JP6670527B2 - 蓋体洗浄時の作業性を向上した調理釜 - Google Patents

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本発明は、蓋体洗浄時の作業性を向上した調理釜に関するものであり、より詳しくは釜内を加圧若しくは減圧した状態で大量の食材を調理する調理釜であるために蓋体の重量が重く、蓋体は調理釜の側部に設置している架台と接続した蓋開閉用シャフトで持ち上げるようにしている調理釜において、蓋体内面側の洗浄を容易に行えるようにしている調理釜である。
特許第4689279号公報に記載があるように、大量の食品を加工する大型の調理釜では、釜本体の左右に架台を設けて左右の架台で調理釜を支える。釜本体は上部が開口した容器であって、上部の開口には蓋を被せるようにしている。そして釜内を加圧若しくは減圧しながら調理する調理釜では、蓋体は圧力に耐えられるものでなければならないため、肉厚の蓋体を設置することが必要であり、蓋体の重量は非常に重いものとなる。
そのため、釜本体を支えている架台の一方に支点とおもりを設置したバランス装置を設けておき、蓋体はバランス装置との間を蓋開閉用シャフトでつないだものとしている。この場合、蓋体の重量をバランス装置のおもりの重量で相殺させることで蓋体を移動させる際に必要な力を小さくすることができる。釜本体は左右に設けている架台との間を釜回転軸で接続しており、釜本体を傾けることができる回転釜であれば、調理釜内からの食品の取り出しは、蓋体を持ち上げた状態で釜を傾け、釜本体上部の開口部より取り出す。
食品を加工する調理釜は、清潔に保つことが必要であり、特に釜本体の内面と蓋体の内面は食品が直接触れる部分であるため、常に洗浄を行って清潔に保つようにしている。蓋体を洗浄する場合、従来は特許4689279号公報の図10に記載しているように、蓋体を架台の上部で略直立状態に立設させた状態で蓋体の洗浄を行っていた。しかしこの場合、蓋体の上部は高くなるために作業員が手動にて洗浄する際に洗浄を行いにくいという問題があった。
そこで特許4689279号公報に記載している発明では、バランス装置と蓋体を結ぶ蓋開閉用シャフトは、上部蓋取付金具と下部蓋取付金具に分割しておき、上部蓋取付金具と下部蓋取付金具の接続部で蓋開閉用シャフトは折り曲げることができるようにしている。上部蓋取付金具と下部蓋取付金具で蓋開閉用シャフトを折り曲げると、蓋体を立てた場合での蓋体上部の高さを低くすることができる。蓋体を低い位置で立てることで、蓋体の洗浄が容易となる。しかしこの場合、蓋体の内面はバランス装置を設けていない側の架台方向へ向くことになる。作業者が蓋体の内面の向いている側の釜本体を挟んだ反対側、つまり蓋体の内面側と向き合う位置の架台の後方に立ち、ここから洗浄を行おうとした場合、作業者の位置から蓋体までの距離が長くなるために洗浄は行えないということになる。この場合は、作業者はまず調理釜の正面側に立って正面側に近い部分の蓋体を洗浄し、続いて調理釜の奥面側に移動して奥面側に近い部分の蓋体を洗浄することになる。蓋体の洗浄は、調理釜の正面側からと奥面側からの2回に分けて行わなければならず、洗浄の作業性については問題があった。
特許4689279号公報
本発明が解決しようとする課題は、蓋体洗浄時の作業性を向上した調理釜を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、内部に調理する食材を収容する釜本体、釜本体の上部に被せる蓋体、釜本体の左右に立設し釜本体を支える架台、蓋体と架台に接続している蓋開閉用シャフトを持ち、蓋体の開閉は蓋開閉用シャフトを使用して行うようにしている調理釜において、蓋開閉用シャフトの蓋体側の端部に、蓋開閉用シャフトの径を少し小さくしているシャフト軸とシャフト軸を被せる中空パイプの組み合わせからなり、蓋開閉用シャフトを軸として回転するシャフト回転体を設け、シャフト回転体はシャフト軸の周りで回転することが可能なものであり、蓋体を持ち上げた状態で前記シャフト回転体を回転させることで蓋体の内面側を調理釜の正面側に向けて立てることを可能としたことを特徴とする蓋体洗浄時の作業性を向上した調理釜。
請求項2に記載の発明は、前記の蓋体洗浄時の作業性を向上した調理釜において、シャフト回転体部分に蓋体の回転と固定を切り替えるストッパを設置したことを特徴とする蓋体洗浄時の作業性を向上した調理釜。
蓋体の内面を釜の正面側に向けることで、調理釜の正面側から蓋体の内面全体を洗浄することができるようになり、蓋体洗浄時の作業性を向上させることができる。
本発明を実施している調理釜であって、蓋体を持ち上げて回転させた状態の説明図 図1の調理釜であって蓋体を閉じた状態の説明図 図1の調理釜であって蓋体を持ち上げた状態の説明図 本発明を実施している調理釜の蓋開閉用シャフト先端部分の拡大図 図4のA−A断面図 図5からシャフト回転体を90°回転させた状態の説明図 図1の平面図
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。図は本発明を実施している調理釜であり、一度に大量の食材を調理することのできる大容量のものである。図1は蓋体4を持ち上げて回転させた状態の説明図、図2は蓋体4を閉じた状態の説明図、図3は蓋体4を持ち上げた状態の説明図、図4は本発明を実施している調理釜の蓋開閉用シャフト先端部分の拡大図、図5は図4のA−A断面図、図6は図5からシャフト回転体を90°回転させた状態の説明図、図7は図1の平面図である。
本実施例での調理釜は、図1〜3の手前側が正面であって、中央に釜本体1、釜本体1の左右に架台3を設置している。釜本体1と架台3の間は釜回転軸2で接続しており、釜本体1は釜回転軸2を軸として上下方向に回転することができるようにしている。釜本体1は、上部を開口した容器であって、釜本体の上部には開口部をふさぐための蓋体4を設置する。調理釜が圧力釜、あるいは真空釜であった場合、蓋体4は圧力に耐えることのできるものでなければならず、蓋体4は肉厚の材料が使用される。そのために蓋体4の重量は重くなり、人力のみでの開閉は困難となる。そのため、調理釜左側の架台3には、支点と釣り合い用のおもりを持ったバランス装置を設けておく。バランス装置と蓋体4の間は蓋開閉用シャフト5にて連結しておき、蓋開閉用シャフト5を立てることで蓋体4を持ち上げる。蓋体の重量は、バランス装置のおもりの重量で相殺させるようにすることで、蓋体を移動させる際に必要な力を小さくすることができる。
蓋開閉用シャフト5の蓋体4側の端部には、蓋開閉用シャフト5より経を少し小さくしているシャフト軸7と、シャフト軸7に被せる中空パイプであるシャフト回転体6を設置する。シャフト回転体6は、シャフト軸7の周りで回転することが可能なようにしたものであり、シャフト回転体6と蓋体4を接合しておく。また、シャフト回転体6にはストッパを貫通するための穴、シャフト軸7にも、ストッパ8を差し込むための穴として、蓋体水平固定用穴9と、蓋体立設固定用穴10を設けておく。ストッパ8はシャフト回転体6を貫通した後、シャフト軸7に設けている蓋体水平固定用穴9又は蓋体立設固定用穴10に差し込むものであり、ストッパ8は蓋体4を水平にした状態の時には蓋体水平固定用穴9、蓋体4を立てた状態の時には蓋体立設固定用穴10に差し込む。蓋体水平固定用穴9と蓋体立設固定用穴10はシャフト軸7の周部分に約90°ずらして設置しており、例えば、蓋体4を水平にした状態の時にストッパ8を受ける蓋体水平固定用穴9をシャフト軸7の頂上部に設置し、蓋体4を立てた状態の時にストッパ8を受ける蓋体立設固定用穴10はシャフト軸7の裏側に約90°ずらせた位置に設置する。
食材の調理を行う場合、釜本体1内に食材を収容し、蓋体4は閉じた状態で食材の加熱を行う。蓋体4によって釜本体1を密閉した状態で食材の加熱を行うと、釜本体1内は高温高圧の状態に維持でき、加熱調理に要する時間を短縮することができる。また、調理釜が釜本体1内を減圧する真空釜であれば、釜本体1内を減圧して加熱することで、大気圧時よりも低い温度で沸騰させることができる。蓋体4で釜本体1を密閉する場合は、蓋開閉用シャフト5を下げることで蓋体4を釜本体1の上にのせ置いて、釜本体1と蓋体4の間を固定する。その際シャフト回転体6は、蓋体4が下側で水平になる位置とし、ストッパ8はシャフト軸7の頂部に設けている蓋体水平固定用穴9に差し込んで固定しておく。
図3は蓋体4を持ち上げた状態を示している。蓋体4の持ち上げは、蓋開閉用シャフト5を利用して行う。蓋体4は重量の大きなものであるが、架台3に設けているバランス装置によって容易に持ち上げることができるようにしている。図1と図7は図3の状態から蓋体4を90°回転させた状態を示している。
通常は蓋体4を水平状態とし、図5に記載しているようにストッパ8を蓋体水平固定用穴9差し込むことで蓋体4が傾かないようにしておくが、蓋体4を回転させる場合には、ストッパ8を抜くことで蓋体4を回転させることができるようにする。ストッパ8を蓋体水平固定用穴9から抜くと、シャフト回転体6をシャフト軸7の周囲で回転することができ、蓋体4の内面が調理釜の正面を向くように蓋開閉用シャフト5を軸として回転させる。蓋体4を90°回転させて蓋体の内面側を調理釜の正面に向けた状態が図6であり、回転後にストッパ8を蓋体立設固定用穴10に差し込むことで蓋体4を立てた状態で固定する。
この場合、蓋体4の内面側が調理釜の正面に向くため、調理釜の正面側から蓋体4の内面側を洗浄することができる。調理釜の正面側から洗浄するのであれば、立ち位置から蓋体4の洗浄面までの距離が短くなるため、蓋体4を容易に洗浄することができる。また、蓋体4の洗浄時、蓋体4は釜本体1の真上にあるため、蓋体4を洗浄した際に発生する排水は釜本体1内に入り、洗浄排水を床に流れ出すことなく洗浄することができる。
洗浄後は、再びストッパ8を抜くことで蓋体4を回転できるようにし、蓋体4の内面が下向きになるように90°回転させる。蓋体4を回転後にストッパ8を蓋体水平固定用穴9に差し込み、蓋体4が回転しないようにする。
なお、本発明は以上説明した実施例に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 釜本体
2 釜回転軸
3 架台
4 蓋体
5 蓋開閉用シャフト
6 シャフト回転体
7 シャフト軸
8 ストッパ
9 蓋体水平固定用穴
10 蓋体立設固定用穴

Claims (2)

  1. 内部に調理する食材を収容する釜本体、釜本体の上部に被せる蓋体、釜本体の左右に立設し釜本体を支える架台、蓋体と架台に接続している蓋開閉用シャフトを持ち、蓋体の開閉は蓋開閉用シャフトを使用して行うようにしている調理釜において、蓋開閉用シャフトの蓋体側の端部に、蓋開閉用シャフトの径を少し小さくしているシャフト軸とシャフト軸を被せる中空パイプの組み合わせからなり、蓋開閉用シャフトを軸として回転するシャフト回転体を設け、シャフト回転体はシャフト軸の周りで回転することが可能なものであり、蓋体を持ち上げた状態で前記シャフト回転体を回転させることで蓋体の内面側を調理釜の正面側に向けて立てることを可能としたことを特徴とする蓋体洗浄時の作業性を向上した調理釜。
  2. 請求項1に記載の蓋体洗浄時の作業性を向上した調理釜において、シャフト回転体部分に蓋体の回転と固定を切り替えるストッパを設置したことを特徴とする蓋体洗浄時の作業性を向上した調理釜。
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