JP6692154B2 - 画像表示システム、及び画像表示プログラム - Google Patents

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本発明は、画像表示システム、及び画像表示プログラムに関する。
従来、建物の施工、使用、又は維持管理等の業務において、業務に関するデータを野帳で管理することがある。例えば特許文献1には、名刺入れ付き工事用野帳が開示されている。
ここで、例えば建物の是正作業(壁面の修理や汚損の洗浄等)の際には、当該是正箇所を現場管理者等がカメラで撮影し、他の作業員等に是正箇所を指示する場合がある。具体的には、撮影した写真を印刷して当該写真に指示事項を記入すると共に、当該写真の撮影位置をその場で(又は後ほど写真を見て思い出しながら)図面野帳上に記入することにより、図面野帳の位置と写真とを対応付けして指示を行っていた。
特開平11−227363号公報
ここで、上記のような作業方法では、図面野帳上の撮影位置を作業員が確認して記入するので、人的作業の介入があり、手間を要すると共に、対応付けミス(例えば、誤った位置に写真を対応付けしてしまう)が発生してしまうことがあった。特に、写真が多数枚存在する場合には、図面野帳への対応付け作業に多大な手間を要すると共に、対応付けミスの発生率も高くなってしまう可能性があった。また、図面野帳を確認して実際に是正作業を行う作業員にとっても、図面野帳と写真とを見比べながら是正箇所や是正内容を把握する必要があるので、写真と撮影位置との対応関係の直感的な把握が困難であった。そこで、図面野帳と写真との対応付けミスが起こる可能性を低減できると共に、対応付けに要する手間を削減することができ、さらに、写真と撮影位置との対応関係をユーザに対して直感的に把握させることができるシステムが要望されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、上記の図面野帳の如き図面と、上記の写真の如き画像との対応付けミスが起こる可能性を低減できると共に、対応付けに要する手間を削減することができ、さらに、撮影した画像や撮影位置をユーザに対して直感的に把握させることができる画像表示システムを提供することを目的とする。
請求項に記載の画像表示システムは、建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像を表示する画像表示システムであって、撮影を行って画像情報を取得する撮影手段と、前記撮影手段の位置を特定する位置情報を取得する位置取得手段と、前記建物に関する図面情報を格納する図面情報格納手段と、前記撮影手段により取得された前記建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、前記位置取得手段にて取得された位置情報であって、前記撮影手段により前記画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、前記図面情報格納手段に格納された図面情報と、を相互に関連付けて表示する表示手段と、を備え、電波を発信する第一発信手段及び第二発信手段であって、電波遮蔽部材を挟んだ二つの空間のうち一方の空間に配置された前記第一発信手段、及び、前記電波遮蔽部材を挟んだ二つの空間のうち他方の空間に配置された前記第二発信手段、の位置を示す発信位置情報を格納する発信位置格納手段を備え、前記位置取得手段は、前記第一発信手段から受信した電波の強度と、前記第二発信手段から受信した電波の強度とを比較し、この比較結果と、前記発信位置格納手段に格納された発信位置情報と、に基づいて前記位置情報を取得する。
請求項に記載の画像表示システムは、請求項に記載の画像表示システムにおいて、前記一方の空間及び前記他方の空間は、壁で区画された二つの空間であり、前記電波遮蔽部材は、前記一方の空間に設けられており、前記電波遮蔽部材は、前記第一発信手段と前記第二発信手段とを結ぶ直線上に配置されており、前記電波遮蔽部材の一方の面は、前記壁における前記一方の空間側の面に当接しており、前記第一発信手段は、前記電波遮蔽部材の他方の面に当接しており、前記第二発信手段は、前記壁における前記他方の空間側の面に当接している。
請求項に記載の画像表示システムは、請求項1又は2に記載の画像表示システムにおいて、前記図面情報格納手段は、前記図面情報と、当該図面情報に関連付けられている前記第一発信手段及び前記第二発信手段を一意に特定するための発信手段特定情報と、を相互に関連付けて格納しており、前記表示手段は、前記画像表示システムが前記第一発信手段又は前記第二発信手段が送信した電波を受信した場合に、前記図面情報格納手段に格納されている前記図面情報であって、前記画像表示システムが受信した電波を送信した前記第一発信手段又は前記第二発信手段の前記発信手段特定情報に関連付けられている前記図面情報を表示する。
求項に記載の画像表示プログラムは、建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像を表示する画像表示システムの画像表示プログラムであって、前記画像表示システムを、撮影を行って画像情報を取得する撮影手段と、前記撮影手段の位置を特定する位置情報を取得する位置取得手段と、前記撮影手段により取得された前記建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、前記位置取得手段にて取得された位置情報であって、前記撮影手段により前記画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、図面情報格納手段に格納された図面情報と、を相互に関連付けて表示する表示手段と、として機能させ、前記画像表示システムは、電波を発信する第一発信手段及び第二発信手段であって、電波遮蔽部材を挟んだ二つの空間のうち一方の空間に配置された前記第一発信手段、及び、前記電波遮蔽部材を挟んだ二つの空間のうち他方の空間に配置された前記第二発信手段、の位置を示す発信位置情報を格納する発信位置格納手段を備え、前記位置取得手段は、前記第一発信手段から受信した電波の強度と、前記第二発信手段から受信した電波の強度とを比較し、この比較結果と、前記発信位置格納手段に格納された発信位置情報と、に基づいて前記位置情報を取得する
請求項に記載の画像表示システム、及び請求項に記載の画像表示プログラムによれば、建物に関する図面情報と、撮影手段により取得された建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、撮影手段により画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、を相互に関連付けて表示するので、撮影した画像を図面上の対応する位置に自動的に対応付けして表示でき、図面と画像との対応付けミスが起こる可能性を低減できると共に、対応付けに要する手間を削減することができ、さらに、撮影した画像と撮影位置との対応関係をユーザに対して直感的に把握させることができる。
請求項に記載の画像表示システムによれば、電波遮蔽部材で区画された第一発信手段及び第二発信手段における、電波の強度の比較結果、及びこれらの発信位置情報に基づいて画像を表示するので、電波遮蔽部材で区画された領域のうち、第一発信手段側又は第二発信手段側のいずれの領域で撮影を行ったかを特定でき、位置情報の精度を向上できる。
本発明の実施の形態に係る携帯端末及びビーコンを機能概念的に示すブロック図である。 画像DBに格納された情報を例示する図である。 図面DBに格納された情報を例示する図である。 発信位置DBに格納された情報を例示する図である。 ビーコンの配置例を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る画像表示処理におけるディスプレイの表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に対する変形例に係るディスプレイの表示例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る画像表示システムの実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像を表示する画像表示システムに関する。ここで、「建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像」とは、建物の施工、使用、又は維持管理をする際に現場管理者や作業員等に利用される画像であるが、本実施の形態では、建物の施工の際に利用され、建物の建設現場の是正箇所を撮影した画像であるものとする。なお、「是正箇所」とは、建物における是正の対象となる部分であって、例えば設計図面と異なる箇所、シミ、汚れ、欠損等がある部分である。また、当該是正箇所を撮影した画像の用途は任意で、例えば本実施の形態では、建物の調査を行って是正箇所を発見した現場管理者が、作業員に対して是正箇所の位置や是正の具体的内容などを指示するために用いられる画像である。なお、以下では、現場管理者や作業員を特に区別する必要のない場合には、これらを総称して単に「作業員」と称して説明する。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る画像表示システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る携帯端末10及びビーコン20を機能概念的に示すブロック図である。ここで、まずは、携帯端末10及びビーコン20の概略について説明する。初めに、「携帯端末」10は、建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像を表示する画像表示システムであって、例えば以下ではタブレット型パソコンであるものとするが、その他の機器(例えばノートパソコンやスマートフォン等)でも構わない。そして、この携帯端末10は、ビーコン20からの電波を受信し、ビーコン20の電波強度に基づいて携帯端末10の現在位置を特定できる。次に、「ビーコン」20は、電波を発信する発信手段である。このビーコン20は、作業員によって建設現場に複数配置され、図1では2つのビーコン20についてのみ図示するが、各ビーコン20はいずれも同様に構成される。なお、これら2つのビーコン20をそれぞれ区別する必要がある場合には、これらを「第一ビーコン」21又は「第二ビーコン」22と区別して称する。
次に、携帯端末10及びビーコン20の詳細について説明する。まず、図1に示すように、本実施の形態に係る携帯端末10は、機能概念的に、タッチパッド11、ディスプレイ12、ビーコン電波受信部13、方位取得部14、カメラ15、通信部16、制御部17、及びデータ記録部18を備えて構成されている。
(構成−携帯端末−タッチパッド)
タッチパッド11は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド11の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
(構成−携帯端末−ディスプレイ)
ディスプレイ12は、各種の画像を表示する表示手段である。また、ディスプレイ12は、カメラ15により取得された前記建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、現在位置取得部17a(後述する)にて取得された位置情報であって、カメラ15により画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、図面データベース18b(後述する。以下、データベースを「DB」と表記する)に格納された図面情報と、方位取得部14にて取得された方位情報であって、カメラ15により画像情報の取得が行われた方位に関する方位情報と、を相互に関連付けて表示する表示手段である。このディスプレイ12の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイ12や有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド11と当該ディスプレイ12をタッチパネルとして一体形成しても構わない。
(構成−携帯端末−ビーコン電波受信部)
ビーコン電波受信部13は、ビーコン20から発信された電波を受信するビーコン電波受信手段である。このビーコン電波受信部13の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の無線通信手段を用いることができる。
(構成−携帯端末−方位取得部)
方位取得部14は、カメラ15による撮影方位を特定する方位情報を取得する方位取得手段であって、例えばジャイロコンパス、磁気コンパス、又は方位磁針等であるが、これに限られない。
(構成−携帯端末−カメラ)
カメラ15は、撮影を行って画像情報を取得する撮影手段である。このカメラ15が撮影した画像情報は制御部17に入力されて、データ記録部18に適宜記録される。なお、カメラ15の具体的な構成は任意で、例えばCMOSイメージセンサやCCDイメージセンサ等の公知の撮像素子、及び魚眼レンズやプリズム等の公知の光学系部品を用いて構成されている。
(構成−携帯端末−通信部)
通信部16は、他の携帯端末10(図示省略)との間でネットワークを介した通信を行う通信手段であり、この通信部16の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の無線通信手段を用いることができる。
(構成−携帯端末−制御部)
制御部17は、携帯端末10を制御する制御手段である。具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、本実施の形態に係る画像表示プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して携帯端末10にインストールされることで、制御部17の各部を実質的に構成する。なお、「画像表示プログラム」とは、建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像を表示する画像表示プログラムであって、コンピュータを、撮影を行って画像情報を取得するカメラ15と、カメラ15の位置を特定する位置情報を取得する現在位置取得部17a(後述する)と、カメラ15により取得された建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、現在位置取得部17aにて取得された位置情報であって、カメラ15により画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、建物に関する図面情報と、を相互に関連付けて表示するディスプレイ12と、として機能させる画像表示プログラムである。また、「コンピュータ」とは、本実施の形態においてはタブレット端末の如き携帯端末10であるが、これに限らず、任意の機器(例えばノートパソコンやスマートフォン等)も含む。ここで、制御部17は、機能概念的に、現在位置取得部17aと、移動受付部17bとを備えて構成される。
現在位置取得部17aは、カメラ15の位置を特定する位置情報を取得する位置取得手段である。また、現在位置取得部17aは、第一ビーコン21から受信した電波の強度と、第二ビーコン22から受信した電波の強度とを比較し、この比較結果と、発信位置DB18c(後述する)に格納された発信位置情報と、に基づいて位置情報を取得する位置取得手段である。なお、本実施の形態においては、このようにビーコン電波受信部13にて受信したビーコン20からの受信電波に基づいて位置情報を取得する装置として構成するが、これに限らず例えば音波受信機やGPS受信機によって位置情報を取得したり、ジャイロセンサ等を活用したPDR技術により推定された位置情報を取得したりする装置であっても構わない。また、現在位置取得部17aが位置情報を取得するための具体的な方法については後述する。移動受付部17bは、ユーザからの入力に基づいて、ディスプレイ12に表示した位置アイコン(後述する)の表示位置を移動させる移動受付手段である。なお、これら制御部17の各部によって実行される具体的な処理については後述する。
(構成−携帯端末−データ記録部)
データ記録部18は、携帯端末10の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。
このデータ記録部18は、画像DB18a、図面DB18b、及び発信位置DB18cを備えている。
画像DB18aは、カメラ15により取得された建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、現在位置取得部17aにて取得された位置情報であって、カメラ15により画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報とを相互に関連付けて格納する画像格納手段である。図2は、画像DB18aに格納された情報を例示する図である。この図2に示すように、画像DB18aは、項目「画像情報」、項目「位置情報」、及び項目「方位情報」と、これら各項目に対応する情報とを相互に関連付けて格納する。
ここで、項目「画像情報」に対応する情報としては、カメラ15により取得された建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報(画像データ)が格納されている。なお、図2においては、図示の便宜上、当該画像情報を一意に特定するデータ番号及び拡張子のみを表記している。また、項目「位置情報」に対応する情報としては、現在位置取得部17aにて取得された位置情報であって、カメラ15により画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報が格納されている。具体的には、カメラ15にて撮影が行われた際に、現在位置取得部17aが携帯端末10の位置情報(図示においては、二次元位置座標)を公知の方法で取得し、この取得した位置情報を当該項目に対応する情報として格納する。また、項目「方位情報」に対応する情報としては、カメラ15による撮影方位を特定する方位情報が格納されている。具体的には、カメラ15にて撮影が行われた際に、方位取得部14がカメラ15による撮影方位(図示においては、北を0°の基準とした360°式の水平面における方位)を公知の方法で取得し、この取得した撮影方位を当該項目に対応する情報として格納する。
図1に戻り、図面DB18bは、建物に関する図面情報を格納する図面情報格納手段である。図3は、図面DB18bに格納された情報を例示する図である。この図3に示すように、図面DB18bは、項目「図面情報」、項目「領域情報」、項目「階」、及び項目「ビーコンID」と、これら各項目に対応する情報とを相互に関連付けて格納する。
ここで、項目「図面情報」に対応する情報としては、建物を表す図面(以下では、「平面図」とする)のデータであって、例えば以下ではCADで作成された図面データとするが、これに限らず、印刷された図面をスキャンしたスキャンデータ等であっても構わない。なお、図3においては、図示の便宜上、当該平面図の図面データを一意に特定するデータ番号及び拡張子のみを表記している。また、項目「領域情報」に対応する情報としては、図面が示す領域を特定する領域情報が格納されており、例えば二次元位置座標の範囲が格納されている。また、項目「階」に対応する情報としては、図面情報が示している平面図の階を特定する情報が格納されている。例えば、「M0001.jpeg」は1階の平面図であり、「M0002.jpeg」は2階の平面図である。また、項目「ビーコンID」に対応する情報としては、図面が示す領域に実際に配置されたビーコン20を一意に特定するための情報が格納されている。例えば、建設現場の建物の1階には、ビーコンIDが「B0001」から「B0050」の合計50個のビーコン20が配置されており、建物の2階には、ビーコンIDが「B0051」から「B0100」の合計50個のビーコン20が配置されているものとする。
ここで、各項目に対応する情報を格納するタイミングは任意で、例えば項目「図面情報」、項目「領域情報」、及び項目「階」に対応する情報については、インターネット等を介して携帯端末10にダウンロードされて予め格納されている。また、項目「ビーコンID」に対応する情報については、作業員がビーコン20を実際の建設現場に設置した際に、タッチパッド11を操作して、自らが設置したビーコン20のビーコンIDを入力(例えばビーコン20の表面にビーコンIDが表記されており、この表記を見ながら入力)しても良い。なお、この入力の具体的な手順については後述する。
図1に戻り、発信位置DB18cは、電波を発信する第一ビーコン21及び第二ビーコン22であって、電波遮蔽部材30を挟んだ二つの空間のうち一方の空間に配置された第一ビーコン21、及び、電波遮蔽部材30を挟んだ二つの空間のうち他方の空間に配置された第二ビーコン22、の位置を示す発信位置情報を格納する発信位置格納手段である。図4は、発信位置DB18cに格納された情報を例示する図である。この図4に示すように、発信位置DB18cは、項目「ビーコンID」、及び項目「発信位置情報」と、これら各項目に対応する情報とを相互に関連付けて格納する。
ここで、項目「ビーコンID」に対応する情報としては、各ビーコン20を一意に特定するための情報が格納されており、例えば「B0001」や「B0002」といったビーコンIDが格納されている。また、項目「発信位置情報」に対応する情報としては、電波を発信する第一ビーコン21(例えば、B0001のビーコン20)及び第二ビーコン22(例えば、B0002のビーコン20)であって、電波遮蔽部材30を挟んだ二つの空間のうち一方の空間に配置された第一ビーコン21、及び、電波遮蔽部材30を挟んだ二つの空間のうち他方の空間に配置された第二ビーコン22、の位置を示す発信位置情報が格納されている。例えば、本実施の形態においては(X035、Y020)や、(X035、Y025)等といったビーコン20の位置を特定するための二次元位置座標が格納されている。ここで、この項目「発信位置情報」に対応する情報を格納するタイミングは任意で、例えば、作業員がビーコン20を実際の建設現場に設置した際に、タッチパッド11を操作して、自らが設置したビーコン20の位置を示すビーコンアイコン(後述する)をビーコン20の設置位置に移動させ、制御部17が、このビーコンアイコンの位置に基づいて自動的に位置座標を特定しても良い。なお、このような入力の具体的な手順については後述する。
(構成−ビーコン)
図1に戻り、ビーコン20は、電波を発信する発信手段であって、具体的には、自身を一意に特定するためのビーコンIDを電波に付して、周囲の360°全方位に向けて電波を発信する。このビーコン20は、上述したように作業員によって建設現場の複数箇所に設置されている。この複数のビーコン20のうち、第一ビーコン21及び第二ビーコン22の2つについて着目して以下では説明する。「第一ビーコン」21とは、電波を発信する第一発信手段であって、電波遮蔽部材30を挟んだ二つの空間のうち一方の空間に配置された第一発信手段である。また、「第二ビーコン」22とは、電波を発信する第二発信手段であって、電波遮蔽部材30を挟んだ二つの空間のうち他方の空間に配置された第二発信手段である。
ここで、本実施の形態に係るビーコン20の配置について説明する。図5は、ビーコン20の配置例を示す平面図である。以下では、必要に応じて、各図におけるX−X’方向を「幅方向」と称し、特にX方向を「右方向」、X’方向を「左方向」と称する。また、Y−Y’方向を「奥行き方向」と称し、特にY方向を「前方向」、Y’方向を「後方向」と称する。また、X−Y平面に直交する方向を「高さ方向」と称する。この図5に示すように、ビーコン20は、建物の複数箇所に配置されており、例えば建物の各部屋(図5においては部屋A、及び部屋B)に一つずつ配置される。また、通路のような広い領域には一定間隔で複数箇所に配置しても良い。
ここで、ビーコン20の配置についてより詳細に説明する。図示のように、本実施の形態では、第一ビーコン21、第二ビーコン22、及び電波遮蔽部材30をセットで配置する。なお、これらはいずれも略同一の高さ(例えば、床から1mの地点等)に配置されるものとする。
第一ビーコン21は、電波を発信する第一発信手段であって、電波遮蔽部材30を挟んだ二つの空間(部屋A及び通路)のうち一方の空間(部屋A)に配置された第一発信手段であり、具体的には、部屋Aにおける前方の壁寄りに配置されたビーコン20である。この第一ビーコン21は、上述したように周囲の360°全方位に向けて電波を発信し、当該電波には第一ビーコン21を特定するためのビーコンIDが付されている(第二ビーコン22についても同様に電波を発信する)。第二ビーコン22は、電波を発信する第二発信手段であって、電波遮蔽部材30を挟んだ二つの空間(部屋A及び通路)のうち他方の空間(通路)に配置された第二発信手段であり、具体的には、通路における後方の壁寄りに配置されたビーコン20である。
電波遮蔽部材30は、電波を遮蔽する電波遮蔽手段であって、第一ビーコン21と第二ビーコン22の間に配置される。ここで、「電波を遮蔽する」とは、少なくとも上述した一方の空間から他方の空間に至る電波(又は、他方の空間から一方の空間に至る電波)を弱めることであり、例えば電波を反射することや、電波を吸収することを含む。なお、「電波を反射する」とは、具体的には、アルミ板等の電波を反射する素材で電波遮蔽部材30を構成することであり、「電波を吸収する」とは、カーボンを含む部材等の電波を吸収する素材で電波遮蔽部材30を構成することである。また、「第一ビーコン21と第二ビーコン22の間」とは、少なくとも第一ビーコン21と第二ビーコン22とを結ぶ直線上に配置されていれば構わず、第一ビーコン21や第二ビーコン22に当接していなくても構わない。例えば、本実施の形態では、電波遮蔽部材30の後側面が第一ビーコン21に当接し、電波遮蔽部材30の前側面が部屋Aを区画する壁に当接している(すなわち、第二ビーコン22には直接当接していない)。ここで、電波遮蔽部材30の形状や大きさは任意であるが、本実施の形態では正面視正方形状の板状体であり、幅30cm、高さ30cm、奥行き(厚み)1cm程度の板状体である。
このように第一ビーコン21と第二ビーコン22との間に電波遮蔽部材30を設けることで、部屋A側での電波強度と、通路側での電波強度を異ならせることができる。具体的には、まず、電波は距離に反比例して減衰していく特性を有しており、換言すれば、同一位置から同一の強度で発信された電波は、いずれの位置においても同一の電波強度で受信できる。すなわち、電波遮蔽部材30を設けなかった場合、例えば図5に示す第一ビーコン21と第二ビーコン22のように略同一の位置にビーコン20を配置した際には、部屋A側でも通路側でもいずれの位置であっても第一ビーコン21及び第二ビーコン22からの電波強度は略同一である。しかし、本実施の形態のように、ビーコン20間に電波遮蔽部材30を設けることにより、第一ビーコン21から部屋A側(後方向等)に向けた電波は電波遮蔽部材30に遮蔽されることはないが、通路側(前方向等)に向けた電波は電波遮蔽部材30に遮蔽される。また、第二ビーコン22から通路側(前方向等)に向けた電波は電波遮蔽部材30に遮蔽されることはないが、部屋A側(後方向等)に向けた電波は電波遮蔽部材30に遮蔽される。したがって、部屋Aでは第二ビーコン22よりも第一ビーコン21の電波強度が大きくなり、通路では第一ビーコン21よりも第二ビーコン22の電波強度が大きくなる。
そして、ビーコン電波受信部13は、これら第一ビーコン21や第二ビーコン22を含む複数のビーコン20からの電波を受信し、現在位置取得部17aは、この受信電波に基づいて、例えば公知の1点測位方式や3点測位方式で現在位置の二次元位置座標を特定する。ここで、現在位置取得部17aは、第一ビーコン21からの電波強度が第二ビーコン22よりも大きい場合は、現在位置が電波遮蔽部材30よりも第一ビーコン21側の空間(すなわち、部屋A側の空間)であると判断でき、第二ビーコン22からの電波強度が第一ビーコン21よりも大きい場合は、現在位置が電波遮蔽部材30よりも第二ビーコン22側の空間(すなわち、通路側の空間)であると判断できる。したがって、現在位置が通路であるにも関わらず、部屋Aを示してしまう事態を防止でき、現在位置の精度を向上させることができる。
(処理)
続いて、本実施の形態に係る携帯端末10によって実行される各種処理について説明する。
(処理−ビーコン登録処理)
まず、本実施の形態に係る携帯端末10の制御部17にて実行されるビーコン登録処理について説明する。このビーコン登録処理は、概略的には、建設現場の撮影を行う下準備として、作業員が携帯端末10を持ちながら建設現場を周って、建設現場にビーコン20を配置し、配置したビーコン20に関する情報を、携帯端末10のタッチパッド11で図面DB18bや発信位置DB18cに登録する際に実行される処理である。
具体的には、まず作業員は、建設現場にビーコン20を配置する。続いて作業員は、所持している携帯端末10を用いて、自らが配置したビーコン20のビーコンID及び発信位置情報を、図4の発信位置DB18cに登録する。この登録の具体的な方法は任意であり、以下ではその一例を説明する。
まず、制御部17は、ディスプレイ12にビーコン登録アイコンを表示し、このアイコンが作業員によって押圧されると、ビーコン登録モードとなる。このモードにおいてはまず、ビーコン20を登録する対象となる図面の設定を受け付ける。具体的には、制御部17は、図面DB18bの項目「図面情報」に対応して格納された図面情報のサムネイルを表示し、このうちいずれかのサムネイルが作業員によって(タップ等により)選択されると、当該図面情報をディスプレイ12に表示する。さらに、ビーコン20の位置を示すビーコンアイコンを画面中央に表示する。そして、移動受付部17bは、当該ビーコンアイコンの表示位置の移動を受け付ける。具体的には、例えば、ディスプレイ12に表示された矢印状のビーコン移動アイコン(図示省略)の押圧を受け付けた場合に、矢印が示す方向にビーコンアイコンを受け付けても良いし、又は、ビーコンアイコンの表示位置が作業員の指で押圧された状態において、指のスライドを受け付けた場合に、スライドに沿ってビーコンアイコンを移動させても良い。そして、ビーコン20を設置した位置にビーコンアイコンを移動させた状態で確定アイコン(図示省略)が押圧された場合、ビーコンIDの入力を受け付けるウインドウを表示する。そして、ユーザは、ビーコン20に記載されたビーコンIDを確認しながらビーコンIDを入力し、ビーコンIDが入力された場合、当該ビーコンIDと、ビーコンアイコンの位置に基づいて公知の方法で特定した発信位置情報とを発信位置DB18cに格納する。また、図3の図面DB18bにおける、登録対象となった図面の項目「ビーコンID」に対応する情報に上記のように入力されたビーコンIDを格納する。これにて、ビーコン登録処理を完了する。
(処理−画像表示処理)
続いて、本実施の形態に係る携帯端末10の制御部17にて実行される画像表示処理について説明する。この画像表示処理は、概略的に、図面DB18bに格納された図面情報と、画像DB18aに格納された画像情報、位置情報、及び方位情報とを相互に関連付けてディスプレイ12に表示する処理である。このような表示を行うタイミングとして、以下では、カメラ15での撮影を行う際と、撮影した画像を後に見直す際の2パターンを、それぞれ例に挙げて説明するが、これに限られない。
(処理−画像表示処理−カメラでの撮影を行う際)
まずは、カメラ15での撮影を行う際におけるディスプレイ12の表示について説明する。図6は、本実施の形態に係る画像表示処理におけるディスプレイ12の表示例を示す図である。この図6に示すように、制御部17は、概略的に、ディスプレイ12の上半分にはカメラ15による撮影画像を表示し、下半分には平面図、作業員の現在位置を示す位置アイコン、カメラ15の撮影方位を示す方位アイコンを表示する。
具体的には、まず制御部17は、作業員が公知の方法で(例えばディスプレイ12に表示されたカメラアイコンをタップすることで)カメラ15を起動させると、カメラ15が写している映像をリアルタイムでディスプレイ12の上半分に表示する。さらに、制御部17は、ビーコン20から受信した電波に付されたビーコンIDに基づいて、図3の図面DB18bを参照して表示すべき図面を特定し、ディスプレイ12の下半分に表示する。例えば、ビーコン電波受信部13にて受信している電波がビーコンID「B0001」や「B0002」のものである場合には、図3において対応する図面情報は「M0001.jpeg」なので、この図面をディスプレイ12の下半分に表示する。また、制御部17は、作業員の現在位置(すなわち、携帯端末10の現在位置)を図面と対応する位置に表示する。例えば、現在位置取得部17aは、上述したようにビーコン20からの電波の強弱に基づいて現在位置を特定する。そして制御部17は、図面における作業員の現在位置と対応する位置に、位置アイコンを表示する。このアイコンの表示態様は任意であるが、本実施の形態は丸アイコンである。また、この位置アイコンはリアルタイムで表示されるので、作業員が移動して携帯端末10の位置が移動すると、位置アイコンの表示位置もそれに伴って移動する。
なお、何等かの要因により現在位置取得部17aの精度が低下している場合等には、位置アイコンが誤った位置に表示されてしまう可能性があるが、この場合には、この位置アイコンを、上述したようにビーコンアイコンの表示位置を移動させた方法と同様の方法により、表示位置を移動できる。具体的には、移動受付部17bは、ディスプレイ12に表示された矢印状の現在位置移動アイコン(図示省略)の押圧を受け付けた場合に、矢印が示す方向に位置アイコンを受け付けても良いし、又は、位置アイコンの表示位置が作業員の指で押圧された状態において、指のスライドを受け付けた場合に、スライドに沿って位置アイコンを移動させても良い。
また、制御部17は、携帯端末10のカメラ15の向いている方位を特定してディスプレイ12に表示する。具体的には、方位取得部14はジャイロセンサ等により公知の方法でカメラ15の向いている方位を特定し(例えば、「260°」等)、当該特定した方位に関する情報をディスプレイ12に表示する。この表示態様は、ユーザが認識し易い態様であることが好ましく、例えば本実施の形態においては、位置アイコンに重畳させて扇形の方位アイコンを表示するが、これに限らず、例えば常にカメラ15の向いている方位が図面上の後方向(Y´方向)と一致するように図面自体を回転させても良い。あるいは位置アイコンとは異なる位置に方位アイコンを表示させても良い。また、この方位アイコンはリアルタイムで表示されるので、作業員がカメラ15の向きを変えると、方位アイコンの表示もそれに伴って回転する。このように、カメラ15での撮影を行う際には、図面情報(撮影位置の平面図)、画像情報(カメラ15が写している映像)、位置情報(位置アイコン)、及び方位情報(方位アイコン)がリアルタイムで一体に表示されるので、作業員はカメラ15での撮影状況を把握しながら撮影を行うことができる。
ここで、作業員が携帯端末10のカメラ15を是正箇所Rに向けて構えた状態で、ディスプレイ12に表示されたシャッターボタン(図示省略)を押圧した場合、撮影された画像(図6の上半分の画像)が、図2の画像DB18aの項目「画像情報」に対応する情報として格納される。この際には、画像DB18aの項目「位置情報」に対応する情報には、上述したように現在位置取得部17aが特定した現在位置に関する位置情報を格納し、項目「方位情報」に対応する情報には、上述したように方位取得部14が特定した現在の方位に関する情報を格納する。これにて、画像情報と、位置情報と、方位情報とが相互に関連付けられて画像DB18aに格納される。そして、作業員は、建物の様々な位置に存在する是正箇所Rを同様にカメラ15で撮影していくことにより、複数の画像情報と、当該画像情報に対応する位置情報及び方位情報とを画像DB18aに蓄積していくことができる。
なお、上記では、画像情報、位置情報、及び方位情報をそれぞれ別々の情報として画像DB18aに格納したが、これに限らず、これらを一体に画像DB18aに格納しても構わない。例えば、図6に示す表示例全体を一枚の画像(上半分と下半分を一体に写す画像)として画像DB18aに格納しても構わない。
(処理−画像表示処理−撮影した画像を後に見直す際)
続いて、撮影した画像を後に見直す際におけるディスプレイ12の表示について説明する。なお、この際においても上述したカメラ15での撮影を行う際と同様の表示内容であるため、図6を参照して説明する。具体的には、まず、例えば画像閲覧要求を受け付ける画像閲覧アイコン(図示省略)が作業員に押圧された場合、制御部17は画像DB18aの項目「画像情報」に対応して格納された画像情報をサムネイル(図示省略)等で表示し、このうちいずれかのサムネイルが作業員によって(タップ等により)選択されると、図6のように当該画像情報をディスプレイ12の上半分に表示する。さらに、当該選択された画像に対応する図面を下半分に表示する。具体的には、図3の図面DB18bの項目「領域情報」に対応して格納された二次元位置座標の領域を参照し、上記の選択された画像の撮影位置の二次元位置座標が含まれる図面を特定し、当該特定した図面を図6のようにディスプレイ12の下半分に表示する。さらに、図2の画像DB18aを参照し、当該選択された画像情報に対応する項目「位置情報」が示す位置に、位置アイコンを表示すると共に、項目「方位情報」が示す方位の方位アイコンを表示する。したがって、図6のように、撮影された画像と、位置アイコンと、方位アイコンと、図面とを相互に関連付けて一体に表示できるので、作業員は、撮影した画像と撮影位置と撮影方位との対応関係を容易に認識することができる。
また、上述したように、図6に示す表示例全体を一枚の画像として画像DB18aに格納した場合には、当該画像をディスプレイ12に表示すれば良い。すなわち、当該画像には撮影された画像と、位置アイコンと、方位アイコンと、図面とが一体に表示されているので、当該画像を視認することで、作業員は、撮影した画像と撮影位置と撮影方位との対応関係を容易に認識することができる。
なお、この画像表示処理において更新した画像DB18aや、上述したビーコン登録処理において更新した図面DB18bや発信位置DB18cについては、通信部16を介して他の携帯端末10(図示省略)と更新内容を共有可能とすることが好ましい。このことにより、複数の作業員がそれぞれの携帯端末10のカメラ15で撮影を行うことで、効率良く画像DB18aを更新していくことができ、各作業員は他の作業員が格納した画像情報等を自己の携帯端末10から確認することができるので、作業効率を向上できる。以上にて、画像表示処理の説明を省略する。
(実施の形態の効果)
このように、本実施の形態の携帯端末10によれば、建物に関する図面情報と、カメラ15により取得された建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、カメラ15により画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、を相互に関連付けて表示するので、撮影した画像を図面上の対応する位置に自動的に対応付けして表示でき、図面と画像との対応付けミスが起こる可能性を低減できると共に、対応付けに要する手間を削減することができ、さらに、撮影した画像と撮影位置との対応関係をユーザに対して直感的に把握させることができる。
また、図面情報、画像情報、及び位置情報に加えて方位情報を相互に関連付けて表示するので、撮影位置や撮影方位を図面上に反映して表示することができ、撮影した画像と撮影位置と撮影方位との対応関係をユーザに対してより直感的に把握させることができる。
また、電波遮蔽部材30で区画された第一ビーコン21及び第二ビーコン22における、電波の強度の比較結果、及びこれらの発信位置情報に基づいて画像を表示するので、電波遮蔽部材30で区画された領域のうち、第一ビーコン21側又は第二ビーコン22側のいずれの領域で撮影を行ったかを特定でき、位置情報の精度を向上できる。
また、ユーザからの入力に基づいて位置アイコンの表示位置を移動できるので、取得した位置情報が誤っている場合等に図面を確認しながら微修正することができ、より正確な位置情報に修正できる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏することがある。
(分散や統合について)
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、本実施の形態において携帯端末10に備えられた機能の一部を管理サーバ(図示省略)が備えても良い。具体的には、例えば、複数の携帯端末10が通信部15を介して管理サーバーにデータを送信し、管理サーバーは、受信したデータを管理サーバーの記録部(図示省略)することにより、複数の携帯端末10から送信されたデータを集積可能としても良い。また、このように集積したデータをそれぞれの携帯端末10に送信することにより、それぞれの携帯端末10がデータを共有可能としても良い。
(寸法や材料について)
発明の詳細な説明や図面で説明した画像表示システム、ビーコン20、及び電波遮蔽部材30の各部の寸法、形状、材料、比率等は、あくまで例示であり、その他の任意の寸法、形状、材料、比率等とすることができる。
(位置及び方位について)
本実施の形態では、位置座標としては、二次元位置座標を特定して格納及び表示したが、高さ方向の位置を加えた三次元位置座標を格納及び表示しても構わない。例えば、図面DB18bに、各図面に対応する高さ位置座標(例えば、1階であれば(Z010)、2階であれば(Z020)等)が格納されており、この高さ位置座標に基づいて特定しても良い。また、方位としてはは、X−Y平面における方位を格納及び表示したが、携帯端末10の傾きを特定する公知の傾きセンサー(図示省略)等を設けることにより、高さ方向のカメラ15の傾きを特定して格納及び表示しても良い。
(ディスプレイの表示例)
本実施の形態においては、撮影した画像を後に見直す際において、図面情報、画像情報、及び位置情報を相互に関連付けて表示する態様として、ディスプレイ12の上半分に画像情報、下半分に図面情報及び位置情報を表示したが、表示態様はこれに限らない。図7は、本実施の形態に対する変形例に係るディスプレイ12の表示例を示す図である。この図7に示すように、ディスプレイ12の全体に図面情報、画像情報、及び位置情報を一体に表示しても構わない。具体的には、まず、例えば図面閲覧要求を受け付ける図面閲覧アイコン(図示省略)が作業員に押圧された場合、制御部17は地図DBの項目「図面情報」に対応して格納された図面情報をサムネイルS等で表示し、このうちいずれかのサムネイルSが作業員によって(タップ等により)選択されると、当該図面情報をディスプレイ12の下半分に表示する(当然、ディスプレイ12の全体に表示しても構わない)。また、画像DB18aの項目「画像情報」及び項目「位置情報」に対応して格納された情報に基づいて、選択された画像が撮影された位置に、画像情報のサムネイルSを表示する。このようにして、図面情報、画像情報、及び位置情報を相互に関連付けて表示しても良い。これに加えて、図面上に方位情報を表示しても構わない。また、作業員がサムネイルSをタップした際に、当該サムネイルSを拡大した図面の表示や、図6に示す表示(ディスプレイ12の上半分に画像情報、下半分に図面情報及び位置情報を表示)を行っても構わない。
(付記)
付記1の画像表示システムは、建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像を表示する画像表示システムであって、撮影を行って画像情報を取得する撮影手段と、前記撮影手段の位置を特定する位置情報を取得する位置取得手段と、前記建物に関する図面情報を格納する図面情報格納手段と、前記撮影手段により取得された前記建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、前記位置取得手段にて取得された位置情報であって、前記撮影手段により前記画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、前記図面情報格納手段に格納された図面情報と、を相互に関連付けて表示する表示手段と、を備える。
付記2の画像表示システムは、付記1に記載の画像表示システムにおいて、前記撮影手段による撮影方位を特定する方位情報を取得する方位取得手段を備え、前記表示手段は、前記撮影手段により取得された前記建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、前記位置取得手段にて取得された位置情報であって、前記撮影手段により前記画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、前記図面情報格納手段に格納された図面情報と、前記方位取得手段にて取得された方位情報であって、前記撮影手段により前記画像情報の取得が行われた方位に関する方位情報と、を相互に関連付けて表示する。
付記3の画像表示システムは、付記1又は2に記載の画像表示システムにおいて、電波を発信する第一発信手段及び第二発信手段であって、電波遮蔽部材を挟んだ二つの空間のうち一方の空間に配置された前記第一発信手段、及び、前記電波遮蔽部材を挟んだ二つの空間のうち他方の空間に配置された前記第二発信手段、の位置を示す発信位置情報を格納する発信位置格納手段を備え、前記位置取得手段は、前記第一発信手段から受信した電波の強度と、前記第二発信手段から受信した電波の強度とを比較し、この比較結果と、前記発信位置格納手段に格納された発信位置情報と、に基づいて前記位置情報を取得する。
付記4の画像表示システムは、付記1から3のいずれか一項に記載の画像表示システムにおいて、前記表示手段は、前記位置情報として、前記図面情報が示す図面における前記位置情報と対応する位置に位置アイコンを表示し、当該画像表示システムは、ユーザからの入力に基づいて、前記位置アイコンの表示位置を移動させる移動受付手段を備える。
付記5の画像表示プログラムは、建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像を表示する画像表示プログラムであって、コンピュータを、撮影を行って画像情報を取得する撮影手段と、前記撮影手段の位置を特定する位置情報を取得する位置取得手段と、前記撮影手段により取得された前記建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、前記位置取得手段にて取得された位置情報であって、前記撮影手段により前記画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、前記図面情報格納手段に格納された図面情報と、を相互に関連付けて表示する表示手段と、として機能させる。
(付記の効果)
付記1に記載の画像表示システム、及び付記5に記載の画像表示プログラムによれば、建物に関する図面情報と、撮影手段により取得された建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、撮影手段により画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、を相互に関連付けて表示するので、撮影した画像を図面上の対応する位置に自動的に対応付けして表示でき、図面と画像との対応付けミスが起こる可能性を低減できると共に、対応付けに要する手間を削減することができ、さらに、撮影した画像と撮影位置との対応関係をユーザに対して直感的に把握させることができる。
付記2に記載の画像表示システムによれば、図面情報、画像情報、及び位置情報に加えて方位情報を相互に関連付けて表示するので、撮影位置や撮影方位を図面上に反映して表示することができ、撮影した画像と撮影位置と撮影方位との対応関係をユーザに対してより直感的に把握させることができる。
付記3に記載の画像表示システムによれば、電波遮蔽部材で区画された第一発信手段及び第二発信手段における、電波の強度の比較結果、及びこれらの発信位置情報に基づいて画像を表示するので、電波遮蔽部材で区画された領域のうち、第一発信手段側又は第二発信手段側のいずれの領域で撮影を行ったかを特定でき、位置情報の精度を向上できる。
付記4に記載の画像表示システムによれば、ユーザからの入力に基づいて位置アイコンの表示位置を移動できるので、取得した位置情報が誤っている場合等に図面を確認しながら微修正することができ、より正確な位置情報に修正できる。
10 携帯端末
11 タッチパッド
12 ディスプレイ
13 ビーコン電波受信部
14 方位取得部
15 カメラ
16 通信部
17 制御部
17a 現在位置取得部
17b 移動受付部
18 データ記録部
18a 画像DB
18b 図面DB
18c 発信位置DB
20 ビーコン
21 第一ビーコン
22 第二ビーコン
30 電波遮蔽部材
R 是正箇所
S サムネイル

Claims (4)

  1. 建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像を表示する画像表示システムであって、
    撮影を行って画像情報を取得する撮影手段と、
    前記撮影手段の位置を特定する位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記建物に関する図面情報を格納する図面情報格納手段と、
    前記撮影手段により取得された前記建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、前記位置取得手段にて取得された位置情報であって、前記撮影手段により前記画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、前記図面情報格納手段に格納された図面情報と、を相互に関連付けて表示する表示手段と、を備え、
    電波を発信する第一発信手段及び第二発信手段であって、電波遮蔽部材を挟んだ二つの空間のうち一方の空間に配置された前記第一発信手段、及び、前記電波遮蔽部材を挟んだ二つの空間のうち他方の空間に配置された前記第二発信手段、の位置を示す発信位置情報を格納する発信位置格納手段を備え、
    前記位置取得手段は、前記第一発信手段から受信した電波の強度と、前記第二発信手段から受信した電波の強度とを比較し、この比較結果と、前記発信位置格納手段に格納された発信位置情報と、に基づいて前記位置情報を取得する、
    画像表示システム。
  2. 前記一方の空間及び前記他方の空間は、壁で区画された二つの空間であり、
    前記電波遮蔽部材は、前記一方の空間に設けられており、
    前記電波遮蔽部材は、前記第一発信手段と前記第二発信手段とを結ぶ直線上に配置されており、
    前記電波遮蔽部材の一方の面は、前記壁における前記一方の空間側の面に当接しており、
    前記第一発信手段は、前記電波遮蔽部材の他方の面に当接しており、
    前記第二発信手段は、前記壁における前記他方の空間側の面に当接している、
    請求項に記載の画像表示システム。
  3. 前記図面情報格納手段は、前記図面情報と、当該図面情報に関連付けられている前記第一発信手段及び前記第二発信手段を一意に特定するための発信手段特定情報と、を相互に関連付けて格納しており、
    前記表示手段は、前記画像表示システムが前記第一発信手段又は前記第二発信手段が送信した電波を受信した場合に、前記図面情報格納手段に格納されている前記図面情報であって、前記画像表示システムが受信した電波を送信した前記第一発信手段又は前記第二発信手段の前記発信手段特定情報に関連付けられている前記図面情報を表示する、
    請求項1又は2に記載の画像表示システム。
  4. 建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像を表示する画像表示システムの画像表示プログラムであって、
    前記画像表示システムを、
    撮影を行って画像情報を取得する撮影手段と、
    前記撮影手段の位置を特定する位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記撮影手段により取得された前記建物の施工、使用、又は維持管理に関する画像情報と、前記位置取得手段にて取得された位置情報であって、前記撮影手段により前記画像情報の取得が行われた位置に関する位置情報と、図面情報格納手段に格納された図面情報と、を相互に関連付けて表示する表示手段と、として機能させ、
    前記画像表示システムは、
    電波を発信する第一発信手段及び第二発信手段であって、電波遮蔽部材を挟んだ二つの空間のうち一方の空間に配置された前記第一発信手段、及び、前記電波遮蔽部材を挟んだ二つの空間のうち他方の空間に配置された前記第二発信手段、の位置を示す発信位置情報を格納する発信位置格納手段を備え、
    前記位置取得手段は、前記第一発信手段から受信した電波の強度と、前記第二発信手段から受信した電波の強度とを比較し、この比較結果と、前記発信位置格納手段に格納された発信位置情報と、に基づいて前記位置情報を取得する、
    画像表示プログラム。
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