JP6684566B2 - 磁気共鳴イメージング装置、及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気共鳴イメージング装置に関し、特に造影ダイナミック計測の計画の支援と検査効率向上のための技術に関する。
磁気共鳴イメージング(以下、「MRI」という)装置は、被検体、特に人体の組織を構成する原子核スピンが発生する核磁気共鳴(以下、「NMR」という)信号を計測し、その頭部、腹部、四肢等の形態や機能を2次元的に或いは3次元的に画像化する装置である。撮影においては、NMR信号には、傾斜磁場によって異なる位相エンコードが付与されるとともに周波数エンコードされて、時系列データとして計測される。計測されたNMR信号は、2次元又は3次元フーリエ変換されることにより画像に再構成される。
通常、撮像に用いるパルスシーケンスは、1被検体に対して複数個、連続したRFパルスを照射する。このため、MRI装置は、1被検体に1回で用いるパルスシーケンスの組み合わせおよび照射する順序を記憶しておくことができる。このようなパルスシーケンスの組をプロトコルと呼ぶ。
特許文献1には、造影磁気共鳴血管画像(以下、「MRA」という)撮像の際に必要となる目的血管までの造影剤到達時間を、テストインジェクションでは決定が困難な部分においては、撮像視野内で造影剤濃度変化を捉えやすい血管までの到達時間を決定し、そこから先は血液の流速を計測して目的血管までの造影剤到達時間を得ることによって、濃度変化により求める造影剤到達時間に比べ、より正確な造影剤到達時間を求める手段を備えたMRI装置が開示されている。また、特許文献2には、乳房の造影ダイナミック計画の計画支援について造影剤注入と画像収集のタイミングスキームを計算する計画ツールが開示されている。
特開2002−301042号公報 特表2011−515138号公報
上述の通り、造影ダイナミック計測の検査プロトコルの構築は、造影剤の到達時間などを考慮する必要があり難解なものとなっている。さらに息止め指示をする必要がある場合では、検査が開始すると操作者は息止め指示のタイミングを正確に把握しなければいけない。現在、息止め指示を支援する自動発声機能が存在するが、自動発声機能の実行時間を意識して検査開始時間を設定する必要があることは変わらないため、プロトコルの構築は同様に難解である。また、検査開始後は適切なタイミングで息止め指示が必要となるため、慎重に検査の進捗を把握する必要がある。また、再検査が必要となると造影剤の副作用など、被検者に与える負担は大きい。
更に、造影剤注入から30分後の画像、例えば、肝臓造影検査における平衡相での画像が必要になることがある。この場合、造影剤注入後からある時間が経過後に撮像を実行することとなるが、空き時間が存在する。もしこの空き時間に、所望のスキャンを行うことで検査開始後に必要となったコントラストのスキャンを効率よく実行することができれば、検査全体の効率を向上することになり、被検者の負担を軽減することとなる。
本発明の目的は、上記の課題を解決し、検査計画を容易にすることができ、検査の全体構成と実行時の進捗を容易に把握ことができるMRI装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明においては、被検体を収容する空間に均一な静磁場と、静磁場に重畳する傾斜磁場と、被検体へ照射する高周波磁場を発生する磁場発生部と、被検体から発生するNMR信号をエコー信号として検出する検出部と、検出されたエコー信号を画像化する画像処理部と、複数のスキャンと複数のスキャン間の空き時間の表示を行うグラフィカルユーザインタフェース(以下、GUIと称す)と、磁場発生部、検出部、画像処理部,及びGUIを制御する制御部とを備え、制御部は、撮像パラメータに基づきGUIによる複数のスキャンと複数のスキャン間の空き時間の表示を制御するMRI装置を提供する。
また、上記目的を達成するため、本発明においては、MRI装置の制御方法であって、MRI装置は、被検体を収容する空間に均一な静磁場と、静磁場に重畳する傾斜磁場と、被検体へ照射する高周波磁場を発生し、被検体から発生するNMR信号をエコー信号として検出し、検出されたエコー信号を画像化し、GUIにより複数のスキャンと複数のスキャン間の空き時間を表示し、造影ダイナミック計測を計画するための撮像パラメータに基づき、GUIによる複数のスキャンと複数のスキャン間の空き時間の表示を制御するMRI装置の制御方法を提供する。
本発明によれば、検査におけるスキャン開始時間など、検査計画が容易に設定でき、検査全体を把握しやすくなり、被検者への息止めなどの指示を確実に実施できるようになる。
各実施例に係るMRI装置の全体構成を説明するための図である。 実施例1のMRI装置の動作フローを説明する図である。 実施例1のGUIの一例を説明する図である。 実施例1に係る、スキャン計画を作成するためのGUIの一例を説明する図である。 実施例1に係る、スキャン計画を作成するためのGUIの他の例を説明する図である。 実施例1に係る、スキャン計画を作成するためのGUIの他の例を説明する図である。 実施例1に係る、スキャン計画を作成するためのGUIの他の例を説明する図である。 実施例1のGUIの時間経過の一例を説明する図である。 実施例2のMRI装置の動作フローを説明する図である。 実施例2のGUIの一例を説明する図である。 実施例2のGUIのスキャンリストの一例を説明する図である。 実施例2のGUIの他の例を説明する図である。 実施例2のGUIの撮像パラメータの入力画面の一例を説明する図である。 実施例2のGUIの撮像パラメータの入力画面の他の例を説明する図である。 実施例3のMRI装置の動作フローを説明する図である。 実施例3のGUIのスキャンリストの一例を説明する図である。 実施例3のGUIの一例を説明する図である。 実施例3のGUIの他の例を説明する図である。
以下、添付図面に従って本発明のMRI装置の各種の実施例について説明する。なお、発明の実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
最初に、各実施例に係るMRI装置の一例の全体概要を図1に基づいて説明する。図1は、各実施例に係るMRI装置の一実施例の全体構成を示すブロック図である。このMRI装置は、NMR現象を利用して被検体の断層画像を得るもので、図1に示すように、MRI装置は静磁場発生系2と、傾斜磁場発生系3と、送信系5と、受信系6と、信号処理系7と、シーケンサ4と、中央処理部(CPU)8とを備えて構成される。本明細書においては、MRI装置の制御を行うシーケンサ4とCPU8を総称して、制御部と称する。
静磁場発生系2は、垂直磁場方式であれば、被検体1の周りの空間にその体軸と直交する方向に、水平磁場方式であれば、体軸方向に均一な静磁場を発生させるもので、被検体1の周りに永久磁石方式、常電導方式あるいは超電導方式の静磁場発生源が配置されている。
傾斜磁場発生系3は、MRI装置の座標系(静止座標系)であるX,Y,Zの3軸方向に傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイル9と、それぞれの傾斜磁場コイルを駆動する傾斜磁場電源10とから成り、後述のシ−ケンサ4からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾斜磁場電源10を駆動することにより、X,Y,Zの3軸方向に傾斜磁場Gx,Gy,Gzを印加する。撮影時には、スライス面(撮影断面)に直交する方向にスライス方向傾斜磁場パルス(Gs)を印加して被検体1に対するスライス面を設定し、そのスライス面に直交して且つ互いに直交する残りの2つの方向に位相エンコード方向傾斜磁場パルス(Gp)と周波数エンコード方向傾斜磁場パルス(Gf)を印加して、エコー信号にそれぞれの方向の位置情報をエンコードする。
シーケンサ4は、高周波磁場パルス(以下、「RFパルス」という)と傾斜磁場パルスをある所定のパルスシーケンスで繰り返し印加する制御手段で、CPU8の制御で動作し、被検体1の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令を送信系5、傾斜磁場発生系3、および受信系6に送る。
送信系5は、被検体1の生体組織を構成する原子の原子核スピンに核磁気共鳴を起こさせるために、被検体1にRFパルスを照射するもので、高周波発振器11と変調器12と高周波増幅器13と送信側の高周波コイル(送信コイル)14aとから成る。高周波発振器11から出力されたRFパルスをシーケンサ4からの指令によるタイミングで変調器12により振幅変調し、この振幅変調されたRFパルスを高周波増幅器13で増幅した後に被検体1に近接して配置された高周波コイル14aに供給することにより、RFパルスが被検体1に照射される。
受信系6は、被検体1の生体組織を構成する原子核スピンの核磁気共鳴により放出されるNMR信号であるエコー信号を検出するもので、受信側の高周波コイル(受信コイル) 14bと信号増幅器15と直交位相検波器16と、A/D変換器17とから成る。送信側の高周波コイル14aから照射された電磁波によって誘起された被検体1の応答のNMR信号が被検体1に近接して配置された高周波コイル14bで検出され、信号増幅器15で増幅された後、シーケンサ4からの指令によるタイミングで直交位相検波器16により直交する二系統の信号に分割され、それぞれがA/D変換器17でディジタル量に変換されて、信号処理系7に送られる。
信号処理系7は、各種データ処理と処理結果の表示及び保存等を行うもので、光ディスク19、磁気ディスク18等の外部記憶装置と、ROM21、RAM22等の記憶部と、CRT等からなるGUIを構成するディスプレイ20とを有する。受信系6からのデータが制御部であるCPU8に入力されると、CPU8が信号処理、画像再構成等の処理を実行し、その結果である被検体1の断層画像をディスプレイ20に表示すると共に、外部記憶装置の磁気ディスク18等に記録する。
操作部25は、MRI装置の各種制御情報や上記信号処理系7で行う処理の制御情報を入力するもので、トラックボール又はマウス23、及び、キーボード24から成る。この操作部25はディスプレイ20に近接して配置され、操作者がGUIの構成要素であるディスプレイ20を見ながらGUIの構成要素である操作部25を通して、GUIでインタラクティブにMRI装置の各種処理動作を指示する。
なお、図1において、送信側の高周波コイル14aと傾斜磁場コイル9は、被検体1が挿入される静磁場発生系2の静磁場空間内に、垂直磁場方式であれば被検体1に対向して、水平磁場方式であれば被検体1を取り囲むようにして設置されている。また、受信側の高周波コイル14bは、被検体1に対向して、或いは取り囲むように設置されている。
現在MRI装置の撮像対象核種は、臨床で普及しているものとしては、被検体の主たる構成物質である水素原子核(プロトン)である。プロトン密度の空間分布や、励起状態の緩和時間の空間分布に関する情報を画像化することで、人体頭部、腹部、四肢等の形態または、機能を2次元もしくは3次元的に撮像する。
実施例1は、被検体を収容する空間に均一な静磁場と、静磁場に重畳する傾斜磁場と、被検体へ照射する高周波磁場を発生する磁場発生部と、被検体から発生するNMR信号をエコー信号として検出する検出部と、検出されたエコー信号を画像化する画像処理部と、複数のスキャンと複数のスキャン間の空き時間の表示を行うGUIと、磁場発生部、検出部、画像処理部,及びGUIを制御する制御部とを備え、制御部は、撮像パラメータに基づきGUIによる複数のスキャンと複数のスキャン間の空き時間の表示を制御するMRI装置の実施例である。
実施例1のMRI装置について図2〜4を用いて説明する。図2は、本実施例のMRI装置を用いた造影ダイナミック計測のフローを示している。図3A〜図3E、図4は、本実施例のMRI装置のディスプレイに表示される複数のスキャンのスキャン間隔、各スキャンまでの残り時間等を表示可能とするGUIの一例を示す図である。
図2のステップS26で、操作者は上述の通りディスプレイ20、操作部25を利用して、GUIで造影ダイナミック計測に使用する任意のスキャン(シーケンス)を選択し、ダイナミック計測の設定画面を起動する。
ステップS27で、ディスプレイ20上に表示されたGUIを利用して、操作者はスキャンの繰り返し回数(Repeat Count)を設定する。なお、このスキャンの繰り返し回数(Repeat Count)等を設定するためのGUIについては、後で図3Bを用いて説明する。ここで、スキャンの繰り返し回数は予めスキャン各々と関連付けられて、信号処理系7の記憶装置や記憶部に保存されていて、スキャンの選択により繰り返し回数がそこから読みだされ自動的に設定されるよう構成しても良い。
ステップS28で、操作者はGUIを利用して、スキャン実行タイミングを設定する。スキャン実行の開始のタイミングの設定は、図3Aの(a)に示すように、造影剤注入時刻を0とした時間軸における、各スキャンの開始時間(Scan Start Time)31を指定する方法でも良いし、図3Aの(b)のように、各スキャンの開始時間の時間間隔(Scan Start Interval Time)32を指定する方法でも良いので、どちらかを選択可能なGUIを構成することができる。また、操作者が指定するスキャン開始時間は、テストインジェクション法から得られた時間や、目的血管または臓器への造影剤の到達時間の一般的な値としてもよいし、特許文献1で開示される方法で、すなわち血管の流速から推定される、目的血管への造影剤の到達時間としても良く、より好適には何れかを選択可能なGUIを構成することができる。
ステップS29で、スキャンの繰り返し回数と開始のタイミングの設定が完了すると、制御部であるCPU8のプログラム実行により、ダイナミック計測設定画面に造影剤注入時刻を0とした時間軸における、スキャン実行タイミングの空き時間であるスキャン間隔、スキャン開始時間の間隔、スキャン開始時間、スキャン時間(以後、総称してスキャンタイムチャートと呼ぶ)をGUIのディスプレイ20に表示するよう制御する。このスキャンタイムチャートの表示により、操作者は複数のスキャン間の空き時間を視覚的に把握することができる。
また、これらのスキャンが開始直前に自動で息止めを指示するように発生する機能を実行する設定がされている場合は、CPU8は、同じく息止めを指示する自動発声機能の実行時間と実行されるタイミングをスキャンタイムチャート上に表示するよう制御する。図3Aには、この息止めの自動発生機能の実行時間を実行されるタイミングを、発声マーク33とその継続時間(5 sec)が各スキャンの前後に配置した表示画面の一例を示した。
また、繰り返しスキャンの実行を操作者の操作によって再開するように待機モードを設定している、すなわち“Wait”がオン状態の場合は、制御部であるCPU8は、操作者による再開が必要であることをスキャンタイムチャート上に表示するよう制御する。このとき、実際のスキャンの実行タイミングは操作者の操作部25の操作によって決定されることとなるため、スキャン開始後は繰り返しスキャンの開始を所望する時間が近づいたときに操作者へ自動発生機能による音声や、GUIを構成するディスプレイ20上への映像表示等で通知することが望ましい。
また、ダイナミック計測に使用するスキャンは、ディスプレイ20に表示されるダイナミック計測の設定画面上で、造影ダイナミック計測を計画するための撮像パラメータ(TR、TE、スライス枚数など)を変更できるよう構成しても良い。操作部25からの造影ダイナミック計測を計画するための撮像パラメータの変更入力によりスキャン時間が変更された場合は、CPU8は、変更内容をスキャンタイムチャートに反映するよう制御する。
図3Bに本実施例におけるMRI装置における、スキャン計画を作成するためのGUIの一例を示した。同図において、領域34はスキャンセットの数を設定する領域を示す。そして、セット毎に繰り返し回数、複数のスキャン間の空き時間である繰り返し間隔等を設定し、ダイナミック計測を計画する、すなわち、領域35は各スキャンセット、すなわちPre-Cont.、Early Post Cont.、Late Post Cont.での繰り返し回数を設定する領域を示す。ここで、Pre-Cont.、Early Post Cont.、Late Post Cont.はそれぞれ、造影剤注入前の計測を目的とする1番目のセット、造影剤注入直後の計測を目的とする2番目のセット、造影剤注入後後期の計測を目的とする3番目のセットを示す。また、領域36は上述した各セットにおける撮像遅延時間(delay time)、複数のスキャン間の空き時間である繰り返し間隔(gap time)、待機(wait)を設定する領域を示す。領域37はスキャン前後に自動発声(Auto Voice)する種類を設定する領域を示す。なお、図3Bに示した領域37に設定されている”test”の場合、各スキャンの前後に 5 secの発声時間が設定されているが、スキャン開始前のみで発声、スキャン終了時のみで発声など変更することが可能である。なお、図3Bでは、領域36に示す待機(wait)がオフの場合を例示した。上述の通り、領域36の待機(Wait)がオンに設定された場合、操作者による再開が必要であることがスキャンタイムチャート上に表示される。
続いて、図3Cに領域34のスキャンセットの数が、2から3に変更される場合の、GUI画面の変更の一例を示した。図3Cの(a)では、スキャンセット数が2で、Pre-Cont.、Early Cont.がスキャンタイムチャートに表示されているが、このスキャンセット数が3に変更されると、図3Cの(b)に示すように、領域38、39にLate Post Cont.についてのスキャンタイムチャート、delay time、gap time、waitの情報が追加で表示される。
また、図3Dに示すように、繰り返し回数の変更がなされ、Pre-Cont. = 5, Early Post Cont. = 5とすると、スキャンタイムチャートには、合計10回繰り返してスキャンが実行されるため、領域40に示すスキャンが10回分表示され、各スキャンには何回目の繰り返しであるかが”#×דで表示される。
更に、図3Eの(a)に示すように、スキャンセット内の最初のスキャンが開始するまでの時間であるdelay timeを領域36に設定すると、スキャンタイムチャートの時間軸上にその値が表示される。そして、図3Eの(b)に示すように、スキャンセットが複数の場合は、Late Post Cont.のスキャンセットの対応する領域36に、delay time を設定すると、同様にスキャンタイムチャート上に、その値が表示される。また、図3Eの(a)に示したように、スキャン終了後から次のスキャン開始までの空き時間であるgap timeが領域36に設定されると、スキャン開始の時間間隔、基点であるスタート時刻からスキャンが開始するまでの時間は、図1のCPU8が各スキャンのスキャン時間、delay time、gap timeを使って算出し、自動でスキャンタイムチャート上に表示する。これにより、操作者は、検査全体を把握しやすくなる。
次に、図4を用いて、本実施例における、造影ダイナミック計測の検査を開始した後の設定画面の時間経過に伴う変化について説明する。検査が開始し造影剤が注入されると、CPU8は、ダイナミック計測設定画面上で、造影剤注入からスキャン開始までの時間を示すカウント表示41を表示する。図4の(a)に示すように、繰り返し実行される各スキャンの開始時間をカウント表示41にそれぞれ表示し、更にスキャンタイムチャートの時間軸上に三角(▲)マークでカウントされた現在時刻を表示する。時間の経過に伴い検査が進行すると、図4の(b)に示すように、完了したスキャンについては開始までの時間を通知するカウント表示、すなわち、現在時刻を表示する三角マークより以前のカウント表示は順次消去され、現在時刻以降のカウント表示41が表示される。
以上のように、本実施例のMRI装置においては、造影ダイナミック計測の空き時間を含めたスキャン実行タイミングを示すスキャンタイムチャート、更には自動発声機能の実行時間、操作者のスキャン再開待ち状態などの計測状態のタイムチャートを示すことで、操作者にとって検査全体を把握し易くすると共に、タイムチャート上で検査の進捗を管理することで、操作者の作業を確実に行うことができるようになる。
すなわち、本実施例のMRI装置によれば、造影ダイナミック計測の検査において検査計画を容易にすることができ、検査の全体構成と実行時の進捗を容易に把握ことができる。
実施例2は、新たなスキャンを追加する指示がなされたとき、制御部は、造影ダイナミック計測として計画されている複数のスキャンの開始時間を変更することなく、新たなスキャンを追加し、GUIによる表示を行うよう制御することが可能なMRI装置の実施例である。更に、本実施例は、操作部からの追加するスキャンの撮像パラメータの変更により、造影ダイナミック計測として計画されている複数のスキャンの開始時間が変更される恐れのある場合に、推奨する撮像パラメータの値を提案することが可能なMRI装置の実施例である。
以下、実施例2について図5〜10説明する。実施例1と異なる点は造影ダイナミック計測を計画した後の空き時間への新たなスキャン追加を可能とする機能を備える構成であることであり、以下、実施例1との相違点を中心に説明し、図1に示した装置全体構成等、実施例1の構成・機能と重複する部分の説明は省略する。
図5のMRI装置の処理フローにおいて、造影ダイナミック計測の検査開始前において、ステップS51で、操作者は造影ダイナミック計測として設定しているスキャンを選択し、CPU8は、実施例1同様、図6に示すような複数のスキャンのスキャン間隔である空き時間を示すスキャンタイムチャートに基づくダイナミック計測設定画面を起動するよう制御する。
ステップS52で操作者は、造影ダイナミック計測の繰り返しスキャンの空き時間に任意のスキャン(シーケンス)を追加するために、操作部25を使って、スキャン追加対象の空き時間を選択する。例えば、実施例1で詳述したスキャンタイムチャートの時間軸上で空き時間を選択することができる。また、スキャンを追加可能な空き時間の表示と選択方法は、図6に示すように、スキャンタイムチャート上の空き時間に「スキャンを追加」ボタン61を表示するよう制御し、操作者に所望の空き時間のボタン61を選択させることで実現しても良い。ステップS53で、操作者はボタン61などで選択した空き時間に追加可能なスキャンを、ディスプレイ20に表示されたリストから選択する。
図7に、操作者がスキャンを選択するリストの表示の具体例を示した。同図に示すように、スキャンリスト71と追加可能時間72等を表示し、スキャンリスト71には、その名称、スキャン時間、シーケンスの種類が示される。スキャンリスト71には、空き時間が長くなるほど多くのスキャンが表示されることとなる。図7の(a)、(b)に示すように、追加可能時間72の長さに応じて、空き時間に収まる範囲であれば、複数のスキャンを追加対象としても良い。
図5のステップS54で、操作者の選択により追加するスキャンが確定すると、スキャンタイムチャート上に追加対象として選択されたもののスキャン情報(スキャン間隔、スキャン開始時間の間隔、スキャン開始時間、スキャン時間)を追加表示するため、CPU8はスキャンタイムチャートを更新するよう制御する。
図8にCPU8の制御により、更新されたスキャンタイムチャートの一例を示した。図6と図8を比較すると解るように、図8において、新たにスキャン時間が6分5秒のMRA Scan 81が追加され、それに伴い、スキャン間隔等のスキャン情報が更新されている。
図5のステップS55で、操作者は必要があればステップS54で新たに追加したスキャンの撮像パラメータを変更する。操作者は、この撮像パラメータを変更するため、例えばディスプレイ20に表示されたスキャンタイムチャート上に追加したスキャン情報であるMRA Scan 81をクリックすることで、図9にその一例を示す様なパラメータ設定画面91を起動して表示するよう構成しても良い。このようなパラメータ設定画像91は現状のMRI装置で利用されているものであり、ここではパラメータ設定画像91の説明を省略する。
ステップS56において、制御部であるCPU8は、スキャン時間が空き時間を超えているか否かを判定し、ステップS55における操作者による新たに追加したスキャンの撮像パラメータの変更により、スキャン時間が空き時間を超え、空き時間より長くなる場合は、ステップS57において、このパラメータ変更が容認できないことを操作者に伝え、変更可能な範囲でのパラメータ値を提案する。なお、警告と提案の手段は、例えば、自動発生機能による音声の利用、或いは図10に示すように、パラメータ設定画面91上に重畳して警告・提案画面101を表示するようにしてもよい。図10に一例を示した警告・提案画面101では、「入力パラメータのエラー」として、入力パラメータTR = 75は入力できない旨を表示し、更に入力可能な値として、TR = 50を提案する表示を行っている。
なお、本実施例の説明において、図5に示した処理フロー、すなわち、空き時間にスキャンを追加する処理は、造影ダイナミック計測の検査開始前として説明したが、検査を開始した後に、上述した処理フローを実施しても良い。
本実施例によれば、操作者はもともと計画されている繰り返しスキャンの開始時間を変更することなく、造影ダイナミック計測の空き時間を使って、新たに所望のスキャンを容易に追加することができる。
実施例3は、予めスキャンの優先順位を設定しておくことにより、制御部が、この予め設定されたスキャンの優先順位に基づき、造影ダイナミック計測の空き時間に可能な範囲で新たなスキャンを追加するよう制御するMRI装置の実施例である。
実施例3について図11〜14を用いて説明する。本実施例が実施例2と異なる点は、空き時間に追加したい所望の検査を、操作者が予めその優先順位を決定しておき、この予め設定されたスキャンの優先順位に基づき、選択された造影ダイナミック計測の空き時間に追加可能なスキャンを自動で追加する部分である。そこで、その特徴点を中心に説明し、図1の装置の全体構成など実施例1、2と重複する部分の説明は省略する。
まず、図11のステップS111で、操作者は登録されているスキャンのリストから、造影ダイナミック計測で追加したいスキャンを選択し、例えば図12で示す設定画面121で、それぞれの優先順位を設定する。図12に明らかなように、図7のリストとの相違点は、リストに追加優先順位が追加された点である。なお、スキャンの選択状態、優先順位の設定は、検査部位ごとであってもよいし、造影ダイナミック計測として設定されているスキャン毎であってもよい。
図11のステップS112で、操作者は造影ダイナミック計測として設定しているスキャンを選択し、図13にその一例を示すスキャンタイムチャートに基づくダイナミック計測設定画面131を起動する。
ステップS113で、操作者はダイナミック計測設定画面131上の複数の空き時間から選択した空き時間へのスキャン追加を指示、実行する。スキャン追加の実行は、例えば、図13のスキャンタイムチャートに基づくダイナミック計測画面131内の左下部に配置される「空き時間にスキャンを追加」ボタンから実行しても良い。
ステップS114で、MRI装置のCPU8は操作者からのスキャンの追加の要求を受け付けると、図12にその一例を示したような、予め設定されている追加スキャンのリストから最も優先順位の高いスキャンを探索対象とし、ステップS115で探索を開始する。そして、ステップS116で、追加することが可能な空き時間をスキャンタイムチャートに基づく造影ダイナミック計測から探索、すなわち、探索対象のスキャンのスキャン時間よりも長い空き時間はあるかを判定する。その結果、追加可能な空き時間がない場合は、S119、S120で次に優先度の高いスキャンを探索対象として、空き時間を探索する。
ステップS116で、追加可能な空き時間を見つけると、ステップS117でその空き時間にスキャンを追加し、ステップS118で造影ダイナミック計測のスキャン計画を更新する。このときスキャンタイムチャートも更新する。
そして、ステップS119で、あらかじめ設定された優先順位を設定されたスキャンがなくなったと判断するまで、ステップS114〜S120を繰り返すことで、空き時間に追加できる範囲で、所望のスキャンが追加される。
図14に本実施例の構成により更新されたスキャンタイムチャートの一例を示した。同図と図12の設定画面121と比較すると明らかなように、設定画面121で追加優先順位が1、2、4であるスキャン141、142、143が追加され、追加優先順位が3のスキャンであるT2WIについては、追加可能な空き時間が見つけられなかったため、追加対象とされていない。
以上説明したように、本実施例の構成により、操作者はスキャンの優先度をあらかじめ設定しておくことで、設定されたスキャンの優先順位に基づき、空き時間に可能な範囲で新たなスキャンが追加されるので、造影ダイナミック計測のスキャンタイミングを意識することなく、GUIを使って所望するスキャンを追加でき、その結果、MRI装置の検査効率を向上することが可能となる。
以上、本発明の種々の実施例を述べたが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明のより良い理解のために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
更に、上述した各構成、機能、処理部等は、それらの一部又は全部を実現するプログラムを作成する例を説明したが、それらの一部又は全部を例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良いことは言うまでもない。
1 被検体
2 静磁場発生系
3 傾斜磁場発生系
4 シーケンサ
5 送信系
6 受信系
7 信号処理系
8 中央処理部(CPU)
9 傾斜磁場コイル
10 傾斜磁場電源
11 高周波発信器
12 変調器
13 高周波増幅器
14a 高周波コイル(送信コイル)
14b 高周波コイル(受信コイル)
15 信号増幅器
16 直交位相検波器
17 A/D変換器
18 磁気ディスク
19 光ディスク
20 ディスプレイ
21 ROM
22 RAM
23 トラックボール又はマウス
24 キーボード
25 操作部
31 スキャンの開始時間(Scan Start Time)
32 スキャンの開始時間の時間間隔(Scan Start Interval Time)
41 カウント表示
61 「スキャンを追加」ボタン
71 スキャンリスト
72 追加可能時間
81 MRA Scan
91 パラメータ設定画面
101 警告・提案画面
121、131 設定画面
141、142、143 スキャン

Claims (2)

  1. 被検体を収容する空間に均一な静磁場と、前記静磁場に重畳する傾斜磁場と、前記被検体へ照射する高周波磁場を発生する磁場発生部と、
    前記被検体から発生する核磁気共鳴(以下、NMRと称す)信号をエコー信号として検出する検出部と、
    前記検出されたエコー信号を画像化する画像処理部と、
    複数のスキャンと前記複数のスキャン間の空き時間の表示を行うグラフィカルユーザインタフェース(以下、GUIと称す)と、
    前記磁場発生部、前記検出部、前記画像処理部,及び前記GUIを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、造影ダイナミック計測を計画するための撮像パラメータに基づき前記GUIによる前記複数のスキャンと前記複数のスキャン間の空き時間の表示を制御し、
    前記GUIから新たなスキャンを追加する指示がなされたとき、前記複数のスキャンを変更することなく、予め設定された前記新たなスキャンの優先順位に基づき、前記空き時間に可能な範囲で前記新たなスキャンを追加し、前記GUIによる表示を行うよう制御する
    ことを特徴とする磁気共鳴イメージング(以下、MRIと称す)装置。
  2. MRI装置の制御方法であって、
    前記MRI装置は、
    被検体を収容する空間に均一な静磁場と、前記静磁場に重畳する傾斜磁場と、前記被検体へ照射する高周波磁場を発生し、前記被検体から発生するNMR信号をエコー信号として検出し、前記検出されたエコー信号を画像化し、
    GUIにより複数のスキャンと前記複数のスキャン間の空き時間を表示し、
    造影ダイナミック計測を計画するための撮像パラメータに基づき、前記GUIによる前記複数のスキャンと前記複数のスキャン間の空き時間の表示を制御し、
    新たなスキャンを追加する指示がなされたとき、前記複数のスキャンを変更することなく、予め設定された前記新たなスキャンの優先順位に基づき、前記空き時間に可能な範囲で前記新たなスキャンを追加し、前記GUIによる表示を行うよう制御する
    ことを特徴とするMRI装置の制御方法。
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