JP6672036B2 - 基地局測位の中で端末測位を実行する携帯端末、システム、プログラム及び方法 - Google Patents
基地局測位の中で端末測位を実行する携帯端末、システム、プログラム及び方法 Download PDFInfo
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Description
従来、携帯端末が、GPS機能によって計測された位置情報をサーバへ送信し、当該サーバが、そのユーザの行動履歴から行動範囲を算出し、その行動範囲に適した情報を提供する技術がある(例えば特許文献1参照)。この技術によれば、多数の携帯端末における位置情報同士の距離に基づいてクラスタリングし、ユーザ毎の行動範囲を算出する。
また、携帯端末のGPS機能によって取得された位置情報に基づく行動履歴から、ユーザにとって有意な位置を学習する技術がある(例えば非特許文献1参照)。この技術によれば、k-meansの改良方法によってユーザ毎の位置情報をクラスタリングし、総滞在時間に基づいて滞在状態を判定している。
更に、2次元平面上における無限混合ガウスモデルを用いて、ユーザの位置情報をクラスタリングする技術もある(例えば非特許文献2参照)。
特に、特許文献3の技術によれば、滞在判定された位置情報に基づき、Meanshift法を用いて滞在位置を推定しているが、移動と滞在を判定する点について問題がある。この技術によれば、1つの時間窓に含まれる複数の基地局の間を移動端末が移動した場合においても、滞在と判定される場合がある。また、1つの時間窓に滞在の条件を満たす基地局が多数存在した場合、計算量も増大する。更に、時間窓は、時間幅とシフト幅とが用いられており、シフト幅は、時間幅と重複するために、ここでも計算量が増大する。
自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段とを有する携帯端末において、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
端末測位手段を常時不起動としており、判定が移動から「滞在」へ変化した際に、及び、判定が「滞在」から移動へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段とを有する携帯端末において、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
端末測位手段を常時不起動としており、判定が移動から「滞在」へ変化した際に、及び、以下のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
(1)判定が移動であって、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離以上離れた際、
(2)判定が移動であって、基地局の位置情報及び経過時間に基づく移動速度が所定速度以上となった際、
(3)判定が「滞在」であって、その継続時間が所定時間以上となった際、
(4)通信ログが取得されない継続時間が、所定時間以上となった際
を有することを特徴とする。
更に、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段とを有する携帯端末において、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
端末測位手段を常時不起動としており、判定が移動から「滞在」へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
を有し、
滞在判定手段は、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する
ことを特徴とする。
更に、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段とを有する携帯端末において、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
端末測位手段を常時不起動としており、判定が移動から「滞在」へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
を有し、
滞在判定手段の所定時間窓は、
現時刻から過去への所定時間の固定時間窓か、又は、
固定時間窓によって「滞在」と判定された際に、次時刻の時間窓を、現時刻の固定時間窓を含むように過去時間を長く設定する変動時間窓である
ことを特徴とする。
端末測位手段は、GPS(Global Positioning System)、PDR(Pedestrian Dead Reckoning、歩行者向け自律航法)、無線LAN、BLE(Bluetooth Low Energy)のいずれか又は2つ以上の組み合わせに基づいて現在位置を測位することも好ましい。
自ら現在位置を測位する端末測位手段を有する携帯端末と、
基地局が携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段を有する通信設備装置と
を有するシステムにおいて、
通信設備装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
判定が移動から「滞在」へ変化した際に、及び、判定が「滞在」から移動へ変化した際に、携帯端末へ端末測位の起動を指示する端末測位制御手段と、
携帯端末から、端末測位結果を受信する端末測位結果受信手段と
を有し、
携帯端末は、
端末測位手段を常時不起動としており、通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、端末測位手段を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する端末測位起動手段と、
端末測位手段の端末測位結果を、通信設備装置へ送信する端末測位結果送信手段と
を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位手段を有する携帯端末と、
基地局が携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段を有する通信設備装置と
を有するシステムにおいて、
通信設備装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
判定が移動から「滞在」へ変化した際に、及び、以下のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、携帯端末へ端末測位の起動を指示する端末測位制御手段と、
(1)判定が移動であって、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離以上離れた際、
(2)判定が「滞在」であって、その継続時間が所定時間以上となった際、
(3)通信ログが取得されない継続時間が、所定時間以上となった際
携帯端末から、端末測位結果を受信する端末測位結果受信手段と
を有し、
携帯端末は、
端末測位手段を常時不起動としており、通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、端末測位手段を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する端末測位起動手段と、
端末測位手段の端末測位結果を、通信設備装置へ送信する端末測位結果送信手段と
を有することを特徴とする。
更に、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位手段を有する携帯端末と、
基地局が携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段を有する通信設備装置と
を有するシステムにおいて、
通信設備装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
判定が移動から「滞在」へ変化した際に、携帯端末へ端末測位の起動を指示する端末測位制御手段と、
携帯端末から、端末測位結果を受信する端末測位結果受信手段と
を有し、
携帯端末は、
端末測位手段を常時不起動としており、通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、端末測位手段を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する端末測位起動手段と、
端末測位手段の端末測位結果を、通信設備装置へ送信する端末測位結果送信手段と
を有し、
通信設備装置における滞在判定手段は、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する
ことを特徴とする。
更に、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位手段を有する携帯端末と、
基地局が携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段を有する通信設備装置と
を有するシステムにおいて、
通信設備装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
判定が移動から「滞在」へ変化した際に、携帯端末へ端末測位の起動を指示する端末測位制御手段と、
携帯端末から、端末測位結果を受信する端末測位結果受信手段と
を有し、
携帯端末は、
端末測位手段を常時不起動としており、通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、端末測位手段を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する端末測位起動手段と、
端末測位手段の端末測位結果を、通信設備装置へ送信する端末測位結果送信手段と
を有し、
通信設備装置における滞在判定手段の所定時間窓は、
現時刻から過去への所定時間の固定時間窓か、又は、
固定時間窓によって「滞在」と判定された際に、次時刻の時間窓を、現時刻の固定時間窓を含むように過去時間を長く設定する変動時間窓である
ことを特徴とする。
携帯端末に搭載されたコンピュータを、自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段として機能させるプログラムにおいて、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
端末測位手段を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、判定が「滞在」から移動へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
また、本発明によれば、
携帯端末に搭載されたコンピュータを、自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段として機能させるプログラムにおいて、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
端末測位手段を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、以下のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
(1)判定が移動であって、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離以上離れた際、
(2)判定が移動であって、基地局の位置情報及び経過時間に基づく移動速度が所定速度以上となった際、
(3)判定が「滞在」であって、その継続時間が所定時間以上となった際、
(4)通信ログが取得されない継続時間が、所定時間以上となった際
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
更に、本発明によれば、
携帯端末に搭載されたコンピュータを、自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段として機能させるプログラムにおいて、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
端末測位手段を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
してコンピュータを機能させ、
滞在判定手段は、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする。
更に、本発明によれば、
携帯端末に搭載されたコンピュータを、自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段として機能させるプログラムにおいて、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
端末測位手段を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
してコンピュータを機能させ、
滞在判定手段の所定時間窓は、
現時刻から過去への所定時間の固定時間窓か、又は、
固定時間窓によって「滞在」と判定された際に、次時刻の時間窓を、現時刻の固定時間窓を含むように過去時間を長く設定する変動時間窓である
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする。
自ら現在位置を測位する端末測位部と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位部とを有する装置の測位方法において、
装置は、基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有し、
装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
端末測位部を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、判定が「滞在」から移動へ変化した際に、当該端末測位部を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する第2のステップと
を実行することを特徴とする。
また、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位部と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位部とを有する装置の測位方法において、
装置は、基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有し、
装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
端末測位部を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、以下のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、当該端末測位部を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する第2のステップと
(1)判定が移動であって、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離以上離れた際、
(2)判定が移動であって、基地局の位置情報及び経過時間に基づく移動速度が所定速度以上となった際、
(3)判定が「滞在」であって、その継続時間が所定時間以上となった際、
(4)通信ログが取得されない継続時間が、所定時間以上となった際
を実行することを特徴とする。
更に、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位部と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位部とを有する装置の測位方法において、
装置は、基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有し、
装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
端末測位部を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、当該端末測位部を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する第2のステップと
を実行し、
第1のステップは、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する
ことを特徴とする。
更に、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位部と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位部とを有する装置の測位方法において、
装置は、基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有し、
装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
端末測位部を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、当該端末測位部を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する第2のステップと
を実行し、
第1のステップにおける所定時間窓は、
現時刻から過去への所定時間の固定時間窓か、又は、
固定時間窓によって「滞在」と判定された際に、次時刻の時間窓を、現時刻の固定時間窓を含むように過去時間を長く設定する変動時間窓である
ことを特徴とする。
自ら現在位置を測位する端末測位部を有する携帯端末と、
基地局が携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有する通信設備装置と
を有するシステムの測位方法において、
通信設備装置が、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
通信設備装置が、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、判定が「滞在」から移動へ変化した際に、携帯端末へ端末測位の起動を指示する第2のステップと、
携帯端末が、端末測位部を常時不起動としており、通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、端末測位部を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する第3のステップと、
携帯端末が、端末測位部の端末測位結果を、通信設備装置へ送信する第4のステップと、
通信設備装置が、携帯端末から、端末測位結果を受信する第5のステップと
を有する
ことを特徴とする。
また、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位部を有する携帯端末と、
基地局が携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有する通信設備装置と
を有するシステムの測位方法において、
通信設備装置が、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
通信設備装置が、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、以下のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、携帯端末へ端末測位の起動を指示する第2のステップと、
(1)判定が移動であって、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離以上離れた際、
(2)判定が「滞在」であって、その継続時間が所定時間以上となった際、
(3)通信ログが取得されない継続時間が、所定時間以上となった際
携帯端末が、端末測位部を常時不起動としており、通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、端末測位部を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する第3のステップと、
携帯端末が、端末測位部の端末測位結果を、通信設備装置へ送信する第4のステップと、
通信設備装置が、携帯端末から、端末測位結果を受信する第5のステップと
を有することを特徴とする。
更に、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位部を有する携帯端末と、
基地局が携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有する通信設備装置と
を有するシステムの測位方法において、
通信設備装置が、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
通信設備装置が、判定が「滞在」へ変化した際に、携帯端末へ端末測位の起動を指示する第2のステップと、
携帯端末が、端末測位部を常時不起動としており、通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、端末測位部を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する第3のステップと、
携帯端末が、端末測位部の端末測位結果を、通信設備装置へ送信する第4のステップと、
通信設備装置が、携帯端末から、端末測位結果を受信する第5のステップと
を有し、
第1のステップについて、通信設備装置は、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する
ことを特徴とする。
更に、本発明によれば、
自ら現在位置を測位する端末測位部を有する携帯端末と、
基地局が携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有する通信設備装置と
を有するシステムの測位方法において、
通信設備装置が、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
通信設備装置が、判定が「滞在」へ変化した際に、携帯端末へ端末測位の起動を指示する第2のステップと、
携帯端末が、端末測位部を常時不起動としており、通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、端末測位部を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する第3のステップと、
携帯端末が、端末測位部の端末測位結果を、通信設備装置へ送信する第4のステップと、
通信設備装置が、携帯端末から、端末測位結果を受信する第5のステップと
を有し、
第1のステップについて、通信設備装置の所定時間窓は、
現時刻から過去への所定時間の固定時間窓か、又は、
固定時間窓によって「滞在」と判定された際に、次時刻の時間窓を、現時刻の固定時間窓を含むように過去時間を長く設定する変動時間窓である
ことを特徴とする。
また、図2の携帯端末12によれば、通信履歴蓄積部11と、滞在判定部12と、端末測位制御部13とを有する。これら機能構成部は、携帯端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。また、これら機能構成部の処理の流れは、携帯端末の測位方法としても理解できる。
端末測位部101は、現在位置を、当該携帯端末に搭載された測位機能によって計測するものである。端末測位部101としては、代表的にはGPS(Global Positioning System)であるが、それに限られず、PDR(Pedestrian Dead Reckoning、歩行者向け自律航法)、無線LAN、BLE(Bluetooth Low Energy)のいずれか又は2つ以上の組み合わせであってもよい。
また、無線LANやBLEの場合、測位精度も高いが、屋内の狭域を対象としており、特に屋外では測位精度が下がる場合もある。
更に、PDRの場合、ユーザの移動軌跡を取得することもできるが、常時起動させておく必要があり、測位のために起点や向きのような他の情報を要する。
本発明によれば、端末測位機能の起動頻度を低減させるために、通信ログに基づく基地局測位機能を用いる。
基地局測位部102は、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する。通信履歴蓄積部11に蓄積された通信ログ、即ち、過去に通信した基地局の位置情報を用いて、当該携帯端末の位置を測位するために、その測位精度は低い。基地局測位部102としては、様々な実施形態によって携帯端末の位置を決定することができるが、本発明によれば、少なくとも、通信した基地局の位置情報を、単に携帯端末の位置情報とするものであればよい。
通信履歴蓄積部11は、基地局と通信した際に、日時刻及び基地局ID(識別子)を対応付けた通信ログを蓄積する。通信ログが取得されるタイミングとしては、携帯端末1が、ユーザ操作に基づく能動的な通信に限られず、OS又はアプリケーションがバックグラウンドで通信した場合や、ハンドオーバが実行された場合がある。特に、携帯端末1に特別なアプリケーションをインストールする必要もなく、ユーザ操作の負担もなく、別途に消費電力を要することもない。
通信ログ[時刻,基地局ID]
「時刻」とは、通信の接続開始時又は切断時のいずれであってもよい。尚、通信ログとして、基地局IDに加えて、基地局との間の電波信号強度(RSSI(Received Signal Strength Indication))や、基地局からの電波信号の放射方位(電波放射角)、往復遅延時間(RTD(Round Trip Delay time))等の無線品質情報を更に対応付けたものであってもよい。また、端末IDとしては、当該端末の物理/論理アドレスや、電話番号であってもよい。
ログ1[12:10:00、基地局001]
ログ2[12:10:30、基地局001]
ここでは、端末aが通信する基地局001は変化していない。
ログ3[12:11:00、基地局001]
ログ4[12:11:30、基地局002]
ここでは、端末aが通信する基地局001->002へ変化しているが、その距離は2km以内と短いために、実際に端末aが移動しているのか又は電波干渉の影響かは不明である。
ログ1[2014/7/31 20:11、位置情報37.21, 139.31]
ログ2[2014/7/31 20:12、位置情報37.22, 139.32]
・・・・・
滞在判定部12は、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係(例えば距離)に応じて、「滞在」か否かを判定する。具体的には、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する。滞在判定部12の所定時間窓は、「固定時間窓」「変動時間窓」のいずれかに設定される。
図6は、固定時間窓の遷移を表す説明図である。
例えば固定時間窓=3分とし、滞在割合を判定する所定割合=1とし、所定距離=5kmと設定する。
所定割合=1とした場合、時間窓の中で、現時刻の基地局からみて所定距離以上となる基地局が1つでもあれば、「滞在でない(移動)」と判定する。即ち、滞在割合が高いほど、「滞在」の度合いが高いと判断することができる。これによって、空間的粒度が粗く且つ時間間隔が一定ではない位置情報に基づく通信ログであっても、ユーザの滞在状態を判定することができる。
尚、時間窓の中に、他の通信ログが全く含まれない場合も、携帯端末1は「滞在」であると判定することが好ましい。
現時刻の基地局001からみて、固定時間窓には基地局001,002が含まれる。ここで、基地局002の位置情報は、基地局001の位置情報から所定距離以内である。そうすると、固定時間窓のログ数=3で、現時刻の位置から所定距離以内となるログ数=3を除算した滞在割合=1(=3/3)となる。滞在割合が所定割合(例えば1)以上となるために、「滞在」と判定する。
現時刻の基地局005からみて、固定時間窓には基地局001,002が含まれる。ここで、基地局001,002の位置情報は、基地局005の位置情報から所定距離よりも離れている。そうすると、固定時間窓のログ数=3で、現時刻の位置から所定距離以内となるログ数=0を除算した滞在割合=0(=0/3)となる。滞在割合が所定割合よりも低いために、「移動」と判定する。
現時刻の基地局005からみて、固定時間窓には基地局005,001,002が含まれる。ここで、基地局001,002の位置情報は、基地局005の位置情報から所定距離よりも離れている。そうすると、固定時間窓のログ数=3で、現時刻の位置から所定距離以内となるログ数=1を除算した滞在割合=0.33(=1/3)となる。滞在割合が所定割合よりも低いために、「移動」と判定する。
現時刻の基地局006からみて、固定時間窓には基地局005,001が含まれる。ここで、基地局005の位置情報は、基地局006の位置情報から所定距離以内である。一方で、基地局001の位置情報は、基地局006の位置情報から所定距離よりも離れている。そうすると、固定時間窓のログ数=3で、現時刻の位置から所定距離以内となるログ数=2を除算した滞在割合=0.66(=2/3)となる。滞在割合が所定割合以上となるために、「移動」と判定する。
現時刻の基地局006からみて、固定時間窓には基地局005,006が含まれる。ここで、基地局005の位置情報は、基地局006の位置情報から所定距離以内である。そうすると、固定時間窓のログ数=3で、現時刻の位置から所定距離以内となるログ数=3を除算した滞在割合=1(=3/3)となる。滞在割合が所定割合(例えば1)以上となるために、「滞在」と判定する。
このように、固定時間窓毎に時系列に、「滞在」か否かを判定する。
尚、基地局の緯度経度に代えて、端末と周辺基地局との電界強度、RTD等の無線情報履歴を元に推定した周辺の基地局の緯度経度を利用することもできる。
図8は、変動時間窓の遷移を表す説明図である。
現時刻の基地局001からみて、変動時間窓には基地局001,002,003が含まれる。ここで、基地局002,003の位置情報は、基地局001の位置情報から所定距離以内である。そうすると、変動時間窓のログ数=6で、現時刻の位置から所定距離以内となるログ数=6を除算した滞在割合=1(=6/6)となる。滞在割合が所定割合(1)以上となるために、「滞在」と判定する。また、「滞在」の次時刻は、現時刻の変動時間窓を含むように過去時間を長くする。
現時刻の基地局005からみて、変動時間窓には基地局001,002,003が含まれる。ここで、基地局001,002,003の位置情報は、基地局005の位置情報から所定距離よりも離れている。そうすると、変動時間窓のログ数=7で、現時刻の位置から所定距離以内となるログ数=0を除算した滞在割合=0(=0/7)となる。滞在割合が所定割合(1)よりも低いために、「移動」と判定する。また、「移動」の次時刻は、固定時間窓に合わせる(図8のt+3参照)。
現時刻の基地局005からみて、変動時間窓には基地局005,001,002が含まれる。ここで、基地局001,002の位置情報は、基地局005の位置情報から所定距離よりも離れている。そうすると、変動時間窓のログ数=3で、現時刻の位置から所定距離以内となるログ数=1を除算した滞在割合=0.33(=1/3)となる。滞在割合が所定割合(1)よりも低いために、「移動」と判定する。また、「移動」の次時刻は、固定時間窓に合わせる。
尚、「移動」と判定された場合、時間窓に含まれる通信ログとの位置から速度を推定することも好ましい。
現時刻の基地局006からみて、変動時間窓には基地局005,001が含まれる。ここで、基地局005の位置情報は、基地局006の位置情報から所定距離以内である。一方で、基地局001の位置情報は、基地局006の位置情報から所定距離よりも離れている。そうすると、変動時間窓のログ数=3で、現時刻の位置から所定距離以内となるログ数=2を除算した滞在割合=0.66(=2/3)となる。滞在割合が所定割合(1)よりも低いために、「移動」と判定する。また、「移動」の次時刻は、固定時間窓に合わせる。
現時刻の基地局006からみて、変動時間窓には基地局005,006が含まれる。ここで、基地局005の位置情報は、基地局006の位置情報から所定距離以内である。そうすると、変動時間窓のログ数=3で、現時刻の位置から所定距離以内となるログ数=3を除算した滞在割合=1(=3/3)となる。滞在割合が所定割合(1)以上となるために、「滞在」と判定する。また、「滞在」の次時刻は、現時刻の変動時間窓を含むように過去時間を長くする。
このように、変動時間窓毎に時系列に、「滞在」か否かを判定する。
端末測位制御部13は、端末測位部101を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、当該端末測位部101を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する。
※1:時間窓内で「移動」から「滞在」へ変化した際
※2:時間窓内で「滞在」から「移動」へ変化した際
※3:時間窓内で「移動」と判定され、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離(例えば1km)以上離れた際
※4:時間窓内で「移動」と判定され、基地局の位置情報及び経過時間に基づく移動速度が所定速度(例えば20km/h)以上となった際
※5:時間窓内で「滞在」と判定され、その継続時間が、所定時間(例えば1時間)以上となった際
※6:通信ログが取得されない継続時間(例えば30分)が所定時間以上となった際
また、これら条件のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、当該端末測位部101を起動して、現時刻における現在位置を測位する。
端末測位起動部15は、端末測位部101を常時不起動としており、通信設備装置2から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、端末測位部101を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する。
端末測位結果送信部16は、端末測位部101の端末測位結果を、通信設備装置2へ送信する。
101 端末測位部
102 基地局測位部
11 通信履歴蓄積部
12 滞在判定部
13 端末測位制御部
14 端末測位結果受信部
15 端末測位起動部
16 端末測位結果送信部
2 通信設備装置
3 基地局
Claims (21)
- 自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段とを有する携帯端末において、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
前記端末測位手段を常時不起動としており、判定が移動から「滞在」へ変化した際に、及び、判定が「滞在」から移動へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
を有することを特徴とする携帯端末。 - 自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段とを有する携帯端末において、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
前記端末測位手段を常時不起動としており、判定が移動から「滞在」へ変化した際に、及び、以下のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
(1)判定が移動であって、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離以上離れた際、
(2)判定が移動であって、基地局の位置情報及び経過時間に基づく移動速度が所定速度以上となった際、
(3)判定が「滞在」であって、その継続時間が所定時間以上となった際、
(4)通信ログが取得されない継続時間が、所定時間以上となった際
を有することを特徴とする携帯端末。 - 自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段とを有する携帯端末において、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
前記端末測位手段を常時不起動としており、判定が移動から「滞在」へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
を有し、
前記滞在判定手段は、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する
ことを特徴とする携帯端末。 - 自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段とを有する携帯端末において、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
前記端末測位手段を常時不起動としており、判定が移動から「滞在」へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
を有し、
前記滞在判定手段の前記所定時間窓は、
現時刻から過去への所定時間の固定時間窓か、又は、
前記固定時間窓によって「滞在」と判定された際に、次時刻の時間窓を、現時刻の固定時間窓を含むように過去時間を長く設定する変動時間窓である
ことを特徴とする携帯端末。 - 前記端末測位手段は、GPS(Global Positioning System)、PDR(Pedestrian Dead Reckoning、歩行者向け自律航法)、無線LAN、BLE(Bluetooth Low Energy)のいずれか又は2つ以上の組み合わせに基づいて現在位置を測位する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末。 - 自ら現在位置を測位する端末測位手段を有する携帯端末と、
基地局が前記携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段を有する通信設備装置と
を有するシステムにおいて、
前記通信設備装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
判定が移動から「滞在」へ変化した際に、及び、判定が「滞在」から移動へ変化した際に、前記携帯端末へ端末測位の起動を指示する端末測位制御手段と、
前記携帯端末から、端末測位結果を受信する端末測位結果受信手段と
を有し、
前記携帯端末は、
前記端末測位手段を常時不起動としており、前記通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、前記端末測位手段を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する端末測位起動手段と、
前記端末測位手段の端末測位結果を、前記通信設備装置へ送信する端末測位結果送信手段と
を有することを特徴とするシステム。 - 自ら現在位置を測位する端末測位手段を有する携帯端末と、
基地局が前記携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段を有する通信設備装置と
を有するシステムにおいて、
前記通信設備装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
判定が移動から「滞在」へ変化した際に、及び、以下のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、前記携帯端末へ端末測位の起動を指示する端末測位制御手段と、
(1)判定が移動であって、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離以上離れた際、
(2)判定が「滞在」であって、その継続時間が所定時間以上となった際、
(3)通信ログが取得されない継続時間が、所定時間以上となった際
前記携帯端末から、端末測位結果を受信する端末測位結果受信手段と
を有し、
前記携帯端末は、
前記端末測位手段を常時不起動としており、前記通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、前記端末測位手段を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する端末測位起動手段と、
前記端末測位手段の端末測位結果を、前記通信設備装置へ送信する端末測位結果送信手段と
を有することを特徴とするシステム。 - 自ら現在位置を測位する端末測位手段を有する携帯端末と、
基地局が前記携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段を有する通信設備装置と
を有するシステムにおいて、
前記通信設備装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
判定が移動から「滞在」へ変化した際に、前記携帯端末へ端末測位の起動を指示する端末測位制御手段と、
前記携帯端末から、端末測位結果を受信する端末測位結果受信手段と
を有し、
前記携帯端末は、
前記端末測位手段を常時不起動としており、前記通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、前記端末測位手段を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する端末測位起動手段と、
前記端末測位手段の端末測位結果を、前記通信設備装置へ送信する端末測位結果送信手段と
を有し、
前記通信設備装置における前記滞在判定手段は、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する
ことを特徴とするシステム。 - 自ら現在位置を測位する端末測位手段を有する携帯端末と、
基地局が前記携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段を有する通信設備装置と
を有するシステムにおいて、
前記通信設備装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
判定が移動から「滞在」へ変化した際に、前記携帯端末へ端末測位の起動を指示する端末測位制御手段と、
前記携帯端末から、端末測位結果を受信する端末測位結果受信手段と
を有し、
前記携帯端末は、
前記端末測位手段を常時不起動としており、前記通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、前記端末測位手段を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する端末測位起動手段と、
前記端末測位手段の端末測位結果を、前記通信設備装置へ送信する端末測位結果送信手段と
を有し、
前記通信設備装置における前記滞在判定手段の前記所定時間窓は、
現時刻から過去への所定時間の固定時間窓か、又は、
前記固定時間窓によって「滞在」と判定された際に、次時刻の時間窓を、現時刻の固定時間窓を含むように過去時間を長く設定する変動時間窓である
ことを特徴とするシステム。 - 携帯端末に搭載されたコンピュータを、自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段として機能させるプログラムにおいて、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
前記端末測位手段を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、判定が「滞在」から移動へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする携帯端末用のプログラム。 - 携帯端末に搭載されたコンピュータを、自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段として機能させるプログラムにおいて、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
前記端末測位手段を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、以下のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
(1)判定が移動であって、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離以上離れた際、
(2)判定が移動であって、基地局の位置情報及び経過時間に基づく移動速度が所定速度以上となった際、
(3)判定が「滞在」であって、その継続時間が所定時間以上となった際、
(4)通信ログが取得されない継続時間が、所定時間以上となった際
してコンピュータを機能させることを特徴とする携帯端末用のプログラム。 - 携帯端末に搭載されたコンピュータを、自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段として機能させるプログラムにおいて、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
前記端末測位手段を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
してコンピュータを機能させ、
前記滞在判定手段は、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする携帯端末用のプログラム。 - 携帯端末に搭載されたコンピュータを、自ら現在位置を測位する端末測位手段と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位手段として機能させるプログラムにおいて、
基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積手段と、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する滞在判定手段と、
前記端末測位手段を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、当該端末測位手段を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する端末測位制御手段と
してコンピュータを機能させ、
前記滞在判定手段の前記所定時間窓は、
現時刻から過去への所定時間の固定時間窓か、又は、
前記固定時間窓によって「滞在」と判定された際に、次時刻の時間窓を、現時刻の固定時間窓を含むように過去時間を長く設定する変動時間窓である
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする携帯端末用のプログラム。 - 自ら現在位置を測位する端末測位部と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位部とを有する装置の測位方法において、
前記装置は、基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有し、
前記装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
前記端末測位部を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、判定が「滞在」から移動へ変化した際に、当該端末測位部を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する第2のステップと
を実行することを特徴とする装置の測位方法。 - 自ら現在位置を測位する端末測位部と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位部とを有する装置の測位方法において、
前記装置は、基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有し、
前記装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
前記端末測位部を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、以下のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、当該端末測位部を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する第2のステップと
(1)判定が移動であって、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離以上離れた際、
(2)判定が移動であって、基地局の位置情報及び経過時間に基づく移動速度が所定速度以上となった際、
(3)判定が「滞在」であって、その継続時間が所定時間以上となった際、
(4)通信ログが取得されない継続時間が、所定時間以上となった際
を実行することを特徴とする装置の測位方法。 - 自ら現在位置を測位する端末測位部と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位部とを有する装置の測位方法において、
前記装置は、基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有し、
前記装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
前記端末測位部を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、当該端末測位部を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する第2のステップと
を実行し、
第1のステップは、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する
ことを特徴とする装置の測位方法。 - 自ら現在位置を測位する端末測位部と、通信可能な基地局の位置情報から現在位置を測位する基地局測位部とを有する装置の測位方法において、
前記装置は、基地局と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有し、
前記装置は、
現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
前記端末測位部を常時不起動としており、判定が「滞在」へ変化した際に、当該端末測位部を起動して、自ら現在位置を測位するように制御する第2のステップと
を実行し、
第1のステップにおける前記所定時間窓は、
現時刻から過去への所定時間の固定時間窓か、又は、
前記固定時間窓によって「滞在」と判定された際に、次時刻の時間窓を、現時刻の固定時間窓を含むように過去時間を長く設定する変動時間窓である
ことを特徴とする装置の測位方法。 - 自ら現在位置を測位する端末測位部を有する携帯端末と、
基地局が前記携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有する通信設備装置と
を有するシステムの測位方法において、
前記通信設備装置が、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
前記通信設備装置が、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、判定が「滞在」から移動へ変化した際に、前記携帯端末へ端末測位の起動を指示する第2のステップと、
前記携帯端末が、前記端末測位部を常時不起動としており、前記通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、前記端末測位部を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する第3のステップと、
前記携帯端末が、前記端末測位部の端末測位結果を、前記通信設備装置へ送信する第4のステップと、
前記通信設備装置が、前記携帯端末から、端末測位結果を受信する第5のステップと
を有する
ことを特徴とするシステムの測位方法。 - 自ら現在位置を測位する端末測位部を有する携帯端末と、
基地局が前記携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有する通信設備装置と
を有するシステムの測位方法において、
前記通信設備装置が、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
前記通信設備装置が、判定が「滞在」へ変化した際に、及び、以下のいずれか又は2つ以上の組み合わせが生じた際に、前記携帯端末へ端末測位の起動を指示する第2のステップと、
(1)判定が移動であって、通信ログ間の基地局の位置情報が所定距離以上離れた際、
(2)判定が「滞在」であって、その継続時間が所定時間以上となった際、
(3)通信ログが取得されない継続時間が、所定時間以上となった際
前記携帯端末が、前記端末測位部を常時不起動としており、前記通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、前記端末測位部を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する第3のステップと、
前記携帯端末が、前記端末測位部の端末測位結果を、前記通信設備装置へ送信する第4のステップと、
前記通信設備装置が、前記携帯端末から、端末測位結果を受信する第5のステップと
を有することを特徴とするシステムの測位方法。 - 自ら現在位置を測位する端末測位部を有する携帯端末と、
基地局が前記携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有する通信設備装置と
を有するシステムの測位方法において、
前記通信設備装置が、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との間の距離に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
前記通信設備装置が、判定が「滞在」へ変化した際に、前記携帯端末へ端末測位の起動を指示する第2のステップと、
前記携帯端末が、前記端末測位部を常時不起動としており、前記通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、前記端末測位部を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する第3のステップと、
前記携帯端末が、前記端末測位部の端末測位結果を、前記通信設備装置へ送信する第4のステップと、
前記通信設備装置が、前記携帯端末から、端末測位結果を受信する第5のステップと
を有し、
第1のステップについて、前記通信設備装置は、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログ数で、現時刻に通信可能な基地局の位置情報から所定距離以内となる基地局の位置情報を含むログ数を除算した滞在割合を算出し、当該滞在割合が所定割合以上となる場合に「滞在」と判定する
ことを特徴とするシステムの測位方法。 - 自ら現在位置を測位する端末測位部を有する携帯端末と、
基地局が前記携帯端末と通信した際に、時刻及び基地局識別子を対応付けた通信ログを蓄積する通信履歴蓄積部を有する通信設備装置と
を有するシステムの測位方法において、
前記通信設備装置が、現時刻から過去への所定時間窓に含まれる通信ログの各基地局と、現時刻に通信可能な基地局との位置関係に応じて、「滞在」か否かを判定する第1のステップと、
前記通信設備装置が、判定が「滞在」へ変化した際に、前記携帯端末へ端末測位の起動を指示する第2のステップと、
前記携帯端末が、前記端末測位部を常時不起動としており、前記通信設備装置から、当該端末測位の起動の指示を受信した際に、前記端末測位部を起動し、自ら端末位置を測位するように制御する第3のステップと、
前記携帯端末が、前記端末測位部の端末測位結果を、前記通信設備装置へ送信する第4のステップと、
前記通信設備装置が、前記携帯端末から、端末測位結果を受信する第5のステップと
を有し、
第1のステップについて、前記通信設備装置の前記所定時間窓は、
現時刻から過去への所定時間の固定時間窓か、又は、
前記固定時間窓によって「滞在」と判定された際に、次時刻の時間窓を、現時刻の固定時間窓を含むように過去時間を長く設定する変動時間窓である
ことを特徴とするシステムの測位方法。
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