JP6685976B2 - 靴のためのアッパー - Google Patents

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Description

本発明は、靴のためのアッパーに関する。さらに、本発明は、靴と、そのようなアッパーおよびそのような靴を製造するための方法とに関する。
靴のためのアッパーが、一般に、複数の機能性を提供する。アッパーは、足を受容するための囲いを提供することに加えて、足の動きを安定させることができ、足を周囲環境から保護することができ、かつ、特定のスポーツシューズの場合には、運動家の要求に特に適応された表面を提供することすらできる。例えば、サッカーシューズが、ボールとの接触時に、改善された摩擦特性をアッパーに提供し得る。
アッパーの機能性の多くは、足とアッパーとの間のしっかりとした結合を必要とする。この目的のために、アッパーは、靴紐、マジックテープ(登録商標)、または靴を足に適切に固定する他のデバイスを使用して調節可能とされ得る。靴紐またはストラップを含む様々なアッパーが、例えば、米国特許出願公開第2014/0196316号明細書、米国特許第7,568,298号明細書、米国特許第7,574,818号明細書、米国特許第8,745,895号明細書、米国特許出願公開第2004/0181972号明細書、米国特許第6,052,921号明細書、米国特許出願公開第2006/01981164号明細書、米国特許第5,291,671号明細書、米国特許第7,134,224号明細書、米国特許第6,324,773号明細書、およびCN204207163から知られている。さらに、Nike社は、着用者の足の周りに織物のシステムを含む、「Nike Fingertrap Max」と名付けられた靴を提供する。
しかし、靴アッパーにおける靴紐の使用は、かなりの欠点を有する。靴紐は、特に過度にきつく締め付けられた場合に、表皮を貫通する可能性がある。さらに、靴紐は、サッカーでのシュートなどの足がボールと強く相互作用するスポーツ活動中に、損傷をもたらす可能性もある。
このような損傷を回避するために一般に知られている選択肢は、靴紐を伴わないアッパーを提供することである。
米国特許第3,931,685号明細書は、フットボール競技者による使用のための伸縮素材で覆われた運動靴を開示しており、この運動靴では、従来の靴の締め紐が、靴と一体でかつ靴の足背部分を形成する弾性パネルに置き換えられており、前述のパネルは、着用者のくるぶしを包み込むチューブ状弾性部材と一体に接続するように延長されており、前述の弾性パネルおよびチューブは、靴を着用者の足上にしっかりと保持するのに役立つ。
米国特許出願公開第2015/0007451号明細書は、アッパーの全てを覆う単一の編組構造を有する編組アッパーを含む、履物製品を開示している。編組アッパーの単一の編組構造は、個々の活動に合わせた特定の特徴を有して特別設計され得る。アッパーの様々な領域が、様々な編組構造を有し得る。
しかし、従来技術のアッパーは、軽量でもなく、好ましい履き心地を提供するように構成されてもいない。典型的には、アッパーの取り付けは、しっかりとしているが快適でないか、快適であるが緩いかのどちらかである。サッカーシューズの場合、このことは、例えばボールを操るときに、足の動きを制御できなくする可能性がある。
米国特許出願公開第2014/0196316号明細書 米国特許第7,568,298号明細書 米国特許第7,574,818号明細書 米国特許第8,745,895号明細書 米国特許出願公開第2004/0181972号明細書 米国特許第6,052,921号明細書 米国特許出願公開第2006/01981164号明細書 米国特許第5,291,671号明細書 米国特許第7,134,224号明細書 米国特許第6,324,773号明細書 中国特許第204207163号明細書 米国特許第3,931,685号明細書 米国特許出願公開第2015/0007451号明細書
したがって、本発明の根本的な課題は、上述の不備を少なくとも一部克服することである。
上述の課題は、(a.)長手方向に伸長されるように構成された少なくとも1つの編組部分(braid portion)と、(b.)少なくとも1つの編組なし部分(braid-free portion)と、を備え、(c.)少なくとも1つの編組部分を長手方向に伸長させることにより弾性的復元力が提供される、靴紐を伴わないアッパーによって、少なくとも一部解決される。
上述の従来技術では、靴紐を伴わないアッパー内での着用者の足の向上された快適さが、アッパー全体に編組を含むことによって提供されるが、本発明は、異なる手法に基づく。本発明では、アッパーは、1つまたは複数の編組部分に加えて、少なくとも1つの編組なし部分を含む。本発明者らは、そのような構成は、重量を減少させるが少なくとも1つの編組部分によりなおもしっかりとしたフィット感を提供することを見いだした。いかなる重量も着用者の足の動きを邪魔することになるので、アッパーの重量は、重要な因子である。本発明者らは、注意深く位置決めされた1つまたは複数の編組部分があれば、アッパーを足にしっかりとかつ快適に取り付けさせるのに十分であることを認識した。少なくとも1つの編組なし部分を有することもまた、靴の通風特性などの、靴の他の特性を改善し得る。このこともやはり、スポーツシューズのためのアッパーにとって特に重要である。
編組部分は、足の挿入時に長手方向に伸長され、この伸長は、編組部分が足の表面上にしっかりと配置されるように、弾性的復元力を提供する。アッパー内で足が動く場合、伸長された編組部分は、長手方向の伸長と同じ方向にさらに伸長され得る。この追加的な伸長は、長手方向に対抗する弾性的復元力を増大させる。結果として、編組部分は、アッパー内で足を確実に密着させることが可能である。
さらに、またはその代わりに、長手方向とは別の方向に、例えば、長手方向に垂直に、追加的な伸長が生じ得る。これは、足の表面上の摩擦によるものである。したがって、この追加的な伸長もまた、上述のように弾性的復元力を増大させ得る。
上記の機能性は、編組部分と編組なし部分とを組み合わせるアッパーによって提供され得る。結果として、本発明は、極端な足の動きに対してすら適した傑出した足の保持と、標準的な編組なしアッパーによって提供される快適さとを結合させる。
1つの実施形態では、少なくとも1つの編組部分は、好ましくは足の楔状骨の領域に沿って、アッパーの内側部から外側部まで少なくとも一部延在する。より具体的な実施形態では、少なくとも1つの編組部分は、足中央領域を包み込み得る。本発明者らは、足のそれらの領域がアッパー内で足を確実に密着させるための重要なものであることを認識した。例えば、サッカー競技者などの着用者が別のサッカー競技者と争っている場合、アッパーは、アッパーの編組された足中央領域においてぴったりとフィットすることにより、十分な安定性を提供し得る。
1つの実施形態では、アッパーは、アッパーの爪先領域内に、少なくとも1つの編組部分をさらに備える。より具体的な実施形態では、アッパーは、アッパーの踵領域内に、少なくとも1つの編組部分を備え得る。
編組部分のそのような構成は、特に、足の爪先領域および踵は着用者の運動にとって重要な接触点となるので、アッパー内の足の安定性をさらに向上させ得る。爪先領域は、踵領域から最も離れた所に配置され、すなわち、これら2つの領域における安定性を改善すれば、靴紐を伴わない靴内での足のいかなる滑りをも回避するのに十分であり得る。
1つの実施形態では、アッパーは、少なくとも1つの編組部分を少なくとも一部包囲する、少なくとも1つのチャネルをさらに備える。より具体的な実施形態では、少なくとも1つのチャネルは、12mmから30mm、好ましくは14mmから26mm、より好ましくは19mmから24mmの幅を有する。編組部分を包囲するためのチャネルを設けることにより、チャネルが足と編組部分との間に向上された摩擦を提供し得るので、上記の機能性がさらに支援され得る。さらに、そのようなチャネルは、編組部分を部分的にまたは完全に外側に対して隠すことができ、したがって、外側は、従来の靴におけるように設計されるか、または、アッパー表面の特定の特性を備えることができる。さらに、編組部分は、伸長したときに弾性的復元力により自由に収縮し得るように、そのようなチャネル内で自由に移動してもよい。したがって、アッパー内の足の向上された安定性が提供され得る。
1つの実施形態では、少なくとも1つのチャネルは、アッパーの外側表面上に配置される。別の実施形態では、少なくとも1つのチャネルは、アッパー内に組み込まれ得る。チャネルのそのような構成は、運動時の向上した安定性およびアッパーの減少した重量に関する上述の利点を提供するだけでなく、足の動きのより良好な制御をさらに提供する。例えば、少なくとも1つのチャネルをアッパー内に組み込むことにより、少なくとも1つの編組部分は、アッパーにしっかりと接続され、したがって、足からアッパーへのエネルギー伝達の損失が減少され得る。
1つの実施形態では、アッパーは、複数の編組部分のための複数のチャネルを備える。より具体的な実施形態では、複数のチャネルは、アッパーの少なくとも一部において複数の層によって形成され得る。さらに、少なくとも1つの層が、熱可塑性ポリウレタン、TPUを含み得る。さらに、少なくとも1つの層が、メッシュを含み得る。さらに、少なくとも1つの層が、ネオプレン材料を含み得る。
これらの実施形態の全ては、スポーツ活動時に向上された安定性を足に提供する、同一の思想に従う。本発明者らは、複数の編組部分を複数のチャネル内に配置することにより上記の機能性がさらに支援され得ることを認識した。チャネルは、様々な材料特性を有する複数の層を成形することによって形成され得る。例えば、安定性と柔軟性との間の良好な折衷案を提供するために、テキスタイル層が、異なる弾性特性を有するTPU層に付着されてもよい。次いで、1つまたは複数の型が、付着された層内に複数の空洞を作りだしてもよく、また、追加的な層、例えばメッシュが、複数のチャネルを形成するために、複数の空洞を覆ってもよい。結果として、アッパーが、スポーツ活動時の足のより良好な制御と好ましい履き心地とを備え得る。
1つの実施形態では、少なくとも1つの編組部分は、少なくとも1つのストラップとして形成される。より具体的な実施形態では、少なくとも1つのストラップは、第1の合成ヤーンおよび第2の合成ヤーンを含むことができ、第1の合成ヤーンは、第2の合成ヤーンとは異なる弾力性を有することができる。さらに、第2のヤーンは、ストラップの向きに沿って軸方向に延在し得る。本発明者らは、そのようなストラップは上述の機能性を向上させ得ることに気付いた。したがって、少なくとも1つの編組部分から形成された少なくとも1つのストラップは、足に正確にかつしっかりとフィットするためのアッパーの改善された安定性と弾力性との間の良好な折衷案を提供し得る。さらに、合成ヤーンの様々な組合せを有するそのようなストラップを提供することにより、足へのアッパーのより適応性のあるフィット感を得ることができる。さらに、軸方向の第2のヤーンは、ストラップの様々な弾力性を提供し得る。例えば、ストラップの弾性的復元力は、軸方向の第2のヤーンの長さを超えてストラップを伸長させた場合に、著しく高まる。軸方向の第2のヤーンの数もまた、この効果に影響を及ぼし得る。あるいは、軸方向の第2のヤーンの長さおよび材料特性は、ストラップが特定の限界を超えて伸長され得ないように、選択されてもよい。
1つの実施形態では、少なくとも1つの編組部分は、第1の方向に予め伸長されるように、アッパー内に配置される。この予め伸長させることは、長手方向の伸長に対抗する上述の弾性的復元力をさらに増大させ得る。結果として、そのような実施形態は、向上された安定性をアッパー内の足に提供することができる。したがって、着用者は、着用者の要求に対応するアッパーの安定性を、製造の前に個人的に選択することができる。
1つの実施形態では、少なくとも1つの編組部分は、異なる歪み範囲において異なる弾力性を提供するように構成される。本発明者らは、そのような実施形態は、サッカー競技者などの運動家のスポーツ活動に改善された能力を提供し得ることを見いだした。例えば、試合中にサッカー競技者がゆっくりと走る場合、生じ得る歪みが少なくなり、したがって、少なくとも1つの編組部分が有し得る弾力性が低くなり、したがって、足は、編組の減少した弾性的復元力を受ける。別のサッカー競技者との争いおよび/または攻撃中に足が動く場合には、生じ得る歪みはより多くなり、したがって、少なくとも1つの編組部分は、ますます高くなる弾力性を有することになり、このことは、編組が比較的高い弾性的復元力を提供することを意味する。結果として、より高い安定性を足に提供するために、編組のある種のロックアウト効果(lock-out effect)が引き起こされる。
1つの実施形態では、少なくとも1つの編組部分は、基本的に100%の復元力を提供するように構成され得る。これに関連して、「基本的に100%の復元力」という用語は、変形をもたらす力が取り除かれたときに基本的にその初期の長さおよびサイズに戻る、編組部分の能力として理解されるべきである。基本的にとは、靴の構造に対して適切な程度までを意味する。したがって、そのような編組部分は、伸長された後にその初期長さまで何度も戻ることができる。したがって、編組部分の望ましくない摩耗、したがってアッパー材料の望ましくない摩耗が、回避され得る。さらに、編組部分の望ましくない塑性変形、したがってアッパー材料の望ましくない塑性変形もまた、回避され得る。
1つの実施形態では、少なくとも1つの編組部分は、その初期長さの20%まで、好ましくは10%まで、より好ましくは5%まで伸長されるように構成される。例えば、編組部分は、編組部分が特定の限界を超えて伸長され得ないように、上述のような軸方向に延在する選択された第2のヤーンを含み得る。さらに、またはその代わりに、編組材料の密度が、それらの伸長値(stretching value)に達するように選択され得る。
本発明の別の態様によれば、アッパーが、(a.)長手方向に伸長されるように構成された少なくとも1つの編組部分と、(b.)少なくとも1つの編組部分を少なくとも一部包囲する、少なくとも1つのチャネルと、を備え、(c.)少なくとも1つの編組部分を長手方向に伸長させることにより、弾性的復元力が提供される。
そのようなアッパーは、アッパーの表面上のより良好な摩擦を提供するために少なくとも1つの編組部分が覆われ得る可能性を提供し得る。例えば、このアッパーがサッカーシューズに使用された場合、着用者は、ボールに接触するときに、少なくとも1つの編組部分によって邪魔され得ない。
さらに、またはその代わりに、長手方向とは別の方向に、例えば、長手方向に垂直に、追加的な伸長が生じ得る。これは、足の表面上の摩擦によるものである。したがって、この追加的な伸長もまた、上述のように弾性的復元力を増大させ得る。
1つの実施形態では、少なくとも1つのチャネルは、アッパーの内側部から外側部まで少なくとも一部延在する。さらに、アッパーは、アッパーの爪先領域内に、少なくとも1つのチャネルおよび少なくとも1つの編組部分を備え得る。さらに、アッパーは、アッパーの踵領域内に、少なくとも1つのチャネルおよび少なくとも1つの編組部分を備え得る。
さらなる態様によれば、本発明は、本発明によるそのようなアッパーを備える靴に関する。
1つの実施形態では、靴は、ラスト(last)内に少なくとも1つの編組部分をさらに備える。さらに、靴は、インソール内に少なくとも1つの編組部分をさらに備え得る。そのような実施形態は、向上された安定性を靴内の足に提供することができ、したがって、着用者の能力を改善することもできる。したがって、少なくとも1つの編組部分の上述の機能性が、さらに改善され得る。
さらなる態様によれば、本発明は、本発明によるそのようなアッパーまたは靴を製造するための方法に関する。
本発明の可能な実施形態は、以下の詳細な説明において、以下の図面を参照しながらさらに詳細に説明される。
本発明による、編組部分、および編組部分を包囲するためのチャネルの図である。 本発明による、編組部分、および編組部分を包囲するためのチャネルの図である。 本発明による、編組部分、および編組部分を包囲するためのチャネルの図である。 本発明による、編組部分、および編組部分を包囲するためのチャネルの図である。 本発明による、編組部分、および編組部分を包囲するためのチャネルの図である。 本発明による、編組部分、および編組部分を包囲するためのチャネルの図である。 本開示の特定の態様による、アッパーの可能な実施形態を縫い合わせるための例示的な方法ステップのための工程流れ図である。 本開示の特定の態様による、アッパーの可能な実施形態の弾力性に対する図である。 本発明による、靴紐を伴わないアッパーを含むサッカーシューズの可能な実施形態の図である。 本発明による、靴紐を伴わないアッパーを含むサッカーシューズの可能な実施形態の図である。 本発明の別の態様による、サッカーシューズの可能な実施形態の図である。
以下において、アッパーおよびサッカーシューズに特に関連して、本発明の可能な実施形態および変形形態が説明される。しかし、本発明の概念は、バスケットボール、アメリカンフットボール、ラグビー、野球、スノーボード、ランニング、陸上競技などのための任意のアッパーまたはスポーツシューズ、または、スニーカー、スリッパ、モカシン、等のような任意の娯楽用シューズ、ならびに衣服などのスポーツ用衣料に、全く同じにまたは同様に適用され得る。
さらに、話を簡単にするために、限られた数の実施形態のみが以下において説明される。しかし、当業者は、これらの実施形態を参照して説明される具体的な特徴が異なるように修正および結合され得ること、ならびに、特定の実施形態のいくつかの態様が省略されてもよいことを、認識するであろう。さらに、以下の詳細な説明で説明される態様は、上記の概要セクションで説明された態様と組み合わせられ得ることに留意されたい。
図1A〜1Fは、本発明による、編組部分100、および編組部分100を包囲するためのチャネル150を提示する。
少なくとも1本のヤーンを絡み合わせることにより、編組部分が形成され得る。図1Aに示された例では、第1の合成ヤーン110が絡み合わせられて、隙間の空いた構造を有する編組部分100を形成し得る。さらに、編組部分100は、ストラップ105として形成されてもよく、その場合、ストラップ105は、第1の合成ヤーン110に加えて第2の合成ヤーン120をさらに含み得る。第1の合成ヤーン110は、第2の合成ヤーン120とは異なる弾力性を有してもよい。第1および第2の合成ヤーンが同一の弾力性を有し得ることも考えられる。
図1Aの実施形態では、第1の合成ヤーン110は、ポリエステルなどの塑性材料から作られてもよく、および/または、第2の合成ヤーン120は、スパンデックス、ポリエチレン、またはゴムなどの塑性材料から作られてもよい。そのようなヤーンは、複数の製造業者から入手可能である。当業者に一般に良く知られている任意の他の適切な材料が使用され得ることも、考えられる。
1つの実施形態では、編組部分は、ストランド、フィラメント、または他の繊維を絡み合わせることによって形成され得る。さらに、編み組は、図1Aおよび1Cに示された例におけるように、ストラップなどの3次元構造を形成するために使用され得る。さらに、編み組された構造は、手作業で作製されてもよく、または、自動編組機械を使用して作製されてもよい。
図1Aの実施形態では、第2の合成ヤーン120は、ストラップ105の向きに沿って軸方向に延在し得る。この方向は、編組部分100が伸長されるように構成され得る、第1の方向として選択され得る。そのような構成は、第1の方向に沿った編組部分100の弾性的復元力を増大させることができ、したがって、少なくとも1つの編組部分100を備えるアッパーの安定性に対する上述の機能性を向上させることができる。第2の合成ヤーン120が、2本以上のヤーンまたは2本以上の撚ったヤーンに置き換えられ得ることも、考えられる。そのようなヤーンは、ストラップ105の全体的な弾力性が選択的に変更され得るように、軸方向に延在し得る。着用者の足の形状に応じて、ストラップ105は、従来技術で知られているような大量生産のシューズとは対照的に、より良好なフィット感を提供するように調整され得る。
図1Bは、編組部分100などの複数の編組部分を包囲するための複数のチャネル150の概略図を提示する。ここで、複数のチャネル150は、複数の層によって形成され得る。例えば、複数のチャネル150は、サンドイッチ構造で提供され得る。これに関連して、第1の層150aおよび第2の層150bが、製造前ステップ(図示せず)において取り付けられ得る。第1の層150aは、テキスタイル材料、例えばニットを含んでもよく、第2の層150bは、熱可塑性ポリウレタン(PTU)を含んでもよい。第2の層150bは、外側フォイルとして第1の層150aの第1の表面に取り付けられてもよい。第1の製造ステップにおいて、ホットメルトなどの接着材料が第1の層150aの第2の表面上に塗られ、雄雌の型および2つの層が押し付け合わされ得る。その結果、複数の空洞160が作り出され得る。例えば、雄雌の型および2つの層は、ホットプレス機により、130℃の温度で50kgの重りを用いて60秒間の間、押し付け合わされ得る。第2の製造ステップにおいて、メッシュを含み得る第3の層150cが、複数の空洞160を閉鎖するために、すなわち複数のチャネル150を形成するために、第1の層150aの第2の表面上に取り付けられ得る。
1つの実施形態では、複数のチャネル150は、ポリウレタン(PU)および/またはTPUを含む2つの層で形成され、2つの層は、ホットプレス工程において押し付け合わされ得る。別の実施形態では、編組部分100は、編まれたメッシュの上部で縁に沿って、例えばジグザグステッチで縫い合わせられてもよい。さらに、この縫い合わせられた編組部分は、熱および圧力を加えることによりTPU層および/またはPU層で覆われてもよい。さらに、またはその代わりに、縫い合わせられた編組部分に追加の層が与えられなくともよい。
図1Cは、図1Aに示されたような編組部分100、および複数のチャネル150のうちの1つのチャネルを提示する。チャネル150は、上記で説明したようにサンドイッチ構造で形成され得る。編組部分100は、手作業でチャネル150内に挿入されてもよい。チャネル150は、12mmから30mm、好ましくは14mmから26mm、より好ましくは19mmから24mmの幅を有し得る。チャネル150のそのような寸法は、編組部分100を含むアッパーの改善された安定性と柔軟性との間の良好な折衷案を提供し得る。
図1Dは、編組部分100の断面の概略図を提示する。これに関連して、編組部分100は、第1の層150a上に配置されてもよく、第1の層150aは、テキスタイル材料、例えばニットを含み得る。さらに、TPUおよび/またはPUを含み得る第2の層152が、編組部分100の上部に保護層として使用されてもよい。第2の層152は、下層の編組と共に伸長されるように構成された(例えば、Sanfang社から市販されているような)柔軟なTPU層として設けられ得るように、ホットメルトまたはTPUスプレー被覆として設けられ得る。したがって、編組部分は、上述のように着用者の足に改善された安定性を提供するために、自由に移動可能でありしたがってなおも伸長可能であり得る。さらに、またはその代わりに、複数のさらなる層が、第2の層152の上部に、および/または第1の層150aの下部に、および/またはそれらの間に、配置されてもよい。
図1Eは、編組部分100の代替的実施形態の断面の概略図を提示する。ここで、編組部分100は、第1の層150a上に配置されてもよく、第2の層152は、図1Dと同様に、編組部分100の上部に保護層として使用されてもよい。図1Eに概略的に見られるように、編組部分100の断面領域は、長方形などの整然とした形状を備え得る。さらに、またはその代わりに、他の複数の幾何形状のうちの1つ、例えば、円形、三角形、等が、編組部分100の断面領域に与えられてもよい。また、図1Dに示されるような不規則な断面領域も可能である。さらに、編組部分100は、2つの層150aと152との間に固定されてもよい。例えば、編組部分100は、以下でより詳細に説明するように、シーム153により縁に沿って縫い合わせられてもよい。
図1Fは、編まれた層150a、例えば図1Dに関連する第1の層などの編まれたメッシュの上部に、編組部分100などの少なくとも1つの編組部分(図1Eには示されていない)がその縁に沿ってジグザグステッチされ得る可能性を提示する。任意の他の適切なステッチ技法が使用され得ることも考えられる。したがって、編組部分は、編組部分の中間領域が固定されないように、編まれた層150a上に縁において固定され得る。さらに、図1Dに関連する保護層152などのTPU層が、編組部分を外的影響から保護するために、編組部分の上部に加えられ得る。さらに、またはその代わりに、編組部分を伸長させるために、編まれた層もまた、編組部分と同時に伸長され得るように、伸長可能であってもよい。
別の実施形態では、少なくとも1つの編組部分100は、編成工程などの製造工程中に、アッパー材料に、例えば編まれた層150aに、直接組み込まれ得る。さらに、またはその代わりに、そのような実施形態は、編組部分100の中間領域もまた編まれた層150aに固定され得る可能性を提供する。
図2は、本開示の特定の態様による、靴紐を伴わないアッパー235の可能な実施態様を縫い合わせるための例示的な方法ステップ200のための工程流れ図を提示する。方法ステップ200は、例えば、製造システムによって実行され得る。
方法ステップ200は、上述のような3つの編組部分を(甲革構成要素213の内側に)含む甲革構成要素213を用意することにより、ステップ210から始まり得る。さらに、3つの編組部分は、図1Cにおいて挙げられたチャネルによって包囲され得る。さらに、チャネルは、甲革構成要素213内に組み込まれ得る。ステップ210において、編組なし部分を含み得るカラー構成要素216および踵構成要素219も、用意され得る。ステップ210は、中央コンピュータユニット(図2には示されていない)によって制御されてもよく、かつ/または、1人以上の人員によって設定および監督されてもよいことが、考えられる。
次のステップ220として、3つの構成要素213、216、および219は、2次元的アッパー225を形成するために継合され得る。例えば、カラー構成要素216および踵構成要素219は、縫い合わされ得る。さらに、甲革構成要素213は、2次元的アッパー225を形成するために、踵構成要素219に縫い付けられ得る。接着、溶接、または熱エネルギーの印加などにより各構成要素が互いに結合され得ることも考えられる。
最後のステップ230において、縫い合わせられた2次元的アッパー225は、靴紐を伴わない3次元的な完成したアッパー235を形成するために、ラスト上に貼り付けられ得る。
図3は、本開示の特定の態様による、靴紐を伴わないアッパー、例えばアッパー235の可能な実施形態の弾力性に対する図を提示する。本出願において、「弾力性」という用語は、弾性変形領域におけるその応力−歪み曲線の傾きとして定義される。言い換えれば、変形を生じさせる力である歪みは、変形によってもたらされる一部の長さパラメータの変化と長さパラメータの元の値との比率である応力に比例する。したがって、弾力性は、応力と歪みとの比率である。図3に見られるように、アッパー235に印加される応力は、歪みに合わせて測定された。結果として、アッパー235は、0%から15%の第1の歪み範囲では、第1の弾力性を提供し、15%から25%の第2の歪み範囲では、第1の弾力性よりも高い第2の弾力性を提供し得る。したがって、アッパー235は、弾力性の遷移を提供し得る。したがって、サッカーシューズなどのスポーツシューズに使用される本発明によるアッパーは、第1の歪み範囲に低い弾力性を提供して、アッパーを着用者の足の形状になじませるためにアッパー材料のわずかな伸長を伴ってサッカー競技者がスポーツシューズを履くことを可能にし得る。さらに、アッパーは、第2の範囲により高い弾力性を提供することができ、その場合、サッカー競技者は、別のサッカー競技者と争うことができ、かつ/または、攻撃を行う、すなわち、アッパーに高度の荷重をかけて高強度の動きを行うことができる。上述のように、そのようなアッパーは、サッカー競技者の能力を改善し得る。さらに、編組部分が、アッパーを形成するために縫い合わせられる前に、予め伸長され得る場合、弾力性は、なお一層高い値に達し得る。
1つの実施形態では、アッパー235は、基本的に100%の復元力を提供するように構成された、少なくとも1つの編組部分を含み得る。例えば、アッパー235は、着用者がアッパー235を身につけた後で着用者の足がしっかりと保持され得るように、アッパー235の足前方領域に基本的に100%の復元力を提供するそのような編組部分を含み得る。
図4A〜4Bは、本発明による、靴紐を伴わないアッパー410を含むサッカーシューズ400の可能な実施形態を提示する。
図4Aに見られるように、サッカーシューズ400は、側面図および上面図で提示されている。サッカーシューズ400は、靴紐を伴わないアッパー410を含む。このアッパー410は、3つの編組部分420(図示せず)と、3つの編組部分420の間およびアッパー410の残りの部分内に配置され得る1つ以上の編組なし部分430とを備え得る。さらに、3つの編組部分420は、長手方向に伸長されるように構成されてもよく、その場合、この長手方向の伸長は、弾性的復元力を提供し得る。さらに、長手方向の伸長と同じ方向における追加的な伸長は、3つの編組部分420がアッパー410内で足を確実に密着させることが可能であるように、長手方向の伸長に対抗する弾性的復元力を増大させ得る。これが、アッパー410内の足に対する改善された安定性のための、上述の機能性である。3つの編組部分420は、好ましくは足の楔状骨の領域に沿って、アッパー410の内側部から外側部まで延在し得る。さらに、3つの編組部分420は、足中央領域を包み込んでもよく、かつ、アッパー410内に組み込まれ得るチャネルによって包囲されてもよい。3つの編組部分420の形状は、アッパー410の外側表面上に見られてもよい。さらに、3つの編組部分420は、実質的に平行に延在してもよい。3つの編組部分420のそれぞれが、足の特定の部分または足の筋肉に対応する方向に別々に延在し得ることも、考えられる。上記のように、3つの編組部分420のそのような構成は、サッカーシューズ400のアッパー410内の足の向上された安定性を提供することができ、また、靴紐を必要とすることなく、動きの制御を提供することができる。したがって、アッパー410は、皮下出血などの皮膚損傷を回避することができる。例えば、サッカーシューズ400は、サッカーボールなどのスポーツ用品をより良好に制御することを可能にし得る。編組部分は、好ましい履き心地を提供し得るので、例えば特別チームのキッカーなどのアメリカンフットボール競技者、またはサイクリストのためのシューズといった、他のタイプのスポーツシューズも同様に、そのような編組部分420から恩恵を受けることができる。
図4Aの実施形態では、サッカーシューズ400は、アッパー410の踵部分内に配置され得る安定性要素440をさらに備え得る。さらに、安定性要素440は、サッカーシューズ400のソールユニットからアッパー410まで延在し得る。そのような要素は、足の踵部分がアッパー410の内側にしっかりと保持され得るので、さらなる安定性を提供することができる。例えば、サッカー競技者は、加速運動、減速運動、および側方運動などのスポーツ活動中により高い安定性を提供するそのようなサッカーシューズ400を用いて、その能力を向上させることができる。
図4Bは、さらなる実施形態を提示する。ここで、サッカーシューズ400は、上述のような少なくとも1つのチャネル(図示せず)によって包囲され得る少なくとも1つの編組部分420を含む、靴紐を伴わないアッパー410を備える。さらに、少なくとも1つのチャネルは、アッパー410内に組み込まれ得る。図4Aとは対照的に、少なくとも1つの編組部分420の形状は、アッパー410の外側表面上に見ることができない。さらに、サッカーシューズ400は、少なくとも1つの編組なし部分も備え得る。
この実施形態がより平滑な外側表面を提供し得る可能性は、着用者の能力をさらに向上させ得る。例えば、サッカー競技者が、ボールをより良好に制御することができ、したがって、裸足でのプレーなどボールとより良好に相互作用することができる。さらに、サッカーシューズ400は、アッパー410の踵部分内に配置され得る安定性要素440も備え得る。図4Aおよび4Bに示されるようなアッパー410が、アッパー410の爪先領域内に少なくとも1つの編組部分をさらに備え得ることも、考えられる。さらに、またはその代わりに、アッパー410は、アッパー410の踵領域内に少なくとも1つの編組部分を備えてもよい。さらに、少なくとも1つの編組部分は、アッパー410の足中央領域からラスト内まで延在してもよく、および/または、サッカーシューズ400のインソールが、足中央部全体を完全に包み込んでもよい。
図5は、本発明の別の態様によるサッカーシューズ500の可能な実施形態の底面図を提示する。サッカーシューズ500は、アッパー510、および3つの編組部分520を備え得る。さらに、サッカーシューズ500は、透明な材料から製造され得るソール530を備え得る。図5に見られるように、3つの編組部分520は、アッパー510の内側部からサッカーシューズ500のラストを通ってアッパー510の外側部まで延在し得る。さらに、またはその代わりに、サッカーシューズ500は、インソール内に3つの編組部分520を備えてもよい。したがって、3つの編組部分520は、足中央部全体を完全に包み込むことができる。3つの編組部分520のそのような構成は、サッカー競技者の足中央部から地面へのエネルギー伝達のための最大限の可能な安定性を提供し得る。
以下において、本発明の理解を促進するために、さらなる実施形態を説明する。
1.靴紐を伴わないアッパー(235;410;510)であって、
a.長手方向に伸長されるように構成された少なくとも1つの編組部分(100;420;520)と、
b.少なくとも1つの編組なし部分(430)と、
を備え、
c.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)を長手方向に伸長させることにより弾性的復元力が提供される、
アッパー(235;410;510)。
2.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)が、好ましくは足の楔状骨の領域に沿って、アッパー(235;410;510)の内側部から外側部まで少なくとも一部延在する、実施形態1に記載のアッパー(235;410;510)。
3.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)が、足中央領域を包み込む、実施形態1または2に記載のアッパー(235;410;510)。
4.アッパーの爪先領域内に少なくとも1つの編組部分をさらに備える、実施形態1〜3のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
5.アッパーの踵領域内に少なくとも編組部分をさらに備える、実施形態1〜4のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
6.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)を少なくとも一部包囲する少なくとも1つのチャネル(150)をさらに備える、実施形態1〜5のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
7.アッパー(235;410;510)であって、
a.長手方向に伸長されるように構成された少なくとも1つの編組部分(100;420;520)と、
b.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)を少なくとも一部包囲する、少なくとも1つのチャネル(150)と、
を備え、
c.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)を長手方向に伸長させることにより弾性的復元力が提供される、
アッパー(235;410;510)。
8.少なくとも1つのチャネル(150)が、アッパーの内側部から外側部まで少なくとも一部延在する、実施形態7に記載のアッパー(235;410;510)。
9.少なくとも1つのチャネル(150)が、足中央領域を包み込む、実施形態7または8に記載のアッパー(235;410;510)。
10.アッパーの爪先領域内に、少なくとも1つのチャネルおよび少なくとも1つの編組部分をさらに備える、実施形態7〜9のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
11.アッパーの踵領域内に、少なくとも1つのチャネルおよび少なくとも1つの編組部分をさらに備える、実施形態7〜10のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
12.少なくとも1つのチャネル(150)が、12mmから30mm、好ましくは14mmから26mm、より好ましくは19mmから24mmの幅を有する、実施形態6または7〜11のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
13.少なくとも1つのチャネル(150)が、アッパーの外側表面上に配置される、実施形態6または7〜12のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
14.少なくとも1つのチャネル(150)が、アッパー(235;410;510)内に組み込まれる、実施形態6または7〜13のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
15.複数の編組部分(100;420;520)のための複数のチャネル(150)を備える、実施形態7〜14のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
16.複数のチャネル(150)が、アッパー(235;410;510)の少なくとも一部において複数の層によって形成される、実施形態15に記載のアッパー(235;410;510)。
17.少なくとも1つの層(150a)が、熱可塑性ポリウレタン、TPUを含む、実施形態16に記載のアッパー(235;410;510)。
18.少なくとも1つの層(150b)が、メッシュを含む、実施形態16または17に記載のアッパー(235;410;510)。
19.少なくとも1つの層が、ネオプレン材料を含む、実施形態16〜18のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
20.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)が、少なくとも1つのストラップ(105)として形成される、実施形態1〜6または7〜19のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
21.少なくとも1つのストラップ(105)が、第1の合成ヤーン(110)および第2の合成ヤーン(120)を含み、第1の合成ヤーン(110)が、第2の合成ヤーン(120)とは異なる弾力性を有する、実施形態20に記載のアッパー(235;410;510)。
22.第2のヤーン(120)が、ストラップ(105)の向きに沿って軸方向に延在する、実施形態21に記載のアッパー(235;410;510)。
23.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)が、長手方向に予め伸長されるように、アッパー内に配置される、実施形態1〜6または7〜22のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
24.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)が、異なる歪み範囲において異なる弾力性を提供するように構成される、実施形態1〜6または7〜23のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
25.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)が、基本的に100%の復元力を提供するように構成される、実施形態1〜6または7〜24のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
26.少なくとも1つの編組部分(100;420;520)が、その初期長さの20%まで、好ましくは10%まで、より好ましくは5%まで伸長されるように構成される、実施形態1〜6または7〜25のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)。
27.実施形態1〜26のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)を備える靴(400;500)。
28.ラスト内に少なくとも1つの編組部分(520)をさらに備える、実施形態27に記載の靴(400;500)。
29.インソール内に少なくとも1つの編組部分(520)をさらに備える、実施形態27または28に記載の靴(400;500)。
30.実施形態1〜26のいずれか1つに記載のアッパー(235;410;510)または実施形態27〜29のいずれか1つに記載の靴(400;500)を製造するための方法。
図に示されたまたは上述された様々な構成要素の配置だけでなく、図示または説明されていない構成要素およびステップも想定される。同様に、いくつかの特徴および部分的組合せが有益であり、かつ、他の特徴および部分的組合せに関係なく利用され得る。本発明の実施形態は、例示的かつ非限定的な目的のために説明されてきた。また、本特許の読者には、代替的実施形態が明らかになるであろう。したがって、本発明は、上述されたまたは図に示された実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲から逸脱することなく様々な実施形態および修正形態を作製することが可能である。
100 編組部分
105 ストラップ
110 第1の合成ヤーン
120 第2の合成ヤーン
150 チャネル
150a 第1の層、編まれた層
150b 第2の層
150c 第3の層
152 第2の層、保護層
153 シーム
160 空洞
200 方法ステップ
210 ステップ
213 甲革構成要素
216 カラー構成要素
219 踵構成要素
220 ステップ
225 2次元的アッパー
230 ステップ
235 アッパー
400 サッカーシューズ
410 アッパー
420 編組部分
430 編組なし部分
440 安定性要素
500 サッカーシューズ
510 アッパー
520 編組部分
530 ソール

Claims (27)

  1. 靴紐を伴わないアッパーであって、
    a.複数の編組部分であって、前記複数の編組部分の長手方向に伸長されるように構成された前記複数の編組部分と、
    b.少なくとも1つの編組なし部分と、
    を備え、
    c.前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つを前記長手方向に伸長させることにより弾性的復元力が提供され、
    前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、前記アッパー内において、足の楔状骨の領域に沿って、前記アッパーの内側部から外側部まで延在し、
    前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、前記アッパーの爪先領域内に設けられ、
    前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、前記アッパーの踵領域内に設けられる、
    アッパー。
  2. 前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、足中央領域を包み込む、請求項1に記載のアッパー。
  3. 前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つを少なくとも部分的に包囲する少なくとも1つのチャネルをさらに備える、請求項1又は2に記載のアッパー。
  4. アッパーであって、
    a.複数の編組部分であって、前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つの長手方向に伸長されるように構成された複数の編組部分と、
    b.前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つを少なくとも部分的に包囲する、少なくとも1つのチャネルと、
    を備え、
    c.前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つを前記長手方向に伸長させることにより弾性的復元力が提供され、
    前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、前記アッパー内において、足の楔状骨の領域に沿って、前記アッパーの内側部から外側部まで延在し、
    前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、前記アッパーの爪先領域内に設けられ、
    前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、前記アッパーの踵領域内に設けられる、
    アッパー。
  5. 前記少なくとも1つのチャネルが、前記アッパーの内側部から外側部まで少なくとも一部延在する、請求項に記載のアッパー。
  6. 前記少なくとも1つのチャネルが、足中央領域を包み込む、請求項またはに記載のアッパー。
  7. 前記アッパーの爪先領域内に、少なくとも1つのチャネルおよび少なくとも1つの編組部分をさらに備える、請求項のいずれか1つに記載のアッパー。
  8. 前記アッパーの踵領域内に、少なくとも1つのチャネルおよび少なくとも1つの編組部分をさらに備える、請求項のいずれか1つに記載のアッパー。
  9. 前記少なくとも1つのチャネルが、12mmから30mmの幅を有する、請求項のいずれか1つに記載のアッパー。
  10. 前記少なくとも1つのチャネルが、前記アッパーの外側表面上に配置される、請求項のいずれか1つに記載のアッパー。
  11. 前記少なくとも1つのチャネルが、前記アッパー内に組み込まれる、請求項10のいずれか1つに記載のアッパー。
  12. 複数の編組部分のための複数のチャネルを備える、請求項11のいずれか1つに記載のアッパー。
  13. 複数のチャネルが、前記アッパーの少なくとも一部において複数の層によって形成される、請求項12に記載のアッパー。
  14. 少なくとも1つの層が、熱可塑性ポリウレタン(TPU)を含む、請求項13に記載のアッパー。
  15. 少なくとも1つの層が、メッシュを含む、請求項13または14に記載のアッパー。
  16. 少なくとも1つの層が、ネオプレン材料を含む、請求項1315のいずれか1つに記載のアッパー。
  17. 前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのストラップとして形成される、請求項1〜16のいずれか1つに記載のアッパー。
  18. 前記少なくとも1つのストラップが、第1の合成ヤーンおよび第2の合成ヤーンを含み、前記第1の合成ヤーンが、前記第2の合成ヤーンとは異なる弾力性を有する、請求項17に記載のアッパー。
  19. 前記第2の合成ヤーンが、前記ストラップの向きに沿って軸方向に延在する、請求項18に記載のアッパー。
  20. 前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、長手方向に予め伸長されるように、前記アッパー内に配置される、請求項1〜19のいずれか1つに記載のアッパー。
  21. 前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、異なる歪み範囲において異なる弾力性を提供するように構成される、請求項1〜20のいずれか1つに記載のアッパー。
  22. 前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、基本的に100%の復元力を提供するように構成される、請求項1〜21のいずれか1つに記載のアッパー。
  23. 前記複数の編組部分のうちの少なくとも1つが、その初期長さの20%まで伸長されるように構成される、請求項1〜22のいずれか1つに記載のアッパー。
  24. 請求項1〜23のいずれか1つに記載のアッパーを備える靴。
  25. ラスト内に少なくとも1つの編組部分をさらに備える、請求項24に記載の靴。
  26. インソール内に少なくとも1つの編組部分をさらに備える、請求項24または25に記載の靴。
  27. 請求項1〜23のいずれか1つに記載のアッパーまたは請求項2426のいずれか1つに記載の靴を製造するための方法。
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