JP6683497B2 - 羽根ユニット、光学機器及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、主に、羽根ユニット、光学機器及び電子機器に関する。
デジタルカメラ等に用いられるシャッタには、羽根を開状態にすることが初期状態であるものがある。例えば、車載用の赤外線カメラは、シャッタの開状態を保って動画又は静止画を撮影している。他にも、羽根の開状態を撮影待機状態とするレンズシャッタがある。このようなシャッタにおいて、外部から衝撃や振動が加わるとシャッタが閉状態になることがあり、撮影に支障がでる。シャッタの開状態を保つために、例えば、特許文献1に示した撮像装置では、地板にストッパを設け、このストッパにシャッタ羽根を係止して、シャッタの開状態を維持している。
特開2006−171547号公報
特許文献1に記載された撮像装置では、ストッパは折り曲げて形成された構造であるため、所定以上の振動や衝撃が加わったときに、シャッタ羽根がストッパから脱落することがあり、撮影に支障がでる。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、シャッタ羽根が開状態のときに、シャッタ羽根を確実に固定して、良好な撮影をすることができる羽根ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る羽根ユニットは、
露光用の開口を備える地板と、
前記地板に垂直な第1の軸を中心に回動可能に設けられ、当該第1の軸に垂直で且つ異なる方向に伸びて互いに固定された第1のアームと第2のアームとを備える回動部材と、
前記第1のアームと前記第2のアームの間に介在する押圧部を含み、前記地板に垂直な第2の軸を支点として回動して前記開口を開閉し、前記開口を開くように回転するときに、前記押圧部により前記第1のアームを押圧して、前記回動部材を所定の方向に回転させ、前記開口を閉じるように回転するときに、前記押圧部により前記第2のアームを押圧して、前記回動部材を前記所定の方向と反対方向に回転させるシャッタ羽根と、
前記シャッタ羽根が前記開口を全て開いたときに、前記シャッタ羽根が閉じる方向に回転することを前記第2のアームによって阻止する位置で、前記第1のアームの動きを阻止することにより、前記回動部材を固定する第1の固定部材と、
前記押圧部により押圧された前記第2のアームの動きを阻止することにより、前記回動部材を固定する第2の固定部材と、を備え、
前記第1の固定部材は、前記回動部材を前記第2の固定部材と接触する方向に回転しないように保持し、
前記第2の固定部材は、前記回動部材を前記第1の固定部材と接触する方向に回転しないように保持する。
前記回動部材は、前記第1の固定部材又は前記第2の固定部材により固定されているときには、前記シャッタ羽根と接触しなくてもよい。
前記第1の固定部材は、永久磁石であってもよい。
前記回動部材は、前記第1のアームと前記第2のアームとでL型に形成されてもよい。
本発明の第2の観点に係る光学機器は、前記羽根ユニットを含む。
本発明の第3の観点に係る電子機器は、前記羽根ユニットを含む。
本発明によれば、シャッタ羽根が開状態のときに、シャッタ羽根を確実に固定して、良好な撮影をすることができる羽根ユニットを提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る羽根ユニットを備える赤外線カメラの概念図である。 羽根ユニットを備えるシャッタユニットの分解斜視図である。 本実施の形態1に係る羽根ユニットの概念図である。 シャッタ羽根部が、閉状態であることを示す平面図である。 シャッタ羽根部が、閉状態から全開となる途中の状態を示す平面図である。 シャッタ羽根部が、全開となった状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る羽根ユニットを備えるデジタルカメラの概念図である。 シャッタ羽根部が、全開から閉状態となる途中の状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る羽根ユニット1について、図面を参照しながら説明する。全図を通じて以下に示す図において、同一の要素には同一の符号を付す。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る羽根ユニット1は、赤外線カメラ100に搭載される。羽根ユニット1を搭載する赤外線カメラ100を、図1に示す。
赤外線カメラ100は、車載カメラ、監視カメラ等として使用される赤外線カメラであり、動画または静止画の赤外線画像を撮像するものである。
赤外線カメラ100は、光軸A方向に、赤外線レンズ101、シャッタユニット102、赤外線撮像素子103をこの順に並べて配置された構成を備える。また、赤外線撮像素子103は、画像処理回路104に接続されている。
赤外線レンズ101は、被写体の赤外線画像を結像面に結像させる赤外線レンズである。赤外線レンズ101は、シリコン、ゲルマニウム、フッ化カルシウムなどの赤外線を透過させる素材から構成される。
シャッタユニット102は、撮像した赤外線画像の感度補正(シェーディング補正)を行うために使用される部材である。シャッタユニット102には、羽根ユニット1が含まれる。
赤外線撮像素子103は、赤外線レンズ101の結像面に位置し、撮像された画像の電気信号を、A/D(Analog/Digital)変換回路によってデジタル信号に変換し、画像処理回路104に出力する。赤外線撮像素子103は、例えば、pn接合ダイオードを感温素子として備えた熱型赤外線撮像素子から構成される。
画像処理回路104は、赤外線撮像素子103から入力された入力信号にもとづいて画像データを作成する。作成された画像データは、DRAM(Dynamic Random Access Memory) などのメモリ105に記憶され、撮影画像はディスプレイ等の表示部に表示される。
赤外線カメラ100は、コントローラ106により全体の動作を制御される。コントローラ106は、例えば、プロセッサ等から構成され、記憶部(図示せず)に記憶された制御プログラムを実行し、赤外線カメラ100の動作を制御する。
次に、図2を参照してシャッタユニット102の構成を説明する。以下に示す図において、アクチュエータ50が配置される側を「前」とし、シャッタ羽根部20が配置される側を「後」として説明する。これらの方向は説明のために用いるのであって、本発明を限定する趣旨ではない。
シャッタユニット102は、シャッタ地板10と、シャッタ羽根部20と、シャッタ羽根部20を駆動するアクチュエータ50と、を備える。
シャッタ地板10は、樹脂から形成された矩形状の板状体であり、各部品を取り付ける部材である。シャッタ地板10の中央には、露光用の矩形状の開口11が形成されている。
アクチュエータ50は、シャッタ羽根部20を駆動する駆動装置であり、例えば、固定子と回転子を備える電磁アクチュエータである。アクチュエータ50は、シャッタ地板10の前側に搭載され、ネジ51によってシャッタ地板10に固定される。アクチュエータ50は駆動ピン52を備え(図3参照)、アクチュエータ50が駆動することで、駆動ピン52が揺動してシャッタ羽根部20に開閉動作をさせる。また、アクチュエータ50は、リード線60により、電力を供給する電源(図示せず)に接続されている。
シャッタ羽根部20は、第1のシャッタ羽根201と、第2のシャッタ羽根202と、第3のシャッタ羽根203と、第1のシャッタ羽根201と第2のシャッタ羽根201とを連結するレバー部204と、を備える。各シャッタ羽根は、露光用の開口11を開閉するシート状の部材であり、シェーディング補正に適用するため、全体の温度分布が均一になる金属材料で形成されている。
第1のシャッタ羽根201とレバー部204との間には、仕切板30が介在され、第1のシャッタ羽根201、仕切板30、レバー部204、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203は、この順に前側から後側に並べられて配置される。
仕切板30の後側には、シャッタ羽根部20の動きを規制する回転部材70と、第1の固定部材73と、第2の固定部材74とが取り付けられている。回動部材70、第1の固定部材73、第2の固定部材74の詳細は後述する。なお、仕切板30は中間板と言われることもある。
第3のシャッタ羽根203の後側には、押え板40が配置され、第1のシャッタ羽根201、仕切板30、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203を、シャッタ地板10との間で挟み込み、ネジ41によりこれらの部品をシャッタ地板10に固定する。また、レバー部204と第2のシャッタ羽根202との間、第2のシャッタ羽根202と第3のシャッタ羽根203との間には、平座金18が挿入され、ネジ41の締結力が補完される。これらの説明からわかるように、シャッタ地板10と仕切板30とによって第1のシャッタ羽根201の羽根室が画定され、仕切板30と押え板40とによって第2のシャッタ羽根202および第3のシャッタ羽根203の羽根室が画定される。
仕切板30と押え板40には、シャッタユニット102を組立てたときに、シャッタ地板10の開口11と対応する位置に、それぞれ矩形状の開口31、開口42が形成されている。
次に、本実施の形態1における羽根ユニット1について、図3を参照して説明する。羽根ユニット1は、シャッタ羽根部20、回動部材70、第1の固定部材73、第2の固定部材74を備える。本実施の形態1で説明する「羽根ユニット」は、上述の構成要素により、シャッタ羽根部20の移動を規制することができる集合体の意味として用いる。なお、図3の紙面の表側を「表」とし、紙面の裏側を「裏」として、説明する。これらの方向は説明のために用いるのであって、本発明を限定する趣旨ではない。
シャッタ羽根部20のうち第1のシャッタ羽根201は、仕切板30の裏側に配置され、その基部には貫通孔201aが形成されている。第1のシャッタ羽根201は、貫通孔201aに挿入された軸201bを中心に回転可能である。また、第1のシャッタ羽根201の基部には長孔201cが形成され、駆動ピン52が挿入される。挿入された駆動ピン52が、図3において、時計回りに回転すると長孔201cの一端部を押すことで、第1のシャッタ羽根201は軸201bを中心に時計回りに回転され、開口31を閉じる。
仕切板30の表側には、レバー部204が配置され、その基部には貫通孔204aが形成されている。レバー部204は、貫通孔204aに挿入された軸204bを中心に回転可能である。また、レバー部204の基部には、長孔204cが形成され、第1のシャッタ羽根201の長孔201cに挿入された駆動ピン52が挿入される。駆動ピン52が揺動すると、駆動ピン52が長孔204cの一端部を押し、レバー部204は軸204bを中心に反時計回りに回転する。また、レバー部204の基部と反対側には軸205eが表側に突出して設けられている。
レバー部204の上面には、第2のシャッタ羽根202が配置され、その基部には貫通孔202aが形成されている。第2のシャッタ羽根202は、貫通孔202aに挿入された軸202bを中心に回転可能である。第2のシャッタ羽根202の基部には長孔202cが形成され、レバー部204の軸205eが長孔202cに挿入される。第2のシャッタ羽根202は、軸205eが反時計回りに回転することにより、軸202bを中心に時計回りに回転され、開口31を閉じる。
第2のシャッタ羽根202の上面には、第3のシャッタ羽根203が配置され、その基部には貫通孔203aが形成されている。第3のシャッタ羽根203は、貫通孔203aに挿入された軸203bを中心に回転可能である。また、第3のシャッタ羽根203の基部には長孔203cが形成され、軸205eが挿入される。第3のシャッタ羽根203は、軸205eが反時計回りに回転することにより、軸203bを中心に時計回りに回転され、開口31を閉じる。
シャッタ羽根部20が、開口31を開状態にする場合には、第1のシャッタ羽根201、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203は、駆動ピン52が逆方向に揺動することにより、上述と逆の移動をして開口31を開く。
なお、第1のシャッタ羽根201、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203の回転中心である軸201b、202b、203bは、仕切板30(シャッタ地板10)に対して垂直な軸である。
第3のシャッタ羽根203の基部と反対側の先端には、凸状の押圧部203dが形成されている。押圧部203dは、回動部材70に押圧力を付与することで、回動部材70を回動させる。
回動部材70は、第3のシャッタ羽根203の押圧部203dにより押圧されて回動され、第3のシャッタ羽根203が開状態のときに第3のシャッタ羽根203に当接して、第1の固定部材73とともに、シャッタ羽根部20が閉状態に移動することを規制する部材である。
回動部材70は、仕切板30の表側に配置され、たとえば金属磁性材料から形成されている。回動部材70は、仕切板30(シャッタ地板10)と垂直な回転軸70aを中心に、図3における時計回りと反時計回りとに回転可能である。
回動部材70は、回転軸70aと垂直に異なる方向に伸びて互いに固定された第1のアーム71と第2のアーム72を備える。第1のアーム71は、回動部材70が回転軸70aを中心に時計回り方向に取り付けられたアームであり、第2のアーム72は、反時計回り方向に取り付けられたアームである。
第1のアーム71は、第3のシャッタ羽根203が仕切板30の開口31を開くように回転すると、反時計回りに回転する押圧部203dにより押圧されて、時計回りに回転される。第2のアーム72は、第3のシャッタ羽根203が仕切板30の開口31を閉じるように回転すると、時計回りに回転する押圧部203dにより押圧されて、反時計回りに回転される。
第1のアーム71と第2のアーム72とは、回転軸70aを中心としてL型に形成され、両者の間で形成される角度は、90度であることが好ましい。なお、第1のアーム71と第2のアーム72とで形成される角度は、第3のシャッタ羽根203が回転したときに、押圧部203dが第1のアーム71と第2のアーム72との間に配置できる角度に開いて形成されていればよく、90度には限定されない。
第1の固定部材73と第2の固定部材74とは、仕切板30の前側に設けられ、回動部材70の動きを固定する。第1の固定部材73は第1のアーム71を、第2の固定部材74は第2のアーム72を、仕切板30(シャッタ地板10)に固定する。また、第1の固定部材73は、第1のアーム71が時計回りに回転して、第3のシャッタ羽根203が全開の状態のときに、第1のアーム71の先端部を固定できる位置に配置される。第2の固定部材74も、第2のアーム72の先端部を固定できる位置に配置される。第1の固定部材73と第2の固定部材74が、この位置に配置されることで、回動部材70の回転軸70aから離間した位置でアームを固定することになり、大きな力が外部から加わったときに、確実に回動部材70の移動を規制することができる。
第1の固定部材73と第2の固定部材74とは、永久磁石で形成され、第1のアーム71と第2のアーム72を磁気吸引力で吸着して、第1のアーム71と第2のアーム72の位置を固定する。
次に、このような構成を備える羽根ユニット1の動作を、図1、4〜6、8を参照して説明する。なお、羽根ユニット1の動作は、コントローラ106によって制御される。
動画撮影開始時は、図6に示すように、第1のシャッタ羽根201、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203は、仕切板30の開口31を開状態としている。アクチュエータ50には通電されていない。動画撮影を開始する指示を操作部(図示せず)より受け付けると、シェーディング補正の処理が開始される。コントローラ106からアクチュエータ50に電流を供給するよう指示されると、アクチュエータ50が駆動して、駆動ピン52を時計回りに揺動させ、第1のシャッタ羽根201、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203は開口31を閉じるように移動される。第3のシャッタ羽根203が時計回りに回転することで、図8に示すように第3のシャッタ羽根203の押圧部203dが、第2のアーム72を押圧して回転させる。回転された第2のアーム72は、図4に示すように第2の固定部材74に吸着されて固定され、シャッタ羽根部20は、閉状態となる。
シャッタ羽根部20が閉じられているとき、コントローラ106は、赤外線撮像素子103にシャッタ羽根部20の赤外線画像を撮像させ、シャッタ羽根部20の赤外線画像をシェーディング補正データとして取得して、メモリ105に記憶させる。
次に、コントローラ106は、アクチュエータ50を、シャッタ羽根部20がシャッタ地板10の開口11(仕切板30の開口31)を開くように制御する。コントローラ106は、開口11が開いたら、赤外線撮像素子103に被写体の動画の撮像を開始させ、撮像された画像をメモリ105に記憶させる。そして、コントローラ106は、被写体の各赤外線画像の赤外線画像データからシェーディング補正データを画素ごとに減算して、減算後の赤外画像データをメモリ105に記憶させる。そして、メモリ105に記憶された減算後の赤外線画像をディスプレイ等に表示させる。
被写体の撮像時には、シャッタ羽根部20は、シャッタ地板10の開口11(仕切板30の開口31)を、図4に示す閉状態から図5に示す開状態まで開くように移動する。具体的には、第1のシャッタ羽根201が軸201bを中心に駆動ピン52によって反時計回りに回転され、それにともない、第2のシャッタ羽根202と第3のシャッタ羽根203も、軸205eにより駆動され、それぞれ、軸202b、軸203bを中心に反時計回りに回転する。このように第1のシャッタ羽根201、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203が回転して、仕切板30の開口31を徐々に開状態にする。
このとき、図5に示すように、第3のシャッタ羽根203の押圧部203dが、回動部材70の第1のアーム71に当接し、第1のアーム71を押圧する。押圧部203dにより第2のアーム72を吸着していた第2の固定部材74の吸着力に抗する力が働くので、第1のアーム71は時計回りに回転される。第1のアーム71が時計回りに回転することで、回動部材70は、回転軸70aを中心に時計回りに回転される。このとき、押圧部203dは、第2のアーム72と第1のアーム71との間に配置されながら、反時計回りに回転する。
第1のシャッタ羽根201、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203は、図5に示す状態から、さらに開口31を開くように移動し、そして、図6に示す状態に移動して、仕切板30の開口31は全開の状態となる。仕切板30の開口31が全開の状態となるとアクチュエータ50への通電は停止される。
開口31が全開となると、回動部材70の第1のアーム71は第1の固定部材73に吸着され、仕切板30に固定される。第3のシャッタ羽根203の押圧部203dは、第1のアーム71と第2のアーム72との間に配置され、第2のアーム72は、第3のシャッタ羽根203が全開の状態の位置から閉状態に移動することを阻止する位置に配置される。
具体的には、第1のアーム71が第1の固定部材73により固定されると、第2のアーム72は、第2のアーム72の押圧部203dと対向する側部の位置が、開口31の開口領域より外側に位置するように配置される。したがって、第3のシャッタ羽根203に衝撃や振動により開口31を閉じる方向に力が加わった場合に、第3のシャッタ203は、押圧部203dが第2のアーム72に当接して動きを規制され、開口31の閉じる方向には移動しない。
回動部材70をL型に構成した場合には、押圧部203dは、第1のアーム71と第2のアーム72との間に入る形状であれば、様々な形状を適用できる。また、L型の回動部材70を適用することで、第1の固定部材73と第2の固定部材74とを、直線状に配置することができるので、仕切板30(シャッタ地板10)の設置スペースを有効に活用することができる。さらに、L型の回動部材70を適用したとき、シャッタ羽根部20が全開のときの第3のシャッタ羽根203の、開口31の対向する側端部を、矩形状の開口31の一辺と平行となるような直線状に形成してもよい。このような形状にすることにより、開口31に近接する位置で第3のシャッタ羽根203の移動を規制することができる。したがって、第3のシャッタ羽根203の仕切板30(シャッタ地板10)の設置スペースをコンパクトにすることができる。
第3のシャッタ羽根203は、レバー部204を介して、第1のシャッタ羽根201と第2のシャッタ羽根202とに連結されている。このように連結されることで、シャッタ羽根部20は、各シャッタ羽根が一体として動き、第3のシャッタ羽根203の移動を規制するのみで、他のシャッタ羽根の移動も規制することができる。したがって、第3のシャッタ羽根203の閉じる方向への移動を規制することで、シャッタ羽根部20全体の開口31を閉じる方向への移動も規制することになる。
本実施の形態1によれば、第1の固定部材73により回動部材70の回転を阻止し、第2のアーム72によりシャッタ羽根部20が閉じる方向に回転することを阻止することができる。したがって、赤外線レンズ101を備えるシャッタユニット102において、シャッタ羽根部20が開状態のときに、シャッタ羽根部20を確実に固定して、良好な撮影をすることができる。
本実施の形態1によれば、第1のアーム71を第1の固定部材73によってシャッタ地板10に固定することができるので、回動部材70の回転を確実に阻止し、第2のアーム72の位置を画定することができる。
本実施の形態1によれば、シャッタ羽根部20を閉じる方向に回転させたときに、第2のアーム72を第2の固定部材74によって固定したので、シャッタ羽根部20を開く方向に回転させるときに、第2のアーム72が、回動部材70の回転を干渉することはない。
本実施の形態1によれば、第1の固定部材73として、永久磁石を適用したので、簡単な構成で、回動部材70を固定することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、赤外線カメラに適用される羽根ユニット1を説明したが、本発明は、赤外線カメラに限定されるものではなく、レンズシャッタを備えるカメラ、特に、撮影待機状態で、シャッタが開状態のシャッタ羽根を備えるデジタルカメラに適応される。
本実施の形態2に係る羽根ユニット1を適用したデジタルカメラ110を、図7に示す。
デジタルカメラ110は、光軸A方向に、レンズ111、絞り羽根112、シャッタユニット113をこの順に並べて配置された構成を備える。レンズ111を透過した被写体像はCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの固体撮像素子114で、電気信号に変換される。変換された電気信号はA/D変換回路によってデジタル信号に変換され、画像処理回路115に入力される。画像処置回路115は、入力信号にもとづいて画像データを作成し、DRAMなどのメモリ116に記憶する。記憶された画像データは、ディスプレイ等の表示部に表示される。また、デジタルカメラ110は、コントローラ117によって、全体の動作を制御される。
本実施の形態2におけるシャッタユニット113は、実施の形態1におけるシャッタユニット102と同様な構成を備えるので、図2〜6、8を参照して説明する。すなわち、シャッタユニット113は、シャッタ地板10と、シャッタ羽根部20と、シャッタ羽根部20を駆動するアクチュエータ50と、を備える。これらの部材についての詳細な説明は省略する。また、シャッタユニット113に、羽根ユニット1が含まれる。羽根ユニット1は、シャッタ羽根部20、回動部材70、第1の固定部材73、第2の固定部材74を備える。本実施の形態2で説明する「羽根ユニット」も、上述の構成要素により、シャッタ羽根部20の移動を規制することができる集合体の意味として用いる。
シャッタ羽根部20は、第1のシャッタ羽根201と、第2のシャッタ羽根202と、第3のシャッタ羽根203と、第1のシャッタ羽根201と第2のシャッタ羽根202とを連結するレバー部204と、を備える。各シャッタ羽根は、露光用の開口11を開閉するシート状の部材であり、撮影時に各シャッタ羽根の移動速度を上がるために、軽量の樹脂部材で形成されている。
仕切板30と押え板40には、それぞれ羽根ユニット1を組立てたときに、シャッタ地板10の開口11と対応する位置に、開口31、開口42が形成されている。実施の形態1では、開口11、開口31、開口42は、矩形状に形成されているが、本実施の形態2では、円形の開口を適用する。
第3のシャッタ羽根203の基部と反対側の先端は、凸状の押圧部203dが形成され、回動部材70に押圧力を付与することで、回動部材70を回動させる。
回動部材70は、回転軸70aと垂直に異なる方向に伸びて相互に固定された第1のアーム71と第2のアーム72を備える。第1のアーム71は、第3のシャッタ羽根203が仕切板30の開口31を開くように回転すると、反時計回りに回転する押圧部203dにより押圧されて、時計回りに回転される。第2のアーム72は、第3のシャッタ羽根203が仕切板30の開口31を閉じるように回転すると、時計回りに回転する押圧部203dにより押圧されて、反時計回りに回転される。
次に、このような構成を備える羽根ユニット1の動作を、図4〜8を参照して説明する。なお、羽根ユニット1の動作は、コントローラ117によって制御される。
撮影待機状態のときは、図6に示すように、第1のシャッタ羽根201、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203は、仕切板30の開口31を開状態としている。アクチュエータ50には通電されていない。
所定の開度に絞り羽根112を設定し、レリーズボタン(図示せず)が押されると、固体撮像素子114に蓄積されていた電荷が放出されて撮影が開始され、新たな電荷が固体撮像素子114に蓄積される。そして所定時間が経過すると、アクチュエータ50に電流が供給され、駆動ピン52が時計回りに揺動することで、第1のシャッタ羽根201、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203は回転して開口31を閉じるように移動される。第3のシャッタ羽根203が時計回りに回転することで、図8に示すように第3のシャッタ羽根203の押圧部203dが、第2のアーム72を押圧して回転させる。回転された第2のアーム72は、図4に示すように第2の固定部材74に吸着されて固定され、シャッタ羽根部20は閉状態となる。シャッタ羽根部20が閉状態となると、固体撮像素子114に蓄積された電荷が電気信号に変換されて、メモリ116に記憶される。
撮影が終了すると、撮影待機状態に戻るために、アクチュエータ50に逆向きの電流が供給され、駆動ピン52を反時計回りに回転させ、第1のシャッタ羽根201、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203が回転して、図5に示すように開口31を徐々に開状態にする。
このとき、第3のシャッタ羽根203の押圧部203dが、回動部材70の第1のアーム71に当接して押圧し、押圧部203dにより第2のアーム72を吸着していた第2の固定部材74の吸着力に抗する力が働くので、回動部材70は、回転軸70aを中心に時計回りに回転される。そして、押圧部203dは、第2のアーム72と第1のアーム71との間に配置されながら、時計回りに回転する。
図5に示す状態から、さらに開口31を開くように第1のシャッタ羽根201、第2のシャッタ羽根202、第3のシャッタ羽根203が移動すると、図6に示すように開口31が全開の状態の撮影待機状態となり、アクチュエータ50への通電が停止される。
開口31が全開となると、回動部材70の第1のアーム71は、第1の固定部材73に吸着され、仕切板30に固定される。第3のシャッタ羽根203の押圧部203dは、第1のアーム71と第2のアーム72との間に配置され、第2のアーム72は、第3のシャッタ羽根203が全開の状態の位置から閉状態に移動することを阻止する位置に配置されて、固定される。
本実施の形態2によれば、第1の固定部材73により回動部材70の回転を阻止し、第2のアーム72によりシャッタ羽根部20が閉じる方向に回転することを阻止することができるので、レンズシャッタユニットを備えるカメラにおいて、撮影待機状態のときに、シャッタ羽根部20を確実に固定して、良好な撮影をすることができる。
本実施の形態1、2においては、シャッタ羽根が3枚あるシャッタユニット102、113を用いて説明したが、本発明は、シャッタ羽根が3枚のシャッタユニット102、113には限定されない。シャッタ羽根が1枚、2枚、又は4枚以上あるシャッタユニットを備えるカメラにも適用できる。また、フォーカルプレーンシャッタのシャッタ羽根にも適用することができる。
本実施の形態1、2においては、第2のアーム72は、第3のシャッタ羽根203の閉じる方向へ回転を阻止するとして説明したが、本発明は、第3のシャッタ羽根203の回転を阻止することに限定されない。例えば、他のシャッタ羽根の回転を阻止するようにしてもよい。また、シャッタ羽根の構造、シャッタ羽根の枚数に応じて、適切なシャッタ羽根の回転を阻止することができれば、どのシャッタ羽根に適用してもよい。
本実施の形態1、2においては、凸状の押圧部203dが形成されたシャッタ羽根を用いて説明したが、本発明は、凸状の押圧部203dには限定されない。第1のアーム71と第2のアーム72との間に押圧部203dが介在されて、回動部材70が回転できる構成であれば、いかなる構成のシャッタ羽根も本発明に適用することができる。例えば、シャッタ羽根の一部がカム状に湾曲して形成されたシャッタ羽根も含まれる。
本実施の形態1、2においては、第1の固定部材73は、永久磁石であると説明したが、本発明の第1の固定部材73はこれに限定されない。シャッタ羽根部20が全開の状態のときに、回動部材70を固定して、第2のアーム72によりシャッタ羽根部20の移動を規制することができるのであれば、第1の固定部材73は、永久磁石に限定されない。例えば、第1のアーム71を挟み込んで固定することとしてもよい。
本実施の形態1、2においては、第1の固定部材73は、第1のアーム71を固定するとして説明したが、本発明の第1の固定部材73はこれに限定されない。例えば、第1の固定部材73は、第2のアーム72を固定することとしてもよい。具体的には、第1の固定部材73は、シャッタ羽根部20が全開の状態のときに、第2のアーム72をシャッタ地板10に固定するようにしてもよい。
本実施の形態に係る羽根ユニット1は、光学機器、電子機器などに取り付けられる装置である。光学機器の例としては、デジタルカメラなどの民生用カメラ、車載カメラ、監視カメラ、内視鏡などに搭載される医療用カメラ、動画撮影を行うカムコーダー(ムービーカメラ)、各種検査用カメラ、ロボット用カメラなどがある。電子機器の例としては、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどがある。
上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲とみなされる。
本発明は、例えば、光学機器、電子機器に搭載される羽根ユニットに利用される。
1 羽根ユニット
10 シャッタ地板
11、31、42 開口
18 平座金
20 シャッタ羽根部
30 仕切板
40 押え板
41、51 ネジ
50 アクチュエータ
52 駆動ピン
60 リード線
70 回動部材
70a 回転軸
71 第1のアーム
72 第2のアーム
73 第1の固定部材
74 第2の固定部材
100 赤外線カメラ
101 赤外線レンズ
102 シャッタユニット
103 赤外線撮像素子
104 画像処理回路
105 メモリ
106 コントローラ
110 デジタルカメラ
111 レンズ
112 絞り羽根
113 シャッタユニット
114 固体撮像素子
115 画像処理回路
116 メモリ
117 コントローラ
201 第1のシャッタ羽根
202 第2のシャッタ羽根
203 第3のシャッタ羽根
203d 押圧部
204 レバー部
201a、202a、203a、204a 貫通孔
201b、202b、203b、204b 軸
201c、202c、203c、204c 長孔
205e 軸

Claims (6)

  1. 露光用の開口を備える地板と、
    前記地板に垂直な第1の軸を中心に回動可能に設けられ、当該第1の軸に垂直で且つ異なる方向に伸びて互いに固定された第1のアームと第2のアームとを備える回動部材と、
    前記第1のアームと前記第2のアームの間に介在する押圧部を含み、前記地板に垂直な第2の軸を支点として回動して前記開口を開閉し、前記開口を開くように回転するときに、前記押圧部により前記第1のアームを押圧して、前記回動部材を所定の方向に回転させ、前記開口を閉じるように回転するときに、前記押圧部により前記第2のアームを押圧して、前記回動部材を前記所定の方向と反対方向に回転させるシャッタ羽根と、
    前記シャッタ羽根が前記開口を全て開いたときに、前記シャッタ羽根が閉じる方向に回転することを前記第2のアームによって阻止する位置で、前記第1のアームの動きを阻止することにより、前記回動部材を固定する第1の固定部材と、
    前記押圧部により押圧された前記第2のアームの動きを阻止することにより、前記回動部材を固定する第2の固定部材と、を備え、
    前記第1の固定部材は、前記回動部材を前記第2の固定部材と接触する方向に回転しないように保持し、
    前記第2の固定部材は、前記回動部材を前記第1の固定部材と接触する方向に回転しないように保持する、
    羽根ユニット。
  2. 前記回動部材は、前記第1の固定部材又は前記第2の固定部材により固定されているときには、前記シャッタ羽根と接触しない、
    請求項1に記載の羽根ユニット。
  3. 前記第1の固定部材は、永久磁石である、
    請求項1又は2に記載の羽根ユニット。
  4. 前記回動部材は、前記第1のアームと前記第2のアームとでL型に形成された、
    請求項1からのいずれか1項に記載の羽根ユニット。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の羽根ユニットを含む、光学機器。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の羽根ユニットを含む、電子機器。
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