JP6685684B2 - ワイヤクランプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、溶接ワイヤを保持するためのワイヤクランプ装置に関する。
従来、溶接ロボットの溶接トーチに送給される溶接ワイヤを、ワイヤクランプ装置で保持する技術が知られている。特許文献1のワイヤクランプ装置は、ワイヤクランプ本体に固定された第1保持部材とその第1保持部材に対して前進・後退の往復移動が可能な第2保持部材とで、溶接ワイヤを挟み込んで保持する。また、第1保持部材は、その先端部に断面V字状の溝部を有する。第1保持部材と第2保持部材との間に溶接ワイヤが挟み込まれると、溶接ワイヤが第1保持部材の溝部の内側面に接触し、それにより溶接ワイヤが位置決めされる。
特開平10−015666号公報
特許文献1のワイヤクランプ装置においては、第1保持部材の溝部に溶接ワイヤが食い込んで嵌まってしまうことがある。このような事態が発生すると、溶接ワイヤを送給する際に、送給抵抗が大きくなるし、溶接ワイヤの摩耗も生じ得るため、好ましくない。
本発明は、このような従来技術の事情を鑑みてなされたものであり、溶接ワイヤの円滑な送給を確保することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、溶接ロボットの溶接トーチに供給される溶接ワイヤを保持するワイヤクランプ装置であって、前記溶接ワイヤが挿通されるワイヤ挿通孔を有するハウジングと、前記ワイヤ挿通孔内の溶接ワイヤを保持する第1保持部材及び第2保持部材と、前記第1保持部材を、前記第2保持部材側に前進させた前進位置と前記第2保持部材に対して後退させた後退位置との間で往復動作させる駆動部とを備え、前記第1保持部材は、その先端部に溶接ワイヤとの接触が許容される溝部を有し、前記第1保持部材は、前記後退位置にあるとき、前記溝部の内側面における溶接ワイヤとの接触域が前記ワイヤ挿通孔の内周面よりも外側に位置することを特徴とする。
本発明によれば、溶接ワイヤの円滑な送給を確保できる。
溶接ロボットシステムの概略図。 ワイヤクランプ装置の斜視図。 図2における3−3線断面図。 図3における4−4線断面図。 図4における5−5線断面図。 (a)は、第1保持部材が前進位置にある場合のワイヤクランプ装置の説明図、(b)は、第1保持部材が前進位置と後退位置との途中にある場合のワイヤクランプ装置の説明図、(c)は、第1保持部材が後退位置にある場合のワイヤクランプ装置の説明図。
(溶接ロボットシステムの構成)
先ず、本発明のワイヤクランプ装置20が適用される溶接ロボットシステムの概要を、図1に従って説明する。
図1に示すように、溶接ロボットシステムの溶接ロボットRは、サーボモータによって回動駆動される複数のアーム11(図1の例では3つ)を備える。これらのアーム11のうち先端のアーム11には、溶接トーチ12が固定されている。溶接トーチ12には、ワイヤ供給部13から供給される溶接ワイヤWを保持するためのワイヤクランプ装置20が内蔵されている。
図1に示すように、ワイヤクランプ装置20は、電磁弁15を介して圧縮機14に接続されている。ワイヤクランプ装置20は、圧縮機14から供給される空気圧を動力として、電磁弁15の開閉動作に応じて動作する。溶接ロボットシステムは、溶接ロボットRの動作を制御するロボット制御装置RCを含んで構成されている。ロボット制御装置RCは、溶接ロボットRのサーボモータに供給する電力を制御することにより、各アーム11の動作を制御する。また、ロボット制御装置RCは、電磁弁15の開閉動作を制御することにより、ワイヤクランプ装置20の動作を制御する。
(ワイヤクランプ装置の構成)
次に、ワイヤクランプ装置20の構成を、図2〜図6に従って説明する。なお、以下の説明において、図2及び図3に示すように、溶接ワイヤWの供給元側(ワイヤ供給部13側)を「後側」、溶接ワイヤWの供給先側(溶接トーチ12の先端側)を「前側」とする。そして、前後方向に直交する方向を上下方向とする。
図2に示すように、ワイヤクランプ装置20のハウジング21は、全体として六角形柱状をなすハウジング本体22を有する。ハウジング本体22には、ハウジング本体22を長手方向に貫通する断面視円形状の第1貫通孔23が設けられている。図3に示すように、第1貫通孔23の後側の大部分である本体部分23aは、その延設方向において同一の内径になっている。そして、第1貫通孔23の前側の一部である開口部分23bは、本体部分23aよりも内径が小さくなっている。その結果として、第1貫通孔23の本体部分23aと開口部分23bとの境界部には、段差23cが存在する。
図3に示すように、ハウジング本体22の前面には、円筒状の筒部26が固定されている。図3に示すように、筒部26の内径は、ハウジング本体22における第1貫通孔23の開口部分23bの内径と同一になっている。また、筒部26の中心軸は第1貫通孔23の中心軸と一致していて、筒部26の内部がハウジング本体22における第1貫通孔23の開口部分23bと連通している。
図3に示すように、ハウジング本体22には、ハウジング本体22の上面と第1貫通孔23における本体部分23aの内周面との間を貫通する断面視円形状の第2貫通孔24が設けられている。第2貫通孔24は、第1貫通孔23に対して直交する上下方向に延びている。ハウジング本体22には、ハウジング本体22の下面と第1貫通孔23における本体部分23aの内周面との間を貫通する断面視円形状の第3貫通孔25が設けられている。第3貫通孔25の中心軸は、第2貫通孔24の中心軸と同一直線上に位置している。第3貫通孔25は、大径部25a、テーパ部25b、小径部25cの3つの部分で構成されている。大径部25aは外側(ハウジング本体22の下面側)に位置していて、ハウジング本体22の外部に開口している。大径部25aよりも内側のテーパ部25bは、内側に向かうほど内径が小さくなっている。テーパ部25bよりも内側の小径部25cは、テーパ部25bの最内端における内径と同一の内径となっている。また、小径部25cは、ハウジング本体22の第1貫通孔23における本体部分23a内に開口している。
図3及び図4に示すように、ハウジング21は、ハウジング本体22の第1貫通孔23内に挿入された柱形状のガイド部材30を有する。図4に示すように、ガイド部材30は、平行に延びるように対向配置された2つの平坦面を有し、これら2つの平坦面を繋ぐように、2つの円弧面が対向配置されている。2つの円弧面は、同一の仮想円周上に位置していて、その仮想円の直径は、ハウジング本体22における第1貫通孔23の本体部分23aの内径と同一になっている。したがって、ガイド部材30は、2つの円弧面において第1貫通孔23の本体部分23aの内周面と接触している。
図3に示すように、ガイド部材30は、その前端部が第1貫通孔23の段差23cに当接している。これにより、ガイド部材30が位置決めされるとともに、ガイド部材30がハウジング本体22の前側から抜け出さないようになっている。なお、この実施形態の説明において、寸法(径)が同一とは、完全に同一である場合に加え、2つの部材が摺動しつつ嵌まり合うことができるような寸法の違いを許容するものである。
図3に示すように、ガイド部材30には、ガイド部材30を長手方向に貫通するワイヤ挿通孔31が設けられている。ワイヤ挿通孔31の中心軸は、ハウジング本体22の第1貫通孔23の中心軸と同一直線上に位置している。また、ワイヤ挿通孔31の内部は、ハウジング本体22の第1貫通孔23における開口部分23bの内部及び筒部26の内部と連通している。
図3に示すように、ワイヤ挿通孔31は、前後方向において内径に変化が付けられている。ワイヤ挿通孔31の最も後側は、他の部分よりも内径の小さい小内径部31aとされている。小内径部31aの内径は、例えば数mmであり、ワイヤ挿通孔31に挿通しようとする溶接ワイヤWの径よりも大きくなっている。ワイヤ挿通孔31の前側は、前側に向かって段階的に内径が大きくなる拡径部31bとされている。拡径部31bの前端における内径は、ハウジング本体22における第1貫通孔23の開口部分23bの内径と同一になっている。
図3に示すように、ガイド部材30には、ガイド部材30の上面とワイヤ挿通孔31の内周面との間を上下方向に貫通する第1ロッド挿通孔32が設けられている。第1ロッド挿通孔32の中心軸は、ハウジング本体22の第2貫通孔24の中心軸と同一直線上に位置し、第1ロッド挿通孔32とハウジング本体22の第2貫通孔24とが連通している。
図3に示すように、第1ロッド挿通孔32は、ガイド部材30の上面外側に開口する第1外側孔32aと、ガイド部材30のワイヤ挿通孔31の内部に開口する第1内側孔32bとで構成されている。図5に示すように、第1外側孔32aは、非円形状の開口形状を有する。具体的には、第1外側孔32aの開口形状は、平行に延びる2つの直線部分を有し、これら2つの直線部分を繋ぐように2つの円弧部分が対向配置されている。2つの円弧部分は、同一の仮想円周上に位置していて、その仮想円の直径は、ハウジング本体22の第2貫通孔24の内径よりもやや大きくなっている。図3及び図4に示すように、第1内側孔32bは、円形の開口形状を有する。第1内側孔32bの内径は、第1外側孔32aの2つの直線部分の離間距離よりも小さく形成されている。
図3に示すように、ガイド部材30には、ガイド部材30の下面とワイヤ挿通孔31の内周面との間を上下方向に貫通する第2ロッド挿通孔33が設けられている。第2ロッド挿通孔33の中心軸は、ハウジング本体22の第1貫通孔23の中心軸と同一直線上に位置し、第2ロッド挿通孔33とハウジング本体22の第3貫通孔25とが連通している。
図3に示すように、第2ロッド挿通孔33は、ガイド部材30の下面外側に開口する第2外側孔33aとガイド部材30のワイヤ挿通孔31の内部に開口する第2内側孔33bとで構成されている。第2外側孔33aは円形状の開口形状を有し、その内径は、ハウジング本体22の第3貫通孔25における小径部25cの内径よりもやや大きくなっている。第2内側孔33bは、円形状の開口形状を有し、その内径は、第2外側孔33aの内径よりも小さくなっている。
図3に示すように、ハウジング21は、ハウジング本体22の第1貫通孔23内においてガイド部材30よりも後側に挿入された円筒状の内筒体34を有する。内筒体34の外径は、ハウジング本体22の第1貫通孔23における本体部分23aの内径と同一になっている。また、内筒体34の内径は、ガイド部材30におけるワイヤ挿通孔31の小内径部31aの内径よりも大きくなっている。内筒体34の中心軸は、ハウジング本体22の第1貫通孔23の中心軸と同一直線上に位置していて、内筒体34の内部は、ガイド部材30のワイヤ挿通孔31の内部と連通している。したがって、ワイヤクランプ装置20の後側から挿通される溶接ワイヤWは、内筒体34の内部、ガイド部材30のワイヤ挿通孔31(小内径部31a及び拡径部31b)内、筒部26の内部を経て、ワイヤクランプ装置20の前側に至る。
図2に示すように、ワイヤクランプ装置20は、ハウジング21におけるハウジング本体22の上面に取り付けられた駆動部としてのエアシリンダ40を有する。エアシリンダ40の本体部41は、全体として四角柱状をなしている。本体部41は、四隅に螺入されたボルトによってハウジング21のハウジング本体22の上面に固定されている。本体部41には、本体部41内に空気を供給するための供給管42、本体部41内から空気を排出するための排出管43が接続されている。なお、供給管42は、図1に示すように、電磁弁15を介して圧縮機14に接続されている。
図3に示すように、エアシリンダ40における本体部41の下面からは、第1保持部材44が突出し、その第1保持部材44がハウジング本体22の第2貫通孔24に挿通されている。第1保持部材44は、基端側(本体部41側)に位置する第1ロッド部44aと先端側に位置する第1当接部44bとで構成されている。第1ロッド部44aは、第1保持部材44の中心軸に直交する断面が非円形状になっている。具体的には、図5に示すように、第1ロッド部44aは、平行に延びるように対向配置された2つの平坦面を有し、これら2つの平坦面を繋ぐように、2つの円弧面が対向配置されている。2つの円弧面は、同一の仮想円周上に位置している。すなわち、第1ロッド部44aの断面形状は、第1ロッド挿通孔32における第1外側孔32aの開口形状に対応している。また、第1ロッド部44aの寸法は、その断面形状が第1ロッド挿通孔32における第1外側孔32aの開口形状の寸法よりもやや小さくなっている。なお、図5では、第1ロッド部44aの断面形状の寸法と、第1ロッド挿通孔32における第1外側孔32aの開口形状の寸法との差を誇張して図示している。
図3に示すように、第1保持部材44の第1当接部44bは、円柱状に形成されている。第1当接部44bの外径は、ガイド部材30における第1ロッド挿通孔32の第1内側孔32bの内径と同一になっている。第1当接部44bは、第1ロッド挿通孔32の第1内側孔32bに、摺動可能に挿通されている。図4に示すように、第1当接部44bの先端部には、溶接ワイヤWとの接触が許容される溝部44cが設けられている。溝部44cは、断面視V字状をなし、ワイヤクランプ装置20の前後方向に延びている。
図3に示すように、ハウジング本体22の第3貫通孔25には、第2保持部材45が挿入されている。第2保持部材45は、基端側のねじ部45a、ねじ部45aよりも先端側の第2ロッド部45b、そして、最も先端側の第2当接部45cで構成されている。ねじ部45aは、ハウジング本体22の第3貫通孔25における大径部25aに螺入されている。第2ロッド部45bは、円柱形状をなしており、その外径は、ハウジング本体22における第3貫通孔25の小径部25cの内径と同一になっている。そして、第2ロッド部45bは、ハウジング本体22の第3貫通孔25のテーパ部25b及び小径部25cに挿通され、先端側の一部がガイド部材30の第2外側孔33a内に突出している。第2当接部45cは、円柱形状をなしており、その外径はガイド部材30の第2内側孔33bの内径と同一になっている。また、第2当接部45cの先端面は平坦になっている。第2当接部45cは、ガイド部材30の第2内側孔33bに挿入されている。第2保持部材45は、第2当接部45cの先端面が、ガイド部材30における小内径部31aの内周面よりもわずかに内側に位置するように位置決めされている。
第1保持部材44は、エアシリンダ40の駆動に基づき、第2保持部材45側に前進した前進位置と第2保持部材45に対して後退した後退位置との間で往復動作する。図6(a)に示すように、第1保持部材44は、前進位置にあるときには、第2保持部材45との間で溶接ワイヤWを挟み込んで保持する。また、図6(c)に示すように、第1保持部材44は、後退位置にあるときには、第1当接部44bの先端44dが、ガイド部材30の小内径部31aの内周面よりも外側(上側)に位置する。なお、第2保持部材45は、ねじ部45aがハウジング本体22の第3貫通孔25に螺入されてハウジング本体22に対して固定されている。したがって、第2保持部材45は、第1保持部材44のように往復動作はしない。
(ワイヤクランプ装置の作用)
次に、ワイヤクランプ装置20の作用を説明する。
図6(a)に示すように、ワイヤクランプ装置20で溶接ワイヤWを保持する場合、第1保持部材44が第2保持部材45側に前進する。そして、第1保持部材44が前進位置に達すると、第1保持部材44の溝部44cの内側面及び第2保持部材45の先端面に、溶接ワイヤWが接触して位置決めされる。この状態では、溶接ワイヤWは、第1保持部材44の溝部44cの内側面の2箇所の接触域で接触する。
このとき、例えば、第1保持部材44及び第2保持部材45の溶接ワイヤWを挟みこむ力が強いと、溶接ワイヤWが第1保持部材44の溝部44cの奥側に食い込んで嵌まってしまうことがある。このように、溶接ワイヤWが第1保持部材44の溝部44cに嵌まった状態では、第1保持部材44が前進位置から後退位置に向けて後退移動し始めると、溶接ワイヤWが第1保持部材44と共に外側(上側)に移動する。その後、さらに第1保持部材44が後退移動して、図6(b)に示すように、溶接ワイヤWの外周面のうち最も上側の部分とワイヤ挿通孔31の小内径部31aの内周面との上下方向の位置が一致すると、溶接ワイヤWがワイヤ挿通孔31の小内径部31aの内周面に接触する。したがって、溶接ワイヤWは、それ以上外側へは移動できなくなる。その一方で、第1保持部材44は、後退位置にあるときに、先端44dがワイヤ挿通孔31の小内径部31aの内周面よりも外側(上側)に位置するように設定されているため、さらに外側に移動する。そして、図6(c)に示すように、第1保持部材44が後退位置に達すると、ワイヤ挿通孔31の小内径部31aの内周面に引っかかって外側への移動が規制された溶接ワイヤWが、第1保持部材44の溝部44cから外される。
このように、第1保持部材44の溝部44cに嵌まり込んだ溶接ワイヤWは、第1保持部材44の溝部44cの内側面における所定の接触域において接触している。この接触域が溝部44cの内側面のどの位置に設定されるかは、溶接ワイヤWの外径や断面形状に基づき、予め把握できる。そして、少なくとも、溝部44cの内側面における接触域が、ワイヤ挿通孔31の小内径部31aの内周面よりも外側に位置すれば、溶接ワイヤWが小内径部31aの内周面に引っかかって、溝部44cから外れることになる。
ところで、エアシリンダ40がハウジング21のハウジング本体22に取り付けられていない状態では、エアシリンダ40の本体部41から延びる第1保持部材44は、その中心軸を中心として回転可能である。そして、第1保持部材44が回転すると、第1保持部材44の第1当接部44bに形成されている溝部44cも回転することになる。溝部44cの向きが挟み込もうとする溶接ワイヤWの向き(ワイヤクランプ装置20の前後方向)に対してずれてしまうと、第1保持部材44の溝部44cの内側面に溶接ワイヤWを接触させて位置決めすることは困難になる。この点、図5に示すように、第1保持部材44の第1ロッド部44aは、その中心軸に直交する断面が非円形状である。そして、ハウジング21におけるガイド部材30の第1外側孔32aの開口形状も、第1ロッド部44aの断面形状に対応して非円形状である。したがって、第1保持部材44に、その中心軸を中心として回転させるような力が作用しても、第1保持部材44の第1ロッド部44aの外周面が、ガイド部材30の第1外側孔32aの内周面に引っかかって回転できない。したがって、第1保持部材44の第1当接部44bに設けられた溝部44cの向きが、ワイヤクランプ装置20の前後方向に対して大きくずれることは抑制される。このように、この実施形態では、ガイド部材30の第1外側孔32aの内周面が、第1保持部材44がその中心軸を中心として回転することを規制する規制部として機能する。
(ワイヤクランプ装置の特徴及び効果)
(1)上記実施形態では、第1保持部材44の溝部44cに溶接ワイヤWが食い込んで嵌まってしまっても、第1保持部材44が前進位置から後退位置へと移動する際に、嵌まった溶接ワイヤWが第1保持部材44の溝部44cから外される。したがって、第1保持部材44の溝部44cに溶接ワイヤWが嵌まった状態を速やかに解消して、溶接ワイヤWの円滑な送給を確保できる。
(2)第1保持部材44と第2保持部材45とで溶接ワイヤWを保持した状態では、第1保持部材44の溝部44cの内側面は、所定の接触域で溶接ワイヤWと接触する。この第1保持部材44の溝部44cの内側面における溶接ワイヤWとの接触域は、溶接ワイヤWの外径や断面形状によって異なる。この点、上記実施形態では、後退位置において、第1保持部材44における第1当接部44bの先端44dが、ガイド部材30におけるワイヤ挿通孔31の小内径部31aの内周面よりも外側に位置する。したがって、溶接ワイヤWが第1保持部材44の溝部44cの内側面のどの部分に接触していても、当該溝部44cに嵌まり込んだ溶接ワイヤWを確実に外すことができる。
(3)上記実施形態では、第1保持部材44の第1ロッド部44aの外周面とガイド部材30における第1外側孔32aとの当接関係により、第1保持部材44がその中心軸を中心として回転することが規制される。そのため、第1保持部材44の第1当接部44bに形成された溝部44cの向きが保持しようとする溶接ワイヤWの向き(ワイヤクランプ装置20の前後方向)に対して大きくずれることは抑制される。
(4)上記実施形態では、第1保持部材44の第1ロッド部44aの断面形状とガイド部材30における第1外側孔32aの開口形状とを互いに対応した非円形状に形成することで、第1保持部材44の回転を規制している。したがって、第1保持部材44の回転を規制するための複雑な機構等を追加採用しなくとも、第1保持部材44やガイド部材30の形状変更で第1保持部材44の回転を規制できる。
(変更例)
上記実施形態は以下のように変更することができる。また、各変更例を組み合わせて適用することも可能である。
・ 上記実施形態のワイヤクランプ装置20が適用される溶接ロボットRは、上で例示したものに限らない。例えば、溶接ロボットRのアーム11は1つ又は2つでもよいし、4つ以上でもよい。また、溶接ロボットRのアーム11は回動駆動するものにかぎらず、スライド移動するものであってもよい。また、ワイヤクランプ装置20は、溶接トーチ12に内蔵されるのではなく、溶接トーチ12やアーム11に外付けされてもよい。
・ 第1保持部材44を往復動作させるための駆動部はエアシリンダ40に限らない。例えば、油圧によって動作する油圧シリンダであってもよいし、電動モータの駆動に基づき動作する電動シリンダであってもよい。すなわち、第1保持部材44を往復動作させることができる駆動源であれば、如何なるものであっても採用でき得る。
・ ハウジング21の外部形状は、ハウジング21に固定されるエアシリンダ40(駆動部)の形状や、ワイヤクランプ装置20が内蔵される溶接トーチ12の形状によって適宜変更できる。例えば、ハウジング本体22を四角柱状又は円柱状に形成してもよいし、筒部26を省略してもよい。
・ ガイド部材30の形状を変更してもよい。例えば、ガイド部材30におけるワイヤ挿通孔31の拡径部31bを省略して、ワイヤ挿通孔31が同一の内径を維持して延びるようにしてもよい。また、第1保持部材44が挿通可能であり、且つ、第1保持部材44が往復動作可能なのであれば、第1ロッド挿通孔32の形状を変更することもできる。例えば、第1内側孔32bを省略してもよい。この点、第2ロッド挿通孔33についても同様で、第2保持部材45が挿通可能なのであれば、適宜形状を変更できる。
・ ガイド部材30や内筒体34を省略することもできる。この場合、例えば、ハウジング本体22における第1貫通孔23の本体部分23aの内径を、上記実施形態のガイド部材30におけるワイヤ挿通孔31の小内径部31aと同じ径に設定すればよい。また、この変更例の場合には、第1貫通孔23の本体部分23aが、ハウジング21のワイヤ挿通孔に相当する。
・ 第1保持部材44の第1ロッド部44aの形状を変更することができる。例えば、第1保持部材44の中心軸方向に直交する第1ロッド部44aの断面形状を、楕円形状や多角形状にしてもよい。この場合、ガイド部材30における第1ロッド挿通孔32の第1外側孔32aの開口形状を、第1ロッド部44aの断面形状に対応して楕円形状や多角形状にすれば、上記の実施形態と同様に、第1保持部材44がその中心軸を中心として回転することを抑制できる。
・ 第1保持部材44の回転を抑制する態様は、上記実施形態のように、第1保持部材44における第1ロッド部44aの断面形状とガイド部材30における第1ロッド挿通孔32の第1外側孔32aの開口形状とを対応させる態様に限らない。例えば、図5に示す第1保持部材44の第1ロッド部44aを断面視四角形状に形成してもよい。この場合、第1ロッド部44aは、第1保持部材44の中心軸方向に沿う4つの平面部を有する。そして、第1ロッド挿通孔32の第1外側孔32aの内周面のうち2箇所の平面部分のいずれか一方が、第1ロッド部44aの4つの平面部のうちのいずれかと面接触すれば、第1保持部材44がその中心軸を中心として回転することは規制できる。なお、この変更例の場合、第1ロッド挿通孔32の第1外側孔32aの内周面のうち、第1ロッド部44aの平面部と面接触する平面部分が規制部として機能する。
・ また、例えば、第1保持部材44の第1ロッド部44aの外周面に第1保持部材44の中心軸方向に延びる凸条を設け、ガイド部材30における第1ロッド挿通孔32の第1外側孔32aの内周面に第1保持部材44の中心軸方向に延びる凹条を設ける。そして、第1ロッド挿通孔32の第1外側孔32aの凹条の内側に第1ロッド部44aの凸条が位置するように、第1保持部材44を第1ロッド挿通孔32に挿通すれば、第1保持部材44がその中心軸を中心として回転することを抑制できる。この場合、第1ロッド挿通孔32の第1外側孔32aの内周面に設けられた凹条が規制部として機能する。また、反対に、第1保持部材44の第1ロッド部44aの外周面に凹状を設け、ガイド部材30における第1ロッド挿通孔32の第1外側孔32aの内周面に凸状を設けてもよい。
・ 例えば、第1保持部材44がエアシリンダ40(駆動部)に対して、中心軸を中心として回転不能に取付けられているのであれば、上述したような、第1保持部材44の回転を抑制する構成を採用しなくてもよい。例えば、第1保持部材44の中心軸方向に直交する第1ロッド部44aの断面形状を円形状に形成し、ガイド部材30における第1ロッド挿通孔32の第1外側孔32aの開口形状を円形状に形成してもよい。
・ 第1保持部材44における溝部44cの形状を変更してもよい。例えば、断面視V字状ではなく、断面視円弧状(U字状)に形成してもよい。すなわち、第1保持部材44及び第2保持部材45で保持しようとする溶接ワイヤWの外径や強度等に合わせて適宜変更すればよい。
・ 第1保持部材44に加え、第2保持部材45の第2当接部45cに溝部を設けてもよい。この場合、第1保持部材44の溝部44cと第2保持部材45の溝部の形状は、必ずしも同一である必要はない。
・ 第2保持部材45にも溝部を設ける場合、第2保持部材45の溝部に溶接ワイヤWが食い込んで嵌まり込む可能性がある。しかし、第2保持部材45はハウジング本体22に対して固定されていて往復動作できないため、第1保持部材44のように前進位置から後退位置に移動するのにしたがって嵌まり込んだ溶接ワイヤWを外すことができない。そこで、例えば、第1保持部材44の溝部44cの形状を、第2保持部材45の溝部の形状と比較して、溶接ワイヤWが嵌まり込みやすい形状にして、溶接ワイヤWが第2保持部材45の溝部には嵌まり込みにくくすることが考えられる。例えば、第1保持部材44の溝部44c及び第2保持部材45の溝部の形状をいずれも断面視V字状に形成するのであれば、第1保持部材44の溝部44cを、第2保持部材の溝部よりも鋭角にすることが考えられる。このように構成すれば、溶接ワイヤWは第1保持部材44の溝部44cに嵌まり込みやすくなり、そして、嵌まり込んだ溶接ワイヤWは第1保持部材44の後退動作に従って速やかに溝部44cから外される。
・ 第1保持部材44及び第2保持部材45の材質は問わず、両者の材質を異ならしめてもよい。例えば、第1保持部材44の第1当接部44bを樹脂で構成し、第2保持部材45の第2当接部45cを金属で構成するなど、第1保持部材44の第1当接部44bを第2保持部材45の第2当接部45cよりも軟質な材料で構成してもよい。このように第1保持部材44の第1当接部44bを、より軟質な材質で構成することにより、第1当接部44bの溝部44cの内側面に接触する溶接ワイヤWの摩耗等を抑制できる。なお、第1保持部材44の第1当接部44bを軟質な材料で構成した場合、第1当接部44bが弾性変形しやすくなるため、第1当接部44bの溝部44cに溶接ワイヤWが嵌まり込みやすくなる可能性がある。この場合でも、上述したとおり、嵌まり込んだ溶接ワイヤWは第1保持部材44の後退動作に従って速やかに溝部44cから外されるため、特に問題は生じない。
・ 第1保持部材44に加え、第2保持部材45を、第1保持部材44側に前進させた前進位置と第1保持部材44に対して後退させた後退位置との間で往復動作可能に構成してもよい。
・ ねじ部45a、第2ロッド部45b及び第2当接部45cで構成される第2保持部材45に代えて、他の部分を第2保持部材として機能させてもよい。例えば、ガイド部材30におけるワイヤ挿通孔31の小内径部31aの内周面のうち、第1保持部材44と対向する部分に、平坦な当接部を設けてもよい。この場合は、この平坦な当接部が第2保持部材として機能する。なお、この変更例の場合は、ハウジング本体22における第3貫通孔及びガイド部材30における第2ロッド挿通孔33は不要であり、省略できる。
・ 第1保持部材44及び第2保持部材45の配置、位置関係は適宜変更できる。例えば、図3において、第1保持部材44及び第2保持部材45の配置を上下反対にしてもよい。また、図3において前後方向及び上下方向に直交する左右方向に沿って、第1保持部材44及び第2保持部材45を配置してもよい。また、ワイヤクランプ装置20の前後方向に直交する方向に限らず、ワイヤクランプ装置20の前後方向に対して斜め方向に沿って第1保持部材44及び第2保持部材45を配置してもよい。さらに、第1保持部材44及び第2保持部材45が同一直線状に配置されていなくてもよく、例えば、第1保持部材44の先端面と第2保持部材45の先端面とが部分的に対向していてもよい。すなわち、第1保持部材44と第2保持部材45との間で溶接ワイヤWが保持できるのであれば、第1保持部材44及び第2保持部材45の配置は適宜変更できる。
・ 後退位置にあるときの第1保持部材44とガイド部材30におけるワイヤ挿通孔31の小内径部31aの内周面との位置関係は、上記実施形態のものに限らない。図6(a)に示すように、第1保持部材44と第2保持部材45とで溶接ワイヤWを保持した状態では、溶接ワイヤWは第1保持部材44の溝部44cの内側面における所定の接触域に接触する。仮に、溶接ワイヤWが第1保持部材44の溝部44cに嵌まり込んだとしても、第1保持部材44の溝部44cにおける接触域が、ガイド部材30におけるワイヤ挿通孔31の小内径部31aの内周面よりも外側(上側)に位置すれば、溶接ワイヤWが小内径部31aの内周面に引っかかって、第1保持部材44の溝部44cから外れる。第1保持部材44の溝部44cの内側面における溶接ワイヤWとの接触域は、第1保持部材44と第2保持部材45とで保持するべき溶接ワイヤWの外径等により予め把握できるので、第1保持部材44が後退位置にあるときに、その接触域が小内径部31aの内周面よりも外側に位置するようにすればよい。
(技術思想の追記)
上記実施形態及び変更例に基づく技術思想を以下に追記する。
・ 第1保持部材におけるロッド部の外周面には、第1保持部材の中心軸方向に沿う平面部が設けられ、ハウジングには、規制部として、平面部に面接触する規制面が形成されている。
・ 第2保持部材は、ハウジングに固定されており、第2保持部材は、その先端部に溶接ワイヤとの接触が許容される断面視V字状の溝部を有し、第1保持部材の溝部は、第2保持部材の溝部よりも鋭角な断面V字状に形成されている。
・ 第1保持部材の先端部は、第2保持部材の先端部よりも軟質な材料で構成されている。
・ 第1保持部材は、後退位置にあるとき、当該第1保持部材の先端がワイヤ挿通孔の内周面よりも外側に位置する。
R…溶接ロボット、W…溶接ワイヤ、12…溶接トーチ、20…ワイヤクランプ装置、21…ハウジング、22…ハウジング本体、23…第1貫通孔、30…ガイド部材、31…ワイヤ挿通孔、31a…小内径部、32…第1ロッド挿通孔、33…第2ロッド挿通孔、40…エアシリンダ、44…第1保持部材、44a…第1ロッド部、44b…第1当接部、44c…溝部、45…第2保持部材、45a…ねじ部、45b…第2ロッド部、45c…第2当接部。

Claims (3)

  1. 溶接ロボットの溶接トーチに供給される溶接ワイヤを保持するワイヤクランプ装置であって、
    前記溶接ワイヤが挿通されるワイヤ挿通孔を有するハウジングと、
    前記ワイヤ挿通孔内の溶接ワイヤを保持する第1保持部材及び第2保持部材と、
    前記第1保持部材を、前記第2保持部材側に前進させた前進位置と前記第2保持部材に対して後退させた後退位置との間で往復動作させる駆動部とを備え、
    前記第1保持部材は、その先端部に溶接ワイヤとの接触が許容される断面視V字状の第1溝部を有し、
    前記第2保持部材は、その先端部に溶接ワイヤとの接触が許容される断面視V字状の第2溝部を有し、
    前記第1保持部材は、前記後退位置にあるとき、前記第1溝部の内側面における溶接ワイヤとの接触域が前記ワイヤ挿通孔の内周面よりも外側に位置し、
    前記第1溝部は、前記第2溝部よりも鋭角な断面視V字状に形成されている
    ことを特徴とするワイヤクランプ装置。
  2. 前記第1保持部材は、前記往復動作の方向に延びるロッド部を有し、
    前記ハウジングは、前記ロッド部の外周面に当接して、前記第1保持部材が前記ロッド部の中心軸を中心として回転することを規制する規制部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤクランプ装置。
  3. 前記ロッド部は、その中心軸に直交する断面が非円形状であり、
    前記ハウジングは、前記ロッド部の断面形状に対応した開口形状のロッド挿通孔を有し、前記規制部は、前記ロッド挿通孔の内周面である
    ことを特徴とする請求項2に記載のワイヤクランプ装置。
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