JP6681661B2 - アクセス解析画像提供装置、アクセス解析画像提供方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
利用者は、例えば検索エンジンを利用して、利用したいサービスを提供しているウェブサイトを検索する。そして、利用者は、検索した結果に表示されたウェブサイトへアクセスして、そのサイトを閲覧する。利用者は、アクセスした先のサイトが希望に合ったサイトであれば、そのサイトのサービスを利用する。一方、利用者は、アクセスした先のサイトが希望に合っていないサイトであれば、そのサイトのサービスを利用せず、他の検索されたウェブサイトに移動する。
このような需要に応じて、ウェブサイトに対する利用者のアクセス状況を解析して、解析した結果を提供するサービスが行われている。提供されるサービスは、ページ別の訪問者数の情報、ページビュー数の情報、平均ページ滞在時間の情報、直帰率の情報、離脱率の情報等である。なお、ページビュー数とは、利用者の端末の表示部に表示されたウェブサイト内のウェブページの表示回数であり、直帰率とは、ウェブページが1ページしか閲覧されなかったセッション(ユーザーが閲覧を始めたページから他のページに移動することなくサイトを離脱したセッション)の割合である。また、離脱率とは、例えば、利用者が他のウェブサイトへ移動したり、または、ウェブブラウザを閉じて閲覧を中止した割合である。
図1は、本実施形態に係るアクセス解析システム1の概略構成図である。図1に示すように、アクセス解析システム1は、Web(ウェブ)サーバ2、ネットワーク3、端末4−1〜4−3、・・・、アクセス解析装置5、アクセス解析画像提供装置6、及び運営者端末7を含んで構成される。なお、以下の説明において、端末4−1〜4−3、・・・のうち、1つを特定しない場合は、単に端末4という。
記憶部22には、ウェブサイト23に関する情報が記憶されている。ウェブサイト23に関する情報とは、例えば複数のウェブページ241、242、・・・に関する情報である。また、ウェブページ241、242、・・・それぞれには、アクセス解析装置5がアクセス解析を行うための、例えばタグを埋め込んである。なお、ウェブページ241、242、・・・のうち、1つのウェブページを特定しない場合は、単にウェブページ24という。
通信部21は、ネットワーク3を介して、端末4にウェブサイト23を提供する。
解析部52は、データ取得部51が出力したアクセス状況を解析して、アクセス解析結果を生成し、生成したアクセス解析結果を提供部53に出力する。なお、アクセス解析結果については、後述する。
提供部53は、解析部52が出力したアクセス解析結果を、例えば専用のウェブサイト上で提供する。
なお、アクセス解析装置5が送信部(不図示)を備え、送信部が、アクセス解析結果を、ネットワーク3を介して運営者端末7に送信するようにしてもよい。
制御部72は、通信部71が出力したアクセス解析画像を表示部73に表示させる。また、制御部72は、操作部74から操作結果が入力された場合、操作結果に応じた指示を生成し、生成した指示を、ネットワーク3を介してアクセス解析画像提供装置6に送信する。なお、指示とは、例えばアクセス解析画像に対するソート指示、表示方法の変更の指示等である。なお、アクセス解析画像については、後述する。
アクセス解析画像が表示される。
操作部74は、キーボード、マウス、ポインティングデバイス、表示部73上に設けられているタッチパネル等である。操作部74は、運営者によって操作された操作結果を検出し、検出した操作結果を制御部72に出力する。
ここで、実施形態で用いる用語の定義を、図2及び図3を参照して行う。図2は、ウェブサイトの構成と、ランディングページとを説明する図である。図3は、ウェブサイト及びウェブページにおける閲覧者の行動例を説明する図である。
ウェブサイト23には、少なくとも1つのウェブページ24が含まれ、例えば複数のランディングページとランディングページ以外のその他のウェブページとが含まれている。
実施形態では、ウェブサイト23において、商品が購入されること、資料請求されること、または会員登録されることを成果という。また、実施形態では、目標を達成した訪問者数をコンバージョン(CV)という。そして、実施形態では、閲覧者が、所定の解析時間の間に目標を達成した訪問者数をコンバージョン数(CV数)という。さらに、実施形態では、運営者が設定したコンバージョン達成時の売り上げ等を目標値という。
図3に示す例において、閲覧者は端末4を操作して、第1検索キーワードを検索エンジンによって検索する(ステップS1)。
続けて、閲覧者は、端末4を操作して、検索された結果の中から、例えば一番上に表示された検索結果を選択する。この結果、閲覧者は、端末4によってトップのウェブページ241を開く(ステップS2)。これにより、閲覧者は、トップのウェブページ241に訪れる。この例では、ウェブページ241が、ランディングページ(または閲覧開始ページ)である。
続けて、閲覧者は、トップのウェブページ241の中から、商品Aの説明を閲覧するために、端末4を操作して商品Aに関するウェブページ242にハイパーリンクしているテキスト251を選択する(ステップS4)。
この結果、閲覧者は、端末4によって商品Aに関するウェブページ242を開く。
続けて、閲覧者は、端末4を操作して、商品Aに関するウェブページ242の閲覧を中止または終了して、他のウェブサイト23’へ移動する(ステップS6)。
このように、実施形態では、閲覧者が、閲覧を開始してから他のウェブサイト23’に移動、またはブラウザを閉じるまでの一連の流れをまとめた単位をセッションという。なお、実施形態では、閲覧者が、最後に訪れたウェブページを離脱ページという。また、実施形態では、閲覧者がウェブサイト23を訪れてから離脱するまでの平均的な時間を平均サイト滞在時間という。
また、実施形態では、個々のウェブページのすべてのページビューで、そのウェブページがセッションの最後のウェブページになった割合を離脱率という。ここで、ページビューとは、ウェブページ24が表示された回数である。
次に、アクセス解析装置5が提供するアクセス解析結果の例を説明する。
図4は、本実施形態に係るアクセス解析結果の一例を表す図である。
図4に示すように、アクセス解析結果には、ページに対する解析結果と、ランディングページに対する解析結果とが含まれている。なお、ページとは、閲覧者が閲覧したウェブサイト23内のウェブページ24であり、ランディングページと、ランディングページ以外のウェブページとが含まれる。図4において(A)は、ページに対する解析結果であり、以下、すべてのページのレポートともいう。また、(B)は、ランディングページに対する解析結果であり、以下、ランディングページのレポートともいう。
(A)に示すように、ページに対する解析結果には、第1のページ、第2のページ、第3のページ、・・・に関する解析結果が含まれる。また、(B)に示すように、ランディングページに対する解析結果には、第1のランディングページ、第2のランディングページ、第3のランディングページ、・・・に関する解析結果が含まれる。
次に、本実施形態で用いる評価指標と、評価指標を評価するために用いる解析結果の例を説明する。
図5は、本実施形態に係る評価指標と、評価指標を評価するために用いる解析結果の例、及び第2実施形態に係る記憶部に記憶されている情報を表す図である。図5の(A)は、評価指標と、評価指標を評価するために用いる解析結果の例を表し、図5の(B)は、記憶部64に記憶されている解析結果とページの品質の良し悪しの対応の例を表している。また、図5の(C)は、第2実施形態の記憶部64A(図9参照)に記憶されている評価指標と、評価に用いる解析結果との対応を表している。なお、(B)及び(C)については、後述する。図5の(A)において、項目が評価指標に対応する。また、x軸、y軸、及び円の大きさそれぞれが、アクセス解析結果から取得されて評価に用いられる解析結果を表している。
評価指標が“ページ別入口評価レポート”の場合、評価に用いられるx軸の解析結果は、“入口ページの直帰率”であり、評価に用いられるy軸の解析結果は、“入口ページのCV率”であり、評価に用いられるz軸(円の大きさ)の解析結果は、“入口ページの流入数”である。
評価指標が“キーワード別入口評価レポート”の場合、評価に用いられるx軸の解析結果は、“キーワードの直帰率”であり、評価に用いられるy軸の解析結果は、“キーワードのCV率”であり、評価に用いられるz軸(円の大きさ)の解析結果は、“キーワードのオーガニック流入数”である。
評価指標が“リピート流入評価レポート”の場合、評価に用いられるx軸の解析結果は、“リピートユーザーの入口ページ別の直帰率”であり、評価に用いられるy軸の解析結果は、“リピートユーザーの入口ページ別の平均ページ滞在時間”であり、評価に用いられるz軸(円の大きさ)の解析結果は、“入口ページのリピート流入数”である。
評価指標が“第2CV改善レポート”の場合、評価に用いられるx軸の解析結果は、“1−離脱率(遷移率)”であり、評価に用いられるy軸の解析結果は、“ページの価値”であり、評価に用いられるz軸(円の大きさ)の解析結果は、“キーワードのオーガニック流入数”である。
なお、評価部62は、図5の(A)に示した評価指標のうち少なくとも1つについて評価するようにしてもよい。また、上述した評価指標は一例であり、これに限られない。評価部62は、取得部61が取得した解析結果のページのレポートから抽出した解析結果を用いて、他の評価指標に応じて、評価結果を生成するようにしてもよい。
次に、アクセス解析画像提供装置6について説明する。
図6は、本実施形態に係るアクセス解析画像提供装置6のブロック図である。図6に示すように、アクセス解析画像提供装置6は、取得部61、評価部62、及び画像提供部63を備えている。また、評価部62は、第1評価レポート生成部621、第2評価レポート生成部622、第3評価レポート生成部623、第4評価レポート生成部624、第5評価レポート生成部625、及び第6評価レポート生成部626を備えている。
さらに、第2評価レポート生成部622、第6評価レポート生成部626は、ウェブサイト23への流入キーワードのうち、流入数(キーワード別訪問数)が多い上位の50キーワードを抽出する。なお、抽出するキーワード数は一例であり、これに限られない。ウェブサイト23への流入キーワードのうち、流入数が多い上位の任意の個数のキーワードを抽出するようにしてもよい。
第1評価レポート生成部621は、ランディングページ毎に抽出した“入口ページの直帰率”と、“入口ページのCV率”と、“入口ページの流入数”とを用いてページ別入口評価レポートを生成し、生成したページ別入口評価レポートの情報を視覚化部65に出力する。
第2評価レポート生成部622は、キーワード毎に抽出した“キーワードの直帰率”と、“キーワードのCV率”と、“キーワードのオーガニック流入数”とを用いてキーワード別入口評価レポートを生成し、生成したキーワード別入口評価レポートの情報を視覚化部65に出力する。
第3評価レポート生成部623は、ランディングページ毎に抽出した“新規訪問者のページ別の直帰率”と、“入口ページの新規訪問者のページ別の平均ページ滞在時間”と、“入口ページの新規流入数”とを用いてページ別入口評価レポートを生成し、生成したページ別入口評価レポートの情報を視覚化部65に出力する。
第4評価レポート生成部624は、ランディングページ毎に抽出した“再訪問者の入口ページ別の直帰率”と、“再訪問者の入口ページ別の平均ページ滞在時間”と、“入口ページのリピート流入数”とを用いてリピート流入評価レポートを生成し、生成したリピート流入評価レポートの情報を視覚化部65に出力する。
第5評価レポート生成部625は、ページ毎に算出した“遷移率”と、ページ毎に抽出した“ページの価値”と、“ページの訪問回数”とを用いて第1CV改善レポートを生成し、生成した第1CV改善レポートの情報を視覚化部65に出力する。
第6評価レポート生成部626は、キーワード毎に算出した“遷移率”と、キーワード毎に抽出した“ページの価値”と、“キーワードのオーガニック流入数”とを用いて第2CV改善レポートを生成し、生成した第2CV改善レポートの情報を視覚化部65に出力する。
記憶部64には、評価部62が上述した評価に用いるx軸とy軸とz軸との解析結果が記憶されている。記憶部64には、評価毎に用いる表示色が対応付けられて記憶されている。記憶部64には、後述するアクセス解析画像に用いる円の大きさと、z軸の解析結果の値とが対応付けられて記憶されている。なお、アクセス解析画像、z軸、y軸、及びz軸の解析結果については、後述する。また、記憶部64には、提供する画像の雛形の画像(例えば、図7に示すアクセス解析画像における雛形)が記憶されている。なお、記憶部64には、図5の(B)に示すように、x軸またはy軸に用いる解析結果の値と、ランディングページまたはページの品質の良し悪しが対応付けられて記憶されている。例えば、直帰率が0%には、ランディングページまたはページの品質が良いが対応付けられ、直帰率が100%には、ランディングページまたはページの品質が悪いが対応付けられている。また、遷移率(=1−直帰率)が0%には、ランディングページまたはページの品質が悪いが対応付けられ、直帰率が100%には、ランディングページまたはページの品質が良いが対応付けられている。
次に、アクセス解析画像提供装置6が提供するアクセス解析画像の一例を説明する。
図7は、本実施形態に係るアクセス解析画像提供装置6が提供するアクセス解析画像の一例を説明する図である。図7に示すアクセス解析画像は、運営者端末7の表示部73上に表示される。図7に示すように、アクセス解析画像は、バブルチャートの画像である。また、図7において、横軸は図5に示したx軸の項目であり、縦軸は図5に示したy軸の項目である。また、円(バブル)は、バブルチャートにおいてz軸に対応し、本実施形態では図5に示した円の大きさに対応している。また、図7において、ボタンg112は、SP(スマートフォン)向けに構成されているウェブページに対する解析結果の表示に切り替えるボタンである。ボタンg113は、PC(パーソナルコンピュータ)向けに構成されているウェブページに対する解析結果の表示に切り替えるボタンである。また、ボタンg111は、SP向けに構成されているウェブページと、PC向けに構成されているウェブページとの両方の解析結果の表示に切り替えるボタンである。
次に、アクセス解析画像提供装置6がアクセス解析画像を生成する処理手順の一例を説明する。図8は、本実施形態に係るアクセス解析画像提供装置6がアクセス解析画像を生成する処理手順の一例のフローチャートである。なお、評価部62の第1評価レポート生成部621〜第6評価レポート生成部626それぞれは、図8に示す処理を行う。以下の説明において、第1評価レポート生成部621〜第6評価レポート生成部626を、第n評価レポート生成部62n(nは1〜6の整数)という。
(ステップS102)第n評価レポート生成部62nは、記憶部64に記憶されている評価指標に対応付けられているx軸に用いる解析結果を抽出する。
(ステップS104)第n評価レポート生成部62nは、記憶部64に記憶されている評価指標に対応付けられているz軸(円;バブル)に用いる解析結果を抽出する。
なお、第n評価レポート生成部62nは、評価指標に応じて、ランディングページ毎またはページ毎にステップS102〜S105の処理を行い、選択した全てのランディングページまたは全てのページについての処理の終了後に、ステップS106の処理に進む。
(ステップS107)画像生成部66は、視覚化部65が対応付けした評価結果、及び色を示す情報と、記憶部64に記憶されている提供する画像の雛形のアクセス解析画像とを用いて、図7に示したようなアクセス解析画像を生成する。なお、画像生成部66は、評価指標に応じて、x軸またはy軸にプロットする解析結果の値が、品質が悪い方から品質が方向へ、記憶部64に記憶されている対応関係を参照してプロットしたグラフを生成する。続けて、出力部67は、画像生成部66が出力したグラフをアクセス解析画像として、ネットワーク3を介して、運営者端末7に提供する。
第1実施形態では、評価部62が、ページ別入口評価、キーワード別入口評価、新規流入評価、リピート流入評価、第1CV改善、または第2CV改善に対する評価結果を生成し、画像提供部63が図7に示したようにバブルチャートで評価結果を視覚化して提供する例を説明した。本実施形態では、評価部が、取得した解析結果を用いて、他の評価指標に関して評価を行い、画像提供部が評価部によって評価された評価値を視覚化して提供する例を説明する。
まず、アクセス解析画像提供装置6Aについて説明する。なお、第1実施形態で説明したアクセス解析画像提供装置6と同じ機能を有する機能部については、同じ符号を用いて説明を省略する。
図9は、本実施形態に係るアクセス解析画像提供装置6Aのブロック図である。図9に示すように、アクセス解析画像提供装置6Aは、取得部61、評価部62A、及び画像提供部63Aを備えている。また、評価部62Aは、集客力算出部621A、閲覧力算出部622A、誘導力算出部623A、成果力算出部624A、及び総合力算出部625Aを備えている。
集客力算出部621A、閲覧力算出部622A、誘導力算出部623A、及び成果力算出部624Aそれぞれは、集客力算出部621Aが選択した50ページの中から評価結果を生成する対象のウェブページ24を、逐次選択する。なお、抽出するページ数は、第1実施形態と同様に50ページに限られない。
記憶部64Aには、図5の(C)に示したように評価部62Aが偏差値の算出に用いる解析結果が記憶されている。例えば、評価指標(項目)として集客力と、評価に用いる解析結果としてセッションとが対応付けられて記憶されている。また、記憶部64Aには、偏差値の範囲と、表示色とが図10に示すように対応付けて記憶されている。図10は、本実施形態に係る記憶部64Aに記憶されている偏差値の範囲と、表示色との関係の一例を表す図である。図10に示すように、例えば、偏差値が第1閾値未満の範囲と、第1色とが対応付けられ、偏差値が第1閾値以上且つ第2閾値未満の範囲と、第2色とが対応付けられている。図10に示す例では、例えば偏差値の最小値と最大値との範囲を5つの範囲に分割した例である。分割は等分であってもよく、範囲毎に重み付けられたものでもよい。なお、図10に示す例において、第1閾値が最も小さい値であり、第4閾値が最も大きな値である。また、第1色は、例えば赤色であり、第5色は、例えば緑色である。この場合、第2色〜第4色は、色相環に従った色、例えば、第2色が橙色、第3色が黄色、第4色が黄緑色である。なお、図10に示した例は1例であり、分割数は2つ以上であればよい。そして、分割数が3つ以上の場合、関連付けられる色の関係が色相環に従ったものであればよい。また、色についても一例であり、これに限られない。他の2色であってもよい。また、色の関係は、色相環に限られず、他の色の規則に従ってものであってもよい。さらに、本実施例では、偏差値に応じて色で視覚化する例を説明したが、これに限られない。例えば、運営者が白黒の画面で見たとき、白黒でプリントしたときに判別可能なように、例えばグレースケールを各偏差値の範囲に対応させるようにしてもよい。
また、記憶部64Aには、提供する画像の雛形の画像(例えば、図11に示すアクセス解析画像における雛形)が記憶されている。
次に、アクセス解析画像提供装置6Aが提供するアクセス解析画像の一例を説明する。
図11は、本実施形態に係るアクセス解析画像提供装置6Aが提供するアクセス解析画像の一例を説明する図である。図11に示すアクセス解析画像は、運営者端末7の表示部73上に表示される。
ページに関する情報の画像には、ページ毎に、ページ数と、各ウェブページ24に記述されているタイトルを示す情報とが対応付けられている。例えば、1ページと、“3Dプリンターメーカー一覧/3Dプリンターの比較・価格・3D素材”とが対応付けられている。
偏差値が25以下 赤色(RGB=208:0:32)
偏差値が26以上且つ35以下 樹皮色(RGB=237:128:122)
偏差値が36以上且つ45以下 橙色(RGB=255:156:0)
偏差値が46以上且つ55以下 黄色(RGB=255:217:0)
偏差値が56以上且つ65以下 カナリア色(RGB=184:224:32)
偏差値が66以上且つ75以下 黄緑色(RGB=176:220:0)
偏差値が76以上且つ85以下 くさ色(RGB=151;187:4)
偏差値が86以上 緑色(RGB=0:149:71)
なお、上述した色名及びRGB値は一例であり、これに限られない。また、偏差値の範囲も一例であり、例えば、偏差値の値5毎に色を設定しておいてもよい。
例えば、運営者が運営者端末7の操作部74を操作して、ボタンb1を選択した場合、運営者端末7の制御部72は、検出した結果を、ネットワーク3を介してアクセス解析画像提供装置6Aに送信する。アクセス解析画像提供装置6Aは、受信した結果に応じて、総合力の偏差値が高い順にソートした画像を生成し、生成した画像を、ネットワーク3を介して運営者端末7に提供する。運営者端末7の操作部74によって、ボタンb1が再び選択された場合、アクセス解析画像提供装置6Aは、受信した結果に応じて、総合力の偏差値が低い順にソートした画像を生成し、生成した画像を、ネットワーク3を介して運営者端末7に提供する。このように、アクセス解析画像提供装置6Aは、ボタンb1が選択される毎に、偏差値が高い順の画像、偏差値が低い順の画像、標準画像を順番に切り替えて生成する。なお、標準画像とは、図11に示したように、例えば総合力が高い順の画像である。なお、ボタンb1〜ボタンb4は、例えばポップアップ式のボタンであってもよい。例えばボタンb1が操作部74によって選択された場合、アクセス解析画像提供装置6Aは、『標準、偏差値が高い順、偏差値が低い順』等の選択可能なポップアップ画像を解析結果の画像に合成して運営者端末7に提供するようにしてもよい。
次に、アクセス解析画像提供装置6Aがアクセス解析画像を生成する処理手順の一例を説明する。図12は、本実施形態に係るアクセス解析画像提供装置6Aがアクセス解析画像を生成する処理手順の一例のフローチャートである。なお、第1実施形態の図8と同じ処理については、同じ符号を用いて説明を省略する。
(ステップS206)視覚化部65Aは、評価部62Aが出力した各偏差値、及びこれらの偏差値の平均値を、ページ毎に、記憶部64Aに記憶されている偏差値の範囲と表示色との対応付けを参照して、各偏差値及び偏差値の平均値に色を対応させる視覚化処理を行う。なお、視覚化処理については、後述する。
図13は、本実施形態に係る視覚化処理の手順の一例のフローチャートである。なお、図13に示す例は、記憶部64Aに図10に示した偏差値の範囲と色とが対応付けられて記憶されている場合の例である。なお、視覚化部65Aは、以下の処理を、ページ毎且つ評価指標毎に行う。
また、本実施形態のアクセス解析画像提供装置6Aにおいて、所定の評価指標は、ウェブページの平均滞在時間とセッションとに基づくウェブページにおける閲覧力に関する指標であり、評価部(例えば、閲覧力算出部622A)は、解析結果に含まれる複数のウェブページの各平均滞在時間と各セッションとを用いて、複数のウェブページにおけるウェブページ毎の閲覧力に対する評価結果を生成する。
また、本実施形態のアクセス解析画像提供装置6Aにおいて、所定の評価指標は、ランディングページにおけるコンバージョン数とコンバージョン率とに基づくランディングページにおける成果力に関する指標であり、評価部(例えば、成果力算出部624A)は、解析結果に含まれる複数のウェブページにおける各コンバージョン数と各コンバージョン率とを用いて、複数のウェブページにおけるウェブページ毎の成果力に対する評価結果を生成する。
Claims (13)
- ウェブページへのアクセス状況を統計的に解析した複数の解析結果を取得する取得部と、
所定の評価指標には3つの前記解析結果が関連付けられており、前記取得部が取得した前記複数の解析結果から前記所定の評価指標に応じて3つの前記解析結果を選択し、選択した3つの前記解析結果から第一軸の前記解析結果と第二軸の前記解析結果と第三軸の前記解析結果を抽出し、選択した3つの軸の前記解析結果を用いて、前記所定の評価指標に対する、ウェブサイト内の複数のウェブページにおける前記ウェブページ毎の評価結果を生成する評価部と、
前記複数の解析結果について、各解析結果の値の大小と当該各解析結果の値が表す品質の良し悪しとの対応関係を記憶する記憶部と、
前記評価部が生成した3つの軸による前記評価結果を、前記各解析結果をプロットする軸に沿って前記各解析結果の値が表す前記品質が悪い方から良い方へ変化していく向きを前記所定の評価指標における全ての前記解析結果について一致させたグラフを含む画像を生成して二次元画像で視覚化した画像を、ネットワークを介して提供する画像提供部と、
を備えるアクセス解析画像提供装置。 - 前記所定の評価指標は複数個であり、
前記ウェブサイト内は、N個のウェブページを有し、
前記評価部は、
前記ウェブサイト内の前記N個のページのウェブページのうち、前記ウェブページへの訪問者のうち前記所定の評価指標に応じた前記訪問者が多いウェブページを上位からM(Mは1以上N以下の整数)個抽出し、前記抽出した前記M個のウェブページの中から評価を行うウェブページを逐次選択し、前記M個のウェブページにおける前記逐次選択したウェブページ毎の評価結果を生成する請求項1に記載のアクセス解析画像提供装置。 - 前記評価部は、
前記取得部が取得した前記複数の解析結果から選択した解析結果を用いて、前記所定の評価指標に基づいて、ウェブサイト内の複数のウェブページにおける前記ウェブページ毎の偏差値を評価結果として算出する請求項1または請求項2に記載のアクセス解析画像提供装置。 - 前記画像提供部は、
複数の前記所定の評価指標毎に偏差値を算出し、複数の前記所定の評価指標毎に算出した偏差値を並べて、前記画像を生成する請求項3に記載のアクセス解析画像提供装置。 - 前記画像提供部は、
複数のウェブページについて、前記ウェブページ毎且つ複数の前記所定の評価指標毎に偏差値を算出し、前記ウェブページ毎且つ複数の前記所定の評価指標毎に算出した偏差値を並べて、前記画像を生成する請求項3または請求項4に記載のアクセス解析画像提供装置。 - 前記画像提供部は、
前記評価部によって算出された偏差値を、所定の閾値の範囲を用いて分類し、分類した偏差値それぞれを、所定の閾値の範囲それぞれに関連付けられている色、輝度、濃淡、形状、または大きさのうち少なくとも1つを用いて視覚化する請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のアクセス解析画像提供装置。 - 前記所定の評価指標は、
ランディングページのセッションに基づく前記ランディングページにおける集客力に関する指標であり、
前記評価部は、
前記解析結果に含まれる複数の前記ランディングページの各セッションを用いて、前記複数のウェブページにおける前記ウェブページ毎の集客力に対する評価結果を生成する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のアクセス解析画像提供装置。 - 前記所定の評価指標は、
前記ウェブページの平均滞在時間とセッションとに基づく前記ウェブページにおける閲覧力に関する指標であり、
前記評価部は、
前記解析結果に含まれる複数の前記ウェブページの各平均滞在時間と各セッションとを用いて、前記複数のウェブページにおける前記ウェブページ毎の閲覧力に対する評価結果を生成する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のアクセス解析画像提供装置。 - 前記所定の評価指標は、
前記ウェブページの直帰率と離脱率とに基づく前記ウェブページにおける誘導力に関する指標であり、
前記評価部は、
前記解析結果に含まれる複数の前記ウェブページの各直帰率と各離脱率とを用いて、前記複数のウェブページにおける前記ウェブページ毎の誘導力に対する評価結果を生成する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のアクセス解析画像提供装置。 - 前記所定の評価指標は、
ランディングページにおけるコンバージョン数とコンバージョン率とに基づく前記ランディングページにおける成果力に関する指標であり、
前記評価部は、
前記解析結果に含まれる複数の前記ウェブページにおける各コンバージョン数と各コンバージョン率とを用いて、前記複数のウェブページにおける前記ウェブページ毎の成果力に対する評価結果を生成する請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のアクセス解析画像提供装置。 - 前記評価部は、
複数の前記所定の評価指標それぞれに基づいて算出された集客力に対する評価結果、閲覧力に対する評価結果、誘導力に対する評価結果、及び成果力に対する評価結果のうち2つ以上の評価結果に基づいて、総合評価に対する評価結果を生成し、
前記画像提供部は、
前記評価部によって生成された前記集客力に対する評価結果、前記閲覧力に対する評価結果、前記誘導力に対する評価結果、前記成果力に対する評価結果、及び前記総合評価に対する評価結果を関連付けて視覚化し、前記視覚化した画像を、ネットワークを介して提供する請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のアクセス解析画像提供装置。 - ウェブサイト内はN個のウェブページを有し、複数の解析結果について、各解析結果の値の大小と当該各解析結果の値が表す品質の良し悪しとの対応関係を記憶する記憶部を有するアクセス解析画像提供装置におけるアクセス解析画像提供方法であって、
取得部が、ウェブページへのアクセス状況を統計的に解析した複数の解析結果を取得する取得手順と、
評価部が、複数の所定の評価指標それぞれには3つの前記解析結果が関連付けられており、前記ウェブサイト内の前記N個のページのウェブページのうち、前記ウェブページへの訪問者のうち前記所定の評価指標に応じた前記訪問者が多いウェブページを上位からM(Mは1以上N以下の整数)個抽出し、前記抽出した前記M個のウェブページの中から評価を行うウェブページを逐次選択する手順と、
前記評価部が、前記取得手順によって取得された前記複数の解析結果から所定の評価指標に応じて3つの前記解析結果を選択し、選択した3つの前記解析結果から第一軸の前記解析結果と第二軸の前記解析結果と第三軸の前記解析結果を抽出し、選択した3つの軸の前記解析結果を用いて、前記所定の評価指標に基づいて、ウェブサイト内の前記M個のウェブページにおける前記逐次選択したウェブページ毎の評価結果を生成する評価手順と、
画像提供部が、前記評価手順によって生成された3つの軸による前記評価結果を、前記各解析結果をプロットする軸に沿って前記各解析結果の値が表す前記品質が悪い方から良い方へ変化していく向きを前記所定の評価指標における全ての前記解析結果について一致させたグラフを含む画像を生成して二次元画像で視覚化した画像を、ネットワークを介して提供する画像提供手順と、
を含むアクセス解析画像提供方法。 - 複数の解析結果について、各解析結果の値の大小と当該各解析結果の値が表す品質の良し悪しとの対応関係を記憶する記憶部を有するコンピュータに、
ウェブページへのアクセス状況を統計的に解析した複数の解析結果を取得する取得手順と、
所定の評価指標には3つの前記解析結果が関連付けられており、前記取得手順によって取得された前記複数の解析結果から所定の評価指標に応じて3つの前記解析結果を選択し、選択した3つの前記解析結果から第一軸の前記解析結果と第二軸の前記解析結果と第三軸の前記解析結果を抽出し、選択した3つの軸の前記解析結果を用いて、前記所定の評価指標に基づいて、ウェブサイト内の複数のウェブページにおける前記ウェブページ毎の百分率で表される評価結果を生成する評価手順と、
前記評価手順によって生成された3つの軸による前記評価結果を、前記各解析結果をプロットする軸に沿って前記各解析結果の値が表す前記品質が悪い方から良い方へ変化していく向きを前記所定の評価指標における全ての前記解析結果について一致させたグラフを含む画像を生成して二次元画像で視覚化した画像を、ネットワークを介して提供する画像提供手順と、
を実行させるプログラム。
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