JP6680089B2 - 車両用シートバック組立体 - Google Patents
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Description
車両用シートバック組立体を含む車両用シートの概略について説明する。図1に示すように、シート1は、車両水平方向に沿って配置されるシートクッション2と、該シートクッション2上にて起立した状態で配置可能に構成されるシートバック組立体3とを備えている。シートクッション2は、シート1に着座する乗員の臀部を支持可能とするように形成されている。特に図示はしないが、シートバック組立体3は、上述のような起立した状態とシートバッククッション2上にて倒伏した状態との間で揺動可能となっている。
ここで、サイド及びセンターヘッドレスト5,6の詳細について説明する。図1及び図3に示すように、サイドヘッドレスト5は、シートバック本体4の上端部4aにおける車両幅方向の中間区域に位置しており、その一方で、センターヘッドレスト6は、シートバック本体4の上端部4aにおける車両幅方向中央側の端区域に位置している。
シートベルト機構7の詳細について説明する。図1及び図2に示すように、シートベルト機構7は、ウェビング7aを出し入れ可能に構成されたシートベルトリトラクタ(以下、単に「リトラクタ」という)7bを有している。図2に示すように、リトラクタ7bはシートバック本体4の内部に配置されている。なお、より詳細なリトラクタ7bの配置位置については後述する。
パネル組立体10の詳細について説明する。パネル組立体10のフロントパネル8及びリヤパネル9は樹脂製となっており、特に、フロントパネル8及びリヤパネル9の少なくとも一方が軽量かつ機械的強度に優れる繊維強化樹脂製となっていると好ましい。繊維強化樹脂の繊維は、少なくともシートバック上下方向に配向されると好ましい。この場合、繊維強化樹脂に対してシートバック上下方向の引張力が加えられると、引張強度を有する繊維が突っ張り、その結果、繊維強化樹脂の変形、割れ等を抑えることができる。
ウェビング7aからの荷重に対するシートバック組立体3の作用について説明する。上述のように、シートベルト機構7のリトラクタ7bがパネル組立体10のフロントパネル8の上側領域に取り付けられ、かかるリトラクタ7bからシートバック本体4の上端部4aに向かったウェビング7aは、折り返し部24に掛かりながらシートバック後方からシートバック前方に向かうように方向転換され、方向転換されたウェビング7aはシートバック本体4に対してシートバック前方側で延びている。
3 シートバック組立体
4 シートバック本体
4a 上端部
5 サイドヘッドレスト
5a ヘッドレスト本体
5b ヘッドレストステー
7 シートベルト機構
7a ウェビング
7b シートベルトリトラクタ(リトラクタ)
8 シートバックフロントパネル(フロントパネル)
10 シートバックパネル組立体(パネル組立体)
10b 第1の支持部
10c 第2の支持部
10d 第3の支持部
10e 下側領域
10f 上側領域
10g 上端部
10h 中間領域
24 折り返し部(折り返し要素)
25 湾曲部
25a 中央区域
27 第1のビード部
27a 第1の交差区域
28 第2のビード部
28a 第2の交差区域
L1 第1の直線
L2 第2の直線
F 矢印
Claims (6)
- 車両用シートに設けられる車両用シートバック組立体であって、
樹脂製のシートバックパネルを内部に配置したシートバック本体と、
帯形状のウェビングを出し入れ可能に構成され、かつ前記シートバック本体に配置されるシートベルトリトラクタと
を備え、
前記シートバック本体が、前記シートベルトリトラクタからシートバック上方に向かった前記ウェビングを前記シートバック本体のシートバック前方に折り返させるように構成され、かつ前記シートバック本体の上端部に配置される折り返し要素を有し、
前記シートバックパネルが、前記シートバックパネルのシートバック上下方向の下側領域における車両幅方向中央側端部に位置する第1の支持部、及び前記シートバックパネルの上側領域における車両幅方向外側端部に位置する第2の支持部にて車体に支持されており、
前記シートバックパネルが、シートバック前後方向に湾曲する横断面を有するビード部を含んでいる、車両用シートバック組立体において、
該ビード部が、前記第1及び第2の支持部を結ぶ直線に交差するように延びており、
前記ビード部のシートバック前後方向の深さが前記直線に近付くに従って徐々に大きくなっている、車両用シートバック組立体。 - 前記ビード部の横断面がシートバック後方からシートバック前方に向かって湾曲している、請求項1に記載の車両用シートバック組立体。
- 前記ビード部の幅が前記直線に近付くに従って徐々に大きくなっている、請求項1又は2に記載の車両用シートバック組立体。
- 前記シートバックパネルが、さらに前記シートバックパネルの下側領域における車両幅方向外側端部に位置する第3の支持部にて前記車体に支持されており、
前記ビード部がまた、前記折り返し要素及び前記第3の支持部を結ぶさらなる直線に交差している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用シートバック組立体。 - 前記シートバックパネルが、その車両幅方向の中間領域をシートバック前方からシートバック後方に向かって湾曲させた湾曲部をさらに含み、
前記ビード部と前記直線との交差部分が前記湾曲部のシートバック上下方向の中央区域に位置している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用シートバック組立体。 - 前記シートバック本体の上端部に配置されるヘッドレストをさらに備え、
該ヘッドレストが、前記シートバック本体に取り付けられる細長形状のヘッドレストステーを有し、
前記ビード部が、前記ヘッドレストステーを前記ビード部の凹状空間内にて前記ビード部の長手方向に沿って挿入可能とするように形成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用シートバック組立体。
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017218004A JP2017218004A (ja) | 2017-12-14 |
JP6680089B2 true JP6680089B2 (ja) | 2020-04-15 |
Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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2016
- 2016-06-07 JP JP2016113604A patent/JP6680089B2/ja active Active
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