JP6682886B2 - 高強度低合金鋼材およびその製造方法 - Google Patents
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Description
TS≦85×C+60、
RA≧−0.875×TS+158
ただし、「C」は炭素の含有量(質量%)、「TS」は引張強さ(kgf/mm2(=9.8MPa))、「Ra」絞り(%)である。
C:0.55%を超えて0.70%未満、
Si:0.05〜0.50%、
Mn:0.30〜1.0%、
Cr:0.5〜1.5%、
V:0.40%を超えて1.0%以下、
Al:0.005〜0.10%、
N:0.0030〜0.030%、
Mo:0〜0.30%未満、
Ti:0〜0.10%、
Nb:0〜0.10%、
残部がFeおよび不純物であり、
不純物としてのP、SおよびOが、P:0.030%以下、S:0.030%以下およびO:0.010%以下であり、
金属組織が、ベイナイトで、該ベイナイトは、析出したセメンタイトがラス界面を被覆する割合が10%以下であり、旧オーステナイト粒の長径/短径≧3.0かつ長径(μm)×短径(μm)≦300である、
引張強さが1700MPa以上の、
高強度低合金鋼材。
工程(i):850〜1050℃で20〜60分加熱してオーステナイト化する工程
工程(ii):30℃/秒以上の冷却速度で400〜350℃の温度域まで冷却し、該温度域で20〜100分保持して等温変態させる工程
工程(iii):室温まで冷却する工程
工程(iv):総減面率で40.0〜80.0%の冷間加工を行う工程
本発明に係る鋼材の化学組成の限定理由は次のとおりである。以下の説明において各元素の含有量についての「%」は、「質量%」を意味する。
Cは、本発明において重要な元素であり、強度を向上させるために不可欠な元素である。Cの含有量が0.55%以下になると、1700MPa以上という引張強度を得られなくなる。また、Cは、微細な析出物を生成させるのに必要な元素であり、鋼材に水素トラップ効果を付与するために必要な元素である。さらにCには、同じ強度でも吸蔵水素濃度を低減する作用があるので、Mo、Ni等の高価な元素の含有量を低くしても、耐水素脆化特性を向上させることができる。引張強さで1700MPa以上の高強度の確保、優れた耐水素脆化特性の確保という2つの効果を安定して得るためには、Cは0.55%を超えて含有させなくてはならない。一方、Cの含有量が増えて0.70%以上になると、粒界セメンタイトの生成が促進され、析出したセメンタイトがベイナイトのラス界面を被覆する割合が10%以下である特定のベイナイト(以下、「特定ベイナイト」という。)以外のベイナイトが生じるので、所望の金属組織の確保が難しくなって十分な耐水素脆化特性が得られず、さらに、靱性の劣化も著しくなる。したがって、Cの含有量を0.55%を超えて0.70%未満とする。C含有量の望ましい下限は0.60%、また望ましい上限は0.65%である。
Siは、脱酸作用を有し、強度および焼入れ性の向上作用もある。強度の向上は1700MPa以上の引張強さの確保に有効であり、また、焼入れ性の向上は、所望の金属組織が得やすくなるため製造の観点から有利である。これらの効果を得るには、Siの含有量は0.05%以上とする必要がある。一方、0.50%を超えてSiを含有させてもその効果は飽和することに加え、靱性の劣化が生じる。したがって、Siの含有量を0.05〜0.50%とする。Si含有量の望ましい下限は0.10%、また、望ましい上限は0.30%である。
Mnは、焼入れ性と強度を向上させる作用を有する。強度の向上は1700MPa以上の引張強さの確保に有効であり、また、焼入れ性の向上は、所望の金属組織が得やすくなるため製造の観点から有利である。また、Mnには、Sと結合して硫化物を形成し、Sの粒界偏析を抑制して耐水素脆化特性を向上する効果もある。これらの効果を得るには、Mnの含有量は0.30%以上とする必要がある。一方で、Mnを過剰に含有させると粒界に偏析し、粒界割れ型の水素脆性破壊を促進する。したがって、Mnの含有量を0.30〜1.0%とする。Mn含有量の望ましい下限は0.60%、また、望ましい上限は0.90%である。
Crは、強度を向上させるのに有効な元素である。加えて、Crは、Cの拡散を妨げ炭化物の成長を抑制して、特定ベイナイトの形成を促進する。これらの効果を得るためには、Crを0.5%以上含有させる必要がある。一方で、Crを過剰に含有させると靱性の劣化が生じる。したがって、Crの含有量を0.5〜1.5%とする。Cr含有量の望ましい下限は0.8%、また、望ましい上限は1.2%である。
Vは、本発明において最も重要な元素であり、Cおよび/またはNと結合して形成された微細な析出物(炭窒化物、炭化物および窒化物であり、以下、まとめて「炭窒化物」という。)が水素トラップ効果を発揮することで、耐水素脆化特性を大幅に向上する元素である。焼戻しを行わないベイナイト素地で、この効果を十分に確保するためには、Vを0.40%を超えて含有させる必要がある。しかしながら、1.0%を超える量のVを含有させると、析出物の量とサイズが増大し、靱性を劣化させ、耐水素脆化特性を低下するし、冷間加工性が劣化する。したがって、Vの含有量を0.40%を超えて1.0%以下とする。Vには、オーステナイト化熱処理時において、既に析出していたVの炭窒化物が旧オーステナイト粒を微細化し、伸びや絞りを向上させるため、旧オーステナイト粒の長径/短径≧3.0に伸長するための冷間加工時に割れを発生させない作用がある。また、旧オーステナイト粒の微細化は耐水素脆化特性を向上させる作用もある。上記の作用は、オーステナイト化熱処理時の高温において、オーステナイト中にVの炭窒化物が完全には固溶せずに残った状態で得られる。そのためのV含有量の望ましい下限は0.50%であり、より望ましい下限は0.80%である。
Alは、脱酸作用を有する元素である。この効果を十分に確保するためにはAlを0.005%以上含有させる必要がある。一方、Alを0.10%を超えて含有させてもその効果は飽和する。したがって、Alの含有量を0.005〜0.10%とする。なお、本発明のAl含有量とは酸可溶Al(所謂「sol.Al」)での含有量を指す。
Nは、上記したVの微細な炭窒化物を生成させるのに必要な元素であり、鋼材に水素トラップ効果を付与するために必要な元素であるとともに、旧オーステナイト粒の微細化にも必要な元素である。この効果を得るには、Nの含有量は0.0030%以上とする必要がある。一方、0.030%を超えてNを含有させてもその効果は飽和することに加え、靱性の劣化が生じる。したがって、Nの含有量を0.0030〜0.030%とする。N含有量の望ましい下限は0.010%、また、望ましい上限は0.025%である。
Moは、Fe炭化物の安定性を高めて、耐水素脆化特性を向上させる元素である。このため、必要に応じてMoを含有させてもよい。しかしながら、本発明では、C等の他の元素の含有量および金属組織を適正化することで良好な耐水素脆化特性を確保することができるし、Moが非常に高価な元素であるため、Moの多量の含有は経済性を大きく損なうことになる。したがって、含有させる場合のMo含有量を0.30%未満とする。Mo含有量の上限は、0.20%であることが望ましい。なお、前記の効果を安定して得るためには、Mo含有量の下限は、0.05%であることが望ましく、0.10%であることが一層望ましい。
Tiは、Cまたは/およびNと結合し、微細な析出物を形成し、旧オーステナイト粒を微細化して耐水素脆化特性を向上させる元素である。このため、必要に応じてTiを含有させてもよい。しかしながら、0.10%を超える量のTiを含有させると、析出物の量が増大し、靱性を劣化させる。したがって、含有させる場合のTi含有量の上限を0.10%とする。Ti含有量の上限は、0.06%であることが望ましい。なお、前記の効果を安定して得るためには、Ti含有量の下限は、0.005%であることが望ましく、0.03%であることが一層望ましい。
Nbは、Cまたは/およびNと結合し、微細な析出物を形成し、旧オーステナイト粒を微細化して耐水素脆化特性を向上させる元素である。このため、必要に応じてNbを含有させてもよい。しかしながら、0.10%を超える量のNbを含有させると、析出物の量が増大し、靱性を劣化させる。したがって、含有させる場合のNb含有量の上限を0.10%とする。Nb含有量の上限は、0.06%であることが望ましい。なお、前記の効果を安定して得るためには、Nb含有量の下限は、0.005%であることが望ましく、0.03%であることが一層望ましい。
Pは、不純物として含有され、粒界に偏析して靱性および/または耐水素脆化特性を低下させる。Pの含有量が0.030%を超えると上記の悪影響が顕著になる。このため、Pの含有量を0.030%以下とする。Pの含有量は極力低いことが望ましい。
Sは、不純物として含有され、Pと同様に粒界に偏析して耐水素脆化特性を低下させる。Sの含有量が0.030%を超えると上記の悪影響が顕著になる。このため、Sの含有量を0.030%以下とする。Sの含有量は極力低いことが望ましい。
O(酸素)は、不純物として含有され、Alと結びついて酸化物を形成する。その含有量が多くなって0.010%を超えると、酸化物が過剰に形成されて靱性が低下する等の問題が生じる。したがって、Oの含有量を0.010%以下とする。Oの含有量は極力低いことが望ましい。
上記(A)項で述べた化学組成を有する本発明の高強度低合金鋼材は、金属組織が、ベイナイトで、該ベイナイトは、既に述べた特定ベイナイトである。また、旧オーステナイト粒は、長径/短径(以下、「アスペクト比」という。)≧3かつ長径(μm)×短径(μm)≦300である。
本発明に係る高強度低合金鋼材は、前記(B)項で述べた金属組織を有し、引張強さが1700MPa以上必要とされる部品に用いる。なお、該鋼材の引張強さの上限は2400MPaであることが望ましく、2000MPaであればより望ましい。
本発明に係る高強度低合金鋼材は、以下の方法によって比較的安定して製造することができる。
鋼材を完全にオーステナイト化するために、オーステナイト化温度を850℃以上とする。一方、オーステナイト化温度が1050℃を超えると、工程(iv)の冷間加工を行っても長径(μm)×短径(μm)≦300という所定の旧オーステナイト粒を得ることが困難になる。オーステナイト化温度の下限は、870℃とすることが望ましい。なお、オーステナイト化温度の上限は、Vの含有量が0.5%未満の場合には950℃とすることが望ましく、Vの含有量が0.5%以上の場合には1000℃とすることが望ましい。オーステナイト化時間が20分未満では、鋼材を完全にオーステナイト化できないことがあり、60分を超えると、エネルギーコストが嵩むことに加えて工程(iv)の冷間加工を行っても長径(μm)×短径(μm)≦300という所定の旧オーステナイト粒を得ることが困難になる場合がある。オーステナイト化時間は30〜45分とすることが好ましい。なお、工程(i)でのオーステナイト化温度は、鋼材の表面における温度を指す。
金属組織が、ベイナイトで、該ベイナイトを、既に述べた特定ベイナイトにするために、工程(i)でオーステナイト化した鋼材を、冷却速度を30℃/秒以上として、フェライトとパーライトの析出を阻止したオーステナイト状態のまま、400〜350℃の温度域まで冷却し、該温度域で20〜100分保持して等温変態させる。オーステナイト化後の冷却速度が30℃/秒未満の場合には、フェライトとパーライトの析出を阻止できないことがある。なお、オーステナイト化後の冷却速度の上限は工業的には80℃/秒程度である。上記の30℃/秒以上の冷却速度であっても、冷却する温度が400℃を超える場合および350℃を下回る場合は、金属組織を、所定の量の特定ベイナイトからなるものにできない。特に、前記の温度が400℃を超えると、ベイナイト変態しても、セメンタイトはラス界面に析出する量が増え、析出したセメンタイトがラス界面を被覆する割合が10%を超えるうえに、1700MPa以上の強度を得るのが難しくなる。また、上記400〜350℃の温度域での保持時間が20分未満では、鋼材のサイズまたは/および含有元素の影響から、一部組織のベイナイト変態が遅れる場合があり、一方100分を超えると、炭化物が粗大化し、靱性と耐水素脆化特性が劣化する場合がある。保持時間の下限は、30分とするのが望ましく、60分とするのがより望ましい。また、保持時間の上限は80分程度とするのが望ましい。なお、工程(ii)での冷却速度は、鋼材の表面における平均の冷却速度を指す。また、冷却および保持する温度域は、例えば、塩浴、鉛浴等の熱伝導の良好な等温変態処理設備の設定温度を指す。
等温変態を終了させた後、鋼材は室温まで冷却される。この際の冷却速度については、特に制限がない。
室温まで冷却した鋼材に、前記(B)項で述べた金属組織を具備させるために、冷間加工を施す。該冷間加工における総減面率が40.0%未満の場合には、前記(B)項で述べた金属組織(具体的には、アスペクト比≧3かつ長径(μm)×短径(μm)≦300の旧オーステナイト粒)を安定して満足できず、所望の引張強さと耐水素脆化特性(1700MPa以上という引張強さでの良好な耐水素脆化特性)が得られない。一方、総減面率が80.0%を超えると、割れや破断等の加工不良を生ずる。総減面率は、下限を60.0%とすることが望ましく、上限を70.0%とすることが望ましい。
{(Sn-1−Sn)/Sn-1}×100
で表される値を指す。そして、「総減面率」とは、第1回目の冷間加工前の鋼材の断面積を「S0」、最終の冷間加工を施した後の鋼材の断面積を「Sf」とした場合に
{(S0−Sf)/S0}×100
で表される値を指す。
〈1−1〉熱処理まま材
等温変態熱処理した直径25mmの丸棒を長手方向にその中心線をとおって切断(以下、「縦断」という。)して試験片を採取し、JIS G 0551(2013)に則って旧オーステナイト粒度番号を調査した。具体的には、上記試験片の縦断面が被検面となるように樹脂に埋め込んで鏡面研磨した後、上記JISの附属書JAに記載の、界面活性剤を添加したピクリン酸飽和水溶液によってエッチングして旧オーステナイト粒界を現出し、R/2部(「R」は丸棒の半径を表す。)を倍率1000倍で10視野走査型電子微鏡観察して、上記JISの附属書Cに記載の切断法により旧オーステナイト粒度番号を測定した。また、鋼Aの油焼入れままの丸棒を縦断して採取した試験片を用いて、上述の方法で旧オーステナイト粒度番号を調査した。
冷間伸線加工を施した各丸棒を縦断して試験片を採取し、旧オーステナイト粒のアスペクト比および長径(μm)×短径(μm)の値を求めた。具体的には、上記試験片の縦断面が被検面となるように樹脂に埋め込んで鏡面研磨した後、界面活性剤を添加したピクリン酸飽和水溶液によってして旧オーステナイト粒界を現出し、R/2部を倍率1000倍で10視野走査型電子顕微鏡観察して、各粒の最長となる粒径を長径、その長径に対して垂直な方向を幅とし、その幅の最長値を短径として旧オーステナイト粒のアスペクト比および長径(μm)×短径(μm)の値を測定した。
冷間伸線加工後の各丸棒の中心部から、長手方向に平行部の直径が6mmで標点距離が40mmの丸棒引張試験片を切り出し、室温で引張試験して、引張強さを求めた。
上記〈2〉の調査で1700MPa以上の引張強さが得られた冷間伸線加工後の各丸棒の中心部から、長手方向に図2に示す形状の切欠き付引張試験片を切り出し、引張強さの70%の応力を負荷した陰極チャージ下での定荷重試験を200時間行った際の破断の有無で、耐水素脆化特性を調査した。その際、試験片内部に1ppmの濃度で水素が吸蔵されるように陰極水素チャージの電流密度を調整した。なお、試験片内部に吸蔵される水素量は、3%NaCl溶液を用いて0.8〜1.5mA/cm2の電流密度で陰極水素チャージを72時間行った時に、昇温脱離装置により10℃/分で昇温した際に350℃までに放出される水素量を用いた。
Claims (4)
- 化学組成が、質量%で、
C:0.55%を超えて0.70%未満、
Si:0.05〜0.50%、
Mn:0.30〜1.0%、
Cr:0.5〜1.5%、
V:0.40%を超えて1.0%以下、
Al:0.005〜0.10%、
N:0.0030〜0.030%、
Mo:0〜0.30%未満、
Ti:0〜0.10%、
Nb:0〜0.10%、
残部がFeおよび不純物であり、
不純物としてのP、SおよびOが、P:0.030%以下、S:0.030%以下およびO:0.010%以下であり、
金属組織が、ベイナイトで、該ベイナイトは、析出したセメンタイトがラス界面を被覆する割合が10%以下であり、旧オーステナイト粒の長径/短径≧3.0かつ長径(μm)×短径(μm)≦300である、
引張強さが1700MPa以上の、
高強度低合金鋼材。 - 質量%で、Mo:0.05%以上で0.30%未満を含有する、請求項1に記載の高強度低合金鋼材。
- 質量%で、Ti:0.005〜0.10%およびNb:0.005〜0.10%から選択される1種以上を含有する、請求項1または2に記載の高強度低合金鋼材。
- 請求項1から3までのいずれかに記載の化学組成を有する鋼材を、下記の工程(i)から工程(iv)までの工程で順に処理する、請求項1〜3のいずれかに記載の高強度低合金鋼材の製造方法。
工程(i):850〜1050℃で20〜60分加熱してオーステナイト化する工程
工程(ii):30℃/秒以上の冷却速度で400〜350℃の温度域まで冷却し、該温度域で20〜100分保持して等温変態させる工程
工程(iii):室温まで冷却する工程
工程(iv):総減面率で40.0〜80.0%の冷間加工を行う工程
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