JP6690767B1 - 対話シナリオのデータ構造、対話システム、サーバ装置、クライアント装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

対話シナリオのデータ構造、対話システム、サーバ装置、クライアント装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6690767B1
JP6690767B1 JP2019180192A JP2019180192A JP6690767B1 JP 6690767 B1 JP6690767 B1 JP 6690767B1 JP 2019180192 A JP2019180192 A JP 2019180192A JP 2019180192 A JP2019180192 A JP 2019180192A JP 6690767 B1 JP6690767 B1 JP 6690767B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
dialogue
analysis result
response
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019180192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021056844A (ja
Inventor
侑吾 西川
侑吾 西川
伊藤 直之
直之 伊藤
拓也 生駒
拓也 生駒
昌希 内田
昌希 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2019180192A priority Critical patent/JP6690767B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6690767B1 publication Critical patent/JP6690767B1/ja
Publication of JP2021056844A publication Critical patent/JP2021056844A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Machine Translation (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】事故報告の作成の負担を軽減するための対話シナリオのデータ構造、対話システム、サーバ装置、クライアント装置、及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】対話シナリオのデータ構造は、対話シナリオを構成する対話ユニットを識別するユニットIDと、ユーザへのメッセージと、ユーザからの応答に対応する複数の応答候補と、ユーザに関する分析結果に対応する分析結果候補と、前記応答候補及び前記分析結果候補に関連付けられ、次の対話ユニットを示す複数の分岐情報とを含み、クライアント装置が、対話ユニットに含まれるメッセージを出力し、ユーザからの応答を取得し、応答に基づいて応答候補を特定し、ユーザに関する分析結果情報に基づいて分析結果候補を特定し、特定された応答候補及び分析結果候補に基づいて一つの分岐情報を選択し、選択された分岐情報が示す次の対話ユニットをサーバから受信する処理に用いられる。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザとの対話を行う対話システムで用いられる対話シナリオのデータ構造、対話システム、サーバ装置、クライアント装置、及びコンピュータプログラムに関する。
交通事故等の事故が発生した場合、原因の究明又は保険金の請求等の事後処理のために、事故の状況を整理して記録した事故報告を作成する必要がある。特許文献1には、事故報告の作成を支援する技術が開示されている。
特開2012−194736号公報
特許文献1に記載の技術は、事故の当事者の作業によって事故報告を作成するものである。事故の当事者にとって、事故報告の作成は負担が大きい。他方で、人間とコンピュータとの間で対話を行う対話システムが開発されている。現状、事故報告を作成するためには、対話システムの活用は不十分である。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、対話システムを利用することによって事故報告の作成の負担を軽減するための対話シナリオのデータ構造、対話システム、サーバ装置、クライアント装置、及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明に係る対話シナリオのデータ構造は、クライアント装置とサーバからなる対話システムで用いられる対話シナリオのデータ構造であって、対話シナリオを構成する対話ユニットを識別するユニットIDと、ユーザへのメッセージと、ユーザからの応答に対応する複数の応答候補と、ユーザの状況に関連するコンテンツを分析することにより得られる分析結果に対応する分析結果候補と、前記応答候補及び前記分析結果候補に関連付けられている複数の分岐情報であって、前記応答候補及び前記分析結果候補に応じたメッセージを含む次の対話ユニットを示す複数の分岐情報と、を含み、前記クライアント装置が、現在の対話ユニットに含まれるメッセージを出力し、前記メッセージに対するユーザからの応答を取得し、前記ユーザからの応答に基づいて前記応答候補を特定するとともに、取得されたユーザに関する分析結果情報に基づいて前記分析結果候補を特定し、当該特定された応答候補及び分析結果候補に基づいて1つの分岐情報を選択し、当該選択された分岐情報が示す次の対話ユニットをサーバから受信する処理に用いられる。
本発明に係る対話シナリオのデータ構造では、前記対話ユニットは、分析結果の根拠となるコンテンツを出力すべき命令である出力情報を含む。
本発明に係る対話シナリオのデータ構造は、前記クライアント装置が、前記特定された分析結果候補に関する質問を行うためのメッセージを含む対話ユニットを示す分岐情報を選択する処理に用いられる。
本発明に係る対話システムは、クライアント装置と、サーバとを備える対話システムであって、前記サーバは、対話シナリオを構成する複数の対話ユニットを記憶する記憶部を有し、前記対話ユニットは、当該対話ユニットを識別するユニットIDと、ユーザへのメッセージと、ユーザからの応答に対応する複数の応答候補と、ユーザの状況に関連するコンテンツを分析することにより得られる分析結果に対応する分析結果候補と、前記応答候補及び前記分析結果候補に関連付けられている複数の分岐情報であって、前記応答候補及び前記分析結果候補に応じたメッセージを含む次の対話ユニットを示す複数の分岐情報と、を含み、前記サーバは、更に、ユーザに関する分析結果情報及び一の対話ユニットを前記クライアント装置へ送信する第1送信部を有し、前記クライアント装置は、受信した対話ユニットに含まれるメッセージを出力する出力部と、前記メッセージに対するユーザからの応答を取得する応答取得部と、前記ユーザからの応答に基づいて前記応答候補を特定するとともに、受信した分析結果情報に基づいて前記分析結果候補を特定する特定部と、当該特定された応答候補及び分析結果候補に基づいて1つの分岐情報を選択する選択部と、当該選択された分岐情報が示す次の対話ユニットの要求を前記サーバへ送信する要求部とを有し、前記サーバは、更に、受信した前記要求に対応する対話ユニットを前記クライアント装置へ送信する第2送信部を有する。
本発明に係る対話システムでは、前記サーバは、更に、ユーザに係る状況に関するコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、前記コンテンツを分析することによって前記分析結果情報を作成する分析結果作成部と、を有する。
本発明に係る対話システムでは、前記コンテンツ取得部は、ドライブレコーダに記録されたコンテンツを取得する。
本発明に係る対話システムでは、前記特定部は、前記分析結果情報の内容に合致する分析結果候補を特定し、前記分岐情報は、当該分岐情報を関連付けた分析結果候補に関する質問を行うためのメッセージを含む対話ユニットを示し、前記サーバ又は前記クライアント装置は、更に、前記ユーザからの応答に応じて、前記分析結果情報の内容に追加すべき追加情報を作成する追加情報作成部を有する。
本発明に係る対話システムでは、前記ユーザは発生した事故の当事者であり、前記分析結果情報は、前記事故の状況を分析した結果を表し、前記サーバ又は前記クライアント装置は、更に、前記分析結果情報及び前記追加情報に基づいて、前記事故の状況を記録した事故報告を作成する事故報告作成部を有する。
本発明に係るサーバ装置は、外部のクライアント装置を含む対話システムに含まれるサーバ装置であって、対話シナリオを構成する複数の対話ユニットを記憶する記憶部を備え、前記対話ユニットは、当該対話ユニットを識別するユニットIDと、ユーザへのメッセージと、ユーザからの応答に対応する複数の応答候補と、ユーザの状況に関連するコンテンツを分析することにより得られる分析結果に対応する分析結果候補と、前記応答候補及び前記分析結果候補に関連付けられている複数の分岐情報であって、前記応答候補及び前記分析結果候補に応じたメッセージを含む次の対話ユニットを示す複数の分岐情報と、を含み、更に、ユーザに関する分析結果情報及び一の対話ユニットを前記クライアント装置へ送信する第1送信部と、前記クライアント装置から次の対話ユニットの要求を受信する要求受信部と、受信した前記要求に対応する対話ユニットを前記クライアント装置へ送信する第2送信部と、を備える。
本発明に係るクライアント装置は、外部のサーバを含む対話システムに含まれるクライアント装置であって、ユーザに関する分析結果情報と、対話シナリオを構成する対話ユニットとを前記サーバから受信する第1受信部を備え、前記対話ユニットは、当該対話ユニットを識別するユニットIDと、ユーザへのメッセージと、ユーザからの応答に対応する複数の応答候補と、ユーザの状況に関連するコンテンツを分析することにより得られる分析結果に対応する分析結果候補と、前記応答候補及び前記分析結果候補に関連付けられている複数の分岐情報であって、前記応答候補及び前記分析結果候補に応じたメッセージを含む次の対話ユニットを示す複数の分岐情報と、を含み、更に、受信した対話ユニットに含まれるメッセージを出力する出力部と、前記メッセージに対するユーザからの応答を取得する応答取得部と、前記ユーザからの応答に基づいて前記応答候補を特定するとともに、受信した分析結果情報に基づいて前記分析結果候補を特定する特定部と、当該特定された応答候補及び分析結果候補に基づいて1つの分岐情報を選択する選択部と、当該選択された分岐情報が示す次の対話ユニットの要求を前記サーバへ送信する要求部と、前記要求に対応する対話ユニットを前記サーバから受信する第2受信部と、を備える。
本発明に係るコンピュータプログラムは、ユーザに関する分析結果情報を取得し、対話ユニットに含まれるメッセージを出力し、前記メッセージに対する前記ユーザの応答を取得し、前記対話ユニットに続く候補の複数の対話ユニットから、取得した前記分析結果情報及び前記ユーザの応答に応じて、一の対話ユニットを選択する処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一形態においては、対話シナリオのデータ構造を利用して、ユーザとの対話が行われる。対話ユニットには、メッセージと、複数の応答候補と、ユーザの状況に関連するコンテンツを分析することにより得られる分析結果に対応する分析結果候補と、他の対話ユニットを示す分岐情報とが含まれる。一の対話ユニットに含まれるメッセージが出力され、ユーザからの応答に応じて応答候補が特定され、ユーザの状況を分析した分析結果情報に応じて分析結果候補が特定される。特定された応答候補及び分析結果候補に関連付けられた分岐情報が選択され、選択された分岐情報が示す次の対話ユニットを用いて、対話が続行される。ユーザの応答と分析結果情報の内容とに応じて、対話の内容が変化し、分析結果情報が表すユーザの状況に応じた対話が行われる。
本発明の一形態においては、対話ユニットには、分析結果の根拠となる画像等のコンテンツを出力すべき命令である出力情報が含まれる。対話ユニットを利用した対話の際には、メッセージが出力されると共に、出力情報に従って、分析結果の根拠となる画像等のコンテンツが出力される。
本発明の一形態においては、特定された分析結果候補に関する質問を行うためのメッセージを含む対話ユニットを示す分岐情報が選択される。このため、ユーザの状況の分析結果についての質問を行うためのメッセージが出力される。例えば、分析結果を確認するための質問が行われる。
本発明の一形態においては、ドライブレコーダに記録されたコンテンツを取得し、分析することにより、分析結果情報が作成される。交通事故に関係する車両に設けられたドライブレコーダに記録されたコンテンツを利用することにより、分析結果情報は、事故が発生したときの状況を表すことができる。
本発明の一形態においては、特定された分析結果候補に関する質問を行うためのメッセージを含む対話ユニットを示す分岐情報が選択され、ユーザからの応答に応じて、分析結果情報の内容に追加すべき追加情報が作成される。ユーザの状況の分析結果についての質問に対するユーザからの応答に応じた追加情報が作成される。例えば、分析結果を修正するための追加情報が作成される。
本発明の一形態においては、分析結果情報は、事故の状況を分析した結果を表す。分析結果情報及び追加情報に基づいて、事故報告が作成される。分析結果情報の内容に応じた対話が行われ、分析結果についての質問に対するユーザからの応答に応じた追加情報が作成され、分析結果情報及び追加情報に基づき、ユーザからの応答によって適宜調整された事故報告が得られる。
本発明においては、対話シナリオのデータ構造に従って、分析結果情報の内容に関する応答が行われる。分析結果情報及びユーザからの応答に基づいて、事故報告の作成が可能である。ユーザがメッセージに対する応答を行っているだけで、事故報告の作成が可能であるので、事故報告を作成するユーザの負担が低減される等、本発明は優れた効果を奏する。
対話システムの構成例を示す模式図である。 サーバ装置の内部構成例を示すブロック図である。 クライアント装置の内部の構成例を示すブロック図である。 ドライブレコーダの機能構成例を示すブロック図である。 分析結果情報の内容例を示す概念図である。 撮影画像の例を示す模式図である。 対話シナリオのデータ構造、及び対話ユニットの内容例を示す概念図である。 対話システムが実行する処理の手順を示すフローチャートである。 対話システムが実行する処理の手順を示すフローチャートである。 追加情報を付加した分析結果情報の内容の例を示す概念図である。 対話シナリオに従った対話の例を示す模式図である。 対話シナリオに従った対話の例を示す模式図である。 対話シナリオに従った対話の例を示す模式図である。 事故報告の内容例を示す概念図である。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
図1は、対話システム100の構成例を示す模式図である。対話システム100は、車両30に関連する事故が発生した場合に、事故の状況を整理して記録した事故報告を作成するためのシステムである。対話システム100は、ユーザとの対話を行い、対話に基づいて事故報告を作成する処理を実行する。例えば、対話システム100は、損害保険会社に対して保険金を請求するために必要な事故報告を作成する。
対話システム100は、サーバ装置1と、クライアント装置2とを備えている。例えば、クライアント装置2は、事故に関連する車両30のユーザ5が所持している。クライアント装置2は、インターネット等の通信ネットワーク4を介してサーバ装置1との間で通信が可能である。図1に示した例には一台のクライアント装置2のみを示しているものの、対話システム100には、複数のクライアント装置2又は複数種類のクライアント装置2が含まれ得る。車両30には、ドライブレコーダ3が備えられている。サーバ装置1は、ドライブレコーダ3が記憶しているデータを取得することができる。例えば、ドライブレコーダ3は、通信ネットワーク4を介してサーバ装置1との間で通信が可能である。
図2は、サーバ装置1の内部構成例を示すブロック図である。サーバ装置1は、コンピュータである。サーバ装置1は、演算部11と、メモリ12と、記憶部13と、ドライブ部14と、通信部15とを備えている。演算部11は、例えばCPU(Central Processing Unit )、GPU(Graphics Processing Unit)、又はマルチコアCPUを用いて構成されている。演算部11は、量子コンピュータを用いて構成されていてもよい。メモリ12は、演算に伴って発生する一時的なデータを記憶する。メモリ12は、例えばRAM(Random Access Memory)である。記憶部13は、不揮発性であり、例えばハードディスクである。ドライブ部14は、光ディスク等の記録媒体10から情報を読み取る。通信部15は、通信ネットワーク4に接続され、サーバ装置1の外部の装置と通信ネットワーク4を通じて通信を行う。
演算部11は、記録媒体10に記録されたコンピュータプログラム131をドライブ部14に読み取らせ、読み取ったコンピュータプログラム131を記憶部13に記憶させる。演算部11は、コンピュータプログラム131に従って、サーバ装置1に必要な処理を実行する。なお、コンピュータプログラム131は、サーバ装置1の外部からダウンロードされてもよい。この場合は、サーバ装置1はドライブ部14を備えていなくてもよい。サーバ装置1は、サーバを実現する。なお、サーバは複数のコンピュータで実現されていてもよい。例えば、後述する記憶部13の記憶内容は、複数のコンピュータで記憶されていてもよい。
記憶部13は、複数のユーザに関する情報が記録されたユーザDB(データベース)132を記憶している。例えば、ユーザDB132には、ユーザ5の個人情報、ユーザ5が所有する車両30の識別情報、ドライブレコーダ3の識別情報、及びユーザ5が所有するクライアント装置2の識別情報が記録されている。また、記憶部13は、対話シナリオを構成する複数の対話ユニット61,62,…を記録した対話シナリオDB6を記憶している。対話ユニット61,62,…の詳細は後述する。また、記憶部13は、事故発生時のユーザ5に関する状況を分析した結果を表す分析結果情報133と、事故報告134とを記憶する。分析結果情報133は演算部11により作成され、事故報告134は、対話システム100が実行する処理により作成される。分析結果情報133及び事故報告134の詳細は後述する。
図3は、クライアント装置2の内部の構成例を示すブロック図である。クライアント装置2は、パーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、又はスマートフォン等のコンピュータである。クライアント装置2は、車両30に設けられた車載コンピュータであってもよい。クライアント装置2は、演算部21と、メモリ22と、記憶部23と、操作部24と、表示部25と、音声出力部26と、音声取得部27と、通信部28とを備えている。演算部21は、例えばCPU、GPU、又はマルチコアCPUを用いて構成されている。演算部21は、量子コンピュータを用いて構成されていてもよい。メモリ22は、例えばRAMである。記憶部23は、不揮発性であり、例えばハードディスク又は不揮発性半導体メモリである。操作部24は、使用者からの操作を受け付けることにより、テキスト等の情報の入力を受け付ける。操作部24は、例えばキーボード、マウス又はタッチパネルである。表示部25は、画像を表示する。表示部25は、例えば液晶ディスプレイ又はELディスプレイ(Electroluminescent Display)である。音声出力部26は、スピーカを用いており、音声を出力する。音声取得部27は、マイクロホンを用いており、音声を取得する。通信部28は、有線又は無線通信により、通信ネットワーク4を介してサーバ装置1と通信を行う。クライアント装置2は、音声出力部26及び音声取得部27を備えていなくてもよい。
記憶部23は、コンピュータプログラム231を記憶する。コンピュータプログラム231は、通信部28を用いてダウンロードされ、記憶部23に記憶される。例えば、コンピュータプログラム231は、サーバ装置1からダウンロードされる。コンピュータプログラム231は、予め記憶部23に記憶されていてもよい。或は、コンピュータプログラム231は、記憶部23ではなく、メモリ22に記憶されてもよい。例えば、コンピュータプログラム231は、対話システム100の処理を実行する際にダウンロードされ、メモリ22に記憶され、対話システム100の処理が終了する際にメモリ22から消去されてもよい。演算部21は、コンピュータプログラム231に従って必要な処理を実行する。
図4は、ドライブレコーダ3の機能構成例を示すブロック図である。ドライブレコーダ3は、制御部31と、撮影部32と、録音部33と、センサ部34と、時計部35と、操作部36と、記憶部37と、通信部38とを備えている。制御部31は、プロセッサを含んで構成されており、ドライブレコーダ3の各部を制御する。撮影部32は、車両30の内部又は外部を撮影し、撮影画像を作成する。撮影画像は静止画でも動画でもよい。録音部33は、車両30の内部又は外部の音を録音する。センサ部34は、車両30に関する各種の量を測定する各種のセンサを含んでいる。例えば、センサ部34は、車両30の速度、加速度、角速度、又は車両30の位置の夫々を測定するセンサを含んでいる。車両30の位置を測定するセンサは、例えば、GPS(Global Positioning System )を用いて車両30の位置を測定する。時計部35は時間を計測する。時計部35の機能は制御部31で実現されてもよい。操作部36は、ユーザ5からの操作を受け付ける。例えば、操作部36は押下ボタンを用いて構成されている。記憶部37は、不揮発性である。例えば、記憶部37は、不揮発性の半導体メモリ又はハードディスクを用いて構成されている。通信部38は、無線通信により、通信ネットワーク4を介してサーバ装置1へデータを送信するための通信を行う。
記憶部37は、状況データ371を記憶する。状況データ371は、撮影部32が作成した撮影画像、録音部33が録音した音声、センサ部34が測定した各種の量の測定値、及び時計部35が計測した日時等を含む。状況データ371は、ユーザ5が利用する車両30の状況を表している。ユーザ5が操作部36を操作することにより、状況データ371の送信指示が入力された場合に、制御部31は、通信部38に、状況データ371をサーバ装置1へ送信させる。状況データ371は、ドライブレコーダ3に記録されたコンテンツに対応する。
分析結果情報133は、事故発生時のユーザ5に関する状況を分析した結果を表す。サーバ装置1は、ドライブレコーダ3から取得した状況データ371に基づいて、分析結果情報133を作成する。図5は、分析結果情報133の内容例を示す概念図である。分析結果情報133は、複数の項目について、事故発生時の状況の分析結果を含む。例えば、事故が発生したときの日時、場所、車両30のライトの状態、車両30が走行していた車線、信号の状態、車両30の速度、ブレーキ操作の有無等の項目が含まれる。例えば、日時、場所、速度、及びブレーキ操作についての分析結果は、状況データ371に含まれた、日時、車両30の位置の測定値、速度の測定値、及び加速度の測定値から得られる。
サーバ装置1は、状況データ371に含まれる撮影画像に基づいて、事故発生時のユーザ5に関する状況を分析する。図6は、撮影画像の例を示す模式図である。図6に示す撮影画像は車両30の外部を撮影した画像である。図6中に含まれる楕円状の図形は、車両30のライトから照射された光の輪郭を示す。例えば、ライト状態、車線及び信号についての分析結果は、撮影画像の分析によって得られる。例えば、サーバ装置1は、撮影画像を入力した場合に各分析結果の確率を出力するようにディープラーニングにより学習された学習モデルを用いて、分析結果を得る。サーバ装置1は、撮影画像を入力した場合にライト状態がON、OFF又は判別不能である確率を夫々に出力するように学習された学習モデルへ、撮影画像を入力する。サーバ装置1は、ON、OFF及び判別不能の中で、学習モデルが出力した確率が最も高いものをライト状態についての分析結果とする。サーバ装置1は、車線及び信号についての分析結果等のその他の分析結果も、ディープラーニングにより学習された学習モデルを用いた分析により取得してもよい。サーバ装置1は、撮影画像の明るさを閾値と比較することによりライト状態を判定する等、学習モデルを用いた方法以外の方法により分析結果を取得してもよい。
対話シナリオDB6に記録された複数の対話ユニット61,62,…は、対話シナリオを構成する。対話シナリオは、対話の手順をツリー状に列記したものであり、対話ユニット61,62,…の夫々は、対話の一つの単位である。対話ユニット61,62,…の夫々は、ユーザ5に対して発話すべきメッセージを含んでいる。サーバ装置1は、対話ユニット61,62,…の一つをクライアント装置2へ送信する。クライアント装置2は、受信した対話ユニットに含まれるメッセージを出力し、ユーザ5からの応答に応じて、次の対話ユニットを選択する。
図7は、対話シナリオのデータ構造、及び対話ユニット61,62,…の内容例を示す概念図である。複数の対話ユニット61,62,…はツリー状に関連付けられている。図7では、互いに関連付けられた二つの対話ユニットを矢印で結んでいる。図7には、複数の対話ユニット61,62,…の関係の一部のみを示している。夫々の対話ユニットは、当該対話ユニットを識別するユニットIDと、ユーザ5に対して発話すべきメッセージとを含んでいる。また、夫々の対話ユニットは、ユーザ5からの応答に対応する複数の応答候補と、分析結果情報の一部に対応する複数の分析結果候補と、次に使用すべき他の対話ユニットを示す複数の分岐情報とを含んでいる。応答候補は、メッセージに対するユーザ5からの応答として予想される候補である。分析結果候補は、分析結果情報133に含まれる一つの項目について、分析結果としてあり得る一又は複数通りの候補である。例えば、ライト状態についての分析結果としてあり得る「ON」、「OFF」及び「判別不能」の三通りの分析結果候補が、一つの対話ユニットに含まれる。分岐情報は、他の対話ユニットを識別するユニットIDである。分岐情報は、応答候補及び分析結果候補に関連付けられている。
ユーザ5からの応答に応じて、複数の応答候補の中から、応答に対応する一つの応答候補が特定される。一つの応答候補には、一又は複数の分岐情報が関連付けられており、夫々の分岐情報は一つの分析結果候補に関連付けられている。また、作成された分析結果情報133の内容に応じて、複数の分析結果候補の中から、分析結果情報133に対応する一つの分析結果候補が特定される。特定した応答候補及び分析結果候補に関連付けられた一つの分岐情報が選択されるようになっている。
図7に示すように、選択された分岐情報は他の対話ユニットを示し、他の対話ユニットに含まれる分岐情報は更に他の対話ユニットを示し、複数の対話ユニット61,62,…がツリー状に関連付けられている。一の対話ユニットには、複数の分岐情報が示す複数の他の対話ユニットが関連付けられている。図7に示す例では、ユニットID「0011」の対話ユニット61には、ユニットID「0021」、「0022」、「0023」、「0024」の四つの対話ユニット62、63、64及び65が関連付けられている。一の対話ユニットに関連付けられている夫々の対話ユニットにも、複数の対話ユニットが関連付けられている。
分岐情報には、応答候補のみに関連付けられ、分析結果候補に関連付けられていないものがある。特定した応答候補に関連付けられた分岐情報が特定され、特定された分岐情報が分析結果候補に関連付けられていない場合は、特定された分岐情報が選択される。図7に示す例では、応答候補「6時〜18時」が特定された場合、分岐情報「0021」が選択される。
分析結果候補が関連付けられている分岐情報は、分析結果候補の内容についての質問を行うためのメッセージを含む他の対話ユニットを示している。図7に示す例では、分析結果候補「ライト状態:ON」が関連付けられた分岐情報「0022」は、「ライト状態:ON」という内容を確認するためのメッセージ「ライトは付けていましたよね?」を含む対話ユニット63を示す。分析結果候補「ライト状態:OFF」が関連付けられた分岐情報「0023」は、「ライト状態:OFF」という内容を確認するためのメッセージ「ライトは付けていませんでしたよね?」を含む対話ユニット64を示す。また、分析結果候補「ライト状態:判別不能」が関連付けられた分岐情報「0024」は、ライトの状態を質問する「ライトは付けていましたか?」を含む対話ユニット65を示す。このようなデータ構造により、分析結果情報の内容についてユーザ5に質問を行い、分析結果情報の内容の確認又は訂正を行うことが可能となる。
複数の対話ユニット61,62,…には、分析結果の根拠となるコンテンツを出力すべき命令である出力情報を含んでいる対話ユニットが含まれている。出力すべきコンテンツは、例えば、撮影画像である。状況データ371に含まれる撮影画像に基づいて得られる分析結果に対応する分析結果候補に関連付けられた分岐情報は、出力情報を含んでいる対話ユニットを示す。図7に示す例では、分析結果候補「ライト状態:ON」及び「ライト状態:OFF」は、撮影画像に基づいて得られる分析結果に対応する。これらの分析結果候補は、出力情報を含んでいる対話ユニット63又は64を示す分岐情報「0022」又は「0023」に関連づけられている。分析結果候補「ライト状態:判別不能」は、撮影画像が無いか、又は撮影画像からは判別が不能であったことを表した分析結果に対応する。この分析結果候補は、出力情報を含んでいない対話ユニット65を示す分岐情報「0024」に関連づけられている。
出力情報が出力を命令するコンテンツは、メッセージと共に出力される。このコンテンツは、ユーザ5が事故の状況を確認するための助けになるコンテンツである。出力すべきコンテンツは、例えば、状況データ371に含まれる撮影画像である。車両30の外部から撮影された画像等、その他の画像が用いられてもよい。
図8及び図9は、対話システム100が実行する処理の手順を示すフローチャートである。以下、ステップをSと略す。サーバ装置1の演算部11は、コンピュータプログラム131に従って以下の処理を実行し、クライアント装置2の演算部21は、コンピュータプログラム231に従って以下の処理を実行する。車両30が事故を起こした場合、ユーザ5が操作部36を操作することにより、ドライブレコーダ3は、事故通知の指示を受け付ける(S1)。ドライブレコーダ3の制御部31は、通信部38に、記憶部37で記憶している状況データ371を、通信ネットワーク4を介してサーバ装置1へ送信させる(S2)。なお、ドライブレコーダ3は、自動で状況データ371を送信してもよい。例えば、制御部31は、測定された加速度に基づいて、事故の発生を検出し、事故が発生した場合に通信部38に状況データ371を送信させる。
サーバ装置1は、状況データ371を通信部15で受信する(S3)。演算部11は、受信した状況データ371を記憶部13に記憶する。S3の処理はコンテンツ取得部に対応する。演算部11は、次に、状況データ371に基づいて、分析結果情報133及び撮影画像を作成する(S4)。S4では、演算部は、事故の直前又は直後に撮影された画像等、事故の状況を表す画像を状況データ371から抽出することによって、撮影画像を作成する。また、前述したように、演算部11は、例えば、日時、場所、速度、及びブレーキ操作等についての分析結果を、状況データ371に含まれた各種の測定値を分析することによって、作成する。演算部11は、例えば、ライト状態、車線及び信号等についての分析結果を、状況データ371に含まれた撮影画像を分析することによって、作成する。S4の処理は分析結果作成部に対応する。演算部11は、作成した分析結果情報133及び撮影画像を記憶部13に記憶する。
なお、サーバ装置1は、状況データ371以外のデータに基づいて分析結果情報133の一部又は全部を作成してもよい。例えば、サーバ装置1は、車両30の外部に設置されたカメラで撮影した画像を、通信ネットワーク4を介して取得し、取得した画像を撮影画像とし、撮影画像を分析することによって分析結果情報133の一部又は全部を作成してもよい。例えば、サーバ装置1は、車両30とは異なる車両に設けられたドライブレコーダから取得された、画像を含むデータを分析することによって、分析結果情報133の一部又は全部を作成してもよい。サーバ装置1は、車両30とは異なる車両に設けられたドライブレコーダで撮影された画像を、撮影画像としてもよい。例えば、サーバ装置1は、日時を示すデータ、地図データ、又は事故が発生した場所における事故発生時の天候を表す天候データ等の状況データ371以外のデータを、通信ネットワーク4を介して取得し、取得したデータに基づいて分析結果情報133の一部又は全部を作成してもよい。
また、サーバ装置1は、状況データ371と同様のデータを、車両30に搭載された車載コンピュータから取得してもよい。車載コンピュータは、車両30内の種々のセンサが測定した測定値を記憶する。例えば、車載コンピュータは、車両30の速度、加速度、角速度、又は位置の測定値を記憶する。例えば、車載コンピュータは、車両30におけるエアバッグの作動履歴、シートテンショナの作動履歴、ABS(Anti-lock Brake System)の作動履歴、又はトラクションコントロールシステムの作動履歴を記憶してもよい。サーバ装置1は、車載コンピュータに記憶されたデータを、通信ネットワーク4を介して取得する。サーバ装置1は、車載コンピュータに記憶されたデータと状況データ371とを取得してもよく、状況データ371の代わりに、車載コンピュータに記憶されたデータを取得してもよい。サーバ装置1は、車載コンピュータから取得したデータに基づいて、分析結果情報133の一部又は全部を作成してもよい。状況データ371等の、分析結果情報133を作成する元になったデータは、ユーザ5に係る状況に関するコンテンツに対応する。
演算部11は、次に、作成した分析結果情報133及び最初の対話ユニットを通信部15にクライアント装置2へ送信させる(S5)。S5では、演算部11は、対話シナリオDB6に記録している複数の対話ユニット61,62,…の中から、最初の対話ユニットを抽出し、抽出した対話ユニットを送信する。この際、抽出した対話ユニットが出力情報を含む対話ユニットである場合、演算部11は、作成した撮影画像を対話ユニットに付加し、撮影画像を付加した対話ユニットを送信する。撮影画像として、車両30の外部に設置されたカメラで撮影された撮影画像、又は車両30とは異なる車両に設けられたドライブレコーダから取得された撮影画像が用いられてもよい。クライアント装置2を示す情報は、ユーザDB132に記録されている。S5の処理は第1送信部に対応する。
なお、サーバ装置1は、事故報告の作成の指示を受け付けてからS5の処理を行ってもよい。例えば、クライアント装置2は、ユーザ5が操作部24を操作することにより、事故報告の作成の指示を受け付け、事故報告の作成の指示をサーバ装置1へ送信する。サーバ装置1は、事故報告の作成の指示を受信した場合に、S5の処理を行う。
クライアント装置2は、分析結果情報133及び最初の対話ユニットを通信部28で受信する(S6)。演算部21は、受信した分析結果情報133及び対話ユニットをメモリ22又は記憶部23に記憶する。S6の処理は第1受信部に対応する。演算部21は、次に、受信した対話ユニットに含まれるメッセージを出力する(S7)。S7では、演算部21は、音声で表したメッセージを音声出力部26に出力させる。演算部21は、テキストで表したメッセージを表示部25に表示してもよい。また、演算部21は、対話ユニットに出力情報が含まれている場合に、対話ユニットに付加されている撮影画像を表示部25に表示させる。S7の処理は出力部に対応する。
演算部21は、次に、ユーザ5からの応答を取得する(S8)。S8では、演算部21は、ユーザ5からの音声による応答を音声取得部27で取得することにより、応答を取得する。演算部21は、ユーザ5による操作を操作部24で受け付けることにより、テキスト等、音声以外の形式で応答を取得してもよい。S8の処理は応答取得部に対応する。
演算部21は、次に、ユーザ5からの応答に応じて応答候補を特定し、分析結果情報133に基づいて分析結果候補を特定する(S9)。S9では、演算部21は、ユーザ5からの応答に対して、形態素解析等の自然言語処理を行い、対話ユニットに含まれる複数の応答候補の中から、ユーザ5からの応答の内容に最も合致する一つの応答候補を特定する。また、演算部21は、特定した応答候補に関連付けられた複数の分析結果候補の中から、分析結果情報133の内容に合致する分析結果候補を特定する。特定した応答候補に単一の分析結果候補が関連付けられている場合は、演算部21は、特定した応答候補に関連付けられた分析結果候補を特定する。S9の処理は特定部に対応する。
演算部21は、次に、対話ユニットに含まれる複数の分岐情報の中から、特定した応答候補及び分析結果候補に関連付けられた一つの分岐情報を選択する(S10)。S10では、特定した応答候補に複数の分岐情報が関連付けられている場合、演算部21は、特定した応答候補に関連付けられた複数の分岐情報を特定し、特定した複数の分岐情報の中から、特定した分析結果候補に関連付けられた一つの分岐情報を選択する。例えば、図7に示すユニットID「0011」を有する対話ユニット61において、応答候補「0時〜6時、18時〜24時、又は不明」が特定された場合、三つの分岐情報「0022」、「0023」及び「0024」が特定され、この中から、特定された分析結果候補に関連付けられた一つの分岐情報が選択される。演算部21は、特定した応答候補に関連付けられた分岐情報を特定し、特定した分岐情報を関連付けた分析結果候補が無い場合に、特定した分岐情報を選択する。例えば、図7に示すユニットID「0011」を有する対話ユニット61において、応答候補「6時〜18時」が特定された場合、一つの分岐情報「0022」が選択される。S10の処理は選択部に対応する。
演算部21は、次に、選択した分岐情報が示す次の対話ユニットの要求、及び特定した応答候補を、通信部28にサーバ装置1へ送信させる(S11)。例えば、演算部21は、次の対話ユニットの要求として、分岐情報を通信部28に送信させる。S11の処理は要求部に対応する。サーバ装置1は、次の対話ユニットの要求及び特定した応答候補を通信部15で受信する(S12)。S12の処理は要求受信部に対応する。
演算部11は、次に、受信した応答候補に基づいて、分析結果情報133の内容に追加すべき追加情報を作成する(S13)。S13では、例えば、応答候補の内容が分析結果情報133の内容と異なっている場合に、演算部11は、応答候補の内容に応じた追加情報を作成し、作成した追加情報を分析結果情報133に付加する。図10は、追加情報を付加した分析結果情報133の内容の例を示す概念図である。「ライト状態」の項目についての分析結果が「ON」であったところ、応答候補が「OFF」を表していたので、「OFF」を表す追加情報が「ライト状態」の項目に付加されている。追加情報は分析結果情報133とは別に記憶されてもよく、追加情報に基づいて分析結果情報133が修正されてもよい。S13の処理は、クライアント装置2が実行してもよい。S13の処理は追加情報作成部に対応する。
演算部11は、次の対話ユニットが対話シナリオDB6に記録されているか否かを判定する(S14)。S14では、演算部11は、次の対話ユニットを示す分岐情報に相当するユニットIDを含んだ対話ユニットが対話シナリオDB6に記録されているか否かを判定する。次の対話ユニットが対話シナリオDB6に記録されている場合(S14:YES)、演算部11は、次の対話ユニットを通信部15にクライアント装置2へ送信させる(S15)。S15では、演算部11は、対話シナリオDB6に記録している複数の対話ユニット61,62,…の中から、次の対話ユニットを抽出し、抽出した対話ユニットを送信する。この際、抽出した対話ユニットが出力情報を含む対話ユニットである場合、演算部11は、撮影画像を対話ユニットに付加させる。S15の処理は第2送信部に対応する。
クライアント装置2は、対話ユニットを通信部28で受信する(S16)。S16の処理は第2受信部に対応する。演算部21は、次に、処理をS7へ戻して、受信した対話ユニットに含まれるメッセージを出力する。演算部21は、対話ユニットに出力情報が含まれている場合に、表示部25に、対話ユニットに付加された撮影画像を表示させる。対話システム100は、S7〜S16の処理を繰り返すことにより、メッセージの出力とユーザ5からの応答の受付とを繰り返す。
図11、図12及び図13は、対話シナリオに従った対話の例を示す模式図である。図11に示す例では、図7に示すユニットID「0011」を有する対話ユニット61に従って、対話システム100側のメッセージ「事故が起きたのは何時頃ですか?」が出力される。ユーザ5からの応答「23時過ぎだったと思います。」が取得される。ユーザ5からの応答に応じて、対話ユニット61に含まれる複数の応答候補の中から、応答候補「0時〜6時、18時〜24時、又は不明」が特定される。更に、分析結果情報133に応じて、対話ユニット61に含まれる複数の分析結果候補の中から、一つの分析結果候補が特定される。
図12は、分析結果候補「ライト状態:ON」が特定された場合の対話の例を示す。分析結果候補「ライト状態:ON」が特定された場合は、図7に示すユニットID「0011」を有する対話ユニット61に従って、特定された応答候補及び分析結果候補に関連付けられた分岐情報「0022」が選択される。分岐情報「0022」が示す、ユニットID「0022」を有する対話ユニット63が、サーバ装置1からクライアント装置2へ送信される。ユニットID「0022」を有する対話ユニット63に従って、対話システム100側のメッセージ「ライトは付けていましたよね?」が出力される。対話ユニット63は出力情報が含まれているので、メッセージと共に、付加された撮影画像71が出力される。
ユーザ5からの応答「はい。」に応じて、応答候補「YES」が特定される。分析結果情報133に応じて分析結果候補「車線:左」が特定された場合は、分岐情報「0041」が選択される。ユニットID「0041」を有する次の対話ユニット66に従って、メッセージ「走行していた車線は左車線で間違いありませんか?」が出力される。なお、ユーザ5からの「いいえ。」等の応答に応じて応答候補「NO」が特定された場合、特定された分析結果候補に応じて分岐情報「0043」又は「0044」が選択され、S13では、「NO」を表す追加情報が作成される。
図13は、分析結果候補「ライト状態:判別不能」が特定された場合の対話の例を示す。分析結果候補「ライト状態:判別不能」が特定された場合は、図7に示すユニットID「0011」を有する対話ユニット61に従って、特定された応答候補及び分析結果候補に関連付けられた分岐情報「0024」が選択される。分岐情報「0024」が示す、ユニットID「0024」を有する対話ユニット65が、サーバ装置1からクライアント装置2へ送信される。ユニットID「0024」を有する対話ユニット65に従って、対話システム100側のメッセージ「ライトは付けていましたか?」が出力される。対話ユニット65は出力情報が含まれていないので、撮影画像は出力されない。ユーザ5からの応答「はい。」に応じて、応答候補「YES」が特定され、分岐情報「0061」が選択される。ユニットID「0061」を有する次の対話ユニット67に従って、メッセージ「どの車線を走っていましたか?」が出力される。
このようにして、夫々の対話ユニット61,62,…に従ったメッセージが出力され、ユーザ5からの応答と分析結果情報133の内容とに応じて次の対話ユニットが選択され、対話システム100とユーザ5との対話が行われる。対話に応じて、分析結果情報133の内容を修正するための追加情報が作成される。分析結果情報133に含まれる夫々の項目について順次対話が行われ、夫々の項目についての追加情報が作成される。
S14において次の対話ユニットが対話シナリオDB6に記録されていない場合(S14:NO)、演算部11は、空の対話ユニットを通信部15にクライアント装置2へ送信させる(S17)。クライアント装置2は、空の対話ユニットを通信部28で受信する(S18)。空の対話ユニットを受信した場合に、演算部21は、処理を終了する。
S17の処理の後、演算部11は、追加情報を付加された分析結果情報133に基づいて、事故報告134を作成する(S19)。演算部11は、作成した事故報告134を記憶部13に記憶する。サーバ装置1は、事故報告134をクライアント装置2へ送信し、クライアント装置2は事故報告134を出力してもよい。S19の処理は、クライアント装置2が実行してもよい。S19の処理は事故報告作成部に対応する。S19が終了した後、演算部11は、処理を終了する。
図14は、事故報告134の内容例を示す概念図である。事故報告134には、複数の項目について、事故発生時の状況が記録されている。事故報告134の内容は、分析結果情報133及び追加情報に基づいた内容となっている。分析結果情報133の内容と異なる追加情報の無い項目については、分析結果情報133と同じ内容が事故報告134に記録される。分析結果情報133の内容と異なる追加情報がある項目については、追加情報の内容が事故報告134に記録される。このようにして、ユーザ5からの応答に応じて分析結果情報133を修正した内容が事故報告134に記録される。事故報告134には、分析結果情報133に含まれていない項目が含まれていてもよい。事故報告134には、撮影画像等の画像が含まれていてもよい。事故報告134を用いて、事故に関する種々の手続きが行われる。例えば、損害保険会社において、事故報告134を用いて、保険金支払いの審査が行われる。
以上詳述した如く、本実施形態においては、対話シナリオのデータ構造に従って、対話システム100とユーザ5との間で対話が行われる。ユーザ5の応答と分析結果情報133の内容とに応じて、対話の内容が変化し、分析結果情報133が表すユーザ5の状況に応じた対話が行われる。分析結果情報133の内容に関する応答が行われ、分析結果情報133及びユーザ5からの応答に基づいて、事故報告が作成される。ユーザ5がメッセージに対する応答を行っているだけで、事故報告が作成されるので、事故報告を作成するためのユーザ5の負担が大きく軽減される。
なお、本実施形態においては、必要な対話ユニットが決定する都度、サーバ装置1からクライアント装置2へ対話ユニットが逐一送信される処理を示したが、クライアント装置2が複数の対話ユニットを扱う処理が行われてもよい。例えば、サーバ装置1は複数の対話ユニット61,62,…の中の一部又は全部の複数の対話ユニットをクライアント装置2へ送信し、クライアント装置2は、複数の対話ユニットを記憶し、記憶している複数の対話ユニットの中から、分岐情報が示す次の対話ユニットを抽出してもよい。本実施形態においては、出力情報に従って出力されるコンテンツとして、撮影画像71を出力する形態を示したが、撮影画像71以外のコンテンツが出力されてもよい。例えば、状況データ371の一部又は分析結果情報133の一部が出力されてもよい。本実施形態においては、出力すべき撮影画像71を対話ユニットに付加して送信する形態を示したが、出力情報に従って出力されるべきコンテンツは、対話ユニットとは別に送信されてもよい。
また、本実施形態においては、事故に関連する車両30のユーザとクライアント装置2のユーザは同一であるとしたが、車両30のユーザとクライアント装置2のユーザは同一でなくてもよい。本実施形態においては、車両30に関連する事故について事故報告を作成する例を示したが、対話システム100はその他の事故についての事故報告を作成する形態であってもよい。例えば、対話システム100は、家屋、工場又は公共施設等の種々の施設内で発生する事故についての事故報告を作成する形態であってもよい。本実施形態においては、サーバ装置1及びクライアント装置2により対話のための処理を行う形態を示したが、サーバ装置1は、単独で対話のための処理を実行する形態であってもよい。
本発明は上述した実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。即ち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
1 サーバ装置
13 記憶部
131 コンピュータプログラム
133 分析結果情報
134 事故報告
2 クライアント装置
231 コンピュータプログラム
3 ドライブレコーダ
30 車両
371 状況データ
4 通信ネットワーク
5 ユーザ
61、62、63、64、65、66、67 対話ユニット
71 撮影画像

Claims (11)

  1. クライアント装置とサーバからなる対話システムで用いられる対話シナリオのデータ構造であって、
    対話シナリオを構成する対話ユニットを識別するユニットIDと、
    ユーザへのメッセージと、
    ユーザからの応答に対応する複数の応答候補と、
    ユーザの状況に関連するコンテンツを分析することにより得られる分析結果に対応する分析結果候補と、
    前記応答候補及び前記分析結果候補に関連付けられている複数の分岐情報であって、前記応答候補及び前記分析結果候補に応じたメッセージを含む次の対話ユニットを示す複数の分岐情報と、を含み、
    前記クライアント装置が、
    現在の対話ユニットに含まれるメッセージを出力し、
    前記メッセージに対するユーザからの応答を取得し、
    前記ユーザからの応答に基づいて前記応答候補を特定するとともに、取得されたユーザに関する分析結果情報に基づいて前記分析結果候補を特定し、
    当該特定された応答候補及び分析結果候補に基づいて1つの分岐情報を選択し、
    当該選択された分岐情報が示す次の対話ユニットをサーバから受信する
    処理に用いられる、対話シナリオのデータ構造。
  2. 前記対話ユニットは、分析結果の根拠となるコンテンツを出力すべき命令である出力情報を含む、
    請求項1に記載の対話シナリオのデータ構造。
  3. 前記クライアント装置が、前記特定された分析結果候補に関する質問を行うためのメッセージを含む対話ユニットを示す分岐情報を選択する
    処理に用いられる、請求項1又は2に記載の対話シナリオのデータ構造。
  4. クライアント装置と、サーバとを備える対話システムであって、
    前記サーバは、
    対話シナリオを構成する複数の対話ユニットを記憶する記憶部を有し、
    前記対話ユニットは、
    当該対話ユニットを識別するユニットIDと、
    ユーザへのメッセージと、
    ユーザからの応答に対応する複数の応答候補と、
    ユーザの状況に関連するコンテンツを分析することにより得られる分析結果に対応する分析結果候補と、
    前記応答候補及び前記分析結果候補に関連付けられている複数の分岐情報であって、前記応答候補及び前記分析結果候補に応じたメッセージを含む次の対話ユニットを示す複数の分岐情報と、を含み、
    前記サーバは、更に、
    ユーザに関する分析結果情報及び一の対話ユニットを前記クライアント装置へ送信する第1送信部を有し、
    前記クライアント装置は、
    受信した対話ユニットに含まれるメッセージを出力する出力部と、
    前記メッセージに対するユーザからの応答を取得する応答取得部と、
    前記ユーザからの応答に基づいて前記応答候補を特定するとともに、受信した分析結果情報に基づいて前記分析結果候補を特定する特定部と、
    当該特定された応答候補及び分析結果候補に基づいて1つの分岐情報を選択する選択部と、
    当該選択された分岐情報が示す次の対話ユニットの要求を前記サーバへ送信する要求部とを有し、
    前記サーバは、更に、
    受信した前記要求に対応する対話ユニットを前記クライアント装置へ送信する第2送信部を有する
    対話システム。
  5. 前記サーバは、更に、
    ユーザに係る状況に関するコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
    前記コンテンツを分析することによって前記分析結果情報を作成する分析結果作成部と、
    を有する、請求項4に記載の対話システム。
  6. 前記コンテンツ取得部は、ドライブレコーダに記録されたコンテンツを取得する、
    請求項5に記載の対話システム。
  7. 前記特定部は、前記分析結果情報の内容に合致する分析結果候補を特定し、
    前記分岐情報は、当該分岐情報を関連付けた分析結果候補に関する質問を行うためのメッセージを含む対話ユニットを示し、
    前記サーバ又は前記クライアント装置は、更に、
    前記ユーザからの応答に応じて、前記分析結果情報の内容に追加すべき追加情報を作成する追加情報作成部を有する
    請求項4乃至6のいずれか一つに記載の対話システム。
  8. 前記ユーザは発生した事故の当事者であり、
    前記分析結果情報は、前記事故の状況を分析した結果を表し、
    前記サーバ又は前記クライアント装置は、更に、
    前記分析結果情報及び前記追加情報に基づいて、前記事故の状況を記録した事故報告を作成する事故報告作成部を有する
    請求項7に記載の対話システム。
  9. 外部のクライアント装置を含む対話システムに含まれるサーバ装置であって、
    対話シナリオを構成する複数の対話ユニットを記憶する記憶部を備え、
    前記対話ユニットは、
    当該対話ユニットを識別するユニットIDと、
    ユーザへのメッセージと、
    ユーザからの応答に対応する複数の応答候補と、
    ユーザの状況に関連するコンテンツを分析することにより得られる分析結果に対応する分析結果候補と、
    前記応答候補及び前記分析結果候補に関連付けられている複数の分岐情報であって、前記応答候補及び前記分析結果候補に応じたメッセージを含む次の対話ユニットを示す複数の分岐情報と、を含み、
    更に、
    ユーザに関する分析結果情報及び一の対話ユニットを前記クライアント装置へ送信する第1送信部と、
    前記クライアント装置から次の対話ユニットの要求を受信する要求受信部と、
    受信した前記要求に対応する対話ユニットを前記クライアント装置へ送信する第2送信部と、
    を備えるサーバ装置。
  10. 外部のサーバを含む対話システムに含まれるクライアント装置であって、
    ユーザに関する分析結果情報と、対話シナリオを構成する対話ユニットとを前記サーバから受信する第1受信部を備え、
    前記対話ユニットは、
    当該対話ユニットを識別するユニットIDと、
    ユーザへのメッセージと、
    ユーザからの応答に対応する複数の応答候補と、
    ユーザの状況に関連するコンテンツを分析することにより得られる分析結果に対応する分析結果候補と、
    前記応答候補及び前記分析結果候補に関連付けられている複数の分岐情報であって、前記応答候補及び前記分析結果候補に応じたメッセージを含む次の対話ユニットを示す複数の分岐情報と、を含み、
    更に、
    受信した対話ユニットに含まれるメッセージを出力する出力部と、
    前記メッセージに対するユーザからの応答を取得する応答取得部と、
    前記ユーザからの応答に基づいて前記応答候補を特定するとともに、受信した分析結果情報に基づいて前記分析結果候補を特定する特定部と、
    当該特定された応答候補及び分析結果候補に基づいて1つの分岐情報を選択する選択部と、
    当該選択された分岐情報が示す次の対話ユニットの要求を前記サーバへ送信する要求部と、
    前記要求に対応する対話ユニットを前記サーバから受信する第2受信部と、
    を備えるクライアント装置。
  11. ユーザに関する分析結果情報を取得し、
    対話ユニットに含まれるメッセージを出力し、
    前記メッセージに対する前記ユーザの応答を取得し、
    前記対話ユニットに続く候補の複数の対話ユニットから、取得した前記分析結果情報及び前記ユーザの応答に応じて、一の対話ユニットを選択する
    処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
JP2019180192A 2019-09-30 2019-09-30 対話シナリオのデータ構造、対話システム、サーバ装置、クライアント装置、及びコンピュータプログラム Active JP6690767B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019180192A JP6690767B1 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 対話シナリオのデータ構造、対話システム、サーバ装置、クライアント装置、及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019180192A JP6690767B1 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 対話シナリオのデータ構造、対話システム、サーバ装置、クライアント装置、及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6690767B1 true JP6690767B1 (ja) 2020-04-28
JP2021056844A JP2021056844A (ja) 2021-04-08

Family

ID=70413803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019180192A Active JP6690767B1 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 対話シナリオのデータ構造、対話システム、サーバ装置、クライアント装置、及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6690767B1 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002133117A (ja) * 2000-10-19 2002-05-10 Hirofumi Kawahara 自動車保険システム、自動車保険センターおよび自動車
JP6448950B2 (ja) * 2014-08-20 2019-01-09 シャープ株式会社 音声対話装置及び電子機器
JP6621593B2 (ja) * 2015-04-15 2019-12-18 シャープ株式会社 対話装置、対話システム、及び対話装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021056844A (ja) 2021-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2848995C (en) A computing platform for development and deployment of sensor-driven vehicle telemetry applications and services
US12002364B1 (en) Facial recognition technology for improving driver safety
US9129164B2 (en) Vehicle driver assist system
JP2020504856A (ja) 画像に基づく車両損傷判定方法、装置および電子デバイス
US20200327179A1 (en) Information providing system, information providing apparatus, and information providing method
CN110782625A (zh) 乘车安全报警方法、装置、电子设备及存储介质
CN111415336B (zh) 一种图像篡改识别方法、装置、服务器及存储介质
US20230205228A1 (en) Workflow management system
JP2021111273A (ja) 学習モデルの生成方法、プログラム及び情報処理装置
US20120242860A1 (en) Arrangement and method relating to audio recognition
CN117678017A (zh) 用于场景-感知音频-视频表示的方法和系统
US20220270378A1 (en) Lost item detection system, lost item detection apparatus, and computer readable recording medium
CN109017614A (zh) 意识支持装置和意识支持方法
CN114495364A (zh) 自助租车方法、装置、电子设备和可读存储介质
JP6690767B1 (ja) 対話シナリオのデータ構造、対話システム、サーバ装置、クライアント装置、及びコンピュータプログラム
CN111325160A (zh) 用于生成信息的方法和装置
CN111401423A (zh) 用于自动驾驶车辆的数据处理方法和装置
US20220036381A1 (en) Data disclosure device, data disclosure method, and program
JP2022519026A (ja) ノイズの多いマルチモーダルデータから関心地点についての最適な輸送サービスの場所を自動的に決定する方法
CN111344692A (zh) 信息处理装置、信息处理方法和程序
JP2020013382A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US20230290184A1 (en) Device, method and system for providing a notification of a distinguishing activity
FR3079924A1 (fr) Suivi par geolocalisation
CN117121406A (zh) 通过修改音频和视频接口广播情境信息
US20200219412A1 (en) System and method for sensor fusion from a plurality of sensors and determination of a responsive action

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190930

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190930

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20191008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6690767

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150