JP6683449B2 - 独立電源システム及び独立電源システムの制御方法 - Google Patents

独立電源システム及び独立電源システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、独立電源システム及び独立電源システムの制御方法に関する。
太陽光発電装置と蓄電池と燃料電池とを用いた独立電源システムが知られている。このような独立電源システムにおいては、燃料電池の起動停止を予測負荷電力量、蓄電池容量、予測太陽光発電量に応じて最適に制御することにより、燃料の節約が可能となる。例えば、蓄電池容量が一日当たりの負荷電力量よりも小さい場合に、当日の日射量の快晴時日射量に対する実測日射量の時系列的推移を計算することにより、燃料電池の起動停止を判定することができる。
斜面全天日射量計の快晴時日射量は一般に知られている式によって計算することができるが、この時必要となる大気透過率は地点、季節ごとに変動するためこの値は別途入手する必要がある。特許文献1には、例えば、太陽光発電の発電量を、大気透過率と直達日射強度と散乱日射強度とから求める全天日射強度と、該全天日射強度と気象台による地域別日最低気温とから求める太陽電池動作温度と、該太陽電池動作温度から求める太陽電池の動作温度発電量と、を用い、発電量を任意の時間間隔毎に予測する太陽光発電システムの発電量予測方法が開示されている。
特開平10−108486号公報
しかしながら、特許文献1に記載の太陽光発電システムでは、予め入手しておくべき、全天日射強度を求めるために用いるパラメータが多いので、太陽光発電における発電量を容易に予測することができないという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、太陽光発電における発電量を容易に予測することができる独立電源システム及び独立電源システムの制御方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の独立電源システムの一態様は、日射量を計測する日射計と、太陽光によって電力を発電し負荷に供給可能な太陽光発電部と、前記太陽光発電部が発電する発電電力を予測する制御部と、を備え、前記制御部は、前記発電電力の予測に必要となる快晴時日射量を算出する際の算出用大気透過率を、前記快晴時日射量と前記日射計が計測した実測日射量とに基づいて算出する独立電源システムであって、前記制御部は、前記快晴時日射量と前記実測日射量との比率が予め設定された誤差範囲内に入る場合の一致数を、複数の大気透過率について算出し、前記一致数が最大となるときの前記大気透過率を前記算出用大気透過率とし、前記算出用大気透過率に基づいて算出される予測時刻の算出快晴時日射量に、所定の時刻における快晴時日射量と実測日射量との比率を乗算して、予測時刻の実測日射量を予測する、ことを特徴とする。
本発明の独立電源システムの制御方法の一態様は、日射量を計測する日射計と、太陽光によって電力を発電し負荷に供給可能な太陽光発電部と、前記太陽光発電部が発電する発電電力を予測する制御部と、を備え、前記制御部は、前記発電電力の予測に必要となる快晴時日射量を算出する際の算出用大気透過率を、前記快晴時日射量と前記日射計が計測した実測日射量とに基づいて算出する独立電源システムの制御方法であって、前記制御部は、前記快晴時日射量と前記実測日射量との比率が予め設定された誤差範囲内に入る場合の一致数を、複数の大気透過率について算出し、前記一致数が最大となるときの前記大気透過率を前記算出用大気透過率とし、前記算出用大気透過率に基づいて算出される予測時刻の算出快晴時日射量に、所定の時刻における快晴時日射量と実測日射量との比率を乗算して、予測時刻の実測日射量を予測する手順、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、太陽光発電における発電量を容易に予測することができる独立電源システム及び独立電源システムの制御方法を提供することができる。
本実施形態に係る快晴時日射量ITSと日射量実測値ITSCとの関係を説明する図である。 快晴時日射量ITSの計算値が誤りである場合の快晴時日射量ITSと日射量実測値ITSC等との関係を説明する図である。 本実施形態に係る独立電源システムのブロック図である。 本実施形態に係る大気透過率を説明する図である。 本実施形態に係る制御部が行う処理手順のフローチャートである。
まず、本発明の実施形態の概要を説明する。本実施形態における独立電源システムは、太陽光発電における発電量予測の精度を高めることを目的とする。
図1は、本実施形態に係る快晴時日射量ITSと日射量実測値ITSCとの関係を説明する図である。また、図2は、快晴時日射量ITSの計算値が誤りである場合の快晴時日射量ITSと日射量実測値ITSC等との関係を説明する図である。なお、図1および図2において、横軸は時刻であり、縦軸は日射量である。
一日の中で雲量変化がなければ、当日日射量は図1に破線で示す理想晴天日射量(以下、快晴時日射量ITSと言う)と実線で示す実測日射量(日射量実測値ITSCと言う)又は実測日射量の予測値の比率がほぼ一定になる。すなわち、図1に示すように、早朝の快晴時日射量ITS(図1において時刻toにおける快晴時日射量Aで示す)と日射量実測値ITSC(図1において時刻toにおける日射量実測値Bで示す)との比率A/Bと、その後日没までの時刻における快晴時日射量ITS(図1において時刻txにおける快晴時日射量A’で示す)と日射量実測値ITSC(図1において時刻txにおける日射量実測値B’で示す)との比率A’/B’とが、ほぼ一定の値となる。
このことを利用して当日早朝からの日射量実測値Bを利用してその日の全体の日射量実測値B’を予測することが出来る。実際、1日スケールで見た場合雲量はあまり変わらない場合が多いので、この方法で日射量を予測することが可能となる。
しかしながら、この予測のためには図1および図2において破線で示す快晴時日射量(正)が得られず、図2に一点鎖線で示す快晴時日射量(誤)のようになれば、図2に一点鎖線で示す日射量予測値は図2に実線で示す日射量実測値から大きく外れてしまう。
すなわち、図2に示すように、早朝の快晴時日射量ITS(図2において時刻toにおける快晴時日射量Aで示す)と日射量実測値ITSC(図2において時刻toにおける日射量実測値Bで示す)との比率A/Bと、その後日没までの時刻における快晴時日射量ITS(図2において時刻txにおける快晴時日射量A’で示す)と日射量実測値ITSCの予測値(図2において時刻txにおける日射量予測値B’で示す)との比率A’/B’とが、一定にならず、比率A’/B’が大き目な値となってしまう。
このため、詳細は後述するが、本実施形態の独立電源システムにおける制御部は、快晴時日射量を算出する際の算出用大気透過率を、快晴時日射量と日射計が計測した実測日射量とに基づいて算出する。
図3は、本実施形態に係る独立電源システム1のブロック図である。図3に示すように、独立電源システム1は、太陽光発電装置10、燃料電池20、日射計30、制御部40、記憶部50、計時部60、及び蓄電池70を含んで構成される。太陽光発電装置10、燃料電池20、及び蓄電池70は、母線80に接続される。
太陽光発電装置10は、太陽光を太陽光パネルで受けて電力を生成し、生成した電力を母線80に供給する。太陽光発電装置10は、例えば、太陽電池を含んで構成される。太陽電池は、太陽の光エネルギーを電力(直流)に変換し、変換した電力を母線80に出力する。なお、太陽電池の最大発電量は、例えば負荷の消費電力の2倍程度である。このように容量を設定しておくことで、日中の日射量が多い期間、発電された電力は、負荷に供給し、かつ余剰な電力を発生させることができる。
燃料電池20は、制御部40の制御に応じて発電の開始と停止とが行われる。燃料電池20は、発電した電力(直流)を母線80に供給する。例えば蓄電池に充電された電力を夜間使用する場合、充電された容量が負荷の消費電力より少ないときに、燃料電池の電力が使用される。
日射計30は、日射量を測定し、測定した日射量を示す値を制御部40に出力する。日射計30は、太陽光パネルと同じ傾斜をしている斜面全天日射量計である。
制御部40は、記憶部50に記憶されている情報を用いて快晴時斜面全天日射量ITSを算出する。制御部40は、算出した快晴時斜面全天日射量ITS(図1において時刻toにおける快晴時斜面全天日射量A,時刻txにおける算出快晴時斜面全天日射量A’で示す)、及び日射計30から入力された斜面全天日射量ITSC(図1において時刻toにおける斜面全天日射量Bで示す)を示す値を用いて、任意の時刻(tx)における斜面全天日射量ITSCの予測値(図1において時刻txにおける斜面全天日射量B’で示す)を算出する。制御部40は、斜面全天日射量ITSCの予測値(斜面全天日射量B’)に基づいて、当日の太陽光による最大発電電力である予測発電電力E(tx)を時系列的に算出する。制御部40は、算出した予測発電電力E(tx)に基づいて、燃料電池20の使用開始と使用停止の制御、及び蓄電池70の充電と放電の制御を行う。なお、快晴時斜面全天日射量ITSとは、雲や塵などの影響を受けない晴天時の全天日射量である。
制御部40は、発電された電力を、母線80を介して負荷に供給し、発電された電力に余剰分がある場合、蓄電池70に供給して充電するように制御する。また、制御部40は、燃料電池20から電力を負荷に供給する時間が連続するように、後述するように太陽光発電装置10の発電量と蓄電池70の残容量とに基づいて制御する。
記憶部50には、独立電源システム1に接続される負荷の消費電力が記憶されている。記憶部50には、太陽光発電装置10が有する太陽電池の発電量などに関する定格を示す情報が記憶されている。記憶部50には、快晴時斜面全天日射量ITS(A,及びA’)、及び予測発電電力E(tx)を算出するために必要な各種の情報が記憶されている。各種の情報については後述する。記憶部50には、独立電源システム1が設置される場所の日照時間に関する情報、設置される場所の情報(緯度、経度)が記憶されている。ここで、日照時間に関する情報とは、十二ヶ月の各月または1年間の各日の日の出時刻及び日没時刻(日の入り時刻)を示す情報である。
計時部60は、発振部を有し、発振部が発振した発振信号である基準クロックの計時を行う。計時部60は、計時した計時結果を制御部40に出力する。なお、計時結果は、年月日日時を表す情報であってもよい。
蓄電池70は、制御部40の制御に応じて、母線80から供給を受けた電力を充電し、または充電された電力を母線80に供給する。なお、蓄電池70の容量は、例えば負荷の一日の消費電力量の半分程度である。
母線80に供給された電力は、負荷に供給される。
<快晴時斜面全天日射量ITS>
次に、制御部40が行う快晴時斜面全天日射量ITSの計算手法について説明する。以下では、日射計30(通常使われる斜面全天日射量計)を用いた場合について示す。
制御部40は、快晴時斜面全天日射量ITSを、次式(1)を用いて算出する。
快晴時斜面全天日射量ITS=快晴時斜面直達日射量IDS+快晴時斜面散乱日射量IdS+快晴時斜面反射日射量IrS …(1)
式(1)において、快晴時斜面直達日射量IDSは、次式(2)のように表され、快晴時斜面散乱日射量IdSは、次式(3)のように表され、快晴時斜面反射日射量IrSは、次式(4)のように表される。
快晴時斜面直達日射量IDS=快晴時水平面直達日射量IDH×cos(斜面入射角)/sin(太陽高度) …(2)
快晴時斜面散乱日射量IdS=快晴時水平面散乱日射量IdH×(1+cos(斜面傾斜角))/2 …(3)
快晴時斜面反射日射量IrS=アルベド(albedo)×(快晴時水平面直達日射量IDH+快晴時水平面散乱日射量IdH)×(1−cos(斜面傾斜角))/2 …(4)
式(4)において、アルベド(albedo)とは、全天日射量に対する地表反射光の比である。また、式(2)において、斜面入射角とは、斜面への太陽光の入射角である。また、式(2)、式(4)において、快晴時水平面直達日射量IDHは、次式(5)のように表される。また、式(3)及び式(4)において、快晴時水平面散乱日射量IdHは、ベルラーゲ(Berlage)の式により次式(6)のように表される。
快晴時水平面直達日射量IDH=大気外法線面日射量Io×大気透過率P地点通過大気質量×sin(太陽高度) …(5)
快晴時水平面散乱日射量IdH=0.5×大気外法線面日射量Io×sin(太陽高度)×(1−大気透過率P地点通過大気質量)/(1−1.4×ln(大気透過率P)) …(6)
ただし、日没後の水平面散乱日射量は0とする。また、式(5)及び式(6)において、大気外法線面日射量Ioは、大気外における日射量である。制御部40は、記憶部50に記憶されている独立電源システム1の設置場所の緯度と経度、任意に日時における太陽の赤緯、地心太陽距離、均時差、太陽定数を用いて周知の手法により大気外法線面日射量Ioを算出する。また、式(5)及び式(6)において、地点通過大気質量は、次式(7)のように表される。
地点通過大気質量=(1/(sin(太陽高度)+0.15×(太陽高度+3.885)−1.253))×(1−標高/44308)5.527 …(7)
制御部40が行う快晴時斜面全天日射量ITSの計算に用いる数値のうち、大気透過率Pが唯一計算で求まることのなかった数値である。快晴時斜面全天日射量ITSの計算に用いる数値のうち大気透過率Pは、通常理科年表等によって得られる経験値であるが、地域、季節によって大幅に変動する。この大気透過率Pを年表によらず現地にて実測した斜面全天日射量ITSCにより求める方法が本実施形態における特徴である。
すなわち、昼間の斜面全天日射量ITSCと快晴時斜面全天日射量ITSとを比較して斜面全天日射量ITSC/快晴時斜面全天日射量ITSを所定間隔(例えば30分間隔)でプロットする。これを、所定期間(例えば1ヶ月の期間)行うと、必ず晴天の時間帯があるはずであり、その場合は、斜面全天日射量ITSC/快晴時斜面全天日射量ITSは誤差数%以内で100%に一致する。ここで、誤差は予め設定された値(例えば±1.5%)であり、過去1ヶ月の誤差1.5%以内の数(斜面全天日射量ITSCと快晴時斜面全天日射量ITSとの一致数)は、斜面全天日射量ITSCと快晴時斜面全天日射量ITSとが一致する数を表す。
図4は、本実施形態に係る大気透過率を説明する図である。図4において、横軸は大気透過率であり、縦軸は斜面全天日射量ITSCと快晴時斜面全天日射量ITSとの一致数である。図4は、独立電源システム1を配置した現地において、ある1ヶ月において、斜面全天日射量ITSCと快晴時斜面全天日射量ITSとの比較を行った結果を表している。すなわち、過去1ヶ月間の誤差1.5%以内の数(一致数)を大気透過率の値によってプロットすると、図4に示すように、山形状のグラフが得られる。この時の一致数が最大となる大気透過率の値を現在の大気透過率P(算出用大気透過率)とする。図4に示す例の場合、大気透過率Pを0.75として快晴時斜面全天日射量ITSを計算すると、図2に示すように快晴時斜面全天日射量ITSが誤って計算されることなく、図1に示すように斜面全天日射量ITSCの実測値と予測値を一致させることができる。
すなわち、図1に示す様に、早朝の快晴時日射量ITS(図1において時刻toにおける快晴時日射量Aで示す)と日射量実測値ITSC(図1において時刻toにおける日射量実測値Bで示す)との比率A/Bと、その後日没までの時刻における快晴時日射量ITS(図1において時刻txにおける快晴時日射量A’で示す)と日射量実測値ITSC(図1において時刻txにおける日射量実測値B’で示す)との比率A’/B’とが、ほぼ一定の値となる。
制御部40は、このことを利用して当日早朝からの日射量の実測値Bを利用してその日の全体の日射量B’を予測することが出来る。なお、制御部40がこの予測方法に使用する際の上記の所定間隔、所定期間、予め設定された値は、独立電源システム1を配置した現地に応じて設定される。
<当日の日没までの太陽光発電量の予測方法の説明>
制御部40は、日の出後の昼間の任意の時刻(tx)の日射量B’(tx)、すなわち斜面全天日射量ITSC(予測値)を、次式(8)の計算によって予測する。
B’(tx)=A’(tx)×B(to)/A(to) …(8)
式(8)において、A’(tx)は、昼間の予測時刻(tx)における快晴時斜面全天日射量ITS(計算値)、B(to)は、日の出後における現在(to)の斜面全天日射量ITSC(実測値)、A(to)は、日の出後における現在(to)の快晴時斜面全天日射量ITS(計算値)である。制御部40は、計時部60の計時結果に基づいて、独立電源システム1が設置されている場所における当日の日の出時刻及び日没時刻を示す情報を記憶部50から読み出して計算に用いる。なお、制御部40は、記憶部50に記憶されている当日の太陽高度を用いて、当日の日の出時刻と日没時刻とを算出するようにしてもよい。
なお、A(to)が0もしくは0に近い値の場合、式(8)では誤差が大きい。このため、現在(to)が日没後、日の出前の夜間の場合、制御部40は、次式(9)を用いて夜間の任意の時刻(tx)の日射量B’(tx)を計算する。
B’(tx)=A’(tx)×α …(9)
式(9)において、αは、独立電源システム1を最適に運用できるようにあらかじめ決定した数値(0<α<1)である。
次に、制御部40は、式(8)または式(9)で算出した日射量B’を用いて次式(10)にて予測発電電力E(tx)を計算する。
E(tx)=PV定格×ε(B’(tx)) …(10)
式(10)において、PV定格は、太陽光発電装置10における太陽電池のパネル温度25℃、日射強度1kW/mのときの最大発電電力であり、ε(B’(tx))は、日射量がB’(tx)のときの最大発電効率であり、これらは例えば実測によって予め決定しておく。
以上説明したように、独立電源システム1は、日射量を計測する日射計30と、太陽光によって電力を発電し負荷に供給可能な太陽光発電部(太陽光発電装置10)と、太陽光発電部が発電する発電電力を予測する制御部40と、を備える。制御部40は、発電電力の予測に必要となる快晴時日射量(AおよびA’)を算出する際の算出用大気透過率(大気透過率P)を、快晴時日射量と日射計が計測した実測日射量とに基づいて算出する。
制御部40は、快晴時日射量と実測日射量との比率が予め設定された誤差範囲内に入る場合の一致数を、複数の大気透過率について算出し、一致数が最大となるときの大気透過率を算出用大気透過率とし、算出用大気透過率に基づいて算出される予測時刻の算出快晴時日射量A’に、所定の時刻における快晴時日射量Aと実測日射量Bとの比率を乗算して、予測時刻の実測日射量B’を予測する。
すなわち、独立電源システム1では、快晴の時間帯が直近1ヶ月以内にある程度(図4の例では40回×30分)ある場合は、この方式で独立電源システム1が設置される場所の大気透過率Pを自動的に求めることが可能となる。この方法では、独立電源システム1が設置される場所が理科年表等に無い場所でも、季節によらず同じ方法でより正確な大気透過率Pを日射計30(斜面全天日射量計)により容易に得ることができ、太陽光発電電力の予測の精度を向上させることが可能となる。これにより、本発明によれば、太陽光発電における発電量を容易に高精度で予測することができる独立電源システム及び独立電源システムの制御方法を提供することができる。
また、独立電源システム1は、蓄電池70と燃料電池20とを備えている。このような独立電源システム1においては、燃料電池20の起動停止を予測負荷電力量、蓄電池容量、精度が向上された予測太陽光発電量に応じて最適に制御することにより、燃料の節約が可能となる。続いて、制御部40が行う燃料電池制御について説明する。図5は、本実施形態に係る制御部40が行う燃料電池制御を含む処理手順のフローチャートである。
まず、図5における用語について定義する。tx,tyは予測時刻、toは現在時刻、Δtは制御時間間隔、SOC(to)は現在の蓄電池70の充電量(以下、蓄電池充電量という)、SOC(tx)は予測時刻txの予測蓄電池充電量である。SOC(ty)は予測時刻tyの予測蓄電池充電量である。また、SOCminは予め記憶部50に記憶されている蓄電池70の最小の充電量(以下、最小蓄電池充電量という)、SOCmaxは予め記憶部50に記憶されている蓄電池70の最大の充電量(最大蓄電池充電量)、SE(tx)は現在から予測時刻(tx)までの予測最大発電電力量、SE(ty)は現在から予測時刻(ty)までの予測最大発電電力量、SL(tx)は現在から予測時刻(tx)までの予測消費電力量、SL(ty)は現在から予測時刻(ty)までの予測消費電力量である。
μcは蓄電池70の母線80からの充電効率、μdは蓄電池70の母線80への放電効率であり、あらかじめ実験値等から設定し記憶部50に記憶しておくものである。
(ステップS11)制御部40は、計時部60から取得した計時情報に基づいて現在時刻toを算出し、蓄電池70の現在の蓄電池充電量SOC(to)を取得する。次に、制御部40は、予測時刻txに現在時刻toを設定し、予測時刻txの蓄電池充電量SOC(tx)に現在の蓄電池充電量SOC(to)を設定する。
(ステップS12)制御部40は、予測時刻txの蓄電池充電量SOC(tx)が最小蓄電池充電量SOCminより上であるか否かを判別する。制御部40は、予測時刻txの蓄電池充電量SOC(tx)が最小蓄電池充電量SOCminより上であると判別した場合(ステップS12;YES)、ステップS13に進み、予測時刻txの蓄電池充電量SOC(tx)が最小蓄電池充電量SOCminより上ではないと判別した場合(ステップS12;NO)、ステップS22に進む。
(ステップS13)制御部40は、予測時刻txが現在時刻toに24時間を足した値未満であるか否かを判別する。制御部40は、予測時刻txが現在時刻toに24時間を足した値未満であると判別した場合(ステップS13;YES)、ステップS14に進み、予測時刻txが現在時刻toに24時間を足した値以上であると判別した場合(ステップS13;NO)、ステップS22に進む。なお、ステップS13の処理では、現在時刻toから24時間分の予測処理が終わったか否かを判別している。
(ステップS14)制御部40は、予測時刻txに制御時間間隔Δtを加算した値を、予測時刻tyに代入する。制御時間間隔Δtは、例えば30分である。
(ステップS15)制御部40は、予測時刻txから予測時刻tyまでの予測最大発電電力量を式(21)または、式(22)を用いて計算し、それぞれSE(tx)、SE(ty)を得る。また、記憶部50に記憶されている時刻ごとの負荷データにより、現在から予測時刻tx、あるいは予測時刻tyまでにおける予測消費電力量SL(tx)、SL(ty)を算出する。そして、制御部40は、得られた予測最大発電電力量SE(tx)、SE(ty)から、差分SE(ty)−SE(tx)を算出して差分ΔSEを算出するとともに、予測消費電力量SL(tx)、SL(ty)から、差分SL(ty)−SL(tx)を算出して差分ΔSLを算出する。
(ステップS16)制御部40は、ステップS15で計算した差分ΔSEの値と差分ΔSLの値を比較し、差分ΔSEの値が差分ΔSLの値以上の場合(ステップS16;YES)ステップS17へ進み、差分ΔSEの値が差分ΔSL未満の場合(ステップS16;NO)ステップS18へ進む。
(ステップS17)制御部40は余剰電力すなわち差分ΔSE−差分ΔSLの値に充電効率μcをかけた値をSOC(tx)に足し、その値をSOC(ty)とする。
(ステップS18)制御部40は不足電力すなわちΔSL−ΔSEの値を放電効率で割った値をSOC(tx)から引いてその値を予測時刻tyの予測蓄電池充電量SOC(ty)とする。
(ステップS19)制御部40は予測時刻tyを予測時刻txに代入し、予測時刻tyの予測蓄電池充電量SOC(ty)を予測時刻txの予測蓄電池充電量SOC(tx)に代入する。
(ステップS20)制御部40は、ステップS15で計算した予測時刻txの予測蓄電池充電量SOC(tx)が最大蓄電池充電量SOCmax以上であるか否かを判別する。制御部40は、予測時刻txの予測蓄電池充電量SOC(tx)が最大蓄電池充電量SOCmax以上であると判別した場合(ステップS20:YES)、ステップS21に進み、予測時刻txの予測蓄電池充電量SOC(tx)が最大蓄電池充電量SOCmax未満であると判別した場合(ステップS20:NO)、ステップS12に移行する。すなわち、制御部40は、蓄電池70の状態が満充電である場合、ステップS21に進み、蓄電池70の状態が満充電ではない場合、ステップS12に移行する。
(ステップS21)制御部40は、燃料電池20がオフ状態になるように制御し、処理を終了する。
(ステップS22)制御部40は、燃料電池20がオン状態になるように制御し、処理を終了する。
なお、制御部40は、制御時間間隔Δt毎にステップS11からステップS22の処理を繰り返す。
以上のように、本実施形態の独立電源システム1は、電池(燃料電池20)と、太陽光発電部によって発電された電力が充電される蓄電池70と、を備える。制御部40は、予測された実測日射量に基づいて予測発電電力を計算し、計算した予測発電電力に基づいて、電池からの電力の負荷への供給を制御し、計算した予測発電電力に基づいて、蓄電池へ太陽光発電部によって発電された電力を充電するように制御し、計算した予測発電電力と蓄電池に充電される容量とに基づいて、負荷に充電された電力を供給するように制御する。
これにより、蓄電池充電量を予測に基づいて評価することにより、予め燃料電池20の稼働状態を決めることができるため、燃料電池20を連続した時間で使用でき、燃料電池20を効率よく使用するように制御することも可能となる。
また、本実施形態の独立電源システム1は、日射計30が計測した日射量に基づいて燃料電池20のオン状態とオフ状態とを制御する。これにより、本実施形態では、燃料電池20を日射量に基づいて制御することで、燃料電池20の燃料を効率よく使用するように制御できる。この結果、本実施形態によれば、独立電源システムの運用コストを低減することができる。
なお、独立電源システム1の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより課金を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の変更等も含まれる。
1…独立電源システム、10…太陽光発電装置、20…燃料電池、30…日射計、40…制御部、50…記憶部、60…計時部、70…蓄電池、80…母線

Claims (2)

  1. 日射量を計測する日射計と、
    太陽光によって電力を発電し負荷に供給可能な太陽光発電部と、
    前記太陽光発電部が発電する発電電力を予測する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記発電電力の予測に必要となる快晴時日射量を算出する際の算出用大気透過率を、前記快晴時日射量と前記日射計が計測した実測日射量とに基づいて算出する独立電源システムであって、
    前記制御部は、
    前記快晴時日射量と前記実測日射量との比率が予め設定された誤差範囲内に入る場合の一致数を、複数の大気透過率について算出し、前記一致数が最大となるときの前記大気透過率を前記算出用大気透過率とし、
    前記算出用大気透過率に基づいて算出される予測時刻の算出快晴時日射量に、所定の時刻における快晴時日射量と実測日射量との比率を乗算して、予測時刻の実測日射量を予測する、
    ことを特徴とする独立電源システム。
  2. 日射量を計測する日射計と、太陽光によって電力を発電し負荷に供給可能な太陽光発電部と、前記太陽光発電部が発電する発電電力を予測する制御部と、を備え、前記制御部は、前記発電電力の予測に必要となる快晴時日射量を算出する際の算出用大気透過率を、前記快晴時日射量と前記日射計が計測した実測日射量とに基づいて算出する独立電源システムの制御方法であって、
    前記制御部は、
    前記快晴時日射量と前記実測日射量との比率が予め設定された誤差範囲内に入る場合の一致数を、複数の大気透過率について算出し、前記一致数が最大となるときの前記大気透過率を前記算出用大気透過率とし、
    前記算出用大気透過率に基づいて算出される予測時刻の算出快晴時日射量に、所定の時刻における快晴時日射量と実測日射量との比率を乗算して、予測時刻の実測日射量を予測する手順、
    を含むことを特徴とする独立電源システムの制御方法。
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