JP6681110B2 - ユーザインターフェース処理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザインターフェース処理プログラム及びこのユーザインターフェース処理プログラムが記録された記録媒体に関する。
従来、タッチパネルを備えたデバイスにおいて、表示画面上に表示されたオブジェクトを操作する方法として、仮想コントローラや動作アイコンを表示画面上に表示し、この仮想コントローラ等によりユーザの操作入力を受け付けるものが知られている。
このようなデバイスとして、例えば特許文献1には、プレイヤのタッチパネルの接触操作による表示画面の押下を受け付ける押下受付手段と、押下受付手段によって表示画面の押下が受け付けられたときに、押下された表示画面上の位置である押下位置を検出する押下位置検出手段と、押下受付手段によって表示画面の押下が受け付けられたことに基づいて、押下位置検出手段によって検出された押下位置に応じた所定位置に仮想コントローラを表示する仮想コントローラ表示手段と、を有するユーザインターフェース処理装置が記載されている。
特許第4932010号公報
上記従来技術では、ユーザは仮想コントローラを表示画面上の任意の位置に配置できる。しかしながら、ユーザの手の大きさやタッチパネルの大きさ、デバイスの把持の仕方等によっては、仮想コントローラを所望の位置に配置しても、指が届かないあるいは届き難い等により操作し難い場合があり、ユーザに不便が生じる可能性があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性を向上することができるユーザインターフェース処理プログラム及びこのユーザインターフェース処理プログラムが記録された記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のユーザインターフェース処理プログラムは、タッチパネルを備えた情報処理装置を、前記タッチパネルにおける第1入力操作を検出する第1検出処理部、前記第1検出処理部により検出された前記第1入力操作に基づいて、前記タッチパネルの所定の位置に所定の大きさを有する第1領域を特定する第1領域特定処理部、前記第1領域特定処理部により特定された前記第1領域に、前記タッチパネルの表示内容を操作するための操作オブジェクトを前記第1領域に対応した大きさで表示する表示処理部、として機能させる。
これにより、ユーザはタッチパネルに対して第1入力操作を行うことにより、操作オブジェクトを表示させる位置及び大きさを指定できる。すなわち、ユーザは操作オブジェクトをタッチパネル上の所望の位置に所望の大きさで表示させることができる。これにより、ユーザの手の大きさ、情報処理装置やタッチパネルの大きさ、情報処理装置の把持の仕方等に応じて、操作オブジェクトを操作し易い位置に操作し易い大きさで表示させることができる。また、タッチパネルの大きさ等に応じて操作オブジェクトの位置や大きさを調整することで、ユーザが見たい表示内容が操作オブジェクトと重なって見えなくなることを防止できる。したがって、ユーザの利便性を向上することができる。
また、本発明のユーザインターフェース処理プログラムは、好ましくは、前記情報処理装置を、前記第1検出処理部により検出された前記第1入力操作に基づいて、前記操作オブジェクトの種類を特定するオブジェクト種類特定処理部、としてさらに機能させ、前記表示処理部は、前記オブジェクト種類特定処理部により特定された種類の前記操作オブジェクトを表示する。
本発明では、予め複数種類の第1入力操作と複数種類の操作オブジェクトとが互いに対応付けられており、ユーザは所望の操作オブジェクトに対応する第1入力操作を行うことで、当該操作オブジェクトを表示させる位置及び大きさを指定できるだけでなく、その種類についても指定することができる。これにより、例えば設定画面を開いて操作オブジェクトの種類を設定する等の操作が不要となる。また、例えば種類の異なる複数の操作オブジェクトを操作し易い位置(例えば片手持ちで操作できる位置等)に集約して配置すること等が容易にできるので、ユーザの利便性をさらに向上できる。
また、本発明のユーザインターフェース処理プログラムは、好ましくは、前記第1検出処理部は、前記第1入力操作として、所定の図形を描くドラッグ操作を検出し、前記第1領域特定処理部は、前記第1検出処理部により検出された前記図形を包含するように前記第1領域を特定する。
所定の図形を描くドラッグ操作を第1入力操作とすることにより、第1入力操作とそれ以外の通常の操作(ゲームを進行させるための操作等)とが混同されて誤検出が生じるのを防止できる。したがって、ユーザインターフェースの信頼性を向上できる。
また、本発明のユーザインターフェース処理プログラムは、好ましくは、前記オブジェクト種類特定処理部は、前記第1検出処理部により検出された前記図形の種類に基づいて、前記操作オブジェクトの種類を特定する。
これにより、ユーザはドラッグ操作により描く図形の種類により表示させる操作オブジェクトの種類を指定できる。したがって、容易且つ速やかな指定操作が可能であると共に、各ユーザに固有の描画の癖(図形の縦横比や形状のくずれ等)の影響を低減でき、操作オブジェクトの種類の指定の確実性を向上できる。
また、本発明のユーザインターフェース処理プログラムは、好ましくは、前記第1検出処理部は、前記第1入力操作として、前記タッチパネル上の複数の接触点への同時接触操作を検出し、前記第1領域特定処理部は、前記第1検出処理部により検出された前記複数の接触点を包含するように前記第1領域を特定する。
タッチパネル上の複数の接触点への同時接触操作(いわゆるマルチタッチ操作)を第1入力操作とすることにより、第1入力操作とそれ以外の通常の操作(ゲームを進行させるための操作等)とが混同されて誤検出が生じるのを防止できる。したがって、ユーザインターフェースの信頼性を向上できる。また、ユーザがタッチした接触点がそのまま第1領域の輪郭(境界)となるので、直感的な領域指定操作が可能となる。
また、本発明のユーザインターフェース処理プログラムは、好ましくは、前記オブジェクト種類特定処理部は、前記第1検出処理部により検出された前記接触点の数に基づいて、前記操作オブジェクトの種類を特定する。
これにより、ユーザはマルチタッチ操作の接触点数により表示させる操作オブジェクトの種類を指定できる。したがって、容易且つ速やかな指定操作が可能であると共に、各ユーザに固有の操作の癖の影響を排除でき、操作オブジェクトの種類の指定の確実性を向上できる。
また、本発明のユーザインターフェース処理プログラムは、好ましくは、前記情報処理装置を、前記タッチパネルにおける第2入力操作を検出する第2検出処理部、前記第2検出処理部により検出された前記第2入力操作に基づいて、前記タッチパネルの所定の位置に所定の大きさを有する第2領域を特定する第2領域特定処理部、前記第2領域特定処理部により特定された前記第2領域に基づいて、前記タッチパネルに表示された複数のオブジェクトの中から前記操作オブジェクトにより操作される操作対象オブジェクトを指定するオブジェクト指定処理部、としてさらに機能させる。
これにより、ユーザはタッチパネルに対して第2入力操作を行うことにより、タッチパネルに表示された複数のオブジェクトの中から、操作オブジェクトで操作する操作対象オブジェクトを指定できる。その結果、例えば操作対象オブジェクトが複数あるような場合でも、それらを個別に指定する必要が無く一度に指定できるので、容易且つ速やかで、直感的な指定操作が可能である。また、その後は操作オブジェクトを操作することで複数の操作対象オブジェクトをまとめて操作できる。したがって、ユーザの利便性をさらに向上できる。
また、本発明のユーザインターフェース処理プログラムは、好ましくは、前記情報処理装置を、前記表示処理部により表示された複数の前記操作オブジェクトと、前記オブジェクト指定処理部により指定された複数の前記操作対象オブジェクトと、を対応づける対応付け処理部、としてさらに機能させる。
これにより、複数の操作対象オブジェクトの各々を異なる操作オブジェクトで個別に操作したいような場合に、ユーザは複数の操作オブジェクトを所望の位置に所望の大きさで表示させ、操作オブジェクトごとに操作対象オブジェクトを容易且つ速やかで直感的な操作で対応付けることができる。したがって、ユーザの利便性をさらに向上できる。
また、本発明のユーザインターフェース処理プログラムは、好ましくは、ゲームプログラムである。
これにより、ユーザが操作し易い、利便性を向上させたゲームを実現できる。
上記目的を達成するために、本発明の記録媒体は、上記ユーザインターフェース処理プログラムを記録した、情報処理装置が読み取り可能な記録媒体である。
本発明のユーザインターフェース処理プログラム及び記録媒体によれば、ユーザの利便性を向上することができる。
一実施形態に係る情報処理装置の外観構成の一例を表す外観図である。 情報処理装置の操作オブジェクトの表示等に関わる機能的構成の一例を表すブロック図である。 ドラッグ操作により操作オブジェクトを表示させる場合のタッチパネルの表示の一例を表す説明図である。 マルチタッチ操作により操作オブジェクトを表示させる場合のタッチパネルの表示の一例を表す説明図である。 操作オブジェクトを用いてオブジェクトを操作する際のタッチパネルの表示の一例を表す説明図である。 ドラッグ操作により複数種類の操作オブジェクトを表示させる場合のタッチパネルの表示の一例を表す説明図である。 マルチタッチ操作により複数種類の操作オブジェクトを表示させる場合のタッチパネルの表示の一例を表す説明図である。 ドラッグ操作により操作対象オブジェクトを指定する場合のタッチパネルの表示の一例を表す説明図である。 複数の操作オブジェクトにより複数の操作対象オブジェクトを操作する場合のタッチパネルの表示の一例を表す説明図である。 情報処理装置のCPUによって実行される操作オブジェクトの表示等に関わる処理手順の一例を表すフローチャートである。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を表すブロック図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
<1.情報処理装置の外観構成>
まず、図1を用いて、本実施形態に係る情報処理装置1の外観構成の一例について説明する。図1に示すように、情報処理装置1は、各種の表示及びユーザによる各種の入力操作が行われるタッチパネル3を有する。ユーザは、指等によりタッチパネル3に接触することで所望の操作入力を行う。
タッチパネル3の検出方式は、特に限定されるものではないが、例えば抵抗膜方式、静電容量方式、光学方式、電磁誘導方式等、種々の検出手法を採用することが可能である。なお、情報処理装置1は、タッチパネル3以外に、ボタンやスイッチ等の操作入力部を備えてもよい。
情報処理装置1は、例えばスマートフォン、タブレット型コンピュータ、携帯型ゲーム機等である。但し、これらに限定されるものではなく、表示装置及び入力装置としてタッチパネルを備えるものであれば、例えば、サーバコンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ等のように、コンピュータとして製造、販売等されているものの他、携帯電話、ファブレット等のように、電話機として製造、販売等されているもの、据え置き型のゲーム機等も含まれる。
本実施形態では、情報処理装置1により、ユーザインターフェース処理プログラムの一例であるゲームプログラムが実行される場合について説明する。
<2.情報処理装置の機能的構成>
次に、図2及び図3〜図9を用いて、情報処理装置1の機能的構成のうち、操作オブジェクトの表示等に関わる機能的構成の一例について説明する。なお、図2中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
図2に示すように、情報処理装置1は、上述したタッチパネル3、第1検出処理部5、第1領域特定処理部7、表示処理部9、オブジェクト種類特定処理部11、操作オブジェクトデータベース12、第2検出処理部13、第2領域特定処理部15、オブジェクト指定処理部17、対応付け処理部19を有する。
第1検出処理部5は、タッチパネル3における第1入力操作を検出する。第1入力操作は、タッチパネル3の表示内容を操作するための操作オブジェクト21(後述の図3及び図4等参照)を表示する位置及び大きさを指定するために、ユーザが行う入力操作である。第1入力操作としては、例えば所定の図形27(後述の図3等参照)を描くドラッグ操作や、タッチパネル上の複数の接触点31(後述の図4等参照)への同時接触操作(いわゆるマルチタッチ操作)等が考えられるが、これらに限定されるものではない。すなわち、所定の大きさを有する領域を指定できる操作であればどのような操作でもよい。
第1領域特定処理部7は、第1検出処理部5により検出された第1入力操作に基づいて、タッチパネル3の所定の位置に所定の大きさを有する第1領域23(後述の図3及び図4等参照)を特定する。第1領域特定処理部7は、例えば第1入力操作として上記ドラッグ操作が行われた場合には、描かれた図形27を包含するように第1領域23を特定する。また第1領域特定処理部7は、例えば第1入力操作として上記マルチタッチ操作が行われた場合には、同時接触された複数の接触点31を包含するように第1領域23を特定する。
表示処理部9は、第1領域特定処理部7により特定された第1領域23に、タッチパネル3の表示内容を操作するための操作オブジェクト21を第1領域23に対応した大きさで表示する。このとき、操作オブジェクト21はタッチパネル3上で新たに生成されて表示される。操作オブジェクト21としては、例えば仮想コントローラや操作ボタン、操作キー、操作リング、アイコン等が考えられるが、これらに限定されるものではない。すなわち、タッチパネル3の表示内容を操作可能なオブジェクトであればどのようなものでもよい。
図3(a)〜図3(c)に、タッチパネル3の表示の一例を示す。図3(a)に示す例では、タッチパネル3に例えばゲーム上の人物キャラクタであるオブジェクト25が表示されており、表示画面の左下で第1入力操作として星形の図形27Aを描くドラッグ操作が行われている。図形27Aの形状は特に限定されるものではなく、当該図形27Aを描くドラッグ操作が通常の操作(例えばゲームを進行させるための操作等)と区別可能であれば、その他の形状としてもよい。
なお、図3(a)では説明の便宜上、ドラッグ操作の軌跡である図形27Aを図示しているが、タッチパネル3に図形27Aは表示されない(但し表示してもよい)。また、図3(a)に示すユーザの手29は概念的に図示したものであり、手29とタッチパネル3等との大小関係や、操作入力を行う指を限定するものではない。
そして、図3(b)に示すように、描かれた星形の図形27Aを包含するように第1領域23が特定される。この例では、星形の図形27Aの各頂点が4辺上に位置する四角形状の第1領域23Aが特定されている。なお、第1領域23Aの形状は特に限定されるものではなく、四角形以外の形状としてもよい。また、図3(b)では説明の便宜上、第1領域23Aを図示しているが、タッチパネル3に第1領域23Aは表示されない(但し表示してもよい)。
その後、図3(c)に示すように、操作オブジェクト21が第1領域23Aの位置に第1領域23Aに対応した大きさで表示される。この例では、操作オブジェクト21として十字キー21Aが表示されており、十字キー21Aの各突出部の端部が第1領域23Aの各辺に略一致する大きさとなるように表示されている。
図4(a)〜図4(c)に、タッチパネル3の表示の他の例を示す。図4(a)に示す例では、タッチパネル3に上記と同じオブジェクト25が表示されており、表示画面の右下で第1入力操作として例えば4箇所の接触点31への同時接触操作(いわゆる4点マルチタッチ操作)が行われている。なお、接触点31の数は4点に限定されるものではなく、領域を指定可能であれば4点以外(例えば3点、5点等)としてもよい。
なお、図4(a)では説明の便宜上、接触点31を図示しているが、タッチパネル3に接触点31は表示されない(但し表示してもよい)。また、図4(a)に示すユーザの手29は概念的に図示したものであり、手29とタッチパネル3等との大小関係や、操作入力を行う指を限定するものではない。
そして、図4(b)に示すように、4つの接触点31を包含するように第1領域23が特定される。この例では、4つの接触点31を頂点とする四角形状の第1領域23Bが特定されている。なお、図4(b)では説明の便宜上、第1領域23Bを図示しているが、タッチパネル3に第1領域23Bは表示されない(但し表示してもよい)。
その後、図4(c)に示すように、操作オブジェクト21が第1領域23Bの位置に第1領域23Bに対応した大きさで表示される。この例では、操作オブジェクト21として円環状の操作リング21Bが表示されており、操作リング21Bが第1領域23Bに内接する大きさとなるように表示されている。
ユーザは、以上のようにして操作オブジェクト21をタッチパネル上の所望の位置に所望の大きさで表示させることができる。表示された操作オブジェクト21を使用して、操作対象であるオブジェクト25を操作することができる。例えば図5(a)に示す例では、十字キー21Aの上部が操作されることでオブジェクト25がジャンプしている。また図5(b)に示す例では、操作リング21Bの左部分が操作されることでオブジェクト25が左方向に移動している。
なお、操作オブジェクト21は、以上のようにして表示された後に、ユーザの適宜の入力操作(ドラッグ操作等)により位置を変更したり、適宜の入力操作(いわゆるピンチアウト、ピンチイン等)により拡大又は縮小したり、不要となった場合には適宜の入力操作(例えば表示画面外へオブジェクトをはらうためのフリックやスワイプ操作等)により消去することが可能である。
図2に戻り、オブジェクト種類特定処理部11は、第1検出処理部5により検出された第1入力操作に基づいて、操作オブジェクト21の種類を特定する。すなわち、操作オブジェクトデータベース12に、複数種類の第1入力操作と複数種類の操作オブジェクト21とが対応付けられて格納されており、オブジェクト種類特定処理部11は、当該操作オブジェクトデータベース12を参照することで、第1検出処理部5により検出された第1入力操作に対応する操作オブジェクト21を特定する。
具体的には、オブジェクト種類特定処理部11は、例えば第1入力操作として上記ドラッグ操作が行われた場合には、第1検出処理部5により検出された図形27の種類に基づいて操作オブジェクト21の種類を特定する。またオブジェクト種類特定処理部11は、例えば第1入力操作として上記マルチタッチ操作が行われた場合には、第1検出処理部5により検出された接触点31の数に基づいて操作オブジェクト21の種類を特定する。
図6(a)〜図6(c)に、タッチパネル3の表示の一例を示す。図6(a)に示す例では、表示画面の左側で第1入力操作として上述の星形の図形27Aと、内部に直線を有する楕円形の図形27Bを描くドラッグ操作が行われている。なお、図形27Bの形状は特に限定されるものではなく、当該図形27Bを描くドラッグ操作が通常の操作と区別可能であれば、その他の形状としてもよい。
そして、図6(b)に示すように、描かれた図形27A,27Bを包含するようにそれぞれ第1領域23A,23Cが特定される。この例では、楕円形の図形27Bが内接するように四角形状の第1領域23Cが特定されている。第1領域23Aは図3(b)と同様である。なお、第1領域23Cの形状は特に限定されるものではなく、四角形以外の形状としてもよい。
その後、図6(c)に示すように、操作オブジェクト21A,21Cが第1領域23A,23Cの位置に第1領域23A,23Cに対応した大きさでそれぞれ表示される。この例では、操作オブジェクト21として、星形の図形27Aに対応する上述の十字キー21Aと、楕円形の図形27Bに対応する2つの丸形状の操作ボタン21Cが表示されている。操作ボタン21Cは、各ボタンが第1領域23Cに内接する大きさとなるように表示されている。
図7(a)〜図7(c)に、タッチパネル3の表示の他の例を示す。図7(a)に示す例では、表示画面の右側で第1入力操作として上述の4箇所の接触点31への同時接触操作と、3箇所の接触点33への同時接触操作(いわゆる3点マルチタッチ操作)が行われている。
そして、図7(b)に示すように、4つの接触点31と3つの接触点33を包含するようにそれぞれ第1領域23B,23Dが特定される。第1領域23Bは図4(b)と同様に四角形状であり、第1領域23Dは3つの接触点31を頂点とする三角形状である。
その後、図7(c)に示すように、操作オブジェクト21B,21Dが第1領域23B,23Dの位置に第1領域23B,23Dに対応した大きさでそれぞれ表示される。この例では、操作オブジェクト21として、4つの接触点31に対応する上述の操作リング21Bと、3つの接触点33に対応する丸形状の操作ボタン21Dが表示されている。操作ボタン21Dは、第1領域23Dに内接する大きさとなるように表示されている。
ユーザは、以上のようにして操作オブジェクト21を表示させる位置及び大きさを指定できるだけでなく、その種類についても指定することができる。
図2に戻り、第2検出処理部13は、タッチパネル3における第2入力操作を検出する。第2入力操作は、タッチパネル3に表示された複数のオブジェクト25の中から操作オブジェクト21により操作される操作対象オブジェクト25A,25B(後述の図8、図9参照)を指定するために、ユーザが行う入力操作である。第2入力操作としては、上記第1入力操作と同様に、例えば所定の図形35(後述の図8、図9参照)を描くドラッグ操作や、上述のマルチタッチ操作等が考えられるが、これらに限定されるものではない。すなわち、操作対象オブジェクトを指定できる操作であればどのような操作でもよい。
第2領域特定処理部15は、第2検出処理部13により検出された第2入力操作に基づいて、タッチパネル3の所定の位置に所定の大きさを有する第2領域37(後述の図8、図9参照)を特定する。第2領域37の特定の仕方は、前述の第1領域特定処理部7による第1領域23の特定の仕方と同様である。
オブジェクト指定処理部17は、第2領域特定処理部15により特定された第2領域37に基づいて、タッチパネル3に表示された複数のオブジェクト25の中から操作オブジェクト21により操作される操作対象オブジェクト25A,25Bを指定する。例えば、オブジェクト25の全部が第2領域37に含まれるものを操作対象オブジェクトに指定してもよいし、オブジェクト25の特定の部位(例えばキャラクタの頭部等)が第2領域37に含まれるものを操作対象オブジェクトに指定してもよい。
対応付け処理部19は、表示処理部9により表示された複数の操作オブジェクト21と、オブジェクト指定処理部17により指定された複数の操作対象オブジェクト25A,25Bとを対応づける。
図8(a)〜図8(c)に、タッチパネル3の表示の一例を示す。図8(a)に示す例では、タッチパネル3に複数のオブジェクト25が表示されており、表示画面の右下で第1入力操作として星形の図形27Aを描くドラッグ操作が行われている。
これにより、図8(b)に示すように、第1領域23Aが特定され、十字キー21Aが第1領域23Aの位置に第1領域23Aに対応した大きさで表示される。一方、図8(b)に示す例では、複数のオブジェクト25の上で第2入力操作として楕円形状の図形35を描くドラッグ操作が行われている。これにより、図形35と同形状の第2領域37が特定され、複数のオブジェクト25のうち第2領域37に例えば頭部が含まれるものが操作対象オブジェクト25Aとして指定される。これら操作対象オブジェクト25Aは十字キー21Aと対応づけられ、十字キー21Aにより操作することができる。
なお、図形35及び第2領域37の形状は特に限定されるものではなく、操作対象オブジェクトを指定可能であり、且つ、当該図形35を描くドラッグ操作が通常の操作と区別可能であれば、その他の形状としてもよい。また、図8(b)では説明の便宜上、ドラッグ操作の軌跡である図形35及び第2領域37を図示しているが、タッチパネル3に図形35及び第2領域37は表示されない(但し表示してもよい)。
ユーザは、以上のようにして十字キー21Aにより操作する操作対象オブジェクトを指定することができる。例えば図8(c)に示す例では、十字キー21Aの右部が操作されることで複数の操作対象オブジェクト25Aをまとめて右方向に移動させることができる。
図9(a)〜図9(c)に、タッチパネル3の表示の他の例を示す。図9(a)は、上述の図8(c)において複数の操作対象オブジェクト25Aが移動した後の表示である。図9(a)に示すように、複数のオブジェクト25は2つの群に分けられており、図中右側の操作対象オブジェクト25Aを操作するための十字キー21Aが右下に表示されている。またこの例では、表示画面の左下で第1入力操作として星形の図形27Aを描くドラッグ操作が行われている。
これにより、図9(b)に示すように、表示画面の左下において第1領域23Aが特定され、十字キー21Aが第1領域23Aの位置に第1領域23Aに対応した大きさで表示される。さらに、図9(b)に示す例では、図中左側のオブジェクト25の上で第2入力操作として楕円形状の図形35を描くドラッグ操作が行われている。これにより、図形35と同形状の第2領域37が特定され、複数のオブジェクト25のうち第2領域37に例えば頭部が含まれるもの、すなわちこの例では残りのオブジェクト25の全部が操作対象オブジェクト25Bとして指定される。これら操作対象オブジェクト25Bは、表示画面左下の十字キー21Aと対応づけられ、当該十字キー21Aにより操作することができる。
ユーザは、以上のようにしてタッチパネル3に複数の十字キー21Aを表示させ、各十字キー21Aについて操作対象オブジェクト25A,25Bをそれぞれ指定することができる。例えば図9(c)に示す例では、表示画面右下の十字キー21Aの左部が操作されることで複数の操作対象オブジェクト25Aを左方向にまとめて移動させ、表示画面左下の十字キー21Aの右部が操作されることで複数の操作対象オブジェクト25Bを右方向にまとめて移動させることができる。
なお、以上説明した各処理部における処理等は、これらの処理の分担の例に限定されるものではなく、例えば、更に少ない数の処理部(例えば1つの処理部)で処理されてもよく、また、更に細分化された処理部により処理されてもよい。また、上述した各処理部の機能は、後述するCPU101(図11参照)が実行するゲームプログラムにより実装されるものであるが、例えばその一部がASICやFPGA等の専用集積回路、その他の電気回路等の実際の装置により実装されてもよい。
<3.情報処理装置の処理手順>
次に、図10を用いて、情報処理装置1のCPU101によって実行される操作オブジェクトの表示等に関わる処理手順の一例を説明する。
ステップS10では、情報処理装置1は、第1検出処理部5により、タッチパネル3における第1入力操作があったか否かを判定する。第1入力操作がない場合には(ステップS10:NO)、本ステップを繰り返し、第1入力操作があった場合には(ステップS10:YES)、次のステップS20に移る。
ステップS20では、情報処理装置1は、第1領域特定処理部7により、上記ステップS10で第1検出処理部5により検出された第1入力操作に基づいて、タッチパネル3の所定の位置に所定の大きさを有する第1領域23を特定する。
ステップS30では、情報処理装置1は、オブジェクト種類特定処理部11により、上記ステップS10で第1検出処理部5により検出された第1入力操作に基づいて、操作オブジェクト21の種類を特定する。
ステップS40では、情報処理装置1は、表示処理部9により、上記ステップS20で第1領域特定処理部7により特定された第1領域23に、上記ステップS30でオブジェクト種類特定処理部11により特定された種類の操作オブジェクト21を第1領域23に対応した大きさで表示する。
ステップS50では、情報処理装置1は、第2検出処理部13により、タッチパネル3における第2入力操作があったか否かを判定する。第2入力操作がない場合には(ステップS50:NO)、先のステップS10に戻る。一方、第2入力操作があった場合には(ステップS50:YES)、次のステップS60に移る。
ステップS60では、情報処理装置1は、第2領域特定処理部15により、上記ステップS50で第2検出処理部13により検出された第2入力操作に基づいて、タッチパネル3の所定の位置に所定の大きさを有する第2領域37を特定する。
ステップS70では、情報処理装置1は、オブジェクト指定処理部17により、上記ステップS60で第2領域特定処理部15により特定された第2領域37に基づいて、タッチパネル3に表示された複数のオブジェクト25の中から操作オブジェクト21により操作される操作対象オブジェクト25A,25Bを指定する。
ステップS80では、情報処理装置1は、対応付け処理部19により、上記ステップS40で表示処理部9により表示された操作オブジェクト21と、上記ステップS70でオブジェクト指定処理部17により指定された操作対象オブジェクト25A,25Bとを対応づける。その後、先のステップS10に戻り、同様の手順を繰り返す。
なお、上述した処理手順は一例であって、上記手順の少なくとも一部を削除・変更してもよいし、上記以外の手順を追加してもよい。また、上記手順の少なくとも一部の順番を変更してもよい。例えば、上記では操作オブジェクトを表示させた後に操作対象オブジェクトを指定するようにしたが、反対に操作対象オブジェクトを指定した後に操作オブジェクトを表示させるようにしてもよい。
<4.情報処理装置のハードウェア構成>
次に、図11を用いて、上記で説明したCPU101が実行するプログラムにより実装された各処理部を実現する情報処理装置1のハードウェア構成の一例について説明する。
図11に示すように、情報処理装置1は、例えば、CPU101と、ROM103と、RAM105と、例えばASIC又はFPGA等の特定の用途向けに構築された専用集積回路107と、入力装置113と、出力装置115と、記録装置117と、ドライブ119と、接続ポート121と、通信装置123等を有する。これらの構成は、バス109や入出力インターフェース111等を介し相互に信号を伝達可能に接続されている。
ゲームプログラムは、例えば、ROM103やRAM105、記録装置117等に記録しておくことができる。
また、ゲームプログラムは、例えば、フレキシブルディスクなどの磁気ディスク、各種のCD・MOディスク・DVD等の光ディスク、半導体メモリ等のリムーバブルな記録媒体125に、一時的又は永続的に記録しておくこともできる。このような記録媒体125は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することもできる。この場合、これらの記録媒体125に記録されたゲームプログラムは、ドライブ119により読み出されて、入出力インターフェース111やバス109等を介し上記記録装置117に記録されてもよい。
また、ゲームプログラムは、例えば、ダウンロードサイト・他のコンピュータ・他の記録装置等(図示せず)に記録しておくこともできる。この場合、ゲームプログラムは、LANやインターネット等のネットワークNWを介し転送され、通信装置123がこのプログラムを受信する。そして、通信装置123が受信したプログラムは、入出力インターフェース111やバス109等を介し上記記録装置117に記録されてもよい。
また、ゲームプログラムは、例えば、適宜の外部接続機器127に記録しておくこともできる。この場合、ゲームプログラムは、適宜の接続ポート121を介し転送され、入出力インターフェース111やバス109等を介し上記記録装置117に記録されてもよい。
そして、CPU101が、上記記録装置117に記録されたプログラムに従い各種の処理を実行することにより、前述の第1検出処理部5や第1領域特定処理部7、オブジェクト種類特定処理部11等による処理が実現される。この際、CPU101は、例えば、上記記録装置117からプログラムを、直接読み出して実行してもよく、RAM105に一旦ロードした上で実行してもよい。更にCPU101は、例えば、プログラムを通信装置123やドライブ119、接続ポート121を介し受信する場合、受信したプログラムを記録装置117に記録せずに直接実行してもよい。
また、CPU101は、必要に応じて、例えば前述のタッチパネル3や、マウス・キーボード・マイク・ゲームコントローラ等(図示せず)の入力装置113から入力する信号や情報に基づいて各種の処理を行ってもよい。
そして、CPU101は、上記の処理を実行した結果を、例えば前述のタッチパネル3等の表示装置や音声出力装置を含む、出力装置115から出力してもよく、さらにCPU101は、必要に応じてこの処理結果を通信装置123や接続ポート121を介し送信してもよく、上記記録装置117や記録媒体125に記録させてもよい。
<5.実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態のゲームプログラムは、タッチパネル3を備えた情報処理装置1を、タッチパネル3における第1入力操作を検出する第1検出処理部5、第1検出処理部5により検出された第1入力操作に基づいて、タッチパネル3の所定の位置に所定の大きさを有する第1領域23を特定する第1領域特定処理部7、第1領域特定処理部7により特定された第1領域23に、タッチパネル3の表示内容を操作するための操作オブジェクト21を第1領域23に対応した大きさで表示する表示処理部9、として機能させる。
これにより、ユーザはタッチパネル3に対して第1入力操作を行うことにより、操作オブジェクト21を表示させる位置及び大きさを指定できる。すなわち、ユーザは操作オブジェクト21をタッチパネル3上の所望の位置に所望の大きさで表示させることができる。これにより、ユーザの手の大きさ、情報処理装置1やタッチパネル3の大きさ、情報処理装置1の把持の仕方等に応じて、操作オブジェクト21を操作し易い位置に操作し易い大きさで表示させることができる。また、タッチパネル3の大きさ等に応じて操作オブジェクト21の位置や大きさを調整することで、ユーザが見たい表示内容が操作オブジェクト21と重なって見えなくなることを防止できる。したがって、ユーザの利便性を向上することができる。
また、本実施形態のゲームプログラムは、情報処理装置1を、第1検出処理部5により検出された第1入力操作に基づいて、操作オブジェクト21の種類を特定するオブジェクト種類特定処理部11としてさらに機能させ、表示処理部9は、オブジェクト種類特定処理部11により特定された種類の操作オブジェクト21を表示する。
すなわち、本実施形態では、操作オブジェクトデータベース12に予め複数種類の第1入力操作と複数種類の操作オブジェクト21とが互いに対応付けられて記録されており、ユーザは所望の操作オブジェクト21に対応する第1入力操作を行うことで、当該操作オブジェクト21を表示させる位置及び大きさを指定できるだけでなく、その種類についても指定することができる。これにより、例えば設定画面を開いて操作オブジェクト21の種類を設定する等の操作が不要となる。また、例えば種類の異なる複数の操作オブジェクト21を操作し易い位置(例えば片手持ちで操作できる位置等)に集約して配置すること等が容易にできるので、ユーザの利便性をさらに向上できる。
また、本実施形態では特に、第1検出処理部5は、第1入力操作として、所定の図形27を描くドラッグ操作を検出し、第1領域特定処理部7は、第1検出処理部5により検出された図形27を包含するように第1領域23を特定する。
このように、所定の図形27を描くドラッグ操作を第1入力操作とすることにより、第1入力操作とそれ以外の通常の操作(ゲームを進行させるための操作等)とが混同されて誤検出が生じるのを防止できる。したがって、ユーザインターフェースの信頼性を向上できる。
また、本実施形態では特に、オブジェクト種類特定処理部11は、第1検出処理部5により検出された図形27の種類に基づいて、操作オブジェクト21の種類を特定する。
これにより、ユーザはドラッグ操作により描く図形27の種類により表示させる操作オブジェクト21の種類を指定できる。したがって、容易且つ速やかな指定操作が可能であると共に、各ユーザに固有の描画の癖(図形の縦横比や形状のくずれ等)の影響を低減でき、操作オブジェクト21の種類の指定の確実性を向上できる。
また、本実施形態では特に、第1検出処理部5は、第1入力操作として、タッチパネル3上の複数の接触点31,33への同時接触操作を検出し、第1領域特定処理部7は、第1検出処理部5により検出された複数の接触点31,33を包含するように第1領域23を特定する。
このように、タッチパネル3上の複数の接触点31,33への同時接触操作を第1入力操作とすることにより、第1入力操作とそれ以外の通常の操作(ゲームを進行させるための操作等)とが混同されて誤検出が生じるのを防止できる。したがって、ユーザインターフェースの信頼性を向上できる。また、ユーザがタッチした接触点31,33がそのまま第1領域23の輪郭(領域外部との境界)となるので、直感的な領域指定操作が可能となる。
また、本実施形態では特に、オブジェクト種類特定処理部11は、第1検出処理部5により検出された接触点31,33の数に基づいて、操作オブジェクト21の種類を特定する。
これにより、ユーザはマルチタッチ操作の接触点数により表示させる操作オブジェクト21の種類を指定できる。したがって、容易且つ速やかな指定操作が可能であると共に、各ユーザに固有の操作の癖の影響を排除でき、操作オブジェクト21の種類の指定の確実性を向上できる。
また、本実施形態のゲームプログラムは、情報処理装置1を、タッチパネル3における第2入力操作を検出する第2検出処理部13、第2検出処理部13により検出された第2入力操作に基づいて、タッチパネル3の所定の位置に所定の大きさを有する第2領域37を特定する第2領域特定処理部15、第2領域特定処理部15により特定された第2領域37に基づいて、タッチパネル3に表示された複数のオブジェクト25の中から操作オブジェクト21により操作される操作対象オブジェクト25A,25Bを指定するオブジェクト指定処理部17としてさらに機能させる。
これにより、ユーザはタッチパネル3に対して第2入力操作を行うことにより、タッチパネル3に表示された複数のオブジェクト25の中から、操作オブジェクト21で操作する操作対象オブジェクト25A,25Bを指定できる。その結果、例えば操作対象オブジェクト25A,25Bが複数あるような場合でも、それらを個別に指定する必要が無く一度に指定できるので、容易且つ速やかで、直感的な指定操作が可能である。また、その後は操作オブジェクト21を操作することで複数の操作対象オブジェクト25A,25Bをまとめて操作できる。したがって、ユーザの利便性をさらに向上できる。
また、本実施形態のゲームプログラムは、情報処理装置1を、表示処理部9により表示された複数の操作オブジェクト21と、オブジェクト指定処理部17により指定された複数の操作対象オブジェクト25A,25Bと、を対応づける対応付け処理部19としてさらに機能させる。
これにより、複数の操作対象オブジェクト25A,25Bの各々を異なる操作オブジェクト21で個別に操作したいような場合に、ユーザは複数の操作オブジェクト21を所望の位置に所望の大きさで表示させ、操作オブジェクト21ごとに操作対象オブジェクト25A,25Bを容易且つ速やかで直感的な操作で対応付けることができる。したがって、ユーザの利便性をさらに向上できる。
<6.変形例等>
以上では、本発明のユーザインターフェース処理プログラムがゲームプログラムである場合を一例として説明したが、ゲームプログラムに限定されるものではない。例えば、情報処理装置1がカーナビ装置、鉄道や飲食店等における自動券売機、自動販売機、金融機関のATM、コピー機やFAX等のOA機器等である場合に、それらの機器に適用されるユーザインターフェース処理プログラムであってもよい。
なお、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 情報処理装置
3 タッチパネル
5 第1検出処理部
7 第1領域特定処理部
9 表示処理部
11 オブジェクト種類特定処理部
13 第2検出処理部
15 第2領域特定処理部
17 オブジェクト指定処理部
19 対応付け処理部
21 操作オブジェクト
21A〜21D 操作オブジェクト
23 第1領域
23A〜23D 第1領域
25 オブジェクト
25A,25B 操作対象オブジェクト
27 図形
27A,27B 図形
37 第2領域
125 記録媒体

Claims (11)

  1. タッチパネルを備えた情報処理装置を、
    前記タッチパネルにおける第1入力操作を検出する第1検出処理部、
    前記第1検出処理部により検出された前記第1入力操作に基づいて、前記タッチパネルの所定の位置に所定の大きさを有する第1領域を特定する第1領域特定処理部、
    前記第1領域特定処理部により特定された前記第1領域に、前記タッチパネルの表示内容を操作するための操作オブジェクトを前記第1領域に対応した大きさで表示する表示処理部、
    として機能させ
    前記第1検出処理部は、
    前記第1入力操作として、所定の図形を描くドラッグ操作を検出し、
    前記第1領域特定処理部は、
    前記第1検出処理部により検出された前記図形を包含し、且つ、当該図形が内接する形状の前記第1領域を特定する
    ことを特徴とするユーザインターフェース処理プログラム。
  2. 前記情報処理装置を、
    前記第1検出処理部により検出された前記第1入力操作に基づいて、前記操作オブジェクトの種類を特定するオブジェクト種類特定処理部、
    としてさらに機能させ、
    前記表示処理部は、
    前記オブジェクト種類特定処理部により特定された種類の前記操作オブジェクトを表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のユーザインターフェース処理プログラム。
  3. 前記オブジェクト種類特定処理部は、
    前記第1検出処理部により検出された前記図形の種類に基づいて、前記操作オブジェクトの種類を特定する
    ことを特徴とする請求項に記載のユーザインターフェース処理プログラム。
  4. 前記第1検出処理部は、
    前記第1入力操作として、前記タッチパネル上の複数の接触点への同時接触操作を検出し、
    前記第1領域特定処理部は、
    前記第1検出処理部により検出された前記複数の接触点を包含するように前記第1領域を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のユーザインターフェース処理プログラム。
  5. 前記オブジェクト種類特定処理部は、
    前記第1検出処理部により検出された前記接触点の数に基づいて、前記操作オブジェクトの種類を特定する
    ことを特徴とする請求項に記載のユーザインターフェース処理プログラム。
  6. 前記情報処理装置を、
    前記タッチパネルにおける第2入力操作を検出する第2検出処理部、
    前記第2検出処理部により検出された前記第2入力操作に基づいて、前記タッチパネルの所定の位置に所定の大きさを有する第2領域を特定する第2領域特定処理部、
    前記第2領域特定処理部により特定された前記第2領域に基づいて、前記タッチパネルに表示された複数のオブジェクトの中から前記操作オブジェクトにより操作される操作対象オブジェクトを指定するオブジェクト指定処理部、
    としてさらに機能させる
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のユーザインターフェース処理プログラム。
  7. 前記情報処理装置を、
    前記表示処理部により表示された複数の前記操作オブジェクトと、前記オブジェクト指定処理部により指定された複数の前記操作対象オブジェクトと、を対応づける対応付け処理部、
    としてさらに機能させる
    ことを特徴とする請求項に記載のユーザインターフェース処理プログラム。
  8. ゲームプログラムであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のユーザインターフェース処理プログラム。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のユーザインターフェース処理プログラムを記録した、情報処理装置が読み取り可能な記録媒体。
  10. タッチパネルを備えた情報処理装置を、
    前記タッチパネルにおける第1入力操作を検出する第1検出処理部、
    前記第1検出処理部により検出された前記第1入力操作に基づいて、前記タッチパネルの所定の位置に所定の大きさを有する第1領域を特定する第1領域特定処理部、
    前記第1検出処理部により検出された前記第1入力操作に基づいて、前記タッチパネルの表示内容を操作するための操作オブジェクトの種類を特定するオブジェクト種類特定処理部、
    前記第1領域特定処理部により特定された前記第1領域に、前記オブジェクト種類特定処理部により特定された種類の前記操作オブジェクトを前記第1領域に対応した大きさで表示する表示処理部、
    として機能させ、
    前記第1検出処理部は、
    前記第1入力操作として、所定の図形を描くドラッグ操作を検出し、
    前記オブジェクト種類特定処理部は、
    前記第1検出処理部により検出された前記図形の種類に基づいて、前記操作オブジェクトの種類を特定する
    ことを特徴とするユーザインターフェース処理プログラム。
  11. タッチパネルを備えた情報処理装置を、
    前記タッチパネルにおける第1入力操作を検出する第1検出処理部、
    前記第1検出処理部により検出された前記第1入力操作に基づいて、前記タッチパネルの所定の位置に所定の大きさを有する第1領域を特定する第1領域特定処理部、
    前記第1領域特定処理部により特定された前記第1領域に、前記タッチパネルの表示内容を操作するための操作オブジェクトを前記第1領域に対応した大きさで表示する表示処理部、
    前記タッチパネルにおける第2入力操作を検出する第2検出処理部、
    前記第2検出処理部により検出された前記第2入力操作に基づいて、前記タッチパネルの所定の位置に所定の大きさを有する第2領域を特定する第2領域特定処理部、
    前記第2領域特定処理部により特定された前記第2領域に基づいて、前記タッチパネルに表示された複数のオブジェクトの中から前記操作オブジェクトにより操作される操作対象オブジェクトを指定するオブジェクト指定処理部、
    前記表示処理部により表示された複数の前記操作オブジェクトと、前記オブジェクト指定処理部により指定された複数の前記操作対象オブジェクトと、を対応づける対応付け処理部、
    として機能させることを特徴とするユーザインターフェース処理プログラム。
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