JP6670718B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガソリンエンジン等の内燃機関に用いられる燃料噴射弁の制御装置に関する。
近年、自動車におけるガソリンエンジンは燃費改善の要求が高まっており、燃費に優れたエンジンとして、燃焼室内に燃料を直接噴射し、噴射された燃料と吸入空気との混合気を点火プラグで点火して爆発させる筒内噴射式エンジンが普及してきている。しかし、筒内噴射式エンジンは噴射地点から壁面までの距離が短いため燃料が燃焼室内に付着しやすく、温度の低い壁面に付着した燃料が不完全燃焼することで発生する粒子状物質(Particulate Matter:PM)の抑制が課題となっている。この課題を解決し、低燃費かつ低排ガスの直噴エンジンを開発するためには、燃焼室内の燃焼の最適化が必要である。
また、自動車の運転には、高負荷運転、低負荷運転、冷間始動等、様々な運転状況が存在する。そのため、筒内噴射式エンジンでは、運転状況によって最適な燃焼を行う必要がある。そこで、燃焼室内に燃料を直接噴射するインジェクタを1気筒当り複数設け、より精細な制御を可能とする方法が提案されている。例えば、特許文献1では、1気筒当り2本のインジェクタを備える技術が記載されている。
また、筒内噴射式エンジンでは、始動直後にエンジン内の温度が低く燃料が気化しにくいため、着火のために理論混合気濃度よりも過剰に燃料が必要となる。これに対して、特許文献2には、始動時に燃料の圧力を高めることで燃料を微粒化し、始動性を改善する技術が開示されている。
特開2010−196506号公報 特表2003−514186号公報
特許文献2に開示されている技術では、エンジンの温度が所定の温度閾値よりも低い場合に高圧燃料を噴射することで、燃料を微粒化し始動性を改善することができる。
しかしながら、特許文献2に開示されている技術では、加圧するために一定の時間を要するため、燃料が高圧化するまで燃料を噴射することができず、始動開始まで時間がかかる恐れがある。
以上の課題を鑑みて、本発明の目的は、始動直後の燃料圧力(燃圧)が低い場合においても確実に点火可能な燃料噴射装置及びその制御装置を提供することとする。
上記課題を解決するために、本発明の燃料噴射装置の制御装置は、一例として、共通のコモンレールから送られる燃料を燃焼室内に直接噴射する複数のインジェクタを備える内燃機関であって、第1インジェクタの静的流量が第2のインジェクタの静的流量より少ないとき、加圧手段により供給された燃圧を監視し、燃圧が暖機完了時より低く設定された所定の燃圧を下回る場合において、第1インジェクタからの噴射量割合を燃圧と暖機時燃圧の差に応じて増加させるように制御し、燃料圧力をP、暖機完了時の燃料圧力をP 、P よりも低い設定値をP th 、第1のインジェクタの噴射可能最低燃圧をP min1 、第2のインジェクタの噴射可能最低燃圧をP min2 、第1のインジェクタの噴射量をQ 、第2のインジェクタの噴射量をQ 、第1のインジェクタと第2のインジェクタの噴射量比をR :R =Q :Q 、噴射量割合の補正量をΔR=(P th −P)/(P th −P min2 )、とし、PがP th よりも大きいときは、R :R =0:1とし、PがP min2 よりも大きくP th よりも小さいときは、R をΔRだけ増加させ、R をΔRだけ低下させるように制御する。
本発明によれば、始動直後の燃圧が低い場合においても確実な点火を実現できる。
本発明に係る内燃機関の構成の概要を示した図である。 本発明の第1実施例に係る内燃機関の気筒中心断面での構成を示した図である。 本発明の第1実施例に係るインジェクタを示した図である。 本発明の第1実施例に係るインジェクタ下端部の拡大断面図である。 本発明の第1実施例に係るインジェクタの静的流量とSMDの関係を示した図である。 本発明の第1実施例に係るインジェクタのSMDと蒸発量の関係を示した図である。 本発明の第1実施例に係るインジェクタの燃圧と蒸発量の関係を示した図である。 本発明の第1実施例に係る内燃機関の始動時の燃圧推移を示した図である。 本発明の第1実施例に係る内燃機関の燃圧と噴射量割合の関係を示した図である。 本発明の第1実施例に係る内燃機関の冷却水水温と蒸発量の関係と、冷却水温と噴射量割合の関係を示した図である。 本発明の第3実施例に係る内燃機関の構成の概要を示した図である。
以下、本発明に係る実施例を説明する。
本発明の第1の実施例に係るインジェクタ(燃料噴射弁)の制御装置について、図1と図2を用いて以下説明する。
図1は、筒内噴射式エンジンの構成の概要を示した図である。図1を用いて筒内噴射式エンジンの基本的な動作を説明する。図1において、シリンダヘッド101とシリンダブロック102、シリンダブロック102に挿入されたピストン103により燃焼室104が形成され、燃料室104に向けて吸気管105と排気管106がそれぞれ2つに分岐して接続されている。吸気管105の開口部には吸気弁107が、排気管106の開口部には排気弁108がそれぞれ設けられ、カム動作方式により開閉するように動作する。
ピストン103はコンロッド114を介してクランク軸115と連結されており、クランク角センサ116によりエンジン回転数を検知できる。回転数の値はECU(エンジンコントロールユニット)118に送られる。クランク軸115には図示しないセルモータが連結され、エンジン始動時にはセルモータによりクランク軸115を回転させ始動することができる。シリンダブロック102には水温センサ117が備えられ、図示しないエンジン冷却水の温度を検知できる。エンジン冷却水の温度はECU118に送られる。
図1は1気筒のみの記述だが、吸気管105の上流には図示しないコレクタが備えられ、気筒ごとに空気を分配する。コレクタの上流には図示しないエアフローセンサとスロットル弁が備えられ、燃料室104に吸入される空気量をスロットル弁の開度によって調節できる。
燃料は燃料タンク109に貯蔵され、フィードポンプ110によって高圧燃料ポンプ111に送られる。フィードポンプ110は燃料を0.3MPa程度まで昇圧して高圧燃料ポンプ111に送る。高圧燃料ポンプ111により昇圧された燃料はコモンレール112に送られる。高圧燃料ポンプ111は燃料を30MPa程度まで昇圧してコモンレール112に送る。コモンレール112には燃圧センサ113が設けられ、燃料圧力(燃圧)を検知する。燃圧の値はECU118に送られる。
図2は、筒内噴射式エンジンの気筒中心断面での構成を示した図である。気筒の軸方向上部で、且つ径方向中央部に第1のインジェクタ119が備えられている。さらに、径方向側面部に第2のインジェクタ121が備えられている。点火プラグ120は排気管106の近傍に備えられている。ECU118はセンサの信号をモニタし、第1のインジェクタ119や点火プラグ120、高圧燃料ポンプ111といったデバイスの作動を制御できる。ECU118のROMには一般的に用いられるエンジン回転数や水温、空燃比に応じた各種デバイスの設定値がマップデータとして記録されている。
図3は、本実施例に係るインジェクタの概要を示した図である。燃料は燃料供給口200から供給され、インジェクタの内部に供給される。図3に示す電磁式インジェクタ119は、通常時閉型の電磁駆動式であって、通電がないときには燃料がシールされるようになっている。このとき、筒内噴射用インジェクタでは、供給される燃圧がおよそ1MPaから50MPaの範囲である。通電状態となると、燃料の噴射が開始される。燃料の噴射が開始されると、燃圧として与えられたエネルギは運動エネルギに変換され、インジェクタ下端部に空いた燃料噴射孔に至り噴射される。噴射された燃料は雰囲気とのせん断力により微粒化され、燃料噴霧201を形成する。
次に、インジェクタの詳細形状について図4を用いて説明する。図4は、インジェクタ下端部の拡大断面図であり、シート部材202と弁体203などから構成されている。シート部材202は、弁座面204と、複数の燃料噴孔205から構成されている。弁座面204及び弁体203は弁体中心軸206を中心に軸対称に延在している。燃料は、シート部材202と弁体203の隙間を通り、噴孔205から噴射される。燃料は、噴孔軸207の方向に噴射される。
噴射される燃料液滴のザウタ平均粒径(SMD)は、インジェクタのノズル形態、燃圧などにより決定される。図5に、同一の燃圧におけるインジェクタの最大流量を表す静的流量と、燃料噴霧の粒径を表わすSMDの関係を示す。一般的なインジェクタとしての使用条件下においては、静的流量を大きくする場合、燃料噴孔205の径を大きくするため、SMDは大きくなる傾向がある。逆に、静的流量を小さくする場合、燃料噴孔205の径を小さくするため、SMDは小さくなる。ノズル形態を適切に設定することで、静的流量の異なるインジェクタを作製することが可能である。
本実施例では、静的流量の小さいインジェクタを図2における第1のインジェクタ119とし、静的流量の大きいインジェクタを図2における第2のインジェクタ121とする。ただし、本発明は静的流量の異なるインジェクタの配置を制限するものではない。すなわち、静的流量の小さいインジェクタを図2におけるインジェクタ121の位置に配置し、静的流量の大きいインジェクタを図2におけるインジェクタ119の位置に配置しても良い。
図6に、SMDと蒸発量の関係を模式的に示す。図6は、SMDが小さいほど蒸発量が多くなる傾向があることを示している。これは、SMDが小さいほど、燃料と空気が触れる断面積が大きくなり、蒸発が促進されるためである。つまり、静的流量の小さいインジェクタは、より気化性能に優れると言える。
エンジンの始動時には、燃圧は低い状態となっている。燃圧は、燃圧センサ113によりモニタされており、燃料噴射の制御にフィードバックされる。図7に、燃圧と蒸発量の関係を模式的に示す。一般的に燃圧が低い状態で噴射を行うと、空気とのせん断が弱まるために微粒化が不十分になり、燃料の蒸発量が低下する傾向がある。
図8に、始動開始から暖機運転時における燃圧の推移の一例を示す。起動開始から燃圧が上昇し、一定時間後に暖機時の燃圧Pに達する。ここで、起動開始を早めるため、燃圧Pで燃料を噴射するように制御することを考える。図7より、燃圧Pが低い場合の蒸発量の低下量は、PとPの差に略比例すると考えられる。そこで、気化性能に優れるインジェクタからの噴射量を増やし、燃圧の低下による蒸発量の減少分を補うように制御することで、燃圧が低い状態でも確実な点火を実現することができる。
ここで、上記したように加圧手段(高圧燃料ポンプ111)により供給された燃料の圧力を燃圧センサ113によって監視している。また第1のインジェクタ119の静的流量が第2のインジェクタ121の静的流量より少なくなるように構成されている。そして本実施例の制御装置(ECU118)は、加圧手段により供給された燃料の燃料圧力が暖機時の燃料圧力Pより低く設定された設定値Pthを下回る場合において、第1のインジェクタ119からの噴射量割合を燃料圧力と暖機時の燃料圧力Pの差に応じて増加させるように制御する。これにより、燃圧の低下による蒸発量の減少分を補い、低い燃圧での噴射においても確実な点火を実現することができる。
以下に制御の具体例を示す。
暖機時燃圧でのインジェクタ119とインジェクタ121の噴射量をそれぞれQ119とQ121とすると、噴射量比はR119:R121=Q119:Q121と表わされる。噴射量と噴射量比は、エンジンの回転数と要求トルクによって決定される。運転開始直後は、エンジンに要求されるトルクが大きいため、理論混合気濃度での均質な混合気が要求される。噴霧には、より大きな運動量が求められるため、静的流量の大きなインジェクタから主に噴射し、燃料を好適に分散させるように制御するとよい。すなわち、噴射量割合は0:1に近い値とするとよい。また、触媒暖機運転中に、点火プラグ周りに濃い燃料分布を生成する弱成層燃焼での運転を行う場合には、点火プラグに近いインジェクタ119からの噴射量を増やし、0.5:0.5に近い値とするとよい。これらの噴射量比は、ECUのROM内にマップデータとして保存する。
マップデータから算出された噴射量比は、暖気運転時の圧力Pにおける最適値として規定されている。ここで燃圧がP<Pthのとき、ΔR=A×(P−P)+Bだけインジェクタ119からの噴射量割合を増加させ、ΔRだけインジェクタ121からの噴射量割合を減少させることで、合計噴射量は変えずに噴射割合を変化させる。ここでAおよびBは最適化された定数である。決定された噴射量をもとに、それぞれのインジェクタの開弁時間を決定する。なお、本発明においてΔRを決定する関数は線形関数に限るものではない。また、Pの代わりにPthを用い、ΔR=A×(Pth−P)+Bとしてもよい。
このように、P−Pの関数によって噴射量割合を決めることで、燃圧が低い場合においても、燃圧の低下による蒸発量の減少分を蒸発性能のよいインジェクタからの噴射量を増やすことで補い、確実な点火を実現できる。
インジェクタからの噴射量の一例を図9によって説明する。図9に、静的流量の小さいインジェクタ119からの噴射量割合R119と、静的流量の大きいインジェクタ121からの噴射量割合R121の、燃圧との関係の例を示す。ここで、暖気運転時の圧力PにおいてR119:R121=0:1とし、噴射量の全てを静的流量の大きいインジェクタ121から行うようにROM内のマップデータから算出されたとする。また,インジェクタには噴射可能な最低燃圧が設定され、インジェクタ119の噴射可能最低燃圧をPmin1、インジェクタ121からの噴射可能最低燃圧とPmin2としている。
暖機時燃圧Pよりも小さい燃圧閾値Pthよりも燃圧Pが高いとき、補正は行われない。本実施例においては、R119:R121=0:1となるように制御する。
燃圧PがPthよりも小さいとき、補正が行われる。ここでΔR=(Pth−P)/(Pth−Pmin2)だけR119を増加させ、ΔRだけR121を低下させるように制御する。
静的流量の小さいインジェクタは微粒化に優れるため、低い燃圧でも噴射が可能であり、一般的にPmin1<Pmin2の関係がある。ここで燃圧PがPmin1<P<Pmin2のとき、インジェクタ119からは噴射可能だが、インジェクタ121からは噴射ができない。そのため、噴射量の全てをインジェクタ119から行い、R119:R121=1:0とするとよい。
なお、静的流量の小さいインジェクタ119からの噴射可能量Qmax1が要求噴射量Qreqに満たない場合、要求噴射量と噴射可能量の差分ΔQ=Qreq−Qmax1だけ噴射量が不足する。その場合、不足分を補うように、静的流量の大きいインジェクタ121からΔQだけ噴射するように制御してもよい。
本実施例では静的流量の小さいインジェクタを図2における第1のインジェクタ119としたが、インジェクタから噴射される噴霧液滴のSMDを測定し、SMDの小さなインジェクタを図2におけるインジェクタ119とし、SMDの大きなインジェクタを図2におけるインジェクタ121としてもよい。
本実施例では、第1のインジェクタ119から噴射される燃料液滴の平均粒径が、第2のインジェクタ121から噴射される燃料液滴の平均粒径より小さくなるように構成されている。そして本実施例の燃料噴射弁の制御装置(ECU118)は加圧手段(高圧燃料ポンプ111)により供給された燃料の燃料圧力が暖機時の燃料圧力Pより低く設定された設定値Pthを下回る場合において、第1のインジェクタ119からの噴射量割合を加圧手段(高圧燃料ポンプ111)からの燃料圧力と暖機時の燃料圧力の差に応じて増加させるように制御する。これにより、燃圧の低下による蒸発量の減少分を蒸発性能のよいインジェクタからの噴射量を増やすことで補い、確実な点火を実現することができる。
本発明の第2の実施例に係るインジェクタの制御装置について、図10を用いて説明する。図10(a)に、冷却水温と蒸発量の関係を示す。冷却水はエンジンのシリンダヘッド101とシリンダブロック102の内部を流れ、エンジンの冷却を行う。冷却水温が低いとき、エンジンは温度が低い状態であり、蒸発量が低下する。なお、冷却水温は、図示しない温度センサにより監視される。
ここで、暖機時温度Tより低く設定された温度閾値Tthよりも冷却水温が低くT<Tthであるとき、ΔR=A×(T−T)+Bだけインジェクタ119からの噴射量割合を増加させ、ΔRだけインジェクタ121からの噴射量割合を減少させることで、合計噴射量は変えずに噴射割合を変化させる。これにより、エンジン内の温度が低い場合でも、温度の低下による蒸発量の減少分を、蒸発性能のよいインジェクタからの噴射量増加によって補い、確実な点火を実現できる。なお、Tの代わりにTthを用い、ΔR=A×(Tth−T)+Bとしてもよい。
本実施例では上記したようにエンジンの冷却水の冷却水温を図示しない温度センサにより監視している。また、第1のインジェクタ119の静的流量が第2のインジェクタ121の静的流量より少なくなるように構成されている。そして、本実施例の燃料噴射弁の制御装置(ECU118)は冷却水温が暖機時の冷却水温Tより低く設定された設定値Tthを下回る場合において、第1のインジェクタからの噴射量割合を冷却水温と暖機時の冷却水温との差に応じて増加させるように制御する。これにより、冷却水温が低い場合においても確実な点火を実現できる。
図10(b)に、冷却水温による噴射量割合の補正制御の例を示す。ここで、暖機時温度TにおいてR119:R121=0:1とし、噴射量の全てを静的流量の大きいインジェクタ121から行うようにROM内のマップデータから算出されたとする。
よりも小さい温度閾値Tthよりも冷却水温Tが高いとき、補正は行われない。すなわち、R119:R121=0:1となるように制御する。
冷却水温TがTthよりも小さいとき、補正が行われる。ここで、Tthよりも低く設定された第2の温度閾値Tth2よりも冷却水温Tが高いとき、ΔR=(Tth−T)/(Tth−Tth2)だけR119を増加させ、ΔRだけR121を低下させるように制御する。
また、T<Tth2のとき、全ての噴射量をインジェクタ119から噴射するように制御し、R119:R121=1:0とすることで、蒸発量を最大限確保することができる。
本発明の第3の実施例に係るインジェクタの制御装置について、図11を用いて以下説明する。図11に示す第3の実施例では、インジェクタ119とは別体の、気体燃料インジェクタ302と、気体燃料を噴射するためのコモンレール300と、気体燃料を貯蔵するタンク301と、気体燃料の流量を調整する圧力調整弁303と、流量計304を備える。その他の構成については、実施例1と同様である。気体燃料インジェクタ302からは、例えばCNG等の気体燃料を噴射する。インジェクタ119と気体燃料インジェクタ302の噴射量比は、ECUのROM内にマップデータとして保存する。
マップデータから算出された噴射量比は、暖気運転時の燃圧Pにおける最適値として規定されている。ここで燃圧がP<Pthのとき、ΔR=A×(P−P)+Bだけインジェクタ119からの噴射量割合を増加させ、ΔRだけインジェクタ119からの噴射量割合を減少させる。決定された噴射量をもとに、それぞれのインジェクタの開弁時間を決定する。このように、P−Pの関数によって噴射量割合を決めることで、燃圧が低い場合においても、気体燃料の確保による確実な点火を実現できる。なお、Pの代わりにPthを用い、ΔR=A×(Pth−P)+Bとしてもよい。
ここで本実施例では、インジェクタのうち少なくとも1つが気体燃料を噴射可能な気体噴射インジェクタ302である。そして本実施例の燃料噴射弁の制御装置(ECU118)は、加圧手段(高圧燃料ポンプ111)により供給された燃料の燃料圧力Pが暖機時の燃料圧力Pより低く設定された設定値Pthを下回る場合において、気体噴射インジェクタ302からの燃料噴射割合を燃料圧力Pと暖機時の燃料圧力Pの差に応じて増加させるように制御する。これにより、燃圧の低下による蒸発量の低下を気体燃料の噴射量を増加することで補い、確実な点火を実現できる。
本発明の第4の実施例に係るインジェクタの制御装置について以下説明する。構成については、第1の実施例と同様である。本実施例では、燃圧が十分に上昇した場合において、静的流量の小さいインジェクタ以外のインジェクタから噴射する運転条件を考える。例えば、燃料をエンジン筒内に均質に分散させる均質燃焼のために、静的流量が大きく分散性のよいインジェクタから主に噴射するとし、このときの燃圧をPとする。
また、燃圧が高いとき、加圧装置の損失が大きくなる。そのため、燃圧は必要最低限の値に設定するとよい。
そこで、静的流量の小さいインジェクタからの噴射割合を増加させ、蒸発量を増加させることで、燃圧を低下するように制御してもよい。これにより、十分な蒸発性能を確保しつつ、燃圧を下げることによって加圧装置の損失を低減することができる。
例えば、燃圧Pにおいて静的流量の小さい第1インジェクタ119と静的流量の大きい第2インジェクタ121の噴射量比がR119:R121=0:1であるとき、第1インジェクタ119からの噴射量比をΔR増加させ、変わりにインジェクタ121からの噴射量割合をΔR低減する。すなわち、R119:R121=ΔR:1−ΔRとする。ここで、ΔRに応じて燃圧を低下させるように制御することで、十分な蒸発量を確保しながら、加圧装置の損失を低減することができる。
本実施例では、第1のインジェクタ119の静的流量が第2のインジェクタ121の静的流量より少なくなるように構成される。そして本実施例の燃料噴射弁の制御装置(ECU118)は、第1のインジェクタ119からの噴射量割合を所定割合より増加させ、加圧装置(高圧燃料ポンプ111)からの燃料の燃圧を噴射量割合の差に応じて低下させるように制御する。これにより、加圧装置の損失を低減し、低燃費化することができる。
101…シリンダヘッド
102…シリンダブロック
103…ピストン
104…燃焼室
105…吸気管
106…排気管
107…吸気弁
108…排気弁
109…燃料タンク
110…フィードポンプ
111…高圧燃料ポンプ
112…コモンレール
113…燃圧センサ
114…コンロッド
115…クランク軸
116…クランク角センサ
117…水温センサ
118…ECU
119…燃料噴射弁
120…点火プラグ
121…流体噴射弁(実施例1では撹拌用燃料噴射弁)
200…燃料供給口
201…燃料噴霧
202…シート部材
203…弁体
204…弁座面
205…噴孔
206…弁体中心軸
207…噴孔軸
300…コモンレール
301…気体燃料タンク
302…気体燃料インジェクタ
303…圧力調整弁
304…流量計

Claims (3)

  1. 内燃機関に燃料を噴射するインジェクタを制御する制御装置において、
    前記内燃機関には、共通のコモンレールから送られる燃料を燃焼室内に直接噴射する複数のインジェクタが設けられ、
    第1のインジェクタの静的流量が第2のインジェクタの静的流量より少なくなるように構成され、
    加圧装置により供給された燃料の燃料圧力が暖機完了時の燃料圧力より低く設定された設定値を下回る場合に、
    前記第1のインジェクタからの噴射量割合を前記加圧装置からの燃料圧力と暖機完了時の燃料圧力との差に応じて増加させるように制御し、
    燃料圧力をP、暖機完了時の燃料圧力をP 、P よりも低い設定値をP th 、第1のインジェクタの噴射可能最低燃圧をP min1 、第2のインジェクタの噴射可能最低燃圧をP min2 、第1のインジェクタの噴射量をQ 、第2のインジェクタの噴射量をQ 、第1のインジェクタと第2のインジェクタの噴射量比をR :R =Q :Q 、噴射量割合の補正量をΔR=(P th −P)/(P th −P min2 )、とし、
    PがP th よりも大きいときは、R :R =0:1とし、
    PがP min2 よりも大きくP th よりも小さいときは、R をΔRだけ増加させ、R をΔRだけ低下させるように制御することを特徴とする制御装置。
  2. 内燃機関に燃料を噴射するインジェクタを制御する制御装置において、
    前記内燃機関には、共通のコモンレールから送られる燃料を燃焼室内に直接噴射する複数のインジェクタが設けられ、
    第1のインジェクタから噴射される燃料液滴の平均粒径が、
    第2のインジェクタから噴射される燃料液滴の平均粒径より小さくなるように構成され、
    加圧装置により供給された燃料の燃料圧力が暖機完了時の燃料圧力より低く設定された設定値を下回る場合において、
    前記第1のインジェクタからの噴射量割合を前記加圧装置からの燃料圧力と暖機完了時の燃料圧力との差に応じて増加させるように制御し、
    燃料圧力をP、暖機完了時の燃料圧力をP 、P よりも低い設定値をP th 、第1のインジェクタの噴射可能最低燃圧をP min1 、第2のインジェクタの噴射可能最低燃圧をP min2 、第1のインジェクタの噴射量をQ 、第2のインジェクタの噴射量をQ 、第1のインジェクタと第2のインジェクタの噴射量比をR :R =Q :Q 、噴射量割合の補正量をΔR=(P th −P)/(P th −P min2 )、とし、
    PがP th よりも大きいときは、R :R =0:1とし、
    PがP min2 よりも大きくP th よりも小さいときは、R をΔRだけ増加させ、R をΔRだけ低下させるように制御することを特徴とする制御装置。
  3. 内燃機関に燃料を噴射するインジェクタを制御する制御装置において、
    前記内燃機関には、共通のコモンレールから送られる燃料を燃焼室内に直接噴射する複数のインジェクタが設けられ、
    第1のインジェクタの静的流量が第2のインジェクタの静的流量より少なくなるように構成され、
    冷却水温が暖機完了時の冷却水温より低く設定された設定値を下回る場合において、
    前記第1のインジェクタからの噴射量割合を冷却水温と暖機完了時の冷却水温との差に応じて増加させるように制御し、
    エンジンを冷却する冷却水の温度をT、暖機完了時の冷却水温をT 、T よりも低い設定値をT th 、T th よりも低い設定値をT th2 、第1のインジェクタの噴射量をQ 、第2のインジェクタの噴射量をQ 、第1のインジェクタと第2のインジェクタの噴射量比をR :R =Q :Q 、噴射量割合の補正量をΔR=(T th −T)/(T th −T th2 )、とし、
    TがT th よりも大きいときは、R :R =0:1とし、
    TがT min2 よりも大きくT th よりも小さいときは、R をΔRだけ増加させ、R をΔRだけ低下させるように制御することを特徴とする制御装置。
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