JP6696150B2 - スイッチングレギュレータ回路 - Google Patents

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本発明は、過電流発生時に適切な保護動作を行う対策を施したスイッチングレギュレータ回路に関する。
従来の昇圧型のスイッチングレギュレータ回路を図4に示す(例えば、特許文献1)。このスイッチングレギュレータ回路は、昇圧用のNMOSのスイッチングトランジスタMN1と、そのトランジスタMN1がオンしたときに入力電圧Vinによって流れる電流でエネルギーを蓄積するインダクタL1と、トランジスタMN1がオフしたときにインダクタL1から流れる逆起電力電流を出力キャパシタC1に充電させるダイオードD1と、トランジスタMN1に流れる電流を検出するセンス抵抗Rsと、出力キャパシタC1に蓄積される出力電圧Voutを分圧して帰還電圧Vfbを生成する分圧抵抗Rd1,Rd2と、帰還電圧Vfbによって出力電圧Voutが目標値となるようにトランジスタMN1のスイッチングをPWM制御するとともに、センス抵抗Rsで検出した電圧Vsに応じてトランジスタMN1の過電流保護動作を行うスイッチング制御回路200と、スイッチングレギュレータ回路の立上りをゆっくり行うソフトスタート回路300とを備えている。
スイッチング制御回路200は、帰還電圧Vfbを目標出力電圧相当の基準電圧Vref3と比較してエラー電圧Verrを生成する誤差増幅器201と、その誤差増幅器201から出力するエラー電圧Verrに応じてPWM信号のデューティを制御するPWM回路202と、PWM回路202で発生したPWM信号を処理するロジック回路203と、該ロジック回路203から出力するPWM信号に応じたゲート制御電圧Vg1を生成してトランジスタMN1をスイッチング駆動する駆動回路204を備える。
さらに、スイッチング制御回路200は、センス抵抗Rsに発生した電圧Vsが基準値Vref1を超えるとき出力信号を“H”にする過電流検出用の比較器205と、センス抵抗Rsに発生した電圧Vsが基準値Vref2(>Vref1)を超えると出力信号を“H”にする過電流検出用の比較器206と、比較器205の出力信号が“H”になる回数をカウントするカウンタ207と、比較器206の出力信号とカウンタ207の出力信号の論理和をとるオア回路208と、を備える。
ソフトスタート回路300は、電源投入時は内部電源電圧の立上りをゆっくり立ち上げるが、オア回路208の出力信号が“H”になると内蔵キャパシタ(図示せず)の電荷を放電してスイッチングレギュレータ回路全体の動作を停止させる。
図4のスイッチングレギュレータ回路では、センス抵抗Rsの電圧Vsが基準値Vref1を超えると比較器205の出力電圧が“H”なり、基準値Vref2を上回ると比較器205、206の出力電圧が“H”となり、いずれの場合も、ロジック回路203によって駆動回路204に出力するPWM信号が遮断されて、トランジスタMN1がオフされ、過電流保護が行われる。
また、比較器206の出力信号が“H”になったときは、トランジスタMN1に大きな過電流が流れているときであり、このときはオア回路208を経由して直ちにソフトスタート回路300の電荷が放電されスイッチングレギュレータ回路全体の動作が停止する。
また、比較器205の出力信号が“H”になったときは、トランジスタMN1に過電流が流れているときであるが、その過電流は比較的小さく、そのことのみではソフトスタート回路300の電荷は放電されない。しかし、その出力信号が“H”になる回数が所定回数に達したときは、スイッチング毎の過電流状態が継続しているとして、カウンタ207の出力信号が“H”になり、オア回路208を経由して直ちにソフトスタート回路300の電荷が放電され、スイッチングレギュレータ回路全体の動作が停止する。
特開2014−003850号公報
ところが、図4で説明したスイッチングレギュレータ回路は、過電流によってトランジスタMN1が短絡破壊したときは、ロジック回路203から出力するPWM信号が遮断してスイッチング動作が停止したり、ソフトスタート回路300の電荷が放電されるのみであり、スイッチングレギュレータ回路全体の動作が停止するまでの間は、トランジスタMN1は短絡状態を継続するので、完全な保護を行うことができない。
また、比較的小さな過電流が継続しているときは、比較器205の出力信号の“H”の信号をカウンタ207が所定回数カウントするとソフトスタート回路300が放電するが、トランジスタMN1のスイッチング周期が長いときはカウンタ207のカウント数が当該の所定値に達するまでに長時間がかかり、過電流保護が不十分となる。トランジスタMN1のスイッチング周波数はユーザが任意に設定できる事項である場合があるので、このような事態を招くことがある。
また、スイッチングレギュレータ回路全体の動作を停止するためにソフトスタート回路300を用いているので、そのための特別な構成が必要となっている。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成によって完全な過電流保護を行うことができるようにした過電流保護機能を備えたスイッチングレギュレータ回路を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、PWM信号によってスイッチング素子をオン/オフさせることで入力電圧を昇圧、降圧又は反転して出力電圧として出力するスイッチングレギュレータ回路において、前記スイッチング素子に直列に接続した常時はオンしているロードスイッチと、前記スイッチング素子に流れる電流に対応する電圧が前記スイッチング素子の短絡を示す第2の基準値を超えるとき前記ロードスイッチをオフ状態に保持する過電流保護手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のスイッチングレギュレータ回路において、前記過電流保護手段は、前記スイッチング素子に流れる電流に対応する電圧が前記第2の基準値より低い第1の基準値を超える過電流検出状態が前記スイッチング素子のスイッチング毎に発生し、前記過電流検出状態が繰り返される時間が所定のタイマ時間を越えると前記ロードスイッチをオフ状態に保持することを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1に記載のスイッチングレギュレータ回路において、前記過電流保護手段は、前記スイッチング素子に流れる電流に対応する電圧が前記第2の基準値を所定時間以上超えると前記ロードスイッチをオフ状態に保持することを特徴とする。
本発明のスイッチングレギュレータ回路によれば、スイッチング素子に流れる電流に対応する電圧がスイッチング素子の短絡を示す第2の基準電圧を超えるときロードスイッチをオフ状態に保持する過電流保護手段を備えるので、スイッチング素子に短絡事故が発生した場合であっても、そこに流れる過電流を完全に遮断でき完全な過電流保護を行うことができ、このときソフトスタート機能を用いる必要もなく、構成も簡素化される。また、過電流検出が繰り返される時間が所定のタイマ時間を超えるとロードスイッチがオフ状態に保持されるようにすれば、スイッチング素子のスイッチング周期がユーザによって区々に設定されているときでも、過電流検出回数に関係なく所定のタイマ時間で過電流保護を行うことができ、効果的な過電流保護を行うことができる。
本発明の実施例のスイッチングレギュレータ回路の回路図である。 図1のスイッチングレギュレータ回路の比較的小さな過電流検出の動作波形図である。 図1のスイッチングレギュレータ回路の比較的大きな過電流検出の動作波形図である。 従来のスイッチングレギュレータ回路の回路図である。
図1に本発明の実施例の昇圧型のスイッチングレギュレータ回路を示す。本実施例のスイッチングレギュレータ回路は、通常はオンしており所定の過電流が発生したときオフするPMOSのロードスイッチとしてのトランジスタMP1と、昇圧用のNMOSのスイッチング素子としてのトランジスタMN1と、そのトランジスタMN1がオンしたときに入力電圧Vinによって流れる電流でエネルギーを蓄積するインダクタL1と、トランジスタMN1がオフしたときにインダクタL1から流れる逆起電力電流を出力キャパシタC1に充電させるダイオードD1と、トランジスタMN1に流れる電流を検出するセンス抵抗Rsと、出力キャパシタC1に蓄積される出力電圧Voutを分圧して帰還電圧Vfbを生成する分圧抵抗Rd1,Rd2と、帰還電圧Vfbによって出力電圧Voutが目標値となるようにトランジスタMN1のスイッチングをPWM制御するとともに、センス抵抗Rsで検出した電圧Vsに応じてトランジスタMN1の過電流保護動作を行うスイッチング制御回路100とを備える。
スイッチング制御回路100は、帰還電圧Vfbを目標出力電圧相当の基準電圧Vref3と比較してエラー電圧Verrを生成する誤差増幅器101と、その誤差増幅器101から出力するエラー電圧Verrに応じてPWM信号のデューティを制御するPWM回路102と、PWM回路102で発生したPWM信号を処理するロジック回路103と、該ロジック回路103から出力するPWM信号によってゲート電圧Vg1を生成してトランジスタMN1をスイッチング駆動する駆動回路104と、常時はトランジスタMP1をオン状態に保持し所定の過電流発生時にオフさせてそのオフ状態を保持(ラッチ)する駆動回路105を備える。
さらに、スイッチング制御回路100は、センス抵抗Rsに発生した電圧Vsが基準値Vref1を超えるとき出力信号を“H”にする過電流検出用の比較器106と、センス抵抗Rsに発生した電圧Vsが基準値Vref2(>Vref1)を超えると出力信号を“L”にする過電流検出用の比較器107と、比較器106の出力信号が“H”になる毎にQ出力を“H”にするFF回路108と、そのFF回路108のQ出力(Vb)が“H”になるとQ出力(Vd)を“H”にし反転したQX出力を“L”にし、電圧Vcが“H”になるとQ出力(Vd)を“L”にし反転したQX出力を“H”にするFF回路109と、そのFF回路109のQ出力が“H”になった状態が所定時間Taだけ継続すると出力信号を“H”にするタイマ回路110と、比較器107の出力信号の“L”状態が所定時間Tbだけ継続すると出力信号を“H”にする判定回路111と、タイマ回路110の出力信号と判定回路111の出力信号の論理和をとるオア回路112と、そのオア回路112の出力が“H”になると反転したQX出力を“H”にするFF回路113と、発振回路114で生成されるPWM信号形成用の三角波信号Vtを基に生成されたクロック信号CK1によってFF回路108とFF回路109のリセット信号を生成するリセット回路115と、外部から供給される電源V+を入力して安定した内部電源電圧Vregを生成する内部電源回路116と、を備える。
タイマ回路110は、内部電源電圧Vregに接続されたPMOSトランジスタMP3と、そのトランジスタMP3と接地間に接続された定電流源I1と、その定電流源I1に並列接続されたキャパシタC2と、キャパシタC2の電圧が基準電圧Vref4を下回ると出力信号を“H”にする比較器110aとを備える。
そして、FF回路109のQ出力が“L”、QX出力が“H”のとき、トランジスタMP3がオンし定電流源I1はオフして、トランジスタMP3に流れる電流でキャパシタC2に電荷を充電する。また、FF回路109のQ出力が“H”、QX出力が“L”のとき、トランジスタMP3をオフさせ定電流源I1をオンさせて、キャパシタC2の電荷を定電流放電する。この放電の継続がタイマ時間Taを経過すると、キャパシタC2の電圧が基準電圧Vref4を下回って、タイマ回路110の出力信号が“H”となる。
判定回路111は、内部電源電圧Vregに接続された抵抗R1と、比較器107の出力側に共通ゲートが接続されるPMOSトランジスタMP2とNMOSトランジスタMN2からなるCMOS回路と、そのトランジスタMP2,MN2の共通ドレインと接地間に接続されたキャパシタC3と、CMOS回路の共通ドレインに直列接続された2個のインバータINV1,INV2を備える。
判定回路111では、電圧Vsが基準値Vref2未満のときは比較器107の出力電圧が“H”になり、トランジスタMN2がオンしてキャパシタC3の電荷を放電している。電圧Vsが基準値Vref2を超えると、比較器107の出力が“L”となってトランジスタMN2がオフしトランジスタMP2がオンして、抵抗R1を経由してキャパシタC3に電荷が充電される。この充電電圧がインバータINV1の閾値を越えるとそのインバータINV1が反転し、インバータINV2が反転してそのインバータINV2の出力が“H”になる。比較器107の出力電圧が“L”になってからインバータINV2の出力電圧“H”になるまでの時間Tbは、抵抗R1とキャパシタC3による時定数によって設定され、例えばTb=100nsec程度に設定される。
リセット回路115は、三角波信号Vtを生成する三角波発振器114から入力するクロックCK1を時間Tcだけ遅延させたクロックCK2を生成する遅延回路115aと、クロックCK1とFF回路108のQ出力信号の反転論理積をとるナンド回路115bとを備える。
リセット回路115では、電圧Vsが基準値Vref1を超えて比較器106の出力電圧が“H”になるとセットされているFF回路108に対して、クロックCK2の立上りによりリセットをかける。また、FF回路108のQ出力(Vb)が“H”になるとセットされるFF回路109に対して、FF回路108のQ出力(Vb)が“L”のときにクロックCK1が立ち下がりでリセットをかける。
<(1)小さな過電流が発生しているときの動作(図2)>
さて、スイッチングトランジスタMN1がオンしたとき、そこに小さな過電流が流れ、センス抵抗Rsに発生する電圧Vsが比較器106の基準値Vref1を超えると、比較器106の出力信号が“H”になってFF回路108のQ出力(Vb)が“H”になるので、ロジック回路103がPWM回路102から出力するPWM信号をその時点から遮断して、そのPWM信号のパルス幅を本来のパルス幅よりも狭める。このため、駆動回路104によってトランジスタMN1が正規のタイミングよりも早いタイミングでオフされ、トランジスタMN1が過電流から保護される。
<(2)小さな過電流がスイッチング毎に繰り返し発生しているときの動作(図2)>
タイマ回路110では、FF回路109のQ出力(Vd)が“L”、QX出力が“H”のときに、トランジスタMP3がオンしてキャパシタC2に電圧Vregが充電されている。この後、センス抵抗Rsに発生する電圧Vsが比較器106の基準値Vref1を超えて過電流が検出されると、FF回路108のQ出力(Vb)が“H”になる。これにより、FF回路109のQ出力(Vd)が“H”になり、QX出力が“L”となって、トランジスタMP3がオフし定電流源I1が動作して、キャパシタC2の電荷が定電流放電される。つまり、タイマ回路110が計測を開始する。これによって、そのキャパシタC2の電圧Vaが徐々に低下する。
FF回路108は、電圧Vsが比較器106の基準値Vref1を超える度に、そのQ出力(Vb)を“H”にする動作を繰り返す。そして、FF回路108のQ出力(Vb)が“H”のときは、クロックCK1がナンド回路115bによってマスクされるので、リセット回路115はFF回路109をリセットできない。
この結果、トランジスタMN1のスイッチングタイミング毎に繰り返して電圧Vsが比較器106の基準値Vref1を超えると、FF回路109はQ出力(Vd)が“H”、QX出力が“L”を継続するので、キャパシタC2の電圧Vaが基準値Vref4を下回る事態が生じて、タイマ回路110の出力信号が“H”となる。よって、オア回路112を経由してFF回路113がリセットされ、駆動回路105によってトランジスタMP1がオフに制御される。
このように、本実施例では、トランジスタMN1のスイッチングタイミング毎に比較器106によって過電流が検出され、その繰り返し時間がタイマ時間Taを超えると、トランジスタMP1がオフ状態に保持されて、スイッチングレギュレータ回路全体の過電流保護が行われる。この後、電源V+の電源スイッチ(図示せず)が時刻t0でオフされるようにすれば、その電圧V+が最低動作電圧Vthoffにまで低下した時点で、スイッチレギュレータ回路全体が動作を停止する。動作開始には電源+Vの再投入が必要となる。
なお、その電圧Vaが基準値Vref4未満になる以前に、過電流が検出されずに比較器106の出力が“L”のままでFF回路108がリセットされると、電圧Vbが“L”となって反転論理積ゲート115bのゲートが開き、クロックCK1の立下り時にFF回路109がリセットされる。この結果、FF回路109のQ出力(Vd)は“L”、QX出力は“H”となり、タイマ回路110のキャパシタC2が再度充電される。つまり、タイマ回路110がリセットされ、これ以降に発生する過電流検出に備えられる。
<(3)大きな過電流が発生しているときの動作(図3)>
スイッチングトランジスタMN1の短絡等によって大きな過電流が流れ、センス抵抗Rsに発生する電圧Vsが比較器107の基準値Vref2を超えたときは、比較器107の出力信号が“L”になって判定回路111が動作を開始する。この判定回路111は、比較器107の出力信号が“H”のときにキャパシタC3の電荷を放電していて、比較器107の出力信号が“L”になると抵抗R1とキャパシタC3で決まる時定数TbでキャパシタC3の充電を開始する。そして、キャパシタC3の電圧が上昇してインバータINV1,INV2が動作すると、オア回路112の出力信号が“H”となり、FF回路113のQX出力が“H”となって、駆動回路105によってトランジスタMP1がオフに保持され、トランジスタMN1が過電流から保護される。
このように、電圧Vsが比較器107の基準値Vref2を超えるような大きな過電流がトランジスタMN1に流れたときは、その過電流が時間Tbを越えて継続する場合に、トランジスタMP1がオフに制御されて過電流保護が行われる。
なお、判定回路111を1個のインバータに置き換えれば、比較器107が過電流を検出すると、オア回路112を経由してFF回路113のQX出力が“H”となり、駆動回路105によってトランジスタMP1が直ちにオフに保持されるように制御することもできる。
なお、以上説明したスイッチングレギュレータ回路において、スイッチング素子としてのトランジスタMN1はPMOSトランジスタに置き換えることができる。また、ロードスイッチとしてのトランジスタMP1は、NMOSトランジスタに置き換えることができる。さらにまた、上記説明では昇圧型のスイッチングレギュレータ回路について説明したが、降圧型や反転型のスイッチングレギュレータ回路についても適用可能である。
MN1:スイッチングトランジスタ
MP1:ロードスイッチトランジスタ
100:スイッチング制御回路
101:比較器、102:PWM回路、103:ロジック回路、104:駆動回路、105:駆動回路、106:比較器、107:比較器、108:FF回路、109:FF回路、110:タイマ回路、111:判定回路、112:オア回路、113:FF回路、114:発振回路、115:リセット回路、116:内部電源回路

Claims (3)

  1. PWM信号によってスイッチング素子をオン/オフさせることで入力電圧を昇圧、降圧又は反転して出力電圧として出力するスイッチングレギュレータ回路において、
    前記スイッチング素子に直列に接続した常時はオンしているロードスイッチと、前記スイッチング素子に流れる電流に対応する電圧が前記スイッチング素子の短絡を示す第2の基準値を超えるとき前記ロードスイッチをオフ状態に保持する過電流保護手段と、を備えることを特徴とするスイッチングレギュレータ回路。
  2. 請求項1に記載のスイッチングレギュレータ回路において、
    前記過電流保護手段は、前記スイッチング素子に流れる電流に対応する電圧が前記第2の基準値より低い第1の基準値を超える過電流検出状態が前記スイッチング素子のスイッチング毎に発生し、前記過電流検出状態が繰り返される時間が所定のタイマ時間を越えると前記ロードスイッチをオフ状態に保持することを特徴とするスイッチングレギュレータ回路。
  3. 請求項1に記載のスイッチングレギュレータ回路において、
    前記過電流保護手段は、前記スイッチング素子に流れる電流に対応する電圧が前記第2の基準値を所定時間以上超えると前記ロードスイッチをオフ状態に保持することを特徴とするスイッチングレギュレータ回路。
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