JP6691555B2 - 混合モードのマルチキャリア変調のためのタイミングの制御 - Google Patents

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Description

本発明は、全体として、無線通信ネットワークに関し、具体的には、マルチモード・マルチキャリア構成に関する。
第3世代パートナシップ・プロジェクト(3GPP)によって開発された、いわゆるロング・ターム・エボリューション(LTE)無線通信ネットワークは、下りリンクでは、直交周波数分割多重(OFDM)を使用し、上りリンクでは、(シングルキャリア周波数分割多元接続又はFDMAとも称される)離散フーリエ変換拡散(DFT拡散)OFDMを使用する。このため、基本的なLTE下りリンク物理リソースは、図1に図示されるような時間‐周波数グリッドとして見え、各リソースエレメントは、1OFDMシンボルインターバルの期間中の1OFDMサブキャリアに相当する。上りリンク・サブフレームは、下りリンクと同一のキャリア間隔を有し、当該サブキャリア間隔は、1つのサブキャリアの中心と、直接隣接するサブキャリアの中心との間の周波数の差分である。上りリンク・サブフレームは、時間領域において下りリンクのOFDMシンボルと同じ数のシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)シンボルを有し、即ち、シンボル期間は、OFDM下りリンクとSC−FDMA上りリンクとで同一である。
時間領域において、LTE下りリンク送信は10ミリ秒の無線フレームで構成され、各無線フレームは、図2に示されるように、長さTsubframe=1ミリ秒の10個の同じサイズのサブフレームから成る。通常のサイクリックプレフィックスの場合、1個のサブフレームは、14個のOFDMシンボルから成る。各シンボルの期間、即ち、シンボルインターバルは、約71.4マイクロ秒(μs)である。
更に、LTEにおけるリソース割り当ては、典型的にはリソースブック単位で記述され、リソースブロックは、時間領域における1スロット(0.5ミリ秒)、及び周波数領域における12個の連続するサブキャリアに相当する。時間的に隣接する2つのリソースブロックのペア(1.0ミリ秒)は、リソースブロックペアとして知られている。リソースブロックは、周波数領域において、システム帯域幅の一端から0で始まる番号が付される。
各サブフレームにおいて、基地局が、いずれの端末のデータが送信されるかに関し、かつ、いずれのリソースブロックによりデータが送信されるかに関する制御情報を、現在の下りリンク・サブフレームで送信する点で、下りリンク送信が動的にスケジューリングされる。この制御シグナリングは、典型的には、各サブフレームにおいて最初の1、2、3又は4つのOFDMシンボルで送信される。この番号n=1、2、3又は4は、制御フォーマットインジケータ(CFI:Control Format Indicator)として知られており、各下りリンク・サブフレームの最初のOFDMシンボルインターバル内で基地局によってブロードキャストされる。下りリンク・サブフレームは、受信機に既知であり、かつ、制御情報の同期復調に使用される共通の参照シンボルも含む。図3には、CFI=3OFDMシンボルを有する下りリンク・システムが図示されている。
図3に示される参照シンボルは、セル固有参照シンボル(CRS:cell specific reference symbols)であり、精密な時間及び周波数同期と特定の送信モードのためのチャネル推定とを含む、多数の機能をサポートするために使用される。
LTEネットワークの発展及び展開が、大幅に増加した無線データレートをユーザに提供し、かつ、幅広いモバイルブロードバンド(MBB:mobile broadband)サービスの発展を可能にしてきたが、こうしたサービスの需要は拡大し続けている。帯域幅及び性能の改善に対するこのような需要の増加に加えて、マシン・ツー・マシン(M2M)デバイスとのような特殊用途の新たなアプリケーションが開発され続けている。こういった市場動向は、モバイルデータアプリケーションについての様々なサービス要求条件に更に適合するために、柔軟性が改善した無線通信技術が必要とされることを示している。
OFDMベースの無線アクセス方式では、狭いサブキャリアと相対的に広いサブキャリアとは、異なるタイプのサービスに有利である。現在のLTE標準規格は、固定のサブキャリア間隔を使用しており、それ故に、大きく変化するサービス品質(QoS)要求条件を満たすことに関して、比較的柔軟性がない。これは、特に、タイム・クリティカルなサービスに関して事実である。以下で詳細が開示される新たな物理層設計は、混合モードオペレーションで、より小さなサイズで、かつ、可変サイズのサブキャリアを使用する。また、異なるアプリケーションの要求条件に柔軟に対応するように、この新たな物理層に対して定められるスケーラビリティを利用するための方法及び装置を開示する。
本明細書に記載の技術の一態様において、無線送信機は、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を生成し、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに、第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を生成し、第2の整数は第1の整数と異なる。無線送信機は、周波数帯域において第1及び第2の信号が周波数領域多重化され、かつ、第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも一回、第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされるように、当該周波数帯域で第1及び第2の信号を同時に送信する。
本明細書に記載の技術の他の態様において、無線受信機は、無線周波数信号を周波数帯域で受信し、受信した無線周波数信号から、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を復元する。無線受信機は更に、受信した無線周波数信号から、所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を復元し、第2の整数は前記第1の整数と異なる。第1及び第2の信号は、周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている。
本明細書では上述の態様に対応する種々の方法及び装置について詳述し、それらの態様の追加の詳細及び改良についても同様である。当然ながら、本発明は、上記の特徴及び効果に限定されない。当業者は、以下の詳細な説明を読み、添付の図面を見ることで、更なる特徴及び効果を理解しよう。
図1は、いくつかの実施形態に係る、LTE下りリンク物理リソースを図示する図を示す。 図2は、いくつかの実施形態に係る、LTE時間領域構成の図を示す。 図3は、いくつかの実施形態に係る、下りリンク・サブフレームの図を示す。 図4は、いくつかの実施形態に係る、マルチモード構成を示す。 図5は、いくつかの実施形態に係る、ネットワークアクセスノードの図を示す。 図6は、いくつかの実施形態で使用されうるOFDM変調方式のブロック図を示す。 図7は、いくつかの実施形態で使用されうるOFDM復調方式のブロック図を示す。 図8は、いくつかの実施形態で使用されうるDFTS−OFDM変調方式のブロック図を示す。 図9は、いくつかの実施形態で使用されうるDFTS−OFDM復調方式のブロック図を示す。 図10は、いくつかの実施形態に係る、各時間インターバルにおける複数のIFFT変調方式を使用した信号生成を示す。 図11は、いくつかの実施形態に係る、マルチキャリア変調のための送信機ノードにおける方法を示す。 図12は、いくつかの実施形態に係る、マルチキャリア復調のための受信機ノードにおける方法を示す。 図13は、いくつかの実施形態に係る、ユーザ装置のブロック図を示す。 図14は、いくつかの実施形態に係る、送信機として動作するノードの機能実装を示す。 図15は、いくつかの実施形態に係る、受信機として動作するノードの機能実装を示す。
近年、無線デバイスの数及びアプリケーションが急増しており、この傾向は今後も続く可能性が高い。このような増加は、「5G」(第5世代)無線技術とされうる新たな無線アクセス技術(RAT:radio access technology)の必要性を示唆する。5Gのための現在の計画の重要な目標の1つは、ネットワークによって提供されるサービスをモバイルブロードバンド(MBB)を超えて拡大することである。新たなユースケースは新たな要求条件を伴いうる。それに加えて、5Gは、非常に広い周波数範囲をサポートすることも必要であるとともに、展開オプションに関して非常に柔軟性を有することも必要である。
大きく変化するアプリケーション・ニーズ(即ち、サービス品質(QoS)パラメータ及び展開シナリオ)を有する新たなアプリケーションの出現により、単一の柔軟性のない物理層技術は、所望の性能特性を達成するためには適切ではない。具体的には、例えば、いくつかのサービスは、遅延を低減するために、LTEの現在の仕様に準拠したシステムによって提供されるTTIと比べて、より短い送信時間間隔(TTI)を必要とすることは明らかである。OFDMシステムでは、サブキャリア間隔を変えることによって、より短いTTIが実現されうる。しかし、他のサービスは、より緩和された同期要件又は遅延スプレッドに対する非常に高いロバスト性のサポートを必要とし、これは、サイクリックプレフィックスで動作するシステムにおいてサイクリックプリフィックスを伸ばすことによって行われうる。これらは可能性のある要求条件の例にすぎない。
しかし、サブキャリア間隔及びサイクリックプレフィックスのようなOFDMパラメータを選択することは、競合する目標の間のトレードオフであることは明らかである。これは、次世代又は「5G」無線アクセス技術が、通称「ヌメロロジー(numerologies)」という、伝送パラメータのいくつかの変形に対して柔軟なサポートを提供する必要があることを示唆する。このような伝送パラメータは、シンボル期間、即ち、OFDMシンボルにおける、及び他の様々なマルチキャリア変調システムにおけるサブキャリア間隔に直接的に関係する、OFDMシンボルインターバルの長さ、でありうる。これらの多数のヌメロロジーによって柔軟に規定されうる他の伝送パラメータは、サイクリックプレフィックス期間、即ち、サイクリックプレフィックスに割り当てられる、OFDMシンボルインターバルの一部の長さ、でありうる。
更に、同じ帯域で様々なサービスを同時にサポートできることが有益である。これにより、異なるサービス間での、帯域幅のようなリソースの動的な割り当てが可能になるとともに、効率的な実装及び展開が可能になる。この結果、同じ帯域での多数のヌメロロジーの同時使用の必要性につながる。なお、「帯域(band)」との用語は、ここでは、無線アクセスネットワークによって使用されるキャリア又は周波数が隣接したキャリアを意味する。これは、本明細書で説明する詳細な技術の出発点である。
これに関連して、将来世代のセルラネットワークのための非常に柔軟な物理層が、現在設計されている。これは、新たな物理層設計が、遅延、信頼性及びスループットを含む、広範囲の可変のQoS要求条件を満たすことを対象としている。この新しい物理層設計では、可変の要求条件に対する物理層のスケーラビリティを、異なる複数のサブキャリア間隔を使用して達成することが提案されている。他の特徴は、異なる複数のサブキャリア間隔が同じ周波数帯域内で同時に共存することを可能にする混合モード動作をサポートする必要があることである。
混合モード動作の、本明細書でその用語が使用されるとおりの本質は、以下のとおりである。送信ノードにおいて、2つ以上のマルチキャリア信号が生成され、各マルチキャリア信号は、1つ以上のシンボルを有するが、当該マルチキャリア信号は、サブキャリア間隔、及び/又はシンボル期間、及び/又はサイクリックプレフィックス長に関して異なるパラメータを有する。具体的には、2つの信号についてのシンボル期間(及び当該信号についての他のパラメータ)は、当該2つの信号についてのシンボル期間が異なりうるとしても、シンボル境界が周期的にアラインするように選択される。いくつかの実施形態において、1ミリ秒の周期でアライメントが達成され、これにより、同じ周波数帯域において、LTE信号を、異なるサブキャリア間隔及び/又はシンボル期間を有する1つ以上の他のマルチキャリア信号と合成できるように、既存のLTE技術との相性の良さが提供される。
このため、(広く「5G」ネットワークと称される)将来のネットワークでは、マルチモード・マルチキャリア構成は、異なるアプリケーションおよびサービスの可変のQoS要求条件を満たすことが想定される。このアプローチは、異なるサブキャリア間隔(又はそれに対応して、異なるOFDMシンボルサイズ)をサポートするであろう。当該サブキャリア間隔は、異なるOFDM構成の相互運用性を促進するために異なるOFDMシンボル長が共に非常に良好に調和するように定義されうる。サブキャリア間隔、OFDMシンボル期間、及びサイクリックプレフィックスの各組み合わせは、「ヌメロロジー(numerology)」と称されうる。
帯域のうちの異なる部分の同時使用において様々なヌメロロジー、即ち、様々なサブキャリア間隔及び/又はOFDMシンボルサイズ、を有することに関する1つの問題は、特定の「システム機能」が、当該帯域のうちの当該異なる部分に対して影響を与えることである。1つのそのようなシステム機能は、デュプレクス方向の切り替えであり、これは、帯域の全ての部分に適用される必要があり、それ故に、使用中の全てのヌメロロジーと互換性が存在しなければならない。第2のシステム機能は、無線リソース管理(RRM:Radio Resource Management)であり、リソース共有の利得を十分に得るために、RRMは、帯域の全ての部分に作用する必要がある。第3のシステム機能は、受信機の時間アライメントである。
これらのシステム機能は、帯域間で同期した動作を必要とする。しかし、そのような動作が、帯域のうちの全ての影響を受ける部分のシンボル境界にアラインされていない場合、性能低下も生じるであろう。
このため、本明細書で詳述する技術及び装置は、異なるヌメロロジーを有する多数のマルチキャリア信号を同時に送信するように設計されたシステムに対応する。多数の信号は、周波数領域多重化される。各信号は、1つ以上のシンボル(例えばOFDMシンボル)と、更には他の送信(例えばサイクリックプレフィックス)とから成るシーケンスである。説明する技術により、シンボルの開始時間及び終了時間(シンボル境界)の周期的なアライメントが可能になる。これは、発明に係る2つ以上の信号のヌメロロジーを選択することによって実現される。周期的なアライメントが生じる時刻は、デュプレクス方向を変更する、又は他の「システム機能」動作を実行する可能性があるポイントである。
本明細書で提供される具体例のいくつかが、基本のマルチキャリア変調方式としてOFDMの使用に基づくとしても、本技術は、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)としても知られている離散フーリエ変換拡散OFDM(DFTS−OFDM)のような、信号の一部又は全てがプリコーデッドOFDM送信である場合にも、同じように十分に適合する。本明細書使用される「マルチキャリア変調」との用語は、これらの方式のいずれかを指すだけでなく、データをいくつかのコンポーネントに分割して、それらのコンポーネントを周波数帯域内で個別のキャリア信号で送信することによってデータを送信する、他のマルチキャリア変調方式も指すことが、理解されよう。(これらの個別のキャリア信号は、一般に「サブキャリア」と称される。)このため、本明細書における異なるマルチキャリア変調方式への言及は、基本的な変調技術の違い、又はマルチキャリア変調パラメータ(例えば、シンボル期間及び/又はサブキャリア間隔)の違い、又はその両方のことを指すことがある。
本明細書に記載の技術は、上述の理由により、例えば、シンボル長、サブキャリア間隔等に関して異なるマルチキャリア変調パラメータ(ヌメロロジー)を有する、多数のマルチキャリア信号を同時に送信するよう構成されたシステムに関連する。各信号は、シンボル(例えばOFDMシンボル)及びガード期間(例えばサイクリックプレフィックス又は0から成るガード期間)の系列で構成される。
説明を簡単にするために、以下の議論では、信号_1及び信号_2に言及する。説明する技術のN>2の信号への拡張は、直接的な方法で行われうることは容易に理解されるべきである。
カテゴリ1技術‐固定サイクリックプレフィックス期間
信号_nのシンボルのそれぞれの期間をTsymb_nとし、信号_nのサイクリックプレフィックスの期間をTcp_nとする。開示する技術のいくつかの実施形態によれば、複数の信号のうちの少なくとも2つについて、シンボル期間及びサイクリックプレフィックス期間が以下のように選択される:
X(Tcp_1+Tsymb_1)=Y(Tcp_2+Tsymb_2)=T
ここで、X及びYは整数である。一般的に、X及びYは、Tが十分短くなるように選択され、例えば、時分割複信(TDD)スイッチングのために妥当なインターバルを提供するように、又は、参照信号若しくは同期信号の送信のために都合の良い周期性を提供するように選択される。
上記は以下のようにも表されうる:信号_1及び信号_2のパラメータは、2つの辛抱のそれぞれの整数個のシンボル(及びいくつかの実施形態ではガードインターバル)が、所与の時間インターバルに適合するように選択される。これにより、2つの信号のシンボルの境界間に周期的アライメントが生成される。
例1:いくつかの実施形態において、Tは1/Zと表され、Zは整数である。これにより、LTEとの都合の良い共存が可能になる。
例2:シンボル期間が、(fs=9/8*30.72MHz)となるように選択されうる。
以下の表1は、所与のサンプリング周波数fsについてのn=1...11のヌメロロジーのセットの例における各要素についてのシンボル期間及びサイクリックプレフィックス長をリストしている。これらのヌメロロジーの全て又はサブセットは、これらのヌメロロジーのいずれか2つ以上が同時に適用されうるように、ここで開示している技術に従って動作するシステムにおいて使用されてよく、同時に適用される変調方式が、2つの被変調信号のシンボルの境界間で周期的アライメントを有するようにアラインされる。
例3‐十分に低いTは、Tが最短の時間であり、端末が単一のデュプレクス方向に送信することを意味しうる。Tは、いずれかの信号における特定の系列(例えば、参照信号の系列、又は同期若しくはビーム検出を対象とした系列)の送信の周期でもありうる。
カテゴリ2技術‐可変のサイクリックプレフィックス長によるアライメント
このカテゴリの一般的な技術は、カテゴリ1技術の一般化とみなされうることに留意すべきである。信号nのシンボルmのサイクリックプレフィックスの期間をTcp_n(m)とする。いくつかの実施形態によれば、当該カテゴリ2の技術に従って、信号1及び2のシンボル及びサイクリックプレフィックス期間は、以下のように選択される:
ここで、K、Lは任意の整数である。K及びLは0であってもよい。
例4‐可変のサイクリックプレフィックス。表2は、インターバルT内に含まれる7つのシンボルについてのサイクリックプレフィックスのセットの例を示している。この例では、シンボル期間は、7つのシンボル間で、2048サンプル時間(1/fs)で一定である。サイクリックプレフィックスは、所与のインターバルT内の最初の4つのシンボルが、424シンボル長のサイクリックプレフィックスを有し、それに続く3つのシンボルが、416シンボル長のサイクリックプレフィックスを有するように、所定のパターンに従って変化する。この例では、T=2048*7+424*4+416*3=17280/fs である。例えば、30.52MHzのサンプルクロックを仮定すると、T=562.5マイクロ秒である。
シンボルアライメントの周期にアラインしたデュプレクス方向の切り替え
いくつかの実施形態において、ネットワークノードは、デュプレクス方向の切り替え(即ち、第1の方向の送信/受信と第2の方向の送信/受信との間の送信)が、Tによって定められる時刻に生じるように構成され、ここで、適用されるマルチキャリア変調ヌメロロジーは、被変調信号内の複数シンボルがTのインターバルにアラインするように、シンボルタイミングを有する。切り替えがT0で生じると仮定すると、その後の切り替えは、Zを整数として、T0+ZTでのみ生じうる。
信号_1及び信号_2の生成及び多重化
OFDM又は関連するマルチキャリア変調技術はが使用される場合、2つの信号、信号_1及び信号_2は、逆高速フーリエ変換(IFFT)、又は多少それより一般的には、逆離散フーリエ変換(IDFT)を用いて生成されうる。信号_2の帯域幅と一致するように、信号_1のIFFTに先立って信号に0が挿入される。信号_1の帯域幅と一致するように、信号_2のIFFTに先立って信号に0が挿入される。信号_1は、IFFT及びフィルタを通過し、信号_2も、IFFT及びフィルタを通過する。その後、信号が重ね合わせられる(加算される)。以下で詳しく述べられる図10は、2つのマルチキャリア変調方式を必要とする信号生成手順の例を示しており、第1のマルチキャリア変調方式は、16.875kHzのサブキャリア間隔を有し、第2のマルチキャリア変調方式は、その4倍のサブキャリア間隔、即ち、67.5kHzのサブキャリア間隔を有する。
同図に見られるように、第2の変調方式は、第1の変調方式のシンボル期間の4分の1のシンボル期間を有し、4シンボルごとにシンボルがアラインされている。
実装を容易にするために、場合によっては、異なる信号間にガードバンドを加えることが有利でありうる。その場合、サブキャリア群が信号エネルギーを運ばないように、信号間に付加的な0を挿入することによって、帯域幅の一部が犠牲にされる。これにより、送信機と受信機との両方において信号を分離するために使用されるフィルタの要求条件が緩和される。図10の例では、119個の狭サブキャリア又は約2MHzのガードバンドが存在する。
信号_1及び信号_2の重ね合わせの異なる可能性
図10に示す例では、2つ被変調信号が時間領域で重ね合わせられ、アナログ領域への信号の変換及び合成信号のアップコンバージョンの詳細は省略されているが、それらは、例えばOFDM送信機の設計に詳しい者には周知である。信号の重ね合わせは、ベースバンド信号を用いてデジタル領域で、又は中間周波数で、又は電力増幅器の前段若しくは後段のアナログ領域で、又は空中で(即ち、2つの(又はより多くの)信号を異なるアンテナから送信することによって)、行われうることが理解されよう。
信号_1と信号_2との間の既知の関係を使用して同期を得る受信機
2つの(又はより多くの)信号のシンボルは定期的にアラインされるため、一方の信号用のタイミング情報を、他方の信号用のタイミングパラメータを導き出すために使用することが可能である。例えば、いくつかの実施形態において、信号_2は、受信機が信号_2のシンボルタイミングの判定に使用しうる参照信号及び/又は同期信号を含みうる。このため、受信機は、信号_2のシンボル境界に基づいて、信号_1のシンボル境界のタイミングを導き出しうる。より具体的には、信号_1のシンボルは信号_2のシンボルと周期的にアラインされるため、信号_2のシンボル境界から信号_1のシンボル境界を導き出すことが可能である。
同一ベースバンド上のLTE及び新たなマルチキャリア信号
いくつかの実施形態において、複数の信号のうちの1つ(例えば、信号_1)は、LTE仕様に従ったヌメロロジーを有する、LTEキャリアであってもよい。信号_2は、これまでに言及したヌメロロジーのいずれかを用いて生成される、異なるマルチキャリア信号であってもよい。その場合、Tは、Zを整数として、好ましくは1マイクロ秒又は1/Zミリ秒となるであろう。
図4は、これまでに開示した技術の非限定的な例として、マルチモード構成の2つケースを示す。ここで、マイクロサブフレーム(micro-subframe)が定義され、各マイクロサブフレームは、少数のOFDMシンボルと同等でありうる。一例として、図4の1マイクロサブフレーム410は、4つの「長い」OFDMシンボル412,414,416及び418で構成されるように示されており、これらのシンボルのそれぞれはサイクリックプレフィックスを含む。新たなヌメロロジーにより、異なるサブキャリア間隔及び/又は異なるシンボル長によって特徴付けられる、異なるマルチキャリア変調モードの相互運用性がもたらされる。図4に示す例では、狭いサブキャリア間隔と、それに対応して長いOFDMシンボル412,414,416及び418とを有する1つのマイクロサブフレーム410は、広いサブキャリア間隔と、それに対応して短いOFDMシンボル422,424,426等とを有する4つのマイクロサブフレーム420と等しい。このように、より長いマイクロサブフレームごとに1回、シンボルがアラインされる。
図4は、例をし2つのマルチキャリア変調モードが使用される例を示しているが、2つを上回る数のモードが混合モードOFDM構成においてサポートされてもよいことに留意すべきである。OFDM変調器及び復調器の詳細に詳しい者には、モード選択(即ち、所与のマルチキャリア変調モードについてのOFDMシンボル長及びサブキャリア間隔の選択)が、所与のサンプリングレートと一緒に、信号の変復調に使用されるiFFT/FFTサイズを適切に選択することによって、実現されうることが理解されよう。LTEでは、サブキャリア間隔が15kHzに固定されており、シンボル期間は、7つのシンボル(「通常の」サイクリックプレフィックス)又は6つのシンボル(拡張されたサイクリックプレフィックス)が500マイクロ秒のスロット内に適合するように、設定される。この新たな物理レイヤに対して予定されたアプローチでは、LTEで使用されるOFDM変調(と同一ではない場合)のようなマルチキャリア変調モードが、例えば、より広いサブキャリア間隔及びより短いシンボル長を有する1つ以上の他のマルチキャリア変調モードと同時に、周波数帯域で使用されうる。
既存のLTE標準規格の問題の1つは、固定の大きなサイズのサブフレーム構成を使用することであり、クリティカル・マシンタイプ通信(C−MTC:critical machine-type communication)のシナリオにおいてよくある、非常に小さなサイズのデータについてリソースの無駄につながる。更に、比較的粗い時間粒度に起因して、LTEのリソースブロックは、C−MTCアプリケーションの非常に低遅延の要求条件を簡単には満たさない。既存のLTE標準規格の第2の問題は、異なる全てのサービスが同じサブフレーム構成を使用しなければならないことであり、C−MTCアプリケーション用の新たな時間重視のデータサービスをサポートするために、異なるユーザ間でサブフレームを分割することはできない。
これらの問題の両方は、本明細書で詳述するマルチモード技術によって対処される。C−MTCアプリケーションは、例えばLTEで使用されるものと比べて、例えば、比較的広いサブキャリア間隔及び比較的短いOFDMシンボル長を有するマルチキャリア変調モードを用いてサービスされうる。これにより、図4に示すマイクロサブフレーム420のような、比較的短いマイクロサブフレームを使用するこれらのアプリケーションとの通信が容易になる。それと同時に、モバイルブロードバンド(MBB)アプリケーションが、比較的狭いサブキャリア間隔及び比較的長いOFDMシンボル長を有する個別のマルチキャリア変調モードでサービスされうる。
直交周波数分割多重(OFDM)はマルチキャリア変調技術の一例にすぎないことが理解されるべきである。他の例は、離散フーリエ変換拡散(DFT拡散又はDFTS−)OFDMを含み、これは、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)又はプリコーデッドOFDMとも称される。更に他の例は、フィルタバンク・マルチキャリア(FBMC:filter-bank multicarrier)変調、プリコーデッドFBMC、及び一般化周波数分割多重(GFDM:Generalized Frequency-Division Multiplexing)を含む。これらの技術に詳しい者には、それらの技術ごとにデジタル信号処理が変化することが理解されるであろうが、これらのマルチキャリア変調技術の任意の1つ以上が、本明細書で詳述するマルチモード方式で採用されてよく、それにより、本明細書ではOFDMに関して実施形態の例を説明しており、説明する技術及び装置が、OFDMに加えて又はOFDMに代えて1つ以上の他のマルチキャリア変調技術を採用してよいことがが、理解されるべきである。
図5は、いくつかの実施形態に係る、基地局のようなネットワークアクセスノード30の図を示す。ネットワークノード30は、無線デバイスとコアネットワークとの通信を促進する。ネットワークアクセスノード30は、データ及びセルラ通信サービスを目的として、コアネットワーク内の他のノード、無線ノード、及び/又はネットワーク内の他のタイプのノードと通信するための回路を含む通信インタフェース回路38を含む。ネットワークアクセスノード30は、アンテナ34及び送受信回路36を介して無線デバイスと通信する。送受信回路36は、セルラ通信サービスの提供を目的として、無線アクセス技術に従って信号を送信及び受信するようまとめて構成された、送信回路、受信回路、及び関連する制御回路を含みうる。
ネットワークアクセスノード30は、通信インタフェース回路38又は送受信回路36と動作可能に結合した、1つ以上の処理回路32を更に含む。ネットワークアクセスノード30は、通信インタフェース回路38を使用してネットワークノードと通信するとともに、送受信機36を使用してユーザ装置と通信する。議論を容易にするために、1つ以上の処理回路32を、以下では「処理回路32」と称する。処理回路32は、1つ以上のデジタルプロセッサ42(例えば、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、コンプレックス・プログラマブル・ロジック・デバイス(CPLD)、特定用途向け集積回路(ASIC)、又はそれらの任意の組み合わせ)を含む。より一般的には、処理回路32は、不変の回路、若しくは、本明細書で教示される機能を実現するプログラム命令の実行により構成されるプログラマブル回路を含みうるか、又は、不変の回路及びプログラムされた回路の何らかの組み合わせを含みうる。プロセッサ42は、マルチコアであってもよく、即ち、性能の改善、消費電力の低減、及びマルチタスクのより効率的な同時処理のために利用される、2つ以上のプロセッサコアを有してもよい。
処理回路32は、メモリ44を更に含む。いくつかの実施形態において、メモリ44は、1つ以上のコンピュータプログラム46を格納し、オプションとして、設定データ48を格納する。メモリ44は、コンピュータプログラム46用の非一時的なストレージを提供し、ディスク記憶装置、ソリッドステートメモリストレージ、又はそれらの任意の組み合わせのような、1つ以上のタイプのコンピュータ読み取り可能媒体を含みうる。非限定的な例として、メモリ44は、処理回路32内に設けられうる、及び/又は処理回路32とは別に設けられうる、SRAM、DRAM、EEPROM、及びフラッシュメモリのうちの任意の1つ以上を含む。
一般に、メモリ44は、ネットワークアクセスノード30によって使用されるコンピュータプログラム46及び任意の設定データ48の、非一時的なストレージを提供する、1つ以上のタイプのコンピュータ読み取り可能記憶媒体を含む。ここで、「非一時的(non-transitory)」は、永久的な、半永久的な、又は少なくとも一時的に永続的なストレージを意味し、例えば、プログラム実行用の、不揮発性メモリ内の長期ストレージ及びワーキングメモリ内のストレージの両方を包含する。
処理回路32は、単独であろうが他のデジタルハードウェアと結合していようが、本明細書で説明するような(ネットワークアクセスノード30が送信機ノードとして機能するための)マルチキャリア変調技術、及び/又は、本明細書で説明するような(ネットワークアクセスノード30が受信機ノードとして機能するための)1つ以上のマルチキャリア復調技術を実行するよう構成される。変調技術の例が図6に示されている。
図6は、逆高速フーリエ変換(IFFT)、又はより一般的には逆離散フーリエ変換(IDFT)を用いるOFDM変調を示す。以下で更に詳しく説明するように、図6に示す信号処理構成についての2つ以上の同時インスタンス化(instantiation)が、マルチモード動作のために使用されうる。図4のダイアグラムに示すように、OFDMサブキャリア数N及びサブキャリア間隔は変化しうる。サブキャリア数Nは、選択されたサブキャリア間隔及び全体の送信帯域幅に依存して、百未満から数千までに及びうる。
図6に示すように、各OFDM時間インターバルの期間中に、直並列変換器602によって、N個の被変調シンボルaからaNc−1が、サイズNのIDFT604へ供給される。IFFTサイズは、生成されうるサブキャリアの総数に相当し、生成されるサブキャリアの実際の数は、図6のNである。
IDFT604の並列出力は、並直列変換器606によって直列の時間系列へ変換される。サイクリックプレフィックス挿入器608は、OFDM信号を時間分散に対してより感度が低くなるように、OFDMシンボルの一部のコピーを当該OFDMシンボルの先頭に挿入する。変換器610によるデジタル/アナログ変換の後に、最終的な出力信号x(t)が送信用に準備される。
図7は、FFT処理、又はより一般的にはDFT処理を用いる復調を示す。受信信号r(t)は、サンプリングされ、CP除去器702によってサイクリックプレフィックスが除去される。直並列変換器704は、OFDMシンボルのサンプルを、サイズNのDFT706へ供給し、当該DFTは、被変調信号の多数のサブキャリアからデータシンボル値を抽出する。これらのデータシンボルは、その後、並直列変換器708によって、データシンボルの直列ストリームへ変換される。これらのデータシンボルは、その後、個別に復調されて、結果として得られたデータは復号される。
図8は、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)と称されることもある、DFTベース・プリコーディング又はDFT拡散OFDM(DFTS−OFDM)を用いるOFDM変調を示す。M個の変調シンボルのブロックが、サイズMのDFT802へ適用される。DFT802の出力は、その後、サイズNのIDFTとして実装されたOFDM変調器804の入力へ適用され、OFDM変調器804の各入力は、結果として得られる被変調信号のサブキャリアに対応する。OFDM変調器804におけるIDFT出力の時間系列への変換後に、サイクリックプレフィックス挿入器806がサイクリックプレフィックスを挿入する。最終的に、出力信号x(t)は、デジタル/アナログ変換器808による変換の後に出力される。
図9は、サイクリックプレフィックス除去器902、サイズNのDFT904、及びサイズMのIDFT906によって受信信号r(t)が処理される、OFDM復調を示す。図9に示すDFTS−OFDM復調器は、図7のOFDM復調器と似ているが、サイズMのIDFT906が追加されていることが理解されよう。
これまでに言及したように、OFDM及びDFTS−OFDMを、マルチキャリア変調/復調技術の例として説明したが、本発明の実施形態は、こうした技術に限定されない。また、簡単化のために、(周波数領域において行われうる)等化を図面から省略していることに留意されたい。
IFFTサイズは、異なるヌメロロジー、又は送信パラメータの変形を用いて、変調方式に対して選択されうる。結果として生じる割り当てにより、同じ時間インターバルの、異なる周波数帯域部分において、異なるサブキャリア間隔を有するシンボルが提供されうる。例えば、図10は、2つの同時に適用されるマルチキャリア変調1002及び1004を示す。変調器1002は、2048のIFFTサイズで動作し、2048個の比較的狭い被変調サブキャリアを出力する能力があり、変調器1004は、512のIFFTサイズで動作する。変調器1004は、変調器1002からのサブキャリアの4倍の広さの、最大512個のサブキャリアを生成しながら、4分の1の長さのシンボルも生成する。
図示された例では、それぞれが16.875kHzの帯域幅を有する、変調器1002のサブキャリア400−1000が生成され、変調器1004からのサブキャリア280−400は、それぞれ67.5kHzの帯域幅を有する。変調器1002及び1004において使用される入力の範囲は、結果として生じるサブキャリアが互いにぶつからないように選択されることが理解されよう。図示された例では、変調器1004からの121個の相対的に広いサブキャリアは、変調器1002のサブキャリア1120−1600によって占有されるであろうスペクトルの一部に対応する。このように、対応する変調器入力は使用されない。これにより、周波数領域において、2つのマルチキャリア変調器からの出力間に小さなギャップがもたらされ、これは、2つの被変調信号が、時間領域において送信前に互いに単純に足し合わされうることを意味する。その結果、所与の時間インターバルにおいて、変調方式1002は、周波数帯域の第1の非オーバラップ部分について、より長いシンボルブロックをもたらし、変調方式1004は、当該周波数帯域の第2の非オーバラップ部分において、より多くの間隔で、より短いシンボルブロックをもたらす。結果的に、同じ時間インターバル内で全て、異なるサブキャリア間隔を使用する異なる受信機ノードへ、シンボルを方向づけることができる。なお、これらの受信機ノードは、種々の実施形態において、ネットワークノード、UE、又は他の無線デバイスであってもよい。
本発明の実施形態は、周波数帯域の異なる部分に対して異なるマルチキャリア変調方式の使用を提供する。より具体的には、これは、周波数帯域の第1の部分が、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を含み、当該帯域の第2の部分が、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに、第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を同時に含み、第2の整数は第1の整数と異なる、ことを意味する。これらの信号は、当該周波数帯域において第1及び第2の信号が周波数領域多重化され、かつ、第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも1回、第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされるように、当該周波数帯域で同時に送信されうる。
これは、周波数帯域のうちの異なる部分において、サブキャリア間隔及び/又はシンボル期間が異なりうることを意味する。図10に示される例では2つのマルチキャリア変調方式が組み合わされているが、これは、周波数帯域のうちの非衝突部分が複数の変調器に割り当てられる限り、3つ、4つ、又はそれ以上の数のマルチキャリア変調方式へ拡張可能であることが理解されよう。
本明細書で説明する技術の種々の実施形態によれば、送信機ノード及び/又は受信機ノードは、図6〜10に記載されたマルチキャリア変調及び復調技術の種々の組み合わせ、又は他のマルチキャリア変調技術を用いて、通信を実行しうる。例えば、図5に戻って参照すると、ネットワークアクセスノード30の処理回路32のプロセッサ42は、マルチキャリア変調を実行する送信機ノードとしてネットワークアクセスノード30を動作させるようにプロセッサ42を構成する、メモリ44に格納されたコンピュータプログラム46を実行しうる。処理回路32は、1つ以上のプログラムベース・プロセッサと協働して、DFT/IDFT処理を実行するための専用のデジタルハードウェアを含みうる。プロセッサ42は、例えば、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を生成し、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに、第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を生成するように構成されており、第2の整数は第1の整数と異なる。プロセッサ42は、更に、周波数帯域において第1及び第2の信号が周波数領域多重化され、かつ、第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも1回、第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされるように、当該周波数帯域で第1及び第2の信号を同時に送信するよう送受信回路36を制御する、ように更に構成される。この構成及び機能は、処理回路32内の変復調回路40として言及されうる。
図11は、図10の処理回路32によって実行されうるような、マルチモード信号を送信するための一例の方法1100を示す。方法1100は、ブロック1110に示されるように、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を生成することを含む。ブロック1120に示されるように、本方法は、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を生成することを更に含み、第2の整数は第1の整数と異なる。最終的に、ブロック1130に示されるように、本方法は、周波数帯域において第1及び第2の信号が周波数領域多重化され、かつ、第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも1回、第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされるように、当該周波数帯域で第1及び第2の信号を同時に送信することを含む。
図示された方法のいくつかの実施形態において、第1及び第2の信号は、それぞれ、第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なる。これらの実施形態のいくつか及びいくつかの他の実施形態において、第1の信号における各シンボルインターバルは、シンボル期間及びサイクリックプレフィックス期間を含み、当該サイクリックプレフィックス期間及び当該シンボル期間は、それぞれ複数のシンボルインターバル間で一定である。他の実施形態において、第1の信号における各シンボルインターバルは、シンボル期間及びサイクリックプレフィックス期間を含み、当該サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従って、複数のシンボルインターバル間で変化する。上記のように、いくつかの実施形態において、第1及び第2の信号のうちの1つは、LTE信号であってもよい。
いくつかの実施形態において、1つ以上の時間インターバルの所定長は、1/Zミリ秒であり、ここで、Zは整数である。いくつかの実施形態において、第1の信号の各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、第2の信号の各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、第1及び第2のシンボル期間は、それぞれ、1/(34.56MHz)のサンプリングインターバル(即ち、1/34.56マイクロ秒)の整数倍である。いくつかの実施形態において、これらの整数倍は、それぞれ2の累乗である。
いくつかの実施形態において、第1及び第2の信号の一方又は両方は、時間インターバルについての所定長に等しい周期性を有する参照信号系列を含む。これらの実施形態のいくつか及びいくつかの他の実施形態において、第1及び第2の信号の一方又は両方は、時間インターバルについての所定長と同じ、又は時間インターバルについての所定長の整数倍に等しい周期性を有する同期信号を含む。
いくつかの実施形態において、図11のブロック1130に示される送信は、時分割複信(TDD)方式の1つ以上の送信インターバルの期間中に実行され、TDD方式の送信インターバルと受信インターバルとの間の切り替えは、所定長の整数個の時間インターバルによって区切られた切り替え時間にのみ実行される。
図11に示す方法のいくつかの実施形態において、第1及び第2の信号のそれぞれを生成することは、所定の逆高速フーリエ変換(IFFT)長に適合させるためにデータサンプルの系列を0でパディングすることと、データサンプルの当該パディングされた系列に対してIFFTを実行することと、当該IFFTの出力を、パルス整形フィルタでフィルタリングすることと、を含む。第1及び第2の信号についてのパルス整形フィルタの出力は、その後に合成される。これらの実施形態におけるパディングは、第1及び第2の信号についてのIFFT出力が周波数領域で多重化されるように実行される。これらの実施形態のいくつかにおいて、第1及び第2の信号のそれぞれを生成することは、データサンプルの系列を得るために一連のサンプル値に対して高速フーリエ変換(FFT)を実行することを含み、上記で言及されたパディングは、第1及び第2の信号についてのIFFT出力が周波数領域においてオーバラップしないように、データサンプルの系列を、先行する0若しくは後続する0又はその両方と連結させることを含む。
図5を再度参照すると、処理回路32のプロセッサ42は、本明細書で説明されるようなマルチモード・マルチキャリア信号の受信及び復調を実行する受信機ノードとしてネットワークアクセスノードを動作させるようにプロセッサ42を構成する、メモリ44に格納されたコンピュータプログラム46を実行しうる。このように、プロセッサ42は、例えば、送受信機36を用いて、周波数帯域で無線周波数信号を受信し、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を、受信した無線周波数信号から復元し、かつ、当該無線周波数信号から、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を復元するように構成され、第1の整数は第2の整数と異なり、第1及び第2の信号は、当該周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも1回、第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている。この構成及び機能は、処理回路32内の変復調回路40として又はその一部としても言及されうる。
図12は、図10の処理回路32によって実行されうるような、マルチモード信号を受信及び復調するための一例の方法1200を示す。方法1200は、ブロック1210に示されるように、周波数帯域で無線周波数信号を受信することを含む。ブロック1220に示されるように、本方法は、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を、受信した無線周波数信号から復元することを更に含む。ブロック1230に示されるように、本方法は、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を、受信した無線周波数信号から復元し、第2の整数は第1の整数と異なる。図示される方法において、第1及び第2の信号は、周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている。
いくつかの実施形態において、本方法は、第1の信号に含まれる同期信号を用いて当該第1の信号に同期することと、当該同期することに基づいて、第1の信号についてのシンボルタイミングを判定することと、第1の信号についてのシンボルタイミングに基づいて、第2の信号についてのシンボルタイミングを判定することと、を更に含む。これらの動作は、図12のブロック1240,1250及び1260に示されている。
ネットワークアクセスノード30は、ノード、ネットワークノード又は無線ネットワークノードと称されてもよい。ネットワークアクセスノード30は、基地局、無線基地局、基地局装置、拡張NodeB(eNodeB)、NodeB、中継ノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、超高密度ネットワーク(UDN:Ultra Dense Network)/ソフトウェア定義ネットワーク(SDN:Software Defined Network)無線アクセスノード、リモートラジオユニット(RRU:Remote Radio Unit)、リモートラジオヘッド(RRH:Remote Radio Head)等を含みうる、任意の種類のネットワークアクセスノードでありうる。
図13は、いくつかの実施形態に係る、ユーザ装置50のような無線デバイスの図を示す。説明を簡単にするために、ユーザ装置50は、ネットワークで動作しうる任意の無線デバイスを表すものともみなされうる。本明細書では、UE50は、無線信号を介してネットワークノード又は他のUEと通信する能力を有する任意のタイプの無線デバイスでありうる。UE50は、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、デバイス・ツー・デバイス(D2D)UE、マシン・ツー・マシン通信(M2M)の能力があるマシンタイプUE又はUE、UEを備えたセンサ、PDA(パーソナル・デジタル・アシスト)、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、laptop embedded equipped(LEE)、laptop mounted equipment(LME)、USBドングル、カスタマ構内設備(CPE:Customer Premises Equipment)等でありうる。
UE50は、アンテナ54及び送受信回路56を介して、ネットワークアクセスノード30のような無線ノード又は基地局と通信する。送受信回路56は、セルラ通信サービスの提供を目的として、無線アクセス技術に従って信号を送信及び受信するようまとめて構成された、送信回路、受信回路、及び関連する制御回路を含みうる。
UE50は、送受信回路56と動作可能に結合した、1つ以上の処理回路52を更に含む。処理回路52は、1つ以上のデジタル処理回路(例えば、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、コンプレックス・プログラマブル・ロジック・デバイス(CPLD)、特定用途向け集積回路(ASIC)、又はそれらの任意の組み合わせ)を含む。より一般的には、処理回路52は、不変の回路、若しくは、本明細書で教示される機能を実現するプログラム命令の実行により構成されるプログラマブル回路を含みうるか、又は、不変の回路及びプログラムされた回路の何らかの組み合わせを含みうる。処理回路52は、マルチコアであってもよい。
処理回路52は、メモリ64を更に含む。いくつかの実施形態において、メモリ64は、1つ以上のコンピュータプログラム66を格納し、オプションとして、設定データ68を格納する。メモリ64は、コンピュータプログラム66用の非一時的なストレージを提供し、ディスク記憶装置、ソリッドステートメモリストレージ、又はそれらの任意の組み合わせのような、1つ以上のタイプのコンピュータ読み取り可能媒体を含みうる。非限定的な例として、メモリ64は、処理回路52内に設けられうる、及び/又は処理回路52とは別に設けられうる、SRAM、DRAM、EEPROM、及びフラッシュメモリのうちの任意の1つ以上を含む。一般に、メモリ64は、ユーザ装置50によって使用されるコンピュータプログラム66及び任意の設定データ68の、非一時的なストレージを提供する、1つ以上のタイプのコンピュータ読み取り可能記憶媒体を含む。
UE50は、例えば変復調回路60を用いて、少なくとも、図4〜12に示される変調及び復調を実行するよう構成されうる。例えば、処理回路52のプロセッサ62は、ネットワークアクセスノード30のプロセッサ42について上記で説明したように、送信機ノードとして動作するようプロセッサ62を構成する、メモリ64に格納されたコンピュータプログラム66を実行しうる。この機能は、処理回路52内の変復調回路60によって実行されうる。このように、UE50の処理回路52は、図11の方法1100等の、マルチキャリア変調のための方法、及び上述した方法のいくつかの変形を実行するよう構成されうる。
処理回路52のプロセッサ62は、ネットワークアクセスノード30のプロセッサ42について上記で説明したように、受信機ノードとしてユーザ装置ノード50を動作させるようプロセッサ62を構成する、メモリ64に格納されたコンピュータプログラム66を実行しうる。この機能は、処理回路52内の変復調回路60によって実行されうる。このように、UEの処理回路52は、以下で説明するような図12の方法1200等の、マルチキャリア復調のための方法及びその変形を実行するよう構成されうる。
場合によっては、ネットワークアクセスノード30等の送信機ノードは、そのような変調技術及び復調技術の両方により動作するよう構成されうる一方で、UE50等の受信機ノードは、単に、単一のマルチキャリア変調技術に従って、当該受信機ノードを対象としたシンボルを受信及び復調できる。
図14は、例えば、図5の変復調回路40又は図13の変復調回路60に基づいて、送信機ノードとして動作するノードに実装されうるような、一例の機能モジュール又は回路アーキテクチャを示す。図示される実施形態は、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を生成するための、第1信号生成モジュール1402と、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を生成するための、第2信号生成モジュール1404と、ここで第2の整数は第1の整数と異なり、周波数帯域において第1及び第2の信号が周波数領域多重化され、かつ、第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも1回、第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされるように、当該周波数帯域で第1及び第2の信号を同時に送信するための、送信モジュール1406と、を少なくとも機能的に含む。
上述の図11のいくつかの変形の全てが、図14に示される装置に同様に適用可能であることが理解されよう。
図15は、例えば、図5の変復調回路40又は図13の変復調回路60に基づいて、受信機ノードとして動作するノードに実装されうるような、一例の機能モジュール又は回路アーキテクチャを示す。図示される実施形態は、周波数帯域で無線周波数信号を受信するよう構成された、受信モジュール1502と、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を、受信した無線周波数信号から復元するための、第1信号復元モジュール1504と、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を、受信した無線周波数信号から復元するための、第2信号復元モジュール1506と、を少なくとも機能的に含み、第2の整数は第1の整数と異なる。これらのモジュールは、周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしている、第1及び第2の信号に対して作用するよう構成されており、第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている。
上述の図12のいくつかの変形の全てが、図15に示される装置に同様に適用可能であることが理解されよう。
本明細書に記載の種々の技術の効果は、マルチモードのマルチキャリア信号における2つ以上の信号のシンボルの、周期的なアライメントが可能になることである。これにより、いずれの信号の品質も失うことなく時分割複信(TDD)動作が可能になる(部分的にカットオフされるシンボルが無い)。本技術は、更に、2つ以上の信号にわたって協調したスケジューリング及び制御方式のより簡易な実装を可能にする。2つの信号のシンボル間の周期的なアライメントが生じるという事実は、更に、受信機における同期アルゴリズムを簡単にし、これにより、受信機が、簡易化されたプロセスを使用して、一方の信号のシンボルの開始時刻を、他方の信号のシンボルの開始時刻に基づいて導出することが可能になる。
とりわけ、上述の説明及び関連する図面で提示した教示の恩恵を受ける当業者は、開示した(複数の)発明の変更及び他の実施形態が思い浮かぶであろう。したがって、開示した特定の実施形態及びその変更に本発明が限定されないこと、及び本開示の範囲内に他の実施形態が含まれることが意図されていることは、理解されるべきである。本明細書では特定の用語が採用されうるが、それらは、一般的及び記述的な意味のみで使用されており、限定を目的として使用されてはいない。

Claims (36)

  1. 送信ノードにおける方法であって、前記方法は、
    所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を生成すること(1110)であって、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化する、前記第1の信号を生成することと、
    前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を生成すること(1120)であって、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含む、前記第2の信号を生成することと、
    ここで、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なり、
    周波数帯域において前記第1及び第2の信号が周波数領域多重化され、かつ、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされるように、前記周波数帯域で前記第1及び第2の信号を同時に送信すること(1130)と、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記1つ以上の時間インターバルの前記所定長は、1ミリ秒である、方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、前記第1及び第2のシンボル期間は、それぞれ、1/34.56マイクロ秒のサンプリングインターバルの整数倍である、方法。
  4. 請求項に記載の方法であって、前記整数倍はそれぞれ2の累乗である、方法。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の方法であって、前記第1及び第2の信号の一方又は両方は、前記時間インターバルについての前記所定長に等しい周期性を有する参照信号系列を含む、方法。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の方法であって、前記第1及び第2の信号の一方又は両方は、前記時間インターバルについての前記所定長の整数倍に等しい周期性を有する同期信号を含む、方法。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の方法であって、前記送信すること(1130)は、時分割複信(TDD)方式の1つ以上の送信インターバルの期間中に実行され、前記TDD方式の送信インターバルと受信インターバルとの間の切り替えは、前記所定長の整数個の前記時間インターバルによって区切られた切り替え時間においてのみ実行される、方法。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載の方法であって、
    前記第1及び第2の信号のそれぞれを生成すること(1110, 1120)は、所定の逆高速フーリエ変換(IFFT)長に適合させるためにデータサンプルの系列を0でパディングすることと、データサンプルの前記パディングされた系列に対してIFFTを実行することと、前記IFFTの出力を、パルス整形フィルタでフィルタリングすることと、を含み、
    前記パディングは、前記第1及び第2の信号についての前記IFFTの出力が前記周波数領域で多重化されるように実行され、
    前記方法は、前記第1及び第2の信号についての前記パルス整形フィルタの出力を合成することを更に含む、方法。
  9. 請求項に記載の方法であって、前記第1及び第2の信号のそれぞれを生成すること(1110, 1120)は、データサンプルの前記系列を得るために一連のサンプル値に対して高速フーリエ変換(FFT)を実行することを含み、前記パディングは、前記第1及び第2の信号についての前記IFFTの出力が前記周波数領域においてオーバラップしないように、データサンプルの前記系列を、先行する0若しくは後続する0又はその両方と連結させることを含む、方法。
  10. 請求項1からのいずれか1項に記載の方法であって、前記第1の信号又は前記第2の信号はLTE信号である、方法。
  11. 受信ノードにおける方法であって、前記方法は、
    周波数帯域で無線周波数信号を受信すること(1210)と、
    前記受信した無線周波数信号から、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を復元すること(1220)であって、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化する、前記第1の信号を復元することと、
    前記受信した無線周波数信号から、前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を復元すること(1230)と、を含み、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、
    前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なり、
    前記第1及び第2の信号は、前記周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、前記時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている、方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、更に、
    前記第1の信号に含まれる同期信号を用いて前記第1の信号に同期すること(1240)と、
    前記同期することに基づいて、前記第1の信号についてのシンボルタイミングを判定すること(1250)と、
    前記第1の信号についての前記シンボルタイミングに基づいて、前記第2の信号についてのシンボルタイミングを判定すること(1260)と、を含む方法。
  13. 無線送信機(30)であって、
    所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を生成し、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化し、
    前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を生成し、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、
    ここで、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なり、
    周波数帯域において前記第1及び第2の信号が周波数領域多重化され、かつ、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされるように、前記周波数帯域で前記第1及び第2の信号を同時に送信する、
    ように構成されている無線送信機。
  14. 請求項13に記載の無線送信機(30)であって、前記1つ以上の時間インターバルの前記所定長は、1ミリ秒である、無線送信機。
  15. 請求項13又は14に記載の無線送信機(30)であって、前記第1及び第2のシンボル期間は、それぞれ、1/34.56マイクロ秒のサンプリングインターバルの整数倍である、無線送信機。
  16. 請求項15に記載の無線送信機(30)であって、前記整数倍はそれぞれ2の累乗である、無線送信機。
  17. 請求項13から16のいずれか1項に記載の無線送信機(30)であって、前記無線送信機(30)は、前記第1及び第2の信号の一方又は両方が、前記時間インターバルについての前記所定長に等しい周期性を有する参照信号系列を含むように、前記第1及び第2の信号を生成する、無線送信機。
  18. 請求項13から17のいずれか1項に記載の無線送信機(30)であって、前記無線送信機(30)は、前記第1及び第2の信号の一方又は両方が、前記時間インターバルについての前記所定長の整数倍に等しい周期性を有する同期信号を含むように、前記第1及び第2の信号を生成する、無線送信機。
  19. 請求項13から18のいずれか1項に記載の無線送信機(30)であって、前記無線送信機(30)は、時分割複信(TDD)方式の1つ以上の送信インターバルの期間中に送信を行い、前記TDD方式の送信インターバルと受信インターバルとの間の切り替えは、前記所定長の整数個の前記時間インターバルによって区切られた切り替え時間においてのみ実行される、無線送信機。
  20. 請求項13から19のいずれか1項に記載の無線送信機(30)であって、
    前記無線送信機(30)は、所定の逆高速フーリエ変換(IFFT)長に適合させるためにデータサンプルの系列を0でパディングすること、データサンプルの前記パディングされた系列に対してIFFTを実行すること、及び、前記IFFTの出力を、パルス整形フィルタでフィルタリングすることによって、前記第1及び第2の信号のそれぞれを生成し、
    前記無線送信機(30)は、前記第1及び第2の信号についての前記IFFTの出力が前記周波数領域で多重化されるように実行され、前記パディングを実行し、
    前記無線送信機(30)は更に、前記第1及び第2の信号についての前記パルス整形フィルタの出力を合成する、無線送信機。
  21. 請求項20に記載の無線送信機(30)であって、前記無線送信機(30)は、データサンプルの前記系列を得るために一連のサンプル値に対して高速フーリエ変換(FFT)を実行し、前記第1及び第2の信号についての前記IFFTの出力が前記周波数領域においてオーバラップしないように、データサンプルの前記系列を、先行する0若しくは後続する0又はその両方と連結させることによって前記パディングを実行する、無線送信機。
  22. 請求項13から21のいずれか1項に記載の無線送信機(30)であって、前記第1の信号又は前記第2の信号はLTE信号である、無線送信機。
  23. 無線受信機(50)であって、
    周波数帯域で無線周波数信号を受信し、
    前記受信した無線周波数信号から、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を復元し、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化し、
    前記受信した無線周波数信号から、前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を復元するように構成されており、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、
    前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なり、
    前記第1及び第2の信号は、前記周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、前記時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている、無線受信機。
  24. 請求項23に記載の無線受信機(50)であって、前記無線受信機(50)は更に、
    前記第1の信号に含まれる同期信号を用いて前記第1の信号に同期し、
    前記同期することに基づいて、前記第1の信号についてのシンボルタイミングを判定し、
    前記第1の信号についての前記シンボルタイミングに基づいて、前記第2の信号についてのシンボルタイミングを判定する、無線受信機。
  25. 無線送信機(30)であって、
    所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を生成し、前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を生成し、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、周波数帯域において前記第1及び第2の信号が周波数領域多重化され、かつ、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされるように、前記第1及び第2の信号を合成する、ように構成された処理回路(32)であって、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化し、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なる、前記処理回路と、
    前記合成された第1及び第2の信号を前記周波数帯域で送信するように構成された無線送受信回路(36)と、
    を備える無線送信機。
  26. 無線受信機(50)であって、
    無線周波数信号を周波数帯域で受信するように構成された無線送受信回路(56)と、
    前記受信された無線周波数信号から、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号と、前記所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号とを復元するように構成された処理回路(52)と、を備え、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化し、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なり、
    前記第1及び第2の信号は、前記周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、前記時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている、無線受信機。
  27. 無線送信機ノードのプロセッサによる実行用に構成されたプログラム命令であって、請求項1から10のいずれか1項に記載の方法を前記無線送信機ノードに実行させるように構成された前記プログラム命令を含む、コンピュータプログラム。
  28. 無線受信機ノードのプロセッサによる実行用に構成されたプログラム命令であって、請求項11又は12に記載の方法を前記無線受信機ノードに実行させるように構成された前記プログラム命令を含む、コンピュータプログラム。
  29. 請求項27又は28に記載のコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能媒体。
  30. 無線送信機ノード(30)であって、
    所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を生成するための第1の信号生成モジュール(1402)であって、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化する、前記第1の信号生成モジュールと、
    前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を生成するための第2の信号生成モジュール(1404)であって、前記第2の整数は前記第1の整数と異なる、第2の信号生成モジュールであって、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なる、前記第2の信号生成モジュールと、
    周波数帯域において前記第1及び第2の信号が周波数領域多重化され、かつ、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされるように、前記周波数帯域で前記第1及び第2の信号を同時に送信するための送信モジュール(1406)と、
    を備える無線送信機ノード。
  31. 無線受信機ノード(50)であって、
    無線周波数信号を周波数帯域で受信するように構成された受信モジュール(1502)と、
    前記受信した無線周波数信号から、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を復元するための第1の信号復元モジュール(1504)であって、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化する、前記第1の信号復元モジュールと、
    前記受信した無線周波数信号から、前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を復元するための第2の信号復元モジュール(1506)と、を備え、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なり、
    前記第1及び第2の信号は、前記周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、前記時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている、無線受信機ノード。
  32. ユーザ装置(50)であって、
    無線周波数信号を周波数帯域で受信するように構成された無線送受信回路(56)と、
    前記受信された無線周波数信号から、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号と、前記所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号とを復元するように構成された処理回路(52)と、を備え、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化し、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なり、
    前記第1及び第2の信号は、前記周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、前記時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている、ユーザ装置。
  33. ネットワークアクセスノード(30)であって、
    所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を生成し、前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を生成し、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、周波数帯域において前記第1及び第2の信号が周波数領域多重化され、かつ、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間が、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされるように、前記第1及び第2の信号を合成する、ように構成された処理回路(32)であって、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化し、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なる、前記処理回路と、
    前記合成された第1及び第2の信号を前記周波数帯域で送信するように構成された無線送受信回路(36)と、
    を備えるネットワークアクセスノード。
  34. ユーザ装置における方法であって、前記方法は、
    周波数帯域で無線周波数信号を受信すること(1210)と、
    前記受信した無線周波数信号から、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を復元すること(1220)であって、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化する、前記第1の信号を復元することと、を含み、
    前記受信した無線周波数信号は、前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を更に含み、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なり、
    前記第1及び第2の信号は、前記周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、前記時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている、方法。
  35. ユーザ装置(50)であって、
    周波数帯域で無線周波数信号を受信し、
    前記受信した無線周波数信号から、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を復元するように構成されており、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化し、
    前記受信した無線周波数信号は、前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を更に含み、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なり、前記第1及び第2の信号は、前記周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、前記時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている、ユーザ装置。
  36. ユーザ装置(50)であって、
    無線周波数信号を周波数帯域で受信するように構成された無線送受信回路(56)と、
    前記受信した無線周波数信号から、所定長の1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第1の整数個のシンボルインターバルを有する第1の信号を復元するように構成された処理回路(52)と、を備え、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、第1のシンボル期間を含み、前記第1の信号における各シンボルインターバルは、サイクリックプレフィックス期間を更に含み、前記サイクリックプレフィックス期間は、所定のパターンに従ってシンボルインターバルとシンボルインターバルの間で変化し、
    前記受信した無線周波数信号は、前記所定長の前記1つ以上の時間インターバルのそれぞれに第2の整数個のシンボルインターバルを有する第2の信号を更に含み、前記第2の整数は前記第1の整数と異なり、前記第2の信号における各シンボルインターバルは、前記第1のシンボル期間と異なる第2のシンボル期間を含み、前記第1及び第2の信号は、それぞれ第1及び第2のサブキャリア間隔を有し、前記第1及び第2のサブキャリア間隔は互いに異なり、前記第1及び第2の信号は、前記周波数帯域で周波数領域多重化されており、かつ、前記時間インターバルの少なくとも1つで時間的にオーバラップしており、前記第1の信号におけるシンボルインターバル開始時間は、時間インターバルごとに少なくとも1回、前記第2の信号における対応するシンボルインターバル開始時間とアラインされている、ユーザ装置。
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