両前部の4つの超音波センサ10を、超音波センサ10a,10b,10c,10dとも称する。本実施形態では、車両40の左右両端部に超音波センサ10a,10dがそれぞれ取り付けられるとともに、その間に等間隔で残り2つの超音波センサ10b,10cが取り付けられている。なお、超音波センサ10の数は任意であり、車両前部又は後部において少なくとも2つの超音波センサ10が設けられていればよい。車両側方に複数の超音波センサ10が取り付けられていてもよい。各超音波センサ10は、ECU20に対する接続形態は任意であるが、いずれにしろECU20からの制御指令に基づいて超音波の送受信を実施する。
図1の説明に戻り、超音波センサ10の構成を説明する。各超音波センサ10の構成はいずれも同じである。超音波センサ10において、制御部11は、ECU20と通信して、ECU20からの指令に基づいて超音波である探査波を送信するとともに、探査波が周囲の物体30により反射された反射波を受信し、その受信に基づく受信結果をECU20へと送信する。また、送受波部12は、圧電素子、及びその圧電素子へ駆動電力を供給する駆動回路を備える周知のものである。送受波部12は、駆動回路から圧電素子への駆動電力の供給により超音波である探査波を送信するとともに、物体30により反射された反射波を受信する。
超音波センサ10は、探査波の送信に関して送信回路部13とパルス生成部14とを備え、反射波の受信に関して受信回路部15と反射波処理部16と反射波時間計測部17とを備えている。送受波部12が反射波を受信した場合、その反射波は電圧として反射波処理部16に入力される。反射波処理部16は、受信した反射波に基づいて取得された電圧を増幅し、反射波時間計測部17に出力する。
反射波時間計測部17は、探査波を送信してから反射波を受信するまでの所要時間を反射波時間として計測する。反射波時間計測部17の計測結果は、制御部11に入力される。制御部11は、反射波時間計測部17の計測結果、すなわち反射波時間をECU20に送信する。
ECU20は、反射波時間に基づいて、探査波を反射した物体30との距離を算出する。このとき、ECU20は距離算出部として機能する。そして、その距離に応じて、車両の運転者に対して警告を発したり、車両の制動装置を作動させたりする。
また、車両40は、車両周囲を撮影する撮像装置25と、運転席等において運転者が視認可能な位置に設けられた表示装置26とを備えている。撮像装置25は、例えばCCDカメラ、CMOSイメージセンサ、近赤外線カメラ等の撮像装置である。撮像装置25は、例えば車両前部又は後部に所定高さで取り付けられており、車両前方又は後方に向けて所定角度範囲で広がる領域を俯瞰視点から撮像する。表示装置26は、例えばインストルメントパネルに設けられている。そして、ECU20は、撮像装置25による車両周囲の撮像画像やその他各種の情報を、表示装置26に表示させる表示処理を実施する。
本実施形態では、各超音波センサ10は、自らが送信した探査波の反射波を直接波として受信して、その反射波時間を距離情報として取得することに加え、他の超音波センサ10が送信した探査波の反射波を間接波として受信して、その反射波時間を距離情報として取得する。そして、ECU20は、直接波により取得した距離情報と間接波により取得した距離情報とを用い、三角測量の原理を利用して、車両40に対する物体30の相対的な位置(座標)を算出する。三角測量の原理は、公知のとおり、既知の2点間の距離、及び既知の2点のそれぞれと測定点との距離を測定することで測定点の座標を算出するものである。この原理により、ECU20は、検知範囲が重複する2つの超音波センサ10、すなわち互いに隣り合う2つの超音波センサ10の間の距離、及び超音波センサ10と物体30との距離を用いて、物体30の推定位置を算出する。
図3は、物体30における反射点の位置を算出する一般的手法を説明する図であり、2つの超音波センサ10a,10bと、これら各センサ10a,10bの前方に位置する物体30とを平面視で表している。超音波センサ10aの位置がAであり、超音波センサ10bの位置がBである。なお、図3では、超音波センサ10aを、探査波を送信して直接波を受信する直接波センサ(第1センサ)とし、超音波センサ10bを、他のセンサが送信した超音波の反射波(間接波)を受信する間接波センサ(第2センサ)としている。直接波センサ及び間接波センサは、三角測量を行う2つ一組の超音波センサである。
図3では、超音波センサ10aで受信される直接波に基づいて、位置Aと物体30の反射点Oとの間の往復距離(2AO)がL1として算出されている。また、超音波センサ10bで受信される間接波に基づいて、位置Aと物体30の反射点Oと位置Bとの間の距離(AO+OB)がL2として算出されている。この場合、直接波によれば、円S1上に物体30が存在していると把握でき、間接波によれば、楕円S2上に物体30が存在していると把握できることから、物体30の反射点Oが、円S1と楕円S2との交点にあると認識できる。
そして、反射点Oの位置を求めることで、車両40に対する物体30の位置を把握することができる。すなわち、超音波センサ10a,10b間の距離と、距離L1,L2とを用いて三角測量の演算を行うことにより、物体30の座標(x,y)を算出することができる。
ところで、超音波センサ10から送信される探査波が壁等、比較的大きな平面にて反射する場合には、直接波の反射点と間接波の反射点とが離れた位置になると考えられる。本願発明者はこの点に着眼し、直接波の反射点と間接波の反射点との差を用いて、物体の面成分を把握し、ひいては物体30の向きの把握等を可能にする技術を構築することとしている。言うなれば、図3で説明した計算モデルは、物体表面における1つの反射点の位置を検知する点モデルであるのに対し、本実施形態で提示する計算モデルは、直接反射点と間接反射点とが同一平面上に存在することを前提にして、物体表面の複数の反射点から面成分を検知する面モデルであると言える。
図4は、本実施形態における三角測量の計算モデルを説明する図である。なお図4では、物体30を、車両前方に存在する面部材(壁等)としており、その物体30の外面に、直接反射点Pと間接反射点Qとが存在することとしている。
図4では、超音波センサ10aで受信される直接波に基づいて、超音波センサ10aの位置であるAと物体30の反射点Pとの間の往復距離(2AP)がL1として算出されている。また、超音波センサ10bで受信される間接波に基づいて、超音波センサ10aの位置であるAと物体30の反射点Qと超音波センサ10bの位置であるBとの間の距離(AQ+QB)がL2として算出されている。
ここで、超音波センサ10aの側の直接波は、物体30に対して最短距離で、すなわち物体30に対して垂直に反射する。この場合、Aから距離L1の位置と、Bから距離L2の位置との交点をXとすると、Aと交点Xとの中点が直接反射点Pとなり、直接反射点Pを通りかつAXの垂線とBXとが交わる交点が間接反射点Qとなる。交点Xは、超音波センサ10aと直接反射点Pとを通る直線と、超音波センサ10bと間接反射点Qとを通る直線とが交じわる点である。各反射点P,Qは、物体30の外面上で横並びとなる2点である。そして、2つの反射点P,Qの座標が分かれば、反射面線分であるPQを求めることができる。
直接波による距離計測結果と間接波による距離計測結果とに基づいて反射面線分PQを求める手順を以下に記す。
ECU20は、まず、直接波による計測距離L1と間接波による計測距離L2とに基づいて交点Xを求め、その交点Xに基づいて直接反射点Pを算出する。また、ECU20は、直接反射点Pを通り、かつその直接反射点Pと超音波センサ10aとを結ぶ直線に直交する向きに延びる反射面線分PQを取得し、その反射面線分PQに基づいて、物体30を検知する。なお、直接反射点Pを通り、かつその直接反射点Pと超音波センサ10aとを結ぶ直線に直交する向きに延びる直線が「交差直線」に相当し、本実施形態では、その交差直線上の反射面線分PQを取得する。
車両40においては、図2で説明したように、車両前部に4つの超音波センサ10a〜10dが車幅方向に並べて所定間隔で取り付けられている。そして、ECU20は、車両前方の物体検知に際して、隣り合う2つずつの超音波センサ10を用いて直接反射点と間接反射点とを求め、さらにそれら各反射点に基づいて反射面線分を求めることとしている。さらに、ECU20は、2つずつ超音波センサ10の組み合わせを変えることで、車幅方向に異なる複数の反射面線分を求め、ひいては、車両正面に位置する物体30について面成分の寸法や向きを求めることとしている。
4つの超音波センサ10a〜10dについて、組み合わせを変えつつ物体30の反射面線分を求める手法を以下に説明する。図5は、各超音波センサ10a〜10dの組み合わせの変更手順を示すタイムチャートであり、図6は、物体30の反射面線分を求める具体的態様を示す説明図である。なお、図5では、超音波の送信及び受信を実施する直接波センサを「直接」と記載し、超音波の送信を行わず受信のみを実施する間接波センサを「間接」と記載している。図6では、説明の便宜上、車両前面に対して平行となる平面を有する物体30を想定しているが、車両前面に対する物体30の向きは任意であってよい。
図5では、所定間隔で工程1〜3が順に実施されるようになっている。工程1では、超音波センサ10a〜10cを用い、センサ10bを直接波センサ、センサ10a,10cを間接波センサとしている。工程2では、超音波センサ10a〜10dを用い、センサ10a,10dを直接波センサ、センサ10b,10cを間接波センサとしている。工程3では、超音波センサ10b〜10dを用い、センサ10cを直接波センサ、センサ10b,10dを間接波センサとしている。
この場合、ECU20は、工程1→工程2→工程3を1セットとし、それを所定時間間隔で繰り返し実施することとしている。つまり、ECU20は、各超音波センサ10a〜10dについて送受信を行わせるセンサと受信を行わせるセンサとを所定順序で決定し、その各センサに対して送受信指令及び受信指令を順次出力する。
なお、超音波センサ10の組み合わせには、隣り合う2つの超音波センサ10について、直接波センサとなる場合と間接波センサとなる場合とが入れ替えられたものが含まれているとよい。
図6において、(a)には工程1での検知態様が示され、(b)には工程2での検知態様が示され、(c)には工程3での検知態様が示されている。図6(a)では、直接反射点P1と間接反射点Q1,Q2とが求められ、これら各反射点により、反射面線分W1,W2が求められる。また、図6(b)では、直接反射点P2,P3と間接反射点Q3,Q4とが求められ、これら各反射点により、反射面線分W3,W4が求められる。図6(c)では、直接反射点P4と間接反射点Q5,Q6とが求められ、これら各反射点により、反射面線分W5,W6が求められる。
上記の反射面線分W1〜W6は、基本的には車幅方向に重複せずに横並びとなる線分であり、W1〜W6を結合して一列に繋げることによって、車両40の前方に存在する物体30について車幅方向の大きさや向きの把握が可能となっている。
図7は、物体検知の処理手順を示すフローチャートであり、本処理は、ECU20により所定周期で繰り返し実施される。なお本処理は、図5で説明した各工程において超音波センサ10a〜10dによる送受信が行われる状況下で実施される。
図7において、ステップS11では、各超音波センサ10a〜10dについていずれを直接波センサ、間接波センサとするかを指令する。このとき、図5に示すいずれの工程を実施するかに応じて、直接波センサ及び間接波センサの割り当てを実施する。
その後、ステップS12では、直接波センサにおいて直接波が受信されているか否かを判定し、ステップS13では、間接波センサにおいて間接波が受信されているか否かを判定する。また、ステップS14では、直接波の受信結果に基づき求められる物体検知距離(L1)と、間接波の受信結果に基づき求められる物体検知距離(L2)との差である検知距離差ΔLが、隣り合う超音波センサ10のセンサ間ピッチよりも小さいか否かを判定する。なお、ΔL=|L1−L2|である。
ステップS12〜S14のいずれかがNOの場合には、三角測量が成立しない旨を判定し(ステップS15)、その後、本処理を終了する。
また、ステップS12〜S14が全てYESの場合には、ステップS16に進み、三角測量が可能である旨を判定する。そして、続くステップS17では、本実施形態の面モデルを用いて物体30の反射面線分を算出する。すなわち、ECU20は、直接波による計測距離L1と間接波による計測距離L2とに基づいて交点Xを求め、その交点Xに基づいて直接反射点Pを算出する。また、ECU20は、直接反射点Pを通り、かつその直接反射点Pと直接波センサとを結ぶ直線に直交する向きに延びる反射面線分PQを取得し、その反射面線分PQに基づいて、物体30を検知する。反射面線分PQを取得についてより詳しくは、直接反射点Pを通り、かつその直接反射点Pと直接波センサとを結ぶ直線に直交する向きに延びる交差直線上において、物体30に対する入射角と反射角とが同じであることを満たす点を間接反射点Qとして算出し、その間接反射点Qと直接反射点Pとの間の線分PQを反射面線分として取得する。
なお、反射面線分PQは、直接反射点Pを通り、かつその直接反射点Pと超音波センサとを結ぶ直線に所定角度で交差する向きに延びる線分として求められればよく、その交差の角度は90°以外に、例えば90°±15°の範囲内であればよい。また、間接反射点Qは、物体30に対する入射角と反射角との差が所定以内であることを満たす点で求められればよく、例えば入射角と反射角との差は15°以内であればよい。
図8は、線分結合の処理手順を示すフローチャートであり、本処理は、ECU20により所定周期で繰り返し実施される。なお本処理は、工程1〜3が順次実施される過程において実施される。
図8において、ステップS21では、互いに隣り合う検知区間において共に三角測量が成立し、反射面線分が得られているか否かを判定する。ここで、検知区間は、図6において反射面線分W1〜W6が各々求められる各区間、すなわち異なる組み合わせで反射面線分W1〜W6が各々求められる各区間であり、例えば、W1についてはW2,W3が隣の検知区間に相当する。また、W2についてはW1,W5が隣の検知区間に相当する。
ステップS21がNOであれば、結合処理が実施できない旨を判定し(ステップS22)、その後、本処理を終了する。
また、ステップS21がYESであればステップS23に進み、隣り合う各検知区間で求められた反射面線分の端点が互いに近接しており、かつ反射面線分の傾きが略一致しているか否かを判定する。ここでは、例えば図9に示すように、座標上で反射面線分W1,W2が求められている場合に、各線分の近い側同士の端点の離間距離が所定値未満であり、かつ各線分の傾きの差が所定値未満であるか否かが判定される。なお、ステップS23において、反射面線分の端点が近接していることと、反射面線分の傾きが略一致していることは、いずれか一方のみが判定される構成であってもよい。
ステップS23がYESであればステップS24に進む。ステップS24では、各反射面線分により検知される物体が同一体物である旨を判定する。続くステップS25では、各反射面線分を結合させて合成線分を算出する処理を実施する。このとき、折れ線結合、近似曲線結合、近似直線結合のいずれかの手法を用いて、各反射面線分を結合する。具体的には、例えば、座標上において図10の(a)に示すように複数の反射面線分が求められている場合を想定する。この場合、折れ線結合では、(b)に示すように隣り合う線分同士を直線で接続して合成線分を生成する。近似曲線結合では、(c)に示すように各線分を近似曲線で接続して合成線分を生成する。近似直線結合では、(d)に示すように各線分を一次近似直線で接続して合成線分を生成する。ECU20は、この合成線分に基づいて物体検知を実施する。
その後、ステップS26では、物体30の反射面の向き及び大きさの情報を含む物体画像を表示装置26に俯瞰表示させる。このとき、撮像装置25の撮像画像を表示装置26に俯瞰表示させるとともに、その画像に合わせ込むようにして、反射面線分の合成線分を表す画像を表示装置26に俯瞰表示させるとよい。
なお、反射面線分の各端点の位置を、その反射面線分が拡張される側に補正し、その補正後の反射面線分に基づいて、ステップS23における物体30の同一判定や、ステップS25における各反射面線分の結合を実施する構成であってもよい。例えば、反射面線分の端点の位置を、反射面線分が拡張される側に最大50cmの範囲内で補正する。補正量は、あらかじめ定めた所定値であってもよいし、物体30までの推定距離に応じて可変に設定してもよい。この場合、物体30までの推定距離は、距離L1,L2に基づいて推定されるとよく、その推定距離が大きいほど補正量を大きくする。
物体30が、例えば壁等、反射面として平面を有するものであれば、反射面線分の端点が近接していること、及び反射面線分の傾きが略一致していることの少なくともいずれかが成立すること、すなわちステップS23がYESになることにより、同一物体であるとの判定が可能であるが、物体30が、反射面として曲面をするものである場合、同一物体であるにもかかわらず上記条件が成立しないことがあると考えられる。そこで、ステップS23がNOの場合において、同一物体であることの第2条件としてステップS27を実施する。
ステップS27では、隣り合う各検知区間の反射面線分同士が交差しているか否かを判定する。ここでは、例えば図11(a)に示すように座標上で2つの反射面線分が求められている場合に、それら各線分同士が互いに交差しているか否かが判定される。
より具体的には、図11(b)に示す事例では、物体30が、例えば円形の横断面を有するものである場合に、超音波センサ10aを直接波センサ、超音波センサ10bを間接波センサとして求められる反射面線分W3(図6(b)参照)が取得されるとともに、その逆に超音波センサ10bを直接波センサ、超音波センサ10aを間接波センサとして求められる反射面線分W1(図6(a)参照)が取得されている。かかる場合には、物体30の手前側で反射面線分W1,W3が互いに交差しており、その反射面線分W1,W3の交差により、同一物体であることの判定が可能となっている。
ちなみに、物体30が比較的大きな障害物である場合には、ステップS23の条件が成立する傾向にあり、物体30が比較的小さな障害物である場合には、ステップS27の条件が成立する傾向にある。
ステップS27がYESであれば、ステップS24に進む。そして、ステップS24,S25では、上述のとおり物体が同一体物である旨を判定するとともに、各反射面線分を結合させる処理を実施する。また、続くステップS26では、物体画像を表示装置26に俯瞰表示させる表示処理を実施する。
また、ステップS27がNOであれば、ステップS28に進む。ステップS28では、各反射面線分により検知される物体30が別物体である旨を判定する。そしてその後、ステップS26では、別物体と判定された各物体の画像を表示装置26に俯瞰表示させる表示処理を実施する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
複数の超音波センサ10により物体30からの直接波と間接波とを受信する場合に、物体30における直接反射点と間接反射点とが異なることに着目して、直接反射点と間接反射点との間の反射面線分を算出する構成とした。この場合、反射面線分は物体表面の平面成分の向き及び大きさを示すものであり、その反射面線分によって、物体30の向き及び大きさの把握が可能となる。こうして物体30の向き及び大きさを求めることができるため、物体30がどうように存在しているかの実環境の把握が可能となる。その結果、実環境に即した物体検知を適切に実施することができる。
ちなみに、従来の点モデルにより物体30の反射点を求める手法を用いる場合には、車両40の移動に伴う反射点の履歴(すなわち、時系列の複数の反射点からなる点列)によって、物体30の反射面に沿う反射面線分を求めることが可能となる。ただしかかる場合には、車両40が静止状態では反射面線分の取得が不可能であり、また、移動履歴を要することから、物体30の面検知に関して検知レスポンスが低いといった不都合が考えられる。この点、上記のとおり図4の面モデルを用いることにより、車両静止状態での反射面線分の取得を可能とし、また、物体30の面検知に関する検知レスポンスを高めることができる。
また本実施形態では、超音波センサ10の組み合わせを変えつつ、複数同時に反射面線分を取得する構成としていることから、少ない検知回数で、物体30の反射面に沿った検知を実現できることとなる。
直接波は、物体30の反射面に対して直交又は略直交する向きで入射及び反射が生じるのに対し、間接波は、物体30の反射面に対して入射角と反射角とが同じ又は略同じになるように入射及び反射が生じる。この点に着眼して、上記構成では、直接反射点Pを通り、かつその直接反射点Pと直接波センサとを結ぶ直線に交差する向きに延びる交差直線上において、物体30に対する入射角と反射角との差が所定以内であることを満たす点を間接反射点Qとして算出し、その間接反射点Qと直接反射点Pとの間の線分PQを反射面線分として算出するようにした。この場合、反射面線分によれば、物体30の向きに加え、大きさの把握も可能となる。ゆえにより一層適切な物体検知を実現できる。
直接波センサ及び間接波センサの異なる組み合わせで反射面線分がそれぞれ取得された場合に、それら各反射面線分の関係に基づいて、それら各反射面線分が同一物体を検知するものか否かを判定する構成とした。この場合、検知対象の物体30が同一物体であれば、各組み合わせで取得された反射面線分は同じ傾向となることに基づいて、同一物体か否かを適正に判定することができる。
より具体的には、各反射面線分の端点座標及び線分傾きの少なくともいずれかに基づいて、それら各反射面線分が同一物体を検知するものか否かを判定する構成とした。検知対象の物体30において反射面が比較的大きければ、隣り合う反射面線分の端点同士が近接した状態になるか、又は各反射面線分の傾きが略同じになると考えられる。そのため、各反射面線分の端点座標及び線分傾きの少なくともいずれかを用いることで、各反射面線分が同一物体を検知するものか否かを適正に判定することができる。
同一物体であると判定された場合に、その判定に用いた各反射面線分を結合して合成線分を算出し、その合成線分に基づいて物体30を検知する構成とした。この場合、複数の反射面線分を結合することで、2つ一組の超音波センサ10の間隔に制限されことなく、反射面線分を拡張することができる。したがって、物体30の大きさを把握する上でより好適な構成を実現できる。本実施形態では、車両前部及び後部において左右方向の両端部を含む4カ所に超音波センサ10を設けており、車幅と略同サイズまでの範囲で物体30の検知が可能となっている。
反射面線分の端点を、その反射面線分を延長する側の位置に補正する構成にしたため、物体30の反射面の存在を把握する上でより好適な構成を実現できる。つまり、仮に各反射面線分の算出精度が低下しても、物体30の有効反射面を誤って狭く認識してしまうことを抑制でき、ひいては物体30に対する検知漏れを抑制できる。
本実施形態の面モデルを用いて物体30の向きや大きさを把握し、その検知情報を表示装置26に俯瞰表示させる構成とした。これにより、車両周囲の実環境をユーザが表示装置26の表示画像により把握しようとする際に、その実環境を正確にかつ分かりやすく表示させることが可能となる。したがって、車両40においてより良い物体表示を実現することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態を例えば次のように変更してもよい。
・上記実施形態では、反射面情報として、直接反射点Pと間接反射点Qとの間の反射面線分PQ(すなわち交差直線上の反射面線分)を取得する構成としたが、これを変更し、反射面情報として、直接反射点Pを通り、かつその直接反射点Pと直接波センサとを結ぶ直線に所定角度で交差する向きに延びる交差直線を取得する構成であってもよい。この場合、超音波センサ10の各組み合わせにより取得された複数の交差直線を合成して、合成線分が求められるとよい。
・上記実施形態では、探査波を送信するとともに探査波の反射波を受信する複数の測距センサとして、複数の超音波センサを用いる構成としたが、他のセンサであってもよく、例えば複数のミリ波レーダ等を用いる構成であってもよい。
10…超音波センサ、20…ECU。

Claims (7)

  1. 探査波を送信するとともに前記探査波の反射波を受信する複数の測距センサ(10)を備える検知システムに適用され、周囲に存在する物体を検知する物体検知装置(20)であって、
    前記複数の測距センサのうち、前記探査波を送信するとともに前記反射波を直接波として受信するセンサを第1センサ、前記探査波の送信を行わない状態で前記反射波を間接波として受信するセンサを第2センサとし、
    前記第1センサと前記直接波の反射点である直接反射点とを通る直線と、前記第2センサと前記間接波の反射点である間接反射点とを通る直線との交点を算出する交点算出部と、
    前記交点に基づいて前記直接反射点を算出する直接反射点算出部と、
    前記直接反射点を通り、かつその直接反射点と前記第1センサとを結ぶ直線に所定角度で交差する向きに延びる交差直線を、前記物体の反射面情報として取得する取得部と、
    前記反射面情報に基づいて、前記物体を検知する検知部と、
    を備え
    前記取得部は、前記交差直線上において、前記物体に対する入射角と反射角との差が所定以内であることを満たす点を前記間接反射点として算出し、その間接反射点と前記直接反射点との間の線分である反射面線分を、前記反射面情報として取得する物体検知装置。
  2. 前記複数の測距センサについていずれを前記第1センサ、前記第2センサとするかを複数の組み合わせで指令する指令部と、
    前記第1センサ及び前記第2センサの異なる組み合わせで前記取得部により前記反射面線分がそれぞれ取得された場合に、それら各反射面線分の関係に基づいて、それら各反射面線分が同一物体を検知するものか否かを判定する同一判定部と、
    を備える請求項に記載の物体検知装置。
  3. 前記同一判定部は、前記第1センサ及び前記第2センサの異なる組み合わせで前記取得部により前記反射面情報がそれぞれ取得された場合に、それら各反射面線分の端点座標及び線分傾きの少なくともいずれかに基づいて、それら各反射面線分が同一物体を検知するものか否かを判定する請求項に記載の物体検知装置。
  4. 前記同一判定部により同一物体であると判定された場合に、その判定に用いた各反射面線分を結合して合成線分を算出する結合部を備え、
    前記検知部は、前記合成線分に基づいて、前記物体を検知する請求項2又は3に記載の物体検知装置。
  5. 前記結合部は、折れ線結合、近似曲線結合、近似直線結合のいずれかにより結合処理を実施する請求項に記載の物体検知装置。
  6. 前記取得部により取得された反射面線分の端点を、当該反射面線分を延長する側の位置に補正する補正部を備える請求項1乃至のいずれか1項に記載の物体検知装置。
  7. 前記複数の測距センサを備え、その測距センサの距離計測結果を表示装置(26)に表示させる車両(40)に適用され、
    前記取得部により取得された反射面線分に基づいて、前記物体の反射面の向きの情報を含む物体画像を前記表示装置に俯瞰表示させる表示処理部を備える請求項1乃至のいずれか1項に記載の物体検知装置。
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