JP6679031B2 - ギャンブル依存度検証方法、ギャンブル依存度検証サーバ、ユーザ端末、情報処理装置、ギャンブル依存度検証プログラム、及び、ギャンブル依存度検証システム - Google Patents
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Description
取得部と、検証部と、提示部とを少なくとも有する情報処理装置が実行するギャンブル依存度検証方法であって、
前記取得部が、バカラゲームにおけるユーザの賭けの内容を示す操作データと、ユーザの賭けの結果を示すゲーム結果データとを取得する取得ステップと、
前記検証部が、前記操作データと前記ゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する検証ステップと、
前記提示部が、ユーザに検証結果を提示する提示ステップと、
を含む。
前記検証部は、ゲーム終了した後で検証を実行してもよく、ゲーム中の賭けタイミングごとに検証を実行してもよい。
前記検証部は、毎回のゲームにおける、操作データとゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証し検証結果を求めてもよい。
前記検証部は、複数のゲームの内(例えば、連続して実行された複数のゲームの内)、ゲーム結果が所定の条件(例えば、最も悪い結果のゲーム、資本点数が賭け初めから減少したゲーム、資本点数の購入を繰り返したゲームなど)を満たすゲームにおける操作データとゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証し検証結果を求めてもよい。
前記検証部は、2回以上のゲームにおける、操作データとゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証し、検証結果を求めてもよい。ユーザは複数のゲームをまとめた操作データとゲーム結果データとを用いて検証された検証結果を確認することができる。
ゲーム回数と、そのゲーム回数における操作データおよびゲーム結果データが紐づいてメモリ(検証部がアクセス可能なメモリ)などに記録されていてもよい。
前記提示部は、検証結果を様々なタイミングでユーザに提示してもよく、一の検証結果を提示してもよく、複数の検証結果をまとめて提示してもよい。
前記提示部は、毎回のゲームの検証結果をユーザに提示してもよく、検証結果が所定の条件(例えば、悪い賭け方をしている、依存度が高いなど)を満たす場合に、ユーザに検証結果を提示してもよい。
前記取得部は、前記ゲーム結果データを、ユーザが操作しているユーザ端末、あるいは当該ユーザ端末とバカラゲームのデータを送受信している前記情報処理装置が有するメモリから、取得してもよい。
前記ゲーム結果データは、ユーザの勝敗を示す勝敗データを含み、
前記検証部は、前記検証ステップにおいて、
前記ゲーム結果データの前記勝敗データを用いて、ユーザの負けが複数回連続しているかを判断し、
ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回において、前回(その直前に負けた回)に比べ大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在する(あるいは閾値以上である)か否かを判断し、
前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在する(あるいは閾値以上である)と判断した場合、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在しない(あるいは閾値未満である)と判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価してもよい。
上記複数回は、3回から7回の内から1種または2種以上から選択されてもよく、好ましくは、3回、5回または7回の内から選択されてもよい。
上記「所定の回数は、2以上から上記複数回の最大値の範囲で設定されてもよい。上記「閾値」は2以上から上記複数回の最大値の範囲で設定されてもよい。
以上の構成により、直前に負けた回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも閾値以上であると判断した場合、そうでないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると、ユーザに適切に知らせることができる。
ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回のうちの最後の一回の賭け点数またはそれぞれの賭け点数がその直前の回の賭け点数の2倍または2倍以上になっているかを判断し、
賭け点数がその直前の回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていると判断した場合、賭け点数がその直前の回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価してもよい。
上記複数回は、3回から7回の内から1種または2種以上から選択されてもよく、好ましくは、3回、5回または7回の内から選択されてもよい。
以上の構成により、賭け点数がその直前の回の賭け点数の少なくとも2倍になっていると判断した場合、そうでないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価し、ユーザに適切に知らせることができる。
ユーザの負けが複数回連続しており、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数がない状況で(資本点数が不足している状況で)、ユーザが資本点数(賭け金の原資となる点数)を追加(購入)した場合には、ユーザが資本点数を追加しなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価してもよい。
さらに、前記検証部は、前記検証ステップにおいて、
ユーザが資本点数を追加購入した後に、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けた場合には、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価してもよい。
バカラゲームにおけるユーザの賭けの内容を示す操作データと、前記操作データを用いてゲーム実行部が実行したバカラゲームの結果を示すゲーム結果データとを取得する取得部と、
前記操作データと前記ゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する検証部と、
ユーザに検証結果を提示する提示部と、
を含む。
前記ゲーム結果データは、ユーザの勝敗を示す勝敗データを含み、
前記検証部は、
前記ゲーム結果データの前記勝敗データを用いて、ユーザの負けが複数回連続しているかを判断し、
ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回において、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在するか否かを判断し、
前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在すると判断した場合、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在しないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価してもよい。
ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回のそれぞれにおいて、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっているかを判断し、
賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていると判断した場合、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価してもよい。
ユーザの負けが複数回連続しており、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数がない状況で(資本点数が不足している状況で)、ユーザが資本点数(賭け金の原資となる点数)を追加(購入)した場合には、ユーザが資本点数を追加しなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価してもよい。
さらに、前記検証部は、
ユーザが資本点数を追加購入した後に、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けた場合には、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価してもよい。
前記ユーザ端末から、前記操作データを受信する操作データ受信部と、
前記操作データを用いてバカラゲームを実行する前記ゲーム実行部と、
ユーザの賭けの結果を示す前記ゲーム結果データを前記ユーザ端末に送信するゲーム結果送信部と、をさらに含んでもよい。
前記取得部は、前記ユーザ端末から前記操作データ及び前記ゲーム結果データを取得し、
前記提示部は、前記ユーザ端末に前記検証結果を送信してもよい。
前記取得部は、複数の前記ユーザ端末から前記操作データ及び前記ゲーム結果データを取得し、
前記検証部は、複数の前記ユーザ端末から取得した前記操作データ及び前記ゲーム結果データを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証してもよい。
前記取得部は、前記ゲームサーバから前記操作データ及び前記ゲーム結果データを取得し、
前記提示部は、前記ゲームサーバに前記検証結果を送信してもよい。
バカラゲームにおけるユーザの賭けの内容を示す操作データを取得する操作データ取得部と、
前記操作データを用いてバカラゲームを実行するゲーム実行部と、
前記操作データと、ユーザの賭けの結果を示すゲーム結果データとを取得する取得部と、
前記操作データと前記ゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する検証部と、
ユーザに検証結果を提示する提示部と、
を含む。
プロセッサと、メモリを有する、情報処理装置であって、
前記プロセッサが、
バカラゲームにおけるユーザの賭けの内容を示す操作データと、ユーザの賭けの結果を示すゲーム結果データとを取得し、
前記操作データと前記ゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証し、
ユーザに検証結果を提示する。
コンピュータを、
バカラゲームにおけるユーザの賭けの内容を示す操作データと、ユーザの賭けの結果を示すゲーム結果データとを取得する取得部と、
前記操作データと前記ゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する検証部と、
ユーザに検証結果を提示する提示部、として機能させる。
ユーザ端末と、ギャンブル依存度検証サーバとを含むギャンブル依存度検証システムであって、
前記ユーザ端末は、
バカラゲームのゲーム画面を表示する表示部と、
バカラゲームにおけるユーザの賭けの内容を示す操作データを前記ギャンブル依存度検証サーバに送信する操作データ送信部と、を含み、
前記ギャンブル依存度検証サーバは、
前記ユーザ端末から前記操作データを受信する操作データ受信部と、
前記操作データを用いてバカラゲームを実行するゲーム実行部と、
前記操作データと、ユーザの賭けの結果を示すゲーム結果データとを取得する取得部と、
前記操作データと前記ゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する検証部と、
前記ユーザ端末に、前記検証部による検証結果を送信する提示部と、を含み、
前記ユーザ端末は、
前記ギャンブル依存度検証サーバから前記検証結果を受信する検証結果受信部をさらに含み、
前記ユーザ端末の前記表示部は、前記検証結果受信部により受信された前記検証結果を表示する。
バカラゲームにおいて、ユーザは、まずプレイヤとバンカーのどちらが勝つかを賭ける。その後、ディーラーが複数枚のカードの束から4枚のカードを引く。1枚目のカードはプレイヤエリアに、2枚目のカードはバンカーエリアに、3枚目のカードはプレイヤエリアに、4枚目のカードはバンカーエリアに配られる。プレイヤとバンカーのうち、配られたカードの数字の合計が9に近い方が勝利となる。
なお、バカラゲームでは、複数のカードセット(トランプ1組52枚のセット)がカード配布装置内に混合されており、例えば、6デック(6カードセット)、8デック(8カードセット)などで構成される。なお、6デック及び8デック以外のデック数でも構わない。ゲーム開始前に、カードのセット数を設定可能である。
ディーラーは、カード配布装置内のカードを予め設定されているバカラゲームのカード配布ルールによって引いていく。ディーラーが引くカードの順番は、ゲームスタートからゲーム終了まで変更されることはなく、バカラゲームをスタートする際に自動的に決定されるカードの順番、および予め設定されているバカラゲームのカード配布ルールによって決定される。
[ギャンブル依存度検証システムの概要]
続いて第一実施形態のギャンブル依存度検証システム1の概要について、図1を参照して説明する。
ギャンブル依存度検証システム1は、ユーザ端末2、及びギャンブル依存度検証サーバ4を含む。ユーザ端末2は、一例として、PC、スマートフォンやタブレット等の携帯端末、ウェアラブル端末であるが、これらに限定されない。ユーザ端末2はギャンブル依存度検証サーバ4とインターネット(図示略)を介して通信可能である。以下、説明の便宜上、ギャンブル依存度検証サーバを「検証サーバ」と呼ぶ。
ユーザは、ゲームを開始する前に、予め検証サーバ4にアクセスし、ID及びパスワードを登録する。ユーザは、ゲームを開始しようとする場合、ユーザ端末2を操作して検証サーバ4にアクセスし、ID及びパスワードを入力する。検証サーバ4は、ユーザ端末2からID及びパスワードを受信し、記憶部47に記憶する認証テーブル34を使用して、ユーザの認証処理を行う。検証サーバ4は、ユーザ端末2から取得したID及びパスワードが認証テーブル34に登録されているID及びパスワードと一致する場合、ユーザを認証し、ゲーム画面をユーザ端末2に送信する。
操作データ受信部40は、操作データを受信する。ゲーム実行部42は、操作データを用いてゲームを実行する。ゲーム実行部42は、ゲームを実行すると、プレイヤエリアに配られたカード及びバンカーエリアに配られたカードについてのカード配布情報と、ユーザの操作内容(即ち、プレイヤ勝ち、バンカー勝ち、タイ、プレイヤペア、及びバンカーペアの何れに何点を賭けたか)と、ゲーム結果(即ち、勝敗結果、得失点、総点数)とを、履歴テーブル49に記録する。履歴テーブル49について、詳細は後述する。
ユーザは、ゲーム終了(あるいはカード配布を終了することが決まっているタイミング)までこのような賭けを複数回続ける。
本実施形態において、ユーザはゲーム終了まで賭けを続けることで、ギャンブル依存度の検証をより確実に行える。なお、ゲーム終了前にユーザがゲームを意図的に終了してもよい。
検証部45は、取得部41が取得した操作データ及びゲーム結果データを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する。
検証結果受信部27は、検証サーバ4から検証結果データを受信し、ユーザ端末2の表示部21が検証結果を表示する。例えば、ユーザ端末2の表示部21は、ギャンブル依存度が高い傾向にあるという検証結果の場合、「あなたは、ギャンブル依存症の疑いがあります」というメッセージを表示する。
続いて、図2Aを参照して履歴テーブル49について説明する。図2Aの履歴テーブル49では、説明の便宜上、プレイヤエリアに配られたカード及びバンカーエリアに配られたカード配布情報のみを示しており、ユーザの操作内容及びゲーム結果の図示を省略している。履歴テーブルは、検証サーバ4が有するテーブル作成部(不図示)によって作成される。
続いて、第一実施形態による作用効果について説明する。第一実施形態によれば、ユーザは賭け点数や賭けの回数などに対して何ら制限を設けられることなく、通常通りバカラゲームをプレイしながら、ギャンブル依存度を把握できる。即ち、ゲームの実行及びギャンブル依存症対策の双方を実現できる。また、従来問題となっていたゲームの制限による不快感の発生を抑制できる。
図3に示す第二実施形態のギャンブル依存度検証システム1aの検証サーバ4aは、操作データ受信部40、ゲーム実行部42、及び、ゲーム結果送信部44を含まない。また、ユーザ端末2aは、表示部21、操作データ取得部22、ゲーム実行部24、ゲーム結果送信部26、検証結果受信部27を含む。
操作データ取得部22は、ユーザの入力によって操作データを取得する。ゲーム実行部24は、取得された操作データを用いてゲームを実行する。ゲーム結果送信部26は、操作データ取得部22が取得した操作データ、及び、ゲーム実行部24によるゲーム結果データを、検証サーバ4aに送信する。取得部41は、ユーザ端末2aから操作データ及びゲーム結果データを取得する。検証部45は、操作データ及びゲーム結果データを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する。提示部46は、ユーザ端末2aに検証部45による検証結果データを送信する。
ゲーム実行部24は、ゲームプログラムがユーザ端末2aにインストールされて機能する構成であってもよい。
第二実施形態によれば、ユーザ端末2aがゲームを実行するため、検証サーバ4aの構成を簡略化できる。
図4に示す第三実施形態のギャンブル依存度検証システム1bは、複数のユーザ端末2bと、検証サーバ4bを含む。ユーザ端末2bは、第二実施形態におけるユーザ端末2aと同様の構成である。検証サーバ4bは、第二実施形態の検証サーバ4aと、検証部45bによる検証のみ異なる。以下、検証部45bについて重点的に説明する。
取得部41は、複数のユーザ端末2bから操作データ及びゲーム結果データを取得する。検証部45bは、複数のユーザ端末2bから取得した操作データ及びゲーム結果データを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する。具体的には、検証部45bは、ユーザ端末2bごとに(即ち、ユーザごとに)、賭け点数が前回の賭け点数の2倍であるという条件を満たす三連敗が生じた回数をカウントする。そして、検証部45bは、当該三連敗が生じた回数の平均値を算出し、あるユーザ端末2b(即ち、あるユーザ)において当該三連敗の生じた回数が、上記の平均値よりも多いかを判断する。そして、検証部45bは、当該三連敗の生じた回数が上記の平均値より多いと判断した場合、ギャンブル依存度が高い傾向にあると判断し、当該三連敗の生じた回数が上記の平均値以下であると判断した場合、ギャンブル依存度が低い傾向にあると判断する。
第三実施形態によれば、複数人のユーザの操作内容及びゲーム結果を用いてユーザのギャンブル依存度を検証することができ、より精度の高い検証を実現できる。
図5に示す、第四実施形態は、検証部45の機能を検証サーバ4cに備え、ゲーム実行部37の機能をゲームサーバ3に備えた構成である。以下において、同じ符号は上記実施形態1と同じ機能であるため、説明を省略あるいは簡単に説明する。
ユーザ端末2の操作データ送信部23は、ゲームサーバ3に操作データを送信し、ゲームサーバ3の受信部35は、操作データを受信する。ゲームサーバ3のゲーム実行部27は、操作データを用いてバカラゲームを実行し、ゲームサーバ3の送信部31は、ゲーム結果データをユーザ端末2に送信する。続いて、ゲームサーバ3の送信部31は、操作データ及びゲーム結果データを検証サーバ4cに送信する。検証サーバ4cの取得部41は、操作データ及びゲーム結果データを受信し、検証サーバ4cの検証部45は、操作データ及びゲーム結果データを用いて、ギャンブル依存度を検証する。検証サーバ4cの提示部46は、検証結果データをゲームサーバ3に送信し、ゲームサーバ3の受信部35が検証結果データを受信する。そして、ゲームサーバ3の送信部31は、検証結果データをユーザ端末2の送信し、ユーザ端末2の検証結果受信部27が、検証結果データを受信する。
第四実施形態によれば、バカラゲームを実行するゲームサーバ3と、ギャンブル依存度を検証する検証サーバ4cとが別個に設けられる。これにより、バカラゲームを実行する機能とギャンブル依存度を検証する機能とを1つのサーバによって実現する場合に比べて、各サーバの構成を簡略化できる。
図6に示す、第五実施形態のギャンブル依存度検証システム1dは、検証サーバが存在せず、ユーザ端末2dが全処理を行う。ユーザ端末2dは、表示部21、操作データ取得部22、ゲーム実行部24、履歴テーブル49と認証テーブル34とを記憶する記憶部28、取得部41、検証部45、及び提示部46を有する。
第五実施形態によれば、ユーザ端末2dによって全処理が実行されるため、システムの構成を簡略化することができる。
第六実施形態のギャンブル依存度検証システムは、図示を省略するが、第一実施形態とシステムの構成は同様である。検証サーバ4の検証部45は、ゲームが終了すると、賭け点数が前回の賭け点数の2倍であるという条件を満たす三連敗が生じた回数(NP)をカウントする(これを「過去の検証結果の回数(NP)」と称する)。検証サーバ4は、ユーザがゲームを開始すると、過去の検証結果の回数(NP)をユーザ端末2に送信する。ゲームが終了すると、検証サーバ4の検証部45は、賭け点数が前回の賭け点数の2倍であるという条件を満たす三連敗が生じた回数(A)をカウントし(これを「今回の検証結果の回数(A)」と称する)、過去の検証結果の回数(NP)と比較する。過去の検証結果の回数(NP)に比べて今回の検証結果の回数(A)が多い場合、検証部45は、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。一方、過去の検証結果の回数(NP)と今回の検証結果の回数(A)が同じ数値である場合、または、過去の検証結果の回数(NP)に比べて今回の検証結果の回数(A)が少ない数値である場合、検証部45は、ギャンブル依存度が低い傾向にある(低い傾向へ変化した)と評価する。ユーザ端末2は、検証結果を表示する際、過去の検証結果と今回の検証結果を比較したメッセージを表示しても構わない。例えば、「過去に比べて熱くなる傾向が出ています。負けが続いているとき、賭け点数に注意してください。」というメッセージを表示しても構わない。
他の実施形態の検証部が、その実施形態における検証に加えてあるいはそれに代替して、上記の過去の検証結果と今回の検証結果の対比による検証を実行してもよい。
第七実施形態は、第一実施形態と、検証部による検証処理が相違する。以下、第七実施形態の検証部による検証処理について説明する。
なお、第七実施形態のギャンブル依存度検証システムは、図1に示される第一実施形態のシステムに限らず、図3〜7に示される第二〜第六実施形態及び別実施形態のシステムによって構成されてもよい。
図8Aの例によれば、ユーザは、1回目の賭けにおいてプレイヤ勝ちに500点を賭け、賭けの結果失点し、2回目の賭けにおいてプレイヤ勝ちに1000点を賭け、賭けの結果失点し、3回目の賭けにおいてプレイヤ勝ちに2000点を賭け、賭けの結果失点し、4回目の賭けにおいてプレイヤ勝ちに4000点を賭け、賭けの結果失点している。図8Bの例によれば、ユーザは、5回目の賭けにおいてバンカー勝ちに8000点を賭け、賭けの結果失点している。
この場合、検証部は、賭け点数が前回の賭け点数の2倍であるという条件を満たす三連敗が生じたと判断し、0に設定されていた指標値nを1だけカウントアップする(即ち、n=1)。さらに、検証部は、直前の負けた回の賭け点数の2倍の賭け点数に比べて手持ちの総点数が小さい場合に、ユーザが資本点数を追加購入したと判断し、指標値nを1だけカウントアップする(即ち、n=2)。さらに、検証部は、資本点数を追加購入した後に、直前の負けた回の賭け点数の2倍の賭け点数を賭けたと判断し、指標値nを1だけカウントアップする(即ち、n=3)。
また、検証部は、ユーザが資本点数を追加購入して、前回の賭け点数の2倍の賭け点数を賭けた回数をカウントし、当該回数分だけ、指標値nをカウントアップしても構わない。即ち、ユーザが資本点数を追加購入して、前回の賭け点数の2倍の賭け点数を賭けた回数が多いほど、ギャンブル依存度をより高く評価しても構わない。
また、ユーザが手持ちの総点数よりも大きい点数を賭けようとする場合に、検証サーバは、ユーザ端末の表示部に、資本点数の追加購入の意思確認をするためのメッセージを表示させても構わない。一例として、図8Cに示すようなメッセージをユーザ端末に表示させても構わない。
本実施形態は、ユーザの手持ちの資本点数(「元本数字」ともいう。)の増加または減少の傾向を時系列的にグラフ化した構成である。
図9は、賭け回数を横軸、初期点数(初期資本点数)を基準にしてその増減を縦軸にして、賭け回数ごとに資本点数の増減を折れ線グラフで示している。
本発明者は、鋭意研究の末、ギャンブル依存度の検証判断として、賭け方には4つのパターンがあり、それを検証することが重要なポイントであることを見出した。
(1)急上昇パターンP1
賭け回数に比例して上昇傾きが大きい。上昇傾き(資本点数n回目−初期点数/n回)は、例えば、3以上、4以上が好ましく、5以上がより好ましい。折れ線で示す上昇幅は下落幅よりも全体平均で大幅なプラス(例えば、初期点数の3倍以上、好ましくは4倍以上、より好ましくは5倍以上)である。
(2)緩やかな上昇パターンP2
賭け回数に比例して上昇傾きが緩やかである。上昇傾き(資本点数n回目−初期点数/n回)は、例えば、1を超えて2未満、1を超えて3未満が好ましい。折れ線で示す上昇幅は下落幅よりも全体平均で小幅なプラス(例えば、初期点数の1倍以上から2倍未満の範囲、好ましくは1倍以上から3倍未満の範囲)である。
(3)緩やかな下落パターンP3
賭け回数に比例して下落傾きが緩やかである。下落傾き(資本点数n回目−初期点数/n回)は、例えば、−1を超えて−2未満、−1を超えて−3未満が好ましい。折れ線で示す下落幅は上昇幅よりも全体平均で小幅なマイナス(例えば、初期点数の−1倍以上から−2倍未満の範囲、好ましくは−1倍以上から−3倍未満の範囲)である。
(4)急落パターンP4
賭け回数に比例して下落傾きが大きい。下落傾き(資本点数n回目−初期点数/n回)は、例えば、−3以上、−4以上が好ましく、−5以上がより好ましい。折れ線で示す下落幅は上昇幅よりも全体平均で大幅なマイナス(例えば、初期点数の−3倍以上、好ましくは−4倍以上、より好ましくは−5倍以上)である。
検証部が検証サーバにある場合に、サーバに接続された情報処理装置が点数増減グラフ化データにアクセス可能であってもよく、サーバに接続されたモニターに点数増減グラフ化データに基づくグラフ表示が可能であってもよい。
検証部がユーザ端末にある場合に、その検証部が点数増減グラフ化データを作成し、表示部が、点数増減グラフ化データに基づくグラフ表示を実行してもよい。
グラフ表示するタイミングは、ゲーム中に検証ウインドウなどの所定箇所に自動的にリアルタイムで表示されてもよく、ゲーム終了後に、検証したいユーザの指示に応じてまたはゲーム終了時に自動的に、検証ウインドウなどの所定箇所に表示させてもよい。
(1)急落パターンP4が、何度も生じていると、悪い賭け方(「依存度が高い賭け方」ともいう)が存在すると判断する。このような賭け方が急激かつ大幅な減点の原因だけではなく、負け追い(負けを取り戻そうとして賭けること)の繰り返しを引き起こす始まりでもある。負け追いは、依存度が高い傾向を示す一要因である。負け追いでは、前回の2倍または2倍以上の賭け点数をかけるため、連続して負け追い賭けをして失敗すると(連続の倍掛け行為の失敗である)、ギャンブル依存度が他のパターンよりも高いと判断する。この場合には、深い注意と改善が必要である。
(2)急上昇パターンP1と緩やかな下落パターンP3が交互に生じていると、依存度は他のパターンよりも確実に低いと判断する。
(3)緩やかな上昇パターンP2と緩やかな下落パターンP3が交互に生じていると、依存度は他のパターンよりも低いと判断できるが、(2)のパターンよりも依存度は高いと判断する。
(4)急上昇パターンP1が、例えば賭け回数が10回以上長く連続して生じることは現実的にあまりないため、依存度の判断要素にはしなくともよい。なお、判断要素とする場合には、大勝した記憶がいつまでも頭から離れないことの注意喚起が必要であると判断してもよい。
検証部は、1または複数の点数増減グラフ化データから上記パターンP1からP4を求め、依存度を検証し、その検証結果をユーザに提示部が提示してもよい。ユーザ端末の表示部が検証結果受信部により受信されたその検証結果を表示してもよい。表示の態様は特に制限されず、ゲーム表示の所定箇所に表示してもよく、ポップアップ表示をしてもよい。
また、検証部は、上記検証をゲーム進行中にリアルタイムで実行し、提示部が点数増減グラフ化データとともに検証結果をユーザ端末へ送ってもよい。ユーザ端末の表示部は、その検証結果をグラフ表示と共にあるいは検証結果のみを、ゲーム中に検証ウインドウなどの所定箇所に自動的に表示してもよい。
さらに、本発明を使用すれば、自主検証が簡単なため、賭け方の分析および練習をすることができ、ギャンブルに依存することがないように注意を喚起することにも役立つ。
以下、別実施形態につき説明する。
〈2〉第一実施形態において、検証サーバ4の検証部45は、賭け点数が前回の賭け点数の2倍であるという条件を満たす三連敗が生じた回数をカウントし、当該回数が多いほど、ギャンブル依存度をより高く評価しても構わない。
〈3〉第一実施形態において、検証サーバ4の検証部45は、負けが多数(一例として5回)連続したとき、ユーザがゲームを終了せずに続行しているかを判断し、ユーザがゲームを続行していると判断した場合に、ギャンブル依存度が高い傾向にあると判断しても構わない。
〈4〉ギャンブル依存度の検証結果として、ユーザの賭けの傾向やアドバイスを提示しても構わない。例えば、「負けが連続したときに賭け点数を増加させる傾向があります。引き際を見極めましょう。」といったメッセージを提示するようにしても構わない。
〈5〉有料の会員登録をしたユーザは、本実施形態のギャンブル依存度検証機能を使用することができ、有料の会員登録しないユーザは、バカラゲーム機能を利用できるもののギャンブル依存度検証機能を使用できないものとしても構わない。また、会員登録したユーザは、ログインする度に、前回ログインしてゲームを行ったときのギャンブル依存度の検証結果を認識できるようにしても構わない。
〈6〉図4の第三実施形態において、検証サーバ4bは、複数人のユーザの賭け点数を比較し、あるユーザが賭け点数を増やしたとき、他のユーザが賭け点数を増やしたかを判断し、他のユーザが賭け点数を増やしたと判断した場合に、当該他のユーザは、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価するようにしても構わない。あるユーザが賭け点数を増やしたことに影響を受けて、賭け点数を増やした他のユーザは、周囲の状況に流されやすく、冷静な判断に欠ける傾向があり、ギャンブル依存度も高い傾向にあると予想される。第三実施形態によれば、このようなユーザを、適切に評価することができる。
〈7〉図5の第四実施形態において、検証サーバ4cは、ゲームサーバ3から操作データ及びゲーム結果データを取得したが、ユーザ端末2から取得しても構わない。例えば、図7に示すように、検証サーバ4cは、ゲームサーバ3を介することなく、ユーザ端末2から操作データ及びゲーム結果データを直接取得し、検証結果データを直接ユーザ端末2に送信しても構わない。
2、2b : ユーザ端末
3、 : ゲームサーバ
4、4a、4b、4c : ギャンブル依存度検証サーバ
41 : 取得部
45 : 検証部
46 : 提示部
47 : 記憶部
49 : 履歴テーブル
Claims (16)
- 取得部と、検証部と、提示部とを少なくとも有する情報処理装置が実行する、バカラゲームにおけるギャンブル依存度検証方法であって、
前記取得部が、バカラゲームにおけるユーザの賭けの内容を示す操作データと、ユーザの賭けの結果を示すゲーム結果データとを取得する取得ステップと、
前記検証部が、ゲーム単位における前記操作データと前記ゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する検証ステップと、
前記提示部が、ユーザに検証結果を提示する提示ステップと、
を含み、
前記操作データは、ユーザが賭けた賭け点数を示す賭け点数データを含み、
前記ゲーム結果データは、ユーザの勝敗を示す勝敗データを含み、
前記検証部は、前記検証ステップにおいて、
ゲーム単位における前記ゲーム結果データの前記勝敗データを用いて、ユーザの負けが複数回連続しているかを判断し、ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回において、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在するあるいは閾値以上であるか否かを判断し、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在すると判断した場合、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在しないあるいは閾値未満であると判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する、ギャンブル依存度検証方法。 - 前記検証部は、前記検証ステップにおいて、下記(1)、(2)、(3)のうち少なくとも一つの評価を行う、請求項1に記載のギャンブル依存度検証方法。
(1)ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回のそれぞれにおいて、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっているかを判断し、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていると判断した場合、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。
(2)ユーザの負けが複数回連続しており、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数がない状況で、ユーザが資本点数を追加した場合には、ユーザが資本点数を追加しなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。
(3)ユーザが資本点数を追加購入した後に、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けた場合には、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。 - バカラゲームにおけるユーザの賭けの内容を示す操作データと、ユーザの賭けの結果を示すゲーム結果データとを取得する取得部と、
ゲーム単位における前記操作データと前記ゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する検証部と、
ユーザに検証結果を提示する提示部と、
を含み、
前記操作データは、ユーザが賭けた賭け点数を示す賭け点数データを含み、
前記ゲーム結果データは、ユーザの勝敗を示す勝敗データを含み、
前記検証部は、
ゲーム単位における前記ゲーム結果データの前記勝敗データを用いて、ユーザの負けが複数回連続しているかを判断し、ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回において、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在するあるいは閾値以上であるか否かを判断し、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在すると判断した場合、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在しないあるいは閾値未満であると判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する、バカラゲームにおけるギャンブル依存度検証サーバ。 - 前記検証部は、下記(1)、(2)、(3)のうち少なくとも一つの評価を行う、請求項3に記載のギャンブル依存度検証サーバ。
(1)ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回のそれぞれにおいて、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっているかを判断し、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていると判断した場合、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。
(2)ユーザの負けが複数回連続しており、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数がない状況で、ユーザが資本点数を追加した場合には、ユーザが資本点数を追加しなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。
(3)ユーザが資本点数を追加購入した後に、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けた場合には、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。 - 前記ギャンブル依存度検証サーバは、ユーザ端末と通信可能であり、
前記ユーザ端末から、前記操作データを受信する操作データ受信部と、
前記操作データを用いてバカラゲームを実行するゲーム実行部と、
ユーザの賭けの結果を示す前記ゲーム結果データを前記ユーザ端末に送信するゲーム結果送信部と、を含む、請求項3または4に記載のギャンブル依存度検証サーバ。 - 前記ギャンブル依存度検証サーバは、バカラゲームを実行するゲーム実行部を有するユーザ端末と通信可能であり、
前記取得部は、前記ユーザ端末から前記操作データ及び前記ゲーム結果データを取得し、
前記提示部は、前記ユーザ端末に前記検証結果を送信する、請求項3または4に記載のギャンブル依存度検証サーバ。 - 前記ギャンブル依存度検証サーバは、バカラゲームを実行するゲーム実行部を有する複数のユーザ端末と通信可能であり、
前記取得部は、複数の前記ユーザ端末から前記操作データ及び前記ゲーム結果データを取得し、
前記検証部は、複数の前記ユーザ端末から取得した前記操作データ及び前記ゲーム結果データを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する、請求項3または4に記載のギャンブル依存度検証サーバ。 - 前記ギャンブル依存度検証サーバは、バカラゲームを実行するゲーム実行部を有するとともにユーザ端末から前記操作データを取得するゲームサーバと通信可能であり、
前記取得部は、前記ゲームサーバから前記操作データ及び前記ゲーム結果データを取得し、
前記提示部は、前記ゲームサーバに前記検証結果を送信する、請求項3または4に記載のギャンブル依存度検証サーバ。 - ユーザ端末と、バカラゲームにおけるギャンブル依存度検証サーバとを含むギャンブル依存度検証システムであって、
前記ユーザ端末は、
バカラゲームのゲーム画面を表示する表示部と、
バカラゲームにおけるユーザの賭けの内容を示す操作データを前記ギャンブル依存度検証サーバに送信する操作データ送信部と、を含み、
前記ギャンブル依存度検証サーバは、
前記ユーザ端末から前記操作データを受信する操作データ受信部と、
前記操作データを用いてバカラゲームを実行するゲーム実行部と、
前記操作データと、ユーザの賭けの結果を示すゲーム結果データとを取得する取得部と、
ゲーム単位における前記操作データと前記ゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する検証部と、
前記ユーザ端末に、前記検証部による検証結果を送信する提示部と、を含み、
前記操作データは、ユーザが賭けた賭け点数を示す賭け点数データを含み、
前記ゲーム結果データは、ユーザの勝敗を示す勝敗データを含み、
前記検証部は、
ゲーム単位における前記ゲーム結果データの前記勝敗データを用いて、ユーザの負けが複数回連続しているかを判断し、
ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回において、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在するか否かを判断し、
前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在すると判断した場合、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在しないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価し、
前記ユーザ端末は、
前記ギャンブル依存度検証サーバから前記検証結果を受信する検証結果受信部をさらに含み、
前記ユーザ端末の前記表示部は、前記検証結果受信部により受信された前記検証結果を表示する、ギャンブル依存度検証システム。 - 前記検証部は、下記(1)、(2)、(3)のうち少なくとも一つの評価を行う、請求項9に記載のギャンブル依存度検証システム。
(1)ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回のそれぞれにおいて、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっているかを判断し、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていると判断した場合、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。
(2)ユーザの負けが複数回連続しており、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数がない状況で、ユーザが資本点数を追加した場合には、ユーザが資本点数を追加しなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。
(3)ユーザが資本点数を追加購入した後に、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けた場合には、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。 - コンピュータを、
バカラゲームにおけるユーザの賭けの内容を示す操作データと、ユーザの賭けの結果を示すゲーム結果データとを取得する取得部と、
ゲーム単位における前記操作データと前記ゲーム結果データとを用いて、ユーザのギャンブル依存度を検証する検証部と、
ユーザに検証結果を提示する提示部、として機能させる、ギャンブル依存度検証プログラムであって、
前記操作データは、ユーザが賭けた賭け点数を示す賭け点数データを含み、
前記ゲーム結果データは、ユーザの勝敗を示す勝敗データを含み、
前記検証部は、
ゲーム単位における前記ゲーム結果データの前記勝敗データを用いて、ユーザの負けが複数回連続しているかを判断し、ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回において、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在するか否かを判断し、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在すると判断した場合、前回に比べて大きい賭け点数を賭けた回が少なくとも所定の回数だけ存在しないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する、バカラゲームにおけるギャンブル依存度検証プログラム。 - 前記検証部は、下記(1)、(2)、(3)のうち少なくとも一つの評価を行う、請求項11に記載のギャンブル依存度検証プログラム。
(1)ユーザの負けが複数回連続していると判断した場合に、前記操作データの前記賭け点数データを用いて、負けが連続した複数回のそれぞれにおいて、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっているかを判断し、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていると判断した場合、賭け点数が前回の賭け点数の2倍または2倍以上になっていないと判断した場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。
(2)ユーザの負けが複数回連続しており、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数がない状況で、ユーザが資本点数を追加した場合には、ユーザが資本点数を追加しなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。
(3)ユーザが資本点数を追加購入した後に、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けた場合には、直前の負けた回の賭け点数の少なくとも2倍の賭け点数を賭けなかった場合に比べて、ギャンブル依存度が高い傾向にあると評価する。 - 前記検証部は、前記検証ステップにおいて、少なくともユーザが賭けた賭け点数を示す賭け点数データを含む操作データと、少なくともユーザの勝敗を示す勝敗データを含むゲーム結果データとから、一方軸を賭け回数とし、初期点数を基準にしてその増減を他方軸にして、賭け回数ごとに資本点数の増減をグラフ化して表示するための点数増減グラフ化データを作成する、請求項1または2に記載のギャンブル依存度検証方法。
- 前記検証部は、少なくともユーザが賭けた賭け点数を示す賭け点数データを含む操作データと、少なくともユーザの勝敗を示す勝敗データを含むゲーム結果データとから、一方軸を賭け回数とし、初期点数を基準にしてその増減を他方軸にして、賭け回数ごとに資本点数の増減をグラフ化して表示するための点数増減グラフ化データを作成するグラフデータ作成部を有する、請求項3または4に記載のギャンブル依存度検証サーバ。
- 前記検証部は、少なくともユーザが賭けた賭け点数を示す賭け点数データを含む操作データと、少なくともユーザの勝敗を示す勝敗データを含むゲーム結果データとから、一方軸を賭け回数とし、初期点数を基準にしてその増減を他方軸にして、賭け回数ごとに資本点数の増減をグラフ化して表示するための点数増減グラフ化データを作成するグラフデータ作成部を有する、請求項9または10に記載のギャンブル依存度検証システム。
- 前記検証部は、少なくともユーザが賭けた賭け点数を示す賭け点数データを含む操作データと、少なくともユーザの勝敗を示す勝敗データを含むゲーム結果データとから、一方軸を賭け回数とし、初期点数を基準にしてその増減を他方軸にして、賭け回数ごとに資本点数の増減をグラフ化して表示するための点数増減グラフ化データを作成する、請求項11または12に記載のギャンブル依存度検証プログラム。
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