JP6686045B2 - 管楽器用サウンドデフレクタ - Google Patents

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Description

本発明は、サクソフォーンなどの管楽器用のサウンドデフレクタに関し、詳細には、このようなサウンドデフレクタを取り付けるためのデバイスに関する。
サウンドデフレクタは、音を偏向して演奏者に戻すために楽器、詳細にはサクソフォーン又はトランペットなどの金管楽器を演奏する際に用いられ、演奏者は、オーケストラ又はバンドでの演奏中に自身の音を良好に聞くことができる。
サウンドデフレクタは市販されており、例えば、図6に示すようなサクソフォーン用のいわゆる「プローガー(Ploeger)サウンドミラー」である。これは、ばねクランプによって楽器ベルの下縁部に締結されるプラスチック製のクランプを含み、締結具は、できるだけベルの縁部の近くに配置されることになる。直線状ロッドはクランプに締結されており、その端部にはサウンドレフレクタが配置される。直線状ロッドは、クランプ上で位置を調節することができ、クランプとサウンドリフレクタとの間の距離は可変である。別のサウンドレフレクタは、ベル上に長方形プレートによって締結することができ、これは、ベル開口部の全直径に広がる。さらの公知のサウンドレフレクタは、楽器とは無関係に譜面台又は他の物体上に締結されることが意図されている。
本発明の目的は、楽器への取り付けを改善することができる、管楽器用のサウンドデフレクタを提供することである。
この目的は、請求項1によるサウンドデフレクタによって達成される。
サウンドデフレクタ面及びこれを管楽器のベルの縁部に取り付けるためのデバイスを有するサウンドデフレクタが開示される。本発明によれば、デフレクタ面を取り付けるためのデバイスは、下側部分及び上側部分を有し、これらはベルの内側又は外側にそれぞれ締結及び固定できる。上側部分及び下側部分は、ヒンジにより互いに接続される。本発明によれば、下側部分及び上側部分の各々は、少なくとも2つのナブ又は突起要素を有する。上側部分及び下側部分が一緒にされる場合、上側部分のナブの中心及び下側部分のナブの中心の各々は、互いに対して横方向にオフセットして配置される。サウンドデフレクタ面は、上側部分及び/又は下側部分に枢動可能に接続される。さらに、上側部分のナブ及び下側部分のナブは円形縁部を有する。
本発明によるサウンドデフレクタは、詳細には、様々な形状のベル縁部を有する楽器への締結を可能にする。取り付けデバイスの上側部分のナブの中心及び下側部分のナブの中心の互いに対する横方向のオフセット配置は、ベルの様々な曲率及び様々な厚さ、並びにベル縁部の様々な形状を有する楽器ベルへのサウンドデフレクタのクランプ締結を可能にする。本発明によるサウンドデフレクタは、サクソフォーン、トランペット、チューバ、又は他の管楽器に、又は例えば譜面台に使用できるので、普遍的に使用可能である。クランプデバイスのナブの配置により、ベルに対するクランプデバイスの最適な適用が実現し、ベルに上側部分及び下側部分を固定するために僅かな力の付与が必要とされる。従って、過度の締結固定に起因する加圧点によるベルの損傷が阻止される。
各々のナブの円形縁部は、楽器のベル上の加圧点の回避に更に貢献する。
1つの実施形態において、デフレクタ面は、上側部分及び下側部分と同じヒンジ上に枢動可能に締結される。これは、片手だけでデフレクタ面を簡単かつ迅速に配列するのを可能にする。
従って、デフレクタ面は、クランプ取り付けによって締結するために用いられるヒンジにより上側部分及び下側部分に直接接続される。従って、取り付け手段は、少数の要素及び小型てこ装置を有し、小型、軽量、コンパクトに具現化される。総合的に、これによって演奏中でもデバイスの単純な操作が可能になる。
1つの実施形態において、ナブはゴムを含む。このことは、楽器ベルの輪郭に対するナブの最適な適用を可能にし、ベルをクランプ圧による損傷から更に保護する。
1つの具体的な実施形態において、上側部分及び下側部分の各々は3つのナブを有し、これらは上側部分又は下側部分にそれぞれ均一に分配され、上側部分及び下側部分が一緒にされてベル縁部に静止する場合に互いに押し付け合い、ベル縁部はその間に位置する。この実施形態は、高い安定性の締結をもたらす。
更なる実施形態において、上側部分及び下側部分の各々は、円形の、平坦な形状を有し、その上にナブが分配される。この実施形態において、ナブによるベル縁部のエンクロージャは、1組の歯のものと類似しており、その上側の歯の中心及び下側の歯の中心は、互いに対して横方向にオフセットして配置される。
1つの実施形態において、取り付けデバイスの上側部分及び下側部分は、一方の部分が他方の部分を越えるように異なる長さで形成される。下側部分及び上側部分の各々は2つのナブを有し、これらの各々は、ヒンジに背を向けて各部分の外側端に配置される。
1つの実施形態において、ヒンジは、ねじにより固定可能である。従って、上側部分及び下側部分に対するデフレクタ面の接続強度を適合させることができる。
1つの実施形態において、取り付けデバイスのヒンジとヒンジに最も近いナブとの間に隙間が存在する。管楽器が縁部にビードを有する場合、結果的にビードはこの隙間に置くことができる。
1つの変形形態では、サウンドデフレクタの取り付け手段は、固定用の着脱可能なねじ締結具を有する。代替的な実施形態において、サウンドデフレクタの取り付け手段は、固定用のばねを有する。
本発明によれば、サウンドデフレクタは、上述の実施形態のうちの1つ、さらに組み合わされた複数の特徴部を有することができる。
本発明の更なる利点は以下の説明から得られ、ここでは、本発明は概略図に示される例示的な実施形態に基づいてより詳細に説明される。
サクソフォーン演奏者が使用中の本発明によるサウンドデフレクタを示す。 サウンドデフレクタの概略的な斜視図である。 図2aのサウンドデフレクタの側面図である。 サウンドデフレクタを管楽器のベル縁部上に取り付けるためのデバイスを示し、サウンドデフレクタを取り付けるための閉鎖デバイスの側面図である。 サウンドデフレクタを管楽器のベル縁部上に取り付けるためのデバイスを示し、図2aのIIIb−IIIbに沿った閉鎖デバイスの断面図である。 サウンドデフレクタを管楽器のベル縁部上に取り付けるためのデバイスを示し、開放デバイスの断面図である。 サウンドデフレクタを管楽器のベル縁部上に取り付けるためのデバイスを示し、ベル縁部上に配置された閉鎖デバイスの断面図である。 個々の部品としての図2bのデバイスの上側部分及び下側部分を示す斜視図である。 図2bからのヒンジ部を有する上側部分の下方からの斜視図である。 図2bからのヒンジ部を有する下側部分の上方からの斜視図である。 図2bからの下側部分の平面図である。 図2bからのデバイスのヒンジの断面での斜視図である。 従来技術によるサウンドレフレクタを示す。 本発明によるサウンドデフレクタの取り付けデバイスの更なる実施形態を示し、下側部分の斜視図である。 本発明によるサウンドデフレクタの取り付けデバイスの更なる実施形態を示し、上側部分の斜視図である。 本発明によるサウンドデフレクタの取り付けデバイスの更なる実施形態を示し、接続部分及びデフレクタ面の部分を有する取り付けデバイスの側面図である。 ヒンジとサウンドデフレクタ面との間の接続部分の更なる実施形態の斜視図である。 図7a〜cからの保持デバイス、詳細には、固定ねじを有するヒンジの更なる実施形態の断面での斜視図である。
明示的に述べられていない限り、各図において同じ参照符号は同じ要素に用いられており、最初の説明は全図に関連するものである。
図1は、管楽器、例えば、サクソフォーンSに締結される本発明によるサウンドデフレクタ1を示す。デフレクタ1は、例えばプラスチックで作製されたデフレクタ面又はプレート2を有し、これは、楽器のベル縁部S’にデフレクタ面2を取り付けるためのデバイス3によりクランプすることによって締結及び固定することができる。デバイスは、この目的のために2つの部分5及び6を有し、これらはヒンジ4によって互いに接続される。デフレクタ面2は、手動でヒンジ軸4の周りでデフレクタ面2を枢動させることでベル縁部S’に対する角度配列を設定することができる。従って、演奏家は、演奏中に片手を使ってサウンドデフレクタの角度配列を調節することもできる。サウンドデフレクタ1は、特に保持デバイス3のコンパクトな実施形態によって特徴付けされる。クランプデバイスのヒンジ機能及びデフレクタ面2の角度配列を変えるためのヒンジ機能の両機能は、同じ要素3に一体化されている。
図2a及び図2bは、サウンドデフレクタ1、特に取り付け部3を詳細に示す。デバイス3は、上側部分5及び下側部分6すなわち顎部5、6を有し、これらはヒンジ4によって互いに接続される。ヒンジ4の2つの部分5及び6、並びにデフレクタプレート2のための接続要素18(図5に詳細に示され、その説明において明らかにされる)は、ねじ7又は他の適切なヒンジピンによって共に保持される。上側部分5及び下側部分6は、このヒンジ4によって個別に折り畳んで、管楽器のベルS’の縁部の周囲に適用することができる。この場合、上側部分5はベルS’の内側に適用され、下側部分6は外側に適用される。2つの部分5、6は、ヒンジ4によりこれらを一緒にして、例えば、固定ねじ8及びナット8’によりクランプすることでこれらを締結することによって、ベルに締結及び固定することができる。この場合、2つの部分5、6は、別の方式で、例えば、圧縮ばね、ねじりばね、又は引張ばねによって固定することもできる。
図3a〜図3dは、締結デバイス3の実施形態を詳細に示す。突起要素すなわちナブ(nub)9a及び10aは、上側部分5に配置されて下側部分6に向かって延びており、一方で、下側部分6は、上側部分に向かって延びる突起要素9b及び10bを有する。詳細には、上側部分及び下側部分の突起要素9a、9b及び突起要素10a、10bは、互いに反対側に配置されるがオフセットしている。このことは、上側部分の要素9a及び要素10aの各々の中心が、下側部分の要素9b及び要素10bの各々の中心に対して横方向にオフセットして配置されることを意味する。歯のセットは、上側部分5及び下側部分6を一緒にした場合にもたらされる。このことは、要素9a及び9bが互いに中心で突き当たるのではなく横方向に変位することを意味する。このことは、要素10a及び10bにも同様に当てはまる。相対的な横変位により、ベルを安定的に保持することができ、このことはベルの曲率に無関係である。加えて、要素9a、9b、10a、10bは、詳細には図3cで特徴付けされるように、円形縁部9’、10’によってさらに特徴付けされる。この円形縁部は、ベルの湾曲形状に対する締結デバイス3の適合精度を高める。
楽器の厚くなったベル縁部S’の位置付けに用いられる隙間Fは、クランプデバイス3のヒンジ4と、ヒンジ4に最も近接して設けられる最も奥の突起要素9a、9bとの間に組み込まれる。図示の実施例では、隙間Fは、固定ねじ8と、最も奥の突起要素9a及び9bとの間の領域に組み込まれる。隙間Fは、例えば、要素9b及び9a上の凹部、又は要素上の対応する側面によって具現化される。デバイスがベル縁部S’上に締結される場合、ベル縁部S’のビードS”は、図3dに示すように損傷を受けることなく隙間Fに静止する。
ヒンジから離れた外側要素10a及び10bは、歯セットの切歯に似ており(このことは、上側部分の要素10aの中心が、下側部分の要素10bの中心に対して横方向にオフセットしていることを意味する)、上側部分5の要素10aを下側部分6の要素10bに比べて更に外側に配置することでオフセットして配置される。上側部分5及び下側部分6が一緒にされると、突起要素はその円形縁部の領域に接触する。このオフセット配置は縁部9’、10’の丸み付けと共に、図3dに示すように、湾曲ベルS’の位置付けを可能にする。詳細には、オフセット配置により、例えば、トランペット、サクソフォーン、チューバなどのように異なる形状のベルに普遍的に使用することができる。
図3aはコイルばね13をさらに示す。このばね13は、上側部分5及び下側部分6がばね張力によってそれ自身が開くので締結デバイスの取り付けをさらに容易にし、回転ノブ14によって固定ねじ8を作動させることだけが必要となる。
図4a〜図4dは、半円形の上側部分5及び下側部分6を有するサウンドデフレクタの取り付けデバイスの実施形態を示し、内側突起要素9a及び9bの各々は2つ具現化され、突起要素10a及び10bの各々は部分5、6の外側端で1つ具現化される。図4a〜図4dによるクランプデバイスの実施形態は、合計3つの加圧点を有するので、安定性に関して最適化された、デバイスのバランスのとれた位置決めがもたらされる。上側部分5又は下側部分6のヒンジ4のそれぞれのヒンジ部4a及び4bだけが示されている。さらに、固定ねじ8の開口部15が示されている。
図4cによれば、下側部分6は、例えば、図4bの上側部分5の対応する凹部16’に案内される2つのピン16をさらに有する。ピン16及び凹部16’は、図3aに示される2つのばね13を案内するために用いられる。
上側部分に2つのナブ及び下側部分に2つのナブだけを有する締結デバイス3を組み込むこともできる。また、これは所望の締結機能を可能にする。
図5は、それぞれ上側部分5又は下側部分6のヒンジ部4a及び4b、並びに取り付け部19のヒンジ部4cを有するヒンジ4を示し、これらは、ヒンジピンの機能を有するねじ7及びボルト7’を用いて一緒に保持される。ヒンジアイ17を有する更なるヒンジは、ヒンジ部4cの間に移動可能に位置決めされ、ヒンジアイ17は、図4bに示すように上側部分5の一部である。デフレクタ面又はプレート2の接続要素18は、ヒンジ部4cに接続される。この目的のために、接続要素18は、例えば、デフレクタ面2を挿入することができる開口部20を含む取り付け部19を有する。ヒンジ4における接続部18の可動性、従ってデフレクタプレート2に関する取り付け強さは、ヒンジピンとしても用いられるねじ接続部7、7’を締め付けること又は緩めることによって変えることができる。
図7a〜図7c及び8a〜図8bは、本発明によるサウンドデフレクタの更なる実施形態を示し、先の図面に示すような取り付けデバイス3の代わりに、管楽器又は譜面台にデフレクタ面を取り付けるためのデバイス30を有する。この更なる実施形態の基本原理は、図1〜図5と同じであり、つまり管楽器(又は譜面台)の縁部に適用されるナブ51又は61をそれぞれ用いる上側部分50及び下側部分60と、ヒンジ40とによるクランプ締結である。この場合も同様に、サウンドデフレクタは、取り付け部19及び接続部180によってこのヒンジ40に接続される。図7aは、下側部分60の一方の端部に、好ましくはその長手方向軸線に対して対称的に配置された2つのナブ61を有する下側部分60を示す。管楽器にクランプデバイス30を締結する間に、これらのナブ61はベルS’の外側に静止する(図7cを参照されたい)。2つのヒンジ部62は、ナブ61の反対側の下側部分60の他端に配置される。下側部分60は、2つのピン16及び開口部15をさらに有し、これらは、図2〜図5のデバイスにおけるピン16及び中央に配置された開口部15と同じ機能を想定している。
図7bは、上側部分50の一方の端部に、同様に好ましくはその長手方向軸線に対して対称的に配置された2つのナブ51を有する上側部分50を示す。管楽器に締結する間に、これらのナブ51はベルS’の内面に静止する。2つのヒンジ部52は、ナブ51の反対側の上側部分50の端部に配置される。上側部分50は、中央に配置された開口部15及び2つの開口部16’をさらに有し、これらは、上側部分及び下側部分が一緒にされる際に、図7aの下側部分のピン16を受け入れる。下側部分60及び上側部分50の開口部15は、図3a〜図3dに同様に開示するように固定ねじ8を受け入れるために用いられる。本発明の1つの実施形態において、上側部分50及び下側部分60の長さは同じではなく、図示の例示的な実施形態において、下側部分60は、図7cの側面図に示すように上側部分50よりも長い。上側部分50及び下側部分60が一緒にされて、管楽器のベル縁部S’にクランプすることによって締結される場合、結果として下側部分60は2つのナブ61でもってベルSの外側に静止し、一方で、ナブ51でもってベルS’の内側に静止し、ナブ51はナブ61よりもビードS”を有するベルの縁部の近くに位置する。隙間Fは、上側部分50のヒンジ40とナブ51との間、詳細には固定ねじ8とナブ51との間でビードS”を受け入れることができる十分な大きさで組み込まれる。上側部分50並びに下側部分60の各々の両者は、その外側端に2つのナブを有するので、4つの加圧点がベル表面にもたらされ、これによりサウンドデフレクタは、管楽器のベル上に安定して取り付けられる。ボルト70’を有するねじ70は、この場合も同様に、保持デバイス30のヒンジ40を固定するために用いられる。ヒンジ40は、接続部180に接続され、次に、サウンドデフレクタ面2の取り付け部19に接続される。
図8a及び8bは、保持デバイス30のヒンジとサウンドデフレクタ面2の取り付け部19との間の接続部180の更なる実施形態を示す。本実施形態において、接続部180は、1つのヒンジアイ181だけを有するが、対照的に図5の実施形態は、2つのヒンジ部4cを有する。ヒンジアイ181は、上側部分50と協働する2つのヒンジ部52の間に配置される。この場合、上側部分50のヒンジ部52は、ねじ70の頭部の下側71を押圧するが、下側部分60の一方のヒンジ部62は、ねじ70の頭部の側面72を押圧する。従って、ヒンジアイ181は、ねじ70の頭部を押圧せず、むしろねじ70のヘッドからヒンジ部52によって離間して配置される。デフレクタ面2の接続部180を枢動してデフレクタ面2の角度配列を調節する場合、ヒンジアイ181がねじ70の頭部を押圧しないので、ねじ70は移動しない。従って、ねじ接続部70、70’は、デフレクタ面が移動する場合でも固定されたままであり、クランプデバイス30の望ましくない緩みが阻止される。
もしくは、下側部分のヒンジ部は、上側部分のヒンジ部の間に配置することもでき、接続部180のヒンジアイ181は、下側部分のヒンジ部を押圧することになる。ねじ接続部70、70’の望ましくない緩み同様に阻止されることになる。
管楽器にデフレクタ面を取り付けるためのデバイス30は、ピン16のうちの1つの上に配置されたばね130をさらに有する。もしくは、当該ばねは、固定ねじ80上に置くこともできる。また、ばね13は、図2〜図6のデバイス内の固定ねじ8上に配置することができる。
図7及び図8に示すようなヒンジ40の実施形態、及びねじ70を有する接続部180の実施形態は、図2〜図5の上側部分及び下側部分に適用することもできる。
1 サウンドデフレクタ
2 デフレクタ面、デフレクタプレート
3、30 締結デバイス
4、40 ヒンジ
4a、4b、c ヒンジ部
5、50 締結デバイスの上側部分
51、61 ナブ
52、62 ヒンジ部
6、60 締結デバイスの下側部分
7、70 ヒンジ中のねじ
7’、70’ ボルト
8 固定ねじ
8’ ナット
9a、9b ナブ
10a、10b ナブ
9’、10’ 円形縁部
11 凹部
12 凹部
13 コイルばね
14 回転ノブ
15 開口部
16 ピン
16’ 凹部
17、181 ヒンジアイ
18、180 接続要素
19 取り付け部
20 開口部
F 隙間
S サクソフォーン
S’ サクソフォーンのベル
S” ビード、ベルの縁部

Claims (15)

  1. 管楽器(S)のためのサウンドデフレクタ(1)であって、前記サウンドデフレクタ(1)は、サウンドデフレクタ面(2)と、前記管楽器(S)のベル(S’)の縁部(S”)に取り付けるためのデバイス(3、30)とを有し、
    前記デフレクタ面(2)を取り付けるための前記デバイス(3、30)は、前記ベル(S’)の内面上に締結可能な上側部分(5、50)と、前記ベル(S’)の外面上に締結可能な下側部分(6、、60)とを有し、
    前記上側部分(5、50)及び前記下側部分(6、60)は、ヒンジ(4、40)により互いに接続され、前記下側部分及び前記上側部分の各々は、少なくとも2つのナブ(9a、9b、10a、10b)を有し、これらは、前記上側部分(5、50)及び前記下側部分(6、60)が一緒にされる場合に、前記上側部分(5、50)の前記ナブ(9a、10a、51)の中心が、前記下側部分(6、60)の前記ナブ(9b、10b、61)の中心に対して横方向にオフセットして配置され、前記サウンドデフレクタ面(2)は、前記上側部分(5、50)及び下側部分(6、60)に枢動可能に締結され、前記上側部分(5、51)及び前記下側部分(6、60)の前記ナブ(9a、9b、10a、10b、51、61)は、円形縁部(9’、10’)を有する、サウンドデフレクタ(1)。
  2. 前記上側部分(5、50)及び前記下側部分(6、60)の前記ナブ(9a、9b、10a、10b、51)はゴムを含む、請求項に記載のサウンドデフレクタ(1)。
  3. 前記上側部分(5)及び前記下側部分(6)の各々は、3つのナブ(9a、9b、10a、10b)を有する、請求項1又は2に記載のサウンドデフレクタ(1)。
  4. 前記上側部分(5)及び前記下側部分(6)の各々は、平坦な、円形形状を有し、その上に前記ナブ(9a、b、10a、b)が均一に分配される、請求項に記載のサウンドデフレクタ(1)。
  5. 前記上側部分(50)及び前記下側部分(60)の各々は2つのナブ(51、61)を有する、請求項1又は2に記載のサウンドデフレクタ(1)。
  6. 2つのナブ(51、61)の各々は、前記上側部分(50)の一方の端部、及び前記下側部分(60)の一方の端部に配置される、請求項に記載のサウンドデフレクタ(1)。
  7. 前記下側部分(60)及び前記上側部分(50)の長さは異なる、請求項又はに記載のサウンドデフレクタ(1)。
  8. 前記デフレクタ面(2)は、前記ヒンジ(4、40)上の接続要素(18、180)によって締結される、請求項1〜のいずれか1項に記載のサウンドデフレクタ(1)。
  9. 前記上側部分(5、50)及び前記下側部分(6、60)の各々は2つのヒンジ部(4a、4b、52、62)を有し、前記デフレクタ面(2)に対する前記接続要素(18、180)はヒンジアイ(17、181)を有し、これは、前記上側部分及び前記下側部分(5、6、50、60)の前記ヒンジ部(4a、4b、52、62)の間に配置される、請求項1〜のいずれか1項に記載のサウンドデフレクタ(1)。
  10. 前記ヒンジ(4、40)は、ねじ及びボルト(7、7’、70、70’)を有するねじ接続部によって固定可能である、請求項1〜のいずれか1項に記載のサウンドデフレ
    クタ(1)。
  11. 前記上側部分(50)の前記ヒンジ部(52)のうちの1つ及び前記下側部分(60)の前記ヒンジ部(62)のうちの1つは、前記ねじ(70)の頭部を押圧し、前記ヒンジアイ(181)は、前記ねじ(70)の前記頭部から離間して配置される、請求項10に記載のサウンドデフレクタ(1)。
  12. 前記サウンドデフレクタ(1)を取り付けるための前記デバイス(3、30)は、前記ベル(S’)上に固定するための着脱可能なスクリュー締結具(8、80)を有する、請求項1〜11のいずれか記載のサウンドデフレクタ(1)。
  13. 前記デフレクタ面(2)を取り付けるための前記デバイス(3、30)の前記ヒンジ(4、40)と、前記ヒンジ(4、40)の最も近くに位置するナブ(9a、9b、51)との間に間隙(F)が存在する、請求項1〜12のいずれか1項に記載のサウンドデフレクタ(1)。
  14. 前記隙間(F)は、前記着脱可能なねじ接続部(8、80)と、前記最も奥の突起要素(9a、9b、51)との間に存在する、請求項12及び13に記載のサウンドデフレクタ(1)。
  15. 前記サウンドデフレクタ(1)を取り付けるための前記デバイス(3、30)は、前記ベル(S’)上に固定するための前記上側部分(5、50)と前記下側部分(6、60)との間に配置されたばね(13、130)を有する、請求項1〜14のいずれか1項に記載のサウンドデフレクタ(1)。
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