JP6678060B2 - コンクリート充填方法およびコンクリート充填構造 - Google Patents

コンクリート充填方法およびコンクリート充填構造 Download PDF

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Description

本発明は、コンクリート充填方法およびコンクリート充填構造に関する。
免震改修工事として既存の上下の構造物の間に免震装置を設置する場合、上部構造物をジャッキアップして下部構造物の上に免震装置の下部基礎を構築し、下部基礎の上に免震装置を設置した後、免震装置と上部構造物の間に上部基礎を構築する。
図6はこうして構築された免震構造100の例であり、下部構造物2の上に下部基礎102が設けられ、下部基礎102の上に免震装置101が設置される。免震装置101は上下にフランジ101a、101bを有し、下部基礎102の上面に設けられたプレート104に下部のフランジ101aが取付けられる(例えば、特許文献1−4等)。
一方、上部構造物3の下面には上部基礎103が設けられ、上部基礎103の下面にプレート105が設けられる。プレート105には免震装置101の上部のフランジ101bが取付けられる。
上部基礎103はコンクリートを用いて構築するが、上部基礎103には図示しない基礎配筋や太径の補強梁主筋、機械式継手などが密に配されるため、コンクリートの密実な充填が必要である。
特開2014-105444号公報 特開2010-127033号公報 特開2008-308847号公報 特開2010-242332号公報
上部基礎103の構築時には、図示しない型枠内でコンクリートを打ち上げるが、コンクリートの充填が不十分になり、既存の上部構造物3の下面に空隙103aが生じ易い。空隙103aが生じると上部構造物3からの荷重が免震装置101にうまく伝達されず、構造上の不具合となる恐れがある。
そのため、コンクリートが十分に充填されているかを確認することが重要になるが、コンクリートは型枠の内側で充填されるので、充填状態を外側から確認するのは難しい。例えば特開2011-21368号公報のように、既存のスラブ下にコンクリートを充填して増厚する際に当該スラブに孔を設けておき、孔からコンクリートから流出したことにより充填確認を行う例もあるが、上記のように免震装置101と上部構造物3の間でコンクリートの充填を行うものとは異なり、また上部構造物3には上記のような孔を形成するのが困難なものも多い。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、コンクリートの充填確認が容易なコンクリート充填方法等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、上部部材と下部部材の間にコンクリートを充填するコンクリート充填方法であって、前記上部部材の下面に凸部を形成するとともに、型枠の外周部の上端が前記凸部の下端より上に位置し、且つ型枠の外周部の上端と前記上部部材の下面との間に隙間ができるように、前記下部部材の上の前記凸部を囲む位置に型枠を設置する工程と、前記型枠の内側に、前記隙間からコンクリートが溢れ出すまでコンクリートを充填する工程と、を有し、前記凸部は、前記上部部材の下面において、前記型枠の外周部に対応する箇所を除去することで形成されることを特徴とするコンクリート充填方法である。
第2の発明は、上部構造物と下部部材である免震装置の間にコンクリートを充填するコンクリート充填方法であって、前記上部構造物の下面から突出するように、モルタルまたはコンクリートで凸部を新たに形成する工程と、型枠の外周部の上端が前記凸部の下端より上に位置し、且つ型枠の外周部の上端と前記上部構造物の下面との間に隙間ができるように、前記下部部材の上の前記凸部を囲む位置に型枠を設置する工程と、前記型枠の内側に、前記隙間からコンクリートが溢れ出すまでコンクリートを充填する工程と、を有し、前記凸部を新たに形成したモルタルまたはコンクリートは、前記型枠の内側に充填したコンクリートのコンクリート強度と同じかそれより高い強度であることを特徴とするコンクリート充填方法である。
本発明では、上部部材と下部部材の間にコンクリートを充填する際に、上部部材の下面の凸部と型枠によるコンクリートの吐出溝を形成し、型枠の上端と上部部材の間の隙間からコンクリートが吐出されるようにする。この隙間からコンクリートが溢れ出ることにより、コンクリートが十分に充填されたことがわかり、コンクリートの充填確認が容易になって不十分な充填による空隙の発生を防止できる。この際少なくとも凸部の周囲にはコンクリートが充填されているので、構造上の不具合も防ぐことができる。
第2の発明では、前記凸部が、モルタルまたはコンクリートを前記上部部材の下面に設けることで形成される。あるいは、前記上部部材の下面において、前記型枠の外周部に対応する箇所を除去することで形成されてもよい。
前者の場合、上部部材の剥落等が生じることなく、凸部を上部部材の下面に容易に設けることができる。後者の場合、モルタル等の材料を用いることなく凸部を形成できる。
前記凸部の下面は、外側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜面を有することが望ましい。
これにより、コンクリートが傾斜面に沿って型枠と上部部材の間の隙間へと流動しやすくなり、空隙の発生を防ぐことができる。
前記下部部材免震装置とし、本発明の手法により既存構造物等の上部部材と免震装置の間に上部基礎を構築することで、上部部材からの荷重を免震装置に確実に伝達することができる。
の発明は、上部部材と下部部材の間にコンクリートが充填されたコンクリート充填構造であって、前記上部部材の下面に凸部が形成され、前記コンクリートに前記凸部が埋設され、前記凸部は、前記上部部材の下面において、前記コンクリートの外周部に対応する箇所にある溝部に隣接して形成されたものであることを特徴とするコンクリート充填構造である。
記凸部の下面は、外側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜面を有することが望ましい。
前記下部部材は例えば免震装置である。
本発明により、コンクリートの充填確認が容易なコンクリート充填方法等を提供することができる。
免震構造1を示す図 上部基礎13におけるコンクリート充填方法を示す図 上部基礎13におけるコンクリート充填方法を示す図 凸部3aおよび上部基礎13’を示す図 型枠20、凸部13a’、13b、およびアンカー17aの例を示す図 免震構造100を示す図
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.免震構造1)
図1は、本発明の実施形態に係るコンクリート充填構造を有する免震構造1を示す図である。免震構造1は、既存建物の免震改修工事において、既存の下部構造物2と上部構造物3(上部部材)の間に構築される。
下部構造物2および上部構造物3は特に限定されず、例えばそれぞれ既存のコンクリート基礎、コンクリート柱などとできる。
免震構造1は、下部基礎12の上に免震装置11を設置し、免震装置11(下部部材)の上に上部基礎13を構築したものである。本発明のコンクリート充填構造は、この上部基礎13に適用される。
免震装置11は、鋼板等によるフランジ11a、11bの間でゴムと鋼板とを交互に積層した既知のものを使用することができるが、これに限ることはない。
下部基礎12は、型枠(不図示)内にコンクリートを充填することで下部構造物2の上面に構築され、既存の下部構造物2と一体化される。
下部基礎12の上面には、鋼板等によるプレート14が設置される。プレート14には、免震装置11の下部のフランジ11aが取付けられる。フランジ11aおよびプレート14にはそれぞれアンカー16a、16bが設けられており、これらのアンカー16a、16bは下部基礎12に埋設される。アンカー16aは、プレート14を貫通して下部基礎12内に延びるように設けられる。なお、本実施形態においてプレート14は矩形板状のものであるが、これに限らない。例えばリング状のものとすることもできる。
上部基礎13(コンクリート充填構造)は、型枠(不図示)内にコンクリートを充填することで上部構造物3の下面に構築され、既存の上部構造物3と一体化される。
上部基礎13には、上部構造物3の下面から突出した凸部13aが埋設されている。凸部13aはモルタル(無収縮モルタル)やコンクリートを上部構造物3の下面に設けることで形成される。
上部基礎13の下面には、鋼板等によるプレート15が設置される。プレート15には、免震装置11の上部のフランジ11bが取付けられる。フランジ11bおよびプレート15にはそれぞれアンカー17a、17bが設けられており、これらのアンカー17a、17bが上部基礎13に埋設される。アンカー17aは、プレート15を貫通して上部基礎13内に延びるように設けられる。プレート15は、前記のプレート14と同様矩形板状のものであるが、これに限らない。例えばリング状のものとすることもできる。
(2.上部基礎13におけるコンクリート充填方法)
次に、免震構造1を構築する際の上部基礎13におけるコンクリート充填方法について説明する。
免震構造1の構築時には、前記したように上部構造物3をジャッキアップして下部構造物2の上に下部基礎12を構築し、下部基礎12の上に免震装置11等を設置した後、免震装置11と上部構造物3の間に上部基礎13を構築する。本実施形態に係るコンクリート充填方法は、上部基礎13の構築時に用いられる。
すなわち、上部基礎13の構築時には、図2(a)に示すように、先に設置した免震装置11と上部構造物3との間で、上部構造物3の下面に前記した凸部13aを形成する。
凸部13aは上部構造物3の下面から下方に例えば50mm程度突出するように設ける。凸部13aには前記したように無収縮モルタルやコンクリート等が用いられ、その強度(圧縮強度)は、例えば後に充填するコンクリートの強度と同程度かそれより高いものとする。また、凸部13aの下面は、平面の中央部から外側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜面を有する。
次に、上部基礎13のコンクリートの充填空間において必要な配筋(不図示)等を行うとともに、免震装置11の上で、図2(b)に示すように型枠20を設置する。型枠20は、平面において凸部13aおよび当該充填空間を囲む位置に配置され、型枠20の外周部の上端と上部構造物3の下面との間に隙間21が形成されるようにする。なお、本実施形態では免震装置11の上部のフランジ11b上にプレート15を載置した状態で作業を行っており、当該プレート15が底枠として用いられている。
前記の凸部13aは、上部構造物3の下面において、上部基礎13のコンクリートの充填空間の平面中央部にあたる位置に設けられており、型枠20の外周部との間に一定の距離がある。また凸部13aの厚さは隙間21の幅より大きく、型枠20の外周部の上端は、凸部13aの下端より上に位置する。
その後、図3(a)に示すように、型枠20の外周部に設けた充填孔(不図示)などから型枠20の内側にコンクリート130を充填する。コンクリート130の充填は、ポンプ等による圧入によって行うことができる。
コンクリート130は下方から上方へと順に充填され、凸部13aの下端に達した後は凸部13aの傾斜面に沿って流動し、凸部13aと型枠20の間から前記の隙間21の外側へと溢れ出る。この状態を図3(b)に示す。
作業者は、隙間21からコンクリート130が溢れ出たことにより、コンクリート130が十分に充填されたことがわかる。隙間21は凸部13aの下端より上にあるので、この際少なくとも凸部13aの周囲にコンクリート130が充填されており、設計面では、凸部13aとこれに接触するコンクリート130を介した荷重の伝達が期待できるので、これを考慮して凸部13aの平面の大きさ、形状等を構造上の不具合が生じないように適切に設定すればよい。
本実施形態では、隙間21からコンクリート130が溢れ出るまでコンクリート130の充填を行い、コンクリート130が隙間21から溢れ出たのを確認すると、コンクリート130の充填を終了する。隙間21付近で上部構造物3の下面近傍にコンクリート130の未充填部分があるときは、その側方からモルタル等のグラウト材を未充填部分に充填してもよい。コンクリート130の硬化後、型枠20を取り外すと、図1等で説明した免震構造1が構築される。
以上説明したように、本実施形態によれば、上部構造物3と免震装置11の間にコンクリート130を充填する際に、上部構造物3の下面の凸部13aと型枠20によるコンクリートの吐出溝を形成し、型枠20の上端と上部構造物3の間の隙間21からコンクリートが吐出されるようにする。この隙間21からコンクリート130が溢れ出ることにより、コンクリートが十分に充填されたことがわかり、コンクリート130の充填確認が容易になって不十分な充填による空隙の発生を防止できる。この際少なくとも凸部13aの周囲にはコンクリート130が充填されているので、構造上の不具合も防ぐことができる。
このような手法により免震装置11と既存の上部構造物3の間に上部基礎13を構築することで、上部構造物3からの荷重を免震装置11に確実に伝達することができる。
また、凸部13aは、モルタルまたはコンクリートを上部構造物3の下面に設けることで容易に形成できる。
凸部13aの下面は、外側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜面を有するので、コンクリート130が傾斜面に沿って型枠20と上部構造物3の間の隙間21へと流動しやすくなり、空隙の発生を防ぐことができる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、凸部13aを形成する材料はモルタルやコンクリートに限らず、適当な強度を有するものであれば樹脂や鋼材、木材などでもよい。また複数の凸部13aを設けることも可能である。さらに、本発明の手法は、上部構造物3と免震装置11の間にコンクリートを充填する場合以外にも、各種の上部部材、下部部材の間でコンクリートを充填するケースに適用できる。場合によっては、前記した下部基礎12の構築時に適用することも可能である。
また、モルタル等により上部構造物3の下面に凸部13aを形成する代わりに、図4(a)に示すように、上部構造物3の下面の型枠20の外周部に対応する箇所を50mm程度切込んで除去して溝部3bを形成することで、50mm程度の厚みを有する凸部3aが上部構造物3の下面に形成されるようにしてもよい。その他の点は前記と同様であり、型枠20の内側にコンクリートを充填することで図4(b)の免震構造1’に示すように上部基礎13’が構築できる。前記の溝部3bは上部基礎13’のコンクリートの外周部に対応する箇所にあり、凸部3aは溝部3bに隣接して形成される。
この例では、凸部3aを設ける際にモルタル等の材料が不要になる。ただし、上部構造物3の切込みの際に、上部構造物3の下面の他の部分が剥落する恐れがある。この点では前記した実施形態のようにモルタル等で凸部13aを形成する方が有利であり、上部構造物3の剥落の恐れはない。
また、前記の実施形態では隙間21を型枠20の外周部全周に渡って形成しているが、図5(a)に示すように、型枠20の外周部の一部のみで隙間21を形成することも可能である。この場合、コンクリート130の充填は当該外周部の他の部分から行い、充填されたコンクリート130が最終的に隙間21から溢れ出るようにするとよい。また凸部13a’の下面の形状は、この隙間21の方向へと外側に向かって斜め上方に傾斜した傾斜面を有するものとできる。
その他、凸部の形状は、その下端が型枠20の上端より下にあれば特に限定されず、例えば図5(b)の凸部13bに示すように、凸部13bの下面が傾斜面を有さず、水平な面のみで構成されていてもよい。
また、前記のアンカー17aの構成として、例えば図5(c)の左図に示すように、プレート15に金具15aを設けるなどしてコンクリート130の侵入しない空間をプレート15の孔150およびフランジ11bの孔110と連通するように形成し、当該空間にネジ孔を有するカプラー172を配置し、このカプラー172の一端にネジ筋171を螺合させて金具15aからコンクリート130の充填空間内に突出するように設けておくことも可能である。コンクリート130の充填後、右図に示すようにカプラー172を回転させて所定位置まで引き出し、当該カプラー172の他端に免震装置11の上部のフランジ11b側からボルト173を締め込んでアンカー17aとすることができる。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1’、100;免震構造
2;下部構造物
3;上部構造物
3a、13a、13a’、13b;凸部
3b;溝
11、101;免震装置
11a、11b、101a、101b;フランジ
12、102;下部基礎
13、13’、103;上部基礎
14、15、104、105;プレート
16a、16b、17a、17b;アンカー
20;型枠
21;隙間
103a;空隙
130;コンクリート

Claims (7)

  1. 上部部材と下部部材の間にコンクリートを充填するコンクリート充填方法であって、
    前記上部部材の下面に凸部を形成するとともに、型枠の外周部の上端が前記凸部の下端より上に位置し、且つ型枠の外周部の上端と前記上部部材の下面との間に隙間ができるように、前記下部部材の上の前記凸部を囲む位置に型枠を設置する工程と、
    前記型枠の内側に、前記隙間からコンクリートが溢れ出すまでコンクリートを充填する工程と、
    を有し、
    前記凸部は、前記上部部材の下面において、前記型枠の外周部に対応する箇所を除去することで形成されることを特徴とするコンクリート充填方法。
  2. 前記凸部の下面は、外側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載のコンクリート充填方法。
  3. 前記下部部材は免震装置であることを特徴とする請求項1または請求項に記載のコンクリート充填方法。
  4. 上部構造物と下部部材である免震装置の間にコンクリートを充填するコンクリート充填方法であって、
    前記上部構造物の下面から突出するように、モルタルまたはコンクリートで凸部を新たに形成する工程と
    型枠の外周部の上端が前記凸部の下端より上に位置し、且つ型枠の外周部の上端と前記上部構造物の下面との間に隙間ができるように、前記下部部材の上の前記凸部を囲む位置に型枠を設置する工程と、
    前記型枠の内側に、前記隙間からコンクリートが溢れ出すまでコンクリートを充填する工程と、
    を有し、
    前記凸部を新たに形成したモルタルまたはコンクリートは、前記型枠の内側に充填したコンクリートのコンクリート強度と同じかそれより高い強度であることを特徴とするコンクリート充填方法。
  5. 上部部材と下部部材の間にコンクリートが充填されたコンクリート充填構造であって、
    前記上部部材の下面に凸部が形成され、前記コンクリートに前記凸部が埋設され
    前記凸部は、前記上部部材の下面において、前記コンクリートの外周部に対応する箇所にある溝部に隣接して形成されたものであることを特徴とするコンクリート充填構造。
  6. 前記凸部の下面は、外側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項に記載のコンクリート充填構造。
  7. 前記下部部材は免震装置であることを特徴とする請求項5または請求項に記載のコンクリート充填構造。
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