JP6686596B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP6686596B2
JP6686596B2 JP2016059788A JP2016059788A JP6686596B2 JP 6686596 B2 JP6686596 B2 JP 6686596B2 JP 2016059788 A JP2016059788 A JP 2016059788A JP 2016059788 A JP2016059788 A JP 2016059788A JP 6686596 B2 JP6686596 B2 JP 6686596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
surface portion
air outlet
impeller
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016059788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017172470A (ja
Inventor
和馬 細田
和馬 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2016059788A priority Critical patent/JP6686596B2/ja
Publication of JP2017172470A publication Critical patent/JP2017172470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6686596B2 publication Critical patent/JP6686596B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、送風機としてシロッコファンを備えた空気調和機に関する。
ダクト型空気調和機の室内機200は、図3に示すように、建屋天井面300と室内天井面400との間に、吊下げボルト500によって吊下げ状態で設置される。この室内機200は、室外に設置された図示しない室外機に対して、冷媒配管、電源線及び制御線で接続されており、その室内機200の筐体210の空気吸込口212aに吸込ダクト600の一端が取り付けられ、空気吹出口211aに吹出ダクト700の一端が取り付けられている。そして、吸込ダクト600の他端は室内天井面400に取り付けられた吸込グリル410に接続され、吹出ダクト700の他端は室内天井面400に取り付けられた吹出グリル420に接続されている。
室内機200の筐体210は横長の直方体形状であり、図4、図5に示すように、背面の空気吸込口212aを囲むダクト取付枠212、正面の空気吹出口211aを囲むダクト取付枠211、左側面板213、右側面板214、天面板215、及び底面板216を有する。
筐体210の内部には、仕切板217によって、空気吸込口212aの側に送風機室218が形成され、空気吹出口211aの側に熱交換器室219が形成されている。そして、送風機室218内には2台のシロッコファン220が並列に配置され、熱交換器室219内には側面視でく字形状(図3参照)に組み合わされた2枚の熱交換部からなる熱交換器230が配置されている。
シロッコファン220は、図6に示すように、モータ240の回転軸241に結合された羽根車221と、羽根車221を収容しその羽根車221から吹き出される空気を周回させてディフューザ部222aの先端の空気吹出口222a1から吹き出すケーシング222とで形成されている。そして、シロッコファン220は、ケーシング222の大部分が送風機室218内に位置し、ディフューザ部222aの先端の空気吹出口222a1が、仕切板217に形成された開口217aから熱交換器室219に突出するように、配置されている。
図7にシロッコファン220の側面を示し、図8に正面を示す。ケーシング222は、羽根車221に空気を吸い込む空気吸込口222bが両側面222hに形成され、羽根車221によって送り出された空気を吹き出す空気吹出口222a1にガイドするディフューザ部222aが正面部分に形成されている。
そして、このディフューザ部222aの先端の空気吹出口222a1の近くの下面部222cの両側には上向きの分流板222dが形成され、上面部222eの両側には下向きの分流板222fが形成されている。さらに、ディフューザ部222aの下面部222cの奥端には、空気流に渦が発生することを防止するための舌部222gが形成されている。
上記した分流板222dと分流板222fは、空気吹出口222a1から吹き出される空気を横外方向に広げるようガイドして、熱交換器230の横幅方向の全範囲に空気が吹き付けられるようにするためのものであるが、空気の横方向への広がりが十分ではない場合があった。
そこで、ディフューザ部222aの横幅を空気吹出口222a1に近づくほど大きくなるように設定して、空気吹出口222a1から吹き出される空気を横方向に広げる特許文献1に記載の手法を採用することが考えられる。
特開2006−152936号公報
しかしながら、ディフューザ部222aの空気吹出口222a1の横幅を広げると、空気吹出口222a1の面積が大きくなるため空気流の速度が低下し、予め設定した単位時間当たりの吹出量の空気を生成することができなくなるので、羽根車をより高い能力のものに変更する必要が生じる。
本発明の目的は、吹出空気を横方向に広げることができるようにしても、羽根車を別の能力の羽根車に変更する必要がないようにしたシロッコファンを備えた空気調和機を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、回転軸方向から吸入した空気を径方向に吹き出す羽根車と、該羽根車を内部に収容し、側面に形成されている空気吸込口から前記羽根車によって吸い込まれた空気を前記羽根車の周りに周回させてディフューザ部の先端に位置する空気吹出口から外部に吹き出すケーシングとを有し、前記空気吹出口から吹き出される単位時間当たりの空気吹出量が所定値に設定されているシロッコファンを備えた空気調和機において、前記ディフューザ部は、前記空気吹出口に連続するよう下面部と左側面部と右側面部と上面部とで囲まれた断面矩形状に形成され、前記下面部は、前記下面部の奥端に形成された舌部から前記空気吹出口にかけて、前記舌部から前記空気吹出口に吹き出される空気流を前記上面部の方向に向かわせるような斜面に形成され、且つ、前記ディフューザ部は、前記下面部の前記左側面部側に上向きで左向きに開いた第1分流板を、前記下面部の前記右側面部側に上向きで右向きに開いた第2分流板を、前記上面部の前記左側面部側に下向きで左向きに開いた第3分流板を、前記上面部の前記右側面部側に下向きで右向きに開いた第4分流板を、それぞれ備えていることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の空気調和機において、前記空気吹出口の上下間隔は、前記ディフューザ部の奥部の上下間隔より小さく設定されていることを特徴とする。

請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の空気調和機において、前記ディフューザ部は、前記奥部から前記空気吹出口にかけて、内部の上下間隔が徐々に小さくなるよう設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、ディフューザ部の下面部が、舌部から空気吹出口にかけて、空気吹出口に吹き出される空気流を上面部の方向に向かわせるような斜面に形成されているので、空気吹出口の上下間隔が狭くなる。このとき、ディフューザ部の下面部を流れる空気流は低速であるので、そこに斜面を形成してもその空気流の速度に大きな影響を与えることはない。そして、空気吹出口の上下間隔を狭くした分に対応して空気吹出口の左右間隔を広くすることができる。このため、空気吹出口から吹き出される空気の単位時間当たりの吹出量を変更することなく吹出空気を横方向に広げることができ、羽根車を別の能力のものに変更する必要はない。
本発明の実施例のシロッコファンの側面図である。 図1のシロッコファンの正面図である。 従来のダクト型空気調和機の室内機の取付説明図である。 従来の室内機の斜視図である。 従来の室内機の天面板を取り外した状態の斜視図である。 従来の室内機の天面板を取り外した状態の平面図である。 従来のシロッコファンの側面図である。 従来のシロッコファンの正面図である。
図1に本発明の1つの実施例のシロッコファン100を示す。シロッコファン100は、モータの回転軸241に結合された羽根車10と、羽根車10を収容しその羽根車10から吹き出される空気を羽根車10の周りに周回させて空気吹出口21から吹き出す渦巻き形状のケーシング20とで形成されている。ケーシング20は、羽根車10に空気を吸い込む空気吸込口22が両側の側面板23に形成され、羽根車10によって送り出された空気を吹き出す空気吹出口21にガイドするディフューザ部24が正面部分に形成されている。
そして、このディフューザ部24の下面部24aにおける空気吹出口21の近くには、左側面部24bの近くに上向きで且つ左向きに開いた分流板25aが形成され、下面部24aにおける右側面部24bの近くに上向きで且つ右向きに開いた分流板25bが形成されている。また、ディフューザ部24の上面部24dにおける空気吹出口21の近くには、左側面部24bの近くに下向きで且つ左向きに開いた分流板26aが形成され、上面部24dにおける右側面部24bの近くに下向きで且つ右向きに開いた分流板26bが形成されている。さらに、ディフューザ部24の下面部24aの奥端には、空気流に渦が発生することを防止するための舌部24a1が形成されている。
ディフューザ部24の下面部24a、左側面部24b、右側面部24c、及び上面部24dは、奥部24eから空気吹出口21に続く内部形状の断面が矩形となるように形成されている。そして、その下面部24aは、ディフューザ部24の奥部24e、つまり舌部24a1から空気吹出口21にかけて、その奥部24eから空気吹出口21に送る吹出空気の流れを前記上面部24dの方向に向かわせるような斜面に形成されている。
このため、空気吹出口21の上下間隔L1は奥部24eの上下間隔L2よりも短くなっている。そして、奥部24eから空気吹出口21にかけて、その内部の上下間隔が徐々に小さくなっている。羽根車10からケーシング20の空気吹出口21に吹き出される空気流は、上面部24dの下面が最も高速で下面部24aの上面が最も低速であるため、その下面部24aを上記したような斜面に設定したときであっても、その空気流に対する影響は小さい。
そして本実施例では、空気吹出口21の上下間隔L1を小さくすると同時に、その空気吹出口21の左右間隔L3を大きくして、空気吹出口21の面積(L1×L3)に変動が生じないようにする。このように、空気吹出口21の面積が変化しないようにすると、吹出空気流の単位時間当たりの吹出量が変化せず、羽根車10の負荷が設定値から変動するおそれはない。
以上から、本実施例のシロッコファン100によれば、空気吹出口21から吹き出される空気量に大きな変動を与えることなく、吹出空気を横方向に広げることが可能となる。
100:シロッコファン
10:羽根車
20:ケーシング、21:空気吹出口、22:空気吸込口、23:側面板、24:ディフューザ部、24a:下面部、24a1:舌部、24b:左側面部、24c:右側面部、24d:上面部、24e:奥部、25a,25b:分流板、26:分流板

Claims (3)

  1. 回転軸方向から吸入した空気を径方向に吹き出す羽根車と、該羽根車を内部に収容し、側面に形成されている空気吸込口から前記羽根車によって吸い込まれた空気を前記羽根車の周りに周回させてディフューザ部の先端に位置する空気吹出口から外部に吹き出すケーシングとを有し、前記空気吹出口から吹き出される単位時間当たりの空気吹出量が所定値に設定されているシロッコファンを備えた空気調和機において、
    前記ディフューザ部は、前記空気吹出口に連続するよう下面部と左側面部と右側面部と上面部とで囲まれた断面矩形状に形成され、前記下面部は、前記下面部の奥端に形成された舌部から前記空気吹出口にかけて、前記舌部から前記空気吹出口に吹き出される空気流を前記上面部の方向に向かわせるような斜面に形成され
    且つ、前記ディフューザ部は、前記下面部の前記左側面部側に上向きで左向きに開いた第1分流板を、前記下面部の前記右側面部側に上向きで右向きに開いた第2分流板を、前記上面部の前記左側面部側に下向きで左向きに開いた第3分流板を、前記上面部の前記右側面部側に下向きで右向きに開いた第4分流板を、それぞれ備えていることを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、
    前記空気吹出口の上下間隔は、前記ディフューザ部の奥部の上下間隔より小さく設定されていることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項2に記載の空気調和機において、
    前記ディフューザ部は、前記奥部から前記空気吹出口にかけて、内部の上下間隔が徐々に小さくなるよう設定されていることを特徴とする空気調和機。

JP2016059788A 2016-03-24 2016-03-24 空気調和機 Active JP6686596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016059788A JP6686596B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016059788A JP6686596B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017172470A JP2017172470A (ja) 2017-09-28
JP6686596B2 true JP6686596B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=59970717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016059788A Active JP6686596B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6686596B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57121800U (ja) * 1981-01-26 1982-07-29
JPS59152308U (ja) * 1983-03-31 1984-10-12 株式会社東芝 天井埋込形空気調和機
JPH09242696A (ja) * 1996-03-11 1997-09-16 Denso Corp 遠心送風機
JP3488126B2 (ja) * 1999-03-30 2004-01-19 松下エコシステムズ株式会社 エアカ−テン
JP5186166B2 (ja) * 2007-10-01 2013-04-17 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
JP2009270778A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Hitachi Appliances Inc 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017172470A (ja) 2017-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7604043B2 (en) Air conditioner
JP6578907B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP5030602B2 (ja) 空気調和機
KR101717344B1 (ko) 공기조화기의 실외기
JP6561497B2 (ja) 空気調和機
JP5720600B2 (ja) 室内機
JPWO2019016982A1 (ja) 空気調和機
JP6139669B2 (ja) 空気調和機
JP6429204B2 (ja) 空気調和機
JP6508465B2 (ja) ダクト型空気調和機
JP6079354B2 (ja) 空気調和機
KR100826028B1 (ko) 공기 조화기
KR100714591B1 (ko) 액자형 공기조화기용 실내기
JP6686596B2 (ja) 空気調和機
JP2013249994A (ja) 天井埋込ダクト型室内ユニット
JP5860752B2 (ja) 空気調和機
JP2016161159A (ja) 空気調和機
KR101901303B1 (ko) 공기조화기
JP2016188578A (ja) 送風装置
JP6682966B2 (ja) 空気調和機
JP6648593B2 (ja) 空気調和機
JP6455225B2 (ja) 空気調和機
JP2016132991A (ja) 送風装置
JP2016099034A (ja) 空気調和装置、空気調和装置の調整方法及び空気調和設備の製造方法
JP2706383B2 (ja) 天井埋込形空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200316

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6686596

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151