JP6693176B2 - 歌詞生成装置および歌詞生成方法 - Google Patents
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Description
この歌詞生成装置においては、入力されたメロディデータに対応する歌唱音が繰り返し出力される。メロディデータが変更されると、変更後のメロディデータに基づいて歌詞データおよび歌唱音データが更新される。これにより、ユーザは、入力したメロディデータに対応する歌唱音を略リアルタイムで聴くことができ、直感的かつ即興的な楽曲創作を楽しむことができる。
図1は本発明の実施の形態に係る歌詞生成装置を含む電子音楽装置の構成を示すブロック図である。図1の電子音楽装置1は、演奏操作子2、設定操作子4および表示部6を備える。演奏操作子2、設定操作子4および表示部6はバス19に接続される。演奏操作子2は、例えば、キーパッドまたは鍵盤等からなる。ユーザが演奏操作子2を操作することにより、メロディデータが入力される。メロディデータは、時系列的に配置された複数の音の高さ(音高)および長さ(音価)を表し、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データからなる。以下、ユーザにより入力されるメロディデータをユーザメロディデータと呼ぶ。設定操作子4は、例えばオンオフ操作されるスイッチからなり、各種設定を行うために用いられる。表示部6は、例えば液晶ディスプレイを含み、演奏または設定等に関する各種情報を表示する。表示部6がタッチパネルディスプレイにより構成されてもよい。
図2は歌詞生成装置100の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、歌詞生成装置100は、参照部31、メロディ受付部32、生成部33、歌唱音データ合成部34および出力制御部35を含む。参照部31は、後述の歌詞生成データベースを参照する。メロディ受付部32は、図1の演奏操作子2によるユーザメロディデータの入力を受け付ける。生成部33は、参照された歌詞生成データベースに基づいて、入力されたユーザメロディデータに対応するように歌詞生成データベースから複数の歌詞断片データを順に抽出することにより歌詞データを生成する。
図3は、歌詞生成データベースについて説明するための図である。本例において、歌詞生成データベースDBは、複数の楽曲Mの歌詞データMaおよびメロディデータMbから生成される。歌詞データMaは楽曲の歌詞を表す。メロディデータMbは楽曲の歌唱パートのメロディを表し、例えばMIDIデータからなる。
上記の歌詞生成データベースDBを参照して歌詞データが生成される。図4は、歌詞データの生成例について説明するための図である。図4の上部には、ユーザメロディデータの一例が示される。図4の上部において、横軸は時間位置を示し、縦軸は音高を示す。
本例では、ユーザが、制作すべき楽曲の少なくとも一部の区間を指定する。以下、指定された区間を指定区間と呼ぶ。指定区間は、例えば1または複数の小節である。指定区間のメロディデータの入力がリアルタイムで繰り返し受け付けられる。具体的には、指定区間の長さ(例えば小節数)およびユーザにより指定されたテンポに基づいて、1回の受付期間の長さ(時間長)が決まる。ユーザが所定の操作(例えばスタートボタンの押下)を行うことにより最初の受付期間が開始され、1回の受付期間が終了すると、次の受付期間が開始される。受付期間にユーザが図2の演奏操作子2を操作して演奏を行うと、その演奏内容がユーザメロディデータとして入力される。1回の受付期間の終了毎に、ユーザメロディデータに基づいて、歌詞データの生成および歌唱音データの合成が行われる。合成された歌唱音データに基づいて、次の受付期間に歌唱音が出力される。受付期間には、ドラム音またはメトロノーム音等のビートを表す音(以下、ビート音と呼ぶ。)が出力されてもよい。また、予めコードが入力され、そのコードに基づいて自動生成された伴奏音が出力されてもよい。
図6は、図2の各機能部による歌詞生成処理の一例を示すフローチャートである。図6の歌詞生成処理は、図1のCPU11がROM10または記憶装置13に記憶された歌詞生成プログラムを実行することに行われる。
本実施の形態に係る歌詞生成装置100においては、歌詞生成データベースDB内の歌詞断片データ群G1から複数の歌詞断片データWFが順に抽出されることにより、入力されたメロディデータに対応する歌詞データが生成される。この場合、生成される歌詞は、歌詞生成データベースDB内の歌詞断片の組み合わせからなるので、歌詞に意味が付与される。また、歌詞生成データベースDBにおいて各歌詞断片データWFに音楽要素が対応付けられているので、その音楽要素に基づいて、入力されたメロディデータに適合する歌詞断片データWFを歌詞生成データベースDBから抽出することができる。さらに、ユーザがキーボード等を操作して歌詞データを入力する必要がないので、歌詞データの生成に要する時間を大幅に短縮することができる。したがって、意味の有る歌詞を表す歌詞データを短時間で生成することができる。
(a)過去に生成された歌詞データにおける歌詞断片間の遷移確率が、過去情報として記憶されてもよい。例えば、歌詞データが更新される毎に、過去情報が更新される。この場合、歌詞生成データベースDBから歌詞断片データWFが抽出される際に、遷移情報に加えて過去情報が参照される。これにより、過去に生成された歌詞データと今後生成される歌詞データとの相関性を高めることができる。それにより、1つの曲を複数の区間に分けて歌詞データを生成する場合に、その複数の区間の全体にわたって文章的につながりの有る歌詞データを生成することができる。
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることができる。
Claims (4)
- 楽曲において時系列的に配置された複数の音の高さおよび長さを表すメロディデータの入力を受け付けるメロディ受付手段と、
複数の歌詞断片を表す歌詞断片データ群、ならびに前記複数の歌詞断片に対応する音高変化およびリズムの少なくとも一方を音楽要素として表す音楽要素データ群を含むデータベースを参照する参照手段と、
参照されるデータベースに基づいて、入力されたメロディデータに対応するようにデータベースから複数の歌詞断片データを抽出することにより歌詞データを生成する生成手段とを備え、
前記メロディデータは、複数の音符列に分割され、
前記データベースは、楽曲における各歌詞断片の位置を示す位置情報を含み、
前記生成手段は、前記参照されるデータベースに含まれる位置情報に基づいて、入力されたメロディデータの各音符列と共通の位置にある複数の歌詞断片データを候補として特定し、音楽要素データ群に基づいて、特定した複数の歌詞断片データのうち各音符列に対応する歌詞断片データを抽出する、歌詞生成装置。 - 前記データベースは、前記歌詞断片データ群における各歌詞断片から他の歌詞断片への遷移確率を表す遷移情報をさらに含む、請求項1記載の歌詞生成装置。
- 時系列的に配置された複数の音の高さおよび長さを表すメロディデータの入力を受け付けるメロディ受付手段と、
複数の歌詞断片を表す歌詞断片データ群、ならびに前記複数の歌詞断片に対応する音高変化およびリズムの少なくとも一方を音楽要素として表す音楽要素データ群を含むデータベースを参照する参照手段と、
参照されるデータベースに基づいて、入力されたメロディデータに対応するようにデータベースから複数の歌詞断片データを抽出することにより歌詞データを生成する生成手段とを備え、
前記メロディ受付手段は、一定区間のメロディデータの入力を受け付け、
前記生成手段は、入力されたメロディデータに基づいて歌詞データを更新し、
入力されたメロディデータおよび生成された歌詞データに基づいて前記一定区間の歌唱音データを繰り返し合成する歌唱音データ合成手段と、
合成された歌唱音データに基づいて前記一定区間の歌唱音を繰り返し出力する出力手段とをさらに備える、歌詞生成装置。 - 楽曲において時系列的に配置された複数の音の高さおよび長さを表すメロディデータの入力を受け付けるステップと、
複数の歌詞断片を表す歌詞断片データ群、ならびに前記複数の歌詞断片に対応する音高変化およびリズムの少なくとも一方を音楽要素として表す音楽要素データ群を含むデータベースを参照するステップと、
参照されるデータベースに基づいて、入力されたメロディデータに対応するようにデータベースから複数の歌詞断片データを抽出することにより歌詞データを生成するステップとを備え、
前記メロディデータは、複数の音符列に分割され、
前記データベースは、楽曲における各歌詞断片の位置を示す位置情報を含み、
前記歌詞データを生成するステップは、前記参照されるデータベースに含まれる位置情報に基づいて、入力されたメロディデータの各音符列と共通の位置にある複数の歌詞断片データを候補として特定し、音楽要素データ群に基づいて、特定した複数の歌詞断片データのうち各音符列に対応する歌詞断片データを抽出することを含む、歌詞生成方法。
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