JP6678478B2 - 電動空気圧縮装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動空気圧縮装置に関する。
列車は、圧縮空気を使って作動させる空気ばね、扉、ブレーキ等の装置を備える。そのため、列車は、圧縮空気を生成する電動空気圧縮装置と、生成された圧縮空気を蓄積する空気溜を備えている。
複数の車両で編成される列車は、各車両で使用する圧縮空気を供給するため、複数の電動空気圧縮装置を備える。また、電動空気圧縮装置は、一般的に圧縮機制御器と複数の空気圧縮機とを備えている。
空気圧縮機の車両機器の点検、メンテナンスは、法令に定められた周期で実施される。したがって、機器の劣化にばらつきがあったとしても、同時期にメンテナンス部品を交換する必要がある。このため、本来は交換の必要がないメンテナンス部品でも、最も劣化が進行したものに合わせて交換しなければならないことがある。
メンテナンス時の無駄な部品交換を少なくするためには、劣化のばらつきを抑制するような装置の運用方法が求められる。例えば、空気圧縮機の劣化のばらつきを抑制する方法として、空気圧縮機の累計動作時間を考慮して、稼働させる空気圧縮機を切り替える方法が知られている(特許文献1)。
特開2002−89456号公報
特許文献1に開示された空気圧縮装置の制御方法では、累積動作時間に基づいて稼働させる空気圧縮機を切り替え、累計動作時間の短い空気圧縮機を優先して使用することで、劣化のばらつきを抑制する。しかしながら、動作時間が同じである空気圧縮機であっても、その使用状況が均一であるとは限らないため、劣化の状態にばらつきが生じる可能性がある。
例えば、列車の運行に必要な圧縮空気の量は、ブレーキの使用頻度や扉の開閉回数等、列車の運行状況によって異なる。このため、同じ動作時間であっても、停車回数の多い普通列車は、停車回数の少ない特急列車に比べて劣化の進行度合いが大きい。また、同一編成内でも、車両ごとに使用される圧縮空気の量は違うため、動作時間が同じでも空気圧縮機の劣化状態にばらつきが生じる。
したがって、空気圧縮機の累積動作時間のみに基づいて、その劣化状態を把握することはできず、効果的に劣化のばらつきを抑制することは困難である。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、空気圧縮機の劣化状態を把握することにより、劣化のばらつきを抑制し、メンテナンスによる無駄な部品交換を少なくすることができる電動空気圧縮装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る電動空気圧縮装置は、空気圧縮機と圧縮機制御器とを備える。圧縮機制御器は、空気圧縮機が圧縮空気を吐出する吐出時間を計測する吐出時間計測手段と、空気圧縮機の稼働時間を計測する稼働時間計測手段と、空気圧縮機の起動回数を計測する起動回数計測手段とを備える。また、圧縮機制御器は、少なくとも、吐出時間計測手段によって計測された吐出時間、稼働時間計測手段によって計測された累積稼働時間及び起動回数計測手段によって計測された累積起動回数を含む劣化情報を報知する報知手段を備える。報知手段は、吐出時間、累積稼働時間及び累積起動時間の少なくとも1つが予め定められた閾値を超えている場合に、吐出時間、累積稼働時間及び累積起動時間のうち、閾値を超えた項目を表示する。
本発明によれば、車両に備えられた空気圧縮機について、劣化状態を把握できるので、空気圧縮機の劣化のばらつきを抑制し、メンテナンスによる部品交換を少なくすることが可能である。
本発明の実施の形態に係る電動空気圧縮装置を備えた車両を示す概略図である。 実施の形態に係る電動空気圧縮装置の構成を示すブロック図である。 圧縮機制御器のハードウエア構成を示す図である。 圧縮機制御器の処理の流れを示すフローチャートである。 空気圧縮機の劣化情報の表示例を示す図である。 空気圧縮機の起動順序を示すフローチャートである。 車上モニタでの劣化情報の表示例を示す図であり、図7(A)が簡易表示の図、図7(B)が詳細表示の図である。 圧縮機情報データベースでの劣化情報の表示例を示す図である。 実施の形態2に係る劣化情報の表示例を示す図であり、図9(A)が電動空気圧縮装置での表示例を示す図、図9(B)が車上モニタでの表示例を示す図である。
以下、図を参照しつつ、本発明に係る実施の形態に係る電動空気圧縮装置について説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本実施の形態に係る電動空気圧縮装置20を搭載する列車10は、相互に連結されたn両(nは2以上の整数)の車両11(11−1〜11−n)で構成されている。列車10は、車両11の1両おきに、圧縮空気を作り出す電動空気圧縮装置20と、電動空気圧縮装置20から吐出された圧縮空気を蓄積するための元空気溜30とを備える。また、列車10は、列車内に引通されて圧縮空気を供給する引通し管36、ブレーキに圧縮機を供給する供給空気溜32、圧縮空気によって動作するブレーキ部33、圧縮空気を使って扉を開閉するドア開閉装置34、圧縮空気によって車両を支える空気ばね35、列車10内の空気圧縮機の情報をモニタする車上モニタ40、地上設備である圧縮機情報データベース42と通信を行うためのアンテナ41を備える。
元空気溜30は、列車10全体に引通された引通し管36によって連結されており、蓄積した圧縮空気を、圧縮空気によって動作する各装置へ供給するよう構成されている。また、元空気溜30は、図2に示すように、元空気溜30内の圧力を検出する圧力センサ31を備えている。
図1に示す供給空気溜32は、各車両11に備えられ、引通し管36に連結されている。供給空気溜32は、引通し管36を通して供給される圧縮空気を蓄積し、ブレーキ部33に圧縮空気を供給する。
さらに、車両11が備えるドア開閉装置34及び空気ばね35は、引通し管36に接続されており、圧縮空気を使用して動作する。
車上モニタ40は、図1及び図2に示すように、列車10の先頭車両11−1に備えられ、送受信部403を介して各電動空気圧縮装置20と電気的に接続されている。車上モニタ40は、液晶表示パネル、EL(Electro Luminescence)表示パネル等から構成される表示部401を備え、各空気圧縮機21から受信する劣化情報を表示する。また、車上モニタ40は、入力部402として表示部401に取り付けられたタッチパネルと、外部装置と通信する送受信部403と、車上モニタ40全体の動作を制御する制御部404を備える。
図1に示すアンテナ41は、列車10の先頭車両11−1に備えられており、地上設備である圧縮機情報データベース42との間で情報を交換するために無線通信を行うためのものである。無線通信としては、例えば空間波無線方式やLCX方式等の列車無線を用いることができるが、これに限定されない。
圧縮機情報データベース42は、各列車10の空気圧縮機21の劣化情報を管理するためのデータベースである。また、圧縮機情報データベース42は、各列車10から受信した空気圧縮機21の劣化情報を表示するための表示部501(不図示)を備えている。
各電動空気圧縮装置20は、図2に示すように、3台の空気圧縮機21(21−1〜21−3)と、圧縮機制御器22とを備える。
圧縮機制御器22は、圧縮空気の吐出時間を計測する吐出時間計測部221、空気圧縮機21の稼働時間を計測する稼働時間計測部222、空気圧縮機21の起動回数を計測する起動回数計測部223、空気圧縮機21に関する情報を記憶する記憶部224、空気圧縮機21に関する情報を表示する表示部225、空気圧縮機21の動作に関する設定値を入力する入力部226、車上モニタ40との間で情報の送受信を行う第1送受信部227、圧縮機情報データベース42との間で情報の送受信を行う第2送受信部228及び空気圧縮機21の動作を制御する動作制御部229を備える。
吐出時間計測部221は、空気圧縮機21−1〜21−3それぞれについて、圧縮空気の吐出時間を計測する。吐出時間とは、稼働状態にあって、かつ、圧縮空気を吐出している時間を意味する。
稼働時間計測部222は、空気圧縮機21−1〜21−3それぞれについて、稼働時間を計測する。稼働時間とは、空気圧縮機21が起動してから、停止するまでの時間を意味する。
起動回数計測部223は、空気圧縮機21−1〜21−3それぞれについて、その起動回数を計測する。
記憶部224は、動作プログラム、計測データ等を記憶する。
表示部225は、表示パネルを備え、空気圧縮機21に関する情報、特に劣化状況を示す情報を表示する。
入力部226は、空気圧縮機21の動作に関する設定値を入力する。
第1送受信部227は、車上モニタ40との間で情報の送受信を行う。
第2送受信部228は、圧縮機情報データベース42との情報交換のため、アンテナ41を介して地上局との間で情報の送受信を行う。
動作制御部229は、空気圧縮機21−1〜21−3を制御するとともに、圧縮機制御器22全体の動作を制御する。
図2に示す圧縮機制御器22は、物理的には、例えば、図3に示すハードウエア構成を有する。具体的には、圧縮機制御器22は、装置全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)231と、CPU231の動作プログラム等を記憶する記憶部232と、指示・データを入力する入力部233と、データを表示する表示部234と、外部装置と無線通信する無線通信部235と、外部装置とデータを伝送する入出力I/F(インタフェース)236と、これらを接続するバス237から構成される。
記憶部232は、RAM(Random Access Memory)、ROM (Read Only Memory)、フラッシュメモリ等から構成され、CPU231のワークエリアとして機能するとともに、CPU231を圧縮機制御器22として機能させるための動作プログラム及びデータを記憶する。
具体的には、記憶部232は、空気圧縮機制御プログラム232aと、吐出時間計測プログラム232bと、制御データ232cを記憶する。
空気圧縮機制御プログラム232aは、図4及び図6を参照して後述するように、動作制御部229として空気圧縮機21−1〜21−3を制御する処理を実行するためのプログラムである。なお、空気圧縮機制御プログラム232aは、稼働時間計測部222及び起動回数計測部223として稼働時間と起動回数を計測する処理を実行するためのプログラムを含む。
吐出時間計測プログラム232bは、空気圧縮機21−1〜21−3が圧縮空気を吐出する時間を計測する処理をCPU231に実行させるプログラムである。
制御データ232cは、圧力センサ31から取得したデータ、各種閾値など、制御に使用するデータである。制御データ232cは、計測した吐出時間、累積稼働時間、累積起動回数などのデータをも含む。
入力部233は、入力部226として機能するものであり、各種データを入力する。表示部234は、表示部225の一部として機能する装置である。入力部233と表示部234とは、タッチパネルなどから構成され、入力機能と表示機能とを兼ね備えるものでもよい。
無線通信部235は、第2送受信部228として機能する。
入出力I/F236は、外部装置とこの圧縮機制御器22との間で通信を行う装置であり、CPU231からの指示・データを外部装置に伝送し、外部装置から提供されるコマンドやデータを取り込んで、CPU231に提供する。外部装置は、空気圧縮機21−1〜21−3、車上モニタ40、元空気溜30に配置された圧力センサ31、タイマーなどのセンサ群を含む。
CPU231は、記憶部232に記憶されているプログラムを実行し、図2に示す各機能部を実現する。
次に、図4を参照しつつ圧縮機制御器22が実行する処理の流れについて説明する。尚、電動空気圧縮装置20は、空気圧縮機21の起動順序を設定し、空気圧縮機21ごとに起動のトリガとなる下限圧力を設定する。ただし、起動順序の設定に関する詳細は後述することとし、ここでは、基本的な処理の流れについて説明する。
動作制御部229は、圧力センサ31からの出力によって、元空気溜30内の圧力を取得する(S11)。動作制御部229は、取得した元空気溜30内の圧力が下限圧力を下回っているか否か判定する(S12)。ここで、下限圧力とは、各種装置を安定して動作させるために維持すべき圧力をいう。また、元空気溜30が、安全に圧縮空気を蓄積するために設定される上限の圧力を上限圧力という。
ブレーキ動作、ドア開閉動作等により圧縮空気が使用されることにより、元空気溜30内の圧力が下限圧力を下回ると(S12;YES)、動作制御部229は、元空気溜30内の圧力を下限圧力以上に回復するため、空気圧縮機21に運転指令を送り、空気圧縮機21を起動する(S13)。
また、動作制御部229は、起動回数計測部223及び稼働時間計測部222に空気圧縮機21の起動情報を送信する。起動回数計測部223は、起動情報を受信すると、累積起動回数を更新する(S14)。例えば、空気圧縮機21−1が起動された場合、起動回数計測部223は、記憶部224から空気圧縮機21−1の起動前の累積起動回数Csを読み出す。
次に、起動回数計測部223は、今回起動分を加算して更新された累積起動回数Csを記憶部224に記録するとともに、報知手段としての表示部225に送信する。
さらに、起動回数計測部223は、予め定められ、記憶部224に保持されている閾値Thcと更新された累積起動回数Csとを比較して、累積起動回数が閾値を超えている場合(Cs>Thc)には、警告情報Acを表示部225へと送信する。
また、稼働時間計測部222は、上記起動情報を受信すると、稼働時間の計測を開始する(S21)。例えば、空気圧縮機21−1が起動された場合、稼働時間計測部222は、記憶部224から空気圧縮機21−1の起動前までの累積稼働時間を読み出す。その後、起動後の稼働時間を加算して累積稼働時間Trを算出する。
稼働時間計測部222は、予め定められた更新周期で累積稼働時間情報を更新する。例えば、30分ごとに算出した累積稼働時間を記憶部224に記録するとともに、表示部225に送信する。また、稼働時間計測部222は、予め定められ、記憶部224に記憶されている閾値Thrと算出された累積稼働時間Trとを比較し、累積稼働時間が閾値を超えている場合(Tr>Thr)には、警告情報Arを表示部225に送信する。
起動された空気圧縮機21は、圧縮空気の生成を開始する。動作制御部229は、空気圧縮機21の圧力が吐出可能な圧力に達しているか否か監視する(S22)。空気圧縮機21が圧縮空気を吐出可能な状態になると(S22;YES)、吐出を開始させる(S23)とともに、吐出時間計測部221に吐出開始情報を送信する。吐出時間計測部221は、吐出開始情報を受信すると、空気圧縮機21ごとに、吐出時間の計測を開始する(S24)。
動作制御部229は、圧縮空気の充填によって元空気溜30の空気圧が上限圧力に達しているか否か判定する(S31)。元空気溜30内の圧力が上限圧力まで上昇すると(S31;YES)、空気圧縮機21へ停止指令を送って圧縮空気の吐出を停止させる(S32)とともに、吐出時間計測部221へ吐出停止情報を送信する。吐出時間計測部221は、吐出停止情報を受信すると、吐出時間の計測を停止し、空気圧縮機21ごとに吐出時間Tdを算出する(S33)。
吐出時間計測部221は、吐出が停止するごとに、計測した吐出時間を記憶部224に記録するとともに、表示部225に送信する。また、吐出時間計測部221は、予め定められ、記憶部224に保持されている閾値Thdと算出された吐出時間Tdとを比較し、吐出時間が閾値を超えている場合(Td>Thd)には、警告情報Adを表示部225に送信する。空気圧縮機21の劣化が進むと、圧縮空気の吐出量が少なくなり、元空気溜30内の圧力を回復させるのに要する吐出時間が長くなるためである。
また、動作制御部229は、元空気溜30内の圧力が上限圧力に達したことにより、空気圧縮機21を停止させる(S34)。動作制御部229は、空気圧縮機21を停止させる時、動作停止情報を稼働時間計測部222へ送信する。稼働時間計測部222は、動作停止情報を受信すると、稼働時間の計測を停止して、その時点までの累積稼働時間を算出し、記憶部224に記憶させる(S35)。
表示部225は、起動回数計測部223、稼働時間計測部222及び吐出時間計測部221から受信した上記各データCs、Tr、Tdに基づいて、各空気圧縮機21の劣化状態に関する情報を表示する。表示部225は、例えば液晶パネルを備え、図5に例示するように、空気圧縮機21ごとの吐出時間、累積稼働時間及び累積起動回数を含む劣化情報を表示する。
これにより、電動空気圧縮装置20内の空気圧縮機21について、どの空気圧縮機21の劣化が進んでいるかを把握することができる。また、各計測部から警告情報Ac、Ar、Adを受信した場合、表示部225は、アラームの項に警告の対象となる項目を表示する。例えば、図5によれば、圧縮機C1のアラームの項に[稼働時間]と表示されており、圧縮機C1の累積稼働時間が閾値である4000時間を超えていることが、容易に把握できる。
上記空気圧縮機21の劣化情報を参照することにより、圧縮機制御器22が備える起動順序設定機能を使って劣化状態のばらつきを抑制することができる。以下、その方法について説明する。
起動順序の設定は、入力部226として表示部225に取り付けられたタッチパネルによって行う。これにより、表示されている劣化情報に基づいて、電動空気圧縮装置20内の空気圧縮機21の起動順序を設定することができる。設定された起動順序の情報は、記憶部224に記録される。
動作制御部229は、空気圧縮機21を起動する前に、記憶部224に記録されている起動順序の情報を参照し、設定された起動順序で空気圧縮機21に運転指令を送る。
図5及び図6を例として具体的に説明すると、上記の下限圧力に代えて、第1の下限圧力、第1の下限圧力よりも低い第2の下限圧力、第2の下限圧力よりも低い第3の下限圧力という3段階の圧力値を予め設定しておく。そして、空気圧縮機21の起動を行う際の上記S12及びS13のステップを図6のフローに従って決定する。
元空気溜30内の圧力が第1の下限圧力を下回ったとき(S41;YES)、起動順序が1である圧縮機C3を起動させる(S42)。さらに、元空気溜30内の圧力が第2の下限圧力を下回っているとき(S43;YES)は、圧縮機C3に加えて起動順序が2である圧縮機C2も起動させる(S44)。また、元空気溜30内の圧力が第3の下限圧力を下回っているとき(S45;YES)は、圧縮機C1、C2、C3全ての空気圧縮機21を起動させる(S46)。
これにより、劣化が進んでいない空気圧縮機21を優先的に稼働させ、空気圧縮機間の劣化状態のばらつきを抑制することが可能となる。
また、本実施の形態では、各空気圧縮機21の劣化情報が車上モニタ40へ送信されるよう構成されており、起動順序設定による空気圧縮機21のばらつき抑制は、車上モニタ40においても行うことができる。
圧縮機制御器22の第1送受信部227は、記憶部224に記録されている空気圧縮機21ごとの最新の吐出時間、累積稼働時間及び累積起動回数を含む劣化情報を、例えば10分ごとに車上モニタ40に送信する(図2)。
車上モニタ40は、圧縮機制御器22から受信した劣化情報に基づいて、各空気圧縮機21の劣化状態に関する情報を表示部401に表示する。図7(A)に示すように、電動空気圧縮装置20ごとに、その電動空気圧縮装置20内で最も劣化が進行している空気圧縮機21のデータを項目ごとに選択して表示する。
より具体的には、図7(A)に示す表示例の空気圧縮装置D1の欄には、図7(B)の詳細情報に示す圧縮機C1の吐出時間、圧縮機C2の累積稼働時間及び累積起動回数のデータが、最も劣化が進行している空気圧縮機21のデータとして選択され、表示されている。また、図7(A)の簡易表示と図7(B)の詳細表示とは相互に選択して表示することができる。これにより、列車10内の電動空気圧縮装置20について、劣化の状態を容易に把握することができる。
また、圧縮機制御器22は、上記劣化情報とともに警告情報Ac、Ar、Adを車上モニタ40に送信する。警告情報を受信した場合、表示部401は、アラームの項に警告の対象となる項目を表示する。例えば、図7(A)では、空気圧縮装置D1のアラームの項に[吐出時間]と[起動回数]が表示されており、空気圧縮装置D1内の空気圧縮機21の吐出時間と累積起動回数が予め定められた閾値を超えていることが、容易に把握できる。
車上モニタ40の起動順序設定機能は、電動空気圧縮装置20ごとの起動順序を設定できる点で、圧縮機制御器22の備える起動順序設定機能と異なる。
設定は、図7(A)の簡易表示画面で、入力部402として表示部401に取り付けられたタッチパネルにより、列車10内の電動空気圧縮装置20の起動順序を入力することにより行う。図7(A)では、列車10としての編成T1が備える、空気圧縮装置D1〜D3について起動順序が設定されている。
設定された起動順序の情報は、第1送受信部227を介して各圧縮機制御器22の記憶部224に記録される。
動作制御部229は、空気圧縮機21を起動する前に、記憶部224に記録されている起動順序の情報を参照し、設定された起動順序に従って空気圧縮機21の運転を開始する。
起動順序の設定に従った起動方法の例を図7(A)に基づいて説明すると、元空気溜30内の下限圧力として、第1の下限圧力、第1の下限圧力よりも低い第2の下限圧力、第2の下限圧力よりも低い第3の下限圧力という3段階の圧力値を予め設定しておく。そして、元空気溜30内の圧力が第1の下限圧力を下回ったときは、起動順序が1である空気圧縮装置D3のみを起動させる。さらに、元空気溜30内の圧力が第2の下限圧力を下回ったときは、空気圧縮装置D3に加えて起動順序が2である空気圧縮装置D2も起動させる。また、元空気溜30内の圧力が第3の下限圧力を下回ったときは、空気圧縮装置D1、D2、D3全ての電動空気圧縮装置20を起動させる。
これにより、劣化が進んでいない電動空気圧縮装置20を優先的に稼働させ、空気圧縮機間の劣化状態のばらつきを抑制することが可能となる。
また、圧縮機制御器22の入力部226から入力された起動順序設定と、車上モニタ40の入力部402から入力された起動順序設定とは、下限圧力を個別に設定する等により、いずれの起動順序設定機能も有効にすることができるが、いずれかの起動順序設定機能を優先させる排他的な設定とすることもできる。
また、本実施の形態では、圧縮機制御器22は、圧縮機情報データベース42へ、各空気圧縮機21の劣化情報を送信するように構成されており、この劣化情報に基づいて空気圧縮機21の劣化ばらつきの抑制を図ることもできる。
圧縮機制御器22は第2送受信部228を介して、記憶部224に記録されている空気圧縮機21ごとの最新の吐出時間、累積稼働時間及び累積起動回数を含む劣化情報を、例えば10分ごとに圧縮機情報データベース42に送信する。
圧縮機情報データベース42は、圧縮機制御器22から受信した劣化情報に基づいて、各空気圧縮機21の劣化状態に関する情報を表示部501に表示する。表示部501は、図8に示すように、列車10の編成ごとに、その列車10内で最も劣化が進行している空気圧縮機21のデータを項目ごとに選択して表示する。
より具体的には、図8の編成T1の欄には、その列車10に備えられた空気圧縮機21の中で最も劣化が進行しているものの吐出時間、累積稼働時間及び累積起動回数のデータが選択され、表示されている。また、図7(B)のように全ての空気圧縮機21の劣化情報が表示される詳細表示を選択して表示できるようにしてもよい。これにより、自社が運行する列車10について、空気圧縮機21の劣化状態を容易に把握することができる。
また、圧縮機制御器22は、上記劣化情報とともに警告情報Ac、Ar、Adを圧縮機情報データベース42に送信することとしてもよい。警告情報を受信した場合、表示部501は、アラームの項に警告の対象となる項目を表示する。図8に示す例では、編成T1のアラームの項に[吐出時間]と[起動回数]とが表示されており、編成T1に搭載されている空気圧縮機21の吐出時間と累積起動回数が予め定められた閾値を超えていることが、容易に把握できる。
また、表示部501には、列車10ごとに現行の運用状況、すなわちその列車が各駅停車の普通列車であるか特急列車であるか等の情報も併せて表示される。列車の運用が特急列車である場合には、普通列車である場合に比べてブレーキの使用回数やドアの開閉回数が少ないため、圧縮空気の使用量が少なくて済む。したがって、空気圧縮機21を起動させる回数も相対的に少なく、劣化が進みにくい。このことから、表示部501に表示される各編成の運用状況と空気圧縮機21の劣化情報を考慮して、次回の運用計画を設定することが可能となる。
これにより、空気圧縮機21の劣化が進んでいない編成を普通列車とし、劣化が進んでいる編成を特急列車とすることで、編成間での空気圧縮機21の劣化状態のばらつきを抑制することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る電動空気圧縮装置20によれば、空気圧縮機21ごとの劣化状態を容易に把握することが可能となる。また、劣化情報を考慮した列車の運行が可能となるので、空気圧縮機21の劣化のばらつきを抑制し、メンテナンスによる無駄な部品交換を少なくすることが可能である。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る電動空気圧縮装置について説明する。本実施の形態に係る電動空気圧縮装置20及び車上モニタ40は、空気圧縮機21の起動時期を設定するタイマー機能を備える点で、実施の形態1と異なる。
具体的には、圧縮機制御器22がタイマー機能を備える。タイマー機能は、表示部225が備える入力部226としてのタッチパネルを用いて、電動空気圧縮装置20内の空気圧縮機21ごとに、運転指示を送るまでの待ち時間を入力することにより、設定する。例えば図9(A)に示すように、吐出時間が短く、相対的に劣化が進んでいない圧縮機C3を先に起動するようにタイマー設定することにより、劣化が進んでいない空気圧縮機21を優先的に稼働させ、空気圧縮機間の劣化状態のばらつきを抑制することが可能となる。
さらに、車上モニタ40は、起動時期を設定するタイマー機能を備えている。タイマー機能は、入力部402としてのタッチパネルを用いて、列車10内の電動空気圧縮装置20ごとに、空気圧縮機21を起動させるまでの待ち時間を設定する。例えば、図9(B)に示すように、吐出時間が短く、相対的に劣化が進んでいない空気圧縮装置D3を先に起動するようにタイマー設定することにより、劣化が進んでいない電動空気圧縮装置20を優先的に稼働させ、空気圧縮機間の劣化状態のばらつきを抑制することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、この発明は上記の実施の形態に限定されず、種々の変形および応用が可能である。
上述した電動空気圧縮装置20は、3台の空気圧縮機21を備えることとしたが、これに限られるものではない。例えば、電動空気圧縮装置20が備える空気圧縮機21は1台のみでもよい。
また、圧縮機情報データベース42への劣化情報の送信は、圧縮機制御器22が行うこととしたが、車上モニタ40が行うこととしてもよい。これにより、第2送受信部228を車上モニタ40に設けることができるため、圧縮機制御器22の構成を簡単にすることが可能となる。
また、上記実施の形態においては、利用者が、表示されている累積起動回数Cs、累積稼働時間Tr、吐出時間Tdと警告情報Ac、Ar、Ad等に基づいて、次のメンテナンスのタイミングでの各装置の劣化度等を予想し、交換・修理の必要性を検討した。
この発明はこの実施形態に限定されない。今回のメンテナンスでの各装置の交換の必要性を圧縮機制御器22が予想するように構成してもよい。
例えば、今回のメンテナンス時点での累積起動回数がCs0,累積稼働時間がTr0、最新の吐出時間がTd0であり、全て閾値未満であるとする。
この場合に、例えば、圧縮機制御器22が次式で示される評価式によって評価値EVを求め、評価値EVが基準値以上の時に、今回のメンテナンスで交換又は修理を行うように、表示部225、車上モニタ40等に警報を表示するようにしてもよい。
Figure 0006678478
なお、k1、k2、k3は係数。Thc、Thr、Thdは閾値。
また、十分な量の過去の実績データが蓄積されている場合には、次のメンテナンスのタイミングまでに計測される値を予想し、それと各閾値とを比較し、予想値が閾値よりも大きい場合には、今回のメンテナンスでその装置や機器を交換・修理するようにしてもよい。
また、各計測値Cs、Tr、Tdとその取得日時時刻とを対応付けて記憶しておき、近似曲線で次のメンテナンス時の値Cs、Tr、Tdを予想してもよい。そして、予想した値Cs、Tr、Tdと閾値Thc、Thr、Thdとを比較し、例えば、1つでも大きくなる場合に、今回のメンテナンスで交換又は修理が必要である旨を報知するようにしてもよい。
上記実施の形態においては、空気圧縮機21の劣化を示すパラメータとして累積起動回数Cs、累積稼働時間Tr、吐出時間Tdの3つを示したが、他のパラメータを計測して、利用してもよい。また、これらの3つ全てでは無く、パラメータのうちの2つのみを利用してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、上述した実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内およびそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
10 列車、11 車両、20 電動空気圧縮装置、21 空気圧縮機、22 圧縮機制御器、30 元空気溜、31 圧力センサ、32 供給空気溜、33 ブレーキ部、34 ドア開閉装置、35 空気ばね、36 引通し管、40 車上モニタ、41 アンテナ、42 圧縮機情報データベース、221 吐出時間計測部、222 稼働時間計測部、223 起動回数計測部、224 記憶部、225 表示部、226 入力部、227 第1送受信部、228 第2送受信部、229 動作制御部、231 CPU、232 記憶部、232a 空気圧縮機制御プログラム、232b 吐出時間計測プログラム、232c 制御データ、233 入力部、234 表示部、235 無線通信部、236 入出力I/F、237 バス、401 表示部、402 入力部、403 送受信部、404 制御部。

Claims (7)

  1. 空気圧縮機と圧縮機制御器とを備え、
    前記圧縮機制御器は、
    前記空気圧縮機が圧縮空気を吐出する吐出時間を計測する吐出時間計測手段と、
    前記空気圧縮機の稼働時間を計測する稼働時間計測手段と、
    前記空気圧縮機の起動回数を計測する起動回数計測手段と、
    少なくとも、前記吐出時間計測手段によって計測された吐出時間、前記稼働時間計測手段によって計測された累積稼働時間及び前記起動回数計測手段によって計測された累積起動回数を含む劣化情報を報知する報知手段と、
    を備え
    前記報知手段は、前記吐出時間、前記累積稼働時間及び前記累積起動時間の少なくとも1つが予め定められた閾値を超えている場合に、前記吐出時間、前記累積稼働時間及び前記累積起動時間のうち、前記閾値を超えている項目を表示する、
    電動空気圧縮装置。
  2. 前記圧縮機制御器は、
    前記吐出時間、前記累積稼働時間及び前記累積起動回数の少なくとも1つが前記閾値を超えている場合に、警告情報を報知する、請求項1に記載の電動空気圧縮装置。
  3. 前記圧縮機制御器は、
    前記電動空気圧縮装置が備える複数の前記空気圧縮機について、それぞれの吐出時間、稼働時間及び起動回数を計測し、前記空気圧縮機ごとの前記劣化情報を報知する、請求項1又は2に記載の電動空気圧縮装置。
  4. 前記圧縮機制御器は、
    予め設定した起動順序に従って前記電動空気圧縮装置内の前記空気圧縮機を起動させる、請求項3に記載の電動空気圧縮装置。
  5. 前記圧縮機制御器は、
    予め設定した起動時期に従って前記電動空気圧縮装置内の前記空気圧縮機を起動させる、請求項3又は4に記載の電動空気圧縮装置。
  6. 前記圧縮機制御器は、
    前記電動空気圧縮装置を備える列車上に設けられた車上モニタに、前記劣化情報を送信する、請求項1から5のいずれか1項に記載の電動空気圧縮装置。
  7. 前記圧縮機制御器は、
    地上に設けられた劣化情報データベースに、前記劣化情報を送信する、請求項1から6のいずれか1項に記載の電動空気圧縮装置。
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