JP6676323B2 - インクジェット記録装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
(1−1)インクジェット記録装置の全体構成
図1は、本実施例に係るインクジェット記録装置の斜視概念図である。
図3は、本実施例のインクジェット記録装置の制御機構を示すブロック図である。
(2−1)インク撹拌機構の構成
以下、本実施例のインク撹拌機構(撹拌手段)の構成について説明する。
本実施例では、インク撹拌機構の制御は、リザーブタンク(のみ)の撹拌制御と、リザーブタンクとインクタンクの間でインクを循環させて撹拌する循環撹拌制御(以下、「循環制御」と称する)を含む。
図4(b)に示すように、リザーブタンク4のみの撹拌制御の方法として、まず、第1開閉弁31を閉じる(S301)。(図5(a)に示す状態)
そして、可撓部33を(容積)縮小変形させる(S302)。(図5(b)に示す状態)
図5(b)に示すように、第2開閉弁32を開いて且つ第1開閉弁31を閉じた状態で可撓部33を縮小変形させる第3の動作を行う。この結果、インク供給路6からインクタンク5側へインクが押し出されず、可撓部33内の変化量分のインクがリザーブタンク4側へ押し出される。
図4(c)に示すように、インクタンク5とリザーブタンクの間でインクを循環して撹拌する撹拌制御の方法として、まず、第2開閉弁32を閉じて(S401)、続いて第1開閉弁31を開く(S402)。(図6(a)に示す状態)
そして、可撓部33を(容積)縮小変形させる(S403)。(図6(b)に示す状態)
図6(b)に示すように、第1開閉弁31が開いて且つ第2開閉弁32が閉じた状態で可撓部33を縮小変形させる第1の動作を行う。この結果、インク供給路6からリザーブタンク4側へインクが押し出さられず、可撓部33内の変化量分のインクがインクタンク5側へ押し出される。
以下、インクタンク5の撹拌後のリザーブタンク4へのインク供給(補給)について説明する。
なお、バードフィード供給方式のインク供給量(供給速度)が記録動作に使用されるインク使用量(使用速度)以上である必要がある。本実施例では、インク供給量(供給速度)は、リザーブタンク4内のインク液面(即ち、空気導入路10下端の開口10cの端面の高さ位置)と第2の中空管9の下端面9a(図2を参照する)との「高低差(水頭差)」によって決定される。この高低差は、インク使用量に応じて、適宜に設定することが可能であるが、本実施例では、この高低差を約20mmとして設定している。
2 供給チューブ
3 開閉弁
4 リザーブタンク(第2のインクタンク)
5 インクタンク(第1のインクタンク)
11 CPU(制御手段、時間取得手段)
17A ドットカウント手段(インク量取得手段)
31 第1開閉弁、第1開閉部(撹拌手段)
32 第2開閉弁、第2開閉部(撹拌手段)
33 可撓部、容積変化部(撹拌手段)
Claims (16)
- インクを収容する第1のインクタンクと、
前記第1のインクタンクから供給されるインクを収容する第2のインクタンクと、
前記第2のインクタンクから供給されるインクを用いて記録動作を行う記録ヘッドと、を有するインクジェット記録装置であって、
前記第1のインクタンク内のインクおよび前記第2のインクタンク内のインクを撹拌する第1の撹拌動作と、前記第1のインクタンク内のインクを撹拌せず前記第2のインクタンク内のインクを撹拌する第2の撹拌動作と、を含む複数の撹拌動作から選択された撹拌動作を実行する撹拌手段と、
前記第1のインクタンク内のインク量を取得するインク量取得手段と、を備え、
前記撹拌手段は、前記インク量取得手段によって取得された前記インク量に基づき、実行する撹拌動作を選択することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前回の前記第1の撹拌動作からの経過時間を取得する時間取得手段を備え、
前記撹拌手段は、前記時間取得手段によって取得された前記経過時間および前記インク量取得手段によって取得された前記インク量に基づき、実行する撹拌動作を選択することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記撹拌手段は、前記経過時間が第1の所定時間よりも長くかつ前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間未満の第1の場合、および、前記経過時間が前記第2の所定時間よりも長くかつ前記インク量が所定値未満の第2の場合に、前記記録動作を開始する前に、前記第2の撹拌動作を実行することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記撹拌手段は、前記経過時間が前記第2の所定時間よりも長く、かつ、前記インク量が前記所定値よりも多い第3の場合に、前記記録動作を開始する前に、前記第1の撹拌動作を実行することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記撹拌手段は、前記第3の場合に、前記第1の撹拌動作の後、かつ、前記記録動作を開始する前に、さらに前記第2の撹拌動作を実行することを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第3の場合における前記第2の撹拌動作の撹拌時間は、前記第1の場合または前記第2の場合における前記第2の撹拌動作の撹拌時間よりも短いことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記撹拌手段は、前記経過時間と前記インク量に基づき、前記第1の撹拌動作における撹拌時間を変更することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- 前記撹拌手段は、前記経過時間に基づき、前記第2の撹拌動作における撹拌時間を変更することを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2のインクタンクは、前記第1のインクタンクの下方に配置されると共に大気と連通する大気連通部を備え、
前記第1のインクタンクと前記第2のインクタンクとは、前記第2のインクタンク内に開口する第1開口部を備える第1の流路と、前記第2のインクタンク内に前記第1開口部よりも高い位置に開口する第2開口部を備える第2の流路のそれぞれによって接続されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記第1開口部が前記第2のインクタンクの底部に設けられ、
前記第2開口部が前記第2のインクタンクの上部に設けられていることを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装置。 - 前記撹拌手段は、
前記第1の流路に設けられ、内部容積が変化可能な容積変化部と、
前記第1のインクタンクと前記容積変化部の間に設けられ、開状態と閉状態とに切り替わることによって前記第1の流路を開閉可能な第1開閉部と、
前記第2のインクタンクと前記容積変化部の間に設けられ、開状態と閉状態とに切り替わることによって前記第1の流路を開閉可能な第2開閉部と、を備えることを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録装置。 - 前記撹拌手段は、
前記第2開閉部を閉状態かつ前記第1開閉部を開状態とした後に、前記容積変化部の内部容積を縮小変形させて前記第1の流路から前記第1のインクタンクへインクを移動させ、
前記第1開閉部を閉状態かつ前記第2開閉部を開状態とした後に、前記容積変化部の内部容積を拡大変形させて前記第2のインクタンクから前記第1の流路へインクを移動させることによって、前記第1の撹拌動作を実行することを特徴とする請求項11に記載のインクジェット記録装置。 - 前記撹拌手段は、
前記第1開閉部を閉状態かつ前記第2開閉部を開状態とした後に、前記容積変化部の内部容積を変化させることによって、前記第2のインクタンクと前記第1の流路の間でインクを移動させることによって、前記第2の撹拌動作を実行することを特徴とする請求項11または12に記載のインクジェット記録装置。 - 前記容積変化部は、可撓性をする可撓性部材であることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前回の前記第2の撹拌動作からの経過時間を取得する時間取得手段を備え、
前記撹拌手段は、前記時間取得手段によって取得された前記経過時間および前記インク量取得手段によって取得された前記インク量に基づき、実行する撹拌動作を選択することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - インクを収容する第1のインクタンクと、
前記第1のインクタンクから供給されるインクを収容する第2のインクタンクと、
前記第2のインクタンクから供給されるインクを用いて記録動作を行う記録ヘッドと、を有するインクジェット記録装置の制御方法であって、
前記第1のインクタンク内のインクおよび前記第2のインクタンク内のインクを撹拌する第1の撹拌動作を行う第1の撹拌工程と、
前記第1のインクタンク内のインクを撹拌せず前記第2のインクタンク内のインクを撹拌する第2の撹拌動作を行う第2の撹拌工程と、
前記第1のインクタンク内のインク量を取得するインク量取得工程と、
前記インク量取得工程によって取得された前記インク量に基づき、前記第1の撹拌動作と前記第2の撹拌動作のいずれを行わせるか選択する選択工程と、を有することを特徴とする制御方法。
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