JP6816614B2 - 画像出力プログラム、画像出力方法および画像出力装置 - Google Patents

画像出力プログラム、画像出力方法および画像出力装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、画像出力プログラム、画像出力方法および画像出力装置に関する。
従来、工事現場などの報告書の作成について、現場調査をした写真を用いた報告書を作成する技術が知られている。この報告書作成では、作業毎に得られた実績情報を作業現場の撮影画像に対応付けて作業報告用の情報として記憶管理する。そして、記憶管理している内容を設定書式通りに編集することによって業務報告書を作成する。
特開2005−286687号公報
しかしながら、上記の従来技術では、現場を撮影した写真からカメラの傾きや、撮影している方位などが分かりづらく、現場の全体像を把握しづらい場合があるという問題がある。
例えば、現場の写真が現場を仰ぎ見て撮影したものなのか、現場を見下ろして撮影したものなのかは、現場を見たことのない人にとっては、地面などが写り込んでいないと分かりづらい場合がある。また、屋内の現場を撮影した写真では、目印になる風景が写らないので、方位などが分かりづらくなる。
1つの側面では、撮影した現場状況を容易に把握できる画像出力プログラム、画像出力方法および画像出力装置を提供することを目的とする。
第1の案では、画像出力プログラムは、取得する処理と、重畳する処理と、出力する処理とをコンピュータに実行させる。取得する処理は、仰角・俯角方向に180度、方位角方向に360度撮影した撮影画像と、当該撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報とを有する撮影画像データと、撮影画像の仰角・俯角・方位角のすくなくとも一つの角度に対応する角度線を表すテンプレート画像のテンプレート画像データとを取得する。重畳する処理は、撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報に基いて、撮影画像にテンプレート画像を重畳する。出力する処理は、撮影画像の出力する方向を受け付け、受け付けた方向および付与情報に基づいて、撮影画像と、テンプレート画像とを重畳した画像のうち受け付けた方向に写像した画像を出力する。
本発明の1実施態様によれば、撮影した現場状況を容易に把握できる。
図1は、実施形態にかかる画像出力装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、写真データの一例を説明する説明図である。 図3は、テンプレート画像データの一例を説明する説明図である。 図4は、報告書の作成までの流れを説明するフローチャートである。 図5は、実施形態にかかる画像出力装置の動作例を示すフローチャートである。 図6は、ビュワー画面を説明する説明図である。 図7は、重畳画像を説明する説明図である。 図8は、ビュワー画面を説明する説明図である。 図9は、プログラムを実行するコンピュータの一例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる画像出力プログラム、画像出力方法および画像出力装置を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する画像出力プログラム、画像出力方法および画像出力装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施形態にかかる画像出力装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、システム100は、画像出力装置の一例であるサーバ装置1と、撮影装置2と、端末装置3とを有し、これらがインターネットなどの通信ネットワーク4を介して通信可能に接続される。
サーバ装置1は、ユーザが操作する撮影装置2または端末装置3からの要求に応じて、データ登録、登録されたデータの閲覧、登録されたデータを用いた報告書作成などの各種サービスを提供する。一例として、サーバ装置1には、撮影装置2または端末装置3からのブラウザアプリを介した要求に応じて、各種情報のWebページを提供するWebサーバを適用できる。
具体的には、サーバ装置1は、撮影装置2で撮影された撮影画像にかかる写真データ21のアップロードを受け付け、アップロードされた写真データ21を記憶部20に登録する。なお、写真データ21のアップロードについては、撮影装置2より直接行われてもよいし、撮影装置2を端末装置3に接続し、端末装置3を介して行われてもよい。
また、サーバ装置1は、端末装置3からの要求に応じて、記憶部20に登録された写真データ21を閲覧するためのビュワー画面のWebページを生成し、端末装置3へ送信する。これにより、端末装置3では、ブラウザアプリなどにより、ビュワー画面で写真データ21を閲覧することができる。
また、サーバ装置1は、端末装置3からの要求に応じて、ビュワー画面で確認した写真データ21を用いて文書(例えば報告書)を作成する文書編集画面のWebページを生成し、端末装置3へ送信する。これにより、端末装置3では、ブラウザアプリなどにより、文書編集画面で報告書などの文書作成を行うことができる。
撮影装置2は、全天球画像を撮影するデジタルカメラであり、一回の撮影で仰角・俯角方向に180度、方位角方向に360度の撮影画像(全天球画像とも呼ぶ)を得る。
一例として、撮影装置2は、正面および背面に設けられた魚眼レンズにより一回の撮影で2つの半球画像を得る。次いで、撮影装置2は、2つの半球画像にレンズ特性を考慮した変換を施してつなぎ合わせる画像処理を行い、正距円筒図法の全天球画像を得る。次いで、撮影装置2は、全天球画像を例えばJPEG形式の写真データ21とし、姿勢センサおよび方位センサにより取得した、全天球画像を撮影した撮影装置2の姿勢および方位の情報をExif情報として写真データ21に付与してメモリなどに記録する。すなわち、Exif情報は付与情報の一例であり、写真データ21は、撮影画像データの一例である。
なお、撮影装置2の姿勢については、例えば天頂方向に対する撮影装置2の傾きを示す天頂情報(Zenith)が取得される。具体的には、天頂情報として、撮影装置2の左右方向の向き(Zenith_x)と、撮影装置2の前後方向の向き(Zenith_y)とが取得される。撮影装置2の方位については、撮影装置2の正面の方位角を示す方位情報(Direction)が取得される。撮影装置2は、撮影時における天頂情報(Zenith)および方位情報(Direction)をExif情報として写真データ21に付与して記録する。なお、撮影時に天頂情報(Zenith)および方位情報(Direction)が得られなかった場合、撮影装置2は、NULLデータをExif情報として写真データ21に付与して記録する。
端末装置3は、PC(パーソナルコンピュータ)、スマートフォン、タブレット端末などを適用できる。端末装置3は、例えばブラウザアプリなどによりサーバ装置1へアクセスすることで、サーバ装置1に登録された写真データ21を閲覧するためのビュワー画面の表示や、ビュワー画面で確認した写真データ21を用いて報告書などを作成する文書編集画面の表示を行う。
サーバ装置1は、通信部10、記憶部20および制御部30を有する。なお、サーバ装置1は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部を有することとしてもかまわない。
通信部10は、他の装置の通信を制御する処理部であり、例えばネットワークインタフェースカードなどである。例えば、通信部10は、通信ネットワーク4を介して撮影装置2や端末装置3との間でデータを送受信する。
記憶部20は、制御部30が実行するプログラム、写真データ21、テンプレート画像データ22および回転情報・方位情報DB23を記憶する記憶装置であり、例えばメモリやハードディスクなどである。
写真データ21は、撮影装置2により撮影され、登録部31により記憶部20に登録された全天球画像のデータである。図2は、写真データ21を説明する説明図である。
図2に示すように、写真データ21は、撮影装置2により仰角・俯角方向に180度、方位角方向に360度撮影した全天球画像を正距円筒図法で投影(写像)した画像である。具体的には、写真データ21の各画素の位置は、撮影した撮影装置2を中心とする全天球の球面の座標と対応付けられている。写真データ21は、撮影装置2が撮影した全天球画像を、仰角・俯角方向を縦軸、方位角方向を横軸の2軸として2次元画像化したものである。
このため、写真データ21における画像の上端は撮影装置2の正面に対する天頂方向に相当し、下端は撮影装置2の正面に対する天底方向に相当する。なお、図示例の写真データ21では、撮影時における撮影装置2の正面(画像中央)が北向き(方位角0°)であり、天頂方向に対する撮影装置2の傾きがない(Zenith_xおよびZenith_yともに0)ものとなっている。
テンプレート画像データ22は、撮影装置2の撮影画像の仰角・俯角・方位角のすくなくとも一つの角度に対応する角度線を表すテンプレート画像のデータである。具体的には、テンプレート画像データ22は、写真データ21に重畳させた際に角度線以外を透過させるアルファチャンネル付きの画像データであり、一例としてアルファチャンネル付きJPEG形式のデータである。
図3は、テンプレート画像データ22の一例を説明する説明図である。図3に示すように、テンプレート画像データ22は、正距円筒図法に合わせて仰角・俯角・方位角のすくなくとも一つの角度に対応する角度線を表す画像データである。図示例では、45°ごとの方位角方向を示す縦軸の角度線と、10°、20°、30°、40°、45°の俯角方向を示す横軸の角度線とを有する。サーバ装置1は、写真データ21にテンプレート画像データ22を重畳し、写真データ21のExif情報における天頂情報および方位情報をもとに重畳位置を合わせることで、写真データ21の全天球画像に角度線を描く画像、すなわち角度線をグリッド表示する画像を生成することができる。
なお、テンプレート画像データ22における角度線のレイアウトは、図3の例に限定するものではなく、例えば、仰角方向を示す横軸の角度線を有するものであってもよい。テンプレート画像データ22は、角度線のレイアウトごとに、複数用意される。
回転情報・方位情報DB23は、写真データ21の全天球画像ごとの回転情報・方位情報を記憶するデータベースである。具体的には、回転情報・方位情報DB23には、写真データ21の全天球画像を識別する識別情報(例えば写真データ21のファイル名や画像IDなど)とともに、撮影時の回転情報・方位情報が格納される。回転情報は、全天球画像の撮影時における撮影装置2の姿勢を示す情報であり、例えば、撮影装置2の左右方向の向き(Zenith_x)と、撮影装置2の前後方向の向き(Zenith_y)とを四元数(Quaternion)に変換したものである。また、方位情報は、全天球画像の撮影時における撮影装置2の方位情報(Direction)である。
制御部30は、サーバ装置1全体の処理を司る処理部であり、例えばプロセッサなどである。この制御部30は、登録部31、操作受付部32、取得部33および画像出力部34を有する。登録部31、操作受付部32、取得部33および画像出力部34は、電子回路の一部やプロセッサがプログラムを実行することで実現されるプロセスの一例である。
登録部31は、通信部10のデータ通信により、撮影装置2で撮影された写真データ21を受け付けて記憶部20に登録する。具体的には、登録部31は、ユーザが操作する撮影装置2または端末装置3からの要求に応じて、撮影装置2で撮影された写真データ21のアップロード(登録)を行うWebページを提示し、写真データ21のアップロードを受け付ける。登録部31は、アップロードされた写真データ21を記憶部20に登録する。また、登録部31は、アップロードされた写真データ21を記憶部20に登録する際に、識別情報とともに写真データ21のExif情報に応じた回転情報・方位情報を登録する。
操作受付部32は、端末装置3からの要求に応じて出力したWebページなどの表示画面での操作をもとに、端末装置3からの各種操作を受け付ける。
例えば、操作受付部32は、記憶部20に登録された写真データ21における複数の全天球画像の中からビュワー画面に表示する全天球画像の選択指示を端末装置3より受け付ける。また、操作受付部32は、全天球画像について、ビュワー画面に表示出力する表示方向の指示を端末装置3より受け付ける。また、操作受付部32は、選択された全天球画像のビュワー画面における操作指示を端末装置3より受け付ける。一例として、ビュワー画面において操作受付部32が受け付ける操作指示には、全天球画像にテンプレート画像を重畳して角度線を描くグリッド表示の指示がある。また、ビュワー画面における操作指示には、グリッド表示中において、全天球画像またはテンプレート画像を移動させる移動指示がある。また、操作受付部32は、ビュワー画面で確認した写真データ21を用いて報告書などを作成する文書編集画面における操作指示を端末装置3より受け付ける。
取得部33は、操作受付部32により受け付けた操作指示をもとに、記憶部20より写真データ21、テンプレート画像データ22を取得する。取得部33は、取得した写真データ21、テンプレート画像データ22を画像出力部34へ出力する。
具体的には、取得部33は、端末装置3より受け付けた全天球画像の選択指示をもとに、選択された全天球画像の写真データ21を記憶部20より取得する。また、取得部33は、全天球画像にテンプレート画像を重畳して角度線を描くグリッド表示の指示を端末装置3より受け付けた場合、テンプレート画像データ22を記憶部20より取得する。なお、取得部33は、角度線について複数のレイアウトの中から所定のレイアウトの選択指示を受け付けた場合、選択されたレイアウトのテンプレート画像データ22を記憶部20より取得する。
画像出力部34は、取得部33が取得した写真データ21をもとに、全天球画像を閲覧するためのビュワー画面の画像として、全天球画像について所定の方向に写像した画像、すなわち全天球画像を撮影した撮影装置2を中心とする位置から所定の方向を俯瞰したような画像を出力する。次いで、画像出力部34は、出力した画像を含むビュワー画面の表示データ(例えばWebページ)を生成し、通信部10を介して端末装置3へ出力する。
具体的には、画像出力部34は、写真データ21の全天球画像を撮像した撮影装置2を中心とする球(全天球)の表面に、写真データ21の全天球画像をテクスチャーとしてマッピングする。そして、画像出力部34は、操作受付部32が受け付けた表示方向の指示をもとに、写真データ21に付与された撮影装置2の姿勢および方位の情報または回転情報・方位情報DB23に登録された回転情報・方位情報を参照し、全天球の表面にマッピングされた画像から表示方向を中心とする所定領域(所定の画角)の画像を切り出す。より具体的には、全天球の表面にマッピングされた画像から表示方向に対応する画素を中心として、表示範囲の画角に相当する領域の画像を切り出す。これにより、画像出力部34は、全天球画像について、操作受付部32が受け付けた表示方向に写像した画像をビュワー画面に出力する。
また、画像出力部34は、グリッド表示の指示がある場合、取得部33が記憶部20より取得したテンプレート画像データ22をもとに、写真データ21にテンプレート画像データ22を重畳した画像をビュワー画面の画像として出力する。具体的には、画像出力部34は、写真データ21に付与された撮影装置2の姿勢および方位の情報または回転情報・方位情報DB23に登録された回転情報・方位情報をもとに、仰角・俯角・方位角方向における写真データ21の全天球画像と、テンプレート画像データ22のテンプレート画像との画素位置を対応させて重畳する。次いで、画像出力部34は、重畳した画像を撮影装置2を中心とする全天球の表面にマッピングし、マッピングされた画像から表示方向を中心とする所定領域の画像を切り出す。これにより、画像出力部34は、全天球画像について角度線のグリッド表示を行い、操作受付部32が受け付けた表示方向に写像した画像をビュワー画面に出力する。
また、画像出力部34は、グリッド表示中において、全天球画像またはテンプレート画像を移動させる移動指示を受け付けた場合、移動指示に基いて、写真データ21の全天球画像と、テンプレート画像データ22のテンプレート画像とを重畳する位置をずらせる。これにより、画像出力部34は、全天球画像における仰角・俯角などの傾きや、方位角のグリッド表示を、移動指示により任意にずらせた画像をビュワー画面に出力する。また、端末装置3のユーザは、写真データ21の全天球画像における仰角・俯角などの傾きや、方位角の移動指示による補正をビュワー画面で確認できる。
また、画像出力部34は、グリッド表示中の移動指示により全天球画像における仰角・俯角などの傾きや、方位角の補正が行われた場合、重畳している写真データ21の全天球画像と、テンプレート画像データ22のテンプレート画像との相対位置に基いて、仰角・俯角などの傾きや、方位角の補正量を算出する。
具体的には、画像出力部34は、写真データ21に付与された撮影装置2の姿勢および方位の情報または回転情報・方位情報DB23に登録された回転情報・方位情報をもとに、写真データ21の全天球画像における各方向の画素位置を求める。次いで、画像出力部34は、全天球画像より求めた各方向の画素位置と、各方向に対応するテンプレート画像の画素位置(例えば仰角・俯角・方位角の0°の場合は画像中心)とのずれ量を求める。このずれ量は、全天球画像における仰角・俯角などの傾きや、方位角の補正量に対応する。
画像出力部34は、求めたずれ量を四元数(Quaternion)や方位情報(Direction)に換算し、回転情報・方位情報における補正量を求める。次いで、画像出力部34は、回転情報・方位情報における補正量を、写真データ21の全天球画像を識別する識別情報(例えば写真データ21のファイル名や画像IDなど)とともに、回転情報・方位情報DB23へ格納する。これにより、サーバ装置1では、ユーザが移動指示により行った写真データ21の全天球画像における仰角・俯角などの傾きや、方位角の補正を、回転情報・方位情報DB23に登録できる。
ここで、端末装置3よりサーバ装置1へアクセスすることで、サーバ装置1が提供する各種サービスを端末装置3より活用し、現場の報告書を作成する流れを説明する。図4は、報告書の作成までの流れを説明するフローチャートである。
図4に示すように、ユーザは、撮影装置2により現場での撮影を行う(S1)。これにより、現場を撮影した全天球画像にかかる写真データ21を得ることができる。次いで、ユーザは、撮影装置2のメモリに記憶された写真データ21を通信ネットワーク4を介してサーバ装置1にアップロードする。サーバ装置1の登録部31は、アップロードされた写真データ21を記憶部20に登録する(S2)。
次いで、ユーザは、端末装置3を介してサーバ装置1へアクセスし、写真データ21のビュワー画面により現場の写真を確認する(S3)。写真を確認後、ユーザは、端末装置3を介してサーバ装置1へアクセスし、文書作成画面により確認した社員を利用した報告書を作成する(S4)。
図5は、実施形態にかかる画像出力装置の動作例を示すフローチャートであり、より具体的には、画像出力装置の一例であるサーバ装置1の写真確認における動作例を示すフローチャートである。
図5に示すように、処理が開始されると、画像出力部34は、記憶部20に登録された写真データ21における複数の全天球画像の一覧を表示する表示データ(例えばWebページ)を生成し、アクセス元である端末装置3へ出力する。次いで、操作受付部32は、記憶部20に登録された写真データ21における複数の全天球画像の中からビュワー画面に表示する全天球画像(写真)の選択指示を端末装置3より受け付ける(S10)。次いで、操作受付部32は、全天球画像について、ビュワー画面に表示出力する表示方向(例えば、仰角・俯角・方位角の角度)の指示を端末装置3より受け付ける(S11)。
次いで、取得部33は、S10の選択指示により選択された全天球画像に対応する写真データ21を記憶部20より読み出す(S12)。次いで、取得部33は、選択された全天球画像について、回転情報・方位情報DB23に登録された情報を読み出す(S13)。これにより、以前に全天球画像における仰角・俯角などの傾きや、方位角の補正が行われている場合には、回転情報・方位情報DB23に登録された補正量が読み出される。
なお、選択された全天球画像が初選択である場合(または補正が行われていない場合)には、回転情報・方位情報DB23には情報が未登録となっている。したがって、回転情報・方位情報DB23に情報が未登録である場合、取得部33は、選択された全天球画像に対応する写真データ21のExif情報(天頂情報(Zenith)および方位情報(Direction))を読み出す。次いで、取得部33は、読み出したExif情報を四元数(Quaternion)による回転情報と、方位情報とに変換する。
次いで、画像出力部34は、取得部33が取得した写真データ21と、写真データ21における回転情報および方位情報とをもとに、全天球画像について操作受付部32が受け付けた表示方向に写像した画像をビュワー画面に表示する(S14)。
図6は、ビュワー画面を説明する説明図である。図6に示すように、ビュワー画面200には、全天球画像を撮影した撮影装置2を中心とする位置から表示方向を俯瞰したような画像が出力される。図6の例では、図2の写真データ21における北北西方向を仰角・俯角0°で俯瞰した画像がビュワー画面200に出力されている。これにより、端末装置3でビュワー画面200を閲覧したユーザは、現場の状況を容易に確認することができる。
ビュワー画面200には、操作受付部32における各種操作を受け付ける操作ボタン201、操作メニュー202が表示されている。ユーザは、操作ボタン201、操作メニュー202による操作を指示することで、グリッド表示の有無、グリッド表示する場合のレイアウトの選択などを行うことができる。同様に、ユーザは、グリッド表示時における仰角・俯角などの傾き補正や方位角の補正を指示できる。
次いで、操作受付部32は、端末装置3より受け付けたユーザの操作指示をもとに、表示するグリットの選択の有無を判定する(S15)。具体的には、操作受付部32は、操作メニュー202における「グリッド選択」の操作指示を受け付けた場合(図6参照)、記憶部20に格納されているテンプレート画像データ22を読み出し、角度線のレイアウト一覧を表示してグリッドの選択を受け付ける。グリッドの選択がない場合(S15:NO)、操作受付部32は、S18へ処理をスキップする。
グリッドの選択がある場合(S15:YES)、取得部33は、選択されたグリッドにかかるテンプレート画像データ22を記憶部20より読み出す(S16)。次いで、画像出力部34は、取得部33が記憶部20より読み出したテンプレート画像データ22をもとに、写真データ21にテンプレート画像データ22を重畳した重畳画像をビュワー画面200の画像として出力し、ビュワー画面200の更新を行う(S17)。これにより、ビュワー画面200では、角度線のグリッド表示が行われる。
図7は、重畳画像を説明する説明図である。図7に示すように、画像出力部34は、写真データ21の回転情報・方位情報をもとに、仰角・俯角・方位角方向における写真データ21の全天球画像と、テンプレート画像データ22のテンプレート画像との画素位置を対応させて重畳することで重畳画像24を得る。なお、図7に例示した重畳画像24は、図2に例示した写真データ21に、図3に例示したテンプレート画像データ22を重畳したものとなっている。
図8は、ビュワー画面200を説明する説明図であり、より具体的には角度線のグリッド表示が行われたビュワー画面200を説明する図である。図8に示すように、画像出力部34は、重畳画像24を撮影装置2を中心とする全天球の表面にマッピングし、マッピングされた画像から表示方向を中心とする所定領域の画像を切り出した画像をビュワー画面200に表示する。
これにより、ビュワー画面200には、全天球画像について操作受付部32が受け付けた表示方向に写像した画像において、仰角・俯角方向を示す角度線203A、方位角方向を示す角度線203Bが重畳して表示される。したがって、端末装置3でビュワー画面200を閲覧したユーザは、現場における仰角・俯角・方位角方向の状況を容易に確認することができる。
次いで、操作受付部32は、端末装置3より受け付けたユーザの操作指示をもとに、方位補正の有無を判定する(S18)。具体的には、操作受付部32は、操作メニュー202における「方位補正」の操作指示を受け付けた場合(図6参照)、方位補正有りと判定する。方位補正がない場合(S18:NO)、操作受付部32は、S22へ処理をスキップする。
方位補正がある場合(S18:YES)、取得部33は、各種グリッド表示のレイアウトの中から方位補正用グリットのテンプレート画像データ22を読み出す(S19)。次いで、画像出力部34は、方位補正用グリットのテンプレート画像データ22をもとに、写真データ21にテンプレート画像データ22を重畳した重畳画像24をビュワー画面200の画像として出力し、ビュワー画面200の更新を行う(S20)。これにより、ビュワー画面200では、方位補正用の角度線を示すグリッド表示が行われる。
次いで、操作受付部32は、方位角方向における写真(全天球画像)または角度線のテンプレート画像の移動指示を受け付ける(S21)。例えば、角度線203A、203Bに対して全天球画像を動かす場合には、ビュワー画面200における角度線203A、203B以外の画像部分をドラッグして所定の方向に移動させる。逆に、全天球画像に対して角度線203A、203Bを動かす場合には、ビュワー画面200における角度線203A、203Bをドラックして所定の方向に移動させる。この時、移動方向は、方位角方向回りに限定するものとし、仰角・俯角方向回りには動かないようにしてもよい。
S22において、操作受付部32は、端末装置3より受け付けたユーザの操作指示をもとに、傾き補正の有無を判定する。具体的には、操作受付部32は、操作メニュー202における「傾き補正」の操作指示を受け付けた場合(図6参照)、傾き補正有りと判定する。傾き補正がない場合(S22:NO)、制御部30は、補正などを行わないことから、処理を終了する。
傾き補正がある場合(S22:YES)、操作受付部32は、写真(全天球画像)または角度線のテンプレート画像の移動指示(上下左右、時計・反時計回りなど)を受け付ける(S23)。例えば、角度線203A、203Bに対して全天球画像を動かす場合には、ビュワー画面200における角度線203A、203B以外の画像部分をドラッグして上下左右、時計・反時計回りなどの方向に移動させる。逆に、全天球画像に対して角度線203A、203Bを動かす場合には、ビュワー画面200における角度線203A、203Bをドラックして移動させる。
S21およびS23に次いで、画像出力部34は、移動指示に基いて、写真データ21の全天球画像と、テンプレート画像データ22のテンプレート画像とを重畳する位置をずらして、ビュワー画面200の更新を行う(S24)。
次いで、画像出力部34は、重畳している写真データ21の全天球画像と、テンプレート画像データ22のテンプレート画像との相対位置に基いて、仰角・俯角などの傾きや、方位角の補正量を算出する(S25)。次いで、画像出力部34は、算出した補正量を、写真データ21の全天球画像を識別する識別情報(例えば写真データ21のファイル名や画像IDなど)とともに回転情報・方位情報DB23に登録する(S26)。
以上のように、サーバ装置1の取得部33は、仰角・俯角方向に180度、方位角方向に360度撮影した全天球画像と、全天球画像を撮影した撮影装置2の姿勢および方位を示す付与情報とを有する写真データ21を取得する。また、取得部33は、全天球画像の仰角・俯角・方位角のすくなくとも一つの角度に対応する角度線を表すテンプレート画像のテンプレート画像データ22を取得する。サーバ装置1の画像出力部34は、全天球画像の出力する方向を受け付け、受け付けた方向および全天球画像の付与情報に基づいて、全天球画像と、テンプレート画像とを重畳した画像のうち方向に写像した画像を出力する。これにより、出力先である端末装置3のユーザは、全天球画像に重畳されたテンプレート画像の角度線により、撮影した現場状況を容易に把握することができる。
なお、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、サーバ装置1で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウエア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。また、サーバ装置1で行われる各種処理機能は、端末装置3が単体で実行してもよく、さらに、クラウドコンピューティングにより、複数のコンピュータが協働して実行してもよい。
ところで、上記の実施形態で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施形態と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータ(ハードウエア)の一例を説明する。図9は、プログラムを実行するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図9に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、データ入力を受け付ける入力装置302と、モニタ303と、スピーカ304とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置305と、各種装置と接続するためのインタフェース装置306と、有線または無線により外部機器と通信接続するための通信装置307とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM308と、ハードディスク装置309とを有する。また、コンピュータ300内の各部(301〜309)は、バス310に接続される。
ハードディスク装置309には、上記の実施形態で説明した登録部31、操作受付部32、取得部33および画像出力部34における各種の処理を実行するためのプログラム311が記憶される。また、ハードディスク装置309には、プログラム311が参照する各種データ312が記憶される。入力装置302は、例えば、操作者から操作情報の入力を受け付ける。モニタ303は、例えば、操作者が操作する各種画面を表示する。インタフェース装置306は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置307は、通信ネットワーク4と接続され、通信ネットワーク4を介した外部機器との間で各種情報をやりとりする。
CPU301は、ハードディスク装置309に記憶されたプログラム311を読み出して、RAM308に展開して実行することで、各種の処理を行う。なお、プログラム311は、ハードディスク装置309に記憶されていなくてもよい。例えば、コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラム311を読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこのプログラム311を記憶させておき、コンピュータ300がこれらからプログラム311を読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)仰角・俯角方向に180度、方位角方向に360度撮影した撮影画像と、当該撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報とを有する撮影画像データと、前記撮影画像の仰角・俯角・方位角のすくなくとも一つの角度に対応する角度線を表すテンプレート画像のテンプレート画像データとを取得し、
前記撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報に基いて、前記撮影画像に前記テンプレート画像を重畳し、
前記撮影画像の出力する方向を受け付け、受け付けた方向および前記付与情報に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを重畳した画像のうち前記方向に写像した画像を出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画像出力プログラム。
(付記2)前記撮影画像の姿勢および方位は、前記撮影画像を撮影したカメラより取得して、前記付与情報として付与される、
ことを特徴とする付記1に記載の画像出力プログラム。
(付記3)前記撮影画像の姿勢および方位は、前記撮影画像ごとに、当該撮影画像の姿勢および方位を管理するデータベースより取得する、
ことを特徴とする付記1に記載の画像出力プログラム。
(付記4)前記出力する処理は、前記撮影画像または前記テンプレート画像の移動指示を受け付け、当該移動指示に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを相対的に移動して重畳した画像のうち前記方向に写像した画像を出力する、
ことを特徴とする付記1に記載の画像出力プログラム。
(付記5)前記撮影画像と、前記テンプレート画像との相対位置に基づいて、前記撮影画像の姿勢にかかる付与情報に対する補正量を算出する処理をさらにコンピュータに実行させる、
ことを特徴とする付記4に記載の画像出力プログラム。
(付記6)前記撮影画像と、前記テンプレート画像との前記方位角方向における相対位置に基づいて、前記撮影画像の方位にかかる付与情報に対する補正量を算出する処理をさらにコンピュータに実行させる、
ことを特徴とする付記4に記載の画像出力プログラム。
(付記7)前記算出する処理は、算出した前記補正量を前記撮影画像に対応付けて記憶部に記憶し、
前記出力する処理は、前記撮影画像に対応付けた補正量が前記記憶部に記憶されている場合、当該補正量に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを重畳する、
ことを特徴とする付記5または6に記載の画像出力プログラム。
(付記8)記憶部に記憶された複数のテンプレート画像の前記テンプレート画像データから、いずれかのテンプレート画像の選択を受け付ける処理をコンピュータに実行させ、
前記取得する処理は、選択されたテンプレート画像の前記テンプレート画像データを前記記憶部より取得する、
ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか一に記載の画像出力プログラム。
(付記9)仰角・俯角方向に180度、方位角方向に360度撮影した撮影画像と、当該撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報とを有する撮影画像データと、前記撮影画像の仰角・俯角・方位角のすくなくとも一つの角度に対応する角度線を表すテンプレート画像のテンプレート画像データとを取得し、
前記撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報に基いて、前記撮影画像に前記テンプレート画像を重畳し、
前記撮影画像の出力する方向を受け付け、受け付けた方向および前記付与情報に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを重畳した画像のうち前記方向に写像した画像を出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする画像出力方法。
(付記10)前記撮影画像の姿勢および方位は、前記撮影画像を撮影したカメラより取得して、前記付与情報として付与される、
ことを特徴とする付記9に記載の画像出力方法。
(付記11)前記撮影画像の姿勢および方位は、前記撮影画像ごとに、当該撮影画像の姿勢および方位を管理するデータベースより取得する、
ことを特徴とする付記9に記載の画像出力方法。
(付記12)前記出力する処理は、前記撮影画像または前記テンプレート画像の移動指示を受け付け、当該移動指示に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを相対的に移動して重畳した画像のうち前記方向に写像した画像を出力する、
ことを特徴とする付記9に記載の画像出力方法。
(付記13)前記撮影画像と、前記テンプレート画像との相対位置に基づいて、前記撮影画像の姿勢にかかる付与情報に対する補正量を算出する処理をさらにコンピュータが実行する、
ことを特徴とする付記12に記載の画像出力方法。
(付記14)前記撮影画像と、前記テンプレート画像との前記方位角方向における相対位置に基づいて、前記撮影画像の方位にかかる付与情報に対する補正量を算出する処理をさらにコンピュータが実行する、
ことを特徴とする付記12に記載の画像出力方法。
(付記15)前記算出する処理は、算出した前記補正量を前記撮影画像に対応付けて記憶部に記憶し、
前記出力する処理は、前記撮影画像に対応付けた補正量が前記記憶部に記憶されている場合、当該補正量に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを重畳する、
ことを特徴とする付記13または14に記載の画像出力方法。
(付記16)記憶部に記憶された複数のテンプレート画像の前記テンプレート画像データから、いずれかのテンプレート画像の選択を受け付ける処理をコンピュータが実行し、
前記取得する処理は、選択されたテンプレート画像の前記テンプレート画像データを前記記憶部より取得する、
ことを特徴とする付記9乃至15のいずれか一に記載の画像出力方法。
(付記17)仰角・俯角方向に180度、方位角方向に360度撮影した撮影画像と、当該撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報とを有する撮影画像データと、前記撮影画像の仰角・俯角・方位角のすくなくとも一つの角度に対応する角度線を表すテンプレート画像のテンプレート画像データとを取得する取得部と、
前記撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報に基いて、前記撮影画像に前記テンプレート画像を重畳し、前記撮影画像の出力する方向を受け付け、受け付けた方向および前記付与情報に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを重畳した画像のうち前記方向に写像した画像を出力する画像出力部と、
を有することを特徴とする画像出力装置。
(付記18)前記撮影画像の姿勢および方位は、前記撮影画像を撮影したカメラより取得して、前記付与情報として付与される、
ことを特徴とする付記17に記載の画像出力装置。
(付記19)前記撮影画像の姿勢および方位は、前記撮影画像ごとに、当該撮影画像の姿勢および方位を管理するデータベースより取得する、
ことを特徴とする付記17に記載の画像出力装置。
(付記20)前記画像出力部は、前記撮影画像または前記テンプレート画像の移動指示を受け付け、当該移動指示に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを相対的に移動して重畳した画像のうち前記方向に写像した画像を出力する、
ことを特徴とする付記17に記載の画像出力装置。
(付記21)前記撮影画像と、前記テンプレート画像との相対位置に基づいて、前記撮影画像の姿勢にかかる付与情報に対する補正量を算出する算出部をさらに有する、
ことを特徴とする付記20に記載の画像出力装置。
(付記22)前記撮影画像と、前記テンプレート画像との前記方位角方向における相対位置に基づいて、前記撮影画像の方位にかかる付与情報に対する補正量を算出する算出部をさらに有する、
ことを特徴とする付記20に記載の画像出力装置。
(付記23)前記算出部は、算出した前記補正量を前記撮影画像に対応付けて記憶部に記憶し、
前記画像出力部は、前記撮影画像に対応付けた補正量が前記記憶部に記憶されている場合、当該補正量に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを重畳する、
ことを特徴とする付記21または22に記載の画像出力装置。
(付記24)記憶部に記憶された複数のテンプレート画像の前記テンプレート画像データから、いずれかのテンプレート画像の選択を受け付ける受付部をさらに有し、
前記取得部は、選択されたテンプレート画像の前記テンプレート画像データを前記記憶部より取得する、
ことを特徴とする付記17乃至23のいずれか一に記載の画像出力装置。
1…サーバ装置
2…撮影装置
3…端末装置
4…通信ネットワーク
10…通信部
20…記憶部
21…写真データ
22…テンプレート画像データ
23…回転情報・方位情報DB
24…重畳画像
30…制御部
31…登録部
32…操作受付部
33…取得部
34…画像出力部
100…システム
200…ビュワー画面
201…操作ボタン
202…操作メニュー
203A、203B…角度線
300…コンピュータ
301…CPU
302…入力装置
303…モニタ
304…スピーカ
305…媒体読取装置
306…インタフェース装置
307…通信装置
308…RAM
309…ハードディスク装置
310…バス
311…プログラム
312…各種データ

Claims (10)

  1. 仰角・俯角方向に180度、方位角方向に360度撮影した撮影画像と、当該撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報とを有する撮影画像データと、前記撮影画像の仰角・俯角・方位角のすくなくとも一つの角度に対応する角度線を表すテンプレート画像のテンプレート画像データとを取得し、
    前記撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報に基いて、前記撮影画像に前記テンプレート画像を重畳し、
    前記撮影画像の出力する方向を受け付け、受け付けた方向および前記付与情報に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを重畳した画像のうち前記方向に写像した画像を出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画像出力プログラム。
  2. 前記撮影画像の姿勢および方位は、前記撮影画像を撮影したカメラより取得して、前記付与情報として付与される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像出力プログラム。
  3. 前記撮影画像の姿勢および方位は、前記撮影画像ごとに、当該撮影画像の姿勢および方位を管理するデータベースより取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像出力プログラム。
  4. 前記出力する処理は、前記撮影画像または前記テンプレート画像の移動指示を受け付け、当該移動指示に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを相対的に移動して重畳した画像のうち前記方向に写像した画像を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像出力プログラム。
  5. 前記撮影画像と、前記テンプレート画像との相対位置に基づいて、前記撮影画像の姿勢にかかる付与情報に対する補正量を算出する処理をさらにコンピュータに実行させる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像出力プログラム。
  6. 前記撮影画像と、前記テンプレート画像との前記方位角方向における相対位置に基づいて、前記撮影画像の方位にかかる付与情報に対する補正量を算出する処理をさらにコンピュータに実行させる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像出力プログラム。
  7. 前記算出する処理は、算出した前記補正量を前記撮影画像に対応付けて記憶部に記憶し、
    前記出力する処理は、前記撮影画像に対応付けた補正量が前記記憶部に記憶されている場合、当該補正量に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを重畳する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像出力プログラム。
  8. 記憶部に記憶された複数のテンプレート画像の前記テンプレート画像データから、いずれかのテンプレート画像の選択を受け付ける処理をコンピュータに実行させ、
    前記取得する処理は、選択されたテンプレート画像の前記テンプレート画像データを前記記憶部より取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像出力プログラム。
  9. 仰角・俯角方向に180度、方位角方向に360度撮影した撮影画像と、当該撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報とを有する撮影画像データと、前記撮影画像の仰角・俯角・方位角のすくなくとも一つの角度に対応する角度線を表すテンプレート画像のテンプレート画像データとを取得し、
    前記撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報に基いて、前記撮影画像に前記テンプレート画像を重畳し、
    前記撮影画像の出力する方向を受け付け、受け付けた方向および前記付与情報に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを重畳した画像のうち前記方向に写像した画像を出力する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする画像出力方法。
  10. 仰角・俯角方向に180度、方位角方向に360度撮影した撮影画像と、当該撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報とを有する撮影画像データと、前記撮影画像の仰角・俯角・方位角のすくなくとも一つの角度に対応する角度線を表すテンプレート画像のテンプレート画像データとを取得する取得部と、
    前記撮影画像の姿勢および方位を示す付与情報に基いて、前記撮影画像に前記テンプレート画像を重畳し、前記撮影画像の出力する方向を受け付け、受け付けた方向および前記付与情報に基づいて、前記撮影画像と、前記テンプレート画像とを重畳した画像のうち前記方向に写像した画像を出力する画像出力部と、
    を有することを特徴とする画像出力装置。
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