JP6691120B2 - 変圧器の磁気コアのための基本モジュール、前記基本モジュールを含む磁気コア、前記磁気コアの製造方法、及び前記磁気コアを含む変圧器 - Google Patents
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Description
・「巻き」タイプの搭載型変圧器構造に関して用いられる粒子配向型(G.O.)Fe‐3%Si:その高い透磁率(B800=1.8〜1.9T)は、その非常に際だったテクスチャ{110}<001>に関する;これらのアロイは、高価ではなく、成形しやすく、高い透磁率を有するという利点を有するが、その飽和は2Tに制限され、それらは、非常に大きな高調波を生じさせる場合のある非常に際だった非線形性の磁化曲線を有する;
・「切断積層」タイプの搭載型変圧器構造に関して用いられる非粒子配向型(N.O.)Fe‐3%Si;その透磁率はより低く、その飽和磁化はG.O.のものと類似である。
本発明の目的は、航空機で用いられるのに適する、上記の技術課題をより低コストで最善に解決することができる低周波数変圧器設計を提案することである。
[Fe1-aNia]100-x-y-z-α-β-γ Cu x Si y B z NbαM’βM”γ
(式中、a≦0.3;0.3≦x≦3;3≦y≦17、5≦z≦20、0≦α≦6、0≦β≦7、0≦γ≦8、M’は元素V、Cr、Al、及びZnのうちの少なくとも1種であり、M”は、元素C、Ge、P、Ga、Sb、In、及びBeのうちの少なくとも1種である。)
を有するナノ結晶であることができる。
‐互いに並行した請求項1〜6のいずれか1項に記載の2つの基本モジュールで構成された内側磁気サブコア;及び
‐この順序:
・1Tの最大誘導に関して400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の低い磁気損失、及び5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪みを有する材料のストリップから製造された一次巻線;
・1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化、及び1Tの最大誘導に関して400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の低い磁気損失を有する材料のストリップから製造された二次巻線;
で内側磁気サブコアの周りに配置された2つの追加の多重巻線で構成された外側磁気サブコアを含み、
外側磁気サブコアの一次巻線の断面積(S13)と、外側磁気サブコアの二次巻線の断面積(S14)は、高い飽和磁化を有する材料の断面積と外側磁気サブコアの2種の材料の組の断面積との比(S14/(S13+S14))が、2〜50%、好ましくは4〜40%であり、コアの組立て品における2種の材料の全断面積に対するコアの組立て品における高い飽和磁化(Js)を有する材料の断面積が、断面積の比の観点において、
[Fe1-aNia]100-x-y-z-α-β-γCuxSiyBzNbαM’βM”γ
(式中、a≦0.3;0.3≦x≦3;3≦y≦17、5≦z≦20、0≦α≦6、0≦β≦7、0≦γ≦8、M’は元素V、Cr、Al、及びZnのうちの少なくとも1種であり、M”は、元素C、Ge、P、Ga、Sb、In、及びBeのうちの少なくとも1種である。)
を有するナノ結晶材料から製造されることができる。
‐1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化、及び1Tの最大誘導に関して、正弦波の400Hzの周波数において20W/kg未満の低い磁気損失を有する結晶性材料である第一の材料から製造された一次巻線の形態で磁性金属支持体を製造する工程と;
‐ナノ結晶化アニールの後に、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有するか、または有することが意図された材料から製造された二次巻線を、2〜50%の高い飽和磁化を有する材料の断面積の割合で、前記金属支持体上で巻く工程と;
‐任意選択的に、前記支持体上の前記二次巻線のナノ結晶化及び収縮アニールを実施する工程と、
‐例えば焼結、接着、又は樹脂を用いた含浸及び前記樹脂の重合により、2つの巻線を固定する工程とを含むことを特徴とする、前記タイプの単相変圧器の磁気コアの製造方法にも関する。
‐各基本モジュールが以下:
・1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化、及び1Tの最大誘導に関して400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満の低い磁気損失を有する結晶性材料である第一の材料から製造された一次巻線の形態で磁性金属支持体を製造すること;
・ナノ結晶化アニールの後に、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有するか、または有することが意図された材料から製造された二次巻線を前記金属支持体上で巻き、高い飽和磁化(Js)を有する材料の断面積と、一次及び二次巻線の材料の断面積の合計との比が、2〜50%、好ましくは4〜40%であるようにすること;及び
・任意選択的に、前記支持体上の前記二次巻線のナノ結晶化及び収縮アニールを実施すること
のように製造された、2つの基本モジュールで構成された内側磁気サブコアを製造する工程と;
‐前記内側磁気サブコアを形成するために、その側面の1つに沿って、前記基本モジュールを互いに並行して配置する工程と;
‐以下:
・ナノ結晶化アニールの後に、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有するか、または有することが意図された材料のストリップから製造された三次巻線を内側磁気サブコアの周りに配置すること;
・任意選択的に、内側磁気サブコア上の前記三次巻線のナノ結晶化及び収縮アニールを実施すること;
・1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満の低い磁気損失を有する材料から製造された四次巻線を前記三次巻線の周りに配置し、高い飽和磁化を有する材料の断面積と三次及び四次巻線の材料の断面積の合計との比が、2〜50%、好ましくは4〜40%であり、2種の材料の全断面積に対して、コア全体において高い飽和磁化を有する材料の割合が、断面積の比の観点において2〜50%、好ましくは4〜40%であるようにすること;及び
・例えば焼結、接着、又は樹脂を用いた含浸及び前記樹脂の重合により、前記巻線を固定すること
のように外側磁気サブコアを製造する工程とを含むことができる。
‐巻き応力、アニール操作中の熱応力、及びコアのCへの切断中の保持応力(それは任意選択に過ぎないが、好ましい)、切断ゾーンの表面仕上げ操作中の保持応力、調節された空隙の下で安定な位置にCを維持するための応力の効果の下での複合コア組立て品の良好な機械強度;
‐製造操作の数、及び全体の製造コストの十分な低減(特に、ナノ結晶材料(他の全てのものは等価である)のより低い消費、及び機械的支持体としてだけではなく、突入効果ダンパーとして、及びナノ結晶化回路に加えて、定常転換状態でエネルギーを変換するコンバータとしての本発明の巻線支持体の使用による);
‐100%ナノ結晶を用いた解決策に対して同等か、若干良好であり、また、十分に低い放出ノイズが、動作誘導を低下させることにより得られるため、必然的に変圧器をより重くする、依然として非常に広く用いられている巻きFeCo又はFeSiをベースとした他の単独材料の解決策を大いに上回る、体積及び/又は質量電力密度
を有する。
‐低いまたはゼロの磁気歪み特性を有する材料を選択すること(例えばFeNi80アロイ、いわゆる「ミューメタル」):又は
‐磁束が同じ結晶学的方向に沿ってのみ伝搬する磁性材料及び変圧器構造を有することが必要である。
‐磁化A.tr及び非線形のB‐Hにより生じた高調波を制限しつつ、材料を最大限に使用するために飽和の約90%の状態にあるアクセス可能な誘導B(Hm);及び
‐磁気損失
の特性が最も適切な材料の選択に影響を与えることを知ることが必要である。
‐強い飽和磁化を有する材料(FeNi及びナノ結晶と比較して好ましいFeSi又はFeSo);
‐その成分材料の選択(ナノ結晶アロイの狭いヒステリシスサイクルの例)、又はヨークの構築効果(十分な消磁場を製造する分散した、または局在化した空隙)により直接的に得ることができる低残留磁気を有する磁気回路;
‐低い動作誘導Bt、ただし、これは高い電力密度、変圧器の小型化及び軽量化と矛盾し、したがって与えられた問題への十分な解決策を構成しない;
‐高い飽和を有する材料を用いることをもたらす小さい磁気コア断面積;
‐コイルの大きい断面積
が要求される。
‐小さい厚さ及び低い誘導と関連した低い磁気損失を有する材料(0.5TのBtにおけるFe‐3%Si‐G.O.、0.5TのBtにおけるFe‐50%Co、0.7TのBtにおけるFe‐50%Ni{100}<001>、0.6TのBtにおけるナノ結晶Fe73.5Cu1Si15B7.5Nb3(このような材料を規定する標準的な技法のように、指数は原子パーセントに対応する)、0.3TのBtにおけるコバルト系アモルファス材料)の条件を用い、したがって散逸損失、放出音響ノイズ(A.tr)、伝導損失、及び突入効果の観点で非常によい性能水準を達成するが、電力密度は大きく低下する;または
‐異なる材料でよい〜非常によい電力密度を達成するものから製造された高インダクタンス(1.5T〜2T)を用いるが、したがって突入効果及び音響ノイズは著しく増大し、いかなる場合においても現在受容されているものを大きく上回る;または
‐前述のタイプのナノ結晶材料を用い、後者は約1Tの動作誘導により異なり、少なくとも容認できるように、許容可能な突入、低ノイズ、低磁気損失、低いA.tr(ひいては伝導損失)を有する基本的な要求の全てを満足するが、電力密度は平均的であることを可能にする。
‐粒子配向のFeSi‐G.O.;及び
‐高誘導のFeSi‐HiB(そのテクスチャはより緊密であり、そのμr性能及び損失はより良好である。)
の名称で「電気スチール」で知られている、いわゆるGossテクスチャ{110}<001>を含む全てのFe‐3%Siアロイであることができる。
Fe‐10〜30%Co、好ましくは14〜27%Co、好ましくは15〜20%Co、更に:
‐0〜2%(Si、Al、Cr、V)、好ましくは0〜1%(Si、Al、Cr、V);
‐0〜0.5%のMn、好ましくは0〜0.3%のMn;
‐0〜300ppmのC、好ましくは0〜100ppmのC;
‐0〜300ppmの各S、O、N、B、P、好ましくは0〜200ppmの各S、O、N、P、B。
残りは融解物から生じた不純物を伴うFeである。
‐好ましくは900℃未満の温度で、フェライト相において熱間圧延を終了すること;
‐続く2つの冷間圧延シーケンス:第一のパスは50〜80%の低減率を有し、第二のパスは60〜80%の低減率を有する;
‐熱間圧延後に、フェライト相においてアニールすること、及び急速な温度低下(Ac1〜300℃で>200℃/h);
‐緩やかな温度上昇(300℃〜Ac1で<200℃/h)フェライト相において中間アニールすること(2つの冷間圧延シーケンスの間)により成形され、処理されることができる。
[Fe1-aNia]100-x-y-z-α-β-γCuxSiyBzNbαM’βM”γ
(式中、a≦0.3;0.3≦x≦3;3≦y≦17、5≦z≦20、0≦α≦6、0≦β≦7、0≦γ≦8、M’は元素V、Cr、Al、及びZnのうちの少なくとも1種であり、M”は、元素C、Ge、P、Ga、Sb、In、及びBeのうちの少なくとも1種である。)
により与えられ、その比透磁率μrは30000〜2000000、飽和は1T超、組成がゼロ磁気歪みを達成するように最適化された場合は1.25Tである。
例えば、高Js材料をFe49Co49V2とする:
‐100%Fe49Co49V2(例2〜5)を用いて変圧器のコアを形成した場合、Bt(定常状態における変圧器の動作誘導)を0.3T未満に低下させて55〜60dBのノイズ(55dB以下のノイズが望ましいことが理解されるであろう)を得る必要があり、それは要求される電力を変換可能な18.7kg超の質量に対応する。この例において、変圧器コアの質量電力密度は、磁気コアの46kVA/18.7kg=2.46kVA/kgの割合にて評価することができ、それは許容可能な過剰に低い電力密度である;
‐53.3%のFe49Co49V2断面積を有する例21(したがって46.7%のナノ結晶材料断面積)において、ノイズ(58dB)は、仕様に準拠しないほど依然として高すぎる;全質量は6.4kg、すなわち許容可能である完全にナノ結晶である例12のものより28%大きく、突入指数は良好な−0.35である;
‐例19及び20は、許容可能なノイズを50%超のFe49Co49V2(ただしそれぞれ7.4及び7.1kgである過剰な全体質量(したがって例12のナノ結晶単独の解決策によるものより40〜50%高い)を有する)で得ることができることを示す;
‐例18及び18Bは異なって、23.6及び39%のFeCo27断面積により、それぞれノイズが若干大きすぎる(56及び58dB)一方、質量は適切なレベルに低減されている;したがって50%未満の高Js材料から製造された磁性断面積を有することは必須条件であるが、本発明の満足のいく実施には十分でない;例えば、それぞれ23.6及び39%のFeCo27断面積を有する例15及び18Cは、それぞれ5.1及び5.8kgの低い質量、又は例12のナノ結晶単独の解決策より2及び16%だけ高い断面積に関して十分低いノイズを放出し、一方で本発明の利点の全てから利益を受けることを可能にする。
‐高い飽和を有する第一の材料;及び
‐加えて、第一の材料の周りに巻かれた、低い磁気歪みを有する第二の材料で構成されたストリップの巻き構造から製造される。
(S1+S2).In=S2.Br,2+S1.(2Bt,1−Js,1)+S2.(2Bt,2−Js,2)
(式中、S1及びS2はそれぞれ第一及び第二の材料の巻線の断面積であり、Br,2は変圧器の遮断及び磁気コアの残留状態への通過が生じた際の定常状態期間の終わりにおいて単独で活性の第二の材料の残留誘導であり、Bt,1及びBt,2は動作誘導であり、Js,1及びJs,2は、それぞれ第一及び第二の材料の飽和磁化である。)
に従う2種の材料の場合に一般化される。この式は、2種より多くの材料が用いられる場合に容易に適合することができる。
本開示は以下の態様も包含する。
[1] 第一及び第二の材料からそれぞれ製造された一次(1;2)及び二次(3;4)多重巻線で構成され、
前記第一の材料が、1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の飽和磁化(Js)、及び1Tの最大インダクタンスに関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有する結晶性材料であり、
前記第二の材料が、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み(λ sat )、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有する材料であり、
前記一次巻線(1;2)の断面積(S 1 ;S 2 )と、前記二次巻線(3;4)の断面積(S 3 ;S 4 )は、基本モジュールの2種の材料の組の断面積に対する高い飽和磁化(Js)を有する前記第一の材料の各断面積の比(S 1 /(S 1 +S 3 );S 2 /(S 2 +S 4 ))が、2〜50%、好ましくは4〜40%であることを満たすものであることを特徴とする、巻きタイプの変圧器の磁気コアの基本モジュール。
[2] 前記第一の材料が、配向粒子を含むFe‐3%Siアロイ、Fe‐6.5%Siアロイ、Fe‐合計で15〜55%のCo、V、Ta、Cr、Si、Al、Mn、Mo、Ni、Wのアロイ、少なくとも90%のFeで構成され、Hc<500A/mである、テクスチャ、または非テクスチャの軟らかい鉄及び第一鉄アロイ、5〜22%のCr、全部で0〜10%のMo、Mn、Nb、Si、Al、V、及び60%超のFeを含むフェライトステンレススチールFe‐Cr、非配向電気スチールFe‐Si‐Al、40〜60%のNiを含み、他の元素の全添加量が5%以下であるFe‐Niアロイ、全部で5〜25%のB、C、Si、P、及び60%超のFe、0〜20%のNi+Co、及び0〜10%の他の元素を含むFe系磁性アモルファス材料(その全ての含有量は、質量パーセントで与えられる)の中から選択されることを特徴とする、上記態様1に記載の基本モジュール。
[3] 前記第二の材料が、Fe‐75〜82%Ni‐2〜8%(Mo、Cu、Cr、V)アロイ、コバルト系アモルファスアロイ、及びFeCuNbSiBナノ結晶アロイの中から選択されることを特徴とする、上記態様1又は2に記載の基本モジュール。
[4] 前記第二の材料が、組成:
[Fe 1-a Ni a ] 100-x-y-z-α-β- γCu x Si y B z NbαM’βM”γ
(式中、a≦0.3;0.3≦x≦3;3≦y≦17、5≦z≦20、0≦α≦6、0≦β≦7、0≦γ≦8、M’は元素V、Cr、Al、及びZnのうちの少なくとも1種であり、M”は、元素C、Ge、P、Ga、Sb、In、及びBeのうちの少なくとも1種である。)
を有するナノ結晶アロイであることを特徴とする、上記態様3に記載の基本モジュール。
[5] 前記基本モジュールを2つの部分に分割する空隙(17)を含むことを特徴とする、上記態様1〜4のいずれか1項に記載の基本モジュール。
[6] 前記一次巻線(1;2)の2つの部分を分離する空隙(ε1)が、前記二次巻線(3;4)の2つの部分を分離する空隙(ε2)とは異なることを特徴とする、上記態様5に記載の基本モジュール。
[7] 前記2つの部分が対称であることを特徴とする、上記態様5又は6に記載の基本モジュール。
[8] 上記態様1〜7のいずれか1項に記載の基本モジュールで構成されたことを特徴とする、単相変圧器の磁気コア。
[9] 磁気コアが、上記態様1〜8のいずれか1項に記載のタイプであることを特徴とする、磁気コアと、一次及び二次巻線とを含む単相変圧器。
[10] ‐互いに並行した上記態様1〜6のいずれか1項に記載の2つの基本モジュールで構成された内側磁気サブコア;及び
‐以下順序:
・1Tの最大誘導に関して400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の低い磁気損失、及び5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み(λ sat )を有する材料のストリップから製造された一次巻線(13);
・1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化(Js)、及び1Tの最大誘導に関して400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の低い磁気損失を有する材料のストリップから製造された二次巻線(14);
で内側磁気サブコアの周りに配置された2つの追加の多重巻線(13,17)で構成された外側磁気サブコアを含み、
前記外側磁気サブコアの前記一次巻線の断面積(S 13 )と、前記外側磁気サブコアの前記二次巻線(14)の断面積(S 14 )は、高い飽和磁化を有する材料の断面積と前記外側磁気サブコアの2種の材料の組の断面積との比(S 14 /(S 13 +S 14 ))が、2〜50%、好ましくは4〜40%であり、コアの組立て品における2種の材料の全断面積に対するコアの組立て品における高い飽和磁化(Js)を有する材料の断面積が、断面積の比の観点において、
[11] 前記外側磁気サブコアの前記一次巻線(13)を、Fe‐75〜82%Ni‐2〜8%(Mo、Cu、Cr、V)アロイ、コバルト系アモルファスアロイ、及びFeCuNbSiBナノ結晶アロイの中から選択される材料から製造することができることを特徴とする、上記態様10に記載の三相変圧器の磁気コア。
[12] 前記外側磁気サブコアの前記一次巻線(13)が、組成:
[Fe 1-a Ni a ] 100-x-y-z-α-β- γCu x Si y B z NbαM’βM”γ
(式中、a≦0.3;0.3≦x≦3;3≦y≦17、5≦z≦20、0≦α≦6、0≦β≦7、0≦γ≦8、M’は元素V、Cr、Al、及びZnのうちの少なくとも1種であり、M”は、元素C、Ge、P、Ga、Sb、In、及びBeのうちの少なくとも1種である。)
を有するナノ結晶材料から製造されたことを特徴とする、上記態様11に記載の三相変圧器の磁気コア。
[13] 前記外側磁気サブコアの前記二次巻線(14)が、配向粒子を含むFe‐3%Siアロイ、Fe‐6.5%Siアロイ、Fe‐全部で15〜50%のCo、V、Ta,Cr、Si、Al、Mn、Mo、Ni、Wのアロイ、少なくとも90%のFeで構成され、Hc<500A/mである、テクスチャ、または非テクスチャの軟らかい鉄及び第一鉄アロイ、5〜22%のCr、全部で0〜10%のMo、Mn、Nb、Si、Al、V及び60%超のFeを含むフェライトステンレススチールFe‐Cr、非配向電気スチールFe‐Si‐Al、40〜60%のNiを含み、他の元素の全添加量が5%以下であるFe‐Niアロイ、全部で5〜25%のB、C、Si、P及び60%超のFe、0〜20%のNi+Co及び0〜10%の他の元素を含むFe系磁性アモルファス材料の中から選択される材料から製造されたことを特徴とする、上記態様10〜12のいずれか1項に記載の三相変圧器の磁気コア。
[14] 前記磁気コアを2つの部分に分割する空隙(17)を含むことを特徴とする、上記態様10〜13のいずれか1項に記載の磁気コア。
[15] 前記内側磁気サブコアの前記一次巻線(1;2)の2つの部分及び前記外側磁気サブコアの前記二次巻線(14)の2つの部分を分離する空隙(ε1)が、前記内側磁気サブコアの前記二次巻線(3;4)の2つの部分及び前記外側磁気サブコアの前記一次巻線(13)の2つの部分を分離する空隙(ε2)とは異なることを特徴とする、上記態様14に記載の磁気コア。
[16] 前記種々の巻線(1,2,3,4,13,14)の2つの部分を分離する前記種々の空隙(ε1、ε2)が、前記内側磁気サブコアと前記外側磁気サブコアとの間で全て同一ではないことを特徴とする、上記態様14又は15に記載の磁気コア。
[17] 前記外側磁気サブコアの前記一次巻線(13)の断面積(S 13 )と、前記内側磁気サブコアの前記二次巻線(3,4)の断面積(S 3 ;S 4 )との比が、0.8〜1.2であることを特徴とする、上記態様10〜16のいずれか1項に記載の磁気コア。
[18] 前記外側磁気サブコアの前記二次巻線(14)の断面積(S 14 )と、前記内側磁気サブコアの前記一次巻線(1,2)の断面積(S 1 ;S 2 )との比が、0.3〜3であることを特徴とする、上記態様10〜17のいずれか1項に記載の磁気コア。
[19] 前記2つの部分が対称であることを特徴とする、上記態様14〜18のいずれか1項に記載の磁気コア。
[20] 前記磁気コアが、上記態様10〜19のいずれか1項に記載のタイプであることを特徴とする、磁気コアと、一次及び二次巻線とを含む三相変圧器。
[21] ‐1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化(Js)、及び1Tの最大誘導に関して、正弦波の400Hzの周波数において20W/kg未満の低い磁気損失を有する結晶性材料である第一の材料から製造された一次巻線(1)の形態で磁気金属支持体を製造する工程と;
‐ナノ結晶化アニールの後に、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み(λ sat )、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有するか、または有することが意図された材料から製造された二次巻線(3)を、2〜50%の高い飽和磁化を有する材料の断面積の割合で、前記金属支持体上で巻く工程と;
‐任意選択的に、前記支持体上の前記二次巻線(3)のナノ結晶化及び収縮アニールを実施する工程と;
‐例えば焼結、接着、又は樹脂を用いた含浸及び前記樹脂の重合により、2つの巻線(1,3)を固定する工程とを含むことを特徴とする、上記態様8に記載の単相変圧器の磁気コアの製造方法。
[22] ‐各基本モジュールが以下:
・1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化(Js)、及び1Tの最大誘導に関して400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満の低い磁気損失を有する結晶性材料である第一の材料から製造された一次巻線(1;2)の形態で磁性金属支持体を製造すること;
・ナノ結晶化アニールの後に、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み(λ sat )、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有するか、または有することが意図された材料から製造された二次巻線(3;4)を前記金属支持体上で巻き、高い飽和磁化(Js)を有する材料の断面積と、一次(1;2)及び二次(3;4)巻線の材料の断面積の合計との比が、2〜50%、好ましくは4〜40%であるようにすること;
・任意選択的に、前記支持体上の前記二次巻線(3;4)のナノ結晶化及び収縮アニールを実施すること
のように製造された、2つの基本モジュールで構成された内側磁気サブコアを製造する工程と;
‐前記内側磁気サブコアを形成するために、その側面の1つに沿って、前記基本モジュールを互いに並行して配置する工程と;
‐以下:
・ナノ結晶化アニールの後に、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み(λ sat )、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有するか、または有することが意図された材料のストリップから製造された三次巻線(13)を前記内側磁気サブコアの周りに配置すること;
・任意選択的に、前記内側磁気サブコア上の前記三次巻線(13)のナノ結晶化及び収縮アニールを実施すること;
・1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化(Js)、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満の低い磁気損失を有する材料から製造された四次巻線(14)を前記三次巻線(13)の周りに配置し、高い飽和磁化(Js)を有する材料の断面積と前記三次(13)及び四次(14)巻線の材料の断面積の合計との比が、2〜50%、好ましくは4〜40%であり、2種の材料の全断面積に対するコア全体において高い飽和磁化(Js)を有する材料の割合が、断面積の比の観点において2〜50%、好ましくは4〜40%であるようにすること;及び
・例えば焼結、接着、又は樹脂を用いた含浸及び前記樹脂の重合により、前記巻線(1,2,3,4,13,14)を固定すること
のように外側磁気サブコアを製造する工程とを含むことを特徴とする、上記態様10に記載の三相変圧器の磁気コアの製造方法。
[23] 磁気変圧器コアが、基本コアを形成するように切断され、前記基本コアは、次いでその間に空隙(17)を画定するように再構成されることが意図されることを特徴とする、上記態様21又は22に記載の方法。
[24] 前記2つの基本コアが対称であることを特徴とする、上記態様23に記載の方法。
[25] 前記空隙(17)を画定することが意図された前記基本コアの表面が、前記基本コアが再構成される前に加工され、表面仕上げされることを特徴とする、上記態様23又は24に記載の方法。
[26] 前記加工及び表面仕上げが、前記2つの基本コアの前記一次巻線(1;2)を分離する前記空隙(17)を画定することが意図された表面が、前記2つの基本コアの前記二次巻線(3;4)を分離する空隙(ε2)とは異なる空隙(ε1)を画定するようになされることを特徴とする、上記態様25に記載の方法。
[27] 前記2つの基本コアが、1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化(Js)、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満の低い磁気損失を有する結晶性材料を用いて焼結することにより再構成されることを特徴とする、上記態様23〜25のいずれか1項に記載の方法。
Claims (27)
- 第一及び第二の材料からそれぞれ製造された一次(1;2)及び二次(3;4)多重巻線で構成され、
前記第一の材料が、1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の飽和磁化(Js)、及び1Tの最大インダクタンスに関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有する結晶性材料であり、
前記第二の材料が、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み(λsat)、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有する材料であり、
前記一次巻線(1;2)の断面積(S1;S2)と、前記二次巻線(3;4)の断面積(S3;S4)は、基本モジュールの2種の材料の組の断面積に対する高い飽和磁化(Js)を有する前記第一の材料の各断面積の比(S1/(S1+S3);S2/(S2+S4))が、2〜40%、好ましくは4〜40%であることを満たすものであることを特徴とする、巻きタイプの変圧器の磁気コアの基本モジュール。 - 前記第一の材料が、配向粒子を含むFe‐3%Siアロイ、Fe‐6.5%Siアロイ、Fe‐合計で15〜55%のCo、V、Ta、Cr、Si、Al、Mn、Mo、Ni、Wのアロイ、少なくとも90%のFeで構成され、Hc<500A/mである、テクスチャ、または非テクスチャの軟らかい鉄及び第一鉄アロイ、5〜22%のCr、全部で0〜10%のMo、Mn、Nb、Si、Al、V、及び60%超のFeを含むフェライトステンレススチールFe‐Cr、非配向電気スチールFe‐Si‐Al、40〜60%のNiを含み、他の元素の全添加量が5%以下であるFe‐Niアロイ、全部で5〜25%のB、C、Si、P、及び60%超のFe、0〜20%のNi+Co、及び0〜10%の他の元素を含むFe系磁性アモルファス材料(その全ての含有量は、質量パーセントで与えられる)の中から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の基本モジュール。
- 前記第二の材料が、Fe‐75〜82%Ni‐2〜8%(Mo、Cu、Cr、V)アロイ、コバルト系アモルファスアロイ、及びFeCuNbSiBナノ結晶アロイの中から選択されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の基本モジュール。
- 前記第二の材料が、組成:
[Fe1-aNia]100-x-y-z-α-β-γCuxSiyBzNbαM’βM”γ
(式中、a≦0.3;0.3≦x≦3;3≦y≦17、5≦z≦20、0≦α≦6、0≦β≦7、0≦γ≦8、M’は元素V、Cr、Al、及びZnのうちの少なくとも1種であり、M”は、元素C、Ge、P、Ga、Sb、In、及びBeのうちの少なくとも1種である。)
を有するナノ結晶アロイであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の基本モジュール。 - 前記基本モジュールを2つの部分に分割する空隙(17)を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の基本モジュール。
- 前記一次巻線(1;2)の2つの部分を分離する空隙(ε1)が、前記二次巻線(3;4)の2つの部分を分離する空隙(ε2)とは異なることを特徴とする、請求項5に記載の基本モジュール。
- 前記2つの部分が対称であることを特徴とする、請求項5又は6に記載の基本モジュール。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の基本モジュールで構成されたことを特徴とする、単相変圧器の磁気コア。
- 磁気コアが、請求項1〜8のいずれか1項に記載のタイプであることを特徴とする、磁気コアと、一次及び二次巻線とを含む単相変圧器。
- ‐互いに並行した請求項1〜6のいずれか1項に記載の2つの基本モジュールで構成された内側磁気サブコア;及び
‐以下順序:
・1Tの最大誘導に関して400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の低い磁気損失、及び5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み(λsat)を有する材料のストリップから製造された一次巻線(13);
・1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化(Js)、及び1Tの最大誘導に関して400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の低い磁気損失を有する材料のストリップから製造された二次巻線(14);
で内側磁気サブコアの周りに配置された2つの追加の多重巻線(13,17)で構成された外側磁気サブコアを含み、
前記外側磁気サブコアの前記一次巻線の断面積(S13)と、前記外側磁気サブコアの前記二次巻線(14)の断面積(S14)は、高い飽和磁化を有する材料の断面積と前記外側磁気サブコアの2種の材料の組の断面積との比(S14/(S13+S14))が、2〜40%、好ましくは4〜40%であり、コアの組立て品における2種の材料の全断面積に対するコアの組立て品における高い飽和磁化(Js)を有する材料の断面積が、断面積の比の観点において、
- 前記外側磁気サブコアの前記一次巻線(13)を、Fe‐75〜82%Ni‐2〜8%(Mo、Cu、Cr、V)アロイ、コバルト系アモルファスアロイ、及びFeCuNbSiBナノ結晶アロイの中から選択される材料から製造することができることを特徴とする、請求項10に記載の三相変圧器の磁気コア。
- 前記外側磁気サブコアの前記一次巻線(13)が、組成:
[Fe1-aNia]100-x-y-z-α-β-γCuxSiyBzNbαM’βM”γ
(式中、a≦0.3;0.3≦x≦3;3≦y≦17、5≦z≦20、0≦α≦6、0≦β≦7、0≦γ≦8、M’は元素V、Cr、Al、及びZnのうちの少なくとも1種であり、M”は、元素C、Ge、P、Ga、Sb、In、及びBeのうちの少なくとも1種である。)
を有するナノ結晶材料から製造されたことを特徴とする、請求項11に記載の三相変圧器の磁気コア。 - 前記外側磁気サブコアの前記二次巻線(14)が、配向粒子を含むFe‐3%Siアロイ、Fe‐6.5%Siアロイ、Fe‐全部で15〜50%のCo、V、Ta,Cr、Si、Al、Mn、Mo、Ni、Wのアロイ、少なくとも90%のFeで構成され、Hc<500A/mである、テクスチャ、または非テクスチャの軟らかい鉄及び第一鉄アロイ、5〜22%のCr、全部で0〜10%のMo、Mn、Nb、Si、Al、V及び60%超のFeを含むフェライトステンレススチールFe‐Cr、非配向電気スチールFe‐Si‐Al、40〜60%のNiを含み、他の元素の全添加量が5%以下であるFe‐Niアロイ、全部で5〜25%のB、C、Si、P及び60%超のFe、0〜20%のNi+Co及び0〜10%の他の元素を含むFe系磁性アモルファス材料の中から選択される材料から製造されたことを特徴とする、請求項10〜12のいずれか1項に記載の三相変圧器の磁気コア。
- 前記磁気コアを2つの部分に分割する空隙(17)を含むことを特徴とする、請求項10〜13のいずれか1項に記載の磁気コア。
- 前記内側磁気サブコアの前記一次巻線(1;2)の2つの部分及び前記外側磁気サブコアの前記二次巻線(14)の2つの部分を分離する空隙(ε1)が、前記内側磁気サブコアの前記二次巻線(3;4)の2つの部分及び前記外側磁気サブコアの前記一次巻線(13)の2つの部分を分離する空隙(ε2)とは異なることを特徴とする、請求項14に記載の磁気コア。
- 前記種々の巻線(1,2,3,4,13,14)の2つの部分を分離する前記種々の空隙(ε1、ε2)が、前記内側磁気サブコアと前記外側磁気サブコアとの間で全て同一ではないことを特徴とする、請求項14又は15に記載の磁気コア。
- 前記外側磁気サブコアの前記一次巻線(13)の断面積(S13)と、前記内側磁気サブコアの前記二次巻線(3,4)の断面積(S3;S4)との比が、0.8〜1.2であることを特徴とする、請求項10〜16のいずれか1項に記載の磁気コア。
- 前記外側磁気サブコアの前記二次巻線(14)の断面積(S14)と、前記内側磁気サブコアの前記一次巻線(1,2)の断面積(S1;S2)との比が、0.3〜3であることを特徴とする、請求項10〜17のいずれか1項に記載の磁気コア。
- 前記2つの部分が対称であることを特徴とする、請求項14〜18のいずれか1項に記載の磁気コア。
- 前記磁気コアが、請求項10〜19のいずれか1項に記載のタイプであることを特徴とする、磁気コアと、一次及び二次巻線とを含む三相変圧器。
- ‐1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化(Js)、及び1Tの最大誘導に関して、正弦波の400Hzの周波数において20W/kg未満の低い磁気損失を有する結晶性材料である第一の材料から製造された一次巻線(1)の形態で磁気金属支持体を製造する工程と;
‐ナノ結晶化アニールの後に、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み(λsat)、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有するか、または有することが意図された材料から製造された二次巻線(3)を、2〜40%の高い飽和磁化を有する材料の断面積の割合で、前記金属支持体上で巻く工程と;
‐任意選択的に、前記支持体上の前記二次巻線(3)のナノ結晶化及び収縮アニールを実施する工程と;
‐例えば焼結、接着、又は樹脂を用いた含浸及び前記樹脂の重合により、2つの巻線(1,3)を固定する工程とを含むことを特徴とする、請求項8に記載の単相変圧器の磁気コアの製造方法。 - ‐各基本モジュールが以下:
・1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化(Js)、及び1Tの最大誘導に関して400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満の低い磁気損失を有する結晶性材料である第一の材料から製造された一次巻線(1;2)の形態で磁性金属支持体を製造すること;
・ナノ結晶化アニールの後に、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み(λsat)、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有するか、または有することが意図された材料から製造された二次巻線(3;4)を前記金属支持体上で巻き、高い飽和磁化(Js)を有する材料の断面積と、一次(1;2)及び二次(3;4)巻線の材料の断面積の合計との比が、2〜40%、好ましくは4〜40%であるようにすること;
・任意選択的に、前記支持体上の前記二次巻線(3;4)のナノ結晶化及び収縮アニールを実施すること
のように製造された、2つの基本モジュールで構成された内側磁気サブコアを製造する工程と;
‐前記内側磁気サブコアを形成するために、その側面の1つに沿って、前記基本モジュールを互いに並行して配置する工程と;
‐以下:
・ナノ結晶化アニールの後に、5ppm以下、好ましくは3ppm以下、いっそう良好には1ppm以下の見かけの飽和磁気歪み(λsat)、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満、好ましくは15W/kg未満、好ましくは10W/kg未満の磁気損失を有するか、または有することが意図された材料のストリップから製造された三次巻線(13)を前記内側磁気サブコアの周りに配置すること;
・任意選択的に、前記内側磁気サブコア上の前記三次巻線(13)のナノ結晶化及び収縮アニールを実施すること;
・1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化(Js)、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満の低い磁気損失を有する材料から製造された四次巻線(14)を前記三次巻線(13)の周りに配置し、高い飽和磁化(Js)を有する材料の断面積と前記三次(13)及び四次(14)巻線の材料の断面積の合計との比が、2〜40%、好ましくは4〜40%であり、2種の材料の全断面積に対するコア全体において高い飽和磁化(Js)を有する材料の割合が、断面積の比の観点において2〜40%、好ましくは4〜40%であるようにすること;及び
・例えば焼結、接着、又は樹脂を用いた含浸及び前記樹脂の重合により、前記巻線(1,2,3,4,13,14)を固定すること
のように外側磁気サブコアを製造する工程とを含むことを特徴とする、請求項10に記載の三相変圧器の磁気コアの製造方法。 - 磁気変圧器コアが、基本コアを形成するように切断され、前記基本コアは、次いでその間に空隙(17)を画定するように再構成されることが意図されることを特徴とする、請求項21又は22に記載の方法。
- 前記2つの基本コアが対称であることを特徴とする、請求項23に記載の方法。
- 前記空隙(17)を画定することが意図された前記基本コアの表面が、前記基本コアが再構成される前に加工され、表面仕上げされることを特徴とする、請求項23又は24に記載の方法。
- 前記加工及び表面仕上げが、前記2つの基本コアの前記一次巻線(1;2)を分離する前記空隙(17)を画定することが意図された表面が、前記2つの基本コアの前記二次巻線(3;4)を分離する空隙(ε2)とは異なる空隙(ε1)を画定するようになされることを特徴とする、請求項25に記載の方法。
- 前記2つの基本コアが、1.5T以上、好ましくは2.0T以上、いっそう良好には2.2T以上の高い飽和磁化(Js)、及び1Tの最大誘導に関して、400Hzの周波数を有する正弦波において20W/kg未満の低い磁気損失を有する結晶性材料を用いてフープ加工することにより再構成されることを特徴とする、請求項23〜25のいずれか1項に記載の方法。
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