JP6692039B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、レーザー光を光源とする照明装置に関する。
従来、レーザー光を励起光として蛍光体を発光させ、所望の光色に変換して照明する照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような照明装置においては、蛍光体から放出された光を、配光制御用のレンズを透過させることによって、照明光の配光を制御している。
特開2013−254689号公報
ここで、照明器具から出射された照明光の配光を可変制御するために、レンズの位置を光軸方向にずらすことが検討されているが、これをすると蛍光体とレンズとの間隔が初期位置から大きくずれる場合がある。この場合、レンズに入射する光が減少し、器具光束が著しく低下するおそれがあった。
このため、本発明の課題は、器具光束の低下抑制を実現することのできる照明装置を提供することである。
本発明の一態様に係る照明装置は、レーザー光を光源とする照明装置であって、筐体と、筐体の内部に配置され、レーザー光を導光する光ファイバーを保持する保持部と、光ファイバーの光出射面に対向する位置に配置された発光部であって、光出射面から出射したレーザー光が照射されることによりレーザー光を異なる波長に変換して所定の色の光を発する発光部と、発光部に対向する位置に配置され、発光部が発した光の配光を制御する第一レンズと、発光部に対するレーザー光のスポット径を可変とする可変機構とを備える。
本発明によれば、器具光束の低下抑制を実現することができる。
実施の形態に係る照明装置の使用態様を示す斜視図である。 実施の形態に係る照明装置の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態に係る照明装置の概略構成を示す断面図である。 実施の形態に係る保持部及び光ファイバーが図3の状態よりも発光部から離れた状態を示す断面図である。 実施の形態に係る保持部及び光ファイバーが図3の状態よりも発光部に近づいた状態を示す断面図である。 変形例1に係る照明装置の概略構成を示す断面図である。 変形例2に係る照明装置の概略構成を示す断面図である。 変形例3に係る照明装置の概略構成を示す断面図である。 変形例4に係る照明装置の概略構成を示す斜視図である。 変形例4に係る照明装置の概略構成を示す断面図である。 変形例4に係る照明装置の概略構成を示す断面図である。 変形例5に係る照明装置の概略構成を示す断面図である。 変形例6に係る照明装置の概略構成を示す断面図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る照明装置について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態)
以下、実施の形態について説明する。
[照明装置の使用態様]
まず、実施の形態に係る照明装置の使用態様について説明する。
図1は、実施の形態に係る照明装置の使用態様を示す斜視図である。
図1に示すように、照明装置100は、建築物の一つであるショーウィンドウ301の天井、及び、床の複数箇所に取り付けられており、マネキン303を照らすスポットライトとして機能している。また、ショーウィンドウ301の外には、光源装置149が備えられている。光源装置149から発せられたレーザー光は、ショーウィンドウ301の外部に配線された光ファイバー150によって各照明装置100まで伝送されている。
光源装置149は、レーザー光を発生させ、光ファイバー150を用いて複数の照明装置100に対しレーザー光を供給する光源である。具体的に例えば、光源装置149は、青紫〜青色(430〜490nm)の波長のレーザー光を放射する半導体レーザー素子を複数個備えている。このように、半導体レーザー素子を1箇所に配置することで、半導体レーザー素子を冷却する冷却装置を集中して配置することができ、冷却効率を高めることができるとともに、排熱などを水の加温などに利用することが可能となる。
照明装置100は、光ファイバー150から伝送されたレーザー光を励起光源として白色光を放射する装置である。
[照明装置の構成]
以下、照明装置100の構成について説明する。
図2は、実施の形態に係る照明装置100の概略構成を示す斜視図である。図3は、実施の形態に係る照明装置100の概略構成を示す断面図である。
図2及び図3に示すように、照明装置100は、筐体20と、保持部30と、発光部40と、第一レンズ50と、可変機構60とを備えている。
[筐体]
筐体20は、保持部30と、発光部40と、第一レンズ50と、可変機構60とを収容する外観が円柱状の筐体である。筐体20は、例えばアルミニウム、銅などの熱伝導性が比較的高い金属により形成されている。
筐体20は、保持部30と、発光部40と、可変機構60とが組み付けられた本体部21と、本体部21の一端部に取り付けられたレンズ保持部22と、本体部21の他端部に取り付けられたカバー部23とを備えている。
本体部21には、当該本体部21の他端面から軸方向に沿って延在する円柱状の凹部211が形成されている。凹部211内には、保持部30が軸方向に沿って移動可能に収容されている。凹部211の底部における中央部には、本体部21の一端部まで貫通する円柱状の貫通孔212が形成されている。また、本体部21の一端面には、貫通孔212よりも大径な大径凹部213が、貫通孔212と同軸となるように形成されている。この大径凹部213内に発光部40が取り付けられている。
また、本体部21の側面には、可変機構60の一部を露出させる開口部214が形成されている。これにより、本体部21の外方から可変機構60の一部を操作することが可能になっている。
また、本体部21の一端部は、その周縁が全周に亘って凹んでおり、この凹部215に対してレンズ保持部22が嵌合する。同様に、本体部21の他端部は、その周縁が全周に亘って凹んでおり、この凹部216に対してカバー部23が嵌合する。
レンズ保持部22は筒状体であり、その内部に第一レンズ50が固定されている。カバー部23は筒状態であり、その内部に光ファイバー150が収容されている。
[保持部]
保持部30は、光ファイバー150を保持する円柱状の部材である。具体的には、保持部30の中央部には、一端面から他端面まで軸方向に沿って貫通した嵌合孔31が形成されている。嵌合孔31は、光ファイバー150の先端部が嵌合する第一孔部311と、第一孔部311よりも大径な第二孔部312とが連続して構成されている。第一孔部311は、保持部30の一端部側に配置され、第二孔部312は保持部30の他端部側に配置されている。また、第一孔部311と第二孔部312とは同軸に配置されている。
ここで保持部30に取り付けられる光ファイバー150には、フェルール160が装着されている。フェルール160は、例えば、ステンレス、セラミックスまたは樹脂等から形成された筒状の部材である。フェルール160の先端部からは、光ファイバー150の一端部が突出している。この光ファイバー150の突出した部分が保持部30の第一孔部311に嵌合し、フェルール160が保持部30の第二孔部312に嵌合する。第一孔部311に嵌合した光ファイバー150の先端面は、レーザー光L1を照射する光出射面151であり、保持部30の一端面に対して面一となっている。そして、光ファイバー150の光出射面151から照射されたレーザー光L1は、貫通孔212を介して発光部40に到達する。つまり、レーザー光L1の光軸方向と、筐体20の軸方向とは同一方向となる。なお、図3においては、光ファイバー150の光出射面151から照射されて発光部40まで到達したレーザー光L1のみを図示している。
また、保持部30の外側面には、本体部21の開口部214に対応する部分に、歯型が軸方向に平行に配列された歯車(ラック部32)が形成されている。このラック部32は、可変機構60の一部をなす部位である。
[発光部]
発光部40は、本体部21の大径凹部213に取り付けられており、本体部21の貫通孔212を通過したレーザー光L1が照射されることによりレーザー光L1を異なる波長に変換して、所定の色の光を発する光学素子である。発光部40は、基板と、蛍光部とを備えている。
基板は、蛍光部を保持するものであり、例えばガラス、サファイアなどの透光性材料から形成されている。基板は、貫通孔212を覆うとともに大径凹部213内に配置可能な大きさ、形状に形成されている。この基板の外側を向く主面に蛍光部が積層されている。
蛍光部は、例えば、レーザー光L1によって励起されて蛍光を発する蛍光体の粒子を分散状態で備えており、レーザー光L1の照射により蛍光体が蛍光を発する。このため、蛍光部の外方の主面が発光面となる。具体的に、蛍光部は、透明な樹脂やガラスからなる基材の内部に蛍光体の粒子が分散されているもの、または、蛍光体の粒子を固めたもの等を例示できる。つまり蛍光部は、レーザー光L1を蛍光に変換する波長変換部材であると言える。蛍光部は、基板に積層されている。
本実施の形態の場合、蛍光部は白色光を放射するものであり、レーザー光L1の照射によって赤色を発光する第一蛍光体、青色を発光する第二蛍光体、緑色を発光する第三蛍光体の3種類の蛍光体が適切な割合で含まれている。
蛍光体の種類及び特性は特に限定されるものではないが、比較的高い出力のレーザー光L1が励起光となるため、熱耐性が高いものが望ましい。また、蛍光体を分散状態で保持する基材の種類は特に限定されるものではないが、透明性が高ければ、白色光の放射効率も高くなるのでよい。また、比較的高い出力のレーザー光L1が入射するため、耐熱性の高いものがよい。
[第一レンズ]
第一レンズ50は、発光部40から発せられた光の配光を制御する配光制御レンズである。第一レンズ50における発光部40との対向面は、発光部40から発せられた光を極力漏らすことなく第一レンズ50内に取り込むことができる形状となっている。この第一レンズ50の対向面の形状は、第一レンズ50と発光部40との位置関係(間隔)が一定であることを前提として最適化されている。第一レンズ50と発光部40との位置関係が初期位置からずれてしまうと、発光部40から発せられた光が漏れてしまい、器具光束が低下してしまう。このため、本実施の形態では、第一レンズ50と発光部40との位置関係(間隔)を変動させないようになっている。
[可変機構]
可変機構60は、発光部40に対するレーザー光L1のスポット径Sを可変とする機構である。具体的に、可変機構60は、保持部30の位置を調整することで、光ファイバー150の光出射面151と、発光部40との光路長Dを調整する光路長調整機構である。
可変機構60は、上述したラック部32と、当該ラック部32に係合するピニオン部61とを備える。
ピニオン部61は、ユーザーの操作によって回転することで、ラック部32を軸方向に移動させる円形歯車である。ピニオン部61は、本体部21の開口部214内に、回転自在に保持されている。ピニオン部61の回転軸は、本体部21の軸方向に直交している。そして、ピニオン部61の一部は、開口部214から外方に露出しており、この露出した部分をユーザーが操作することで、ピニオン部61が時計回りまたは反時計回りで回転する。このピニオン部61の回転によって、ラック部32を備える保持部30の位置が無断階で軸方向に移動することになる。
例えば、図3におけるピニオン部61が時計回りに回転すると、ラック部32が他端部側に移動するため、保持部30が発光部40から離れる。つまり、光ファイバー150の光出射面151から発光部40までの光路長Dが長くなる。
図4は、実施の形態に係る保持部30及び光ファイバー150が図3の状態よりも発光部40から離れた状態を示す断面図である。図4に示すように、光ファイバー150から照射されたレーザー光L1のスポット径S1は、図3の状態のスポット径Sよりも大きくなっていることが分かる。これにより、発光部40で発せられる光の配光分布を広げることができ、結果的に第一レンズ50から放出される光の配光も広げられることになる。
他方、ピニオン部61が反時計回りに回転すると、ラック部32が一端部側に移動するため、保持部30が発光部40に近づく。つまり、光ファイバー150の光出射面151から発光部40までの光路長Dが短くなる。
図5は、実施の形態に係る保持部30及び光ファイバー150が図3の状態よりも発光部40に近づいた状態を示す断面図である。図5に示すように、光ファイバー150から照射されたレーザー光L1のスポット径S2は、図3の状態のスポット径Sよりも小さくなっていることが分かる。これにより、発光部40で発せられる光の配光分布を狭めることができ、結果的に第一レンズ50から放出される光の配光も狭まることになる。
[照明装置の作用]
次に、照明装置100の作用について説明する。
点灯時においては、光ファイバー150から照射されたレーザー光L1は、本体部21の貫通孔212を介して発光部40に到達することにより、発光部40によって白色光となって、第一レンズ50から所定の配光で外方に放出される。
そして、ユーザーは、本体部21の開口部214から露出したピニオン部61を操作する。これにより、保持部30の位置が調整されて、光路長Dも調整される。したがって、発光部40に対するレーザー光L1のスポット径Sが調整されることになり、所望の配光で第一レンズ50から光を放出することができる。
[効果など]
以上のように、本実施の形態によれば、レーザー光L1を光源とする照明装置100は、筐体20と、筐体20の内部に配置され、レーザー光L1を導光する光ファイバー150を保持する保持部30と、光ファイバー150の光出射面151に対向する位置に配置された発光部40であって、光出射面151から出射したレーザー光L1が照射されることによりレーザー光L1を異なる波長に変換して所定の色の光を発する発光部40と、発光部40に対向する位置に配置され、発光部40が発した光の配光を制御する第一レンズ50と、発光部40に対するレーザー光L1のスポット径Sを可変とする可変機構60とを備える。
この構成によれば、可変機構60が発光部40に対するレーザー光L1のスポット径Sを可変としているので、第一レンズ50と発光部40との位置関係(間隔)を変動させなくとも、第一レンズ50から放出される光の配光を制御することができる。つまり、前記位置関係の変動を起因とした第一レンズ50に入射する光の減少を防止しつつも、配光制御が可能となる。したがって、器具光束の低下抑制を実現することができる。
また、可変機構60は、保持部30の位置を調整することで、光ファイバー150の光出射面151から発光部40までの光路長Dを調整する光路長調整機構である。
この構成によれば、光路長Dを調整することで、発光部40に対するレーザー光L1のスポット径Sを調整することができる。
また、光路長調整機構は光路長Dを無断階で調整する。
この構成によれば、光路長Dを無断階で調整することができるので、配向制御を微調整することができる。
[変形例1]
次に、本実施の形態に係る変形例1について説明する。
図6は、変形例1に係る照明装置100Aの概略構成を示す断面図であり、具体的には図3に対応した図である。
なお、以降の説明においては、実施の形態に係る照明装置100と同一の部分においては同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
上記実施の形態では、ラック部32とピニオン部61とを備える可変機構60を例示した。この変形例1では、ラック部32と、ウォームギア62とを備える可変機構65を例示する。
図6に示すように、可変機構65のウォームギア62は、ユーザーの操作によって回転することで、ラック部32を軸方向に移動させるネジ歯車である。ウォームギア62は、本体部21の開口部214内に、回転自在に配置されている。ウォームギア62の回転軸は、本体部21の軸方向に平行となっている。そして、ウォームギア62の一部は、開口部214から外方に露出しており、この露出した部分をユーザーが操作することで、ウォームギア62が回転する。このウォームギア62の回転によって、ラック部32を備える保持部30の位置が無断階で軸方向に移動することになる。したがって、この変形例1に係る可変機構65においても、保持部30の位置を調整することができ、光ファイバー150の光出射面151から発光部40までの光路長Dを調整することができる。
[変形例2]
次に、本実施の形態に係る変形例2について説明する。
図7は、変形例2に係る照明装置100Bの概略構成を示す断面図であり、具体的には図3に対応した図である。
上記実施の形態及び変形例1では、歯車を用いて保持部30の位置調整を無断階に行う場合を例示した。この変形例2では、リンク機構を用いて保持部を無断階に位置調整する構造を例示する。
図7に示すように、照明装置100Bに備わる可変機構70は、保持部30Bを位置調整するリンク機構である。なお、変形例2の保持部30Bは、ラック部32が形成されておらず、全体として円柱状に形成されている。この保持部30Bの外周面の一部に可変機構70が連結されている。
可変機構70は、断面視T字状のリンク体71を備えている。リンク体71は、本体部21の開口部214内に配置されている。リンク体71の中央部は、本体部21に対して軸支されており、これによってリンク体71が開口部214内で搖動するようになっている。また、リンク体71の一端部は、保持部30Bの外周面の一部に回動自在に保持されている。他方、リンク体71の他端部は、開口部214から露出している。このリンク体71の露出した部分をユーザーが操作することでリンク体71が搖動する。このリンク体71の搖動によって、保持部30Bの位置が無断階で軸方向に移動することになる。したがって、この変形例2に係る可変機構70においても、保持部30Bの位置を調整することができ、光ファイバー150の光出射面151から発光部40までの光路長Dを調整することができる。
なお、この変形例2で例示した可変機構70は、簡素なリンク機構を示すあくまで一例である。保持部30Bの位置調整を無断階に行えるのであれば、リンク機構の構成は如何様でもよい。
[変形例3]
次に、本実施の形態に係る変形例3について説明する。
図8は、変形例3に係る照明装置100Cの概略構成を示す断面図であり、具体的には図3に対応した図である。
この変形例3では、ネジを用いて保持部を無断階に位置調整する構造を例示する。
図8に示すように、照明装置100Cに備わる可変機構80は、保持部30Cを位置調整するねじ機構である。可変機構80は、本体部21Cの一部と、保持部30Cの一部とから構成されている。具体的に、本体部21Cの凹部211には、雌ネジ217が形成されている。保持部30Cは、雌ネジ217に螺合する雄ネジ310と、ネジ頭313とを有する。ネジ頭313は、カバー部23の内部に収まる大きさで形成されている。そして、保持部30Cの雄ネジ310とネジ頭313とを貫通するように嵌合孔31が形成されている。この嵌合孔31の第一孔部311には、光ファイバー150の先端部が嵌合しており、第二孔部312には、フェルール160が嵌合している。そして、保持部30Cのネジ頭313を回転させて、雄ネジ310と雌ネジ217との相対的な位置関係を調整することで、保持部30Cの位置が無断階で軸方向に移動することになる。したがって、この変形例3に係る可変機構80においても、保持部30Cの位置を無断階で調整することができ、光ファイバー150の光出射面151から発光部40までの光路長Dを調整することができる。
なお、保持部30Cを回転させる際においては、本体部21からカバー部23を取り外してネジ頭313を回転させることになる。
[変形例4]
次に、本実施の形態に係る変形例4について説明する。
図9は、変形例4に係る照明装置100Dの概略構成を示す斜視図であり、具体的には図2に対応した図である。図10は、変形例4に係る照明装置100Dの概略構成を示す断面図であり、具体的には図3に対応した図であり、具体的には図11に示すX−X切断線を含む切断面を見た断面図である。図11は、変形例4に係る照明装置100Dの概略構成を示す断面図であり、具体的には図10に示すXI−XI切断線を含む切断面を見た断面図である。
図9〜図11に示すように、照明装置100Dに備わる可変機構85は、本体部21Dに対して保持部30Dを割り締めする割り占め機構である。なお、変形例4の保持部30Dは、全体として円柱状に形成されている。
可変機構85は、本体部21Dと、ボルト86と、ナット87によって構成されている。本体部21Dは、ボルト86とナット87とによって締結されることによって、保持部30Dを固定する割り締め部である。具体的には、本体部21Dは、締結前においては、その内径が本体部21の外径よりも大きくなっている。この状態では、本体部21Dと保持部30Dとの相対的な位置関係が固定されていない。つまり、保持部30Dの位置を無断階で調整することができ、光ファイバー150の光出射面151から発光部40までの光路長Dを調整することができる。
また、本体部21Dの両端部には、対向する一対のリブ218が形成されている。一対のリブ218には、それぞれボルト86が挿入される貫通孔219が形成されている。一対のリブ218の貫通孔219にボルト86を挿入して、当該ボルト86にナット87を締め付けることで、一対のリブ218の間隔が狭まって、本体部21Dの内径も小さくなる。これにより、本体部21Dに対して保持部30Dが固定される。これにより、保持部30Dの位置を固定することができる。
なお、保持部30Dの位置を調整する際においては、本体部21Dからカバー部23を取り外してフェルール160を操作することで、保持部30Dの位置を調整すればよい。
[変形例5]
次に、本実施の形態に係る変形例5について説明する。
図12は、変形例5に係る照明装置100Eの概略構成を示す断面図であり、具体的には図3に対応した図である。
上記実施の形態及び変形例1〜4では、保持部の位置を無断階で調整する構造を例示した。この変形例5では、保持部30Eの位置を段階的に調整する構造について説明する。
図12に示すように、照明装置100Eに備わる可変機構90は、保持部30Eを段階的に位置調整する調整機構である。可変機構90は、本体部21Eの一部と、保持部30Eの一部と、係止ピン91とから構成されている。具体的に、本体部21Eには、係止ピン91が挿通される貫通孔220が形成されている。保持部30Eの外周面には、複数の係合穴305が軸方向に沿って配列されている。係止ピン91は、貫通孔220を挿通されると、その先端部が係合穴305に係合される。これにより、係止ピン91が保持部30Eの位置を固定する。つまり、係止ピン91が係合穴305に係合していない状態であると、保持部30Eは本体部21Eに対して相対的に移動することが可能であり、保持部30Eの位置を調整することができる。そして、係止ピン91を貫通孔220に挿通して、当該係止ピン91の先端部を、複数の係合穴305のうち、1つの係合穴305に係合させれば、保持部30Eの位置を段階的に調整して、固定することができる。
したがって、この変形例5に係る可変機構90においても、保持部30Eの位置を調整することができ、光ファイバー150の光出射面151から発光部40までの光路長Dを調整することができる。
[変形例6]
次に、本実施の形態に係る変形例6について説明する。
図13は、変形例6に係る照明装置100Fの概略構成を示す断面図であり、具体的には図3に対応した図である。
上記実施の形態及び変形例1〜5では、光路長Dを調整することで、レーザー光L1の発光部40に対するスポット径Sを可変とする光路長調整機構としての可変機構を例示した。この変形例6では、レーザー光L1を発光部40に対して集光する第二レンズ96を備え、この第二レンズ96の位置を調整することで、発光部40に対するスポット径Sを可変とする可変機構95について説明する。
具体的には、変形例5に係る照明装置100Fの可変機構95は、第二レンズ96と、レンズ位置調整部97とを備えている。
第二レンズ96は、集光レンズであり、光ファイバー150の光出射面151と発光部40との間に配置されている。これにより、第二レンズ96は、レーザー光L1を発光部40に対して集光する。
レンズ位置調整部97は、第二レンズ96を保持する第二レンズ保持部98と、第二レンズ保持部98を移動させるピニオン部99とを備えている。
第二レンズ保持部98は、円筒状の部材であり、その中空部分で第二レンズ96を保持している。第二レンズ保持部98の外側面には、本体部21Fの開口部214に対応する部分に、歯型が軸方向に平行に配列された歯車(ラック部94)が形成されている。
ピニオン部99は、上記実施の形態で例示したピニオン部61と同等のものである。ピニオン部99は、ユーザーの操作によって回転することで、ラック部94を軸方向に移動させて、第二レンズ保持部98の位置を無断階で調整する。
この照明装置100Fの場合、保持部30Fは、本体部21Fに固定されており、光ファイバー150の光出射面151から発光部40までの光路長Dは調整できないようになっている。つまり、レンズ位置調整部97によって第二レンズ96の位置を調整することで、発光部40に対するレーザー光L1のスポット径Sを調整することができる。
この変形例6によれば、可変機構95は、光ファイバー150の光出射面151と発光部40との間に配置されて、レーザー光L1を発光部40に対して集光する第二レンズ96と、光軸方向における第二レンズ96の位置を調整するレンズ位置調整部97とを備える。
この構成によれば、第二レンズ96の位置を調整することで、発光部40に対するレーザー光L1のスポット径Sを調整することができる。
また、レンズ位置調整部97は、第二レンズ96の位置を無断階で調整する。
この構成によれば、第二レンズ96の位置を無断階で調整することができるので、配向制御を微調整することができる。
なお、変形例6におけるレンズ位置調整部97では、上記実施の形態で例示した可変機構60と同等の構成を採用しているが、第二レンズ96の位置を調整できるのであれば、如何様の構成であってもよい。例えば、変形例2〜5で例示した可変機構と同等の構成を、レンズ位置調整部に採用することも可能である。
以上、本発明に係る照明装置について、上記実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態及び変形例に限定されるものではない。
その他、実施の形態及び変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
20 筐体
30、30B、30C、30D、30C、30E、30F 保持部
40 発光部
50 第一レンズ
60、65、70、80、85、90 可変機構(光路長調整機構)
95 可変機構
96 第二レンズ
97 レンズ位置調整部
100、100A、100B、100C、100D、100E、100F 照明装置
149 光源装置
150 光ファイバー
151 光出射面
D 光路長
L1 レーザー光
S、S1、S2 スポット径

Claims (2)

  1. レーザー光を光源とする照明装置であって、
    筐体と、
    前記筐体の内部に配置され、前記レーザー光を導光する光ファイバーを保持する保持部と、
    前記光ファイバーの光出射面に対向する位置に配置された発光部であって、前記光出射面から出射した前記レーザー光が照射されることにより前記レーザー光を異なる波長に変換して所定の色の光を発する発光部と、
    前記発光部に対向する位置に配置され、前記発光部が発した光の配光を制御する第一レンズと、
    前記発光部に対する前記レーザー光のスポット径を可変とする可変機構とを備え
    前記可変機構は、前記保持部の位置を調整することで、前記光ファイバーの光出射面から前記発光部までの光路長を調整する光路長調整機構であ
    照明装置。
  2. 前記光路長調整機構は、前記光路長を無断階で調整する
    請求項に記載の照明装置。
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