JP6671579B2 - 推定装置、推定方法、情報処理装置、及び、情報処理方法 - Google Patents
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Description
また、このような課題は、魚以外の生物の内部の、魚卵以外の器官を推定する場合においても同様に生じる。
生物に対して少なくとも1つの超音波を発射するとともに、上記少なくとも1つの超音波が、上記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射されることにより到来する複数の反射波の強度を、上記複数の位置とそれぞれ関連付けて検出する検出手段と、
上記検出された複数の強度に対する、強度毎に当該強度が出現する頻度を表す分布である頻度分布を特定する分布特定パラメータと、上記対象領域のうちの、強度閾値よりも小さい強度と関連付けられた位置を含む第1の領域と、上記対象領域のうちの、上記強度閾値以上である強度と関連付けられた位置を含む第2の領域と、の間の境界の長さを表す境界長パラメータと、の少なくとも1つに基づいて、上記対象領域の器官を推定する推定手段と、
を備える。
生物に対して少なくとも1つの超音波を発射し、
上記少なくとも1つの超音波が、上記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射されることにより到来する複数の反射波の強度を、上記複数の位置とそれぞれ関連付けて検出し、
上記検出された複数の強度に対する、強度毎に当該強度が出現する頻度を表す分布である頻度分布を特定する分布特定パラメータと、上記対象領域のうちの、強度閾値よりも小さい強度と関連付けられた位置を含む第1の領域と、上記対象領域のうちの、上記強度閾値以上である強度と関連付けられた位置を含む第2の領域と、の間の境界の長さを表す境界長パラメータと、の少なくとも1つに基づいて、上記対象領域の器官を推定する。
生物に対して発射され、且つ、上記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射された少なくとも1つの超音波である複数の反射波の強度と、上記複数の位置と、をそれぞれ関連付けて表す情報を取得する取得手段と、
上記取得された情報が表す複数の強度に対する、強度毎に当該強度が出現する頻度を表す分布である頻度分布を特定する分布特定パラメータと、上記対象領域のうちの、強度閾値よりも小さい強度と関連付けられた位置を含む第1の領域と、上記対象領域のうちの、上記強度閾値以上である強度と関連付けられた位置を含む第2の領域と、の間の境界の長さを表す境界長パラメータと、の少なくとも1つに基づいて、上記対象領域の器官を推定する推定手段と、
を備える。
生物に対して発射され、且つ、上記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射された少なくとも1つの超音波である複数の反射波の強度と、上記複数の位置と、をそれぞれ関連付けて表す情報を取得し、
上記取得された情報が表す複数の強度に対する、強度毎に当該強度が出現する頻度を表す分布である頻度分布を特定する分布特定パラメータと、上記対象領域のうちの、強度閾値よりも小さい強度と関連付けられた位置を含む第1の領域と、上記対象領域のうちの、上記強度閾値以上である強度と関連付けられた位置を含む第2の領域と、の間の境界の長さを表す境界長パラメータと、の少なくとも1つに基づいて、上記対象領域の器官を推定する。
(概要)
第1実施形態の推定装置は、生物に対して少なくとも1つの超音波を発射するとともに、少なくとも1つの超音波が、生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射されることにより到来する複数の反射波の強度を、複数の位置とそれぞれ関連付けて検出する。
以下、第1実施形態の推定装置について、より詳細に説明する。
図1に表されるように、第1実施形態の推定装置1は、本体2と、棒状体3と、を備える。本体2は、2つの底面を有するとともに軸方向に沿って延びる柱体状である。本体2は、本体2の2つの底面のうちの1つの底面に、後述する探触子4を備える。棒状体3は、本体2の2つの底面のうちの、探触子4を備える底面と異なる底面から、本体2の軸方向に沿って延びる。
なお、探触子4は、リニア型と異なる型(例えば、コンベックス型、又は、セクタ型等)であってもよい。
図3に表されるように、推定装置1の機能は、検出部110と、推定部120と、出力部130と、を含む。本例では、検出部110は、検出手段に対応する。本例では、推定部120は、推定手段に対応する。本例では、出力部130は、出力手段に対応する。
検出部110は、検出処理において、N個の超音波を発射するとともに、N個の超音波のそれぞれに対して、当該超音波が、M個の位置のそれぞれにて反射されることにより到来するM個の反射波の強度を、当該M個の位置とそれぞれ関連付けて検出する。
なお、推定部120は、処理装置12及び記憶装置13に代えて、又は、処理装置12及び記憶装置13に加えて、LSI(Large Scale Integration)回路、又は、プログラム可能な論理回路(例えば、PLD、又は、FPGA)により実現されてもよい。PLDは、Programmable Logic Deviceの略記である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略記である。
以下、生物LOの種別の推定について説明を加える。
本例では、推定部120は、生物LOの種別を推定するために、規格化処理、接触推定処理、多重反射推定処理、及び、種別推定処理を実行する。
推定部120は、接触推定処理によって、探触子4が生物LOの表面に接している(換言すると、接触)と推定された場合、多重反射推定処理を実行する。
多重反射によって生じた強度は、生物LOの内部の器官を反映しにくい。このため、多重反射が発生した場合、生物LOの内部の器官を高い精度にて推定できないことがある。
種別推定処理は、規格化処理によって規格化された強度に基づいて、生物LOの種別を推定する処理である。種別推定処理は、領域決定処理と、パラメータ算出処理と、器官推定処理と、を含む。
なお、推定部120は、対象領域基準位置として選択する位置を、検出領域の端部を除いた領域内に制限してもよい。
このようにして、推定部120は、J個の対象領域を決定する。
図4乃至図7は、鱈の内部の対象領域にて反射された反射波の強度に基づいて取得された頻度分布の、平均、標準偏差、歪度、及び、尖度の一例をそれぞれ表す。図4乃至図7において、対象領域は、精巣、卵巣、筋肉、及び、他器官のそれぞれである。他器官は、精巣、卵巣、及び、筋肉以外の器官(例えば、肝臓等)である。
図4乃至図7に表されるように、平均、標準偏差、歪度、及び、尖度のそれぞれは、生物LOの内部の器官と強い相関を有する。特に、図6及び図7に表されるように、歪度及び尖度のそれぞれは、精巣と強い相関を有する。
図8に表されるように、粒度は、卵巣と強い相関を有する。
以下、生物LOの種別の推定について説明を加える。
このようにして、推定部120は、生物LOの種別を推定する。
出力部130は、推定部120により検出領域に対して多重反射が発生していると推定された場合、エラー情報を出力する。一方、出力部130は、推定部120により検出領域に対して多重反射が発生していないと推定された場合、推定部120により推定された生物LOの種別を表す種別情報を出力する。
次に、推定装置1の動作について、図9乃至図11を参照しながら説明する。
先ず、推定装置1のユーザは、探触子4が生物LOの表面に接する位置に推定装置1を移動させる。そして、例えば、推定装置1のユーザによって、図示されないボタン又はスイッチ等の入力装置が操作されることにより、推定装置1は、図9に表される推定処理を実行する。なお、推定装置1は、起動時に当該推定処理を実行してもよい。
以下、図9の推定処理について説明を加える。
探触子4が生物LOの表面に接していないと推定された場合、推定装置1は、「No」と判定し、ステップS101へ戻り、ステップS101乃至ステップS104の処理を繰り返し実行する。
以下、図10の多重反射推定処理について説明を加える。
推定装置1は、処理対象である伝搬方向領域に対して、フーリエ変換処理を実行する(図10のステップS203)。本例では、推定装置1は、処理対象である伝搬方向領域に含まれるM個の位置と関連付けられ且つ適応二値化処理によって補正された強度の、伝搬方向における位置に対する変化を表す関数(換言すると、第1の関数)を、フーリエ変換することにより第2の関数を取得する。
領域毎条件が満足されない場合、推定装置1は、「No」と判定し、処理対象である伝搬方向領域に対して多重反射が発生していないと推定する(図10のステップS205)。
一方、領域毎条件が満足される場合、推定装置1は、「Yes」と判定し、処理対象である伝搬方向領域に対して多重反射が発生していると推定する(図10のステップS206)。
次いで、推定装置1は、多重反射推定処理における、各伝搬方向領域に対して多重反射が発生しているか否かの推定の結果に基づいて、検出領域条件が満足される場合、検出領域に対して多重反射が発生していると推定し、一方、検出領域条件が満足されない場合、検出領域に対して多重反射が発生していないと推定する。
検出領域に対して多重反射が発生していないと推定された場合、推定装置1は、「No」と判定し、種別推定処理を実行する(図9のステップS107)。本例では、推定装置1は、種別推定処理として図11に表される処理を実行する。
以下、図11の種別推定処理について説明を加える。
なお、推定装置1は、ステップS302の処理と、ステップS303の処理と、を図11に表される順序と逆の順序にて実行してもよい。
例えば、推定装置1は、分布特定パラメータと、境界長パラメータと、のうちの境界長パラメータのみに基づいて対象領域の器官を推定する場合、対象領域の器官が卵巣であるか否かを判定することが好適である。
これによれば、推定装置1のユーザが、握持部3Aを握持することにより、探触子4の位置を容易に移動させることができる。
また、この場合において、生物LOが水生生物である場合、生物LOの形状及び鮮度を維持することができる。
次に、第1実施形態の第1変形例の推定装置について説明する。第1実施形態の第1変形例の推定装置は、第1実施形態の推定装置に対して、対象領域のうちの、多重反射が発生していると推定された伝搬方向領域以外の部分に基づいて器官の推定を行なう点において相違している。以下、相違点を中心として説明する。なお、第1実施形態の第1変形例の説明において、第1実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又はほぼ同様のものである。
更に、推定装置1は、図11に表される種別推定処理に代えて、図14に表される種別推定処理を実行する。図14の種別推定処理は、図11における、ステップS301の処理とステップS302の処理との間に、ステップS306Aの処理を追加した処理である。
更に、第1実施形態の第1変形例の推定装置1は、判定数の伝搬方向領域のそれぞれに対して、第2の関数の、所定の波数に対する値が、関数閾値以上である場合、対象領域のうちの、当該判定数の伝搬方向領域以外の部分に含まれる位置と関連付けられた強度に基づいて生物LOの内部の器官の推定を実行する。
次に、第2実施形態の推定システムについて説明する。第1実施形態の第1変形例の推定システムは、第1実施形態の推定装置に対して、反射波の強度を検出する装置と、生物の内部の器官を推定する装置と、が独立に設けられる点において相違している。以下、相違点を中心として説明する。
通信装置65は、通信回線NWを介して、情報を送信するとともに情報を受信する。
例えば、情報処理装置7は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、又は、サーバ装置である。また、情報処理装置7は、互いに通信可能に接続された複数の装置により構成されていてもよい。
通信部710は、通信装置71により実現される。推定部720は、処理装置72及び記憶装置73により実現される。
通信部620は、検出部610によりM・N個の位置とそれぞれ関連付けて検出されたM・N個の反射波の強度と、当該M・N個の位置と、をそれぞれ関連付けて表す情報(換言すると、検出情報)を情報処理装置7へ送信する。
推定部720は、通信部710により受信された検出情報を用いる点を除いて、第1実施形態の推定部120と同様の機能を有する。
通信部710は、推定部720により生物LOの種別が推定された場合、当該推定された生物LOの種別を表す種別情報を検出装置6へ送信する。また、通信部710は、推定部720により生物LOの種別が推定されなかった場合、エラー情報を検出装置6へ送信する。
出力部630は、通信部620により受信された種別情報又はエラー情報を出力する。
更に、第2実施形態の推定システム5によれば、検出装置6の処理の負荷を抑制できる。
これによれば、生物LOを種別毎に分類することができる。
2 本体
3 棒状体
4 探触子
11 検出器
12 処理装置
13 記憶装置
14 出力装置
110 検出部
120 推定部
130 出力部
3A 握持部
5 推定システム
6 検出装置
61 検出器
62 処理装置
63 記憶装置
64 出力装置
65 通信装置
610 検出部
620 通信部
630 出力部
7 情報処理装置
71 通信装置
72 処理装置
73 記憶装置
710 通信部
720 推定部
BU,BU1,BU2 バス
LO 生物
NW 通信回線
Claims (12)
- 生物に対して少なくとも1つの超音波を発射するとともに、前記少なくとも1つの超音波が、前記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射されることにより到来する複数の反射波の強度を、前記複数の位置とそれぞれ関連付けて検出する検出手段と、
前記対象領域のうちの、前記検出された強度であって強度閾値よりも小さい強度と関連付けられた位置を含む第1の領域と、前記対象領域のうちの、前記検出された強度であって前記強度閾値以上である強度と関連付けられた位置を含む第2の領域と、の間の境界の長さを表す境界長パラメータに基づいて、前記対象領域の器官を推定する推定手段と、
を備える、推定装置。 - 生物に対して少なくとも1つの超音波を発射するとともに、前記少なくとも1つの超音波が、前記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射されることにより到来する複数の反射波の強度を、前記複数の位置とそれぞれ関連付けて検出する検出手段と、
前記検出された複数の強度に対する、強度毎に当該強度が出現する頻度を表す分布である頻度分布を特定する分布特定パラメータに基づいて、前記対象領域の器官を推定する推定手段と、
を備え、
前記生物は、水生生物であり、
前記分布特定パラメータは、前記頻度分布の歪度及び尖度を含み、
前記推定手段は、前記頻度分布の歪度及び尖度の少なくとも1つに基づいて、前記対象領域の器官が精巣であるか否かを判定する、推定装置。 - 生物に対して少なくとも1つの超音波を発射するとともに、前記少なくとも1つの超音波が、前記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射されることにより到来する複数の反射波の強度を、前記複数の位置とそれぞれ関連付けて検出する検出手段と、
前記検出された複数の強度に対する、強度毎に当該強度が出現する頻度を表す分布である頻度分布を特定する分布特定パラメータと、前記対象領域のうちの、強度閾値よりも小さい強度と関連付けられた位置を含む第1の領域と、前記対象領域のうちの、前記強度閾値以上である強度と関連付けられた位置を含む第2の領域と、の間の境界の長さを表す境界長パラメータと、の少なくとも1つに基づいて、前記対象領域の器官を推定する推定手段と、
を備え、
前記検出手段は、前記対象領域の一部を含むとともに、前記超音波が伝搬される方向である伝搬方向に沿って延びる伝搬方向領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて前記超音波が反射されることにより到来する複数の反射波の強度を、前記複数の位置とそれぞれ関連付けて検出し、
前記推定手段は、前記伝搬方向領域に含まれる位置と関連付けられた強度の、前記伝搬方向における位置に対する変化を表す第1の関数をフーリエ変換することにより得られる第2の関数に基づいて、前記対象領域のうちの前記伝搬方向領域に含まれる位置と関連付けられた強度に基づく前記推定を中止するか否かを決定する、推定装置。 - 請求項3に記載の推定装置であって、
前記推定手段は、判定数の伝搬方向領域のそれぞれに対して、前記第2の関数の、所定の波数に対する値が、関数閾値以上である場合、前記対象領域に含まれるとともに前記判定数の伝搬方向領域に含まれる位置と関連付けられた強度に基づく前記推定を中止する、推定装置。 - 請求項3に記載の推定装置であって、
前記推定手段は、判定数の伝搬方向領域のそれぞれに対して、前記第2の関数の、所定の波数に対する値が、関数閾値以上である場合、前記対象領域のうちの、前記判定数の伝搬方向領域以外の部分に含まれる位置と関連付けられた強度に基づいて前記推定を実行する、推定装置。 - 請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の推定装置であって、
前記検出手段は、前記伝搬方向領域に含まれる複数の位置のそれぞれに対して、当該位置から延びる所定の範囲に含まれる複数の位置のそれぞれにて前記少なくとも1つの超音波が反射されることにより到来する複数の反射波の強度を、前記複数の位置とそれぞれ関連付けて検出し、
前記推定手段は、
前記伝搬方向領域に含まれる複数の位置のそれぞれに対して、当該位置から延びる前記範囲に含まれる位置と関連付けられた強度に基づいて、補正閾値を決定し、
前記伝搬方向領域に含まれる複数の位置のそれぞれに対して、当該位置と関連付けられた強度が、当該位置に対して決定された前記補正閾値以上である場合、当該強度を第1の強度に補正し、一方、当該位置と関連付けられた強度が、当該位置に対して決定された前記補正閾値よりも小さい場合、当該強度を第2の強度に補正し、且つ、
前記補正された強度の、前記伝搬方向における位置に対する変化を表す関数を前記第1の関数として用いる、推定装置。 - 生物に対して少なくとも1つの超音波を発射し、
前記少なくとも1つの超音波が、前記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射されることにより到来する複数の反射波の強度を、前記複数の位置とそれぞれ関連付けて検出し、
前記対象領域のうちの、前記検出された強度であって強度閾値よりも小さい強度と関連付けられた位置を含む第1の領域と、前記対象領域のうちの、前記検出された強度であって前記強度閾値以上である強度と関連付けられた位置を含む第2の領域と、の間の境界の長さを表す境界長パラメータに基づいて、前記対象領域の器官を推定する、推定方法。 - 生物に対して少なくとも1つの超音波を発射し、
前記少なくとも1つの超音波が、前記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射されることにより到来する複数の反射波の強度を、前記複数の位置とそれぞれ関連付けて検出し、
前記検出された複数の強度に対する、強度毎に当該強度が出現する頻度を表す分布である頻度分布を特定する分布特定パラメータに基づいて、前記対象領域の器官を推定する、
ことを含み、
前記生物は、水生生物であり、
前記分布特定パラメータは、前記頻度分布の歪度及び尖度を含み、
前記推定は、前記頻度分布の歪度及び尖度の少なくとも1つに基づいて、前記対象領域の器官が精巣であるか否かを判定することを含む、推定方法。 - 生物に対して発射され、且つ、前記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射された少なくとも1つの超音波である複数の反射波の強度と、前記複数の位置と、をそれぞれ関連付けて表す情報を取得する取得手段と、
前記対象領域のうちの、前記取得された情報が表す強度であって強度閾値よりも小さい強度と関連付けられた位置を含む第1の領域と、前記対象領域のうちの、前記取得された情報が表す強度であって前記強度閾値以上である強度と関連付けられた位置を含む第2の領域と、の間の境界の長さを表す境界長パラメータに基づいて、前記対象領域の器官を推定する推定手段と、
を備える、情報処理装置。 - 生物に対して発射され、且つ、前記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射された少なくとも1つの超音波である複数の反射波の強度と、前記複数の位置と、をそれぞれ関連付けて表す情報を取得する取得手段と、
前記取得された情報が表す複数の強度に対する、強度毎に当該強度が出現する頻度を表す分布である頻度分布を特定する分布特定パラメータに基づいて、前記対象領域の器官を推定する推定手段と、
を備え、
前記生物は、水生生物であり、
前記分布特定パラメータは、前記頻度分布の歪度及び尖度を含み、
前記推定手段は、前記頻度分布の歪度及び尖度の少なくとも1つに基づいて、前記対象領域の器官が精巣であるか否かを判定する、情報処理装置。 - 生物に対して発射され、且つ、前記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射された少なくとも1つの超音波である複数の反射波の強度と、前記複数の位置と、をそれぞれ関連付けて表す情報を取得し、
前記対象領域のうちの、前記取得された情報が表す強度であって強度閾値よりも小さい強度と関連付けられた位置を含む第1の領域と、前記対象領域のうちの、前記取得された情報が表す強度であって前記強度閾値以上である強度と関連付けられた位置を含む第2の領域と、の間の境界の長さを表す境界長パラメータに基づいて、前記対象領域の器官を推定する、情報処理方法。 - 生物に対して発射され、且つ、前記生物の内部の対象領域に含まれる複数の位置のそれぞれにて反射された少なくとも1つの超音波である複数の反射波の強度と、前記複数の位置と、をそれぞれ関連付けて表す情報を取得し、
前記取得された情報が表す複数の強度に対する、強度毎に当該強度が出現する頻度を表す分布である頻度分布を特定する分布特定パラメータに基づいて、前記対象領域の器官を推定する、
ことを含み、
前記生物は、水生生物であり、
前記分布特定パラメータは、前記頻度分布の歪度及び尖度を含み、
前記推定は、前記頻度分布の歪度及び尖度の少なくとも1つに基づいて、前記対象領域の器官が精巣であるか否かを判定することを含む、情報処理方法。
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