JP6692457B2 - 空調装置メンテナンスシステム - Google Patents

空調装置メンテナンスシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6692457B2
JP6692457B2 JP2018560303A JP2018560303A JP6692457B2 JP 6692457 B2 JP6692457 B2 JP 6692457B2 JP 2018560303 A JP2018560303 A JP 2018560303A JP 2018560303 A JP2018560303 A JP 2018560303A JP 6692457 B2 JP6692457 B2 JP 6692457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
information
air conditioner
abnormality
model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018560303A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018127974A1 (ja
Inventor
靖 佐藤
靖 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2018127974A1 publication Critical patent/JPWO2018127974A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6692457B2 publication Critical patent/JP6692457B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/56Remote control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/62Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
    • F24F11/63Electronic processing
    • F24F11/64Electronic processing using pre-stored data
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/62Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
    • F24F11/63Electronic processing
    • F24F11/65Electronic processing for selecting an operating mode
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B23/00Testing or monitoring of control systems or parts thereof
    • G05B23/02Electric testing or monitoring
    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0218Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults
    • G05B23/0243Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults model based detection method, e.g. first-principles knowledge model
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • F24F11/32Responding to malfunctions or emergencies
    • F24F11/38Failure diagnosis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/56Remote control
    • F24F11/58Remote control using Internet communication
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/26Pc applications
    • G05B2219/2614HVAC, heating, ventillation, climate control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fuzzy Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、空調装置についてのメンテナンスの情報を提供する空調装置メンテナンスシステムに関する。
近年、ビルの大型化により1つのビルに設置される空調装置の台数が多くなっている。空調装置の設置台数に比例して空調装置に発生する異常の件数が増え、メンテナンスが必要な空調装置の台数も増加している。そのため、メンテナンスに必要な時間が長くなる傾向があり、メンテナンス性の向上が求められている。
メンテナンス性の向上を図る方法の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1には、空調装置と、空調装置の状態を状態確認用の2次元コードに変換して表示するリモコンと、状態確認用の2次元コードを読み取って解析した結果を表示する情報端末装置とを有する空調装置メンテナンスシステムが開示されている。このシステムでは、情報端末装置は、空調装置に対するメンテナンスの項目が予め設定され、状態確認用の2次元コードの解析結果に基づくメンテナンスの項目に対応した指令用の2次元コードを表示する。リモコンは、情報端末装置に表示された指令用の2次元コードに対応するメンテナンス制御を実行する。これにより、ユーザはサポートセンターの力を借りなくても、一定範囲のメンテナンスが実行される。
一方、サポートセンターにメンテナンスを依頼するシステムの一例が特許文献2に開示されている。特許文献2に開示された空調装置メンテナンスシステムは、サービスコールボタンを備えたリモコンと、空気調和機の運転情報等の情報を記憶する空調集中管理装置と、空調集中管理装置とインターネットを介して接続された管理センタとを有する構成である。管理センタはメンテナンス会社またはサービス部門の情報を記憶するデータベースを有している。このシステムにおいて、機器に異常が発生したときにサービスコールボタンが押されると、空調集中管理装置は、運転情報等の情報を管理センタに送信し、管理センタは空調集中管理装置から受信した情報をメンテナンス会社またはサービス部門に送信する。
特許第5932483号公報 特開2002−115893号公報
特許文献1に開示されたメンテナンスシステムでは、空調装置に発生した異常に対してリモコンに予め登録されたメンテナンス制御については対処できるが、新規に発生した異常については対処できないおそれがある。
また、特許文献2に開示されたサービスシステムでは、機器に異常が発生したことがメンテナンス会社およびサービス部門等のサポートセンターの作業者に速やかに通知されるが、管理センタのデータベースに機器の異常およびその対処方法が登録されているのか特許文献2には明確に開示されていない。機器の異常およびその対処方法の情報がデータベースに登録されているとしても、作業者は、運転情報等の情報とデータベースに登録された情報とを見比べて、異常の原因を調査しなければならず、調査に時間がかかってしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、空調装置の異常発生時にメンテナンスに関する情報を作業者が容易に取得できる空調装置メンテナンスシステムを提供するものである。
本発明に係る空調装置メンテナンスシステムは、複数の空調機のメンテナンスの情報を提供する空調装置メンテナンスシステムであって、前記複数の空調機と接続され、該複数の空調機を管理する空調管理装置と、前記複数の空調機に発生する異常毎に異なる異常コードおよび異常の内容を含むデータである異常データが複数列挙された異常データファイルと、前記異常の対処方法を含むデータであるサービスデータが複数列挙されたサービスデータファイルと、前記複数の空調機のそれぞれの機種を示す機種情報と、前記異常コードと、前記サービスデータ毎に異なるサービスコードと、を関連付ける機種データファイルとを保持するデータベースと、該データベースを管理する制御部とを含み、前記空調管理装置と接続されるデータ保持装置と、を有し、前記制御部は、前記複数の空調機のうち、メンテナンス対象の空調機の前記機種情報と前記異常コードとを含むデータ取得指令を情報端末からネットワークを介して受信すると、該データ取得指令に含まれる機種情報および異常コードをキーとして前記機種データファイルを検索して前記サービスコードを特定し、特定したサービスコードに対応するサービスデータを前記サービスデータファイルから読み出して前記情報端末に送信するものである。
本発明は、データ保持装置がメンテナンス対象の空調機に関連するメンテナンス情報をメンテナンス情報が蓄積されたデータベースから読み出して作業者の情報端末に提供するため、作業者はメンテナンス情報を容易に取得でき、空調機のメンテナンスの効率化を図ることができる。
本発明の実施の形態1における空調装置メンテナンスシステムの一構成例を示すブロック図である。 図1に示したデータベースが保持する機種データファイルの一構成例を示す図である。 図1に示したデータベースが保持する異常データファイルの一構成例を示す図である。 図1に示したデータベースが保持するサービス情報の一構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1における空調装置メンテナンスシステムの動作手順を示すシーケンス図である。 図1に示した検索処理部が実行する検索処理の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における空調装置メンテナンスシステムにおいて、データベースが保持するデータを編集する場合の動作手順を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態2におけるデータ保持装置の一構成例を示すブロック図である。 図8に示したデータベースが保持する物件データファイルの一構成例を示す図である。 図8に示したデータ保持装置を含む空調装置メンテナンスシステムの動作手順を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態3におけるデータ保持装置の一構成例を示すブロック図である。 図11に示したデータベースが保持する作業履歴ファイルの一構成例を示す図である。 本発明の実施の形態3における空調装置メンテナンスシステムの動作手順を示すシーケンス図である。
実施の形態1.
本実施の形態1における空調装置メンテナンスシステムの構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態1における空調装置メンテナンスシステムの一構成例を示すブロック図である。図1に示すように、空調装置メンテナンスシステム100は、複数の空調装置65を管理する空調管理装置30と、空調装置65のメンテナンスに関する情報をデータベース20にして保持するデータ保持装置10とを有する。
データ保持装置10は、空調管理装置30とネットワーク90を介して接続される。ネットワーク90は、例えば、インターネットである。空調管理装置30は、複数の空調装置65と通信接続されている。複数の空調装置65のそれぞれに図示しない制御装置が設けられ、空調装置65毎に制御装置が冷凍サイクルを制御する。
データ保持装置10には、ネットワーク90を介して情報端末80が接続される。情報端末80は、空調装置65のメンテナンスおよび修理を行う作業者が携帯する端末である。空調管理装置30には、作業者が複数の空調装置65を監視および操作するための情報処理装置50が接続される。作業者が情報端末80を操作して、情報端末80をデータ保持装置10に接続させ、データベース20からメンテナンスに関する情報を取得したり、データベース20が保持するデータを書き換えたりする。空調装置メンテナンスシステム100は、複数の空調装置65のメンテナンスに関する情報を情報端末80とやり取りする。
ネットワーク90がインターネットである場合、データ保持装置10、空調管理装置30および情報端末80は、通信プロトコルとして、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)を用いてデータを送受信する。ただし、データベース20にはアクセス制限がかけられており、情報端末80および空調管理装置30を除く情報処理装置はデータベース20にアクセスできない。なお、ネットワーク90が専用回線であってもよく、この場合、データベース20にアクセス制限がかけられていなくてもよい。また、図1は空調管理装置30が1台の場合を示しているが、空調管理装置30は複数であってもよい。
図1に示した空調装置メンテナンスシステムの各構成について詳しく説明する。はじめに、空調管理装置30の構成を説明する。
空調管理装置30は、複数の室外機60−1〜60−mおよび室外機60−1〜60−mに接続された室内機70−1〜70−nの運転状態を統合的に管理する。mおよびnは2以上の整数であるものとする。図1では、m=2、n=4の場合を示しているが、m>2、n>4であってもよく、室外機および室内機の台数は図1に示す台数に限定されない。室外機60−1〜60−mおよび室内機70−1〜70−nの個々の空調機器を、空調機と称する。また、空調機は、室内機および室外機に限らず、給湯機、換気装置および加湿器であってもよい。
空調管理装置30は、複数の室外機60−1、60−2と専用通信線およびLAN(Local Area Network)等の通信線61で接続される。空調管理装置30は、室外機60−1、60−2と通信線61を介して信号を送受信する。また、室外機60−1は、複数の室内機70−1、70−2と専用通信線およびLAN等の通信線71で接続される。室外機60−1は、室内機70−1、70−2と通信線71を介して信号を送受信する。室外機60−2は、複数の室内機70−3、70−4と通信線71で接続される。室外機60−2は、室内機70−3、70−4と通信線71を介して信号を送受信する。
室外機60−1、60−2は、運転および停止等の制御信号を空調管理装置30から通信線61を介して受信し、制御信号にしたがって動作する。室内機70−1、70−2は、制御信号を室外機60−1から通信線71を介して受信し、制御信号にしたがって動作する。室内機70−3、70−4は、制御信号を室外機60−2から通信線71を介して受信し、制御信号にしたがって動作する。
また、室外機60−1、60−2は、自機の運転状態の情報である運転データを一定時間毎に空調管理装置30に通信線61を介して送信する。室内機70−1、70−2は、自機の運転データを空調管理装置30に、一定時間毎に室外機60−1および通信線61、71を介して送信する。室内機70−3、70−4は、自機の運転データを空調管理装置30に、一定時間毎に室外機60−2および通信線61、71を介して送信する。運転データは、例えば、運転の開始および停止と、冷房および暖房の区分と、ファンの風速および風量と、室内の温度および湿度等の情報である。室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4は、運転データを空調管理装置30に送信する際、運転状態を記録した時刻を時刻データとして運転データに添付してもよい。
空調管理装置30は、通信管理部31と、通信管理部32と、表示部33と、入力部34と、操作履歴制御部35と、記憶部36と、空調制御装置40とを有する。空調制御装置40は、空調機通信管理部41と、空調機管理部42とを有する。記憶部36は、操作履歴の情報を記憶する。
空調制御装置40は、プログラムを記憶するメモリと、プログラムにしたがって処理を実行するCPU(Central Processing Unit)とを有する。CPUがプログラムを実行することで、空調機通信管理部41および空調機管理部42が空調管理装置30に構成される。空調制御装置40のメモリは、室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4の運転データについて異常があるか否かを判定する閾値を複数記憶している。また、空調制御装置40のメモリは、室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4に発生する複数の異常に関して、異常毎に異なる識別子である異常コードを複数記憶している。
空調機通信管理部41は、室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4とデータを送受信する。空調機通信管理部41は、室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4から受信する運転データおよび操作データを、空調機管理部42および操作履歴制御部35に送信する。また、空調機通信管理部41は、入力部34から受信する操作データを空調機管理部42および操作履歴制御部35に送信する。さらに、空調機通信管理部41は、空調機管理部42から受け取る操作データを室外機60−1、60−2に送信する。操作データは、例えば、運転開始、運転停止、冷房から暖房への変更、暖房から冷房への変更、ファンの風向の変更、ファンの風量の変更、目標温度の変更等の操作の情報である。
空調機管理部42は、空調機通信管理部41とデータを送受信する。室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4の運転データおよび操作データを管理する。操作データには、2種類ある。2種類の操作データのうち、一方は、室内機70−1〜70−4において、空調機の使用者が室内機に設けられた図示しない入力部を操作して入力した情報である。2種類の操作データのうち、他方は、作業者が入力部34を操作して入力した情報である。空調機管理部42は、入力部34を介して入力された操作データを空調機通信管理部41から受け取ると、操作データの適否を判定し、操作データが適当と判断すると、空調機通信管理部41を介して操作データを室外機60−1、60−2に送信する。空調機管理部42は、室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4について、運転データと閾値とを比較し、運転状態に異常があるか否かを判定する。空調機管理部42は、室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4のうち、いずれかの空調機の運転状態に異常があると判定すると、その異常に割り当てられた異常コードと空調機の機種を示す機種情報とを、空調機通信管理部41を介して表示部33に表示させる。
通信管理部31は、データ保持装置10とネットワーク90を介してデータを送受信する。通信管理部31は、データベース20が保持するデータを要求するデータ取得指令をデータ保持装置10に送信し、データ保持装置10からデータを受信する。通信管理部31は、データ取得指令等のデータをデータ保持装置10に送信する際、空調管理装置30の識別子である装置識別子を添付する。これは、空調管理装置30からデータ保持装置10へのアクセス要求に対して、データ保持装置10にアクセス制限を解除してもらうためである。
通信管理部32は、情報処理装置50とプライベートネットワーク91を介してデータを送受信する。通信管理部32は、通信管理部32を介してデータ取得指令をデータ保持装置10に送信し、通信管理部32を介してデータ保持装置10からデータを受信する。通信管理部32は、空調制御装置40が室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4から取得した運転データを情報処理装置50に送信する。また、通信管理部32は、入力部34を介して入力された操作の情報である操作データを情報処理装置50に送信する。
データ保持装置10および空調管理装置30間のネットワーク90と情報処理装置50および空調管理装置30間のプライベートネットワーク91とのネットワーク系統が異なっていても、情報処理装置50は、空調管理装置30を介して、データ保持装置10とデータを送受信でできる。なお、データ保持装置10にアクセス制限がかけられていれば、ネットワーク90とプライベートネットワーク91とが同じネットワーク系統であってもよい。
表示部33は、室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4の運転データおよび設定データを表示する。表示部33は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)およびLED(Light Emitting Diode)ディスプレイなどである。設定データは、運転データに対応する空調機に関して設定された情報である。設定データは、例えば、空調機の名称である。また、室内機70−1がビル内に設置されている場合、設定データは、室内機70−1が設置されている階とその階における室内機70−1の位置を示すレイアウトとの情報を含んでいてもよい。表示部33は、空調制御装置40から異常コードおよび機種情報を受信すると、異常コードおよび機種情報を表示する。
入力部34は、室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−1について、操作データと表示部33に表示させる設定データとを、作業者が入力するためのデバイスである。入力部34は、例えば、タッチパネル式の入力デバイスおよびキーボード等である。
操作履歴制御部35は、入力部34に入力された操作データおよび表示部33に表示された運転データを、操作履歴データとして記憶部36に格納する。操作履歴データは、操作データと、運転データと、運転データが記録されたときの時刻データと、運転データの対象の空調機の機種情報とを含む。
次に、データ保持装置10の構成を説明する。図1に示すように、データ保持装置10は、データベース20と、通信管理部16と、制御部21とを有する。データベース20は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。データベース20がフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであってもよい。データベース20は、機種データファイル11、異常データファイル12、およびサービスデータファイル13を保持する。これらのファイルには、機種毎に過去に発生した異常およびその対処方法の情報などが蓄積されている。つまり、最新の異常に関する情報がデータベース20に順次登録されている。
異常データファイル12は、空調機に発生する異常に関するデータである異常データが複数列挙されたファイルである。サービスデータファイル13は、異常の対処方法を含むデータであるサービスデータが複数列挙されたファイルである。機種データファイル11は、空調機の機種情報をキーとして異常データおよびサービスデータを関連付けるファイルである。
図2は、図1に示したデータベースが保持する機種データファイルの一構成例を示す図である。図2に示すように、機種データファイル11は、機種情報と、異常コードと、サービスデータ毎に異なる識別子であるサービスコードとを関連付けて保持している。機種データは、機種毎に、機種情報、異常コードおよびサービスコードを含むデータである。図2に示す例では、室内機Aの機種データは、EA−0001〜7999の複数の異常コードと、SA0000、SA0001およびSA0003の複数のサービスコードとを含む。この機種データには、1つの異常コードに注目すると、1つの異常コードに複数のサービスコードが関連付けられている。また、1つのサービスコードに注目すると、1つのサービスコードに複数の異常コードが関連付けられている。これは、1つの異常に関して、複数の原因が考えられ、複数の原因のそれぞれに対して対処方法があり得るからである。
1つの異常に対して、複数の原因のうち、発生頻度が統計的に算出されていれば、最も発生頻度が大きい原因の対処方法を作業者に提示した方がメンテナンスにかかる時間を短縮できる。そこで、機種データファイル11では、1つの異常コードに対して、複数のサービスコードが考えられる場合、使用頻度の大きいサービスコードが少なくとも1つ関連付けられていてもよい。また、関連付けられるサービスコードの数は、1つに限らず、使用頻度が大きいものから順に予め決められた2以上の数であってもよい。
なお、1つの異常コードに関連付けられるサービスコードの数を使用頻度で絞る場合を説明したが、1つのサービスコードに対して複数の異常コードが関連付けられている場合に、1つのサービスコードに関連付けられる異常コードの数を使用頻度で絞ってもよい。また、異常コードに関連付けられるサービスコードの数が使用頻度で決定される場合で説明したが、その決定方法はサービスコードの使用頻度に限らない。さらに、機種データは、異常コードとサービスコードとを一対一で関連付けて保持していてもよい。
図3は、図1に示したデータベースが保持する異常データファイルの一構成例を示す図である。図3に示すように、異常データファイル12は、複数の異常データが列挙された構成である。異常データは、異常コードと、異常内容の詳細情報と、異常の原因と、原因に対する対処方法との情報を含む。異常データファイル12は、異常コードをキーとして、メンテナンスに必要な情報を入手できる構成である。図3に示す異常データファイル12は、室内機Aの異常データファイルである。異常データファイル12は、室外機、室内機、空調装置、換気装置および給湯装置等の空調機の機種毎にデータベース20に保持される。
図4は、図1に示したデータベースが保持するサービス情報の一構成例を示す図である。サービスデータファイル13は、複数のサービスデータが列挙された構成である。サービスデータは、サービスコードと、異常発生時の詳細情報と、サービスが必要になった原因と、原因に対する対処方法との情報を含む。サービスデータファイル13は、サービスコードをキーとして、必要なサービスの情報を入手できる構成である。図4に示すサービスデータファイル13は、室内機Aのサービスデータファイルである。サービスデータファイル13は、室外機、室内機、空調装置、換気装置および給湯装置等の空調機の機種毎にデータベース20に保持される。
なお、作業者は情報端末80、空調管理装置30および情報処理装置50のうち、いずれかの装置を介して、異常データファイル12およびサービスデータファイル13を編集することができる。編集方法の詳細は後述する。
通信管理部16は、LANインタフェース等のネットワークインタフェースおよび専用の通信用デバイスのようなハードウェアで構成される。通信管理部16は、データベース20のアクセス制限の機能を有する。アクセス制限の一例を説明する。通信管理部16は、受信したデータに含まれる送信元の装置識別子を読み出す。通信管理部16は、送信元の装置識別子が予め登録された装置識別子と一致するか否かを判定する。通信管理部16は、送信元の装置識別子と登録された装置識別子が一致している場合、送信元はアクセスが許可された装置と認証し、受信したデータを制御部21に転送する。一方、通信管理部16は、送信元の装置識別子と登録された装置識別子が一致しない場合、送信元はアクセス制限の対象機器と認識し、受信したデータを制御部21に転送しない。
通信管理部16は、データベース20が保持するデータを要求するデータ取得指令を空調管理装置30および情報端末80から受信すると、送信元を認証した後、データ取得指令を制御部21に転送する。通信管理部16は、データ取得指令の応答としてデータを制御部21から受け取ると、そのデータを送信元に返信する。また、通信管理部16は、データベース20が保持するデータの書き換え指示を含むデータ設定指令を空調管理装置30および情報端末80から受信すると、送信元を認証した後、データ設定指令を制御部21に転送する。
なお、空調管理装置30および情報端末80の装置識別子は、制御部21のメモリに予め登録されていてもよく、通信管理部16に予め設けられたメモリに登録されていてもよい。また、アクセス制限解除の認証に、装置識別子の代わりに、作業者毎に予め決められたユーザIDおよびパスワードを用いてもよい。また、アクセス制限の機能を制御部21が備えていてもよい。
制御部21は、データベース20が保持するデータから適切なデータを検索する検索処理部18と、検索したデータを表示するツールを情報端末80に提供する表示アプリケーション部17と、各データの内容を編集するツールを情報端末80に提供する設定アプリケーション部19とを有する。制御部21は、プログラムを記憶するメモリと、プログラムにしたがって処理を実行するCPUとを有する。CPUがプログラムを実行することで、表示アプリケーション部17、検索処理部18、および設定アプリケーション部19がデータ保持装置10に構成される。
検索処理部18は、空調管理装置30および情報端末80から受信するデータ取得指令に基づいて、機種データファイル11、異常データファイル12およびサービスデータファイル13から適切なデータを取得する。検索処理部18は、例えば、データ取得指令に含まれる機種情報を基に機種データファイル11から異常コードを特定し、異常コードに関連付けられた、異常内容、異常の原因、および異常の対処方法を異常データファイル12から取得する。また、検索処理部18は、データ取得指令に含まれる機種情報を基に、機種データファイル11からサービスコードを特定し、サービスコードに関連付けられた、異常発生時の詳細情報と、異常の原因と、サービスの内容である対処方法とをサービスデータファイル13から取得してもよい。さらに、検索処理部18は、データ取得指令に機種情報および異常コードが含まれていれば、機種情報および異常コードをキーとして機種データファイル11を参照してサービスコードを特定し、特定したサービスコードに対応するサービスデータをサービスデータファイル13から取得してもよい。
表示アプリケーション部17は、通信管理部16を介して情報端末80からデータ取得指令を受信すると、データ取得指令に基づいて検索処理部18が検索したデータを情報端末80の表示部82に表示させる。また、表示アプリケーション部17は、通信管理部16を介して空調管理装置30からデータ取得指令を受信すると、データ取得指令に基づいて検索処理部18が検索したデータを空調管理装置30の表示部33に表示させる。
設定アプリケーション部19は、通信管理部16を介して情報端末80からデータ設定指令を受信すると、データ設定指令に基づいて、機種データファイル11、異常データファイル12およびサービスデータファイル13のうち、関連するファイルの内容を書き替える。また、設定アプリケーション部19は、通信管理部16を介して空調管理装置30からデータ設定指令を受信すると、データ設定指令に基づいて、機種データファイル11、異常データファイル12およびサービスデータファイル13のうち、関連するファイルの内容を書き替える。
なお、図1を参照して、表示アプリケーション部17、設定アプリケーション部19および検索処理部18はCPUがプログラムを実行することで構成される場合で説明したが、これらの機能を実行する専用の回路デバイスなどのハードウェアで構成されてもよい。検索処理部18は、データ保持装置10に格納された独立したアプリケーションソフトウェアプログラムをCPUが実行することで構成されてもよい。この場合、このアプリケーションソフトウェアプログラムがデータ保持装置10内に予め格納されていてもよい。また、表示アプリケーション部17についても同様に、データ保持装置10内に格納された独立したアプリケーションソフトウェアプログラムをCPUが実行することで構成されてもよい。この場合、このアプリケーションソフトウェアプログラムは、データ保持装置10内に予め格納されていてもよい。
情報端末80は、通信管理部81と、表示部82と、入力部83と、これらの構成を制御する制御部84とを有する。制御部84は、プログラムを記憶するメモリと、プログラムにしたがって処理を実行するCPUとを有する。情報端末80は、例えば、スマートフォンおよびタブレット等の携帯型情報端末である。制御部84は、通信管理部81を介してデータ取得指令およびデータ設定指令をデータ保持装置10に送信する際、情報端末80の装置識別子を、これらの指令に添付して送信する。
制御部84は、データ保持装置10のデータベース20が保持するデータを、表示アプリケーション部17および検索処理部18を介して、表示部82に表示させる機能を有する。また、制御部84は、データ保持装置10のデータベース20が保持するデータを、設定アプリケーション部19を介して、編集する機能を有する。そのため、作業者は情報端末80を操作して、データベース20が保持するデータを設定アプリケーション部19を介して書き換えられる。また、作業者は情報端末80を操作して、データベース20が保持するデータを表示アプリケーション部17を介して表示部82に表示させることができる。制御部84はデータベース20が保持するデータを表示および編集するためのソフトウェアプログラムを保持する必要がなく、例えば、ブラウザを保持していればよい。この場合、表示アプリケーション部17が表示部82にデータを表示させる処理は、制御部21がブラウザに表示させるデータを情報端末80に送信する処理に相当すると考えることができる。
情報処理装置50は、通信管理部51と、表示部52と、入力部53と、これらの構成を制御する制御部54とを有する。情報処理装置50は、例えば、デスクトップ型のパーソナルコンピュータである。制御部54は、プログラムを記憶するメモリと、プログラムにしたがって処理を実行するCPUとを有する。作業者は、情報処理装置50を操作して、プライベートネットワーク91および空調管理装置30を介して、室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4から運転データを取得し、これらの空調機の運転状態を監視する。また、作業者は、情報処理装置50に操作データを入力することで、情報処理装置50からプライベートネットワーク91および空調管理装置30を介して、室外機60−1、60−2および室内機70−1〜70−4を操作する。
情報処理装置50はデータベース20のアクセス制限の対象であるが、空調管理装置30はデータベース20のアクセス制限の対象になっていない。そのため、作業者は、情報処理装置50を操作して、空調管理装置30経由で、データ保持装置10のデータベース20が保持するデータを、情報処理装置50に取得させることができる。また、作業者は、情報処理装置50を操作して、空調管理装置30経由で、データ保持装置10のデータベース20が保持するデータを編集することができる。
なお、情報処理装置50は、情報端末80と同様に、携帯型の情報端末であってもよい。情報処理装置50は、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータであってもよい。また、情報端末80および情報処理装置50は、データベース20が保持するデータを表示および編集するためのソフトウェアプログラムを保持していてもよい。この場合、制御部21に表示アプリケーション部17および設定アプリケーション部19が設けられていなくてもよい。
次に、本実施の形態1における空調装置メンテナンスシステムの動作を説明する。図5は、本発明の実施の形態1における空調装置メンテナンスシステムの動作手順を示すシーケンス図である。
作業者が空調管理装置30の表示部33を見ながら、情報端末80を操作して機種情報と異常コードとを入力すると、情報端末80は、機種情報および異常コードを含むデータ取得指令をデータ保持装置10に送信する(ステップS101)。データ保持装置10の通信管理部16は、情報端末80からデータ取得指令を受信すると、送信元の情報端末80がアクセス制限の対象であるか否かを判定する。通信管理部16は、情報端末80がアクセス制限の対象でないと判定すると、データ取得指令を検索処理部18に転送する。
検索処理部18は、通信管理部16からデータ取得指令を受け取ると、データ取得指令から機種情報および異常コードを読み出す。そして、検索処理部18は、機種情報および異常コードをキーとして機種データファイル11を検索し(ステップS102)、サービスコードを特定する。続いて、検索処理部18は、特定したサービスコードに対応するサービスデータをサービスデータファイル13から読み出す。その後、検索処理部18は、読み出したサービスデータを情報端末80に表示させることを表示アプリケーション部17に指示する。表示アプリケーション部17は、検索処理部18からサービスデータを受け取ると、通信管理部16を介してサービスデータを情報端末80の表示部82に表示させる(ステップS103)。情報端末80は表示部82にサービスデータを表示する(ステップS104)。
ステップS102において、検索処理部18は、異常データファイル12から異常コードに対応する異常データを読み出し、読み出した異常データをサービスデータに添付して表示アプリケーション部17に渡してもよい。この場合、表示アプリケーション部17は、異常データおよびサービスデータを情報端末80の表示部82に表示させる。この場合、作業者は、表示部82が表示する異常データの情報を参照することで、異常発生の原因をより詳細に確認することができる。
ここで、図6を参照して、検索処理部18のステップS102における処理を説明する。図6は、図1に示した検索処理部が実行する検索処理の一例を示す図である。検索処理部18は、室内機Aおよび異常コードEA−0002を含むデータ取得指令を通信管理部16から受け取ると、機種データファイル11を参照し、室内機Aおよび異常コードEA−0002に関連付けられたサービスコードSB−0003を読み出す。そして、検索処理部18は、サービスデータファイルSBからサービスコードSB−0003のサービスデータを読み出す。このとき、検索処理部18は、サービスデータと一緒に異常データを表示アプリケーション部17に渡してもよい。この場合、作業者は、表示部82が表示する異常データの情報から「温度異常」が異常発生の原因であることがわかる。
このようにして、作業者は、情報端末80を操作して機種情報および異常コードを入力することで、機種情報および異常コードをキーとして、データベース20から異常データおよびサービスデータを取得できる。そのため、作業者は、異常が発生した空調機について、異常の原因および対処方法を含むメンテナンス情報を効率良く取得できる。
また、作業者は、情報処理装置50を操作して、情報処理装置50および空調管理装置30を介してサービスデータをデータ保持装置10から取得してもよい。具体的には、作業者は、情報処理装置50に機種情報および異常コードを入力すると、情報処理装置50は、データ取得指令を空調管理装置30を介してデータ保持装置10に送信する。空調管理装置30はデータベース20のアクセス制限を受けないので、データ保持装置10は、空調管理装置30から受信したデータ取得指令を受け付ける。そして、データ保持装置10は、データ取得指令に基づいてサービスデータをデータベース20から取得すると、サービスデータを空調管理装置30の表示部33に表示させる。空調管理装置30は表示部33に表示されるサービスデータを情報処理装置50に転送して表示部52に表示させる。
この場合、作業者は、ネットワーク90に接続されていない情報処理装置50がデータベース20へのアクセスが制限される装置であっても、情報処理装置50を操作して空調管理装置30を経由して、メンテナンスに関する情報をデータベース20から取得することができる。その結果、作業者のメンテナンスの利便性が向上する。
次に、作業者が情報端末80を操作してデータベース20が保持するデータを編集する場合について説明する。図7は、本発明の実施の形態1における空調装置メンテナンスシステムにおいて、データベースが保持するデータを編集する場合の動作手順を示すシーケンス図である。ここでは、編集対象のファイルがサービスデータファイル13であるものとする。また、アクセス制限に関する説明を省略する。
作業者が情報端末80を操作して、サービスデータファイル13の表示を要求する旨の指示を入力すると、情報端末80は、サービスデータファイル13の表示を要求する旨の表示要求信号をデータ保持装置10に送信する。データ保持装置10の制御部21が表示要求信号を受け取ると、表示アプリケーション部17がサービスデータファイル13を情報端末80の表示部82に表示させる。
作業者が表示部82に表示されたサービスデータファイル13を見ながら、サービスの内容を書き換える指示を情報端末80に入力すると、情報端末80は、書き換え指示の情報を含むデータ設定指令をデータ保持装置10に送信する(ステップS201)。データ保持装置10の制御部21がデータ設定指令を受け取ると、設定アプリケーション部19が、データ設定指令に含まれる書き換え指示にしたがって、サービスデータファイル13を編集する(ステップS202)。続いて、表示アプリケーション部17は、編集後のサービスデータファイル13を情報端末80の表示部82に表示させる(ステップS203)。情報端末80は表示部82に、編集後のサービスデータファイル13を表示する(ステップS204)。
このようにして、作業者は、情報端末80を操作して、データ保持装置10のデータベース20が保持するデータを編集することができる。作業者は、情報処理装置50を操作して、空調管理装置30を介して、データ保持装置10のデータベース20が保持するデータを編集してもよい。
本実施の形態1の空調装置メンテナンスシステム100は、複数の空調機を管理する空調管理装置30とデータ保持装置10とを有し、データ保持装置10は、複数の空調機に発生する異常毎に異なる異常コードを含む異常データが複数列挙された異常データファイル12と、異常の対処方法を含むサービスデータが複数列挙されたサービスデータファイル13と、各空調機の機種を示す機種情報をキーとして異常データおよびサービスデータを関連付ける機種データファイル11とを保持するデータベース20と、データベース20を管理する制御部21と、を有し、制御部21は、メンテナンス対象の空調機のデータ取得指令を情報端末80からネットワーク90を介して受信すると、データ取得指令に含まれる機種情報および異常コードをキーとして機種データファイル11を検索してサービスデータを特定し、特定したサービスデータをサービスデータファイル13から読み出して情報端末80に表示するものである。
本実施の形態1においては、データ保持装置10が異常データおよびサービスデータを含むメンテナンス情報を蓄積するデータベース20からメンテナンス対象の空調機に関連するメンテナンス情報を読み出して作業者の情報端末80に提供する。そのため、作業者は、メンテナンス情報を容易に取得でき、メンテナンスが必要な空調装置の異常の原因および対処方法に早く辿り着くことができる。その結果、空調機のメンテナンスの効率化を図ることができる。
また、本実施の形態1では、データ保持装置10にアクセスできない情報処理装置50は、空調管理装置30を経由して、データ保持装置10からメンテナンスに関する情報を取得する。作業者は、セキュリティ上接続が困難なデータ保持装置10から情報処理装置50を操作してメンテナンス情報を取得できるため、メンテナンスの利便性が向上する。
実施の形態2.
本実施の形態2は、過去に異常が発生した空調機の環境の情報を含む履歴データをフロア単位および建物単位で保持する物件データファイルをデータ保持装置が記憶し、この情報をメンテナンス情報として作業者が利用できるようにしたものである。
本実施の形態2における空調装置メンテナンスシステムの構成を説明する。本実施の形態2では、実施の形態1と同様な構成については、その詳細な説明を省略する。図8は、本発明の実施の形態2におけるデータ保持装置の一構成例を示すブロック図である。
図8に示すように本実施の形態2におけるデータ保持装置10aにおいて、データベース20は、図1に示した情報の他に、物件データファイル14を保持している。物件データファイル14は、各空調機に関して、過去に発生した異常の履歴に関する最新の情報が蓄積されている。
図9は、図8に示したデータベースが保持する物件データファイルの一構成例を示す図である。物件データファイル14は、複数の履歴データを建物単位およびフロア単位等の物件単位で有する。図9に示す物件A〜物件Dのうち、例えば、物件Aは1つのビルが対象であり、物件Bは1つの建物の1つのフロアが対象である。履歴データは、物件名と、その物件に設置された空調機の機器の台数と、機種情報と、各機器で発生した異常を示す異常コードと、異常の発生日時と、復旧日時とを有する。
物件データファイル14は、物件名をキーに、その物件の機種情報および異常コードが取得できる構成である。また、機種情報および空調機の環境をキーとして履歴データを検索することもできる。空調機の環境とは、接続された空調機の台数およびそれらの空調機の種類である。空調機の環境は、例えば、10台以上の室内機と給湯機とが接続された機器構成である。
作業者は、機種情報および異常コードだけでは、メンテナンス対象の空調機の故障の原因および対処方法がわからない場合、情報端末80を操作して物件データファイル14を検索することで、故障に適したメンテナンス情報を得られる。検索方法として、メンテナンス対象の機種に近い機種があるか否かの機種近似検索が考えられる。その他の検索方法として、上述した空調機の環境を検索のキーとして、空調機の環境に近似した環境の履歴データを検索することができる。作業者は、検索条件に一致する履歴データに含まれる異常情報を参考にすることができる。
物件データファイル14への履歴データの登録方法として、空調管理装置30が自動的にアップロードする方法と、作業者が情報端末80または情報処理装置50を操作して登録する方法が考えられる。また、作業者は情報端末80または情報処理装置50を操作して物件データファイル14が既に保持している履歴データを編集してもよい。自動的にアップロードする方法の一例として、操作履歴制御部35が、記憶部36の操作履歴を読み出して、予め設定された物件名のところに操作履歴を登録する方法が考えられる。
データ保持装置10の検索処理部18は、機種情報を基に、物件データファイル14を検索することでメンテナンス対象と同じ機種が設置されている物件を取得する。また、検索処理部18は、例えば、物件名を基に物件データファイル14から、その物件に設置された空調機の機種情報および機器構成を取得し、取得した機種情報を基に機種データファイル11を検索し、機種情報に関連付けられた異常データおよびサービスデータを取得できる。
設定アプリケーション部19は、空調管理装置30および情報端末80から受信するデータ設定指令に基づいて、機種データファイル11、異常データファイル12、サービスデータファイル13および物件データファイル14を書き替える。
次に、本実施の形態2における空調装置メンテナンスシステムの動作手順を説明する。図10は、本発明の実施の形態2における空調装置メンテナンスシステムの動作手順を示すシーケンス図である。ここでは、アクセス制限に関する説明を省略する。
作業者が情報端末80を操作してメンテナンス対象の空調機の環境の情報および機種情報を入力すると、情報端末80は、環境の情報および機種情報含む検索要求指令をデータ保持装置10aに送信する(ステップS301)。データ保持装置10aの制御部21が検索要求指令を受け取ると、検索処理部18は、環境の情報および機種情報をキーとして物件データファイル14を検索する(ステップS302)。そして、検索処理部18は、検索条件が一致する履歴データがあると、履歴データに含まれる異常コードを読み出す。その後、検索処理部18は、異常コードに対応する異常データを異常データファイル12から読み出し、読み出した異常データを表示アプリケーション部17に渡す。表示アプリケーション部17は、受け取った異常データを情報端末80の表示部82に表示させる(ステップS303)。情報端末80は表示部82に、異常データを表示する(ステップS304)。
このようにして、作業者は、情報端末80を操作して、データ保持装置10aのデータベース20が保持する物件データファイル14を用いて、空調機の機器構成等の環境の情報から近似する環境で発生した異常の異常データを参考にすることができる。作業者は、情報処理装置50を操作して、空調管理装置30を介して、データ保持装置10aのデータベース20が保持する物件データファイル14を利用し、メンテナンス情報を取得してもよい。
本実施の形態2では、制御部21が、機種情報と機種情報の機種の環境とその機種に発生した異常の異常コードとを含む履歴データを建物単位およびフロア単位に保持する物件データファイル14をメンテナンス情報として用いることで、メンテナンス対象の空調機に近似した環境に発生した異常データを作業者に提示することができる。その結果、作業者は、異常が発生した空調機により近い環境に発生した異常の過去の情報を参考にして、その対処方法を検討することができる。
実施の形態3.
本実施の形態3は、過去に異常が発生した空調機の異常発生時の履歴の情報を含む作業履歴データをフロア単位および建物単位で保持する作業履歴ファイルをデータ保持装置が記憶し、この情報をメンテナンス情報として作業者が利用できるようにしたものである。
本実施の形態3における空調装置メンテナンスシステムの構成を説明する。本実施の形態3では、実施の形態1および2と同様な構成については、その詳細な説明を省略する。図11は、本発明の実施の形態3におけるデータ保持装置の一構成例を示すブロック図である。
図11に示すように本実施の形態3におけるデータ保持装置10bにおいて、データベース20は、図8に示した情報の他に、作業履歴ファイル15を保持している。作業履歴ファイル15は、各空調機に関して、過去の異常発生時における操作および動作をモニターした作業履歴に関する最新の情報が蓄積されている。
図12は、図11に示したデータベースが保持する作業履歴ファイルの一構成例を示す図である。作業履歴ファイル15は、複数の作業履歴データを建物単位およびフロア単位等の物件単位で有する。作業履歴データは、物件名と、作業日時と、作業履歴と、任意情報とを有する。作業履歴は、空調機が異常を発生したときの動作の履歴の情報である。具体的には、作業履歴は、機種情報と、機種情報の空調機が異常を発生したときの動作と、各動作の時刻の情報とを有する。任意情報は、異常に対処したときの作業情報が登録される。作業者は、作業履歴データを登録するときに、任意情報の欄に作業情報を任意に入力することができる。
作業履歴ファイル15は、物件名をキーに、異常が発生した空調機の作業履歴を取得できる構成である。また、メンテナンス対象の空調機の機種情報をキーとして、作業履歴データを検索することもできる。作業者は、機種情報および異常コードだけでは、メンテナンス対象の空調機の故障の原因および対処方法がわからない場合、情報端末80を操作して作業履歴ファイル15を検索することで、メンテナンスに関連する情報として作業履歴を得ることができる。
作業履歴ファイル15への作業履歴データの登録方法として、空調管理装置30が自動的にアップロードする方法と、作業者が情報端末80または情報処理装置50を操作して登録する方法が考えられる。
自動的にアップロードする方法の一例を説明する。操作履歴制御部35が、記憶部36に操作データおよび運転データを一定時間毎に格納する。空調管理装置30に接続された空調機に異常が発生すると、操作履歴制御部35は、異常が発生した前後の予め決められた時間の操作データおよび運転データを読み出し、これらのデータに機種情報を含めた作業履歴データを作成する。また、操作履歴制御部35は、対象の空調機がどの建物およびどのフロアに設置されているかの情報を作業履歴データに添付する。そして、操作履歴制御部35は、作成した作業履歴データをデータ保持装置10bに送信する。データ保持装置10bの制御部21は、空調管理装置30から受信する作業履歴データを、建物毎およびフロア毎に仕分けして作業履歴ファイル15に格納する。このようにして、空調機に異常が発生すると、空調管理装置30が作業履歴データを作成し、自動的に作業履歴ファイル15が更新される。
作業者が作業履歴データをデータ保持装置10に登録する場合、情報処理装置50を操作して、空調管理装置30が作成した作業履歴データをデータ保持装置10bに送信する指示を入力すればよい。また、作業者は情報端末80または情報処理装置50を操作して作業履歴ファイル15が既に保持している作業履歴データを編集してもよい。例えば、作業者は、情報端末80を操作して作業情報を任意情報の欄に登録してもよい。
データ保持装置10の検索処理部18は、機種情報を基に、作業履歴ファイル15を検索することでメンテナンス対象と同じ機種が設置されている物件を取得する。また、検索処理部18は、例えば、機種情報を基に作業履歴ファイル15から、機種情報に関連付けられた作業履歴データを取得できる。
設定アプリケーション部19は、空調管理装置30および情報端末80から受信するデータ設定指令に基づいて、機種データファイル11、異常データファイル12、サービスデータファイル13、物件データファイル14および作業履歴ファイル15を書き替える。
次に、本実施の形態3における空調装置メンテナンスシステムの動作手順を説明する。図13は、本発明の実施の形態3における空調装置メンテナンスシステムの動作手順を示すシーケンス図である。ここでは、アクセス制限に関する説明を省略する。
作業者が情報端末80を操作してメンテナンス対象の空調機の機種情報を入力すると、情報端末80は、機種情報含む検索要求指令をデータ保持装置10bに送信する(ステップS401)。データ保持装置10bの制御部21が検索要求指令を受け取ると、検索処理部18は、機種情報をキーとして作業履歴ファイル15を検索する(ステップS402)。そして、検索処理部18は、検索条件が一致する作業履歴データがあると、作業履歴データを表示アプリケーション部17に渡す。表示アプリケーション部17は、受け取った作業履歴データを情報端末80の表示部82に表示させる(ステップS403)。情報端末80は表示部82に、作業履歴データを表示する(ステップS404)。
このようにして、作業者は、情報端末80を操作して、データ保持装置10bのデータベース20が保持する作業履歴ファイル15を用いて、メンテナンス対象の空調機と同じ機種の空調機に過去に異常が発生したときの履歴を参考にすることができる。その結果、作業者は、メンテナンス対象の空調機に今後発生する現象を把握し、事前に対処できる。また、作業履歴データの任意情報に作業情報が登録されていれば、作業者は、異常に対してどのような対処が行われたかを参考にできる。作業者は、情報処理装置50を操作して、空調管理装置30を介して、データ保持装置10bのデータベース20が保持する作業履歴ファイル15を利用し、メンテナンス情報を取得してもよい。
近年、ビル等の建物に入ることが厳重に管理されていることが多く、このような建物に設置された空調装置も通信接続が厳重に管理された環境に置かれている。このような環境に設置された空調装置のメンテナンスにおいて、作業者がメンテナンス用の情報処理装置または情報端末を空調管理装置にネットワークを介して接続させることが、セキュリティ上困難な場合がある。そのため、作業者は、メンテナンス時の情報と空調管理装置の状態とを照合して、メンテナンス情報を収集することが困難であった。
これに対して、本実施の形態3では、データ保持装置10bの制御部21は、空調管理装置30から作業履歴データを受信する度に、受信した作業履歴データを建物単位およびフロア単位で仕分けして、データベース20が保持する作業履歴ファイル15に格納する。データ保持装置10bは空調管理装置30に対してアクセス制限をかけていないので、空調管理装置30は、自装置が管理する空調機に異常が発生する度に作成した作業履歴データを、データ保持装置10bに順次登録することができる。そのため、データ保持装置10bは、最新の作業履歴の情報を容易に蓄積することができ、メンテナンス情報を自動的に更新できる。
また、本実施の形態3では、制御部21が、機種情報と機種情報の機種に異常が発生したときの動作の履歴の情報とを含む作業履歴データを建物単位およびフロア単位に保持する作業履歴ファイル15をメンテナンス情報として用いることで、作業者は、メンテナンス対象の空調機と同じ機種の空調機に過去に異常が発生したときの履歴を参考にすることができる。その結果、作業者は、メンテナンス対象の空調機に今後発生する現象を把握し、事前に対処できる。
なお、実施の形態3では、作業履歴ファイル15が実施の形態2で説明したデータ保持装置10aに設けられる場合で説明したが、作業履歴ファイル15が実施の形態1で説明したデータ保持装置10に設けられてもよい。
また、上述した実施の形態1〜3で説明したデータ保持装置が実行する処理を、コンピュータおよびサーバ装置を含む情報処理装置に実行させるために、その処理の手順をプログラムに記述したものを記録媒体に格納してもよい。また、そのプログラムを記憶する情報処理装置がネットワークを介して他の情報処理装置にそのプログラムを提供してもよい。
10、10a、10b データ保持装置、11 機種データファイル、12 異常データファイル、13 サービスデータファイル、14 物件データファイル、15 作業履歴ファイル、16 通信管理部、17 表示アプリケーション部、18 検索処理部、19 設定アプリケーション部、20 データベース、21 制御部、30 空調管理装置、31、32 通信管理部、33 表示部、34 入力部、35 操作履歴制御部、36 記憶部、40 空調制御装置、41 空調機通信管理部、42 空調機管理部、50 情報処理装置、51 通信管理部、52 表示部、53 入力部、54 制御部、60−1、60−2 室外機、61 通信線、65 空調装置、70−1〜70−4 室内機、71 通信線、80 情報端末、81 通信管理部、82 表示部、83 入力部、84 制御部、90 ネットワーク、91 プライベートネットワーク、100 空調装置メンテナンスシステム。

Claims (4)

  1. 複数の空調機のメンテナンスの情報を提供する空調装置メンテナンスシステムであって、
    前記複数の空調機と接続され、該複数の空調機を管理する空調管理装置と、
    前記複数の空調機に発生する異常毎に異なる異常コードおよび異常の内容を含むデータである異常データが複数列挙された異常データファイルと、前記異常の対処方法を含むデータであるサービスデータが複数列挙されたサービスデータファイルと、前記複数の空調機のそれぞれの機種を示す機種情報と、前記異常コードと、前記サービスデータ毎に異なるサービスコードと、を関連付ける機種データファイルとを保持するデータベースと、該データベースを管理する制御部とを含み、前記空調管理装置と接続されるデータ保持装置と、を有し、
    前記制御部は、
    前記複数の空調機のうち、メンテナンス対象の空調機の前記機種情報と前記異常コードとを含むデータ取得指令を情報端末からネットワークを介して受信すると、該データ取得指令に含まれる機種情報および異常コードをキーとして前記機種データファイルを検索して前記サービスコードを特定し、特定したサービスコードに対応するサービスデータを前記サービスデータファイルから読み出して前記情報端末に送信する、
    空調装置メンテナンスシステム。
  2. 前記データベースへのアクセスが制限される情報端末は、前記空調管理装置を介して前記データ保持装置に前記データ取得指令を送信し、前記空調管理装置を介して前記データ保持装置から前記サービスデータを取得する、
    請求項1に記載の空調装置メンテナンスシステム。
  3. 前記データベースは、前記機種情報と該機種情報の機種の環境と該機種に発生した異常の前記異常コードとを含む履歴データを建物単位およびフロア単位に保持する物件データファイルをさらに記憶し、
    前記制御部は、
    前記メンテナンス対象の空調機の環境の情報および前記機種情報を含む検索要求指令を前記情報端末から受信すると、該環境の情報および該機種情報をキーとして前記物件データファイルを検索し、検索条件が一致する前記履歴データがあると、該履歴データに含まれる前記異常コードに対応する前記異常データを前記異常データファイルから読み出して前記情報端末に送信する、
    請求項1または2に記載の空調装置メンテナンスシステム。
  4. 前記データベースは、前記機種情報と該機種情報の機種に異常が発生したときの動作の履歴の情報とを含む作業履歴データを建物単位およびフロア単位に保持する作業履歴ファイルをさらに記憶し、
    前記制御部は、
    前記空調管理装置から前記作業履歴データを受信すると、受信した作業履歴データを建物単位およびフロア単位で仕分けして前記作業履歴ファイルに格納し、
    前記機種情報を含む検索要求指令を前記情報端末から受信すると、該機種情報をキーとして前記作業履歴ファイルを検索し、検索条件が一致する前記作業履歴データがあると、該作業履歴データを前記情報端末に送信する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調装置メンテナンスシステム。
JP2018560303A 2017-01-06 2017-01-06 空調装置メンテナンスシステム Active JP6692457B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/000281 WO2018127974A1 (ja) 2017-01-06 2017-01-06 空調装置メンテナンスシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018127974A1 JPWO2018127974A1 (ja) 2019-07-11
JP6692457B2 true JP6692457B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=62789190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018560303A Active JP6692457B2 (ja) 2017-01-06 2017-01-06 空調装置メンテナンスシステム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6692457B2 (ja)
WO (1) WO2018127974A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108954702B (zh) * 2018-06-13 2021-03-30 深圳创维空调科技有限公司 一种空调的控制方法、装置、空调和存储介质
JP2020088424A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報出力方法、情報出力装置及び情報出力プログラム
JP6856151B1 (ja) * 2020-02-12 2021-04-07 ダイキン工業株式会社 空調システムおよび方法
WO2022254612A1 (ja) * 2021-06-02 2022-12-08 三菱電機株式会社 空調システムの保守作業を支援するシステムおよび方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3864286B2 (ja) * 2003-08-01 2006-12-27 株式会社日立製作所 空気調和機のサービスシステム及びサービス方法
JP4981479B2 (ja) * 2007-02-21 2012-07-18 三菱重工業株式会社 機器の故障診断システム
JP5932483B2 (ja) * 2012-05-23 2016-06-08 三菱電機株式会社 空調装置メンテナンスシステム及びメンテナンス方法
JP2016133294A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空調機の保守・メンテナンスシステム及びその方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018127974A1 (ja) 2018-07-12
JPWO2018127974A1 (ja) 2019-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6692457B2 (ja) 空調装置メンテナンスシステム
US10481574B2 (en) Building alarm management system with mobile device notifications
JP5382169B1 (ja) 空調管理システム
US9244471B2 (en) Methods and systems for remotely monitoring and controlling HVAC units
WO2021106959A1 (ja) 空調管理システム
US10684035B2 (en) HVAC system that collects customer feedback in connection with failure triage
JP5748868B2 (ja) 設備管理装置、設備管理システム、設備管理方法、及びプログラム
US20150112462A1 (en) Management system, display method, and program
US11499736B2 (en) HVAC equipment settings
JP5915685B2 (ja) 機器管理システム
US10001430B2 (en) Environmental conditioning unit testing
JP5842947B2 (ja) 遠隔管理システム
JP6391898B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム
JP7339558B2 (ja) 空調管理システム
JP6910399B2 (ja) 監視システム設定装置及び監視システム設定方法
WO2016132513A1 (ja) 管理装置、管理方法、及び、プログラム
KR101659038B1 (ko) 설비 제어 장치 및 이의 설비 제어 방법
JP2015176179A (ja) 機器管理システム、装置、および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190325

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6692457

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250